JPS5917946A - ウインナ−コ−ヒ−用クリ−ム - Google Patents

ウインナ−コ−ヒ−用クリ−ム

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JPS5917946A
JPS5917946A JP57125073A JP12507382A JPS5917946A JP S5917946 A JPS5917946 A JP S5917946A JP 57125073 A JP57125073 A JP 57125073A JP 12507382 A JP12507382 A JP 12507382A JP S5917946 A JPS5917946 A JP S5917946A
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JP
Japan
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coffee
cream
fatty acid
acid ester
oil
Prior art date
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Application number
JP57125073A
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English (en)
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JPS604696B2 (ja
Inventor
Yasuyuki Takahashi
康之 高橋
Shigeru Aizawa
茂 相沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meiji Dairies Corp
Original Assignee
Meiji Milk Products Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5917946A publication Critical patent/JPS5917946A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコーヒーに添加するクリームに関するもので、
更に詳しくはウィンナ−コーヒーに使用する新規なりリ
ームを提供するものである。
コーヒーは焙焼したコーヒー豆を熱水で抽出し、飲用に
供するものである。若し、香りだけを味わおうとする場
合は、そのま\ブラックコーヒーとして飲むが、ブラッ
クコーヒーは苦みが強いので一般人に受入れられに<<
、このため砂糖やクリームを入れて苦味をやわらげ、味
に滑らかさを持たせて全体の風味を味わいながら飲むの
が普通である。このとき、コーヒーに砂糖やクリームを
入れて攪拌すると、コーヒーの香りが失なわれるので、
ホイップした生クリームをその上に浮かべ香−シの逸散
を防止しなからウィンナ−コーヒーとして飲むのが最も
美味であるとされている。
然し1従来のコーヒー用クリームと称されるものは食用
油脂と乳成分を主とし、これに乳化剤を加えて作るもの
で、ホイップすることはできないから前記ウィンナ−コ
ーヒー用クリームとすることはできず、又前記生クリー
ムはホイップするのに手間t−要し、その上高価である
から一般に普及するまでには到っていない。このため生
クリームに代るものとして製菓、製パン等に使用するホ
イップクリームを添加することが行なわれているが、該
クリームは熱安定性に欠け、熱いコーヒーに入れると凝
集してフェザリングを起こしたシ、気泡が破壊されたシ
油脂が分離してオイルオフをおこすので、真のウィンナ
−コーヒーを味わうことはできない。
本発明は上記事情によシなされたもので、安価にしてホ
イップした生クリームの特性を有する新規なウィンナ−
コーヒー用クリームを提供するもので、該クリームは食
用油脂、乳化剤、シん酸塩を含み、前記乳化剤はジオト
リ、ポリ脂肪酸エステルを70%以上含む蔗糖脂肪酸エ
ステルを全体の0.05〜0.5チ含有し、前記りん酸
塩は第1オル)41)ん酸塩と第2オルトp/v酸塩の
混合比が8:2〜2:8の混合物を全体の0.05〜1
.0チ含有し、ホイップが口」能で耐熱性が良好で熱い
コーヒーに添加しても7エザリングやオイルオフは起こ
らず、しかも分散性が良好でコーヒーの風味と良く調和
するものである。
本発明で使用する油脂は、食用の植物性又は動物性の油
脂を使用することができ、好ましくは油脂の上昇融点が
20〜40℃の範囲にあるものを使用する。このような
油脂としては綿実油、大豆油、とうもろこし油、やし油
等の油脂を水添硬化させたものとか、精製したラード、
乳脂の如きものがある。これらの油脂は単独使用しても
よく、混合使用してもよいもので、油脂の上昇融点が上
記範囲より低いか、或は高いと製品の起泡性が劣化した
り、コーヒー中での分散性が不良となるので注意する必
要がある。通常、上記油脂は製品中10〜50チを占め
るように使用するもので、油脂のみにても良いが好まし
くはこれに無脂乳固形分、植物性蛋白等の蛋白質を混合
する。
上記無脂乳酸固形分としては脱脂乳、脱脂粉乳、カゼイ
ン、酸カゼイン、ナトリウムカゼイン等があり、植物性
蛋白としては水溶性分離大豆蛋白、水溶性分離小麦蛋白
等がある。これらの蛋白は水を加え1〜10%の濃度、
好ましくは3〜7%の濃度となし、前記油脂との混合に
際しては40〜80℃に加温して攪拌混合する。
上記油脂又はこれに蛋白質を加えた混合物は乳化剤存在
下に混合し乳化可能とするが、本発明では使用する乳化
剤に特徴を有し、親油性の蔗糖脂肪酸エステルを使用す
る。該エステルはその中にジオトリ、ポリ脂肪酸エステ
ルを70q6以上含んでおシ、その添加によりホイップ
したときのクリームの性質を改良し緻密なものとするも
ので、該エステルは例えばDK−エステルF−50(商
品名、第−工業製薬製)として市販されている。
従来、ホイップできないコーヒーホワイトナー等に蔗糖
脂肪酸エステルを添加することは知られているが、この
種の蔗糖脂肪酸エステルはモノ脂肪酸エステルが70チ
程度含まれた親水性のもので、本発明で使用する親油性
の蔗糖脂肪酸エステルとは本質的に異なる。
又、従来合成りリーム等の製造に使用されているグリセ
リン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、グロ
ビレングリコールllj[エステル、親水性の蔗糖脂肪
酸エステル及びレシチン等は必要に応じ前記親油性の蔗
糖脂肪酸エステルと適宜併用使用する。
上記エステル類、レシチン等の中、好ましくは不飽和の
脂肪酸エステルで、通常沃素価15〜40の不飽和のグ
リセリン脂肪酸エステルとか不飽和のソルビタン脂肪酸
エステルが使用される。今、本発明の親油性蔗糖脂肪酸
エステルと油脂の存在下において、脱脂乳59部に第1
オル)Dん酸ナトリウム0.2部、第2オルトりん酸ナ
トリウム0.4部を加えて60℃に加熱し乳化してウィ
ンナ−コーヒー用クリームとしたときの例を第1表に示
す。
又、対照として本発明の親油性蔗糖脂肪酸エステルを欠
いた場合の例も示した。
第  1  表 第1表よシ判明するように、不飽和の脂肪酸エステルと
の併用が最も好ましい。
又、蔗糖脂肪酸エステルについてはDKエステルF−5
0(商品名、該エステルのジャトリ、ポリ脂肪酸エステ
ルは70%)を使用するとフェザリングもオイルオフも
起こらず、得られたホイップドクリームは緻密で良好で
あるに対し、DKエステルF−41o(商品名、該エス
テルのジャトリ、ポリ脂肪酸エステルは50%)では上
記効果は生じない。このことから判明するように使用す
る蔗糖脂肪酸エステルは親油性の高いものを使用するこ
とが不可欠で、その中にジャトリ、ポリ脂肪[−cステ
ルが70%以上含まれているものは何れも使用できる。
又、添加量は全体の0.05〜05チで好ましくは0.
2〜0.3%である。混合量が前記範囲よシ少ないと得
られたクリームが粗となり前記範囲より多くなると風味
を害するので注意を要する。
本発明では上記蔗糖脂肪酸エステルに加えてシん酸塩を
加えるものであるが、使用するシん酸塩で、その混合割
合は第1シん酸塩と第2シん醒塩金8:2〜2:8とす
るものである。
今、IV=35の蒸留脂肪酸モノエステルと前1QDl
(ニスfルに’  50 (商品名)をそれぞtLo、
2チ含ましめ、これに各棟pん酸塩を中加してクリーム
t−IA製し、コーヒーに加えて試験した時の結果を第
2表に示す。
第2表より判明する如く、りん酸第3カリウム、ピロリ
ン酸ナトリウム、ポリりん酸ナトリウム、メタシん酸ナ
トリウムではコーヒーに添加したときのフェザリング、
オイルオフの一つ又は二つの間賠点を解決することはで
きず、りん酸1カリウム又はナトリウムとりん酸2カリ
ウム、又はナトリウムを使用した場合にのみホイップド
クリームの組織は良好となp1フェザリング及びオイル
オフも防止できるものである。然し、&12の如くりん
酸lナトリウムとシん酸2ナトリウムの合計量が少なく
 0.05%に満たない少量では7エザリングもオイル
オフも防止できないのである。又、りん酸第1塩と第2
塩の混合割合にも一定の限界が存在し、何れかを単独使
用しても、フェザリング、オイルオフは防止できないも
ので、実用的には第1塩と第2塩の混合比を8=2〜2
:8として使用する。更に、りん酸塩の総蓋は上限があ
り、1%以上の大意使用すると得られたウィンナ−コー
ヒー用クリームに苦味が生じ好ましくない。
上記各原料の混合は溶液状態の無脂乳成分溶液を所望の
方法で調製し、これに水溶性のシん酸塩を加え40〜8
0℃に加熱溶解しておく。そして油脂は30〜80℃に
加熱しこれに不飽和の脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エス
テルを加え充分攪拌した後、前記無脂乳成分溶液と予備
混合する。この予備混合は通常のミキサーで行うことが
できる。
予備乳化後は更に加熱して殺菌し、殺菌後は通常の均質
機で50〜200 kg/cm”の均質化圧で均質化す
る。
本発明は上記の如くなり、得られたクリームは熱いコー
ヒー上に添加しても分散はするが気泡が消失するという
ことはなく、緻密な泡がコーヒー表面を掩りて香シを逃
すことがない。又、コーヒーの味を丸くシ、フェザリン
グやオイルオフが防止され、しかも長期にわたシ保存が
できると共に安価大量に製造できる利点を有するもので
ある。
従って、コーヒー茶碗に濃く熱いコーヒー茶碗糖を入れ
、液面に本発明のウィンナ−コーヒー用クリームを充分
に入れ、そのま\飲用に供すると先づクリームのきいた
コーヒーを味わい、次いでプラックコーヒーの味を味わ
い、最後に砂糖の利いた味を味わうことができるもので
、本当のコーヒーを楽しむことができるのである。
以下実施例により説明する。
実施例1 脱脂乳(無脂乳固形分8159部t 60 ’Gに加熱
し、これにりん酸1ナトリウム0.2部、りん酸2ナト
リウム0.4部を添加し攪拌溶解した。
これとは別に硬化大豆油(上昇融点35℃)40部を6
0℃に加熱し、グリセリン脂肪酸モノエステル(IV=
35)を0.2部と蔗糖脂肪酸エステルとしてPKエス
テルF−50(部品名、第−工業製薬製)0.2部を加
え均一に攪拌混合した。
上記の調製した脱脂乳59.6 k、’pと上記調製し
た硬化大豆油をミキサーで予備混合し、100’Cに加
熱殺菌稜ホモゼナイザーで均質化圧100kgAyrP
で均質化し冷却した。これはそのま\熱いコーヒーに入
れてもフェザリングやオイルオフがなく、通常の泡立機
にょジオ−バーランは110チで緻密な組織のホイップ
ドクリームとすることができ、ウィンナ−コーヒーに使
用して泡の安定性が良くマイルドな風味のコーヒーとし
て飲むことができた。
実施例2 実施例1の蔗糖脂肪酸エステルIDKエステルF−20
(商品名、第−工業製薬製、ジ、トリ。
ポリ脂肪酸エステル90チ)に代え、シん酸1ナトリウ
ム0.2品をりん酸1カリウム0.2部にりん酸2ナト
リウム0.4部’k 0.3部に変えその他の条件は実
施例1と同様にしてホイップ可能なウィンナ−コーヒー
用クリームとした。
実施例3 実施例1の脱脂乳59部の代わりにナトリウムカゼイン
溶液(ナトリウムカゼイン2%)59部使用し、その他
の条件は実施例1と同様にしてウィンナ−コーヒー用り
リームヲ得り。
−24頓

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ジ、トリ、ポリ脂肪酸エステルを70チ以上含む蔗糖脂
    肪酸エステルを全体の0,05〜0.5%含有し、第1
    オル)+)ん酸塩と第2オルIt)ん酸塩の混合比が8
    :2〜2:8の混合物を全体の0.05〜1.0チ含有
    することを特徴とするウィンナ−コーヒー用クリーム。
JP57125073A 1982-07-20 1982-07-20 ウインナ−コ−ヒ−用クリ−ム Expired JPS604696B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6194759A (ja) * 1984-10-16 1986-05-13 北新合板株式会社 多層配向ボ−ド用マツトの連続成形装置
WO2008116715A1 (en) * 2007-03-26 2008-10-02 Unilever N.V. Aerated food products being warm or having been heated up and methods for producing them

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