JPS6099272A - 泡消火薬剤 - Google Patents

泡消火薬剤

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JPS6099272A
JPS6099272A JP20593383A JP20593383A JPS6099272A JP S6099272 A JPS6099272 A JP S6099272A JP 20593383 A JP20593383 A JP 20593383A JP 20593383 A JP20593383 A JP 20593383A JP S6099272 A JPS6099272 A JP S6099272A
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fire extinguishing
foam
fluorine
extinguishing agent
polyethylene glycol
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豊 橋本
亀井 政之
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、泡消火薬剤に関し、更に詳述すれば、消火性
能、耐溶性、耐液性、さらに再着火防止性に優れた泡消
火薬剤に関する。
フッ素系界面活性剤の或ものは、水の表面張力を著しく
低下させ得る。この特性を利用し、ガソリン等の水不溶
性可燃性溶剤の表面に水成膜を形成し、油火災の再着火
防止性に優れたフッ素系消火薬剤が既に開示されている
(特公昭40−20080号等)。しかし、これら公知
のフッ素系消火薬剤は泡安定性が充分でなく、焔あるい
は熱により泡が破壊されるという欠陥を有する。そこで
、フッ素系界面活性剤の濃度を高めることにより、耐溶
性、側熱性を改善する試みがなされているが、フッ素系
界面活性剤は高価である為に、この方法は経済的に不利
益である。また、泡安定剤の添加の試みもされているが
、その結果は充分でなく、シばしば粘度を増大させる結
果となり、実用に供し得ない場合が多い。
また、炭化水素系界面活性剤をフッ素系界面活性剤に添
加し、油と水との間の界面張力を低下させて水成膜形成
性を高めると共に、フッ素系界面活性剤の使用量の低減
化が提案されている(特公昭48−23161号)。し
かし炭化水素系界面活性剤の添加は、消火泡の親油性を
増大させる為、泡の中への燃焼油蒸気の侵入を助長し、
泡の耐油性または耐爆性の低下をもたらす。これはガソ
リン婢の揮発性の高い可燃性溶剤の火災を消火する上で
重大な欠陥となっている。
本発明者等は既に、上記の点に留意し、鋭意研究を重ね
てきた結果、基材として分子量3.000以下のポリア
ミン化合物と起泡剤、特にフッ素系界面活性化合物とか
ら成るフッ素系消火薬剤が従来のフッ素系消火薬剤に比
較して、泡安定性、耐爆性、耐熱性、耐液性および再着
火防止性の点で格段に優れており、さらにフッ素系界面
活性剤の使用−量を低減化できるという経済性を見い出
し、特許出願を行った。
その後さら罠研究を重ねた結果1分子量が3.ODDを
越え、両末端がアミノアルキル化されたポリエチレング
リコールを含有して成る泡消火薬剤が、前記のポリアミ
ン化合物を含有して成る泡消火薬剤と比・較して、耐爆
性、耐熱性、耐液性は損なわず、泡安定性を向上しく例
えば泡が液体に還元される時間が長くなる。)、フッ素
系界面活性剤の使用量を低減化できることを見い出した
。さらに驚くべきことには、該ポリエチレングリコール
誘導体を、市販の水成膜形成性消火薬剤(炭化水素系界
面活性剤の存否に依らない。)や合成界面活性剤泡消火
薬剤に添加することにより、それらの耐液性、耐爆性、
及び耐熱性を向上できることを見い出し、本発明を完成
するに至った。
即ち本発明は、分子量が5,000を越え、両末端がア
ミノアルキル化されたポリエチレングリコール及びその
誘導体囚と起泡剤(B)とを基材とする泡消火薬剤を提
供するものである。
本発明に係る、分子量が3,000を越え、両末端がア
ミノアルキル化されたポリエチレングリコール及びその
誘導体(A)は、一般式 %式% 〔式中、l、mは6〜乙の整数であり同一でも異なって
いても良(、nは67〜1o、oogの整数である。〕
にて表わされるもの及びその酸塩等が挙げられ、この内
分子量が3.0[11〜25.1300のものが特に好
ましい。鎖長は単一である必要は無く、上記のj、”m
及びnの範囲のものの混合でも良い。具体的には以下の
化合物が挙げられるが、これらの具体例によって本発明
が限定されるものでは無い。
H2N(−C’H2知0(−CH2CH20−)−(−
CH2九NI(2)I、N−(OH,片0(−CM、C
II(20培CH2蛤Nu2H2N+CH,姶0÷CH
2CM2O)〆CHi NH。
H,N÷CH,蒼o+cH,cH,叶メCH,九NH。
H,N(−CH2人0 +CH2CH2O九沃CH2に
洲。
等と、これらの化合物の鉱酸塩及び有機酸塩も含まれる
が、鉱塩としては塩酸、硫酸、硝酸等であり、有機酸と
しては酢酸、酪酸、グルコン酸、コノ・り酸、アジピン
酸、ピメリン酸、安息香酸等が挙げられる。
これらのポリエチレングリコール誘導体は市販品(例え
ば、出所ファインケミカル■#rPEO−アミン」よH
tJ人できる。
本発明の起泡剤(A)は、炭化水素系界面活性化合物と
フッ素系界面活性化合物等公知の消火剤用の界面活性化
合物であればいずれでも良いが、好ましくはフッ素系界
面活性化合物である。
本発明に系る起泡剤の内、フッ素系界面活性剤以外の起
泡剤としては炭化水素系界面活性剤及びシリコン系界面
活性剤が挙げられるが、具体的には以下の如きものであ
る。
炭化水素系界面活性剤 ノニオン系 CnH2n+、 C0(−CH2CH21HCnH2n
+1罰(−CH2C,E(20% HCH3 Cn H2n+ 、−0(7CH,CJiO現−(CH
2CH20)−7,Hアニオン系 CnCnH2n−08O 3n H2n+ I O+ CH2CH20em S0
3 MOCM。
I l CnH2n+l −c−N−CH2C00M0 CI(
、。
1 1 CnH,、n+、 −C−N−CH2C00M00MO
CH。
I l CnH2n+、−C−N−CH2CH2SO3MCnH
2n4.−〇℃CH2CI(20)−jnCH2000
MCnH2n+1CH−CII(CII2)ms03M
CHs CH””CHCH−” CIf C00Na〔
nは6〜18の整数〕 〔nは6〜18の整数〕 両性系 〔nは6〜18の整数〕 CnH2n+、 ”MC1%C00e 〔nは6〜18の整数〕 ?1・ CnH2n+I NCH25OBNa 〔nは6〜18の整数〕 〔nは6〜18の整数〕 〔nは6〜18の整数〕 C+ 1M23CON CHt CH2N (C1rt
 COONa )25opNa )C1θ フッ素系界面活性化合物としては、カチオン型、アニオ
ン型、両性型、ノニオン型の内から1個ないし複数個選
ばれ、とりわけ両性型フッ素系界面活性剤が少なくとも
一成分として含まれていることが好ましい。その中でも
次に示すフッ素界面活性剤の組成が特に好ましい。
A組成 R。
Rf Z J N Q2 SOaM (I)B組成 C組成 R1 Rf−Z−Q、−N−Q、−8θ8M ([IRf”−
W 傾 り組成 Rf’−W (ホ) E組成 R。
Rf −Z −Q、 −N−Q2−8o、M (I)但
し式中、Rf、Rf’およびRf” は同一でも異なっ
ていてもよく、炭素数3〜16のフッ素化脂肪族基であ
シ、その様なものの内好ましいものの例としてはバー7
0ロアルキル基またはパーフロロアルケニル基であり、
直鎖状、分岐状、またはそれらを組み合わせたもののい
ずれでもよい。
2および2′は同一でも異なっていてもよく、スルホン
アミド基またはカルボ/アミド基を含む2価の連結基で
、−8O□NR,−1−CONR,−1−(CH2)m
−8o2NR2−1−(CH2)m−CONR,−1−
〇−C)−8O2NR2−4九は乙のアルキル基または
ヒドロキシアルキル基、mld’2〜6の整数を表わす
。)等の基が好ましい。QlおよびQ1′は同一でも異
なっていてもよく、炭素数2〜12の2価の脂肪族基、
ヒドロキシ基によジ置換された脂肪族炭化水素基、芳香
族炭化水素基またはこれらを組み合わせたもので、+C
J (但しnは2〜12の整数を表わす。)、−(−C
H2部0+CH2〜 (但しp、qは1〜乙の整数を表
わ等の基が好ましい。R1およびR,/は同一でも異な
っていてもよく、水素原子、炭素数1〜乙のアルキル基
、またはfcH2cH2o)−a (但しiは1〜20
の整数を表わす。)である。Q2およびQ2/は同一で
も異なっていてもよく、炭素数2〜12の2価の脂肪族
基、ヒドロキシ基によジ置換された脂肪族炭化水素基、
芳香族炭化水素基またはこれらを組み合わせたもので一
〇C112% (但L rは、〜12の整数を表わす。
)、−CI−T2CH(OH)CH2−1捷たはCH2
−CIr−等の基が好ましい。M、 M’およびM″は
同一でも異なっていてもよく、水素原子寸たは無機もし
くは有機のカチオンであp、Li■、Na■、K” 、
ca■、Mg0、[N(H)s (R) t〕”’ (
但しRは炭素数1〜4のアルキル基またはヒドロキシエ
チル基、Sおよびtは0〜4の整数でs 十t = 4
を満たすものを表わす。)、またはC7Hが好ましい。
Xは無機または有機のアニオンであり、0He1Cle
%Bre%Ie1CIO4e1 +S04′θ1CH,
So4”、No、e、CI(、Coo”、ifcはリン
酸基6が好ましい。Wは−2“モCH2CH70+−j
、H,Z’−Q”、 NR7R+”(但し、z#はスル
ホンアミド基捷たはカルボンアミド基を含む2価の連結
基で一8o2NR≦−1−CONR≦−1(−CH2ト
So、NH4−1,←CH,壕CON現−1し、R7は
水素原子、炭素数1〜乙のアルキル基またはヒドロキシ
アルキル基、j′は2〜乙の整数を表わす。)等の基が
好寸しい。j′は0〜5の整数% Qlは炭素数2〜1
2の2価の脂肪族基、ヒドロキシ基により置換された脂
肪族炭化水素基、芳香族炭化水素基まだはこれらを組み
合わせたもので÷CH2輛/(但しm′は2〜12の整
数を表わす。)、+ CH24’ 0 + CH2端(
但し、m1′、m罰1〜乙の整数を表等の基が好ましい
。軒および軒″は同一でも異なっていてもよく、水素原
子、炭素数1〜6のアルキル基または÷CH,CH,0
為′Hを表わす。)、または÷CH2入Y(但し、Uは
1〜6の整数、Yは−OHまたは−SHを表わす。)で
ある。
上記一般式(I)、 (II)、 (III)で表わさ
れる化合物の具体例は、それぞれ次の(a)項、(b)
項、(C)項にて示される。
CH。
I C6F13 S 02N(CH2)IIN (CH2)
3603NaC142CH20H CgF、7SO2N (CH2)3N(CH2)6 S
O3Na漏 漏 0H CH2CH,0HCH。
C6F、3So、、N(CH2)aN(CH,)3So
3HC3I(、、、CI(。
C,oF2. C0NCH,CHCI(2N(0M2)
6So3に■ CH (b) (cl C,F、、5o2NH2 C,F、、SO,NHCH。
C7F、、C0NHCH2CH20H C8F、、So、NH(CH,)、NH。
C,F、3So2NH(CH,)3NHCH3C,F、
、C0NH(CH,)2N(C2H,)2CaF、7S
o2N(CH,)CH2CH(OH)CH,N(CH2
0M、0H)2C6F、3So2N(CH2CH,OH
) (CHz)aN(CHs)zC,F、7CH2CH
2So2N(CH2)、NH(CH3)C,F、、C0
NH(CH2)30(CH,)、NH(CH,CH20
H)C6F13 S 02 NH(CH2)12 NH
2本発明に係る含フツ素化合ζk11は種々の方法によ
シ製造できるが、好ましい方法として例えば次の如きも
のが挙げられる。
製造法I Rf −Z−Q、NHR,で示される含フツ
素アミンにハロゲン化アルカンスルホネート、ハロゲン
化ヒドロキシアルカンスルホネート、ハロゲン化アリレ
ンスルホネート、またはプロパンザルトン等をアルカリ
存在下または無添加で反応させる方法。
製造法2 Rf −Z−CH,CH−CH2”?’示さ
れる含フツ素工□ \1 ポキシドにR,NH2を反応させ、含フツ素ヒドロキシ
アミyRf −Z−CH,CHCH,NHR,を製造す
る。これ全原料と■ CH して製造法1に従い製造する方法。
製造法3 Rf −Z−CH2CH−CH2f示される
含フッ素□ \1 エポキシドにアミノスルホン酸HRI NQ2 S O
3N aを反応させる方法。
また、本発明に係る含フツ素化合物(Illは種々の方
法によで示される化合物にハロゲン化アルカンスルホネ
ート、)10ゲン化ヒドロキシアルカンスルホネート、
ハロゲン化アリルスルホネー)tたはプロパンサルトン
等をアルカリ存在下まだは無添加で反応させることによ
シ製造される。
又、本発明に係る含フツ素化合物は市販品、例えば「メ
ガファツク」犬日本インキ化学工業■製品、「サーフロ
ン」旭硝子社製、「フタージエント」ネオス社、「エフ
トップ」秋田化成社製、[フロラードJSM社製、「ゾ
ニール」Du pont社製、「ローダイン」チバφガ
イギー社製、「モンフローJ ICI社製等を購入する
ことによっても入手できる。
本発明に係る泡消火薬剤組成物において、ポリエチレン
グリコール誘導体(A)と起泡剤(B)例えばフッ素系
界面活性化合物との混合割合は、重量比で通常20:1
〜1:20であシ、好ましくは5:1〜1:1の範囲で
ある。
また前記のフッ素系界面活性剤の組成Cにおいて、一般
式(I)の含フツ素界面活性化合物と一般式(l]〕の
含フツ素界面活性化合物との混合割合は、重量比で通常
100:1〜1:2好ましくは5D:1〜1:1の範囲
である。D組成においては、一般式中)の含フツ素界面
活性化合物と一般式(ホ)の含フツ素界面活性化合物と
の混合割合は、重量比で通常100:1〜1:2好まし
くは50:1〜1:1の範囲である。またE組成におい
ては、一般式(I)の含フツ素界面活性化合物と一般式
(II)の含フツ素界面活性化合物との混合割合は重量
比で通常50:1〜1:50好ましくは10:1〜1:
10の範囲であシ、この2成分の混合物に対し、一般式
011)の含フツ素界面活性化合物の混合割合は重量比
で通常ioo:i〜1:2好ましくは50:1〜1:1
の範囲である。
また市販の水成膜形成性消火薬剤や合成界面活性剤泡消
火薬剤に本発明に係るポリエチレングリコール誘導体f
Alを添加する場合その混合割合(重量比)は、6%希
釈型消火薬剤においては、1000:1〜10:1好ま
しくは200:1〜5:1の範囲であシ、6%希釈型消
火薬剤においては、500 : 1〜5:1好ましくは
100:1〜5:2の範囲である。
本発明者等の知見によれば、フッ素系界面活性化合物成
分が前記の組成A−Eのものから成る、本発明に係る消
火薬剤の場合、消火薬剤のpHは中性ないし弱アルカリ
性の領域で最高の性能を発揮する。消火剤のpHは生体
への安全性または貯蔵容器の腐食性等から中性領域で使
用することが望まれ、この点からも本発明の消火薬剤の
有用性が認められる。
本発明の消火薬剤において、前記フッ素系界面活性化合
物成分(B)、ポリエチレングリコール誘導体(Alお
よび水に加えて、必要に応じて各種添加剤を加えること
ができる。添加剤としては、付加的泡安定剤、凝固点降
下剤、防錆剤、緩衡剤等が挙げられる。
付加的泡安定剤は主に発泡倍率あるいはトレーネジを調
節するために添加され、例としてポリエチレングリコー
ル、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カ
ルボキシメチルセルロース、アラビアゴム、アルギン酸
ソーダ、ポリプロピレングリコール、ポリビニル樹脂、
などがある。
凝固点降下剤としてはエチレングリコール、プロピレン
グリコール、セロソルブ類(エチルセロソルブ、ブチル
セロソルブ)、カルピトール類(エチルカルピトール、
ブチルカルピトール)、低級アルコール(イソプロピル
アルコール、ブタノール)、あるいは尿素などがある。
防錆剤、緩衡剤としては当該業界公知の種々のものを使
用し得る。
本発明の消火薬剤は公知の方法で、すなわち空気、炭酸
カスs 窒素b ジフロロジクロロメタンのような低沸
点フロロカーボン類または他の適当な不燃気体を吹き込
むか、混ぜることによって適用される。
本発明の消火薬剤は濃厚原液として貯蔵し、使用時通常
の方法、例えば濃厚原液を消火装置または泡ノズルに至
る途中から水流中に吸い込ませることによシ希釈度を調
節し、空気等の不燃性気体を吹き込むか混ぜることによ
シ発泡させ大面の上方または表面下よシ泡を放射または
送シ込む方法により適用することができる。あるいはあ
らかじめ水で使用濃度に希釈しボータプル消火器に充填
し適用することもできる。
次に実施例により本発明をさらに詳しく説明する。以下
の実施例で%は全て重量%を表わす。
起泡剤(フッ素系界面活性剤)fBl O,09%分子
量が3000を越え、両末端がアミノアルキル化された
ポリエチレングリコ−0,09%ブチルカルピトール 
1.0 % 水 98.02% からなる組成物31を水成膜泡消火剤用小型消火器(日
本消防検定協会承認31型消火器)に充填し、窒素圧1
0に9/crl 、吐出量6 tJ /mt nでn−
ヘプタンを可燃物として燃焼面積1.2m2(B−(S
スケール)の消火実験を行った。
尚、表−1に王妃(N成分、(B)成分の化合物を示し
、試験結果を表−1に示す。
尚、可燃物は30℃、消火剤は20℃に調節した後点火
し、予燃1分後小型消火器の通常の使用方法で消火作業
を行った。
比較例1〜4は、本発明に係るポリエチレングリコール
誘導体の代わシに、炭化水素系ポリアミン化合物を同割
合で添加したものである。又比較例7.8は、フッ素系
界面活性剤の割合を増加したものであシ、比較例9は、
フッ素系界面活性剤含有の水成膜形成性泡消火薬剤の市
販品(6%型→を水で56,6倍に希釈して実験したも
のである。
*1)耐熱試験:消火剤全量放射後20wLlのn−ヘ
プタンを入れた内径17Byam、深さ5mmの燃焼皿
を泡面中央に置き、放射終了後から1分経過した時に点
火する。この燃焼皿内のn−ヘプタンの燃え尽きる迄の
間まわシに着火し拡大するか否かを確認する。
*2)ペーパーシール試験:耐熱試験を経た泡面をさら
に放置し、放射終了後から5分経過したとき点火棒に着
火し泡面に接する程度に炎を近づけ泡面に沿い全面にわ
たって移動させ着火するか否かを観察する。
*3)25%ドレーネージ時間:14ooccの受皿に
泡を取シ、泡が還元され全重量の25%の重量の水が出
てくるまでの時間を測定した。
以上の結果よシ、本発明に係るポリエチレングリコール
及びその誘導体の添加によシ、消火諸特性、特にドレー
ネージが向上し、フッ素糸界7n1活性剤の量の低減下
が可能であることが確認さ扛た。
笑施例1〜16と比較例1〜4の結果から分かるように
、本発明に係るポリエチレングリコール及びその誘導体
(Nの添加によシ、従来のものと比較して、耐焔;生、
耐熱性及び耐液性(耐熱試験及びペーパーシール試験参
照)を損わず、泡安定性(即ちドレーネージ時間)が著
しく向上することが確認された。
また比較例7.8の結果から分かるように、ポリエチレ
ングリコール及びその誘導体無添加の場合には、フッ素
系界面活性剤の濃度を2倍以上にしてもポリエチレング
リコール誘導体添加系と同等の消火性能が出ない。この
ことから、ポリエチレングリコール誘導体の添加による
フッ素系界面活性剤の使用量の低減化、即ち経済性の向
上が確認された。
実施例17.18および比較例10 市販品泡消火薬剤に、本発明に係るポリエチレングリコ
ール及びその誘導体化合物囚を添加した場合の消火実験
結果を表−2に示す。添加量は、それぞれの泡消火薬剤
原液に対して4%とした。
:N) *2) *3)表−1に同じ。
表−2の耐液試験及びペーパーシール試験の結果から、
本発明に係るポリエチレングリコール誘導体(Nの添加
によって市販品消火薬剤の泡安定性(ドレーネージ時間
)が改善されることが確認された。
界面活性剤(起泡剤) FB+ 0.5%チレングリコ
ール誘導体囚 ジベンジリデンソルビトール 0.09%ラウリルアル
コール 0.15% ブチルカルピトール 1.2% 水 9797% 上記組成の消火剤について、実施例1と同様の方法で消
火実験を行った。その結果を表−3に示す。
以上の結果より、炭化水素系界面活性剤及びシリコン系
界面活性剤を起泡剤とする消火剤についても、本発明に
係るポリエチレングリコール誘導体の添加によって泡安
定性が向上することが確認された。
代理人 弁理士 高 橋勝 利

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 分子量が3,000を越え、両末端がアミノアルキル化
    されたポリエチレングリコール及びその誘導体(A)と
    起泡剤(B)とを基材とする泡消火薬剤。
JP20593383A 1983-11-04 1983-11-04 泡消火薬剤 Granted JPS6099272A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8242312B2 (en) 2010-11-12 2012-08-14 E. I. Du Pont De Nemours And Company Urethane and urea fluorosurfactants
US8258341B2 (en) 2009-07-10 2012-09-04 E.I. Du Pont De Nemours And Company Polyfluorosulfonamido amine and intermediate

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US8242312B2 (en) 2010-11-12 2012-08-14 E. I. Du Pont De Nemours And Company Urethane and urea fluorosurfactants

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