JPS5917853B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPS5917853B2
JPS5917853B2 JP8512277A JP8512277A JPS5917853B2 JP S5917853 B2 JPS5917853 B2 JP S5917853B2 JP 8512277 A JP8512277 A JP 8512277A JP 8512277 A JP8512277 A JP 8512277A JP S5917853 B2 JPS5917853 B2 JP S5917853B2
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JP
Japan
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metal layer
aluminum
layer
silicon
copper
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Expired
Application number
JP8512277A
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English (en)
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JPS5420681A (en
Inventor
正治 青山
俊一 開
敏夫 米沢
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5420681A publication Critical patent/JPS5420681A/ja
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  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、半導体ウエフア表面に多層配線を形成した半
導体装置に関する。
近年、半導体装置はますます小型化および集積化がなさ
れており、このため半導体ウエフア表面 、jに配線を
形成する際、絶縁層を介して金属層が配置された多層配
線が用いられる。
この多層配線を形成する方法の一つは、特願昭50−1
07888号明細書に記載されている。次に、多層配線
を形成した従来の半導体装置は、所定形状の絶縁層を被
着した半導体ウエフアにアルミニウム(Al)と5 モ
リブデン(Mo)を重畳した2層の金属層を形成し、リ
ン酸・硝酸・酢酸と水との混合液で選択的にエッチング
し、最適なテーパを有する金属層を得、そしてモリブデ
ン層をプラズマエッチングで除去する。このアルミニウ
ミ(Al)からなる第1j0金属層上に絶縁層を介して
アルミニウム(Al)からなる第2金属層を形成してい
た。この方法で多層配線を形成すると、下層の第1金属
層が最適のテーパを有するので、上層の第2金属層が段
切れを起さずに配線できるのであるが、下層第1金属’
5 層のアルミニウム(Al)表面に低温で絶縁酸化膜
(CVD膜)を形成する際、アルミニウム(Al)に異
常突起すなわちヒロツク(HlUock)が発生する。
これを第1図に示す。ここで1は半導体装置、2は半導
体基体、3’、3″は能動素子で・0 ある。ヒロツク
Tは約400℃で絶縁酸化膜5を形成する時、アルミニ
ウム金属の結晶内部のストレスなどによる結晶の再配列
や空孔の移動によつて発生すると考えられる。
約1(μ)の厚さのアルミニウ5 ム金属層4上に約4
00℃でPSG(リンシリカガラス)層5を気相成長さ
せ、厚さを約8000Aとする。この時、上に説明した
ヒロツク□が発生し、このヒロツクTのためこの上のP
SG層5が異常成長する。第1図のAを拡大して第1一
A0図に示す。このPSG層5上にアルミニウム金属層
6を被着すると、下層と上層のアルミニウム金属層は第
1一A図に示すように短絡しやすい状態となる。即ち、
ヒロツクおよびこの近辺部分Aに電界が集中し絶縁破壊
が生じたり、上層のアルミニウム金5 属層6をエッチ
ングしてスルーホールを形成する際ピンホールが発生し
、この半導体装置1が動作しないような現象が起こる。
このヒロツクを防ぐには、金属層間の絶縁酸化膜を約3
00℃以下の低温で形成することが有効であるが、半導
体ウエフアに形成された半導体素子を外的不純物から保
護するパシベーシヨン効果を有する絶縁酸化膜が得られ
ない。下層の金属層としてアルミニウムの他に、シリコ
ン(Si)を重量パーセントで数%含有するアルミニウ
ム金属膜も利用されるが、上記のようなヒロツクを防止
することができない。本発明は、従来の有する欠点を除
去するためになされたものであり、能動素子を配線接続
する第1金属層と、この第1金属層と絶縁層を介して交
叉する第2金属層とが多層配線し確実に絶縁するように
構成した半導体装置を提供することを目的としている。
本発明の半導体装置は、拡散などにより能動素子を半導
体基体に形,成し、表面を露出して配線接続される複数
の素子のコンタクト領域の表面を露出した半導体基体に
、能動素子のコンタクト領域と他のコンタクト領域とを
所定のパターンで配線接続するアルミニウム(Al)に
少量のシリコン(Si)・銅(Cu)を混入した第1金
属層を被着形成し、絶縁層を介して第1金属層と交叉す
る第2金属層を被着形成した半導体装置であることを特
徴とする。
次に本発明の実施例を説明する。
まず初めに、拡散などにより導電型の異なる接合部を有
する能動素子を半導体基体に形成し、この基体表面に数
1000A0)SiO2膜を形成する。このSiO2膜
を形成した半導体基体の、配線接続される素子のコンタ
クト領域表面のSlO2膜を選択的に除去して露出する
。この半導体基体の表面に、1.0〜2.0重量%のシ
リコン(Si)と1.0〜5.0重量%の銅を含有する
アルミニウム(Al)の第1金属層を形成する。このシ
リコンと銅を含有するアルミニウムの形成方法は、夫々
元素を別々に制御することにより蒸着してもよいし、又
上に述べた組成の合金に匍卿して蒸着してもよい。また
、マグネトロン放電を利用したコールドスパツタ法によ
り金属層を形成すると、更に安定な膜質を得ることがで
きる。この様な組成の金属層は、電流を通じた場合のE
lectrOMigratiOnに対しても非常に有効
である。能動素子のコンタクト領域と、この領域と接続
される他のコンタクト領域とを所定のパターンで配線接
続し、この配線接続に不要な第1金属層をリン酸・酢酸
・硝酸・水の混合液でエツチングし、最適なテーパ約3
0水を有する所定パターンで配線接続する第1金属層を
得る。次に、この上に厚さが0.8(AOI)CVD層
を気相成長させ、このCVD層を選択的にエツチングし
てスルーホールを形成する。この上に第2金属層として
、厚さ約2(ロ)のアルミニウムを蒸着して、選択的に
エツチングし配線を形成する。第2金属層はスルーホー
ルを通して第1金属層に接続される。第2金属層として
アルミニウムを用いたが他の金属たとえばモリブデンな
どを用いてもよい。亦、ここでは金属層として2層の実
施例を説明したが、この上に更に金属層を形成する多層
配線を用いてもよい。次に、第1金属層を構成する元素
の組成について説明する。
第2図に、Al−x%CuおよびAl−2%Si−x%
Cuの層間シヨート密度とCu濃度の関係を示す。Cu
濃度に対して層間シヨート密度は、Al−x%Cuより
Al−2%S!−X%Cuが少な七、第1金属層と第2
金属層とがより確実に絶縁される。今後ますます半導体
装置の小型化・集積化が行われつつあり層間シヨート密
度が少ないことが望ましい。また、銅が5.7%以上ア
ルミニウムに含まれると、銅を含有するアルミニウムは
547℃で局部的に溶融し、第1金属層を形成した後約
500℃の熱処理にさらされるので、Al−2%Si−
x%Cuの銅が均一に固容する量は約5%までであり、
特に約4%以下が適する。第3図に、Al−y%Siお
よびAl−y%Si−2%Cuの層間シヨート密度とS
i濃度の関係を示す。
シリコンの含有量が少ないとアルミニウムの突抜現象が
起こり易く、また層間シヨート密度が大きくなる。Al
−y%Slより銅を含有するAl−y%Si一2%Cu
の方が層間シヨート密度に於いてはるかにすぐれている
シリコンの含有量がアルミニウムに対する固溶限を越え
ると、アルミニウム中にシリコンのかたまりができ、こ
れをエツチングする際シリコンの残渣が残り、きれいに
パターニングすることが困難になる。またシリコンの含
有量が多いと素子と配線の接続部におけるコンタクト抵
抗が増すという問題点が生じる。従つて、第1金属層と
して用いる金属としてアルミニウムに少量のシリコンと
銅とを含有すると、ヒロツクが発生せずこの第1金属層
と絶縁交叉する第2金属層が確実に絶縁される。
そして1〜2重量%のシリコンと1〜5重量%の銅とを
含有するアルミニウムを第1金属層として用いると、更
に確実に第1金属層と第2金属層が絶縁さへ電気的特性
の良好な半導体装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の半導体装置の断面図、第1−A図は第1
図−Aの拡大図、第2図はAl−x%Cu・Al−2%
Si−x%Cuの層間シヨート密度とCu濃度との関係
図、第3図はAl−y%SiおよびAl−y%Si−2
%Cuの層間シヨート密度とSi濃度との関係図である

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 表面を露出して配線接続される複数の素子を形成し
    た半導体基体と、この半導体基体に被着し、上記複数の
    素子間を所定パターンで配線接続するアルミニウム(A
    l)に少量のシリコン(Si)・鋼(Cu)を混入した
    第1金属層と、この第1金属層と絶縁交叉する第2金属
    層とを具備することを特徴とする半導体装置。
JP8512277A 1977-07-18 1977-07-18 半導体装置 Expired JPS5917853B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8512277A JPS5917853B2 (ja) 1977-07-18 1977-07-18 半導体装置

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JP8512277A JPS5917853B2 (ja) 1977-07-18 1977-07-18 半導体装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5420681A JPS5420681A (en) 1979-02-16
JPS5917853B2 true JPS5917853B2 (ja) 1984-04-24

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ID=13849819

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JP8512277A Expired JPS5917853B2 (ja) 1977-07-18 1977-07-18 半導体装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59194467A (ja) * 1983-04-20 1984-11-05 Toshiba Corp 半導体装置
DE3343251A1 (de) * 1983-11-30 1985-06-05 W.C. Heraeus Gmbh, 6450 Hanau Systemtraeger fuer elektrische bauelemente
EP0331908A1 (en) * 1988-03-07 1989-09-13 International Business Machines Corporation Method for forming high density, ohmic contact multi-level metallurgy for semiconductor devices
JP2684621B2 (ja) * 1989-05-12 1997-12-03 沖電気工業株式会社 半導体装置の配線用アルミニウム合金材料
JP2684622B2 (ja) * 1989-05-12 1997-12-03 沖電気工業株式会社 半導体装置の配線用アルミニウム合金材料

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