JPS59182431A - 無段階変倍露光走査光学系の倍率微調整装置 - Google Patents

無段階変倍露光走査光学系の倍率微調整装置

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JPS59182431A
JPS59182431A JP5762783A JP5762783A JPS59182431A JP S59182431 A JPS59182431 A JP S59182431A JP 5762783 A JP5762783 A JP 5762783A JP 5762783 A JP5762783 A JP 5762783A JP S59182431 A JPS59182431 A JP S59182431A
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JP
Japan
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mirror
cam
magnification
optical system
pulley
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JP5762783A
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English (en)
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Susumu Watabe
進 渡部
Yoshio Yamazaki
山崎 義雄
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、静止原稿をその表面に沿って移動するミラで
露光走査し、その反射光を所贋の結像光学系を介して光
電変換素子アレイ或は、光導電性半導体被膜上に結像さ
せて前記原稿画像の伝送、蓄積等を行なう装置、例えば
ファクシミリの画像読取装置、或は電子写真複写機等に
於ける走査光学系の無段階変倍機構に関する。従来から
複η機、ファクシミリ等の静止原稿を走査する為、第1
図に示すような光学系が広く用いられている。
即ち、原稿1を載置したプラテン・グラス2の下面に沿
つユ露光うンン3と一体化した原稿走査用の第1ミラ4
を速度Vで走行させると同時に、前記第1ミラ4の反射
光を受ける第2ミラ5をv/2  なる速度で走行させ
、前記第2ミラ5の反射光を固定した結像レンズ6及び
その他必妥な固定反射ミラ7.8等を用いて湧猥の光路
長と画像方向の回転を行い、然る後に感光体9表面に結
像させるものである。
このような走査光学系に於いて、原稿画像の拡大、縮小
を行なわんとする場合、ズーム・レンズの使用或はレン
ズの追加挿入等による変倍法勉;考えられるが、このよ
うな装置は極めて高価となり実用的ではない。そこで近
年、光学系の物点と像点間の総光路長を変化させる変倍
機II力鬼実用イヒされているが、これらはいずれもモ
ータ或はソレノイドによって回転カムを所要の角度だけ
回転し、該カムに当接するフォロワの運動を利用して前
君己第2ミラ5及び前記レンズ6を所定の距離移動させ
るようにするのが一般的でおった。
しかしながら、上述したよりな変倍機構は、前記第2ミ
ラ5の移動距離が第2図の倍率と光路長との関係を示す
表からも明らかなように相当長大なものとなることもあ
って、萌述した回転カム及びフォロワによって発生する
変位の増幅機構を要する為、複雑高価且つ信頼性に欠け
、動力源として安価なソレノイドを用いても変位の増幅
機構は除去し便す、しかも無段階変倍は不可能であると
いう欠陥があった。
更にその上、このような光学系は繰シ返し使用によるカ
ム及びカム・フ尤ロワの摩耗によって倍誤差を修正の手
段が無いという問題もあった。
このような問題を解決する為、前記した回転カムを固定
カムに置き換え、装置の簡素化とコスト低減を図った無
段階変倍機構が提案されているが、この場合にもカムと
カム・フォロワの摩耗は避け・られす、しかも頻繁に使
用する倍穿に対応するカム面が特に早期に摩耗する為、
特に複写機等に於いて倍率の精度の確保を要求される場
合、カム及びカム・7オロワの交換に時間を要し、サー
ビスコストを増大するという問題があった。
本発明は、以上説明したような従来の無段階変倍露光走
査光学系の変倍機構の持つ問題点を解決する為になされ
たものでおって、前記結像レンズの移動に対応して移動
する前記第2ミラの移動量を規定する固定カムを複数個
に分割し、これら分割したカムの各部分の位置を夫々独
立に微調整可能とした無段階変倍露光走査光学系の倍率
微調整装置を提供せんとするものである。
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
第3図(a)及びΦ〕は夫々本発明を適用すべき無段階
変倍機構の一実施例を示す概略構成図及びその主要部の
詳細を説明する一部断面図である。
本図(a)に於いて10は前記走査用第2ミラ5の支持
ブロックでおって、該フ”ロック10はその両端に於い
て該ブロック10(1)駆動用ケーブル11に固定され
、過当なレール12に沿って図示を省線した第1ミラO
半分の速度で走行しうるよう構成する。
前記第2ミラ5の反射光を結像せしめる結像レンズ6は
、レンズ構体13によって保持すると共に、これを前記
第2ミラ5の反射光の進路に治って移動すべくレール1
4と係合させ、図示を省線したモータによって進退し得
るようにし、又前0レンズ構体13下面にプーリ15及
び回転軸廻シで回動自在のカム・フォロワ16を設け、
該カムフォロワ16と摺動し得る所定の位置にカム17
を固定する。
一方、@記第2ミラ5支−持ブロック10の駆動用ケー
ブル11をその適所に於いて詳細構造を後述するレール
18上を回転しつつ移動しうるフ′−IJ 19に巻回
すると共に、該ブー1J19と同軸であり、これと独立
に回転自在のブー1J20に他のケーブル21を略半周
掛は廻し、その一端を通光な固定部に、他端を前記第2
ミラ5移動部材を構成するプーリ22に夫4固定する。
又前記ブー1ノ22はその軸23をコイル・スズ1ノン
ク゛24にて一定方向に回転力を与えると共に、過当な
支持部で回転自在に支持するものである。而して前i己
フーリ22の回転軸23と前記レンズ構体13に設けた
プーリ15とを一本のケーブル25にて連結し、@記し
ンズ構体13の移動に伴ってこれに見合った距離たけ前
記第2ミラ5の位置を移動し、所望の倍率ヲ与える光学
系を得るよう構成したものでおる。
尚第3図(b)は、前記第2ミラ5、駆動用ケープ。
ル11に巻回した移動し得るブー1月9及び20の詳細
構造を示す図であって、前記レール1B上を摺動するス
ライダ26にベアリング27を介して軸28を設け、前
記プーリ19は、これに固定し、他のプーリ20はこれ
に対しベアリング29で回転目在に支持したものである
以上説明したように構成する無段変倍機構は以下に説明
するように動作する。
今、オペレータか本発明に係る光学系をある倍率に設定
せんとした賜金、図示を省略したキー・ボード上のスイ
ッチを押圧し、図示せざるモータを駆動して前記レンズ
構体13を前記v−ル14に治って移動させる。前記レ
ンズ構体13の移動に伴い、これに取付けた前記カム・
フォロワ16は前記カム17によつ工回転し、この回転
は前記プーリ15からケーブル25を介して前記プーリ
22に伝送されケーブル21を巻き上げるので前記第2
ミラ駆動用ケーブル11に巻回したプーリ19はレール
18に沿って移動する。その結果前記第2ミラ駆動用り
“−プル11は盾要の距離だけ移動するから該ケーブル
11に固定されている第2ミラ5の支持ブロック10も
同じ距離だけ移動し、原稿面から前記レンズ6までの距
離及び前記レンズ6から結像点までの距離を所望の倍率
を与えるよう無段階に変化することができる。
このようにして光路長の設定が終了した後、前記第2ミ
ラ5は前記ケーブル11によって図示を省略した第1ミ
ラの半速で駆動されるが、前記ケーブル11を巻回した
プーリ19と該プーリ19移動用のプーリ20とは前記
ベアリング29によって夫々独立に回転しうるので以上
説明した前記レンズ構体13及び第2ミラ6支持ブロツ
ク10の相互位置変更機構には伺の影響も与えないこと
が理解されよう。
尚、光学系の倍率を変更する場付第1及び第2ミラの走
査速度もこれに見合って変更されねばならないことは当
然であるが、その機構としては例えば走査駆動系に無段
変速機を介在させればよいことであるから説明簡単の為
省略した。
以上説明したような変倍機構に於い【、前記カム1T及
びこれに係合するカム・フォロワ16が摩耗した場合に
はこれらを交換する以外にないこと、又前記カム17の
カム面は、使用頻度の高い倍率に対応する位置にて、よ
り多く摩耗すること前述のとおりである。
この問題を解決する為、本発明に於いては以下に述べる
ような構成をとる。
第4図は、本発明に係る倍率の微調整装置の一実施例を
示す図である。
即ち、前記固定カム1Tを2分割し、夫々30及び31
のカム片とし、両者をその分割点でヒンジ32によって
相互に回転可能とする。一方前記両カム片30及び31
に夫々ピン33及び34を設け、これらを介して微細ネ
ジを切ったスクリュウ・シャフト35及び36を取H=
jけ、これらスクリュウ・シャフトと夫々係合する雌ネ
ジ37及び3Bをピンによって適当なフレーム39に回
動自在に取付ける。又、前記スクリュウ・シャフト35
及び36の頂部には該スクリュウ・シャフトを夫々個別
に回転させるナツト部40及び41を、更にこれらと前
記雌ネジ37及び38との間に夫々前記カム片30及び
31の位置固定用のダブル・ナツト42及び43を設け
る。
斯くすることによって前記カム片30及び31並びにこ
れらに当接するカム・フォロワ16が摩耗して光学系の
倍率に誤差が牛じても、前記スクリュウ・シャフト35
及び36を、何重ばテスト・チャートをコピしながら回
転し、最も誤差の少ない位置で固定すればカム等を交換
することなく倍率の誤差を修正することが可能となる。
尚、カムの分割部は使用頻度の最も高い等倍に対応する
位置としておけば、前記両カム片30及び31が重なシ
合うので負荷が分散し、カム面の摩耗が少なく好都合で
あろう。
本発明は以上説明したように構成するものであるから極
めて簡単な機構によって無段階変倍露光走査光学系の倍
率の誤差を調整することが可能となるので複写機、ファ
クシミリ等に適用した場合、そのサービス時間を短縮し
うるのみならず、機械のオペレータによって調整するこ
とも必ずしも不可能ではなくなるので、機械の保守に要
するコスト削減と正確な倍率維持とに著しい効果を発揮
する。
尚、本発明は、上述した実施例に限定される必要はなく
、他の無段階変倍機構であって、同様の固定カムを用い
るものであれば、全て適用可能である。又変倍の範囲が
広い光学系についてはカムを3分割にして、中央部のカ
ム片はカム・フォロワに対して垂面に移動しうるように
してもよいことは自明であろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用すべt1露光走査光学系の概略構
成を示す図、第2図は結像光学系の焦点距離を固定し、
光路長を変える変倍光学系の倍工と光路長との関係を示
す表、第3図(a)及び(b)は夫々本発明を適用すべ
き無段階変倍機構の一例を示す概略構成図及び第2ミラ
移動装置の機構を示す詳細断面図、第4図は本発明に係
る光学系倍率の微調整装置の一実施例を示す構成図であ
る。 1・・・・静止原稿、4・・・・第1ミラ、5・・・・
第2ミラ、6・・・・結像レンズ、17・・・・固定カ
ム、30及び31・・・・分割したカム、35及び36
−〇〇・カム位置調整ネジ第2図 手続補正書(方式) 昭和58年電場26日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1事件の表示 昭和58年特許願第57627号 2発明の名称 無段階変倍露光走査光学系の倍率微調整装置3補正をす
る者 事件との関係   特許出願人 住所 東京都港区赤坂三丁目3番5号 住所 @104東京都中央区銀座1−14−6スポニチ
ビル電話(567)3834番氏名 (6981)  
堀 越   進5補正命令の日付 昭和58年7月6日
   −6補正の対象 (1)明細書の発明の詳細な説明の欄 (1)明m書の発明の詳細な説明の欄について、i)3
頁11行目に「第2図」とあるのを「下表」と訂正する
。 ii)同頁18行目と19行目との間に下記の表及び説
明文を挿入する。 1ii)5頁2行目に「第3図」とあるのを「第2図」
と訂正する。 1v)6頁17行目に「第3図」とあるのを「第2図」
と訂正する。 v)9頁5行目に「第4図」とあるのを「第3図」と訂
正する。 (2)明細書の図面の簡単な説明の欄について、1)1
1頁10行目から12行目にかけて「第2図は結像光学
系の焦点距離を固定し、光路長を変える変倍光学系の倍
率と光路長との関係を示す表、」とある部分を削除する
。 1i)11頁12行目に「第3図Jとあるのを「第2図
」と訂正する。 1ii)21頁15行目に「第4図Jとあるのを「第3
図」と訂正する。 (3)図面を添付図面のとおり訂正する。(第2図を削
除した図面及び第3図以下の図面の番号の訂正)第1図 手続補正書 1事件の表示 昭和58年特許願第57627号 2発明の名称 無段階変倍露光走査光学系の倍率微調整装置3補正をす
る者 事件との関係 特許出願人 4代理人 住所 東京都中央区銀座1−14−6 6補正により増加する発明の数  なし7補正の対象 
 明細書の全文及び図面8補正の内容  別紙の通り 明   細   書 】1発明の名称 無段階変倍露光走査光学系の倍率微調整装置2、特許請
求の範囲 静止原稿をその表面に沿って露光走査する第1ミラと該
第1ミラの反射光を結像レンズを介して結像部5導びく
べく前記第1ミラの半速で移動する第2ミラ′を有する
露光走査光学系であって、前記第2ミラ及び前記結像レ
ンズの位置を移動することによって物点と像点との間の
総光路長を変化させる無段階変倍露光走査光学系に於い
て、前記結像レンズの位置の移動に対応する前記第2ミ
ラの移動量を規定するプロファイルを有する固定カムを
複数個に分割すると共に、これら分割したカムの各部分
の位置を夫々独立に調整可能とすることによって、前記
結像レンズの焦点距離のバラツキ等に起因する倍率の微
細な誤差を補正するようにしたことを特徴とする無段階
変倍露光走査光学系の倍率微調整装置。 3、発明の詳細な説明 本発明は、静止原稿をその表面に沿って移動するミラで
露光走査し、その反射光を適当な結像光学系を介して光
電変換素子アレイ或いは、光導電性半導体被膜上に結像
させて前記原稿画像の伝送、蓄積等を行なう装置、例え
ばファクシミリの画像読取装置或いは電子写真複写機等
に於ける走査光学系の無段階変倍機構に関する。従来が
ら複写機、ファクシミリ等の静止原稿を走査する為、第
1図に示すような光学系が広く用いられている。 即ち、原稿1を載置したプラテン・グラス2の下面に沿
って露光ランプ3と一体化した原稿走査用の第1ミラ4
を速度Vで走行させると同時に、前記第1ミラ4の反射
光を受ける第2ミラ5をv/2なる速度で走行させ、前
記第2ミラ5の反射光を固定した結像レンズ6及びその
他必要な固定反射ミラ7、スリット8等を用いて所要の
光路長と画像方向の回転を行い、然る後に感光体9表面
に結像させるものである。 このような走査光学系に於いて、原稿画像の拡大、縮小
を行おうとする場合、ズーム・レンズの使用或いはレン
ズの追加挿入等による変倍法が考えられるが、このよう
な装置は極めて高価となり実用的ではない。そこで近年
、光学系の物点と像点間の総光路長を変化させる変倍機
構が実用化されているが、これらはいずれもモータ或い
はソレノイドによって回転カムを所要の角度たけ回転し
、該カムに当接するフォロワの運動を利用して、前記第
2ミラ5及び前記レンズ6を所定の距離移動させるよう
にするのが一般的であった。 しかし、上述したような変倍機構は前記第2ミラ5の移
動距離が下表の倍率と光路長との関係を示す表からも明
らかなように、相当長大なものとなることもあって前述
した回転カム及びフォロワによって発生する変位の増幅
機構を要する為、複雑高価且つ信頼性に欠け、動力源と
して安+11iiなソレノイドを用いても変位の増幅機
構は除去し得す、しかも無段階変倍は不可能であるとい
う欠陥があった。 更にその上、このような光学系は繰り返し使用によるカ
ム及びカム・フォロワの摩耗によって倍率に誤差が生じ
た場合、部品を交換する以外前記誤差を修正する手段が
ないという問題もあった。 このような問題を解決する為、前記した回転カムを固定
カムに置き換え、装置の簡素化とコメ1−低減を図った
無段階変倍機構が提案されているが、この場合にもカム
とカム・フォロワの摩耗は避けられず、しかも頻繁に使
用する倍率に対応するカム面が特に早期に摩耗する為、
特に複写機等に於いて倍率の精度の確保を要求される場
合、カム及びカム・フォロワの交換に時間を要し、サー
ビスコストが増大するという問題があった。 本発明は、以上説明したような従来の無段階変倍露光走
査光学系の変倍機構の持つ問題点を解決する為になされ
たものであって、前記結像レンズの移動に対応して移動
する前記第2ミラの移動量を規定する固定カムを複数個
に分割し、これら分割したカムの各部分の位置を夫々独
立に微調整可能とした無段階変倍露光走査光学系の倍率
微調整装置を提供しようとするものである。 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。 第2図(al及び(blは夫々本発明を適用すべき無段
階変倍機構の一実施例を示す概略構成図及びその主要部
の詳細を説明する一部断面図である。 本図(alこ於いて10は前記走査用第2ミラ5の支持
ブロックであって、これは前記第2ミラ5駆動用ケーブ
ル11をそのループの途中で半周分巻口する2列の溝を
有する遊動プーリ12と共にレール13上を、ケーブル
11に固定する図示を省略した第1ミラの半分の速度で
走行するから各ミラの走行によって光路の全長は変わら
ないように構成する。 前記第2ミラ5の反射光を結像させる結像レンズ6は、
レンズ構体14によって保持すると共にこれを前記第2
ミラ5の反射光の進路に沿って移動すべくレール15と
係合させ、図示を省略したモータによって進退し得るよ
うにする。 又、前記レンズ構体14の下方にブーIJ16及びその
回転軸廻りで回動自在のカム・フォロワ17を設け、該
カム・フォロワ17を摺接゛する固定位置にカム18を
配置する。 一方、前記ケーブル11は前記遊動ブー’J 12の一
方の溝に半周分巻回した後、該プーリ12の両側に設け
たプーリ19及び20に夫々はぼ半周分巻回し然る後に
再び前記遊動プーリ12の他の溝に半周分巻回して図上
左右に存在し、図示を省略したケーブル11の駆動用及
びアイドラプーリに巻回するよう掛は廻し、閉ループを
形成する。 又、前記プーリ19及び20の間に展張したケーブル部
分21の適所をスプリング22で一方向に付勢した回転
シャフト23の頂部に固定したブー1J24に巻回する
。前記シャフト23の外周には前記ケーブル部分21を
駆動する為のケーブル25の一端を固定すると共に他端
を前記レンズ構体14に取付けたプーリ16のほぼ真上
の固定フレームに設けたアイドラ・ホイール26を介し
て前記プーリ16に固定したものである。尚、前記アイ
ドラ・ホイール26はその結像系が等倍時に前記プーリ
16との間の距離が最小となり、しかも前記カムの変位
値が極小となるような位置に固定することが望ましい。 又、前記遊動プーリ12は第2図(blに示すようにベ
アリング27を介してスライダ28に取付けられ回動し
つつ前記レール13上を移動し、同時に前記スライダ2
8上に固定した前記第2ミラ5も共に移動し走査を行う
ものである。 以上説明したように構成する無段階変倍機構は以下に説
明するように動作する。 今、オペレータが本発明に係る光学系をある倍率に設定
しようとした場合、図示を省略したキー・ボード上のス
イツチを押圧し、図示しないモータを駆動して前記レン
ズ構体14を前記レール15に沿ワて移動させる。前記
レンズ構体14の移動に伴い、その下部に取付けたプー
リ16に一端を固定したケーブル25は前記スプリング
22によって付勢したシャフト23を回転させ、その回
転は前記ケーブル部分21を駆動するので、その結果前
記第2ミラ5は前記遊動プーリ12諸共前記レール13
に沿って移動する。前記第2ミラ5の移動量は前記レン
ズ構体14自体の移動によって生じる前記プーリ16と
前記アイドラ・ホイール26との間の距離の変化量と、
前記カム18に沿って前記ブーIJ16の回転による前
記ケーブル250巻き取り・繰り出し量とを合成したも
のであり、これが複写倍率を無段階に変化させ得るよう
前記カム18のプロファイルを設計したものであること
はいうまでもない。 このようにして光路長の設定が終了した後、露光走査が
開始されると前記ケーブル11は前記第2ミラ5を前記
遊動プーリ12と共にレール13に沿って往復させる。 この際前記遊動プーリ12は回転しつつ前記第2ミラ移
動用ケーブル部分21上を運動するが該ケーブル部分2
1は図上右方への運動はこれを巻回するシャフト23が
前記スプリング22で付勢されており、又、左方への運
動は前記ケーブル25によって阻止されているのでケー
ブル部分21自体が動くことはなく、これが接続する前
記カム・フォロワ17を固定したプーリ16等には何の
影響も与えない。 尚、光学系の倍率を変更する場合、第1及び第2ミラの
走査速度もこれに見合って変更されねばならないことは
当然であるが、その機構としては、例えば走査駆動系に
無段変速機を介在させればよいことであるから、説明簡
単の為省略した。 以上説明したような光学系の無段階変倍機構に於いて、
前記結像レンズ6の焦点距離には1%程度のバラツキが
あるので倍率の調整が仲々めんどうであったことは前述
のとうりである。この問題を解決する為、本発明は以下
のような構成をとる。 第3図は、本発明に係る倍率の微調整装置の一実施例を
示す図である。 即ち、前記固定カム18を2分割し、夫々29及び30
のカム片とし、両者をその分割点でヒンジ31によって
相互に回転可能とする。一方、前記両カム片29及び3
0に夫々ピン32及び33を設け、これらを介して微細
ネジを切ったスクリウ・シャフト34及び35を取付け
、これらスクリウ・シャフトに夫々係合する雌ネジ36
及び37をピンによって適当なフレームに回動自在に取
付け、前記雌ネジ36及び37と前記スクリウ・シャフ
ト34及び35とを夫々固定する為ダブル・ナツト38
及び39を設ける。 こうすることによって結像レンズの焦点距離の誤差に起
因する倍率誤差の調整は極めて容易になると共に、長期
間の使用による前記カム18、カム・フォロワ17等の
摩耗、各種ケーブルの伸び等に起因する倍率の誤差につ
いても一定限度以内であれば部品の交換をせずに調整可
能である。 尚、カムの分割部は使用頻度の最も高い等倍に対応する
位置としておけば、前記両カム片29及び30が重なり
合うので負荷が分散し、カム面の摩耗が少なく好都合で
あろう。 本発明は以上説明したように構成するものであるから極
めて簡単な機構によって無段階変倍露光走査光学系の倍
率の誤差を調整することが可能となるので複写機、ファ
クシミリ等に適用した場合、焦点距離バラツキの多い結
像レンズの使用が可能となるのでレンズのコストを低減
することができるのみならず、組立調整に要する時間、
サービス時間を短縮することが可能となるので製造コス
ト、サービス・コストの削減と正確な倍率を維持する上
で著しい効果がある。 尚、本発明は、上述した実施例に限定される必要はなく
、他の無段階変倍機構であって、同様の固定カムを用い
るものであれば、全て適用可能である。又変倍の範囲が
広い光学系についてはカムを3分割にして、中央部のカ
ム片はカム・フォロワに対して垂直に移動しうるように
してもよいことは自明であろう。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明を適用すべき露光走査光学系の概略構成
を示す図、第2図(al及びfb)は夫々本発明を適用
すべき無段階変倍機構の一例を示す概略構成図及び第2
ミラ移動装置の機構を示す詳細断面図、第3図は本発明
に係る光学系倍率の微調整装置の一実施例を示す構成図
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 静止原稿をその表面に沿って露光走査する第1ミラと該
    第1ミラの反射光を結像レンズを介して結像部へ導ひく
    べく前記第1ミラの半速で移動する第2ミラを有する露
    光走査光学系でおって、前記第2ミラ及び前記結像レン
    ズの位置を移動することによって物点と像点との間の総
    光路長を変化させる無段階変倍露光走査光学系に於いて
    、前記結像レンズの位置の移動に対応する前記第2ミラ
    の移動量を規定するプロファイルを有する固定カムを複
    数個に分割すると共に、これら分割したカムの各部分の
    位置を夫々独立に調整可能とすることによって、前記結
    像レンズの焦点距離のノ(ラツキ等に起因する倍率の微
    細な誤差を補正するようにしたことを特徴とする無段階
    変倍露光走査光学系の倍率微調整装置。
JP5762783A 1983-04-01 1983-04-01 無段階変倍露光走査光学系の倍率微調整装置 Pending JPS59182431A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0264937U (ja) * 1988-11-02 1990-05-16
US5450175A (en) * 1993-07-27 1995-09-12 Konica Corporation Image forming apparatus having optical means for image magnification change
CN110994462A (zh) * 2019-12-23 2020-04-10 国网河南省电力公司新野县供电公司 一种电缆架设用辅助装置

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US5450175A (en) * 1993-07-27 1995-09-12 Konica Corporation Image forming apparatus having optical means for image magnification change
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