JPS5917594B2 - 信号検出方式 - Google Patents

信号検出方式

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JPS5917594B2
JPS5917594B2 JP54049732A JP4973279A JPS5917594B2 JP S5917594 B2 JPS5917594 B2 JP S5917594B2 JP 54049732 A JP54049732 A JP 54049732A JP 4973279 A JP4973279 A JP 4973279A JP S5917594 B2 JPS5917594 B2 JP S5917594B2
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input signal
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佳和 池田
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q1/00Details of selecting apparatus or arrangements
    • H04Q1/18Electrical details
    • H04Q1/30Signalling arrangements; Manipulation of signalling currents
    • H04Q1/44Signalling arrangements; Manipulation of signalling currents using alternate current
    • H04Q1/444Signalling arrangements; Manipulation of signalling currents using alternate current with voice-band signalling frequencies
    • H04Q1/45Signalling arrangements; Manipulation of signalling currents using alternate current with voice-band signalling frequencies using multi-frequency signalling
    • H04Q1/457Signalling arrangements; Manipulation of signalling currents using alternate current with voice-band signalling frequencies using multi-frequency signalling with conversion of multifrequency signals into digital signals

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般に信号検出方式に関し、特にトーン信号
を用いて交換機を制御する信号方式において、トーン信
号の検出をディジタル信号処理回路によつて実現する方
式に関する。
10従来のトーン信号検出方式は、全てアナログ回路に
よつて実現されており、多数のアナログフィルタ、増幅
器等から構成されている。
従つて形状が大きくかつ個々の回路毎に1装置を配置せ
ざるを得ないことから、経済的でなくまたアナログ回1
5路特有の経年変化による特性劣化を防ぐため定期的に
多くの保守作業をともなうという欠点があつた。本発明
はこれらの欠点を解決するためになされたものであり、
ディジタル回路によりトーン信号フ0 を検出すること
により、信号装置を工CやLSI等のディジタル素子で
構成し、装置の小形化、経済化ならびに高信頼度化をは
かるものである。
ディジタル信号処理によるトーン信号の検出のための公
知の技術として、離散的フーリエ変換フ5(DFT)を
用いる方法がある。このDFT方式とは、入力のアナロ
グ信号を一定周期Tでサンプルした後、量子的に符号化
(PCM変調)する。一方、検出したい周波数fに対応
したsin波およびcos波をあらかじめPCM化して
装置内部で発10生しておき、この2つの参照波を、各
々入力のPCM信号に掛け合せて一定時間N−Tの区間
で積分する。さらに、この2つの積分出力を各々自乗し
た後、両者を加算する。この結果、もし入力信号に所定
の周波数成分が含まれていれば、その゛5 成分の電力
の大きさに比例した数値が現れることになる。このとき
所定以外の周波数成分が入力に含まれていても、途中の
処理過程で消去され、最〕7−終出力には現れない。
したがつて、最終出力の数値を検査することによつて所
定のトーン信号の有無を検出することができる。ところ
が、DFT方式をそのまま実現するためには、入力PC
M信号と参照波(Sin.cOs)との掛算回路と、積
分後の自乗回路が必要であり、これらの掛算処理をおこ
なうデイジタル回路は構造が複雑となりかつ処理速度も
低くおさえられるため、実施上の難点が存在した。
本発明は、上記の欠点を解決するため、掛算回路のかわ
りに、単純な構造の読み出し専用メモリ(以下ROMと
称す)を用いて等価な演算処理を実現し、DFT方式に
よるトーン検出を経済的に供給しすることを目的とし、
その特徴は入力信号の特定の周波数の逆数の周期を有す
る1対の直交関数波形と当該入力信号とを乗算し、各々
の積を一定の時間累積加算し、各々の和の自乗値または
絶対値を相互に加算した和を所定のしきい値と比較する
ことにより、入力信号の中の前記特定の周波数の信号の
存在を検出する信号検出方式において、入力信号の標本
値の各量子化レベルをアドレスとし、当該量子化レベル
と直交関数波形の標本値との積を前記アドレスに記憶す
る記憶装置をもうけ、当該記憶装置を入力信号の標本値
と標本順序と直交関数波形の係数番号に従つて索表する
ことにより前記乗算が行なわれるごとき信号検出方式に
ある。
以下図面により実施例を説明する。第1図は本発明の第
1の実施例である。10は入力信号端子、11はPCM
符号回路、12aはSin成分変換回路、12bはCO
s成分変換回路、13aと13bは積算回路、14aと
14bぱ自乗変換回路、15は加算回路、16は判定回
路、17は信号検知出力端子である。
入力信号端子10頃交換機の内部で通信回線に接続され
、信号が分岐されてこの端子に入力される。この入力信
号の中に、特定の周波数成分が規定のレベルで存在する
かどうかを検知して、その結果を交換機の制御装置に伝
達することが、本信号受信装置の目的である。10から
入力された信号は、公知の技術で実現できるPCM符号
回路11でPCMのデイジタル信号となる。
PCMの符号化形式には各種あるが、一例として、サン
プリング間隔125μS、圧伸則としてはμを用いたも
のについて以下説明する。なお、交換機自体の通話路ス
イツチがデイジタル回路で実現されるようなPCM交換
機に、本装置が組合されるような場合、入力端子10に
は既にPCMとなつた信号が入力されるので、PCM符
号回路11は省略することができる。PCMとなつた信
号は、12aおよび12bに入力され各々検出すべき周
波数f(7)Sin成分とCOs成分が計算される。す
なわち、入力信号をx(NT)、ここでTはサンプリン
グ間隔−125μS.nは1、2、・・・・・・・・・
・・・・・・、とすると、回路12aと12bの出力値
s(1)、c(1)は次のようになる。回路12aと1
2bの実現方法は後述する。この演算処理は、入力信号
のサンプルが入力する毎に繰返され、次段の回路13a
と13bにより各々一定時間(N><T)累算される。
この回路はアキユムレータと呼ばれる公知の回路構成で
ある。従つて、その出力は、となる。
さらにこの両者は各々、自乗回路(実現方法は後述する
)で自乗された後、加算回路15にて加算される゛。加
算回路は公知のデイジタル技術で容易に実現できる。す
なわち、加算回路15の出力Pは、P=S2+C2とな
る。
以上の過程において、入力信号の周波数成分のうち、所
定のf以外の成分はたがいに相殺され大きな減衰を受け
るので、Pはf成分に比例した数値となる。本実施例に
おいては、参照波としてSin,.cOsを用いて説明
しているが、より一般的には、1/fの周期を有する2
種の直交関数でも代替でき、本説明におけるSin.c
Osはその一例である。
以上の動作は、DFTの原理から明らかに証明マ艙る一
n屋りl)′7′^丼L笛TtムイNbナごh 宙田L
t+りYlZろ1回乾棉H甘ぜ乙1よゐ。
例である。
入力信号はPCMとなつてパラレル形式で入力線21か
ら入力される。これと同期して、サンプル時刻のタイミ
ングも22から、3進カウンタ25に入力される。RO
Mによつて構成されるメモリ23と24は各々128個
のワードを有し、各ワードは入力信号のうち極性ビツト
を除く振幅表示ビツトJャrツトによりアドレスされ、さ
らに3進カウンタ25の出力によつて、23の部分か2
4の部分かを指定される。メモリ23と24には各々、
入力信号の振幅ビツトでアドレスされる位置にあるワー
ドに、(入力振幅値)×(Sin−π)あるいは(入力
振幅値)×つ (Sin−π)の訂算結果の数値をあらかじめ記憶させ
ておく。
すなわちこれが掛算表である。この2枚の表の選択は、
3進カウンタ25によつて指定される。サンブルタイミ
ングT。
においては、3進カウンタ25は、ゲート27を開け、
出力値28を全てOとする。つまりSinO=0を入力
値に掛けたことに相当する。次にタイミングt1ではメ
モリ23にある掛算表が指定されるので、入力信号はメ
モリ23を参照して、所定の結果を読み出し出力28に
出す。この時、極性ビツトはEX−0Rゲート26(排
他的論理和回路)を通過するが値zの変化をうけない。
すなわち、Sin−π(正の数)の掛算が実行されたこ
とになる。次にタイミングT2では、メモリ24が指定
され、極性ビツトは、ゲート26で反転され、Sin−
π(負の数)の掛算が実行されたことになる。なお、こ
の例では、たまたまSin−π=−Sin−πとなつて
いるため、8g両係数の絶対値は等しく、メモリ23の
内容とメモリ24の内容は同一となるため、どちらか片
方のみを設け両者を兼用することが可能となり、必要な
メモリ数はさらに減少する。
COs成分変換回路12bの実現方法は、参照波のサン
プル値が、各々COsO=1、COs−π、4Zc0s
−π=COs−πとなる以外は前記回路12aと同様で
ある。
したがつて、ROMのメモリ内容を変更することと、極
性ビツトの反転操作を不要とする以外は全く同一として
実現できる。さらに、第3図の3進カウンタを12aと
12bに共通使用することもできる。また、Sin用の
メモリとCOs用のメモリを同一のメモリチツプ内の異
なるエリアに格納し、両者を時間的に切替て、動作させ
ることも容易に実現できる。通常デイジタル演算回路で
掛算をおこなう場合は、入力PCM信号の符号形式がリ
ニア符号でなければならない。
しかし伝送用のPCM方式では圧伸符号化による非リニ
ア符号が使用されるのが一般的である。したがつて、従
来の演算回路で信号を演算する場合は、入力の圧伸符号
をリニア符号に変換する回路を前置する必要がある。と
ころが、本発明によれば、入力PCM信号を直接演算す
るのではないので、入力の符号形式をリニアに変換する
必要がなく符号変換回路も不用となる。第3図における
メモリ23にあらかじめ書き込むべき符号の作成方法は
以下の通りである。入力PCM信号の圧伸則をμ法則と
仮定する。したがつて極性ビツトを除いた7ビツ.トの
符号と元のアナログ値の関係は、C.C.I.T.T.
勧告G.7llで規定されている。一例として、PCM
符号[0000000」はアナログ値8031に対応し
、[0000001」は7JモV5に対応する。ー方、係
数のSin−πは0.8660に等しいから、〜z 符号「0000000」にSin丁πを掛けることは、
アナログ値に置かえると8031×0.8660=69
54.8となる。
後段の加算演算を実行するため、このアナログ値を例え
ば13ビツトのリニアのPCM符号に変換すると、V=
「1101100101011」となる。
同様に符号「0000001」に関しては、7JモV5×
0.8660=6733.2となり、このアナログ値は
リニア符号X1=「1101001001101]とな
る。従つて、入力符号「0000000」でアドレスさ
れるメモリ23の中のワードにX。を書き込み、「00
00001]でアドレスされるワードにX1を書き込ん
でおけばよい。他の全ての入力符号についても同様にし
て書込むべき符号を算出する。次に、自乗変換回路14
aおよび14bの構成方法について説明する。
第4図は自乗変換回路14aの構成例であり、入力信号
端子31と、読み出し専用メモリ(ROM)32と、出
力信号端子33とから成る。この回路の機能は、アナロ
グ値aに相当するデイジタル信号Diを入力し、アナロ
グ値α2に相当するデイジタル信号D。を出力すること
にある。したがつて、入力信号端子31から入力された
信号Diをアドレスとし、メモリ31の特定のワードに
アクセスする。この位置にはあらかじめ設計時に算出し
ておいたアナログ値α2に相当するデイジタル信号D。
を書き込んでおく。すなわち、入力信号の全パターン数
と等しいワードをメモリ31の中に設けておき、ここに
あらかじめ計算した自乗の表を格納しておく。こうすれ
ば、Diによつてアクセスされた位置には所定の自乗信
号D。があるから、これを読み出して出力することによ
り所期の機能をはたすことができる。このようなアドレ
スによるアクセスおよび読み出しという動作は公知のメ
モリ素子で容易に実現できる。なお、入力信号の1ワー
ドのビット数がnビツトの場合、必要なメモリワード数
は2nとなる。したがつて、nが大きい場合は、まず入
力信号の極性は自乗演算結果に影響しないので、これを
除くことにより1ビツト減少できる。具体的には、もし
入力信号の符号形式が、極性ビツト+振幅形式となつて
いる場合は単に極性ビツトを削除すればよく、もし信号
の符号形式が補数表示となつている場合は、負数のとき
のみ公知の補数生成回路を経由させればよい。さらに、
入力信号の下位ビツトを省略することにより必要メモリ
量を減少でき、この場合は演算結果の誤差が増加するこ
とになるが、上位8〜12ビツト程度を入力すれば実用
上問題のない範囲におさめることができる。なお、自乗
変換回路14aと14bは全く同一の構成であり、メモ
リの内容も同一であるので、物理的には1回路のみを設
け、時間的に切替えて時分割多重することができる。
さらに、近似的な実現方法として、自乗変換回路を単に
絶対値を生成する回路で代替することも可能であり、そ
の場合最終的なトーン検出特性に若干の劣化を生ずるが
、検出規格を満足させ得る場合にはこの方法を使用でき
る。
この場合の、絶対値生成の回路は、極性ビツトの削除又
は、補数生成回路で、公知技術により容易に実現できる
。第2の実施例として、CCITT勧告の電話交換用/
!6.5信号方式のライン信号を検出する場合について
、第5図に構成図を示す。この応用においては、検出す
べきトーン信号周波数は、f1一2400Hz.f2−
2600Hzの2種があり、どちらか一方のみが受信さ
れる場合と、両者が同時に受信される場合があり、両者
とも存在しない場合も合せ、合計4つの状態を識別して
、電話変換機の制御情報を伝達している。第5図におい
て、51はアナログの入力信号端子、52はPCM符号
回路、53はDFT変換回路、54は累算回路、55は
自乗変換および加算回路、56は判定回路、57は信号
検知出力端子である。
入力信号端子51には、交換機に収容されている通信回
線から分岐された信号が入力する。
PCM符号回路52は公知技術により構成され、入力の
lアナログ信号をPCM信号に変換する。このPCM
符号回路は、個々のアナログ入力に対応して1個づつ設
けることもできるし、また1個のPCM符号回路を時分
割多重使用することにより多数のアナログ入力のPCM
符号化を集中してお 1こなうことも可能であり、いず
れの方法も公知である。なお、先の実施例と同様、入力
信号としてすでにPCM化された信号が得られる場合は
、この★:.PCM符号回路は不要である。DFT変換
回路53は、検出周波数f1とF2のSinl:.CO
sの両係数を入力信号に掛け算することと等価の処理を
、ROMを用いた方法で実行する。第6図は、f1=2
400HzとF2=2600HzのCOs,.sin波
形をT−125μSでサンプルした場合のサンプル値を
示す説明図である。
これらのサンプル値が、入力信号に掛け合されるべき係
数となる。ここで、波形の周期性を考慮して整理すると
、必要な係数値は、表1に示すように11種類に限定で
きる。特に、CO=1.0、ClO=0.0であるから
実際±掛算の係数として有効なのは9種類となる。
一方、入力のPCM信号は箭子化されているため、例え
ば8ビツトの符号の場合、正負の極性を除くと振幅値と
しては27=128のレベルしか〉ない。したがつて、
この入力信号と、係数Ciの全ての掛算結果を表形式に
して、あらかじめROMの中に記憶させておくことによ
つて、DFM変換回路53を構成する。第7図はその例
であり、読み出し専用メモリ(ROM)72,74と、
力 ニウンタ73と、EX−0R回路76からなる。入
力PCM信号は入力端子71a,71bから入力され、
71aは極性ビツト、71bは7ビツトの振幅ビツトの
入力端子である。クロツク入力端子71cには、PCM
のサンプルタイミングに同期しその4倍のクロツクを受
ける。カウンタ73は160個のクロツクを計数すると
元にもどる機能を有する公知技術による計数回路である
。ROM74は、160ワードのメモリからなり、各ワ
ードは極性の反転操作を指示する1ビツトとROM72
の11個のセグメントの1つを指定する4ビツトから構
成され、各々出力リード75a,75bにより出力され
る。ROM72の中の11個のセグメントは、各々係数
値C。,Cl,・・・・・・・・・C9,ClOに対応
する掛算表を記憶させてあり、入力端子71bから入力
されるPCM信号によつて、各セグメントの中の1つの
ワードをアドレスする。アドレスされた位置に記憶され
ている符号(入力信号の表示する数値に、係数Ciを掛
けたこの方法により、出力端子には、各チヤネル毎に、
f1のCOs,.sinとF2のCOs,.sinの4
個の係数掛算結果が時系列として出力される。また、C
lO−0であるので、すべての入力信号値に対し掛算結
果は常にOとなることから、ROM72のClOに相当
するセグメントの全ワードはO値が記憶されていること
になる。
したがつて、この部分はメモリから除外し、このセグメ
ントをアドレスされた場合はO符号を出力する付加回路
を、出力端子77bに接続することにより、ROM72
のメモリ容量をさらに減少させることもできる。第8図
は、累算回路54の構成方法を示すプロツク図である。
累算回路54は、加算回路82と、メモリ83a,83
b,83c,83dと、セレクタ84とカウンタ回路8
6からなり、DFT変換回路53の出力を、入力端子8
1で受けて、f1、F2のSin.cOs成分を各々一
定期間(例えば20mS)累算する。入力端子81から
の信号は、f1のCOS,.flのSin,.f2のC
OS,.f2のSinの順で、各サンプル毎に繰返して
いる。カウンタ回路86はサンプル周期の一のクロツク
をクロツク端子86aで受け、4進カウンタでクロツク
を計数し、アドレス線86bを経由して4個のメモリ8
3a〜83dを順次サイクリツクに作動(Enable
)させる。
また、カウンタ回路86は160進カウンタも設えてお
き、4個のメモリを各々160回作動させる毎に、その
メモリ内容を、セレクタ84により取り出すとともに、
読出し済のメモリの内容をりセツトして、次の周期の積
算にそなえる。加算回路82は、以前の積算値が格納さ
れているメモリ83a〜83dの内容に、さらに入力信
号を各々加算する。
したがつて、4個のメモリには各々f1とF2のCOs
.sinの160回累算結果が得られる。各々160回
の累算は、入力信号のサンプル周期を125μSとして
いるので、160X125μS=20mSに相当する。
これらの累算結果は、セレクタ84を通じて顔次、時系
列的に出力端子87から次段へ送出される。第9図ぱ、
自乗変換および加算回路56の構成を示す。
本回路は、自乗変換用メモリ91、バツフアメモリ92
a,92b,92c,92dと、加算器93a,93b
およびクロツク回路95からなる。自乗変換用メモリ9
1は、第1の実施例の自乗変換回路(第4図)と同一で
ある。このメモリの出力は、入力のタイミングによつて
、f1のCOs関係、f1のSin関係、F2のCOs
関係、F2のSin関係と各々分類できるので、これら
の4種をバツフアメモリ92a〜92dに一時蓄える。
クロツク回路95はバツフアメモリの指定をおこなうた
めに、4進のカウンタから構成され前段のタイミングパ
ルスに同期して動作させる。加算回路93aと93bは
、各々f1とF2に関する2種の信号を加算するので、
出力端子94aにはf1についての(COs)2+(S
in)2の結果が出力され、94bにはF2についての
(COs)2+(Sin)2の結果が出力される。第1
0図は判定回路55の構成例を示す。
本回路は、比較器102a,102bと、固定符号発生
回路103とからなる。入力端子101aと101bは
、各々第8図の出力端子94aと94bに接続される。
固定符号発生回路103では、検出すべきトーン信号の
規定のレベル範囲の下限と上限の、DFT処理後の信号
値があらかじめ求められるので、この2つの限界値の符
号を固定的に発生し、2つの端子103aと103bに
これらを出力する。比較器102aは、入力端子101
aから入力される信号が、103aと103bから供給
される2つの限界値の中間にあるか否かを検定し、もし
中間にあれば、出力端子104aに、トーン信号f1が
検出された事を、表示する。比較器102bについても
、同様であり、出力端子104bに、F2の検出を表示
する。f1とF2が同時に入力すると、出力端子104
aと104bの両者に検出表示が出力される。この構成
において、比較器102a,102bと、固定符号発生
回路103は公知のデイジタル回路である。なお、トー
ン信号の規定範囲において、設計上の要求条件からレベ
ルの上限を定める必要がない場合は、比較器102aと
102bは下限値との比較のみを実行する回路でよい。
以上詳細に説明したように、本発明によるトーン信号検
出方式は、周波数とレベルの検定をすべてデイジタル回
路で実現できるため、時分割多重処理も容易に実行でき
、半導体集積回路による構成に適しており、小形化、高
頼度化できる利点がある。
特に、従来の離散的フーリエ変換によるトーン信号検出
装置で必要とした高速かつ複雑な構造となる掛算回路は
、本発明により不要となる。すなわち、従来この種装置
のデイジタル多重化設計上のネツクであつた掛算演算を
除去できることにより、高多重化構成が容易となり、チ
ヤネル当りのコストが低下できることとなる。さらに、
圧伸PCM符号を入力とした場合も、従来のようにリニ
ア変換が不要であるので回路が単純化できる。また各種
のフーリエ係数に対する変換表が本発明によつて共用で
きるため、必要なメモリ数が節約でき装置の経済化がは
かれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す構成図、第2図は
入力信号と参照波の掛算関係を示す説明図、第3図はS
in成分変換回路の構成図、第4図は自乗変換回路の構
成図、第5図は本発明の第2の実施例を示す構成図、第
6図はf1(2400Hz)とF2(2600Hz)の
COs,.sin波形のサンプル値を示す説明図、第7
図はDFT変換回路の構成図、第8図は累算回路の構成
図、第9図は自乗変換および加算回路の構成図、第10
図は判定回路の構成図である。 10;入力信号端子、11;PCM符号回路、12a;
Sin変換回路、12b;COs変換回路、13a,1
3b;積算回路、14a,14YJ;自乗変換回路、1
5:加算回路、16:判定回路、17;信号検知出力端
子、23,24;記憶装置、25;3進カウンタ、26
;EX−0Rゲート。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 入力信号の特定の周波数の逆数の周期を有する1対
    の直交関数波形と当該入力信号とを乗算し、各々の積を
    一定の時間累積加算し、各々の和の自乗値または絶対値
    を相互に加算した和を所定のしきい値と比較することに
    より、入力信号の中の前記特定の周波数の信号の存在を
    検出する信号検出方式において、入力信号の標本値の各
    量子化レベルをアドレスとし、当該量子化レベルと直交
    関数波形の標本値との積を前記アドレスに記憶する記憶
    装置をもうけ、当該記憶装置を入力信号の標本値と標本
    順序と直交関数波形の係数番号に従つて索表することに
    より前記乗算が行なわれることを特徴とする信号検出方
    式。 2 前記直交関数波形の標本値の量子化レベルのうち相
    互に異なる値のみを入力信号の標本値の量子化レベルに
    掛け合せた積が前記記憶装置に記憶されるごとき、特許
    請求の範囲第1項の信号検出方式。 3 前記記憶回路は積の絶対値を記憶し、直交関数波形
    の標本値の量子化レベルの符号を記憶する第2記憶装置
    をもうけ、入力信号の標本順序と直交関数波形の係数番
    号に従つて索表される第2記憶装置と入力信号の極性と
    から積の極性を決定して出力するごとき、特許請求の範
    囲第1項または第2項の信号検出方式。
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