JPS59181173A - 消火薬剤 - Google Patents

消火薬剤

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JPS59181173A
JPS59181173A JP5248983A JP5248983A JPS59181173A JP S59181173 A JPS59181173 A JP S59181173A JP 5248983 A JP5248983 A JP 5248983A JP 5248983 A JP5248983 A JP 5248983A JP S59181173 A JPS59181173 A JP S59181173A
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亀井 政之
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、泡、消火系剤に関し、更にvl−述すれは、
76火性能、耐溶性、耐液性、さらに再着火防止性に優
れた泡消火薬剤に関する。
フッ素系界面活性剤の或ものは、水の表面張力を著しく
低下させ得る。この特性をflJ用し、ガソリン等の水
不溶性可燃性溶剤の表面に水成膜を形成し、油火災の再
着火防止性に優れたフッ素糸消火薬剤が既に開示されて
いる(%公昭40−20080号等)。しかし、これら
公知のフッ素糸消火薬剤は泡安定性が充分でなく、焔あ
るいは熱により泡が破壊されるという欠陥を有する。そ
こで、フッ素系界面活性剤の濃度を高めることにより、
耐溶性、耐熱性を改善する試みがなされているが、フッ
素系界面活性剤は高価である為に、この方法は経済的に
不利益である。また、泡安定剤の添加の試みもされてい
るカー、その結果は充分でなく、しばしば粘度を増大さ
せる結果となり、天川に供し得ない場合が多い。
また、炭化水素系界面活性剤をフッ素糸界面活性剤に添
カル、油と水との間の界面張力を低下させて水成模形京
情〆高めると共に、フッ素系界面活性剤の使用欺の低減
化が提案されている(%公昭48−25161号)。し
がし炭化水素系界面活性剤の添〃Dは、消火泡の親油性
を増大させる為、泡の中への燃焼油蒸気の侵入を助長し
、泡の耐油性または耐溶性の低下をもたらす。これはガ
ソリン等の揮兄性の高い可燃性溶剤の火災を消火する上
で1大な欠陥となっている。
本発明者等は、上記の点に留意し、鋭意研究を重ねてき
た結果、基材としてポリアミン化合物置と起泡剤(B1
%にフッ累糸界面活性化合物とから成るフッ素系消火薬
剤か従来のフッ素糸消火薬剤に比較して、泡安定性、耐
爆性、耐熱性、耐液性および沓着火防止性の点で格段に
優れており、さらにフッ素系界面活性剤の使用書を低減
化できるという経済性を見い出した。さらに、歳ぎこと
には、ポリアミン化合物TB)を、市販の水成腺形成性
消火薬剤(炭化水素系界面活性剤の存否に依らない。)
や合成界面活性剤泡消火薬剤に添加することにより、そ
れらの耐液性、耐爆性、及び耐熱性を向上できることを
見い出し、本発明を完成するに至った。  ・ 即ち本発明は、ポリアミン化合物fA1例えはジアミン
化合物、トリアミン化合物、テトラアミン化合物、ペン
クミン化合物等と起泡剤(B1例えば含フツ素界面活性
化合物、炭化水素系界面活性化合物等とを基材とする泡
消火薬剤を提供するものである。
本発明に係る低分子量ポリアミン化合物(Alとは、ジ
アミン以上の多価アミン化合物であり、好ましくはジア
ミン化合物、トリアミン化合物、テトラアミン化合物、
ペンタミン化合物であり、炭化水素系低分子奮ポリアミ
ン化合物であり、窒素以外のへテロ原子を分子中に含有
するものも含まれる。具体的には以下の化合物が挙げら
れるが、これらの具体例によって本発明が限定されるも
のではない。
ジメチルアミノエチルアミン、エチルアミノエチルアミ
ン、ジエチルアミノエチルアミン、N、N、N’、N’
−テトラメチル−1,2−ジアミノエタン、1.3−ジ
アミノプロパン、6−メチルアミノプロピルアミン、N
、N−ジメチル−1,3−ジアミノプロパン、2−ヒド
ロキエチルアミノブロビルアミン、ビス−(6−アミノ
プロピル)エーテル、ジメチルアミノエトキシテロビル
アミン、<1 、ω−ビス=(乙−アミノプロピル)ポ
リエチレングリコール、1.4−ジアミノブタン、N−
(2−アミノエチル)ピペリジン、N−(6−アミノプ
ロピル)モルホリン、1,6−ビスアミノメチルシクロ
ヘキサン、エチレンジアミン、ジエチレントリアミン、
トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、
イミノビスプロピルアミン、メチルイミノビスプロピル
アミン、N、N、N’、N’−ペンタメチルジエチレン
トリアミン、ポリエチレンイミン(20シ体以下)等と
、これらのポリアミン化合物の鉱酸塩例えば塩酸、備酸
、硝酸等や有機酸塩も含まれる。
上記の中でも、ジアミン類、トリアミン類、テトラミン
類、ペンタミン類が好ましく、例えばエチレンジアミン
、1.6−ジアミノプロパン、N−メチル−1,!1−
ジアミノプロパン、ジエチレントリアミン、トリエチレ
ンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、イミノビス
プロピルアミン等並びにこれらの鉱酸塩、有機酸塩が好
ソしい。又本発明で言う低分子量ポリアミン化合物とは
、分子B6oo。
以下、好ましくは1000以下の化合物を相称するもの
である。
アニオン性活性剤の対カチオンとしく、トリエチルアミ
ンやトリエタノールアミン寺のモノアミンを使用した消
火剤が公知であるが、この場合のモノアミンの役割は活
性剤中のアニオン性基の中和と溶解性の向上を目的とし
たものである。事実、従来使用されてきたモノアミンで
は、本発明の消火薬剤の特徴である、優れた耐溶性、耐
熱性、耐液性そして再着火防止性は見い出せないことか
ら、機能及び効果の点で本発明に係る低分子蓋ポリアミ
ン化合動因とは明確に区別される。
また本発明に係る低分子量ポリアミン化合動因は有機酸
との塩としても供することができるが、この場合の有機
酸としては酢酸、酪酸、グルコン酸、コハク哨、アジピ
ン酸、ピメリン酸等が挙げられる。
本発明の起泡剤囚は、炭化水素系界面活性化合物、フッ
素系界面活性化合物等公知の消火剤用の界面活性化合物
であればいずれでも良いが、好ましくはフッ素糸界面活
性化合物である。
本発明に係る起泡剤の内、フッ素系界面活性剤以外の起
泡剤としては炭化水素系界面活性剤及びシリコン系界面
活性剤が挙げられるが、具体的には以下の如きものであ
る。
CJHtJ+1cmo−CB、−Cl−o+cn、cn
、o+mnCD、−0+CI(、C)1.0九H CnH,、−1−I C−0+CHzCH10+mHC
nH1B+1−0+CH1CH*0+rnH?1” C” H*n + 1 0 + CH2CM O帰HC
H2CH20+、Hアニオン系 CnH*11rO−8OB M CnHzn+10eCH1CH20+SO3Mへ Cn1H1B4.1 c−N−ca、cn、so、MC
n1(2n+ 1  o+ CB、 ca、o÷CH,
COOMCn H2H+I CH=CH(CH4)mS
 O1MCHsCH=CHCH=CHCOONa〔nは
6〜18の整数〕 〔nは6〜18の整数〕 両性系 〔nは6〜18の整数〕 〔nは6〜18の整数〕 Oil。
CnH2n−4−INCI%5OBNa〔nは6〜18
の整数〕 〔nは6〜18の整数〕 CnH1H+IN CH2CH1SO4Na〔nは6〜
18の整数〕 Cl5n、C0NCB、CBIN(CB、C00Na)
1フッ素系界面活性化合物としては、カチオン型、アニ
オン型、両性型、ノニオン型の内から1個ないし複数個
選ばれ、とりわけ両性型フッ素糸界面活性剤が少なくと
も一成分として含まれていることが好ましい。その中で
も次に示すフッ素系界面活性剤の組成が特に好ましい。
1A組成 1 Rf −Z−Qu  N−Qt−8OsM      
  (IlB組成 R重 Rf −Z  Qs  N  Qs−805M    
    (I)RfI−W([lll DNA成 RfI−W(lI11 E組成 R。
Rf Z−QlN Qt SOnM     (IIR
f“−W              圃但し式中、R
f、Rf’およびRf/′は同一でも異なっていてもよ
く、炭素数6〜16のフッ素化脂肪族基であり、そ)様
なものの内好ましいものの例としてはパーフロロアルキ
ル基またはバー70ロアルケニル基であり、直鎖状、分
岐状、またはそれらを組み合わせたもののいずれでもよ
い。
2および2′は同一でも異なっていてもよく、スルホン
アミド基またはカルボンアミド基を含む2価の連結基で
、−8o、NR,−5−CONH2−1−(CH,)m
=so、NR,−11〜乙のアルキル基またはヒドロキ
シアルキル基、mは2〜乙の整数を表わす。)等の基が
好ましい。QlおよびQfは同一でも異なっていてもよ
く、炭素数2〜12の2価の脂肪族基、ヒドロキシ基に
より置換された脂肪族炭化水素基、芳香族炭化水素基ま
たはこれらを組み合わせたもので、+ CH2+n  
(但しnは2〜12の整数を表わす。)、+C)I、九
〇+CB井、(但しp、qは1〜乙の整数な表わ等の基
が好ましい。R1およびBEは同一でも鼻なっていても
よく、水素原子、炭素数1〜乙のアルキル基、または+
CR,x CH,o+in  (俳しiは1〜20の整
数を表わす。)である。Q、および聾は同一でも異なっ
ていてもよく、炭素数2〜12の2価の脂肪族基、ヒド
ロキシ基により置換された脂肪族炭化水素基、芳香族炭
化水素基またはこれらを組み合わせたもので+CH1I
+r(但しrは2〜12の整数を表わす。) 、−CH
2CH(OH) CH,−1または同一でも異なってい
てもよ(、水素原子または無機もしくは有機のカチオン
であり、Li東Na■、K■、Ca■、M−1[N(H
)a(R)t〕■ (但しRは炭素数1〜4のアルキル
基またはヒドロキシエチル基、Sおよびtは0〜4の整
数でa+t=4を満たすものを表わ”J−0)、または
アリ、OHθ、C11e、、Bre、IO,C1j04
”、ユ5Oj2θ、CB、5o40.No30.CH,
Cooe、  またはリン酸基等が好ましい。Wは−Z
’(−CH,CH,Q+、IHl−Z’−C7−NRq
’EL:’コ (但し、2“はスルホンアミド基またはカルボンアミド
基を含む2価の連結基で−SO,IN朗−5−CONR
≦−1+ CH2+A / S Oz N R2−1+
 CHz+7 p CON R1−1し、B≦は水素原
子、炭素数1〜6のアルキル基またはヒドロキシアルキ
ル基、〕′は2〜乙の整数を表わす。)等の基か好まし
い。j′は0〜5の整数、Qfは炭素数2〜12の2価
の脂肪族基、ヒドロキシ基により置換された脂肪族炭化
水素基、芳香族炭化水素基またはこれらを組み合わせた
もので+CH!+1(但しm′は2〜12の整数を表わ
す。)、等の基が好筐しい。RfiおよびRj’は同一
でも異なっていてもよく、水素原子、炭素数1〜乙のア
ルキル基または+CI(、CH,O+、/Hを表わ丁。
)、または+cn t+u y (但し、コ Uは1〜6の整数、Yは−OHまたは−8)lを表わす
。)である。
上記一般式(I)、(2)、皿で表わされる化合物の具
体例は、それぞれ次の(R1項、ib1項、(c1項に
て示される。
(c) C8F、7So2NH。
Co Fls 802 NHCH3 C7F、、C0NHCH2CH20H Cs F+y 802 NH(CH2)3 NH2Co
 F1a 5O2NH(CH2)3NHCH3C,f”
、、 C0NI((OH2)2N(02H,)2C8F
、□502N(CH3)C)I2CH(OH)CH2N
(CH2CH20H)。
C,F、3So2N(CH2CH20H) (CH,)
、 N(CH3)ffiC8F、7CH2CH2So2
N(CH2)、NH(CH3)C2F+ s CONH
(CH2)30 (cH2)、、 N’H(CH2CH
20H)Ca Fls S02 NH(CH2)12 
NH2本発明に係る含フツ素化合物(1)は種々の方法
により製造できるが、好ましい方法として例えば次の如
きものが挙げられる。
製造法I   Rf −Z−Q、NI(R,で示される
含フツ素アミンにハロゲン化アルカンスルホ、r、−)
 、ノ10ゲン化ヒドロキシアルカンスルホネート、ハ
ロゲン化アリレンスルホネート、またはプロパンサルト
ン等をアルカリ存在下または無添加で反応させる方法。
素エポキシドにR,NH2を反応させ、含フッ素ヒドロ
キシ料として製造法1に従い製造する方法。
素エポキシドにアミノスルホン酸HR,NQ2 S 0
3 Naを反応させる方法。
また、本発明に係る含フッ素化合物用は種々の方法によ
で示される化合物にハロゲン化アルカンスルホネート、
ハロゲン化ヒドロキシアルカンスルホネート、ハロゲン
化アリルスルホネートまたはプロパンサルトン等をアル
カリ存在下または無添加で反応させることにより製造さ
れる。
本発明に係る消火薬剤組成物において、低分子量ポリア
ミン化合’1mA)と起泡剤(B)例えばフッ素系界面
活性化合物との混合割合は、重量比で通常20:1〜1
:20であり、好ましくは5:1〜1:1の範囲である
また前記のフッ素系界面活性剤の組成Cにおいて、一般
式(1)の含フツ素界面活性化合物と一般式傾の含フツ
素界面活性化合物との混合割合は、重量比で通常100
:1〜1:2好ましくは50:1〜1:1の範囲である
。D組成においては、一般司旬の含フツ素界面活性化合
物と一般式叫の含フツ素界面活性化合物との混合割合は
、重量比で通常100:1〜1:2好ましくは50:1
〜1:1の範囲である。またE組成においては、一般式
(1)の含フツ素界面活性化合物と一般=illllE
の含フツ素界面活性化合物との混合割合は重量比で通常
50:1〜1:50好ましくは10:1〜1:10の範
囲であり、この2成分の混合物に対し、一般mの含フツ
素界面活性化合物の混合割合は重量比で通常100:1
〜1:2好ましくは50:1〜1:1の範囲である。
また市販の水成膜形成性消火薬剤や合成界面活性剤泡消
火薬剤に本発明に係る低分子液ポリアミン化合物力を添
加する場合その混合割合(重量比)は、6%希釈型消火
薬剤においては、1000:1〜10:1好ましくは2
00 : 1〜5:1の範囲であり、6%希釈型消火薬
剤においては、500:1〜5:1好ましくは100:
1〜5:2の範囲である。
本発明者等の知見によれば、フッ素系界面活性化合物成
分が前記の組成A−Eのものから成る、本発明に係る消
火域で最高の性能を発揮する。消火剤のpHは生体への
安全性または貯蔵容器の腐食性等から中性領域で使用す
ることが望まれ、この点からも本発明の消火薬剤の有用
性が認められる。
本発明の消火薬剤において、前記フッ素系界面活性化合
物成分(B)、低分子酸ポリアミン化合物置および水に
加えて、必要に応じて各種添加剤を加えることができる
。添加剤としては、付加的泡安定剤、凝固点降下剤、防
錆剤、緩衝剤等が挙げられる。
付加的泡安定剤は主に発泡倍率あるいはトレーネジを調
節するために添加され、例としてポリエチレングリコー
ル、ポリビニルアルコール、ポリとニルピロリドン、カ
ルボキシメチルセルロース、アラビアゴム、アルギン酸
ソーダ、ボリプ四ピレングリコール、ポリビニル樹脂、
などがある。
凝固点降下剤としてはエチレングリコール、プロピレン
グリコール、セルンルブ類(エチルセロソルブ、ブチル
セロソルブ)、カルピトール類(エチルヤルビトール、
ブチルカルピトール)、低級アルコール(イソプロピル
アルコール、ブタノール)、あるいは尿素などがある。
防錆剤、緩衝剤としては当該業界公知の種々のものを使
用し得る。
本発明の消火薬剤は公知の方法で、すなわち空気、炭酸
ガス窒素、ジフロロジクロロメタンのような低沸点フロ
ロカーボン類または他の適当な不′燃気体を吹き込むか
、混ぜることによって適用される。
本発明の消火薬剤は濃厚原液として貯蔵し、使用時通常
の方法、例えば濃厚原液を消火装置または泡ノズルに至
る途中から水流中に吸い込ませることにより希釈度を調
節し、空気等の不燃性気体を吹き込むか混ぜることによ
り発泡させ大面の上方または表面下より泡を放射または
送り込む方法により適用することができる。あるいはあ
らかじめ水セ使用濃度に希釈しポータプル消火器に充填
し適用することもできる。
次に実施例により本発明をさらに詳しく説明する。以下
の実施例で%は全て重量%を表わす。
実施例1〜28および比較例1〜29 フッ累系界面活性剤          0.09%炭
化水素系ポリアミン化合物      0.09%ホリ
エチレングリコール        0.8  %(平
均分子量4000) ブチルカルピトール           1.0  
%水                   98.0
2%からなる組成物6ノを水成膜泡消火剤用小型消火器
(日本消防検定協会承認61型消火器)に充填し、窒素
圧10に9/cn?、吐出量61/i1tでn−へブタ
ンを可燃物として燃゛焼面積1.2m2(B−6スケー
ル)の消火実験を行った。その結果を表−1に示す。
尚、可燃物は60℃、消火剤は20℃に調節した後点火
し、予燃1分径小型消火器の通常の使用方法で消火作業
を行った。又、比較例21〜28は、フッ素系界面活性
剤の割合を0.2%に増加したものである。比較例29
は、フッ素系界面活性剤含有の水成膜形成性泡消火薬剤
の市販品(3%型)を水で63.3倍に希釈して実験し
たものである。
*1)耐熱試験:消火剤全量放射後2Q+nlのn−へ
ブタンを入れた内径178順、深さ5nの燃焼皿を泡面
中央に置き、放射終了後から1分経過した時圧点火する
。この燃焼皿内のn−へブタンの燃え尽きる迄の間まわ
りに着火し拡大するか否かを確認する。
*2)ペーパーシール試験:耐熱試験を経た泡面なさら
に放置し、放射終了後から5分経過したとき点火棒に着
火し泡面に接する程度に炎を近づけ泡面に沿い全面にわ
たって移動させ着火するか否かを観察する。
*3)25%ドレーネージ時間:1400Ccの受皿に
泡を取り、泡が還元され全負惜の25%の1i号の水が
出てくるまでの時間を測定した、 以上の結果より、炭化水素系ポリアミン化合物の添加に
より、消火緒特性が向上し、フッ素系界面活性剤の骨の
低実施例1〜28と比較例1〜12の結果から分かるよ
うに、本発明に係る低分子量ボリアばン化合動因の添加
によって消火成能が著しく向上し、特に耐熱試験及びベ
ーパーシール試験の結果から明らかなように、耐溶性、
耐熱性及び耐液性の向上が確認された。一方、比較例1
3〜20より明らかなように、モノアミンの添加では効
果は無いことが確認された。
また比較例21〜28の結果から分かるように、ポリア
ミン無添加の堝合忙は、フッ素系界面活性剤の濃度を2
倍以上にしても低分子量ボリアばン化合物添加系と同等
の消火性能が出ない。このことから、ボリアばン化合物
の添加によるフッ素系界面活性剤の使用量の低減化、即
ち経済性の向上が確認された。
実施例29〜64および比較例30.31市販品泡消火
薬剤に、本発明忙係る低分子量ポリアミン化合物(A)
を添加した場合の消火実験結果を表−2に示す。
添加領け、それぞれの泡消火薬剤原液に対して4%とし
た。
*−1)*2)  *5)  表−1に同じ。
表−2の耐液試験及びペーパーシール試験の結果から、
本発明に係るボリアぐン化合物(A)の添加によって市
販品消火仏剤の耐溶性、耐熱性、耐液性が改善されるこ
とが確認された。
実施例35〜49、比較例62〜46 界面活性剤(起泡剤)0.5% 炭化水素系ポリアミン化合物   0.09%ジベンジ
リデンソルビトール   0.09%ラウリルアルコー
ル       0,15%ブチルカルピトール   
     1.2%水          9197% 上記組成の消火剤忙ついて、実施例1と同様の方法で消
火実:倹を行った。その結果を表−3に示す。
以上の結果より、炭化水素系界面活性剤及びシリコン系
界面活性剤を起泡剤とする消火剤についても、炭化水素
系ポリアミン化合物の添加圧よって消火緒特性が向上す
ることが確認された。
代理人 弁理士 高 機 勝 利

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 低分子波ポリアミン化合物囚と起泡剤(Blとを基
    材とする泡消火薬剤。 2 低分子波ポリアミン化合物がジアミン化合物、トリ
    アミン化合物、テトジアミン化合物、ペンタミン化合物
    から選択される1種以上である特許請求の範囲第1項記
    載の泡消火薬剤。 3 起泡剤が含フツ素界面活性化合物である特許請求の
    範囲第1項または第2項記載の泡消火薬剤。 4 起泡剤が、一般式(II R凰 84− Z −Qs  N  Qt  SOaM   
      (Il〔但し、式中Rfは、炭素数5〜16のフッ
    素化カ旨肪族基であり、2は、スルホンアミド基または
    カルボンアだド基を含む2価の連結基であり、Q、およ
    びQ、は、炭素数2〜12の2価の脂肪族基、ヒドロキ
    シル基により置換された脂肪族炭化水素基、芳香族炭化
    水素基またはこれらを組み合わせたものであり、縞は、
    水素原子、炭素。 数1〜6のアルキル基または +C馬OH,Q、) )
    l(世し量は1〜20の整数を表わす。)であり、Mは
    水素原子または無機もしくは有様のカチオンである。〕
    で表わされる含フッ素アξノスルホネート糸界面活性化
    合物である特許請求の範囲第1項、第6項記載の泡消火
    薬剤。 〔但し式中、Rf′は炭素数6〜16のフッ素化脂肪族
    基であり、2′はスルホンアミド基またはカルボンアミ
    ド基を會む2価の連結基であり、Q:およびQtは炭素
    数2〜12の2価の8v肪族基、ヒドロキシル基により
    置換された脂肪族炭化水素基、芳香族炭化水素基筐たは
    これらを組み合わせたものであり、Q、は炭素1〜12
    の2価の脂肪族基、ヒドロキシル基により置換された脂
    肪族炭化水素基、芳香族炭化水素基またはこれらを組み
    合わせたものであり、Rfは水素原子、炭素θ1〜乙の
    アルキル基または +CH2CH,÷、H(但しjは1
    〜20の整数を表わす。)であり、Aは−so、または
    −cooであり、M′M“は水素原子または無惨もしく
    は有機のカチオンであり、Xは無様または有機のアニオ
    ンである、〕で表わされる含フッ素ベタイン糸界面活性
    化合物である特許請求の範囲第1項、第3項記載の泡消
    火薬剤。 6 起泡剤が、一般式U)で表わされる含フッ素アミノ
    スルホネート糸界面活性化合物と一般式 %式% 〔但し式中、Rf’は炭素数3〜16のフッ累化脂肪族
    基であり、Wは−Z”+CB、CH2O+kH,,Z“
    Q7NR7Rτ(但し2“はスルホンアごド基またはカ
    ルボンアごド基を含む2価の連結基、kは0〜5の整数
    、Qtは炭素数2〜12の2働の脂肪族基、ヒドロキシ
    ル基により置換された脂肪族炭化水素基、芳香族炭化水
    素基またはこれらを組み合わせた基、BτおよびRf“
    はド1−でも異プfつていてもよく、水素原子、炭素数
    1〜乙のアルキル基または+ CHt CElI O%
     Hを表わす。)、または+CB、+、Y(俳しlは1
    〜乙の整数、Yは−OHまたは−SRを表わす。)であ
    る。〕 で表わされる含フツ素界面活性化合物とから成る特許請
    求の範囲第1項、第3項記載の泡消火薬剤。 載の泡消火薬剤。 8 含フツ素界面活性化合物が、一般式(11で表わさ
    れる含フッ素アミノスルホネート糸界面活性化合物と、
    一般式ttnで表わされる含フッ累ベタイン糸!yf−
    面ら付化合物と、一般式側で衣わされる含フツ素界面活
    性化合物とから成る特許請求の範囲第1項、第6項記載
    の泡消火薬剤。 9 低分子斌ポリアミン化合物(Alと起泡剤IBIと
    の混合割合が、■鎗比で20=1〜1:20の範囲であ
    る時計請求の範囲第1埴、第2項、第6項、第4項、第
    5項、第6頂、または第7墳jピ畝の泡消火薬剤。
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