JPS5917574B2 - 伝送路網における切替装置 - Google Patents
伝送路網における切替装置Info
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- JPS5917574B2 JPS5917574B2 JP53022427A JP2242778A JPS5917574B2 JP S5917574 B2 JPS5917574 B2 JP S5917574B2 JP 53022427 A JP53022427 A JP 53022427A JP 2242778 A JP2242778 A JP 2242778A JP S5917574 B2 JPS5917574 B2 JP S5917574B2
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- Astronomy & Astrophysics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、伝送路網における切替装置に関するもので、
特に信頼性の高い伝送路網における切替装置に関するも
のである。
特に信頼性の高い伝送路網における切替装置に関するも
のである。
一般に、この種の伝送路網は切替スイツチ等を備えた複
数の局と、これらの局を結ぶ複数の伝送路によつて構成
されている。
数の局と、これらの局を結ぶ複数の伝送路によつて構成
されている。
これらの伝送路は、アナログ伝送路の場合にはいくつか
の帯域から構成され、デイジタル伝送路の場合にはいく
つかのタイムスロツトから構成されている。回線はある
局から他のある局への径路を占め、径路となる各伝送路
のひとつあるいはいくつかの帯域またはタイムスロツト
を占める。回線が平常時に使用する径路は現用径路と呼
ばれ、現用径路上の伝送路あるいは局に障害が発生した
場合に使用する径路は、迂回径路と呼ばれる。伝送路網
を構成している局あるいは伝送路に障害が発生すると、
一般にいくつかの回線が障害となり、障害となつた回線
を現用径路から迂回径路へと切替えることによつて救済
する努力がなされる。この場合に、一般にはより多数の
回線を救済できることが好ましい。この様な切替えを行
う場合に、回線に注目して切替えを行う回線切替と、回
線の多重化された回線束に注目して切替えを行う回線束
切替とが考えられるが、どちらの場合にも本発明を適用
することができる。以下の説明では、回線切替について
だけ説明する。従来、この種の伝送路網の切替装置は第
1図のように構成されている。
の帯域から構成され、デイジタル伝送路の場合にはいく
つかのタイムスロツトから構成されている。回線はある
局から他のある局への径路を占め、径路となる各伝送路
のひとつあるいはいくつかの帯域またはタイムスロツト
を占める。回線が平常時に使用する径路は現用径路と呼
ばれ、現用径路上の伝送路あるいは局に障害が発生した
場合に使用する径路は、迂回径路と呼ばれる。伝送路網
を構成している局あるいは伝送路に障害が発生すると、
一般にいくつかの回線が障害となり、障害となつた回線
を現用径路から迂回径路へと切替えることによつて救済
する努力がなされる。この場合に、一般にはより多数の
回線を救済できることが好ましい。この様な切替えを行
う場合に、回線に注目して切替えを行う回線切替と、回
線の多重化された回線束に注目して切替えを行う回線束
切替とが考えられるが、どちらの場合にも本発明を適用
することができる。以下の説明では、回線切替について
だけ説明する。従来、この種の伝送路網の切替装置は第
1図のように構成されている。
第1図に例を示す切替装置は、1個の主局Mと多数の従
局S1〜S5等とを備え、主局Mと各従局S1〜S5等
とは監視制御線CONTによつて接続され、いくつかの
従局間は伝送路で接続されている。監視制御線CONT
を通じて各従局S1〜S5等から主局Mに伝送される障
害情報に応じた切替指令が、コンピユータを備えた主局
Mで計算され、障害に関与する従局に監視制御線CON
Tを通じて伝送され、各従局S1〜S,等には、回線を
切替えるための切替スイツチSWが備えられており、こ
の切替スイツチを受信した切替指令に基づいて切替える
という方法が採用されている。しかし、この方法には、
すべての切替指令が1個の主局から送出されるために、
主局の機能が停電等の何らかの原因で失なわれた場合に
は一切の切替機能が失なわれるという欠点があり、又、
主局とある従局とを結ぶ監視制御線に障害が発生した場
合に、その障害が復旧するまでは、その従局を利用した
切替えが実行できないという欠点があつた。本発明は、
上記従来例の欠点を除去するために、主局の機能が失な
われた場合、あるいは監視制御線の一部が障害になつた
場合でも、切替機能が完全に失なわれることのない信頼
性の高い伝送路網における切替装置を提供するもので、
以下、図面により実施例を詳細に説明する。
局S1〜S5等とを備え、主局Mと各従局S1〜S5等
とは監視制御線CONTによつて接続され、いくつかの
従局間は伝送路で接続されている。監視制御線CONT
を通じて各従局S1〜S5等から主局Mに伝送される障
害情報に応じた切替指令が、コンピユータを備えた主局
Mで計算され、障害に関与する従局に監視制御線CON
Tを通じて伝送され、各従局S1〜S,等には、回線を
切替えるための切替スイツチSWが備えられており、こ
の切替スイツチを受信した切替指令に基づいて切替える
という方法が採用されている。しかし、この方法には、
すべての切替指令が1個の主局から送出されるために、
主局の機能が停電等の何らかの原因で失なわれた場合に
は一切の切替機能が失なわれるという欠点があり、又、
主局とある従局とを結ぶ監視制御線に障害が発生した場
合に、その障害が復旧するまでは、その従局を利用した
切替えが実行できないという欠点があつた。本発明は、
上記従来例の欠点を除去するために、主局の機能が失な
われた場合、あるいは監視制御線の一部が障害になつた
場合でも、切替機能が完全に失なわれることのない信頼
性の高い伝送路網における切替装置を提供するもので、
以下、図面により実施例を詳細に説明する。
第2図は、本発明の切替装置の第1実施例を示したもの
で、1個の主局M、複数個の副主局SMl〜SM3等と
複数個の従局S1〜S5等を備え、主局Mと各副主局S
Ml〜SM3等とは監視制御線CONTAによつて接続
され、各副主局SMl〜SM3等と従局S1〜S5等の
いくつかとは監視制御線CONTBによつて接続され、
又、いくつかの従局と他の従局とは伝送路によつて接続
されている。
で、1個の主局M、複数個の副主局SMl〜SM3等と
複数個の従局S1〜S5等を備え、主局Mと各副主局S
Ml〜SM3等とは監視制御線CONTAによつて接続
され、各副主局SMl〜SM3等と従局S1〜S5等の
いくつかとは監視制御線CONTBによつて接続され、
又、いくつかの従局と他の従局とは伝送路によつて接続
されている。
主局Mにはコンピユータが備えられており、このコンピ
ユータにより予め計算された各回線に対する現用径路か
ら迂回径路への切替指令は、切替に関与する従局に接続
されているいくつかの副主局に通信装置C、監視制御線
CONTAを介して伝送され、該副主局の記憶装置ME
Mに記憶される。従局の監視装置SVによつて障害が検
出されると、この障害情報は該従局からいくつかの副主
局に通信装置C、監視制御線CONTBを介して伝送さ
れ、この障害情報を受信した副主局は、自局の記憶装置
MEMに記憶している切替指令のうち必要なものを通信
装置、監視制御線を介して切替関与従局に伝送し、この
切替指令を受信した従局はその切替指令に従つて切替ス
イツチSWを駆動し、切替を完了する。また、同様の手
順によつて障害が復旧した場合には、回線の迂回径路か
ら現用径路への切替も行なわれる。種々の障害発生、復
旧に対する切替指令を予め副主局の記憶装置に記憶して
おけば、以上の動作で良いが、一般には種々の障害発生
、復旧に対する切替指令を副主局の記憶装置に記憶して
おくことは困難であり、上記動作に続いて次の動作を行
なえば良い。即ち切替動作完了後、各副主局は障害情報
を通信装置、監視制御線を介して主局に伝送し、主局で
はコンピユータにより、現時点の障害発生状況を考慮し
て、次に発生又は復旧する可能性のある障害について各
回線に対する切替指令を計算し、切替に関与する従局に
接続されているいくつかの副主局に伝送し、該切替指令
を受信した副主局は記憶している切替指令の内容を更新
し、新たな障害の発生、復旧に備える。次に、本発明の
第2実施例を説明する。
ユータにより予め計算された各回線に対する現用径路か
ら迂回径路への切替指令は、切替に関与する従局に接続
されているいくつかの副主局に通信装置C、監視制御線
CONTAを介して伝送され、該副主局の記憶装置ME
Mに記憶される。従局の監視装置SVによつて障害が検
出されると、この障害情報は該従局からいくつかの副主
局に通信装置C、監視制御線CONTBを介して伝送さ
れ、この障害情報を受信した副主局は、自局の記憶装置
MEMに記憶している切替指令のうち必要なものを通信
装置、監視制御線を介して切替関与従局に伝送し、この
切替指令を受信した従局はその切替指令に従つて切替ス
イツチSWを駆動し、切替を完了する。また、同様の手
順によつて障害が復旧した場合には、回線の迂回径路か
ら現用径路への切替も行なわれる。種々の障害発生、復
旧に対する切替指令を予め副主局の記憶装置に記憶して
おけば、以上の動作で良いが、一般には種々の障害発生
、復旧に対する切替指令を副主局の記憶装置に記憶して
おくことは困難であり、上記動作に続いて次の動作を行
なえば良い。即ち切替動作完了後、各副主局は障害情報
を通信装置、監視制御線を介して主局に伝送し、主局で
はコンピユータにより、現時点の障害発生状況を考慮し
て、次に発生又は復旧する可能性のある障害について各
回線に対する切替指令を計算し、切替に関与する従局に
接続されているいくつかの副主局に伝送し、該切替指令
を受信した副主局は記憶している切替指令の内容を更新
し、新たな障害の発生、復旧に備える。次に、本発明の
第2実施例を説明する。
この実施例は各副主局にコンピユータを備えた点で他の
実施例と異なつている。即ち、主局に備えられたコンピ
ユータで、各副主局がその副主局に接続している複数個
の従局の切替指令を計算するために必要な網構成、回線
などの切替指令計算用情報を分類し、通信装置、監視制
御線を介して伝送し、この切替指令計算用情報を受信し
た副主局は、この副主局に接続されている複数の従局に
対する切替指令を計算し、記憶装置に記憶する。この従
局の監視装置によつて障害の発生、復旧が検出されると
、前記実施例と同様な切替動作が行なわれ、この切替動
作完了後、主局は各副主局に再び切替指令計算用情報を
伝送し、各副主局では受信した切替指令計算用情報に基
づいて、新たな障害の発生、復旧に備えて切替指令を計
算し、記憶している切替指令を更新しておく。次に、本
発明の第3実施例の動作は、第2実施例の動作とほぼ同
様であるが、主局より伝送された切替指令作成用情報を
各副主局の記憶装置に記憶し、各副主局で切替指令を計
算する場合に該副主局の記憶装置に記憶している切替指
令作成用情報を用いることが異つている。
実施例と異なつている。即ち、主局に備えられたコンピ
ユータで、各副主局がその副主局に接続している複数個
の従局の切替指令を計算するために必要な網構成、回線
などの切替指令計算用情報を分類し、通信装置、監視制
御線を介して伝送し、この切替指令計算用情報を受信し
た副主局は、この副主局に接続されている複数の従局に
対する切替指令を計算し、記憶装置に記憶する。この従
局の監視装置によつて障害の発生、復旧が検出されると
、前記実施例と同様な切替動作が行なわれ、この切替動
作完了後、主局は各副主局に再び切替指令計算用情報を
伝送し、各副主局では受信した切替指令計算用情報に基
づいて、新たな障害の発生、復旧に備えて切替指令を計
算し、記憶している切替指令を更新しておく。次に、本
発明の第3実施例の動作は、第2実施例の動作とほぼ同
様であるが、主局より伝送された切替指令作成用情報を
各副主局の記憶装置に記憶し、各副主局で切替指令を計
算する場合に該副主局の記憶装置に記憶している切替指
令作成用情報を用いることが異つている。
本発明の第4実施例の動作は、第3実施例の動作と類似
しているが、予め切替指令を計算し、記憶することは行
なわず、従局から障害情報が伝送された時点で切替指令
を計算し、関与従局に伝送することが異つている。
しているが、予め切替指令を計算し、記憶することは行
なわず、従局から障害情報が伝送された時点で切替指令
を計算し、関与従局に伝送することが異つている。
本発明の第5実施例は、主局、各副主局、各従局にコン
ピユータが備えられ、又各従局に記憶装置が備えられて
いる。
ピユータが備えられ、又各従局に記憶装置が備えられて
いる。
この場合には、各副主局で計算された切替指令は、それ
ぞれの従局に関与する部分が予め各従局に伝送され、従
局の記憶装置に記憶される。この従局の監視装置によつ
て障害が検出されると、障害情報が該従局からそれに接
続した副主局に伝送され、副主局は受信した障害情報に
よつて各関与従局に記憶されている切替指令のうちのど
の切替指令によつて切替を行うかを示す選択指令を計算
し、各関与従局に伝送し、この選択指令を受信した従局
は該選択指令によつて示された切替指令によつて切替ス
イツチを駆動する。切替動作完了後、各副主局は、新た
な障害の発生、復旧に備えて、切替指令を計算し、各従
局に伝送し、各従局は受信した切替指令によつて記憶し
ている切替指令を更新し、新たな障害の発生、復旧に備
える。この場合には、各副主局の切替指令のための記憶
装置を用いても、用いなくても良い。本発明の第6実施
例の動作は第5実施例の動作と類似しているが、切替指
令を主局で計算することが異なつている。
ぞれの従局に関与する部分が予め各従局に伝送され、従
局の記憶装置に記憶される。この従局の監視装置によつ
て障害が検出されると、障害情報が該従局からそれに接
続した副主局に伝送され、副主局は受信した障害情報に
よつて各関与従局に記憶されている切替指令のうちのど
の切替指令によつて切替を行うかを示す選択指令を計算
し、各関与従局に伝送し、この選択指令を受信した従局
は該選択指令によつて示された切替指令によつて切替ス
イツチを駆動する。切替動作完了後、各副主局は、新た
な障害の発生、復旧に備えて、切替指令を計算し、各従
局に伝送し、各従局は受信した切替指令によつて記憶し
ている切替指令を更新し、新たな障害の発生、復旧に備
える。この場合には、各副主局の切替指令のための記憶
装置を用いても、用いなくても良い。本発明の第6実施
例の動作は第5実施例の動作と類似しているが、切替指
令を主局で計算することが異なつている。
以上で述べた各実施例では、各従局はそれぞれいくつか
の副主局に接続可能であり、該副主局のうちの一部の副
主局の機能が失なわれた場合、あるいは副主局と従局と
を結ぶ監視制御線の一部が障害となつた場合でも、各従
局は切替指令又は選択指令を受信することが可能であり
、従来装置に比べて切替の可能性が増加する。
の副主局に接続可能であり、該副主局のうちの一部の副
主局の機能が失なわれた場合、あるいは副主局と従局と
を結ぶ監視制御線の一部が障害となつた場合でも、各従
局は切替指令又は選択指令を受信することが可能であり
、従来装置に比べて切替の可能性が増加する。
この場合、各従局は複数の副主局から伝送される切替指
令又は選択指令を選択する必要があるが、最初に受信し
た指令を選択するという方法を用いても良いし、予め副
主局に優先順位を与えておき、この順位に従つて副主局
を選択し、該副主局からの指令を用いるという方法を用
いても良い。又、以上で述べた各実施例では、切替動作
そのものは、副主局の制御の下に従局が行なうのである
から、主局の機能が失なわれている場合、あるいは主局
と副主局とを接続している監視制御線の全てが障害にな
つている場合でも、少なくともひとつの障害の発生又は
復旧に関しての切替動作を保証することができる0更に
、第2実施例、第3実施例、第4実施例及び第5実施例
においては、切替指令の計算機能を副主局が備えている
ので、前記の様に主局が何の動作もできない場合におい
ても、次々の発生、復旧する障害に対して完全な切替動
作を保証することができる。又、第2実施例および第3
実施例は副主局に、切替指令を記憶する切替指令記憶手
段を有しており、障害の発生、復旧時にその記憶されて
いる切替指令を読み出してすぐに送出できるので、速や
かな対応が可能である。又、第3実施例および第4実施
例は副主局に、主局から受信した切替作成用情報を記憶
する手段を有しているので、副主局で切替指令作成時に
は主局に対し切替作成用情報を要求して伝送させるとい
う情報のやりとりが必要ではなく、従つて切替指令の作
成に要する時間が短かくなるとともに、切替作成用情報
を記憶後に主局に障害が生じても切替指令を作成できな
くなることはない。さらに、第4実施例は副主局に切替
指令を予め作成したものを記憶しておくのではなく、障
害又は復旧が生じたときにその都度計算するので、その
計算のための若干の遅延はあるものの障害又は復旧が生
じた時の切替状況を勘案した一番良い切替指令を作成す
ることができる利点がある。そして、第5実施例および
第6実施例においては、障害の発生、復旧時に、長い切
替指令の代りに、短い選択指令を伝送すれば良いので、
障害の発生、復旧から切替完了までを短時間で行なうこ
とができる。以上説明した通り、本発明は、主局の機能
が失なわれた場合、一部の副主局の機能が失なわれた場
合、あるいは一部の監視制御線が障害になつた場合の切
替可能性が従来の切替装置に比べ大巾に増大し、切替装
置としての信頼性が向上し、又主局、副主局および従局
をかねるひとつの局と、副主局と従局とをかねるいくつ
かの局と、いくつかの従局とによつて構成することもで
きる利点がある。
令又は選択指令を選択する必要があるが、最初に受信し
た指令を選択するという方法を用いても良いし、予め副
主局に優先順位を与えておき、この順位に従つて副主局
を選択し、該副主局からの指令を用いるという方法を用
いても良い。又、以上で述べた各実施例では、切替動作
そのものは、副主局の制御の下に従局が行なうのである
から、主局の機能が失なわれている場合、あるいは主局
と副主局とを接続している監視制御線の全てが障害にな
つている場合でも、少なくともひとつの障害の発生又は
復旧に関しての切替動作を保証することができる0更に
、第2実施例、第3実施例、第4実施例及び第5実施例
においては、切替指令の計算機能を副主局が備えている
ので、前記の様に主局が何の動作もできない場合におい
ても、次々の発生、復旧する障害に対して完全な切替動
作を保証することができる。又、第2実施例および第3
実施例は副主局に、切替指令を記憶する切替指令記憶手
段を有しており、障害の発生、復旧時にその記憶されて
いる切替指令を読み出してすぐに送出できるので、速や
かな対応が可能である。又、第3実施例および第4実施
例は副主局に、主局から受信した切替作成用情報を記憶
する手段を有しているので、副主局で切替指令作成時に
は主局に対し切替作成用情報を要求して伝送させるとい
う情報のやりとりが必要ではなく、従つて切替指令の作
成に要する時間が短かくなるとともに、切替作成用情報
を記憶後に主局に障害が生じても切替指令を作成できな
くなることはない。さらに、第4実施例は副主局に切替
指令を予め作成したものを記憶しておくのではなく、障
害又は復旧が生じたときにその都度計算するので、その
計算のための若干の遅延はあるものの障害又は復旧が生
じた時の切替状況を勘案した一番良い切替指令を作成す
ることができる利点がある。そして、第5実施例および
第6実施例においては、障害の発生、復旧時に、長い切
替指令の代りに、短い選択指令を伝送すれば良いので、
障害の発生、復旧から切替完了までを短時間で行なうこ
とができる。以上説明した通り、本発明は、主局の機能
が失なわれた場合、一部の副主局の機能が失なわれた場
合、あるいは一部の監視制御線が障害になつた場合の切
替可能性が従来の切替装置に比べ大巾に増大し、切替装
置としての信頼性が向上し、又主局、副主局および従局
をかねるひとつの局と、副主局と従局とをかねるいくつ
かの局と、いくつかの従局とによつて構成することもで
きる利点がある。
第1図は従来の切替装置の構成を説明するための図であ
り、第2図は本発明を適用した切替装置の構成を説明す
るための図である。 M・・・・・・主局、SMl〜SM3・・・・・・副主
局、S,〜S5・・・・・・従局、CONT・・・・・
・監視制御線、CONTA・・・・・・主局と副主局を
結ぶ監視制御線、CONTB・・・・・・副主局と従局
を結ぶ監視制御線、COM・・・・・・コンピユータ、
MEM・・・・・・記憶装置、C・・・・・・通信装置
、SW・・・・・・切替スイッチ、SV・・・・・・監
視装置、T・・・・・・伝送路。
り、第2図は本発明を適用した切替装置の構成を説明す
るための図である。 M・・・・・・主局、SMl〜SM3・・・・・・副主
局、S,〜S5・・・・・・従局、CONT・・・・・
・監視制御線、CONTA・・・・・・主局と副主局を
結ぶ監視制御線、CONTB・・・・・・副主局と従局
を結ぶ監視制御線、COM・・・・・・コンピユータ、
MEM・・・・・・記憶装置、C・・・・・・通信装置
、SW・・・・・・切替スイッチ、SV・・・・・・監
視装置、T・・・・・・伝送路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 接続されている伝送路における障害を検出する手段
、自局における障害を検出する手段、検出した障害情報
を副主局に送出する手段及び副主局からの切替指令によ
り回線又は回線束を切替える手段とを備えた複数個の従
局と、主局からの切替指令を受信して記憶する切替指令
記憶手段、および従局からの障害情報を受け、該障害情
報に応じた切替指令を前記切替指令記憶手段から読出し
て送出する手段を備えた複数個の副主局と、切替指令を
予め計算し副主局に送出する手段を備えた主局との三種
の局によつて構成されたことを特徴とする伝送路網にお
ける切替装置。 2 接続されている伝送路における障害を検出する手段
、自局における障害を検出する手段、検出した障害情報
を副主局に送出する手段及び副主局からの切替指令によ
り回線又は回線束を切替える手段とを備えた複数個の従
局と、主局から受信した切替指令作成用情報に基いて切
替指令を作成する手段、作成した切替指令を記憶する切
替指令記憶手段、および従局からの障害情報を受け、該
障害情報に応じた切替指令を前記切替指令記憶手段から
読出して送出する手段を備えた複数個の副主局と、切替
指令を作成するための切替指令作成用情報を副主局に送
出する手段を備えた主局との三種の局によつて構成され
たことを特徴とする伝送路網における切替装置。 3 接続されている伝送路における障害を検出する手段
、自局における障害を検出する手段、検出した障害情報
を副主局に送出する手段及び副主局からの切替指令によ
り回線又は回線束を切替える手段とを備えた複数個の従
局と、主局から受信した切替指令作成用情報を記憶する
手段、その記憶された切替指令作成用情報に基いて切替
指令を作成する手段、作成した切替指令を記憶する切替
指令記憶手段、および従局からの障害情報を受け、該障
害情報に応じた切替指令を前記切替指令記憶手段から読
出して送出する手段を備えた複数個の副主局と、切替指
令を作成するための切替指令作成用情報を副主局に送出
する手段を備えた主局との三種の局によつて業て構成さ
れたことを特徴とする伝送路網における切替装置。 4 接続されている伝送路における障害を検出する手段
、自局における障害を検出する手段、検出した障害情報
を副主局に送出する手段及び副主局からの切替指令によ
り回線又は回線束を切替える手段とを備えた複数個の従
局と、主局から受信した切替指令作成用情報を記憶する
手段、および従局から障害情報を受けたとき記憶されて
いる切替指令作成用情報に基いて切替指令を作成し従局
に送出する手段を備えた複数個の副主局と、切替指令を
作成するための切替指令作成用情報を副主局に送出する
手段を備えた主局との三種の局によつて構成されたこと
を特徴とする伝送路網における切替装置。 5 接続されている伝送路における障害を検出する手段
、自局における障害を検出する手段、検出した障害情報
を副主局に送出する手段、予め副主局から送出された切
替指令を記憶する手段、副主局からの選択指令に基いて
該記憶手段に記憶されている切替指令を選択する手段、
および選択された切替指令により回線又は回線束を切替
える手段とを備えた複数個の従局と、主局から受信した
切替指令作成用情報に基いて予め切替指令を作成し従局
に送出する手段、従局からの障害情報を受け、該障害情
報に応じた切替指令を選択するための選択指令を作成し
送出する手段を備えた複数個の副主局と、切替指令を作
成するための切替指令作成用情報を副主局に送出する手
段を備えた主局との三種の局によつて構成されたことを
特徴とする伝送路網における切替装置。 6 接続されている伝送路における障害を検出する手段
、自局における障害を検出する手段、検出した障害情報
を副主局に送出する手段、予め副主局から送出された切
替指令を記憶する手段、副主局からの選択指令に基いて
該記憶手段に記憶されている切替指令を選択する手段、
および選択された切替指令により回線又は回線束を切替
える手段とを備えた複数個の従局と、主局からの切替信
号を受信して従局に送出する手段、および従局からの障
害情報を受け、該障害情報に応じた切替指令を選択する
ための選択指令を作成し送出する手段を備えた複数個の
副主局と、切替指令を予め計算し副主局に送出する手段
を備えた主局との三種の局によつて構成されたことを特
徴とする伝送路網における切替装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53022427A JPS5917574B2 (ja) | 1978-02-28 | 1978-02-28 | 伝送路網における切替装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53022427A JPS5917574B2 (ja) | 1978-02-28 | 1978-02-28 | 伝送路網における切替装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54115003A JPS54115003A (en) | 1979-09-07 |
JPS5917574B2 true JPS5917574B2 (ja) | 1984-04-21 |
Family
ID=12082383
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53022427A Expired JPS5917574B2 (ja) | 1978-02-28 | 1978-02-28 | 伝送路網における切替装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5917574B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62107531A (ja) * | 1985-11-05 | 1987-05-18 | Nec Corp | 伝送路網の切替方式 |
JPS63238740A (ja) * | 1986-11-20 | 1988-10-04 | Mitsubishi Electric Corp | 通信装置 |
JPH0372727A (ja) * | 1989-08-11 | 1991-03-27 | Fujitsu Ltd | Crp回線制御の二重化切替方式 |
JP4935306B2 (ja) * | 2006-11-07 | 2012-05-23 | 株式会社豊田自動織機 | ハブ固定構造 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4917615A (ja) * | 1972-04-04 | 1974-02-16 |
-
1978
- 1978-02-28 JP JP53022427A patent/JPS5917574B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4917615A (ja) * | 1972-04-04 | 1974-02-16 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54115003A (en) | 1979-09-07 |
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