JPS59177131A - N↓2吸着剤及びそれによるo↓2,n↓2分離法 - Google Patents
N↓2吸着剤及びそれによるo↓2,n↓2分離法Info
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- JPS59177131A JPS59177131A JP58048683A JP4868383A JPS59177131A JP S59177131 A JPS59177131 A JP S59177131A JP 58048683 A JP58048683 A JP 58048683A JP 4868383 A JP4868383 A JP 4868383A JP S59177131 A JPS59177131 A JP S59177131A
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- adsorbent
- pressure
- air
- adsorption
- ata
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- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
- Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
- Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は空気等のORr N2を主成分とする混合気体
より低温下で選択的にN2を吸着する低温用N2吸着剤
と、そのN2吸着剤を使用しての空気よ’) 02 +
Naを分離する方法に関するものである。
より低温下で選択的にN2を吸着する低温用N2吸着剤
と、そのN2吸着剤を使用しての空気よ’) 02 +
Naを分離する方法に関するものである。
馬吸着剤を利用した空気からの02.N2吸着分離法は
、装置が小型簡易であり、又無人運転に近い殆ど保守を
必要としない利点をもつ為、o2製造量10〜5.00
0 Nm”−o、/h程度の中小型装置として近年使用
例が増えてきており、深冷分離装置で作られる液酸を輸
送して使用するケースについての代替が進行している。
、装置が小型簡易であり、又無人運転に近い殆ど保守を
必要としない利点をもつ為、o2製造量10〜5.00
0 Nm”−o、/h程度の中小型装置として近年使用
例が増えてきており、深冷分離装置で作られる液酸を輸
送して使用するケースについての代替が進行している。
この装置の代表的なものの概要を述べると、装置は空気
圧縮機、及び2塔又はそれ以上のN2吸着塔、又場合に
よっては真空ポンプ等から構成される。この装置におい
て、1塔に圧縮空気を送ると、充填されたN2吸着剤に
ょシ空気中のN2け吸着除去されて、残る高圧0!は吸
着塔の後方に流出し回収される。一方、他塔では吸着し
たN2を減圧条件で放出させ(時として↓品02の一部
を向流で流すとか、真空ポンプで強力にN2を除去する
方法もとられる)再生する。これを交互にくり返して連
続的に02+”2を分離する。
圧縮機、及び2塔又はそれ以上のN2吸着塔、又場合に
よっては真空ポンプ等から構成される。この装置におい
て、1塔に圧縮空気を送ると、充填されたN2吸着剤に
ょシ空気中のN2け吸着除去されて、残る高圧0!は吸
着塔の後方に流出し回収される。一方、他塔では吸着し
たN2を減圧条件で放出させ(時として↓品02の一部
を向流で流すとか、真空ポンプで強力にN2を除去する
方法もとられる)再生する。これを交互にくり返して連
続的に02+”2を分離する。
上記の吸着塔に充填していたN2吸着剤の代表的なもの
は、ユニオンカーバイド社により実用化されたNa−A
型ゼオライトの60〜70%Oa交換体であり、o!、
N、2成分混合ガスからN2を選択的に吸着するもの
であって、空気条件下での02の吸着着はN2吸着の1
0%以下と推定される。
は、ユニオンカーバイド社により実用化されたNa−A
型ゼオライトの60〜70%Oa交換体であり、o!、
N、2成分混合ガスからN2を選択的に吸着するもの
であって、空気条件下での02の吸着着はN2吸着の1
0%以下と推定される。
この吸着による02+”2分離装置は中小型領域で有利
と述べたが、1NIII+3の02を製造するのに07
5〜I Kwhを必要とし、大容量深冷分離法で製造さ
れる02の0.45Kwhに比し消費電力は大きい。又
装置容量の増大に対するスケールメリットが少く、3.
000 Nm3−o、/h以上の領域では深冷分離法に
競合できないといわれている。
と述べたが、1NIII+3の02を製造するのに07
5〜I Kwhを必要とし、大容量深冷分離法で製造さ
れる02の0.45Kwhに比し消費電力は大きい。又
装置容量の増大に対するスケールメリットが少く、3.
000 Nm3−o、/h以上の領域では深冷分離法に
競合できないといわれている。
従って、これら欠点についての改善方法が種々考えられ
るが、本発明に関連して改善方法を述べると以下のよう
な障害が通常出現する。
るが、本発明に関連して改善方法を述べると以下のよう
な障害が通常出現する。
先ず、消費電力の低減については、送風主力を低くして
低圧で吸着操作を行なう事が考えられるが、N2吸着量
が圧力にほぼ比例して低下する為、装置の容量が極めて
増大する。次に1吸着量の増大を図る為に低温条件で吸
着操作を行なう事が考えられるが、この場合はN2吸着
量は増大するものの吸着・脱着速度が著しく低下する為
、同一塔長での製品0.濃度が室温時よりもかえって低
下してしまう。又温度の低下に伴ないN2吸着時のO0
共吸着層が上昇する為、動力原単位が漸次上昇する。
低圧で吸着操作を行なう事が考えられるが、N2吸着量
が圧力にほぼ比例して低下する為、装置の容量が極めて
増大する。次に1吸着量の増大を図る為に低温条件で吸
着操作を行なう事が考えられるが、この場合はN2吸着
量は増大するものの吸着・脱着速度が著しく低下する為
、同一塔長での製品0.濃度が室温時よりもかえって低
下してしまう。又温度の低下に伴ないN2吸着時のO0
共吸着層が上昇する為、動力原単位が漸次上昇する。
そこで本発明者は、上記欠点を改善した低温、低圧吸着
条件下での高性能な0!+N2の分離方法につき鋭意研
究、実験を進める過程で、Na−X型、Na−Y型ゼオ
ライトに代表される鉱物名ナトリウムファウジャサイト
に少くとも1重量%以上のアルミナゾルAz(oH)3
を添加し、温度450℃以上の条件で熱処理する事によ
り、未処理のNa−X、Na−Y型等ファウジャサイト
に比べ更に低温低圧吸着条件下でN2吸着量が増大する
とともに実用的範囲でのN2吸着速度の維持が可能であ
り、かつN2吸着選択性の減少が小さいことを尻側し本
発明を完成するに至った。
条件下での高性能な0!+N2の分離方法につき鋭意研
究、実験を進める過程で、Na−X型、Na−Y型ゼオ
ライトに代表される鉱物名ナトリウムファウジャサイト
に少くとも1重量%以上のアルミナゾルAz(oH)3
を添加し、温度450℃以上の条件で熱処理する事によ
り、未処理のNa−X、Na−Y型等ファウジャサイト
に比べ更に低温低圧吸着条件下でN2吸着量が増大する
とともに実用的範囲でのN2吸着速度の維持が可能であ
り、かつN2吸着選択性の減少が小さいことを尻側し本
発明を完成するに至った。
以下に、先ず本発明の吸着剤について説明する。
ナトリウムファウンヤサイトにアルミナゾルを添加する
と、該ファウジャサイトの欠損部分にアルミナゾルが侵
入し、とれがN2吸着に何らかの作用を及ぼすものと推
察される。
と、該ファウジャサイトの欠損部分にアルミナゾルが侵
入し、とれがN2吸着に何らかの作用を及ぼすものと推
察される。
次に、具体例により詳細に説明する。
ファウジャサイトの代表として本発明者等は経済性を考
慮してNa−X型ゼオライトを使用した。
慮してNa−X型ゼオライトを使用した。
先ず、Na−X型ゼオライトを各調整条件毎に30〜6
007のAt(oH)、ゾルを添加して全体で3 N9
になるように分取し、均一になる迄混合する。
007のAt(oH)、ゾルを添加して全体で3 N9
になるように分取し、均一になる迄混合する。
この混合物からエクストルーダを使用して1醪φのペレ
ットに造粒した。
ットに造粒した。
この後、450’℃で1時間電気炉にして熱処理して活
性化し、第1表に示すようにNa−X型ゼオライトを各
3 Kgずつ3種類試作した。
性化し、第1表に示すようにNa−X型ゼオライトを各
3 Kgずつ3種類試作した。
第1表 試作条件
これらの吸着剤を用い、第1図に示す空気分離装置で空
気からの02 r N2分離を試みた。
気からの02 r N2分離を試みた。
以下第1図に基づいて実施した空気分離の操作を説明す
る。
る。
入口側ライン1を通じて圧縮機2でt 05〜3 at
aに加圧された空気は、流路3から脱湿、脱C02塔4
に入り、極めて清浄な加圧空気となる。流路3′の後方
に設置されたパルプ5け開となっており、清浄な加圧空
気は流路6及び開状態のパルプ7を通じて吸着塔8に入
る。吸着塔81(入った加圧空気けN2吸着剤9でN2
が吸着除去されて後方に行く1で従がい02!を度が上
昇する。
aに加圧された空気は、流路3から脱湿、脱C02塔4
に入り、極めて清浄な加圧空気となる。流路3′の後方
に設置されたパルプ5け開となっており、清浄な加圧空
気は流路6及び開状態のパルプ7を通じて吸着塔8に入
る。吸着塔81(入った加圧空気けN2吸着剤9でN2
が吸着除去されて後方に行く1で従がい02!を度が上
昇する。
この後加圧空気は開状態のバルブ10,11゜12及び
1(ルプ11,12の間に挿入された製品02タンク1
5を通じて製品02として回収される。一方、製品02
の一部は流路14の途中にある減圧弁15で減圧されて
、開状態のバルブ10′を通じて吸着塔8′に入る。吸
着塔8′(d開状態のバルブ16及び流路17を通じて
連結された真空ポンプ18で減圧されひかれており、こ
の為吸着塔8′は空気流れと反対方向に製品02の一部
が負圧状態で流れ、吸着塔8′中のN2吸着剤9′に吸
着されていたN、 id容易に離脱されN、吸着剤9′
1は短時間で再生される。吸着塔8のN2吸着剤9が飽
和し、一方吸着塔8′のN−吸着剤9′からN2が離脱
して再生が済むと、入口空気の流路6を6′に切り換え
、今迄述べた方法を交互に行なうと製品02が連続的に
回収できる。なお、入口の清浄な加圧空気のライン3′
と離脱N!を主成分とするガスライン17の間は熱交換
器19で、熱交換可能となっており、製品o2ライン2
1と流路5′との間も又熱交換器22で熱交換可能とな
っている。又流路3′には圧縮式冷凍機20が設置され
ている為、極めて能率的に吸着塔8及び8′は冷却され
低温条件に設定される。
1(ルプ11,12の間に挿入された製品02タンク1
5を通じて製品02として回収される。一方、製品02
の一部は流路14の途中にある減圧弁15で減圧されて
、開状態のバルブ10′を通じて吸着塔8′に入る。吸
着塔8′(d開状態のバルブ16及び流路17を通じて
連結された真空ポンプ18で減圧されひかれており、こ
の為吸着塔8′は空気流れと反対方向に製品02の一部
が負圧状態で流れ、吸着塔8′中のN2吸着剤9′に吸
着されていたN、 id容易に離脱されN、吸着剤9′
1は短時間で再生される。吸着塔8のN2吸着剤9が飽
和し、一方吸着塔8′のN−吸着剤9′からN2が離脱
して再生が済むと、入口空気の流路6を6′に切り換え
、今迄述べた方法を交互に行なうと製品02が連続的に
回収できる。なお、入口の清浄な加圧空気のライン3′
と離脱N!を主成分とするガスライン17の間は熱交換
器19で、熱交換可能となっており、製品o2ライン2
1と流路5′との間も又熱交換器22で熱交換可能とな
っている。又流路3′には圧縮式冷凍機20が設置され
ている為、極めて能率的に吸着塔8及び8′は冷却され
低温条件に設定される。
なお、吸着塔の切り換えにあたっては単純に流路を6か
ら6′へ(又はその逆)切り換えるだけでなく、切り換
え直後の昇圧に伴なう入口空気の吹きぬけを防ぎ、かつ
吸着塔の後方に残存する02及び前方の加圧空気の系外
への放出を最J−にする為、先ず、パルプ10,15,
10′を全開にして吸着直後の吸着塔8の後方の残存0
2を再生直後の吸着塔8′に一部移す。この時吸着塔8
の圧力をpo (ata ) +吸着塔8′の圧力をP
l(at−’)とすると、均圧後の圧力は約P、+P1
(ata)となる。
ら6′へ(又はその逆)切り換えるだけでなく、切り換
え直後の昇圧に伴なう入口空気の吹きぬけを防ぎ、かつ
吸着塔の後方に残存する02及び前方の加圧空気の系外
への放出を最J−にする為、先ず、パルプ10,15,
10′を全開にして吸着直後の吸着塔8の後方の残存0
2を再生直後の吸着塔8′に一部移す。この時吸着塔8
の圧力をpo (ata ) +吸着塔8′の圧力をP
l(at−’)とすると、均圧後の圧力は約P、+P1
(ata)となる。
この後、約Po+Pl (ata )となった吸着塔8
′はパルプ10’ 、 11’を開として製品02タン
ク13と吸着塔を均圧化して、吸着塔8′を更に高圧の
02で満たす。製品タンク16との均圧時の圧力P!(
ata )は吸着塔8,8′の死容積をVut)、製品
O!タンク13の容量をV2 (t )とすると均圧前
の製品02タンク13の圧力をPo(ata )にほぼ
等しいとすると、均圧化圧力Pz (ata )は概略 Po+P。
′はパルプ10’ 、 11’を開として製品02タン
ク13と吸着塔を均圧化して、吸着塔8′を更に高圧の
02で満たす。製品タンク16との均圧時の圧力P!(
ata )は吸着塔8,8′の死容積をVut)、製品
O!タンク13の容量をV2 (t )とすると均圧前
の製品02タンク13の圧力をPo(ata )にほぼ
等しいとすると、均圧化圧力Pz (ata )は概略 Po+P。
−−Vl +’pov2
となり、単に塔を切り換える時のPI (ajPL )
からP6(ata )への急速な昇圧に比べ、以上の操
作ではPl (ata) 、−K”肋−(ata)、P
l (ata) 、P。
からP6(ata )への急速な昇圧に比べ、以上の操
作ではPl (ata) 、−K”肋−(ata)、P
l (ata) 、P。
(al−)とゆるやかに昇圧する為、昇圧等の空気の吹
きtiけを防止しつつ、脱着工程での残存02、高圧空
気の系外への放出を最小にするような対策が可能となっ
ている。
きtiけを防止しつつ、脱着工程での残存02、高圧空
気の系外への放出を最小にするような対策が可能となっ
ている。
以上の操作方法で第1図に記載された装置で空気分離を
行なった。この時の装置の操作諸元を第2表に示す。
行なった。この時の装置の操作諸元を第2表に示す。
第2表 吸着装置諸元
第2表の操作条件で空気からot + N2を分離した
。
。
結果は第2〜7図に要約して示す。
以下、第2〜7図に沿って逐次本発明吸着剤による空気
からの圧力スイング式”’2 + N2吸着分離が、低
温条件下において、未処理のNa−X等のファウジャサ
イト吸着剤による空気分離に対し、どの程度改善される
かを説明する。
からの圧力スイング式”’2 + N2吸着分離が、低
温条件下において、未処理のNa−X等のファウジャサ
イト吸着剤による空気分離に対し、どの程度改善される
かを説明する。
第2図において横軸は添加したAt(OH)3の重置方
分率(%)であり、縦軸は毎時1N−〇O2を製造する
のに必要な消費電力、即ち動力原単位である。
分率(%)であり、縦軸は毎時1N−〇O2を製造する
のに必要な消費電力、即ち動力原単位である。
第1表に示す吸着剤を充填して評価を行なったが、○印
は吸着操作温度20℃、0印は0℃、Δ印は一50℃に
変更した時の動力原単位である。なお、吸着圧力(以下
、Po )は1.5 ata 。
は吸着操作温度20℃、0印は0℃、Δ印は一50℃に
変更した時の動力原単位である。なお、吸着圧力(以下
、Po )は1.5 ata 。
再生圧力(以下、P+ )は0.2 ata 、空気流
速(以下、U)は0.8副/seeとした。
速(以下、U)は0.8副/seeとした。
第3図において横軸は、第2図と同じくAt(oH)、
の添加量であり、縦軸は出口0.濃度である。図中の温
度を表わす○2ロ、Δ印は第2図と同じであり、PO+
Pl r uも第2図の場合と同じである。
の添加量であり、縦軸は出口0.濃度である。図中の温
度を表わす○2ロ、Δ印は第2図と同じであり、PO+
Pl r uも第2図の場合と同じである。
第2図から判るように、At(OH)3添加量が1wt
%を超えるとNa−X充填時の動力原単位は急速に減少
する。この性質は室温ガいし低温域の両方で保持されて
いる。
%を超えるとNa−X充填時の動力原単位は急速に減少
する。この性質は室温ガいし低温域の両方で保持されて
いる。
更に第6図で示されるように、本発明処理に伴ない吸着
塔出口02濃度が上昇しており、動力原単位の低減効果
と同様に室温ないし低温域の両方で有効である。
塔出口02濃度が上昇しており、動力原単位の低減効果
と同様に室温ないし低温域の両方で有効である。
次に、熱処理温度であるが、第4図はこの性質を出口側
02#度の観点から評価したものであシ、横軸は熱処理
温度、縦軸は出口o2濃度、図中010、△印は第2図
に対応し、Poは1.5ata、PHは0.2 ata
、 uは0.8 cm / secとし、また試料と
してはAz、(on)、を10wt%添加したもの(す
なわち第1表の随3)を用いた。
02#度の観点から評価したものであシ、横軸は熱処理
温度、縦軸は出口o2濃度、図中010、△印は第2図
に対応し、Poは1.5ata、PHは0.2 ata
、 uは0.8 cm / secとし、また試料と
してはAz、(on)、を10wt%添加したもの(す
なわち第1表の随3)を用いた。
第4図から判るように温度450℃以上で所定の性能に
達する。
達する。
以上の事から判るように、Na−X 、 Na−Y等で
代表されるファウジャサイトは、少なくとも1 wt%
以上のアルミナゾルAz(on)3を添加した後、45
0℃以上で熱処理する事で動力原単位において12%程
度の低減が計れる。更に出口02濃度が同一塔長におい
て10%以上向上している事から製品の品質という点か
らも付加的な利益を生じている事が例証される。
代表されるファウジャサイトは、少なくとも1 wt%
以上のアルミナゾルAz(on)3を添加した後、45
0℃以上で熱処理する事で動力原単位において12%程
度の低減が計れる。更に出口02濃度が同一塔長におい
て10%以上向上している事から製品の品質という点か
らも付加的な利益を生じている事が例証される。
なお今回添加したアルミナゾルはバインダーとしでも使
用されており、ベレット成形能も同時に有する事はいう
までもない。
用されており、ベレット成形能も同時に有する事はいう
までもない。
次に、アルミナゾル添加110wt%で調整[またNa
、−XKついての空気からの02 、 N、分離特性を
評価した(第5〜7図)。
、−XKついての空気からの02 、 N、分離特性を
評価した(第5〜7図)。
第5図に於いて横軸は吸着圧力を、縦軸は動力原単位を
示している。図中、−印は未処理の17a−Xを、○印
はアルミナゾルAz(oH)、添加量10 wt%の本
発明実施品を示している。なお、Plは0.2 ata
Xu f 0.8 an /sec、吸着操作温度(
420℃とした。
示している。図中、−印は未処理の17a−Xを、○印
はアルミナゾルAz(oH)、添加量10 wt%の本
発明実施品を示している。なお、Plは0.2 ata
Xu f 0.8 an /sec、吸着操作温度(
420℃とした。
第5図から判るように、未処理Na −Xに比し12%
の動力原単位の低減が計られている。才た、深冷分離法
の動力原単位0.45〜0.6 Kwh/ Nm’ −
02、現行N、吸着剤の0.7 Kvrh / Nm3
02を考えると吸着圧力P。は3 ata〜大気圧、よ
り好ましく f’l: 2 at、a〜大気圧の低圧域
が妥当である。
の動力原単位の低減が計られている。才た、深冷分離法
の動力原単位0.45〜0.6 Kwh/ Nm’ −
02、現行N、吸着剤の0.7 Kvrh / Nm3
02を考えると吸着圧力P。は3 ata〜大気圧、よ
り好ましく f’l: 2 at、a〜大気圧の低圧域
が妥当である。
第6図において、横軸は脱着圧力Piを、縦軸は動力原
単位を示し図中e印、○印の記号は第6図に対応し、P
、は1.5 ata、 uけ0.8 (!I!I /
gpg、吸着操作温度は20℃とした。
単位を示し図中e印、○印の記号は第6図に対応し、P
、は1.5 ata、 uけ0.8 (!I!I /
gpg、吸着操作温度は20℃とした。
第6図から判るように、脱着圧力P1と17ては、深冷
分離法、現行N2吸着法との競合性からみて008〜C
1,5ate、、よね好まし7くけ0.1〜0.3a、
ta付近が望まし、いものと思われる。
分離法、現行N2吸着法との競合性からみて008〜C
1,5ate、、よね好まし7くけ0.1〜0.3a、
ta付近が望まし、いものと思われる。
第7図において、横軸は吸着温度を、縦軸は吸着塔出口
0.濃度を示I7、図中―印、○印の記号は第5図に対
応し2、Poは1.5 ata 、 PHは0.2at
a、、uは0,8α/式とした。
0.濃度を示I7、図中―印、○印の記号は第5図に対
応し2、Poは1.5 ata 、 PHは0.2at
a、、uは0,8α/式とした。
第7図から判るように同一塔長のもとでは出口側02濃
度は冷却とともに漸次上昇するが、経済性を考慮した場
合0〜60℃が好ましい範囲といえる。出口02濃度は
アルミナゾルAz(on)3を添加し7た本発明のNa
−Xが未処理のNa−Xを使用し、た場合を常に上廻る
。
度は冷却とともに漸次上昇するが、経済性を考慮した場
合0〜60℃が好ましい範囲といえる。出口02濃度は
アルミナゾルAz(on)3を添加し7た本発明のNa
−Xが未処理のNa−Xを使用し、た場合を常に上廻る
。
また、Na−Y型ゼオライトについてもと記と同様の試
験を行ったところ、上記と同様の結果が得られた。
験を行ったところ、上記と同様の結果が得られた。
以上説明したアルミナゾルの添加熱処理の効果は、従来
のいかなる文献にも示唆されておらず、更に適当な吸着
圧力、脱着圧力及び冷却条件下での操作を行なう事によ
り、極めて少ない動力原単位で90%を上廻る高純度0
2を容易に得る方法を提供し得る。
のいかなる文献にも示唆されておらず、更に適当な吸着
圧力、脱着圧力及び冷却条件下での操作を行なう事によ
り、極めて少ない動力原単位で90%を上廻る高純度0
2を容易に得る方法を提供し得る。
第1図は本発明の02.N2分離方法を実施するのに使
用される装置の概略図、第2〜7図は第1図に示した装
置を用いて試験した結果を示す図表である。 復代理人 内 1) 明 復代理人 萩 原 亮 − 第4図 熱処理温度〔0C〕 第5図 「 吸着圧力Po (o、to〕 月兄看圧力R(cii、α]
用される装置の概略図、第2〜7図は第1図に示した装
置を用いて試験した結果を示す図表である。 復代理人 内 1) 明 復代理人 萩 原 亮 − 第4図 熱処理温度〔0C〕 第5図 「 吸着圧力Po (o、to〕 月兄看圧力R(cii、α]
Claims (1)
- (1) Na−X、 Na−Y に代表されるナトリ
ウムファウジャサイトに少なくとも1重量%以上のアル
ミナゾルを添加した後、450℃以上の条件で熱処理し
てなる低温用N2吸着剤。 (21Na−X 、 Na−Y に代表されるナトリ
ウムファウジャサイトに少なくとも1重量%以上のアル
ミナゾルを添加した後、450℃以上の条件で熱処理し
てなる低温用N、吸着剤を充填した少なくとも2塔以上
の吸着塔において、第1吸着塔内が大気圧〜5 ata
の圧力になるように空気を圧送してN2を選択的に吸着
させて該吸着塔から高純度O2又は02富化空気を流出
させ、他方の第2吸着塔はQ、 5 ata〜008a
taの圧力に減圧して吸着N2を流出させて上記吸着剤
を再生させ、かつこれら全工程を室温以下の冷却条件下
で行なうことを特徴とする空気よ’) 02 r N2
を分離する方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58048683A JPS59177131A (ja) | 1983-03-25 | 1983-03-25 | N↓2吸着剤及びそれによるo↓2,n↓2分離法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58048683A JPS59177131A (ja) | 1983-03-25 | 1983-03-25 | N↓2吸着剤及びそれによるo↓2,n↓2分離法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59177131A true JPS59177131A (ja) | 1984-10-06 |
JPH0141379B2 JPH0141379B2 (ja) | 1989-09-05 |
Family
ID=12810115
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58048683A Granted JPS59177131A (ja) | 1983-03-25 | 1983-03-25 | N↓2吸着剤及びそれによるo↓2,n↓2分離法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59177131A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5002742A (en) * | 1983-05-16 | 1991-03-26 | W. R. Grace & Co.-Conn. | Inorganic oxide sorbents for sulfur oxides |
CN103933925A (zh) * | 2014-04-11 | 2014-07-23 | 清华大学 | 一种双功能粘合剂兼酸性气体吸附剂前驱体及其应用 |
-
1983
- 1983-03-25 JP JP58048683A patent/JPS59177131A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5002742A (en) * | 1983-05-16 | 1991-03-26 | W. R. Grace & Co.-Conn. | Inorganic oxide sorbents for sulfur oxides |
CN103933925A (zh) * | 2014-04-11 | 2014-07-23 | 清华大学 | 一种双功能粘合剂兼酸性气体吸附剂前驱体及其应用 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0141379B2 (ja) | 1989-09-05 |
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