JPS59181482A - グロ−プラグ用ヒ−タ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はテ′イーげル丁ンジン用グロープラグに使用さ
れるヒーターに関するものであり、ヒーター線の表面に
セラミックコー１ィングをし、耐熱性、耐蝕性の改善を
目的とするものである。

従来ディーげルエンジン用グ１］−プラグは、金属ヒー
ター線をアルミナ、マグネシア等の絶縁粉末で充填した
覆套より成っている。

覆套表面を効寧よく所定の温度に加熱するにはヒーター
線ど覆套の間隙を極力小さくし、かつ絶縁粉末を高密度
に充填づ−る必要がある。

一方、エンジンのスター１〜アツプの時間を短縮する要
求が最近ますます強くなり、この従来タイプで大電流を
流すと耐熱性、耐蝕性に問題が生じ、早期断線につなが
り事実上、時間を短縮することは不可能であった。

この要求に応えるグロープラグとして最近セラミックグ
ロープラグが考案された。この構造は覆套および絶縁粉
末を使用せず、ヒーター線をセラミックスで焼ぎ固めた
もので、ヒーター線が直接外気に触れることがなく、か
つ金属線としてタングステン等の高融点金属を用いるこ
とにより大電流を流すことが可能となり、クイックスタ
ートを実現している。しかし、金属ヒーター線とセラミ
久 ツタどの反応は皆無とは云えず、またセラミック△ スとヒーター線を精度よく一体で焼結するには価格が高
くなることが問題である。

本発明は上記従来技術の問題点を改良し、耐熱性、耐蝕
性に優れ、かつ信頼性の高いクイックスタートが可能な
ディーげルエンジングローブラグ用ヒーターを１是供す
ることを目的とする。

従来のグロープラグにおいて、ヒーター線は鉄合金が使
用されている。クイックスター［・を行なうには従来Ｊ
、りも大電流を流づことにＪ、り急速加熱が達成される
が、ヒーター線が一時的に高温になり酸化、断線が生じ
る。

この問題点を解決するには、基本的にはヒーター線が酸
化されないことで対応しうる。レラミックスは一般に高
融点で、かつ耐酸化性があるため、古くから部品表面に
被覆し耐熱性をもたＩ！ている。

しかし従来方法は主としてセラミックの粉末を原料とし
塗布もしくは溶射する方法であったが、皮膜内に空孔が
多く存在するため、グロープラグのごとぎ苛酷な用途に
は使用しえなかった。

本発明はヒーター線表面へのセラミック被覆を行なうに
当り、空孔が全く発生せず、かつ皮膜の密着が強固な化
学蒸着法（ＣＶＤ）もしくは気相蒸着法（ＰＶＤ）を採
用することにより、クイックスター］・に耐えろるグロ
ープラグ用ヒーターを実現した。

直径０．２ｍｍの鉄＝クロム合金線をコイル状に加工し
、脱脂洗浄したあと化学蒸着に供した。

化学熱ｇ　ハＩ」２　カス、　Ｔ　ｉ　Ｃｌ　４ガスＡ
３　、Ｊ：　ヒＮ２ガスの混合ガス中１００−ｒｏｒｒ
でヒーター線コイルを１０００°Ｃに加熱し１時間保持
した。

ヒーター線表面に（よ厚さ　１ミクロンの丁ＩＮ皮膜が
均質に形成されていた。−ＴＩＮ皮膜に（、上空孔。

クラックの発生はみられなかった。このコイルを用い従
来型グロープラグを作製し、通電デス１−を行なった。

５ 通電デス１〜は電圧話ｖを印加することにより、６秒後
には覆合表面は１０００℃となった。３０秒通電後６０
秒停止する→ノイクルをくり返した。

デス１−の結果、ＴｉＮ被覆を（］ない従来型グロープ
ラグは５０００ザイクルで断線したが、ＴｉＮ被覆した
グロープラグは１００００サイクル後も断線が生じなか
った。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 化学蒸着法あるいは物理蒸着法により金属線表面に厚さ
   ０．２ミクロンから１０ミクロンの酸化物セラミックス
   または非酸化物セラミックスの薄膜のうち１種もしくは
   ２種以上を合せて、０．２ミクロンから１０ミクロンの
   厚みに被覆したことを特徴とするディーぜルエンジング
   ローブラグ用ヒーター。