JPS5917593Y2 - 関節ア−ム型マニユピレ−タ - Google Patents

関節ア−ム型マニユピレ−タ

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Publication number
JPS5917593Y2
JPS5917593Y2 JP5977281U JP5977281U JPS5917593Y2 JP S5917593 Y2 JPS5917593 Y2 JP S5917593Y2 JP 5977281 U JP5977281 U JP 5977281U JP 5977281 U JP5977281 U JP 5977281U JP S5917593 Y2 JPS5917593 Y2 JP S5917593Y2
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JP
Japan
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sprocket
arm
shaft
fixed
main body
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JP5977281U
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JPS56171192U (ja
Inventor
真 大中
Original Assignee
城山工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、材料を把持し、かつそれを所望位置まで移送
するようにしたマニュピレータ、特に、本体に枢支され
た第1アームの遊端に第2アームを関節的に連係し、か
つ第2アームの遊端に適宜の材料把持装置を設け、前記
両アームの関節運動により、材料の移送を行なうように
した関節アーム型のマニュピレータに関する。
この種の型式のマニュピレータは、プレス装置への材料
の送り込みおよび取出し用として、又はコンベヤベルト
により連続的に送られて来る材料を、1個ずつ作業位置
まで運ぶために、多く使用されている。
その代表的なものは、本体に、モータなどの2個の駆動
源を設け、一方の駆動源により、第1アームを本体に対
して回動させるとともに、他方の駆動源により、チェー
ン等を介して、第2アームを第1アームに対して回動さ
せるようにし、さらに、本体と、間接部のピンと、材料
把持手段とを、それぞれ平行リンクをもって連係し、こ
れにより、材料把持手段が両アームのいかなる位置にお
いても、常時水平を向くようにしている。
このような従来型のマニュピレータは、構造が比較的簡
単であり、しかも、2つの駆動源により、材料を、左右
方向だけでなく、上下方向にも、複雑な移動軌跡に沿っ
て自由に移動させることができるという利点がある。
しかし、この種のマニュピレータが、実際ニブレス装置
への材料の送り込みおよび取り出し用として使用される
場合においては、材料の移動軌跡はさほど複雑である必
要はなく、むしろ簡単である方がよく、しかも操作が容
易で、かつ自動化しやすいことが望まれる。
そのためには、制御すべき駆動源はできるだけ少ない方
がよい。
また、材料の移動ストロークを充分に確保するために、
両アームが、第1アームの枢軸の左右両側方に自由に回
動し得ることが望ましい。
本考案の第1の目的は、単一の駆動源により、両アーム
を駆動することができ、かつ制御及び操作の極めて簡単
な関節アーム型のアニュピレータを提供することにある
本考案の第2の目的は、両アームが、第1アームの枢軸
の左右両側方に自由に回動することができ、これにより
、充分な材料移送ストロークを確保することができるよ
うにした関節アーム型のマニュピレータを提供すること
にある。
本考案の第3の目的は、第1アームと第2アームとが、
直線状に伸びきった状態から、完全に折りたたまれた状
態を経て、再び逆方向に直線状に伸びきった状態まで移
動することにより、充分な材料移送ストロークを確保す
ることができるようにした関節アーム型マニュピレータ
を提供することにある。
本考案の第4の目的は、材料把持装置を常時水平に維持
した状態で、直線的に移動することのできるマニュピレ
ータを提供することにある。
本考案の他の目的、特徴および利点は、添付図面に示し
た好適な実施例に基づく以下の説明より明らかになると
思う。
第1図および第2図に示すように、本考案のマニュピレ
ータ1は、固定体である本体2と、該本体2の下部に基
体端を枢着された第1アーム3と、該第1アーム3の遊
端に基端を枢着された第2アーム4と、該第2アーム4
の遊端に、常時はぼ水平をなすように取付けられた材料
把持装置5とからなっている。
第2図および第3図に明示するように、本体2は、想像
線で示す支持ブロック6の端面に、ボルト7をもって取
付けられた概ね垂直をなす下部枠体8を備えている。
この下部枠体8は、ボルト7をもって支持ブロック6に
締着された後板9と、適宜の間隔をもって後板9と平行
をなす前板10と、後板9および前板10の平端部同士
を連結する底板11と、後板9および前板10の上端を
連結する水平な上板12とを備えており、それらの側周
部は、適宜のカバー13によって覆われている。
上板12の上には、上下方向を向く左右1対のシリンダ
14.14が並設されている。
各シリンダ14内には、ピストン15が上下方向に摺動
可能として設けられ、各ピストン15の中央部には、上
板12を貫通するロッド16の上端部が貫設され、ナラ
t−163をもって固着されている。
なお、ピストン15の外周面および上板12におけるロ
ッド16の貫通部の内面には適宜の気密シール材17.
18.19が設けられている。
シリンダ14におけるピストン15の上面は大気に開放
され、ピストン15の下面にのみ、上板12に接続され
た導管20および上板12に穿設された連通孔21(第
2図参照)を介して、図示しない圧縮空気源より、圧縮
空気が供給される。
22は、本体2における上部枠体で、両シリンダ14、
14上に設けられた下板23と、該下板23上に適宜の
間隔をもって立設された前板24および後板25と、前
板24および後板25上に固着された上板26と、上板
26の上方に適宜の空隙を残すようにして、前板24、
後板25および上板26のまわりを覆うカバー27とか
らなっている。
前記下板23は、それと下部枠体8における上板12と
の間にシリンダ14.14を挾んだ状態で、ボルト・ナ
ツト28をもって、下部枠体8の上板12に締付固着さ
れている。
また下板23における各シリンダ14の直上部には、適
宜の径の孔29が穿設されている。
上部枠体22内において、その上板26の中央部に二重
ナツト30をもって止着されたボルト31の下端に、側
面形が下向コ字形をなす軸承金具32が、二重ナツト3
0の螺締位置を調節することにより、上下位置調節可能
として吊支されている。
軸受金具32の下端部には、前後方向をなす水平軸33
が、若干前後に突出するべく枢支され、該軸33の中間
部には、ニードル軸受34を介して、スプロケット35
が回転可能に枢嵌されている。
水平軸33の軸受金具32からの前後突出端部は、それ
ぞれ、前板24および後板25の各中央部に切設された
上下方向の長孔36.36内に、上下に摺動可能に嵌合
され、軸承金具32の上下位置調節に伴ない、水平軸3
3は上下方向には移動し得るが、左右方向には揺動しな
いようにしである。
スプロケット35には、各端部を左右のロッド16の上
端に止着され、かつ上部枠体22の下板23における孔
29.29を通って上方に伸びるチェーン37の中間部
が巻掛けられている。
下部枠体8の前板10および後板9の下部中央には、ニ
ードル軸受38.38を介して、前後方向をなすスリー
ブ39が、前板10および後板9の前後へ若干突出して
枢嵌されている。
スリーブ39の前端には、拡径フランジ39 aが形成
され、スリーブ39の後端には、本体2からの抜は止め
用の止め板40およびナツト41が止着されている。
下部枠体8における前板10と後板9の間におけるスリ
ーブ39の中間部には、キー42をもって相対回転不能
として、第1スプロケツト43が嵌着されている。
第1スプロケツト43には、左右のロッド16,16の
下端に各端部を止着されたチェーン44が巻掛けられて
いる。
したがって、上述の2個のシリンダ14.14のいずれ
か一方に圧縮空気を送ると、一方のロッド16が上昇し
、チェーン37.44を、それぞれスプロケツ) 35
.43まわりに回走させ、スリーブ39を回転させる。
なおチェーン37.44の緊張力は、ボルト31に対す
る二重ナラ) 30の螺締位置を調節して、上方のスプ
ロケット35を昇降させることにより、調節することが
できる。
本体2における後板9の前面には、スプロケット43が
第3図に示す状態より左右に90°回動したとき、左右
のロッド6にそれぞれ当接するようにした左右のリミッ
トスイッチLSI、LS2が設けられている。
左方のリミットスイッチLSIは、左方のロッド16が
当接したとき、圧縮空気を左方のシリンダ16に供給す
るとともに、右方のシリンダ16を大気に開放するよう
に、図示しない圧縮空気供給管路中の電磁弁を切換え、
かつ右方のリミットスイッチLS2は、右方のロッド1
6が当接したとき、圧縮空気を右方シリンダ16に供給
するとともに、左方のシリンダ16を大気に開放するよ
うに、図示しない電磁弁を切換えるようになっている。
スリーブ39内には、軸受45を介して、第1軸46が
、その前後端をスリーブ39より突出させて、相対回転
可能に嵌挿されている。
第1軸46の後端には、はぼ直上を向く係止片47の下
部が、キー48をもって相対回転不能として嵌着され、
かつナツト49をもって螺締されている。
係止片47の上端は、本体2における後板9の後面に固
着されたブロック50に、ボルト51をもって止着され
ている。
この係止片47は、第1軸46を本体2に対して相対回
転不能として係止する役目を果している。
下部枠体8における前板10の前面には、スリーブ39
と同心をなすが、スリーブ39とは何ら係合しない固定
スプロケット52が固着されている。
第2図に明示するように、第1アーム3は、スノーブ3
9に固着された枠体53を備えている。
この枠体53は、スリーブ39の拡径フランジ39 a
の前端に下部中央を固着された後板54と、この後板5
4の前方にそれと平行をなすように設けられた前板55
と、後板54と前板55の各下端部および上端部をそれ
ぞれ連結する弧状の底板56および上端板57とよりな
り、スリーブ39と一体となって、軸46まわりに枢動
可能である。
スリーブ39の前端より前方に向かって突出する第1軸
46は、第1アーム3における後板54および前板55
に設けられ軸受58.58を介して、後板54および前
板55を貫通し、前板55より突出する第1軸46の前
端には、抜は止め用のナツト5つが螺着されている。
また、第1軸46の前端を覆うように、前板55の下部
中央には、防塵キャップ60が止着されている。
第1アーム3の枠体53の前板55と後板54との間に
おいて、第1軸46には、比較的大径で、かつ2連一体
としたスプロケット62が、キー61をもって回転不能
に嵌着されている。
第1アーム3の前板55および後板54の上端中央部に
は、スリーブ63と、2連一体とした第3スプロケツト
64とを連結ピン65をもって連結した一体物が、軸受
66、66をもって、前後方向を向けて、かつ回転可能
に枢嵌されている。
なお、第3スプロケツト64の直径は、第2スプロケツ
ト62の約%としである。
スリーブ63および゛第3スプロケット64内には、そ
れらの前後に若干突出する第2軸67が、軸受68.6
8をもって相対回転可能に挿嵌されている。
第3スプロケツト64の後方に突出する第2軸67の後
端には、固定スプロケット52と同径をなす第4スプロ
ケット69が、キー70をもって相対回転不能に挿嵌さ
れ、ナラI・71により、第3スプロケツト69は第2
軸67に固定されている。
固定スプロケット52と第4スプロケツト69には無端
チェーン72が、また第2スプロケツト62と第3スプ
ロケツト64には、無端チェーン73.73が巻回され
ている。
74は第1アーム3用のカバーで、枠体53の前面を除
く外周部を覆うように、縦方向に2分割可能として枠体
53に止着されている。
第1図および第2図に示すように、第2アーム4は、ス
リーブ63の前端に上端部を固着され、かつ該スリーブ
63と一体的に第2軸67まわりを回動する枠体75を
備えている。
第2軸67の前端は、この枠体75の前方へ突出し、そ
の端部には、第5スプロケツト77が、キー76をもっ
て相対回転不能に挿装され、ナツト78をもって、第5
スプロケツト77は第2軸67に固定されている。
第2アーム4の枠体75は、第1アーム3の枠体53と
ほぼ等長をなし、その下端中央には、前後方向を向く第
3軸79をもって、第5スプロケツト77と同径をなす
第6スプロケツl−80と、材料把持装置5における正
面形がほぼL字形をなす水平アーム81とが、枢着され
ている。
なお、第6スプロケツト80と水平アーム81とは、前
後方向をなす止めねじ82をもって互いに固着されてお
り、また、第3軸79の前端には、座金を介してナツト
83が螺着されている。
第5スプロケット77と第6スブロケツト80には、無
端チェーン84が巻回されている。
枠体75の前面には、スプロケツ) 77、80等を覆
うように、カバー85が止着されている。
このカバー85の下端部には、水平アーム81が、第2
アーム4に対して自由に回動し得るように、弧状の切欠
部86が切設されている。
第1図および第4図に示すように、材料把持装置5にお
ける水平アーム81の下端には、平面形がほぼL字形を
なす枠体87の中央部が固着され、この枠体87の各4
隅の端部には、材料把持装置における把持部をなす吸着
盤88が、それぞれ下方を向くように止着されている。
各吸着盤88には、適宜の分岐装置89により、1本の
導管90より分岐された複数の枝管90 aのいずれか
が接続されている。
これらの吸着盤88は、導管90および枝管90 aよ
り供給される圧縮空気の噴出力を用いて、吸着盤内面空
間を吸引するようにしたものでも、あるいは、導管90
を真空吸引装置に接続し、導管90および枝管90 a
を介して、直接吸着盤内面空間を真空吸引するようにし
たものでもよい。
前記水平アーム81.枠体87、吸着盤88等により、
材料把持装置5が形成されている。
上述の実施例においては、チェーン44、第1スプロケ
ツト43、スリーブ39等をもって、動力源と第1アー
ムとを連係する連係手段を構成しである。
また、第1軸46に止着された第2スプロケツト62、
第2軸67に枢装された第3スプロケツト64、それら
に巻回された無端チェーン73.73、およびスリーブ
63等をもって、本体2に対する第1アーム3の差動に
比例して、第2アーム4を第1アーム3に対して回動さ
せる連動手段を構成しである。
さらに、固定スプロケット52、スプロケット69゜7
7、80、第2軸67、第3軸79、無端チェーン72
゜84等をもって、材料把持装置用水平維持手段が構成
されている。
次に、上述のマニュピレータの作動およびその取扱い要
領につき、第5図に基づいて説明する。
第5図において、材料把持装N5が想像線で示すAの位
置にあるときのマニュピレータ1の状態は、第1図から
第3図に示すマニュピレータ1の状態と同一であり、そ
の際の各部の関係は、第1図から第3図に示すようにな
っている。
この状態から、第3図における右方のシリンダ14に圧
縮空気を供給し、左方のシリンダ14に接続された導管
20を大気に開放すると、チェーン44、第1スプロケ
ツト43、スリーブ39を介して、第1アーム3は、第
1図および第5図において反時計方向に回動する。
また、この第1アーム3の回動に伴って、第2アーム4
は、本体2に対する第1アーム3の回動角度θの2倍で
ある2θだけ、第1アーム3に対して時計方向に回動す
る。
すなわち、第1アーム3が本体2に対してθだけ反時計
方向に回動し、第5図に実線で示すBの位置まで来たと
すると、第2スプロケツ1〜62は、第1軸46、レバ
ー47を介して、実質的に本体2に対して相対回転不能
として保持されているので、第2スプロケット62は、
第1アーム3に対して一θだけ回動したこととなる。
一方、第2スプロケツト62と第3スプロケツト64と
の径の比は2:1であるので、第1アーム3に対して第
2スプロケツト62が−θだけ回動したとすると、第3
スプロケット64は、第17−ム3に対して一2θだけ
回動し、この結果、第3スプロケツト64に対して固定
された第2アーム4も、第1アーム3に対して一2θ、
すなわち時計方向に2θだけ回動することになる。
また、第1アーム3と第2アーム4との長さをほは゛同
一としであるので、第2アーム4の遊端に支持された材
料把持装置5は、水平方向に直線移動する。
さらに、材料把持装置5は、固定スプロケット52、無
端チェーン72、第4スプロケツト69、第2軸67、
第5スプロケツト77、無端チェーン84、第6スプロ
ケツト80及び水平アーム81からなる水平維持手段に
より、第1アーム3および第2アーム4がいかなる位置
にあっても、常時水平に維持される。
材料把持装置5が、第5図におけるA位置より、B位置
を経て、C位置に至ると、第1アーム3は本体2に対し
て直角をなすとともに、第2アーム4は第1アーム3と
一直線状になる。
このとき、第3図における左方のロッド16の下端は、
左方のノミットスイッチLSIに当接し、リミットスイ
ッチLS1は作動して、圧縮空気を左方のシリンダ16
側に供給するように、図示しない電磁弁を切換える。
なお、このリミットスイッチLSIの作動により、導管
90および枝管90 aを介して圧縮空気を各吸着盤8
8に与えるようにしておけば、このときに、各吸着盤8
8は導管90を介して枝管90 aより供給された圧縮
空気の噴出時に生じる負圧により、図示しない移送しよ
うとする材料を吸着する。
また、リミットスイッチLSIの作動により、左方のシ
リンダ14側に圧縮空気が供給されると、第1スプロケ
ツト43は、第3図における時計方向に回動を始め、第
1アーム3および第2アーム4は、上述のA−+B−+
Cの作動と逆の作動により、材料把持装置5を再びAの
位置まで戻す。
さらに、第1アーム3および゛第2アーム4は、上述の
A→B→Cの作動と同様の作動により、上述の場合に対
し、本体2を中心として左右対称をなすように、材料把
持装置5をA−Dの位置に漸次至らしめる。
なお、材料把持装置5がDの位置に達した場合、第1ア
ーム3と第2アームとは一直線状をなし、かつ第3図に
おける右方のリミットスイッチLS2が作動する。
このリミットスイッチLS2の作動と同時に、導管90
への圧縮空気の供給を停止するようにしておけば、吸着
盤88は、両アーム3,4が完全に伸びきった状態で材
料を離し、第1アーム3、第2アーム4および材料把持
装置5は、上述のD→Aの位置を通って、もとのAの位
置に戻る。
こうして、1つの材料の1移送サイクルを終る。
なお、第1サイクルが終り、材料把持装置5がA位置に
戻った後、図示しないメインスイッチ等を切らない限り
、マニュピレータ1は、自動的に上述と同一作動により
、第2、第3サイクルを自動的に連続して行なう。
また、上述のマニュピレータ1における材料把持装置5
を、上述のA−Dまでの移動軌跡中の所望位置で停止さ
せるには、材料把持装置5がその位置に達したとき、両
シリンダ14.14への圧縮空気の供給用の導管20を
同時に閉塞すればよい。
以上から明らかなように、本考案のマニュピレータは、
本体2の一側方に供給された材料を把持して、その他側
方における所望位置まで移送させる動作を、単一の動力
源により行うことができるとともに、装置全体の寸法に
比して大きな材料移送ストロークを確保することができ
るので、容易に小型高検化することができ、特にプレス
装置等における材料の自動供給および取出し装置として
最適である。
また、本考案のマニュピレータによると、例えば通常の
プレス装置等への材料の供給の場合、メインスイッチを
入れるだけで、その後は、自動的に連続して、材料を1
個ずつプレス装置等に供給することができ、しかも、手
動操作を行なう場合にも、実算的に1個のスイッチの開
閉だけで行なえるので、操作が極めて簡単で、しかも各
部の調整、点検、補修等も容易に行なえ、取扱いが便利
であるなどの利点もある。
なお、本考案のマニュピレータにおいては、使用にあた
って、本体2を軸46まわりに若干傾けた状態でプレス
装置等に固定し、材料を斜め上方に向かって搬送させる
ようにしたり、スプロケット43とスプロケット35と
の間に無端チェーンを巻回し、その無端チェーンの一部
を、単一・の流体圧シリンダ装置におけるピストンロッ
ドの遊端に止着し、その単一の流体圧シリンダ装置によ
り、チェーンを正逆回走させてスプロケット43に回転
力を与えるようにするなど、幾多の変化変形が可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案のマニュピレータの一実施例を示す一
部切欠正面図、第2図は、第1図の線II−IIに沿う
縦断側面図、第3図は、第2図の線IIIIIIに沿う
縦断面図、第4図は第2図の線IV−IVに沿う縦断面
図、第5図は、本考案のマニュピレータの作動を説明す
るための概略正面図である。 1・・・・・・マニュピレータ、2・・・・・・本体、
3・・・・・・第1アーム、4・・・・・・第2アーム
、5・・・・・・材料把持装置、6・・・・・・支持ブ
ロック、7・・・・・・ボルト、8・・・・・・下部枠
体、9・・・・・・後板、10・・・・・・前板、11
・・・・・・底板、12・・・・・・上板、13・・・
・・・カバー、14・・・・・・シリンダ、15・・・
・・・ピストン、16・・・・・・ロッド、17.18
.19・・・・・・気密シール材、20・・・・・・導
管、21・・・・・・連通孔、22・・・・・・」二部
枠体、23・・・・・・下板、24・・・・・・前板、
25・・・・・・後板、26・・・・・・上板、27・
・・・・・カバー、28・・・・・・ボルト・ナツト、
29・・・・・・孔、30・・・・・・二重ナツト、3
1・・・・・・ボルト、32・・・・・・軸承金具、3
3・・・・・・水平軸、34・・・・・・ニードル軸受
、35・・・・・・スプロケット、36・・・・・・長
孔、37・・・・・・チェーン、38・・・・・・軸受
、39・・・・・・スリーブ、39 a・・・・・・拡
径フランジ、40・・・・・・止め板、41・・・・・
・ナツト、42・・・・・・キー、43・・・・・・第
1スプロケツト、44・・・・・・チェーン、45・・
・・・・軸受、46・・・・・・第1軸、47・・・・
・・係止片、48・・・・・・キー、49・・・・・・
ナツト、50・・・・・・ブロック、51・・・・・・
ボルト、52・・・・・・固定スプロケット、53・・
・・・・枠体、54・・・・・・後板、55・・・・・
・前板、56・・・・・・底板、57・・・・・・上端
板、58・・・・・・軸受、59・・・・・・ナツト、
60・・・・・・防塵キャップ、61・・・・・・キー
、62・・・・・・第2スプロケツト、63・・・・・
・スリーブ、64・・・・・・第3スプロケツト、65
・・・・・・連結ピン、66・・・・・・軸受、67・
・・・・・第2軸、68・・・・・・軸受、69・・・
・・・第4スプロケツト、70・・・・・・キー、71
・・・・・・ナツト、72.73・・・・・・無端チェ
ーン、74・・・・・・カバー、75・・・・・・枠体
、76・・・・・・キー、77・・・・・・第5スプロ
ケツ1〜.78・・・・・・ナツト、79・・・・・・
第3軸、80・・・・・・第6スプロケツト、81・・
・・・・水平アーム、82・・・・・・止めねじ、83
・・・・・・ナツト、84・・・・・・無端チェーン、
85・・・・・・カバー、86・・・・・・切欠部、8
7・・・・・・枠体、88・・・・・・吸着盤、89・
・・・・・分岐装置、90・・・・・・導管、90 a
・・・・・・枝管、LSl、LS2・・・・・・リミッ
トスイッチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (a)本体2と、 (b) 該本体2に第1軸46をもって基端を枢着さ
    れた第1アーム3と、 (C) 該第1アーム3の遊端に、前記第1軸46と
    同一方向を向く第2軸67をもって基端を枢着され、か
    つ前記第1アーム3とほぼ同程度の長さを有する第2ア
    ーム4と、 (d) 該第2アーム4の遊端に、前記第1軸46と
    同一方向を向く第3軸79をもって枢着され、かつ搬送
    しようとする材料を真空吸引式の吸着盤88をもって把
    持する適宜の把持部を備える材料把持装置と、 (e) 前記本体2内に設けられた単一の動力源と、
    (f) 該動力源と前記第1アーム3とを連係し、前
    記動力源により第2アーム4を本体2に対して回動させ
    る連係手段と、 (g) 前記本体2に対する第1アーム3の差動に比
    例して前記第2アーム4を第1アーム3に対して回動さ
    せる連動手段と、 (h) 前記第1アーム3および第2アーム4がいか
    なる位置にある場合にも、前記材料把持装置を常時水平
    に維持する材料把持装置用水平維持手段 とを備えてなり、 (i) 前記動力源は、流体圧シリンダ装置よりなり
    、(j)前記連係手段は、第1軸46に回転可能に嵌挿
    されるとともに、一端を第1アーム3に固着されたスリ
    ーブ39と、該スリーブ39に相対回転不能として嵌着
    された第1スプロケツト43と、該第1スプロケツト4
    3と適宜の遊び用スプロケットとの間に巻回され、かつ
    前記動力源によりそれらのまわりを正逆回走させられる
    チェーン44とよりなり、 (k) 前記連動手段は、本体2に対して実質的に相
    対回転不能とした第1軸46に固着された第2スプロケ
    ツト62と、第2軸67に枢嵌され、かつ第2アーム4
    に対して実質的に固定された第2スプロケツト62の約
    Hの径を有する第3スプロケツト64と、前記第2スプ
    ロケツト62と第3スプロケツト64とに巻回された無
    端チェーン73とよりなり、かつ (1)前記材料把持装置用水平維持手段は、第1軸46
    と同心状に本体2に固着された固定スプロケット52と
    、第2軸67に相対回転不能として嵌着され、かつ前記
    固定スプロケット52と同径をなす第4スプロケツト6
    9と、前記固定スプロケット52と第4スプロケツト6
    9との間に巻回された無端チェーン72と、第2軸67
    に相対回転不能として嵌着された第5スプロケツト77
    と、第3軸79に相対回転不能として嵌着され、かつ第
    5スプロケツト77の径と同径をなすとともに、材料把
    持装置に固着された第6スプロケツト80と、第5スプ
    ケツト77と第6スプロケツト80とに巻回された無端
    チェーン84とよりなる ことを特徴とする関節アーム型マニュピレータ。
JP5977281U 1981-04-27 1981-04-27 関節ア−ム型マニユピレ−タ Expired JPS5917593Y2 (ja)

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