JPS5917540A - 可変焦点カメラ - Google Patents

可変焦点カメラ

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Publication number
JPS5917540A
JPS5917540A JP12583982A JP12583982A JPS5917540A JP S5917540 A JPS5917540 A JP S5917540A JP 12583982 A JP12583982 A JP 12583982A JP 12583982 A JP12583982 A JP 12583982A JP S5917540 A JPS5917540 A JP S5917540A
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JP
Japan
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lens barrel
lens system
lens
lever
camera
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Pending
Application number
JP12583982A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Ogawa
幸雄 小川
Michiro Hirohata
廣畑 道郎
Takaki Kodaira
隆紀 小平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS5917540A publication Critical patent/JPS5917540A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B19/00Cameras
    • G03B19/02Still-picture cameras
    • G03B19/04Roll-film cameras
    • G03B19/07Roll-film cameras having more than one objective

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は撮影光学系に主レンズ系と副レンズ系とを有し
ており、撮影光学系の移動に連動してその副レンズ系が
撮影光軸上に出入りすることによって少なくとも2種類
以上の焦点距離に切換えることができる可変焦点カメラ
に関する。
−眼レフを除くカメラ、特に35瓢判のレンズシャッタ
付きカメラにおいては、一般に35〜40酵の焦点距離
をもつ撮影レンズを使用しているが、撮影には被写体の
条件に応じて撮影画角に合った焦点距離のレンズを使用
することが合理的である。そこで、このような機能を満
たすカメラとして、カメラ内部に主レンズ系以外にさら
に副レンズ系を設けて主レンズ系の移動に伴って副レン
ズ系が必要に応じて撮影光軸」二に出入りするようにし
て、主レンズ系のみの一般撮影並びに主レンズ系と副レ
ンズ系との合成された光学系による撮影というように相
異なった焦点距離での撮影ができるようにしたカメラが
特開昭52−76919号、特開昭54−33027号
などで種々提案されている。
たとえば、第1図は従来例の標準撮影及び望遠撮影が可
能な光学系の一例である。L+はレンズシャッタSを有
する至レンズ系、L2は副レンズ系、Fはフィルム面で
あり、(a)は標準撮影状態を、(b)は望遠撮影状態
をそれぞれ示し、望遠撮影状態では主レンズ系L+及び
レンズシャッタSがカメラの前側へ移動するとともに副
レンズ系L2がレンズシャッタSの後側に位置される。
このように光学系の焦点距離を切換えるためにfd主レ
ンズ系及びレンズシャッタをカメラの前側へ移動させる
とともに副レンズ系をレンズシャッタの後側に挿入する
という操作が必要であり、このための作動機構は大変複
雑となり、かつカメラの暗箱部への遮光が困難であり、
−また標準撮影時には副レンズ系を撮影光軸上から退避
させておかねばならないために、その収納スペースがカ
メラ内部に必要であることなどからカメラの形状も太き
くなシ、コンパクト化できない欠点があった。
また、カメラの暗箱部のだめの遮光用部材として従来よ
りカメラに蛇腹が用いられているが、その材質としては
皮又は布が一般的であり、形状的に薄くすることが困難
であるため、カメラの内部に組込む場合、広いスペース
を必要とし、カメラのコンパクト化には不向きであり、
かつその耐久性が十分でなく穴がおいて光線もれを招く
恐れがあるという欠点もあった。
本発明は前述の欠点を除去し、撮影光学系の焦点距離切
換えの際における前後移動機構に直進するバーを採用す
ることによりカメラの機構を簡単にし、かつカメラ内部
に配設した遮光部材と相まってスペースを有効に利用し
、コンパクト化した可変焦点カメラを提供することを目
的とする。
以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説明する。
第2図は、本発明に係る可変焦点カメラの一実施例の要
部を説明するだめの概略断面図で、(a)は標準撮影状
態、(b)は望遠撮影状態をそれぞれ示し、第3図はそ
のカメラの機構のレイアウトを示す正面図である。
図中、鏡筒11は主レンズ系12を保持し、かつ鏡筒ユ
ニット40の構成部材に2箇所で嵌合支持された鏡筒バ
ー14が固着され、該鏡筒バー14とともに直進的に繰
り出し制御される。
エクステンダ18は副レンズ系19を保持し、かつ主レ
ンズ系12およびシャッタユニット50の後側において
、鏡筒ユニ、ト40の構成部材に嵌合支持されたエクス
テンダ軸21を中心にして回動可能であり、ばね22に
より撮影光軸側に回動するように付勢されている。鏡筒
ユニット40には支持バー8が撮影光軸に平行に固着さ
れ、該支持バー8がカメラ本体42の前面に固定した保
持部41の2箇所で摺動可能に嵌合支持されるとともに
鏡筒ユニット40は前記保持一部41に両端を固定され
た案内バー9にも嵌合し、該案内バー9をガイドにして
支持バー8と一体にカメラの前後方向、すなわち撮影光
軸方向に摺動可能となっている。そして、第2図(a)
の標準撮影状態では副レンズ系19は撮影光路から退避
しているが、第2図(b)の望遠撮影状態では鏡筒ユニ
ット40をカメラの前側に移動させ、エクステンダ18
が回動して副レンズ系19は撮影光軸上に位置される。
また、鏡筒ユニット40の後端部とカメラ本体42側の
遮光枠板4との間にその各端面がそれぞれ固着された蛇
腹5が配設されて、まわりからの光を遮断している暗箱
部の一部を形成している。
なお、43はスプロケット、44はパトローネ室、45
はスプール室、46は電池室、47は主レンズのチャー
ジ機構部、48はファインダである。
次に、第4図ないし第7図は、第2図に示す可変焦点カ
メラの要部をさらに具体的に示したもので、第4図はそ
の分解斜視図、第5図は同じくそのシャッタユニットの
拡大分解斜視図、第6図は第5図のシャッタユニットの
シャッタ作動機構部の要部拡大正面図、第7図は副レン
ズ系構成部の要部を後方から見た拡大斜視図であり、第
8図はその副レンズ系の回動状態の説明図である。
まず、第4図における主レンズ系側の構成部について説
明する。
鏡筒11には押え環13により主レンズ系12が保持さ
れ、かつ撮影光軸に平行に固着した鏡筒バー14がシャ
ッタ地板51の穴51aを貫通して支持されるとともに
光軸に関し該鏡筒バー14とほぼ対向位置に鏡筒ガイド
用のU形溝11aが形成され、シャッタ地板51の前面
に突設しているダボ51bと嵌合している。また該鏡筒
11には撮影光学系の無限ピント調整をするための無限
調整ビス15が螺合し、その先端は鏡筒11と前地板6
との間で鏡筒バー14に巻装した圧縮コイルばね17に
より回転リング16に設けられている繰り出しカム16
bに当接している。該回転リング16はその内周面がシ
ャッタ地板51の前面側に取付けられたマグネットホル
ダー62の中央開口と同心に設けた筒状突起62aの外
周に回動可能に嵌合しており、さらにその外周面には前
記シャッタ地板5Jの上端縁上を摺動するセット板70
のラック部70bに噛み合うギヤ部]、 6 aとスト
ップレバー26の先端のストップ爪26aに係合するだ
めの複数個の爪歯15cとを有している。
該ストップレバー26は前記マグネットホルダー62の
ストップレバー軸62bに回動可能に嵌合し、かつアー
マチェア25が取着けられ、主レンズ駆動系のチャージ
完了状態においては該アーマチェア25はマグネットホ
ルダー62に固定されたヨーク23に吸着されているが
、ヨーク23を囲んでいるコイル24に通電された時に
はその吸着が切れてストップレバー26はばね27の付
勢力により時計方向に回動し、そのストップ爪26aが
回転リング16の爪歯16cの一つに飛び込み、回転リ
ング16の回動を停止するようになっている。
また、カバー3は、保持部41の構成部材の一つである
前保持枠板1の角形の筒状部1aの外周に嵌装され、前
記マグネットホルダー62とビス30で固定されている
前地板6にビス31で固定されており、該カバー3に一
端を固着された補助バー10が撮影光軸と平行に後方に
延び、前地板6.シヤツタ地板51およびその後設けた
穴2bに嵌合している。さらに該カバー3の前面には測
光用受光レンズ32が設けられ、これに入射する被写体
からの光はシャッタ地板51の穴部51mに支持される
ライトガイド66により図示されない測光用の受光素子
へ導かれるようになっている。
次いで、同じく副レンズ系側の構成部について説明する
。エクステンダ18には押え環20により副レンズ系1
9が保持され、かつこれに固着されたエクステンダ軸2
1が後地板7に設けた図示しない穴とシャ、り地板51
に設けたエクステンダ軸穴51cに嵌合支持されて回動
可能になっており、またばね22により後地板7側へ押
し付けると同時に反時計方向、すなわち撮影光軸側へも
付勢されている。該エクステンダ18は、また第7図に
示すように軸21側の基部に前方から後方に向って低く
なったカム面18aが設けられている。前記後地板7は
シャッタ地板51の後面側に取付けられ、かつその一方
の下辺側部に固着された支持バー8が前保持枠板1の支
持バー穴1bと後保持枠板2の  □図示しない穴とに
嵌合支持されており、またその他方の下辺側部に設けた
案内穴7aには前保持枠板1の穴ICと後保持枠板2の
穴2aとによってその両端が固定された案内バー9が嵌
合し、後地板7は案内バー9をガイドとして支持バー8
とともに前保持枠板1と後保持枠板2との間で摺動可能
となっている。該後地板7は、またストッパーピン28
が突設され、エクステンダ18が撮影光軸側に回動した
場合における位置決めとなっている。そして、第4図に
示す状態では副レンズ系19は撮影光路から退避した位
置、すなわち第2図(a)に示す状態にある。
前記後保持枠板2は前保持枠板1に位置決めされてビス
34で固定され、前保持枠板1はビス33でカメラ本体
42のパトローネ室44とスプール室45の各前面に取
付けられ、その前部は四角形の筒状部1aをなして、カ
メラ外形の一部を形成している。
また、カメラ本体42のパトローネ室44とスプール室
45との間に固着された遮光枠板4と後地板7とに、そ
の各端面がそれぞれ固着された蛇腹5が後保持枠板2の
内側に配設されており、該蛇腹5の形状は第3図及び第
4図に示すようにその外形が正面からみると、四角の隅
部が面取りされたような四角形状をしており、このよう
な蛇腹を前述のようにカメラ内に取付けた場合にその四
隅のテーパに落とされたスペース部分、すなわちコーナ
一部の近くに前記支持バー8及び案内バー9が配置され
るように構成し、これらのバーと蛇腹とが干渉しないよ
うになっている。
さらに、前記遮光枠板4には蛇腹5の内側に沿って下面
4bを有するL型突起4aが折曲して形成され、該下面
4bが前記エクステンダ18のカム面18aに当接して
フォロワーとなっている。
ここで、蛇腹の材質としては、ポリフッ化ビニール樹脂
、レゾール型フェノール樹脂、キシレン樹脂とフェノー
ル樹脂の共縮合樹脂、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステ
ル樹脂、シリコン樹脂などで、硬化剤又は硬化触媒を用
いて必要に応じ加熱して硬化させるタイプのものが適し
ており、特に不飽和ポリエステル樹脂の35μ程度の厚
さのものが好適である。一般にこのような熱硬化性樹脂
単独では、光線を遮ぎることは不可能であり、完全な遮
光の役目を果たせないので、これにファーネスブラック
もしくはチャンネルブラックなどのカーボンブラックを
混入することによって遮光性を持たせる。また、表面が
成形された丑までは光沢があって、ゴーストなどを発生
させる原因となって不都合な場合には、表面に微少な凹
凸をつけた、いわゆるつや消し処理を行なったものがよ
い。
さらに、第4図ないし第6図に示すシャッタユニ、トの
構成について、シャッタ地板51に設けた穴51dに装
着したセクタレバー軸53にはセクタレバー52が嵌合
している。54はプリントパターン化したコイルがのっ
たロータで、セクタレバー軸53に嵌合し、ロータばね
79により時計方向に付勢されている。55は解除レバ
ーで、同じくセクタレバー軸53に嵌合し、そのばね掛
は部55dとセクタレバー52爪 の#参参イ部52aとの間で、該軸53の端部に装着し
た保持子56に巻装した開きばね57が掛けられ、解除
レバー55は時計方向に、セクタレバー52は反時計方
向に、それぞれ付勢されており、またその折曲部55c
はロータ54の縁54eに当接可能となっている。そし
て、セクタレバー52のピン52c 、52dは、シャ
ッタ地板51の長穴51e、51fをそれぞれ通して、
シャッタ地板51の後面に設けた図示しない軸にそれぞ
れ回動可能に枢支したシャッタ羽根67.68の各長穴
67a、68aに嵌合しており、また前記爪部52aは
ロータ54の縁54aに当接しうるようになっている。
58は係止レバーで、シャッタ地板51の前面のダボ5
1gに嵌合し、係止ばね59によシ時計方向に付勢され
ており、その爪部58aは解除レバー55の第1の爪部
55aおよび第2の爪部55bにそれぞれ係合可能とな
っており、かつセクタレバー52の爪部52bと当接可
能となるように形成されている。60はロータ保持レバ
ーで、シャッタ地板51の前面のダボ51hに嵌合し、
ばね61によシ時計方向に付勢されており、その爪部6
0aはロータ54の縁54bと凹部54dとで形成され
る保合部54cと係合可能になっており、爪部60bは
係止レバー58の爪部58dと当接可能となっている。
前記セット板70は、その一対の長穴70d。
70eがシャッタ地板51の上端縁に突設したダボ51
i、51kにそれぞれ嵌合して押えビス72.73で押
えられ、左右すなわち撮影光軸と直交する方向に摺動可
能であって、チャージばね71により右方向に付勢され
ており、かつそのラック部70bは前記回転リング16
のギヤ部16aと噛合し、セット板70の摺動運動が回
転リング16の回動運動に変換される。
また、セット板70の爪部70aは係止レバー58の爪
部58eと当接可能であり、別の爪部70fの左側面7
0gおよび右側面70hは、それぞれ係1」ニレパー5
8の爪部58bおよび58Cに当接可能に形成され、か
つその上面に突設したダボ70Cはチャージレバー74
の長穴74aに嵌合している。
該チャージレバー74は連結ピン75および76でそれ
ぞれアーム77および78の各一端に回動自在に連結さ
れ、かつ該アーム77および78は、その各他端の穴部
77aおよび78aで、それぞれカメラ本体42の図示
しない軸に枢支されて平行四辺形状のリンク機構を形成
し、そのためチャージレバー74の長穴74aの長手方
向がセット板70の摺動方向に対し直角となるような姿
勢を常に保っており、また、アーム77にはチャージ動
作時に図示しない連動部材により押される爪部77bを
設けている。
マグネットホルダー62はシャッタ地板51の前方に間
隔を置いてともに結合され、その筒状突起62bの側方
に設けた穴52c 、62dに、マグネッ)63a、6
3bがそれぞれ位置決めして嵌装されるとともにマグネ
ットホルダー62に固定した前ヨーク64に半抜きによ
って形成された凹部64. a 、 64 bにそれぞ
れ圧着し、かつシャッタ地板51に固定した後ヨーク6
5と前記ロータ54を挾んで一定間隔離れている。該マ
グネッ)63a、63bはともに板厚方向に磁化され、
かつ互いに磁化される向きが逆になり、前ヨーク64と
後ヨーク65とともに磁気回路を形成し、ロータ54に
通電することによりロータ54は反時計方向に回動する
ように駆動力を受ける。
1だ、シャッタ地板51の後面側に、シャッタ羽根67
.68を押える羽根押さえ69が取付けられ、前記ライ
トガイド66を支持するシャッタ地板51の穴部51j
に対面する羽根押さえ69の穴部69aの後方には図示
しない受光素子とシャッタ制御回路が配置されており、
この受光素子に入る光量はシャッタ羽根67に設けた切
欠き67bによって制御されている。
以上の主レンズ系構成部、副レンズ系構成部およびシャ
ッタユニットを含めて鏡筒ユニット40を形成している
次に、以上のように構成された本実施例の可変焦点カメ
ラの動作を説明する。
マス、前記シャッタユニットの動作について、カメラが
フィルム給送を行なう時、図示しない連動手段によりア
ーム77の爪部77bを左方向に移動させると、チャー
ジレバー74は左へ平行移動する。したがってセット板
70は、そのダボ70Cがチャージレバー74の長穴7
4aのどの位置に嵌合していても常に同じ量だけ左へ摺
動し、同時に回転リング16は反時計方向に回動してチ
ャージされる。その際、セット板7oの爪部7Ofの左
側面70gが係止レバー58の爪部58bに当接し、係
止レバー58は反時計方向に回動し、その爪部58aが
解除レバー55の第1の爪部55aに係合する。その後
、アーム77の爪部77bに働いていた力が除去される
と、セット板70はばね71の付勢力により右方向に戻
るも、爪部70fの右側面70hが係止レバー58の爪
部58cに圧接した位置に係止される(第6図)。
このような構成によシ、シャッタユニット50およびオ
ートフォーカス機構の鏡筒11を含む鏡筒ユニット40
が前後に移動しても、これらのチャージ動作はアーム7
7の爪部77bの位置において可能であり、またチャー
ジ途中に鏡筒ユニットを移動させてもチャージ動作に影
響を及ぼすことはない。
〜方、係止レバー58が反時計方向に回動する際、それ
まで爪部58dにロータ保持レバー60の爪部60bが
当接し、回動を阻止されていたロータ保持レバー60は
時計方向に回動し、その爪部60aがロータ54の縁5
4bに圧接した位置に保持される。第6図はこのフィル
ム給送後のチャージ状態を示している。
そこで、レリーズ操作により、図示しない電気回路でロ
ータ54への第1回目の通電を行なうと、ロータ54は
反時計方向へ回動し、解除レバー55の爪部55cに当
接するので、解除レバー 55も反時計方向に回動し、
係止レバー58の爪部58aと解除レバー55の第1の
爪部55aとの係合が解除される。したがって、係止レ
バー58は係止ばね59により時計方向に回動し、その
爪部58Cとセット板70の爪N 70 fとの保合が
外れるので、セット板70はばね71の付勢力によって
右方向に摺動する該セ、1・板70はオートフォーカス
機構の回転リング16と連動しているので、図示しない
ガバナーの働きによりゆっくりと摺動するため、係止レ
バー58は爪部58eがセット板70の爪部70aに当
接した位置で一時的に保持される。この間にロータ54
への通電を止めると、ロータ54はロータばね79の付
勢力により復動し、解除レバー55が開きばね57の付
勢力で復動することによって、係止レバー58の爪部5
8aは解除レバー55の第2の爪部55bと係合する。
そi〜て、ロータ54が第1回目の通電により反時計方
向に回動した際、ロータ54の縁54bに圧接していた
ロータ保持レバー6゜の爪部60aはロータ54の凹部
54dに落ち込むため、前記のようにロータ54への通
電を止めると、ロータ54はその係合部54cがロータ
保持レバー60の爪部60aと係合した位置まで復動し
一時保持される。このロータ54の保持される位置は縁
54eが解除レバー55の爪部55cに当接する位置よ
りわずかに時計方向に復動した位置である。なお、ロー
タ54は前記の反時計方向に回動することによって、セ
クタレバー52の爪部52aに圧接していた縁54 a
が該爪部52aから離れるが、別の爪部52bが係止レ
バー58の爪部58aに圧接するためセクタレバー52
の回動は阻止され露光は行なわれない。
次いで、ロータ54への第2回目の通電によりロータ5
4はロータ保持レバー60の爪部60aによって保持さ
れていた位置から反時計方向に回動し、その縁54eが
直ちに解除レバー55の爪部55cに当接し、解除レバ
ー55も反時計方向に回動させ、その第2の爪部55b
と係止レバー58の爪部58aとの係合が解かれる。
そのため、係止レバー58は係止ばね59の付勢力によ
り時計方向に回動するので、その爪部58aとセクタレ
バー52の爪部52bとの係止が解かれ、セクタレバー
52は開きばね57の付勢力によって反時計方向に回動
し、そのピア52C,52dを介してシャッタ羽根67
゜68が開く。また、係止レバー58が時計方向に回動
することによりその爪部58dがロータ保持レバー60
の爪部60bに当接し、ロータ保持レバー60を反時計
方向に回動させるので、その爪部60aはロータ54の
回動範囲外に退避する。
そして、被写体からの光は受光レンズ32からライトガ
イド66を介して図示しない受光素子に入り、この受光
素子に入る光量はシャッタ羽根67の切欠き67bに制
御されてその光量が所定の量に達すると、シャッタ制御
回路の作動によってロータ54への通電が止められる。
この通電が止まると、ロータ54はロータばね79の付
勢力により時計方向に復動を開始し、シャッタ羽根67
.68の開き途中または開き終った状態にしているセク
タレバー52の爪部52aにロータ54の縁54aが衝
撃的に当接し、セクタレバー52はロータ54とともに
時計方向に回動するので、セクタレバー52と連動する
シャッタ羽根67.68は閉じ、露光を完了する。
次いで、撮影光学系を標準撮影状態から望遠撮影状態に
切換える場合の動作およびオー)・フォーカス動作を含
む撮影動作について説明する。
まず、鏡筒ユニット40は、撮影者がカバー3をカメラ
の前後に移動させることによυ前保持枠板1と後保持枠
板2とに嵌合保持された支持バー8とともに案内バー9
をガイドとしてカメラの前後方向に摺動する。ここで、
鏡筒ユニット40は支持バー8のみに支えられた、いわ
ゆる片持ち支持の状態であるが、案内バー9およびカバ
ー3に固着している補助バー10がその補強の役目をし
ている。
そこで、撮影光学系を標準撮影状態から望遠撮影状態に
焦点距離を切換えるには、鏡筒ユニット40をカメラの
前側に移動させるのに伴ってエクステンダ18の副レン
ズ系19を撮影光軸上に位置させる必要がある。すなわ
ち、第8図(a)に示す主レンズ系12のみの標準撮影
状態においては、エクステンダ18のカム面18aの高
いカムリフト部分に、遮光板4に設けたL型突起4aの
下面4bが当接し副レンズ系19は撮影光軸上の中心開
口であるアパーチュア29から退避しているが、鏡筒ユ
ニット40の前側への移動につれてエクステンダ18の
カム面18aはL型突起4aの下面4bから逃げる状態
になるも、エクステンダ18はばね22によりカメラの
後側から見て時計方向の回転力を付勢されているために
、カム面18aは下面4bに接触した状態で追従し々が
ら第8図(b)に示すように時計方向に回動する。
さらに、鏡筒ユニット40が前側へ移動すると、エクス
テンダ18は後地板7のストッパー28に接触する位置
で回動を停止し、第8図(c)に示すように副レンズ系
19はアパーチュア29の撮影光軸上に設定されるが、
鏡筒ユニット40はなお若干前側へ移動してエクステン
ダ18のカム面18aが下面4bに接触しなくなって、
望遠撮影状態に切換えられる。
なお、望遠撮影状態から標準撮影状態に切換える場合は
前記と逆の動作によりエクステンダ18はアパーチュア
29の撮影光軸上から退避される。
そして、撮影動作については、まず、主レンズ駆動系の
チャージ動作が、前記シャッタユニットの動作で述べた
ように、チャージレバー74の動きと連動するセット板
70の左方向への摺動によシ回転リング16が反時計方
向に回動し、セット板70がチャージ位置に係止すると
、その位置で回転リング16も保持されることで行なわ
れる。
この過程で、回転リング16の繰り出しカム16bによ
り鏡筒11がその無限調整ビス15を介して前側に繰り
出された状態(至近距離側)にて停止し、これにより鏡
筒11のチャージ完了状態となる。
この状態において、レリーズ操作が行なわれると、前述
したようにシャッタユニット50のロータ54への第1
回目の通電が行なわれ、セット板70の係止が解かれ、
セット板70の右方向への走行が開始する。これにより
回転リング16も時計方向に回動し、鏡筒11の無限調
整ビス15が回転リング16′の繰り出しカム16bに
追従して鏡筒11の繰り込み動作を開始する。一方、セ
ット板70の走行に連動してチャージレバー74が右方
向へ平行移動し、該チャージレバー74の動きと連動す
る図示しないオートフォーカス機構の測距部によって被
写体までの距離が測距され、測距完了信号が出される。
ここで、ロータ54への前記第1回目の通電と同時にコ
イル24に通電することによりストップレバー26のア
ーマチュア25はヨーク23に吸着されたままの状態を
保っているが、前記測距完了信号が出されると、コイル
24への通電が断たれ、アーマチュア25とヨーク23
の吸着力がなくなって、ストップレバー26はばね27
の付勢力によって時計方向に回動し、その先端のストッ
プ爪26aが回転リング16の複数個の爪歯16cの所
定の一つに飛び込んで回転リング16の回動が停止し、
その結果、鏡筒11が所定の繰り込み位置、すなわち合
焦位置に保持される。鏡筒11が所定の繰り込み位置で
保持された後、ロータ54への第2回目の通電が行なわ
れると、前述のようにしてシャッタ羽根67.68が開
閉し、フィルム面への露光が完了する。
本発明は、以上説明したように直進するバーを案内とし
て撮影光学系を撮影光軸上に沿って前後に移動させる機
構をとっているので、極めて簡単な構成となり、かつカ
メラ内部に組込まれた蛇腹の配置と関連してスペースを
有効に利用しているため可変焦点カメラの形状をコンパ
クト化することができる効果がある。
また、蛇腹を熱硬化性樹脂のような材料にすることによ
り、薄型で小さく作ることができるので、カメラ形状の
コンパクト化に有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は可変焦点カメラの光学系の一例の説明図で、(
a)は標準撮影状態、(b)は望遠撮影状態を示し、第
2図は本発明の可変焦点カメラの一実施例の要部を説明
する概略断面図で、(a)は標準撮影状態、(b)は望
遠撮影状態を示し、第3図はそのカメラの機構のレイア
ウトを示す正面図、第4図は第2図の要部の具体的な分
解斜視図、第5図はそのシャッタユニットの拡大分解斜
視図、第6図は第5図のシャッタ機構部の要部拡大正面
図、第7図は第4図における副レンズ系構成部の要部を
後方から見た拡大斜視図、第8図はその副レンズ系の回
動状態の説明図である。 ■・・・前保持枠板、2・・・後保持枠板、3・・・カ
バー、4・・・遮光枠板、5・・・蛇腹、6・・・前地
板、7・・・後地板、8・・・支持バー、9・・・案内
バー、11・・・鏡筒、12・・・主レンズ系、14・
・・鏡筒バー、15・・・無限調整ビス、16・・・回
転リング、18・・・エクステンダ、19・・・副レン
ズ系、21・・・エクステンダ軸、22・・・ばね、4
0・・・鏡筒ユニット、41・・・保持部、42・・・
カメラ本体、50・・・シャッタユニット。 第7図 40 手続補正書 昭和58年10月3日 特許庁長官 若杉和夫  殿 1、事件の表示 昭和57 年特 許 願第125839号2 発明の名
称  可変焦点カメラ 3、 補正をする者 事件との関係  特許出願人 フリカナ 氏名(名称)  (100)キャノン法式会社代表者 
賀 来 龍三部 4、代理人 6、補正により増加する発明の数 なしく1)明細書第
6頁第19行〜第20行の「48はファインダである。 」を「48はファインダ、49はカメラ外装ケースであ
る。」と訂正する。 (2)  明細書第8頁第15行〜第19行の1かつア
ーマチュア25・・・・・・コイル24に通電され」を
[かつアーマチュア25が取着けられている。 一方、該アーマチュア25に相対してマグネットホルダ
ー62にコイル24を巻いたヨーク23が支持されてお
り、カメラのレリーズの際に一時コイル24に通電され
てヨーク23il−1,該アーマチュア25を吸着して
いるが、コイル24への通電が断たれ」と訂正する。 (3)明細書第16頁第12行目のr62bJをr62
aJと訂正する。 (4)  明細書第17頁第8行目のr51iJを15
1m1と訂正する。 (5)明細書第19頁第12行目の「解除」を「縁54
eが解除」と訂正する。 (6)図面中箱8図を別紙のとおり訂正する。  2−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 主レンズ系と副レンズ系とを有する撮影光学系が撮
    影光軸上を前後に移動することによって副レンズ系を撮
    影光軸上に出入りさせて少なくとも2種類以上の焦点距
    離に切換え可能な可変焦点カメラにおいて、前記撮影光
    学系とシャ、り並びに撮影レンズの合焦調節装置を含む
    鏡筒ユニットがカメラ本体に固定された部材に嵌合する
    バーを案内として直進的に移動することを特徴とする可
    変焦点カメラ。 2 鏡筒ユニットを案内するバーは該ユニットの一部と
    して構成されている特許請求の範囲第1項記載の可変焦
    点カメラ。 3 鏡筒ユニットはカメラ本体に対し蛇腹で取付けられ
    ている特許請求の範囲第1項記載の可変焦点カメラ。・ 4 鏡筒ユニットとカメラ本体との間に取付けた蛇腹の
    外側のコーナ一部近くに前記鏡筒ユニットを案内するバ
    ーを配置して成る特許請求の範囲第3項記載の可変焦点
    カメラ。 5 蛇腹を熱硬化性樹脂のシート材で形成した特許請求
    の範囲第3項記載の可変焦点カメラ。
JP12583982A 1982-07-17 1982-07-21 可変焦点カメラ Pending JPS5917540A (ja)

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JP12583982A JPS5917540A (ja) 1982-07-21 1982-07-21 可変焦点カメラ
US06/788,064 US4725864A (en) 1982-07-17 1985-10-16 Vari-focal camera

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JP (1) JPS5917540A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4791441A (en) * 1986-10-28 1988-12-13 Ricoh Company, Ltd. Multi-focus camera
JPH0317608A (ja) * 1989-06-15 1991-01-25 Fuji Photo Optical Co Ltd 切換え式3焦点光学系
US5461442A (en) * 1992-09-11 1995-10-24 Nikon Corporation Zoom camera
JP2004361921A (ja) * 2003-05-15 2004-12-24 Fuji Photo Film Co Ltd デジタルカメラ
JP2015219385A (ja) * 2014-05-19 2015-12-07 株式会社コシナ レンズ装置

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