JPS5918273B2 - 野菜類輸送用容器 - Google Patents
野菜類輸送用容器Info
- Publication number
- JPS5918273B2 JPS5918273B2 JP54104316A JP10431679A JPS5918273B2 JP S5918273 B2 JPS5918273 B2 JP S5918273B2 JP 54104316 A JP54104316 A JP 54104316A JP 10431679 A JP10431679 A JP 10431679A JP S5918273 B2 JPS5918273 B2 JP S5918273B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- groove
- grooves
- water storage
- vegetables
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
- Packages (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は野菜類輸送用容器に関し、更に詳しくは、熱可
塑性樹脂発泡体よりなり野菜類に適度に水分を与えるた
めの貯水溝と水抜き孔とを有しかつ複数の小溝を底面に
備えた野菜類輸送用容器に関し、輸送に際して野菜類の
鮮度を充分に保ち得、しかも軽量で取扱いの良い野菜類
輸送用容器を提供することを目的とするものである。
塑性樹脂発泡体よりなり野菜類に適度に水分を与えるた
めの貯水溝と水抜き孔とを有しかつ複数の小溝を底面に
備えた野菜類輸送用容器に関し、輸送に際して野菜類の
鮮度を充分に保ち得、しかも軽量で取扱いの良い野菜類
輸送用容器を提供することを目的とするものである。
従来、野菜の輸送には一般に段ボール製の箱体が多く用
いられている。
いられている。
新鮮な野菜を一般消費者まで送り届けるには野菜類に輸
送中適宜水を散布フ することが必要である。しかし段
ボール製の箱体は水に弱いという欠点があり、そのため
野菜に水打ちすることができず鮮度を保つことができな
いという問題があつた。耐水ダンボール製の箱体を用い
ることが試みら５ れているが、かゝる箱体を用いて収
納した野菜類に水打ちすると、耐水ダンボールといえど
も強度的にも弱くなることは勿論、余剰の水を使用した
場合、水が箱体内に溜まつて下部の野菜類を却つて傷め
ることになる欠点があつた。
送中適宜水を散布フ することが必要である。しかし段
ボール製の箱体は水に弱いという欠点があり、そのため
野菜に水打ちすることができず鮮度を保つことができな
いという問題があつた。耐水ダンボール製の箱体を用い
ることが試みら５ れているが、かゝる箱体を用いて収
納した野菜類に水打ちすると、耐水ダンボールといえど
も強度的にも弱くなることは勿論、余剰の水を使用した
場合、水が箱体内に溜まつて下部の野菜類を却つて傷め
ることになる欠点があつた。
フ 発明者は叙上の欠点を解消するため鋭意研究せる結
果、軽量で水により強度の低下しない熱可塑性樹脂発泡
体を用いて、収納された野菜類の根部に常時水を与える
構造とすると共に余剰の水を排出する構造の箱体となす
ことにより従来の欠点を５−挙に解決し得ることを知見
し、本発明を完成したのである。
果、軽量で水により強度の低下しない熱可塑性樹脂発泡
体を用いて、収納された野菜類の根部に常時水を与える
構造とすると共に余剰の水を排出する構造の箱体となす
ことにより従来の欠点を５−挙に解決し得ることを知見
し、本発明を完成したのである。
即ち本発明はこのような問題を解消するものであつて、
熱可塑性樹脂発泡体よりなる上面開口した箱状容器であ
つて、容器内低面の容器側壁内面０ に沿つた周辺には
溝が設けられ、該溝のうち長手方向および幅方向に対向
する二対の溝のうちいずれか一対は貯水溝であり、他の
一対は前記貯水溝よりもやや浅くかつ適所に水抜き孔を
備えた水抜き溝であり、溝に囲まれた底面は前記一対の
貯水５ 溝の対向方向に延びる複数の小溝を有しかつ同
方向に中央が高くゆるやかに湾曲した面であることを特
徴とする野菜類輸送用容器を提供する。
熱可塑性樹脂発泡体よりなる上面開口した箱状容器であ
つて、容器内低面の容器側壁内面０ に沿つた周辺には
溝が設けられ、該溝のうち長手方向および幅方向に対向
する二対の溝のうちいずれか一対は貯水溝であり、他の
一対は前記貯水溝よりもやや浅くかつ適所に水抜き孔を
備えた水抜き溝であり、溝に囲まれた底面は前記一対の
貯水５ 溝の対向方向に延びる複数の小溝を有しかつ同
方向に中央が高くゆるやかに湾曲した面であることを特
徴とする野菜類輸送用容器を提供する。
以下、図に示す実施例に基づき詳説する。
本発明に係る野菜類輸送用容器１屯ポリスチレン発泡体
などの熱可塑性樹脂発泡体よりなる上面の開口した箱状
容器２であり、必要に応じ同様の熱可塑性樹脂発泡体よ
りなる蓋体１１が付加される。
などの熱可塑性樹脂発泡体よりなる上面の開口した箱状
容器２であり、必要に応じ同様の熱可塑性樹脂発泡体よ
りなる蓋体１１が付加される。
箱状容器２の内底面の容器側壁３内面に沿つた四つの周
辺には溝がそれぞれ設けられており、そのうちの容器２
の長手方向に対向する一対の溝は貯水溝４，４であり、
幅方向に対向する一対の溝は水抜き溝５，５である。
辺には溝がそれぞれ設けられており、そのうちの容器２
の長手方向に対向する一対の溝は貯水溝４，４であり、
幅方向に対向する一対の溝は水抜き溝５，５である。
場合によつては長手方向に対向する溝を水抜き溝とし、
幅方向に対向する溝を貯水溝としてもよい。貯水溝４は
、輸送される野菜類に水分を供給するための水を溜めて
おく溝であつて、例えばミツバ、ホウレンソウなどを入
れた場合はそれらの根を貯水溝４の水に浸しておけばよ
い。
幅方向に対向する溝を貯水溝としてもよい。貯水溝４は
、輸送される野菜類に水分を供給するための水を溜めて
おく溝であつて、例えばミツバ、ホウレンソウなどを入
れた場合はそれらの根を貯水溝４の水に浸しておけばよ
い。
水抜き溝５は、前記貯水溝４よりやや浅く、水抜き孔６
を有している。
を有している。
輸送される野菜類に水分を供給することは先に述べたと
おりであるが、野菜類が水びたしになつてしまうとかえ
つて悪影響を与えることになるので過剰な水を水抜き孔
６より排出する。すなわち水抜き溝５と貯水溝４の深さ
の差だけの水が貯水溝４に溜まり得るのである。水抜き
孔６は通気孔としても機能するものであり、水抜き溝５
の側壁でありかつ容器の側壁である壁面３′を横方向に
貫通して設けることが望ましい。容器１を積重した場合
にも通気性が保てるからである。またこの場合に、排出
された水は下側に積重された容器の側壁を伝つて落ち、
下側の容器内の野菜上に滴下することがなく、野菜を傷
めない。容器内底面の溝によつて囲まれた底面７は、対
向する貯水溝４，４を結ぶ方向に中央が高くゆるやかに
湾曲しており、同方向に延びる小溝９が複数設けられて
いる。野菜類は小溝９の土手部８に載置されることにな
るが、底面７には水が上記構成により溜まり得ないので
、野菜類が水びたしになることがなく好適である。これ
は例えば底面７を波板状に構成してもよい。谷部が小溝
として機能する。容器外底面には、容器１を安定に積重
できるよう容器１の上面開口と嵌合しうる凸部１０が設
けられている。
おりであるが、野菜類が水びたしになつてしまうとかえ
つて悪影響を与えることになるので過剰な水を水抜き孔
６より排出する。すなわち水抜き溝５と貯水溝４の深さ
の差だけの水が貯水溝４に溜まり得るのである。水抜き
孔６は通気孔としても機能するものであり、水抜き溝５
の側壁でありかつ容器の側壁である壁面３′を横方向に
貫通して設けることが望ましい。容器１を積重した場合
にも通気性が保てるからである。またこの場合に、排出
された水は下側に積重された容器の側壁を伝つて落ち、
下側の容器内の野菜上に滴下することがなく、野菜を傷
めない。容器内底面の溝によつて囲まれた底面７は、対
向する貯水溝４，４を結ぶ方向に中央が高くゆるやかに
湾曲しており、同方向に延びる小溝９が複数設けられて
いる。野菜類は小溝９の土手部８に載置されることにな
るが、底面７には水が上記構成により溜まり得ないので
、野菜類が水びたしになることがなく好適である。これ
は例えば底面７を波板状に構成してもよい。谷部が小溝
として機能する。容器外底面には、容器１を安定に積重
できるよう容器１の上面開口と嵌合しうる凸部１０が設
けられている。
蓋体１１は、その下面に前記凸部１０と同様の凸部１２
を備え、容器１の上面開口に嵌合するようになつており
、さらに蓋体１１の上面には、下面の凸部１２が嵌合し
うる凹部１３が設けられている。
を備え、容器１の上面開口に嵌合するようになつており
、さらに蓋体１１の上面には、下面の凸部１２が嵌合し
うる凹部１３が設けられている。
これにより、蓋体１１を付したまま、容器１を積重する
ことができ取扱いに便利である。以上のようにしてなる
野菜類輸送用容器１は軽量で取扱い易く、水に対し不都
合がないから野菜類に対し度々水打ちすることができる
。そこで野菜類は常に水分を補給できるので、鮮度を永
く保持しうる。さらに過剰な水は排出され野菜類を傷め
ることがない。
ことができ取扱いに便利である。以上のようにしてなる
野菜類輸送用容器１は軽量で取扱い易く、水に対し不都
合がないから野菜類に対し度々水打ちすることができる
。そこで野菜類は常に水分を補給できるので、鮮度を永
く保持しうる。さらに過剰な水は排出され野菜類を傷め
ることがない。
第１図〜第６図は本発明の野菜類輸送用容器の一実施例
のそれぞれ平面図、Ａ−Ａ断面図、Ｂ一Ｂ断面図、Ｃ−
Ｃ断面図、正面図および底面図、第７図は蓋体の平面図
、第８図は蓋体のＤ−Ｄ断面図である。 １・・・・・・野菜類輸送用容器、３・・・・・・側壁
、４・・・・・・貯水溝、５・・・・・・水抜き溝、６
・・・・・・水抜きＰＬｓ９・・・・・・小溝、１０・
・・・・・凸部、１１・・・・・・謔体、１２・・・・
・・蓋体の凸部、１３・・・・・・蓋体の凹部。
のそれぞれ平面図、Ａ−Ａ断面図、Ｂ一Ｂ断面図、Ｃ−
Ｃ断面図、正面図および底面図、第７図は蓋体の平面図
、第８図は蓋体のＤ−Ｄ断面図である。 １・・・・・・野菜類輸送用容器、３・・・・・・側壁
、４・・・・・・貯水溝、５・・・・・・水抜き溝、６
・・・・・・水抜きＰＬｓ９・・・・・・小溝、１０・
・・・・・凸部、１１・・・・・・謔体、１２・・・・
・・蓋体の凸部、１３・・・・・・蓋体の凹部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 熱可塑性樹脂発泡体よりなる上面開口した箱状容器
であつて、容器内底面の容器側壁内面に沿つた周辺には
溝が設けられ、該溝のうち長手方向および幅方向に対向
する二対の溝のうちいずれか一対は貯水溝であり、他の
一対は前記貯水溝よりもやや浅くかつ適所に水抜き孔を
備えた水抜き溝であり、溝に囲まれた底面は前記一対の
貯水溝の対向方向に延びる複数の小溝を有しかつ同方向
に中央が高くゆるやかに湾曲した面であることを特徴と
する野菜類輸送用容器。 ２ 水抜き孔が水抜き溝の側壁でもある容器側壁に設け
られた特許請求の範囲第１項記載の野菜類輸送用容器。 ３ 溝に囲まれた底面が波板状であり、該波の谷部が貯
水溝の対向方向に延びる小溝を構成する特許請求の範囲
第１項または第２項記載の野菜類輸送用容器。 ４ 容器外底面に容器上面開口へ浅く嵌合しうる凸部を
設け、複数の容器を安定に積重しうるようにした特許請
求の範囲第１項ないし第３項のいずれか１つに記載の野
菜類輸送用容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54104316A JPS5918273B2 (ja) | 1979-08-15 | 1979-08-15 | 野菜類輸送用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54104316A JPS5918273B2 (ja) | 1979-08-15 | 1979-08-15 | 野菜類輸送用容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5632267A JPS5632267A (en) | 1981-04-01 |
| JPS5918273B2 true JPS5918273B2 (ja) | 1984-04-26 |
Family
ID=14377522
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54104316A Expired JPS5918273B2 (ja) | 1979-08-15 | 1979-08-15 | 野菜類輸送用容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5918273B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63282470A (ja) * | 1987-05-13 | 1988-11-18 | 三洋電機株式会社 | 冷却装置 |
| JPS63178784U (ja) * | 1987-05-13 | 1988-11-18 | ||
| JPH0224278U (ja) * | 1988-07-28 | 1990-02-16 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61186253A (ja) * | 1985-02-14 | 1986-08-19 | 電気化学工業株式会社 | 高強度水中モルタル・コンクリ−ト組成物 |
| JP2642538B2 (ja) * | 1991-06-29 | 1997-08-20 | 株式会社東芝 | 半導体ウエーハの製造装置 |
| JP2007091252A (ja) * | 2005-09-28 | 2007-04-12 | Hane:Kk | 発泡合成樹脂製容器 |
| US9102038B2 (en) | 2011-08-24 | 2015-08-11 | Nippon Steel & Sumikin Materials Co., Ltd. | Beveling grindstone |
-
1979
- 1979-08-15 JP JP54104316A patent/JPS5918273B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63282470A (ja) * | 1987-05-13 | 1988-11-18 | 三洋電機株式会社 | 冷却装置 |
| JPS63178784U (ja) * | 1987-05-13 | 1988-11-18 | ||
| JPH0224278U (ja) * | 1988-07-28 | 1990-02-16 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5632267A (en) | 1981-04-01 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3424334A (en) | Stacking box construction with interlock | |
| US2974819A (en) | Center top stacking case | |
| US4364477A (en) | Plastics fish box | |
| US3937390A (en) | Fish box for storing and transporting fish | |
| USD941024S1 (en) | Transport storage box and lid in combination | |
| JPS5918273B2 (ja) | 野菜類輸送用容器 | |
| USD258723S (en) | Combined storage and drainage container for seafood or the like | |
| US577794A (en) | Cigar-box | |
| US3259153A (en) | Ice, snow and picnic kit | |
| JPH0319840U (ja) | ||
| JPH0330313Y2 (ja) | ||
| USD259400S (en) | Tote box for fruit or the like | |
| JPS5917767Y2 (ja) | 運搬用容器 | |
| JP3069193U (ja) | 魚類用トレイ | |
| DE69506265D1 (de) | Transportbehälter für frische nahrungsmittel | |
| JP2550309Y2 (ja) | 気密容器 | |
| JPS6016546Y2 (ja) | 鮮魚箱 | |
| JPH0169728U (ja) | ||
| USD1032201S1 (en) | Storage box | |
| JPS62159372U (ja) | ||
| JPS6242934Y2 (ja) | ||
| JPH021270Y2 (ja) | ||
| JPH074199Y2 (ja) | 運搬用容器 | |
| JPS6343941Y2 (ja) | ||
| JPS5927418Y2 (ja) | 包装容器 |