JPS59173436A - 便器水洗装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は水洗便器の水洗装置に関する。

従来例の構成とその問題点 従来の最も一般的な便器水洗装置は、ジスターンの壁に
設置されジスターンの下部に設けた弁を開放するために
ジスターンの壁を貫通して設けられた貫通軸を手動レバ
ーで駆動して便器内に水を流す構成を有しているが、弁
にジスターン内の水圧が印加されるため手動レバー操作
に相当な力が必要であシ、力の弱い子供や老人にとって
使いづらいものであった。

そこで、その欠点を解消するものとして、第１図〜第４
図に示すように電気的に弁を開放して水洗を行う構成も
考えられたＯ 第１図はその構成図であり、１は便器、２は便座、３は
便器１内を水洗する水を貯えるジスターン、４はジスタ
ーン３の下部に設けられた弁、６は弁４に一端を接続さ
れた鎖、６は鎖５の他端に接続されたア・−ム、７はジ
スターン３の壁を貫通して設けられ、一端をアーム６に
結合されている貫通軸、８はジスターン３の外壁に設置
され貫通軸７をジスターン３の外部から回転駆動するこ
とによってアーム６も回転させ鎖６を引き上げて弁４を
開放し便器１内に水を放出する弁開放手段としてのロー
タリーソレノイド、９は電線、１０は便座２に人が座っ
てないときには便座２の′後部を押し上げた状態でオフ
してお９便座２に人り；座る−とその体重によってオン
する塵検出手段としてのマイクロスイッチ、１１はブツ
シュスイッチ、１２はマイクロスイッチ１ｏのオフ信号
もしくはブツシュスイッチ１１のオン信号によってロー
タリーソレノイド８を付勢する付勢手段、１３は便座２
の後部にあって便座２を回転自在に支持するとともにマ
イクロスイッチ１０．ブツシュスイッチ１１および付勢
手段１２を収納する収納ホックスである０ 第２図は同従来例における貫通軸、ロータリーソレノイ
ド部の分解断面図であり、１４はジスターン３の壁に設
けられた四角形の貫通口、１６は固定金具である。前記
固定金具１５は、ジスターン３の壁に当接する円形のツ
バ１６と７貫通口１４に収まシ固定金具１５の回転を防
止する四角形のはめ合い部１７と、ネジ部１８と、後述
の回転角規制ピンがはまる切欠部１９と、ネジ穴２０．
２１とを有している。２２はゴムパツキン、２３はナツ
ト、２４は貫通軸７に設けられた回転角規制ピン、２６
は嵌合用のセレーション凸部である０２６は結合金具で
あり、セレーション凹部２７と、断面り型口２８と、ネ
ジ穴２９とを有している０３ｏｉｌロータリーソレノイ
ド８を保持する保持金具、３１はロータリーソレノイド
８の回転軸であり先端３２は結合金具２６の断面り型口
２８に嵌合するようにＤ型カットされている０３３〜３
５は止めネジ、３６．３７はナツトである。組立方法は
、ジスターン３に設けられた貫通口１４に外壁側から固
定金具１６をはめ込み、内壁側からゴムパツキン２２を
介してナツト２３で壁に固定する。次に内壁側から貫通
軸７を固定金具１６内に貫通させ、外壁に突き出たセレ
ーション凸部２６に結合金具２６のセレーション凹部２
７を嵌合させ、止めネジ３３で抜けないように固定する
。次にロータリーソレノイド８と保持金具３０とをす７
）３６．３７で固定した状態で結合金具２６のＤＮ口２
８にロータリーソレノイド８のＤ型カット部３２を嵌合
させ、止めネジ３４．３５で固定金具１６に固定して組
立を完了する。

第３図は同従来例におけるアーム部の斜胛図でろり′ニ
ジスターン３の内壁側から見た状態を示しアーム６は弁
開放時にａからｂに角度α分たけ移動し、その移動量は
切欠部１９と回転角規制ピン２４によって規制される。

第４図は同従来例における付勢手段１２の回路図であり
、３８は電源、３９はタイマーを構成するコンデンサ、
４ｏはコンデンサ３９の光電抵抗、４１．４２は基準電
位用抵抗、４３はコンデンサ３９の放電抵抗、４４はコ
ンパレータ、４６はプルアップ抵抗、４６は電流制限抵
抗、４７は入カニの電位がＬＯＷからＨｉに反転したと
きに出力φから短時間（０，６秒位）のパルスを発生さ
せるワンショットマルチ、４’８１ｄヘース抵抗、　、
４９ｉｄ　トランジスタ、６０はロータリーソレノイド
８の逆起電力吸収用ダイオードである。

上記第１図〜第４図の構成において、便座２に使用者が
座ると、マイクロスイッチ１０がオンしてコンデンサ３
９の電荷を急速に放電し、コンパレータ４４の出力、つ
まりワンショットマルチ４７の入力Ｉの電位をＬＯ’Ｗ
にする。従ってワンショットマルチ４７の出力φはＬＯ
Ｗを維持しトランジスタ４９はオフのままである。使用
者が用便を終え、便座２から立ち上って一定時間、例え
ば３秒間経過すると、コンデンサ３９の電位が上昇して
コンパレータ４４の出力がＨｉ　に反転する。

その瞬間ワンショットマルチ４７の出カ鴫−がら短時間
のパルスが発生し、瞬時ロータリーソレノイド８を付勢
して貫通軸７を回転駆動し、アーム６をａからｂに移動
させて弁４を開放する。アーム６はその後ａの位置に戻
るが、弁４はジスターン３内の水の排水力によって開放
を維持し便器内の水洗を継続するがほとんどの水が排出
されて排水力が落ちると、自重によって目動的に閉止し
、再度ジスターン３内に水を貯える。−１ｆｃ、使用者
が便座２０便用途中で水洗を行いたい場合に性、ブツシ
ュスイッチ１１を押すことにより、ワンショットマルチ
４了の入カニ電位を強制的にＨｉにし、出力φからパル
スを出してロータリーソレノイド８を付勢でき、いつで
も水洗を料えるもの゛である。

上記構成では、使用者が用便を終了して便座から立ち上
がったとき、もしくは収納ボックス導設置さｆしたブツ
シュスイッチを操作するたけで、電気的に貫通軸を回転
付勢し弁４を開放して水洗を行うので、力の弱い子供や
老人にとっても容易に使えるものであり、従来の欠点を
解消するものであるが、新たな問題が提起された。それ
は、便座使用時、つまシ、男性の大川および女性の犬、
小用時においては、必ず便座に座るので、ロータリーソ
レノイド８を遠隔で付勢できる電気の特性を生かし上記
のように便座に座ったときに自動的にオンするマイクロ
スイッチ１０や便座に座った壕まで操作できるブツシュ
スイッチ１１を設けるこ゛とが極めて便利である耘、便
座を使用しない場合つ１９男性小用時には不便を強いら
れることが明らかになった。

第６図は同従来例における男性使用状態図であり、５１
は男性使用者を表し、第１図と異る点は、便座２が立っ
ている点である。この状態図から明らかなように、男性
使用者は低い位置にあるブツシュスイッチ１１を操作す
るために腰をかがめねばならず、この状態は特に老人に
とって苦痛となる。またプツシ−スイッチ１１が無い場
合においては、一旦便座２を下した後に便座２を手で押
してマイクロスイッチ１０をオン・オフさせねばならず
、このときにも同様に腰をかがめる必要があり、苦痛を
与えるものである。

発明の目的 本発明はかかる従来の問題を解消するもので、男子小用
後の水洗操作を、腰をかがめないで行えるようにするこ
とを目的とする。

発明の構成 この目的を達成するために本発明は、ジスターンに設置
された第２のスイッチ手段を設け、それによっても弁開
放手段を付勢できるように付勢手段を構成したものであ
る。この構成によって、便座を用いずに立った状態で便
器を使用する男性小用後においても、前記の立った状態
のままで第２のスイッチ手段を操作し、弁開放手段を付
勢して水洗を行うことができるものである。

実施例の説明 以下、本発明の一実施？Ｉｌを、第６図〜第９図を用い
て説明する。

第６図は本発明の便器水洗装置の一実施例における、貫
通軸、ロータリーソレノイド、第２のスイッチ手段部の
分解断面図、第７図は同外観図であｐ、５２は第２のス
イッチ手段であるマイクロスイッチ、６３は押すことに
よってマイクロスイッチ６２をオンすえツマミ、６４は
ツマミ６３と一体になっておりツマミ５３が押されたと
きにマイクロスイッチ５２をオンするカム、６６はツマ
ミ６３を突出させるバネ、６６はマイクロスイッチ６２
、カム５４、バネ５６を支持する支持金具であり、他に
第２図と異る点は、医持金具３０の上部が第２のスイッ
チ手段を設けるために変形し、かつ止めネジ３ｊ、３５
の装着される位置が第７図のようにずれた点である。

第８図は同実施例における付勢手段１２の回路図であり
、従来の第４図と異る点は、電源３８のプラスとトラン
ジスタ４９のベース間に、第６図で示したマイクロスイ
ッチ６２と抵抗５７との直列回路が接続された点であシ
、他は同様である。

第９図は同実施例における男性使用状態図である０ 上記構成において、男性使用者６１が小用後、立った状
態でツマミ６３を押すと、カム５４の作用によってマイ
クロスイッチ６２がオンし、抵抗５７を介してトランジ
スタ４９がオンし、ロータリーソレノイド８を付勢して
水洗が行われる。

上記構成では、マイクロスイッチ１ｏやプツシ瓢スイッ
チ１１のように便座を使用するときに操作しやすい第１
のスイッチ手段とは別に、ジスターン３側に設置された
第２のスイッチ手段５２を設けているので、便座を使用
しない男性小用後の水洗操作が立ったまま行なえ、しか
もスイッチ操作でロータリーソレノイド８を付勢し水洗
を行うことができるので、腕や腰のカの弱い老人や子供
でも容易に水洗動作を行えるとともに、ツマミ６２が男
性使用者５１に向って上面かつ斜めに設置され、立った
ま筐で使用するのに都合よく、かつ操作部が見やすいと
いう特長を有する。

なお、上記実施例では弁開放手段として、ロータリーソ
レノイドを用いたが、別の型のソレノイドやモーフなど
を利用することも可能であシ、また便座を使用するとき
に操作する第１のスイッチ手段として、圧検出としての
マイクロスイッチや、収納ボックスに設けられたグツシ
ュスイッチを例に掲げたが、便座に座って操作できるリ
モートコントロールスイッチなどでも同様の効果を得る
ことができ、この例に帆走されるものではない。

発明の効果 以上のように本発明の便器水洗装置は、水洗便器のシス
クーン弁を開放して前記ジスターン内の水を前記便器に
放出する弁開放手段と、少なくとも第１のスイッチ手段
および前記ジスターンに設置された第２のスイッチ手段
と、前記第１のスイッチ手段もしくけ前記第２のスイッ
チ手段からの信号によって前記弁開放手段を付勢する付
勢手段を有し、男性大川時や女性太・小用時のように便
座を使用するときの水洗は前記第１のスイッチ手段を操
作して前記弁開放手段を付勢して行い、男性小用時のよ
うに便座を使用せず立ったまま便器を使用するときの水
洗は前記第２のスイッチ手段を同じく立った壕１で操作
して前記弁開放手段を付勢して行えるので、水洗操作時
に大きな腕力や腰をかがめる等の無理な姿勢を必要とせ
ず、したがって腕や腰の力の弱い老人や子供でも楽に水
洗操作を行える特長を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の便器水洗装置の構成図、第２図は同従来
例における貫通軸、ロータリーソレノイド部の分解ＰＩ
ｆＴ面図、第３図は同従来ψりにおけるアーム部の斜視
図、第４図は同従来例における付勢手段の回路図、第５
図は同従来例に訃ける男性使用状態図、第６図は本発明
の便器水洗装置の一実施例における貫通軸、ロータリー
ソレノイド、第２のスイッチ手段部の分解断面図、第７
図は同外観図、第８図は同実施例における付勢手段の回
路図、第９図は同実施例における男性使用状態図である
。 １・・・・・・便器、３・・・・・・７スターン、４・
・・・−・弁、５・・・・・・鎖、６・・・・・・アー
ム、７・・・・・・貫通軸、８・パ・・・・ロータリー
ソレノイド、１ｏ・・・・・・圧検出としてのマイクロ
スイッチ、１１・・叩・ブツシュスイッチ（１０もしく
は１１は第１のスイッチ手段を構成）、１２・・・・・
・付勢手段、２６・・・・・・結合金具（５，６゜ア、
８とで弁開放手段を構成）、６２・旧・・マイクロスイ
ッチ（第２のスイッチ手段）、６３・・・・・・ツマミ
、６４・・・・・・カム。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　はが１名第１
図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 水洗便器めジスターン弁を開放して前記シスシーン内の
   水を前記便器に放出する弁開放手段と、少なくとも第１
   のスイッチ手段および前記ジスターンに設置された第２
   のスイッチ手段と、前記第１のスイッチ手段もしくは前
   記第２のスイッチ手段からの信号によって前記弁開放手
   段を付勢する付勢手段とを有する便器水洗装置。