JPS5918123Y2 - ガバナ−の速度調整装置 - Google Patents

ガバナ−の速度調整装置

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Publication number
JPS5918123Y2
JPS5918123Y2 JP9268577U JP9268577U JPS5918123Y2 JP S5918123 Y2 JPS5918123 Y2 JP S5918123Y2 JP 9268577 U JP9268577 U JP 9268577U JP 9268577 U JP9268577 U JP 9268577U JP S5918123 Y2 JPS5918123 Y2 JP S5918123Y2
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JP
Japan
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governor
speed
control lever
engine
moving member
Prior art date
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Expired
Application number
JP9268577U
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English (en)
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JPS5421725U (ja
Inventor
規稔 田中
Original Assignee
株式会社ボッシュオートモーティブ システム
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ボッシュオートモーティブ システム filed Critical 株式会社ボッシュオートモーティブ システム
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  • High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 近年、1台のエンジンにより二つ以上の被駆動機械を駆
動する特殊用途に用いるエンジンの需用が多くなってき
ているが、被駆動機械の目的、用途が全く異なるためエ
ンジンの制御もそれぞれの用途に適したものが要求され
る。
たとえば、発電機と揚水ポンプとを駆動するエンジンは
発電機用として用いられる場合には定格回転数付近の回
転数で一定速度で運転されるように制御され、負荷に応
じた周波数の変動を補正したり並列運転時の負荷分担を
平均化するため、ガバナーの速度調整装置により設定回
転数の微調整が行なわれるが、この調整には極めてゆっ
くりとした操作が必要とされる。
しかしながらエンジンがポンプ用として用いられる場合
には低速域から高速域まで幅広い範囲で使用されるため
、前記速度調整装置による設定回転数の調整量が大きく
、変速操作に要する時間も比較的早いものが要求される
このような制御は発電機と推進用スクリューとを両用駆
動する船舶用エンジンについても同様に要求される。
前記速度調整装置はガバナーモーターによりねし桿を回
転し、このねじ桿に係合する移動部材の変位によりガバ
ナーの制御レバーを操作し、エンジンの設定回転数を調
整するものであり、従って従来では前記要求に対して、
たとえば1台のガバナーモーターを用いた速度調整装置
により変速操作を行なう場合には、ガバナーモーターに
直流モーターを使用し、ゆっくりとした変速操作には電
源に固定抵抗を挿入しである程度モーターの回転速度を
落とし、また早い操作の場合には切換スイッチにより直
流モーターを抵抗を介さずに直接電源に接続することで
対処していた。
しかしながらこの方法ではガバナーモーターの速度差を
ある程度以上大きくすることができず、両者共許せる範
囲内で満足せざるを得なかった。
またこの場合交流モーターは速度調整が困難なために使
用できない欠点か゛あった。
この考案は、上述した欠点をなくすようにしたもので、
種々の被駆動機械の要求に応じた多目的特殊エンジンの
遠隔制御を可能にしたものである。
次にこの考案を図示実施例について説明する。
図示実施例は、この考案を、発電機と推進用スクリュー
とを駆動する船舶用エンジンに装着する流体ガバナー1
に適用したものであるが、前記流体ガバナー1はたとえ
ば実公昭50−14291公報に記載されたようなもの
で、駆動軸2に接続されたギヤーポンプにより発生する
油圧を利用して出力ビストンを制御弁で制御し、その出
力ビストンの変位を噴射量制御レバー3を介して燃料調
節枠に伝達し、エンジンの制御を行なうようにされてい
る。
また制御弁の変位を制限する速度ばね4が制御レバー5
の回動によりその取付荷重を変えられるように浮動レバ
ー6に係合して設けられており、従ってエンジンの設定
回転数の調整は前記制御レバー5を操作することにより
行なわれる。
この考案による速度調整装置は保持部材7、重ね板ばね
8および連動部材9を有し、前記保持部材7は前記制御
レバー5の回動軸10に板ばね8を介在してボルト11
により固定され、第2図かられかるようにその二叉端7
aの間には連動部材9の一端がピン12により回動可能
に挿入されている。
この連動部材9の挿入端9aは連動部材9が回動した場
合保持部材7の対向端面7bと接触しないように多角形
状にされ、またその反対側の端部はねじ桿13に係合す
る移動部材14のピン14aに係合するように係合部9
bが形成されている。
前記ねじ桿13はガバナ一本体に取付けられる支持部1
5で回転可能に支持されてガバナ外壁に取付けられるガ
バナーモーター16により駆動され、ねじ桿13上の移
動部材14を移動するようにされている。
この移動部材14は両端が前記支持部15にボルトで固
定される案内部17.17’の間で案内される。
前記重j−ユ板ばね8は連動部材9に取付荷重を与える
ように保持部材7に取付けられ、連動部材9を常に移動
部材14のピン14 aに当接するようにされており、
その取付荷重は制御レバー5のレバー反力よりも大きく
なるように調整されている。
この重ね板ばね8に加えて、制御レバー5とガバナ一本
体との間にはねじりコイルばね18が設けられ、重ね板
ばね8と同様に連動部材9を移動部材側に押圧するが、
その取付荷重は重ね板ばね8のものより小さく設定され
ている。
また制御レバー5の回動範囲を規定するため、ねし桿1
3の両端部付近には移動部材14により作動されるリミ
ットスイッチ19(第1図にはその一方が示されている
)が配置され、これらは作動時にガバナーモーター16
の回転を停止する作用をする。
ガバナーモーター16は直流または交流モーターを使用
し、逆回転できるように制御されている。
さらに制御レバー5の回動軸10の突出端には回動レバ
ー20(第2図参照)が取付けられ、そしてこのレバー
20の自由端に設けられたピン20 aはリンク21の
長孔21 a内に嵌合している。
また前記リンク21は別個のリンク機構または他のガバ
ナーモーターにより作動される調整レバー22に回動取
付されている。
以上の構成により、エンジンを発電機用として制御する
場合には、ガバナーモーター16を駆動してねし桿13
上の移動部材14を変位させ、この移動部材14の変位
を連動部材9、板ばね8および保持部材7を介して回転
軸10に伝達して制御レバー5をゆっくりと操作し、負
荷と無関係にエンジンの設定回転数を増方向または減方
向に微調整することができる。
この場合、たとえば設定回転数を上昇させるには、移動
部材14を第1図に示されたように左方すなわち設定回
転数増方向に変位させる。
これにより連動部材9はピン12を中心に反時計方向に
回動し、この回動は板ばね8を介して保持部材7に伝え
られるため、保持部材7は回動軸10を反時計方向に回
動させ、この結果制御レバー5は移動部材14の変位と
共に一点鎖線で示す高速運転位置に操作されることがで
きる。
またエンジンをスクリュー駆動用として制御する場合に
は、ガバナーモーター16は使用せず、別個のリンク機
構や他のガバナーモーターを用いて制御レバー5を直接
操作するようにする。
たとえば第1図において制御レバー5を設定回転数減方
向に操作するには、調整レバー22を別個のリンク機構
により手動でまたは他のガバナーモーターを用いて時計
方向に回動し、これに回動取付されたノンク21を右方
に引く。
リンク21の長孔21 aには回動レバー20のピン2
0 aが嵌合しているため、リンク21の右方変位によ
り回動レバー20は時計方向に回動し、制御レバー5は
実線で示す低速運転位置に操作される。
こうしてガバナーモーター16を使った移動部材14に
よる前記操作とは無関係に、制御レバー5を直接操作す
ることにより負荷に応じて設定回転数を調整することが
できる。
このようにこの考案によれば、ガバナーの制御レバーと
ガバナーモーターを利用してゆっくりと、または外部か
ら直接操作できるようにしたため、多目的特殊エンジン
を様々な用途に適するように遠隔制御することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1,2図はそれぞれこの考案を流体ガバナーに適用し
た実施例の部分断面正面図および部分断面側面図である

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガバナーモーター16によりねじ桿13を回転し、この
    ねし桿13に係合する移動部材14の変位によりガバナ
    ーの制御レバー5を操作し、エンジンの設定回転数を調
    整するガバナーの速度調整装置において、前記移動部材
    14に係合する連動部材9を、前記制御レバー5の回動
    軸10に設けられた保持部材7に、連動部材9に取付荷
    重を与えるよう保持部材7に取付けられた板ばね8を介
    して回動自在に取付け、負荷と無関係にエンジンの設定
    回転数を微調整する場合、前記移動部材14の変位を連
    動部材9、板ばね8および保持部材7を経て回動軸10
    に伝達して制御レバー5を操作できるようにし、また負
    荷に応じて設定回転数を調整する場合には、ガバナーモ
    ーター16による前記操作とは無関係に前記回動軸10
    を別個のリンク機構または他のガバナーモーターにより
    回動することによって制御レバー5を直接操作できるよ
    うにしたことを特徴とするガバナーの速度調整装置。
JP9268577U 1977-07-14 1977-07-14 ガバナ−の速度調整装置 Expired JPS5918123Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9268577U JPS5918123Y2 (ja) 1977-07-14 1977-07-14 ガバナ−の速度調整装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9268577U JPS5918123Y2 (ja) 1977-07-14 1977-07-14 ガバナ−の速度調整装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5421725U JPS5421725U (ja) 1979-02-13
JPS5918123Y2 true JPS5918123Y2 (ja) 1984-05-25

Family

ID=29023078

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JP9268577U Expired JPS5918123Y2 (ja) 1977-07-14 1977-07-14 ガバナ−の速度調整装置

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JPS5421725U (ja) 1979-02-13

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