JPS59175460A - デカペプチド - Google Patents
デカペプチドInfo
- Publication number
- JPS59175460A JPS59175460A JP58049615A JP4961583A JPS59175460A JP S59175460 A JPS59175460 A JP S59175460A JP 58049615 A JP58049615 A JP 58049615A JP 4961583 A JP4961583 A JP 4961583A JP S59175460 A JPS59175460 A JP S59175460A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aspartyl
- histidyl
- methionyl
- decapeptide
- phenylalanyl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、例えばバーキノソノ病、舞踏病さらには筋萎
縮などの神経性ないしは動性疾患の症状改善などの治療
に応用することが期待できル新規デカペプチドに関する
。
縮などの神経性ないしは動性疾患の症状改善などの治療
に応用することが期待できル新規デカペプチドに関する
。
咄乳動物のを髄には運動・感覚などの神経伝達ならびに
その調節に関与する多くの化羊物質が存在することが知
られており、中でも最近その重要性が一層認められてき
たペプチド(神経ペプチド)が種々存在することが予想
されている。
その調節に関与する多くの化羊物質が存在することが知
られており、中でも最近その重要性が一層認められてき
たペプチド(神経ペプチド)が種々存在することが予想
されている。
脳に存在する神経ペプチドの研究が過去中年余の間に飛
躍的な発展をとげてきたが、脳とともに中枢神経系とし
て重要な機能をもつを髄については大量の材料の入手が
困ffi、1[であるうえeこ、を髄が脂質を多く含む
ためにその化学的・生化学的取扱いにさまざまな菓11
点があることなどから敬遠されがちであった。
躍的な発展をとげてきたが、脳とともに中枢神経系とし
て重要な機能をもつを髄については大量の材料の入手が
困ffi、1[であるうえeこ、を髄が脂質を多く含む
ためにその化学的・生化学的取扱いにさまざまな菓11
点があることなどから敬遠されがちであった。
本発明者らはブタ肉処理場において新鮮でかつ大量のを
髄を入手することが可能であることから、ブタを髄を利
料として新しい神経ペプチドの検索を行い、モルモット
回腸筋の収縮作用を有するものを2種単離することに成
功し、化学構造の検討を行なった結果これがともに新し
いデカペプチドであること、さらに、例えばさまざまな
運動調節機能の変調に起因する神経疾患、筋疾患の治療
ないし症状の改善を行うことができるペプチドとして期
待できることを見い出し、本発明をなすに至った。
髄を入手することが可能であることから、ブタを髄を利
料として新しい神経ペプチドの検索を行い、モルモット
回腸筋の収縮作用を有するものを2種単離することに成
功し、化学構造の検討を行なった結果これがともに新し
いデカペプチドであること、さらに、例えばさまざまな
運動調節機能の変調に起因する神経疾患、筋疾患の治療
ないし症状の改善を行うことができるペプチドとして期
待できることを見い出し、本発明をなすに至った。
すなわち、本発明は、一般式
%式%
イシルーメチオニンアミドで示されるデカペプチドであ
る。又は、ヒスチジル−リジル−スレオニル−アスパル
チル−セリルおよびアスパルチル−メチオニル−ヒスチ
ジル−アスパルチルよりなる群より選択されたペンタペ
プチド残基を表わす。本発明には塩の形態や各構成アミ
ノ酸において官能基がペプチド合成化学で常用される保
護基により保護されている形態であるものも含まれる。
る。又は、ヒスチジル−リジル−スレオニル−アスパル
チル−セリルおよびアスパルチル−メチオニル−ヒスチ
ジル−アスパルチルよりなる群より選択されたペンタペ
プチド残基を表わす。本発明には塩の形態や各構成アミ
ノ酸において官能基がペプチド合成化学で常用される保
護基により保護されている形態であるものも含まれる。
デカペプチドは、例えば、後述の実施例に示される如く
哺乳動物より抽出することにより、あるいはペプチド合
成化羊を利用して(例えば赤堀、金子、成田共編 タン
パク質化学1アミノ酸ペプチド、1969年、共立出版
■参照。)10個のアミノ酸を順序よくペプチド結合せ
しめることにより製造することができる。
哺乳動物より抽出することにより、あるいはペプチド合
成化羊を利用して(例えば赤堀、金子、成田共編 タン
パク質化学1アミノ酸ペプチド、1969年、共立出版
■参照。)10個のアミノ酸を順序よくペプチド結合せ
しめることにより製造することができる。
本発明のデカペプチドを医薬として非経口的に投与する
こともでき、その場合皮下、静脈、筋肉内注射あるいは
直腸坐剤として投与すればよい。
こともでき、その場合皮下、静脈、筋肉内注射あるいは
直腸坐剤として投与すればよい。
さらに必要により、製剤上通常使用されるpH調節剤、
溶解補助剤、安定他剤等添加剤を使用する。
溶解補助剤、安定他剤等添加剤を使用する。
投与量は、患者の症状、年令等に応じて適宜選択される
が、活性成分1日あたり0.01 mg 〜1o o
o mg程度が適当である。
が、活性成分1日あたり0.01 mg 〜1o o
o mg程度が適当である。
以下、実施例により本発明の詳細な説明する。
実施例
10に9のブタを髄を0℃、2000 rpmで5分間
ホモジナイズし、30tのIN塩酸−アセトノ混合液(
3:100.v/v)を加え4℃で15時間かきまぜて
抽出を行った。抽出液はそのまま4℃、5000 ?で
30分遠心し、得られた上清な分液濾斗に移し、石油エ
ーテル−エーテル混合液(1・1 、 v/v)で31
回抽出し脂質を除去した。下層の水溶液は減圧で濃縮し
、残渣を凍結乾燥して約902の粗抽出物を得た。
ホモジナイズし、30tのIN塩酸−アセトノ混合液(
3:100.v/v)を加え4℃で15時間かきまぜて
抽出を行った。抽出液はそのまま4℃、5000 ?で
30分遠心し、得られた上清な分液濾斗に移し、石油エ
ーテル−エーテル混合液(1・1 、 v/v)で31
回抽出し脂質を除去した。下層の水溶液は減圧で濃縮し
、残渣を凍結乾燥して約902の粗抽出物を得た。
得られた粗抽出物を約100 mlの0.1M−酢酸に
溶かし、ファルマノア社製「セファデンクスG−15」
のカラA (8x 200 CnL )を用いて0.1
M酢酸による溶出でゲル濾過を行った。流速、25m/
!/20分で、254 nm の吸光度でモニターし
た溶出パター7を図1に示した。
溶かし、ファルマノア社製「セファデンクスG−15」
のカラA (8x 200 CnL )を用いて0.1
M酢酸による溶出でゲル濾過を行った。流速、25m/
!/20分で、254 nm の吸光度でモニターし
た溶出パター7を図1に示した。
各分画につきモルモット回腸の縦走筋標本に対する収縮
活性を検定したところ分画167番から232番までな
らびに258番から280番までの二つの部分(A、
B )に顕著な収縮活性が認められた。これらの分画な
各々まとめて、減圧で濃縮し、次に高速逆相クロマトグ
ラフにより、アセトニトリル−水(0,1%のトリフロ
ロ酢酸を含む。)溶媒系で溶出した。分画Aならびに分
画Bの濃縮物の高’4 逆相クロマトグラフの溶出バタ
ー7を図2.3に示した。図2に示されている分画1.
2.3のうち各々のアミノ酸分析の結果ならびに合成品
との照合から3はサグスタンスPならびに2はその酸化
物(メチオニンスルホキシドを含む。)であることが明
らかになった。
活性を検定したところ分画167番から232番までな
らびに258番から280番までの二つの部分(A、
B )に顕著な収縮活性が認められた。これらの分画な
各々まとめて、減圧で濃縮し、次に高速逆相クロマトグ
ラフにより、アセトニトリル−水(0,1%のトリフロ
ロ酢酸を含む。)溶媒系で溶出した。分画Aならびに分
画Bの濃縮物の高’4 逆相クロマトグラフの溶出バタ
ー7を図2.3に示した。図2に示されている分画1.
2.3のうち各々のアミノ酸分析の結果ならびに合成品
との照合から3はサグスタンスPならびに2はその酸化
物(メチオニンスルホキシドを含む。)であることが明
らかになった。
分画1については、再度、ウルトラスフェア0DS(4
,6X250 mm)のカラムを用いた同様の高速逆相
クロマトグラフで精製し、アミノ酸分析を行ったところ
、次のような結果が得られた。
,6X250 mm)のカラムを用いた同様の高速逆相
クロマトグラフで精製し、アミノ酸分析を行ったところ
、次のような結果が得られた。
Asp 1..00 、 Thr 1.00 、 Se
r 1.00 、 Gly 1.00Va11.Cに)
、Metl、Cに)、Leul、00.Pheう1.0
0Lys 1.00 、 His 1.00このペプチ
ドについてニドマノ分解法によって、アミノ酸配列の決
定を行ない、このものが次のような配列を有するデカペ
プチドであると結論した。
r 1.00 、 Gly 1.00Va11.Cに)
、Metl、Cに)、Leul、00.Pheう1.0
0Lys 1.00 、 His 1.00このペプチ
ドについてニドマノ分解法によって、アミノ酸配列の決
定を行ない、このものが次のような配列を有するデカペ
プチドであると結論した。
H−His −Lys −Thr−Asp −Ser
−Phe −Val −Gly −Leu−Met −
NH2 図3に示されている分画4につぎ、前記分画1と同様に
ウルトラスフェアODS (4,6x 250 mm
)のカラムを用いて、再りロマトグラフを行い精製し、
アミノ酸分析を行ったところ次の様な分析結果を得た。
−Phe −Val −Gly −Leu−Met −
NH2 図3に示されている分画4につぎ、前記分画1と同様に
ウルトラスフェアODS (4,6x 250 mm
)のカラムを用いて、再りロマトグラフを行い精製し、
アミノ酸分析を行ったところ次の様な分析結果を得た。
Asp2.0 、 GIyl、O、Val 1.0
、 Met2.0 。
、 Met2.0 。
Leu 1.0 、 Phe 2.(1、His 1
.0このペプチドにつき、エドマン分解法によってアミ
ノ酸配列の決定を行い、このものが次のような配列を有
するデカペプチドであると結論した。
.0このペプチドにつき、エドマン分解法によってアミ
ノ酸配列の決定を行い、このものが次のような配列を有
するデカペプチドであると結論した。
H−Asp −Met −His −Asp −Phe
−Phe −Val−Gly −Leu−Met −
NH2 なお、上記デカペプチドを構成するアミノ酸残基の略記
号は次のとおりである。
−Phe −Val−Gly −Leu−Met −
NH2 なお、上記デカペプチドを構成するアミノ酸残基の略記
号は次のとおりである。
Hls ヒスチジル、Lys リジル、Thr ス
レオニル、Asp アスパルチル、Ser セリル、P
he フェニルアラニル、Val :バリル、cry
グリシル、Leu ロイシル、Met :メチオ
ニル。
レオニル、Asp アスパルチル、Ser セリル、P
he フェニルアラニル、Val :バリル、cry
グリシル、Leu ロイシル、Met :メチオ
ニル。
図1は、ブタを髄の塩酸−ア七トノ抽出物のセファデッ
クスG−15カラムによるゲル濾過の溶出パターンを示
す。 図2は、活性分画Aの高速逆相クロマトグラフの溶出パ
ターンを示す。 図3は、活性分画Bの高速逆相クロマトグラフッの溶出
パターンを示す。 特許出願人 味の素株式会社
クスG−15カラムによるゲル濾過の溶出パターンを示
す。 図2は、活性分画Aの高速逆相クロマトグラフの溶出パ
ターンを示す。 図3は、活性分画Bの高速逆相クロマトグラフッの溶出
パターンを示す。 特許出願人 味の素株式会社
Claims (1)
- (1)一般式 %式% ロインルーメチオニノアミド(式中、Xは、ヒスチジル
−リジル−スレオニル−アスパルチル−セリルおよびア
スパルチル−メチオニル−ヒスチジル−アスパルチルよ
りなる群より選択されたペンタペプチド残基を表わす。 )で示されるデカペプチド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58049615A JPS59175460A (ja) | 1983-03-24 | 1983-03-24 | デカペプチド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58049615A JPS59175460A (ja) | 1983-03-24 | 1983-03-24 | デカペプチド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59175460A true JPS59175460A (ja) | 1984-10-04 |
JPH0324479B2 JPH0324479B2 (ja) | 1991-04-03 |
Family
ID=12836136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58049615A Granted JPS59175460A (ja) | 1983-03-24 | 1983-03-24 | デカペプチド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59175460A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009033808A2 (en) * | 2007-09-11 | 2009-03-19 | Mondobiotech Laboratories Ag | Use of a peptide as a therapeutic agent |
WO2009046872A2 (en) * | 2007-09-11 | 2009-04-16 | Mondobiotech Laboratories Ag | Use of a peptide as a therapeutic agent |
WO2009043453A3 (en) * | 2007-09-11 | 2009-08-13 | Mondobiotech Lab Ag | Use of a peptide as a therapeutic agent |
-
1983
- 1983-03-24 JP JP58049615A patent/JPS59175460A/ja active Granted
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009033808A2 (en) * | 2007-09-11 | 2009-03-19 | Mondobiotech Laboratories Ag | Use of a peptide as a therapeutic agent |
WO2009046872A2 (en) * | 2007-09-11 | 2009-04-16 | Mondobiotech Laboratories Ag | Use of a peptide as a therapeutic agent |
WO2009043453A3 (en) * | 2007-09-11 | 2009-08-13 | Mondobiotech Lab Ag | Use of a peptide as a therapeutic agent |
WO2009033808A3 (en) * | 2007-09-11 | 2009-08-20 | Mondobiotech Lab Ag | Use of a peptide as a therapeutic agent |
WO2009046872A3 (en) * | 2007-09-11 | 2009-08-20 | Mondobiotech Lab Ag | Use of a peptide as a therapeutic agent |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0324479B2 (ja) | 1991-04-03 |
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