JP2742459B2 - 便器水洗装置 - Google Patents

便器水洗装置

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JP2742459B2 JP1326416A JP32641689A JP2742459B2 JP 2742459 B2 JP2742459 B2 JP 2742459B2 JP 1326416 A JP1326416 A JP 1326416A JP 32641689 A JP32641689 A JP 32641689A JP 2742459 B2 JP2742459 B2 JP 2742459B2
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貫造 村澤
政則 小屋本
哲二 新山
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、便器水洗をするためのシスターン内の貯水
を弁を開いて放出するのを電動で行うようにした便器水
洗装置に関する。
[従来の技術] 従来からシスターンの貯水を放出するための放出口の
弁を開く操作を電動で行うようにした便器水洗装置が特
公平1-33613号公報により知られている。この特公平1-3
3613号公報に示されたものは電動で弁を開く場合、弁の
全開操作による大流量の放出のみを行うようになってい
た。
そして、従来の弁を開くための電動駆動装置はロータ
リ・ソレノイドやステッピング動作をしないモータが使
用されていた。
[発明が解決しようとする課題] しかして、上記のように電動で弁を開くに当たって弁
の全開操作による大流量の放出という単一動作をするだ
けの従来の電動式のものにおいては、男子小便の洗浄、
及び男女の大便前に予め便器に水を流してプレ洗浄をし
て汚物を付着しにくくする等の場合でも必要以上の流量
が流れてしまい経済的ではなかった。特に、サイホンジ
ェット式の場合には大便が落ちる所にも水が入っている
が洗い落とし式の便器の場合、小さい面積にしか水が入
っていないのでプレ洗浄をして汚物が付着しにくくする
ことが好まれるが、このような場合には特に従来の電動
式のものは大流量を流してプレ洗浄をしなければならず
経済的でなかった。
また、電動駆動装置としてロータリソレノイドを使用
した場合、操作者が大きく、高価になるという問題があ
った。更に、ステッピング動作をしないモータを使用し
た場合、レバー等の回転角度を制御するのにマイクロス
イッチ等により回転角を判断させる必要があり、スベー
ス的な問題があり、マイクロスイッチ等に対する湿気の
影響等により性能面で問題があり、また、レバーの回転
角度を多段階に選択できるようにしようとすると複雑な
動作となるためマイクロスイッチ等の数が多くなり、コ
スト的な面でも問題があり、また、シスターンの種類、
施工条件、くさり等の紐状体の張り具合によりレバーの
回転角度と弁の上がり具合が異なるので現場で微調整が
必要であるが、マイクロスイッチ等を用いたものにおい
てはレバー等の回転角度を調整するにはマイクロスイッ
チの位置をずらして調整しなければならず、調整が大変
困難であるという問題があった。
本発明は上記の従来例の問題点に鑑みて発明したもの
であって、その目的とするところは、電動式において弁
の開き状態を選択して大流量の放出と、小便やプレ洗浄
の際の少流量の放出とが選択でき、しかも、マイクロス
イッチを使用する必要がなくてスペースが狭くてすみ、
また、回転角度や回転方向を簡単にコントロールでき、
回転角度の調整も簡単にできる便器水洗装置を提供する
にある。
[課題を解決するための手段] 本発明の便器水洗装置は、水洗便器1のシスターン2
内にあってシスターン2内の貯水を放出するため放出口
3を開閉する弁4と、一端部が弁4に接続された紐状体
5と、該紐状体5の他端部が接続されて紐状体5を引き
上げるためのレバー6と、レバー6を回動するための電
動駆動装置7とにより構成された便器水洗装置におい
て、電動駆動装置7をステッピングモータで構成し、人
が便座に座るとステッピングモータによりレバー6を正
回転方向に回動して弁4を途中まで開放して一定時間経
過後にレバー6を初期位置まで逆回動すると共に便座に
座っていた人が便座から立ち上がるとステッピングモー
タによりレバー6を正回転方向に回動して弁4を完全に
開放して一定時間経過後にレバー6を初期位置まで逆回
動するための便座スイッチ29を設け、該便座スイッチ29
とは別の独立したスイッチであって、操作されるとステ
ッピングモータによりレバー6を正回転方向に駆動して
弁4を途中まで開放して一定時間経過後にレバー6を初
期位置まで逆回動する操作スイッチ30を設けて成るもの
であって、このような構成を採用することで、上記の従
来例の問題点を解決したものである。
[作用] しかして、小便やプレ洗浄の場合にはステッピングモ
ータよりなる電動駆動装置7によりレバー6を弁4が途
中まで開放して少流量を流す位置となるまで回動させ
て、少流量を放出して水洗便器1内を洗浄するものであ
り、また、大便の場合には電動駆動装置7によりレバー
6を弁4が完全に開放して大流量を流す位置となるまで
回動させて、大流量を放出して水洗便器1内を洗浄する
ものである。そして、レバー6を回動する電動駆動装置
7がステッピングモータであるため、レバー6の回動角
度を大流量を流す全開状態と少流量を流す半開状態とを
選択するようにするに当たり、従来のようにマイクロス
イッチを設ける必要がなくなり、マイクロスイッチを配
置するスエースが必要でなく、また、レバーの回動角度
の調整もパルス数の調整をするのみでよいので現場で簡
単に調整できるようになったものである。
[実施例] 以下、本発明の添付図面に示す実施例に基づいて詳述
する。
シスターン2は水洗便器1に流す水を貯水するための
ものであり、このシスターン2は第1図に示すように水
洗便器1の後部に付設してあるタイプ、あるいは水洗便
器1から離れて配置してあるタイプのいずれのものであ
ってもよい。シスターン2の底部には第2図に示すよう
にシスターン2内の貯水を水洗便器1に放出するための
放出口3が設けてある。この放出口3には放出口3を開
閉する弁4が設けてある。弁4は放出口3の縁部近傍に
軸8により回動自在に軸支してあり、弁4の軸支部分と
反対側の端部にくさり等の紐状態5の一端部が接続して
ある。紐状体5の他端部は紐状体5を引き上げるための
レバー6の先端に接続してある。シスターン2の側壁に
はケース9が取り付けてあり、このケース9内に第3
図、第4図、第5図に示すように電動駆動装置7が内装
してあり、電動駆動装置7の駆動力を減速装置11を介し
てレバー6に伝え、レバー6を回動して紐状体5を引き
上げ、レバー6の回動量を選択することで、弁4を完全
に開放して大流量を流す位置までレバー6を駆動する状
態と弁4を途中まで開放して少水量を流す位置までレバ
ー6を駆動する状態とを選択自在としてある。本発明に
おける電動駆動装置7はステッピングモータであってケ
ース9のケース本体9aにねじにより取り付けてある。電
動駆動装置7の出力軸10の回転を複数の歯車よりなる減
速装置11を介してレバー6に伝達するようになってい
る。ケース本体9aに設けた一対のボス12に架設した受け
板13には孔14が穿孔してあり、この受け板13の孔14にL
形のレバー6の軸部6aが回転自在に挿入してあり、軸部
6aには減速装置11の最終段の歯車15の孔部18が回転自在
に遊嵌してある。歯車15と受け板13との間にはスペーサ
となる筒体16が回転自在に遊嵌してある。ここで、添付
図面の実施例では筒体16と最終段の歯車15とは別体であ
るが、一体に形成してあってもよい。最終段の歯車15の
受け板13とは反対側の面には筒部17が突設してあり、筒
部17の底部に溝が設けてあってピン係合部19となってい
る。レバー6の軸部6aの受け板13よりも突出した部分に
はばね受け20が固着してあって、ばね受け20はレバー6
の軸部6aと一体に回動するようになっている。そして、
受け板13とばね受け20との間にはばね材21が設けてあ
る。このばね材21はコイルスプリングにより構成してあ
り、コイルスプリングの一端部21aが受け板13に設けた
係止部22に係止してあり、コイルスプリングの他端21b
がばね受け20の係止部23に係止してある。軸部6aにはピ
ン24が取り付けてあり、このピン24は通常はピン係合部
19に係合しており、この係合状態をばね材21によって軸
部6aを第3図、第5図矢印イ方向に移動するばね力の付
勢により保るようになっている。コイルスプリングより
なるばね材21の両端を係止することでばね受け20に一方
方向の回動ばね力を付勢してあり、レバー6が弁4を開
く方向に回動するとばね材21にレバー6を弁4が閉じる
方向に回動しようとするばね力が蓄積されるようになっ
ている。レバー6の軸部6aはケース9の蓋9bの孔25を回
動自在に貫通し、またケース本体9aの孔26を回動自在に
貫通している。
ところで、ステッピングモータよりなる電動駆動装置
7は、第8図に示すように制御部27からの制御信号を駆
動部28に送り、これにより駆動部28から駆動信号を出し
てステッピングモータよりなる電動駆動装置7を駆動す
るようになっている。第8図において29は便座スイッ
チ、30は操作スイッチである。便座スイッチ29は便座に
人が座るとオンとなり便座が人が立つとオフになるよう
になっている。また、操作スイッチ30は例えば壁などに
取り付けてあり、便座スイッチ29とは無関係なスイッチ
である。
シスターン2の種類、施工条件、くさり等の紐状体5
の張り具合等によりレバー6の回動角と弁4の上がり具
合がそれぞれ現場ごとに異なるので紐状体5の張り具合
を現場で調整するが、これのみでは十分でないので、現
場で電動駆動装置7であるステッピングモータの回動角
度を制御するパルス数を調整することにより現場で所定
の回動角度とするものである。
しかして、便座に人が座ると第6図に示すように便座
スイッチ29がオンされ、ステッピングモータが正転し減
速装置11を介してレバー6を正回転方向に一定角度回動
し(この場合、減速装置11の最終段の歯車15のピン係合
部18にレバー6の軸部6aに設けたピン24がばね材21によ
り弾入して係合しているので歯車15の回転をレバー6の
回動として伝えることができるように設定してある)、
レバー6を一定角度正転方向に回動して紐状体5を引い
て一定角度回動した状態で停止し、弁4を第2図(c)
に示すように半開状態に開き、シスターン2内の貯水を
少容量だけ放出口3から放出して水洗便器1内のプレ洗
浄する。そして、一定時間経過するとステッピングモー
タが逆転してレバー6が逆転方向に一定角度回動して初
期の状態に戻り停止する。この場合、紐状体5が緩めら
れると、半開き状態となっている弁4が放出口3から流
れている水流の吸引力により吸い込まれて弁4が第2図
(a)の状態に回動して放出口3を閉じる。ここで、上
記プレ洗浄により使用された少容量の水が放出されると
シスターン2内の水位がその分低下するので、低下した
分のみは給水装置(図示せず)により自動的に給水がな
される。次に、任意の時間経過後、便座から立ち上がる
と便座スイッチ29がオフになると同時にステッピングモ
ータが正回転方向に回転してレバー6を正転方向に回動
して紐状体5を引いて弁4を第2図(b)のように全開
状態まで回動し、弁4を全開状態まで回動するとステピ
ングモータが逆回転してレバー6を初期位置まで逆回動
させる。弁4が第2図(b)のように全開状態となって
いると、弁4は従来のこの種のシスターン2に設けた弁
と同様に水の放出力によりシスターン2内の貯水が放出
し切るまで自力で開放を維持する。このようにしてシス
ターン2内の貯水を放出し切って大水量の水により水洗
便器1内を洗浄するのであるが、シスターン2内の貯水
が放出し切る際に弁4と放出口3との水流が少なくなる
ことで弁4は自重によって第2図(a)のように閉じ、
再度シスターン2内の貯水が開始される。
一方、小便時には第7図に示すように操作スイッチ30
を操作してオンとすることでステッピングモータが正転
してレバー6を正回転方向に一定角度回動し、レバー6
を一定角度正転方向に回動し、レバー6を一定角度正転
方向に回動して紐状体5を引いて一定角度回動した状態
で停止し、弁4を第2図(c)に示すように半開状態に
開き、シスターン2内の貯水を少容量だけ放出口3から
放出して水洗便器1内の洗浄し、一定時間経過するとス
テッピングモータが逆転してレバー6が逆転方向に一定
角度回動して初期の状態に戻り停止する。この場合、紐
状体5が緩められると、半開き状態となっている弁4が
放出口3から流れている水流の吸引力により吸い込まれ
て弁4が第2図(a)の状態に回動して放出口3を閉じ
る。ここで、上記洗浄により使用された少容量の水が放
出されるとシスターン2内の水位がその分低下するの
で、低下した分のみは給水装置(図示せず)により自動
的に給水がなされる。
ところで、電動駆動装置7を駆動してレバー6を回動
している途中で停電等により電動駆動装置7が停止した
場合、レバー6が停止し、レバー6により紐状体5を引
いて弁4を開いた状態のままで停止してしまうので、シ
スターン2内の貯水が放出口3から放出されると共に水
位が低下するので給水装置から水が連続して給水されて
流れっ放しとなる。このような場合には、レバー6の軸
部6aのケース9から突出している部分を押すと、軸部6a
がばね材21のばね力に抗して押されてピン24がピン係合
部19から外れると共にばね材21の回動力によりレバー6
が初期位置まで回動し、ケース本体9aに設けたストッパ
31に当たって初期位置で停止し、レバー6が初期位置ま
で回動することでレバー6により引かれていた紐状体5
が緩み、弁4が半開の状態では水流によりまた全開状態
では自重により回動して放出口3を閉じるものである。
ここで、レバー6が初期位置に戻ると、レバー6に設け
たピン24も初期位置に戻るものである。また、この状態
では軸部6aの押圧を解除しているのでばね材21のばね力
によりピン24が最終段の歯車15の筒部17の底部のピン係
合部19とずれた位置に弾接している。次に、停電が終わ
ると、ステッピングモータが逆回転(例えば180°逆回
転)するように設定してあってステッピングモータが逆
回転し、最終段の歯車15に設けた筒部17の底部にピン24
が弾接した状態で歯車15が回転するのでピン係合部19が
ピン24に係合した時点で歯車15は停止する。このように
して初期状態にセットされることになる。
ケース9をシスターン2内に配置して取り付けて外部
に露出しないようにした場合、レバー6の端部の図示を
省略しているが、このようにケース9が外部に露出しな
いようにシスターン2内に取り付けた場合にはレバー6
の軸部6aの先端はシスターン2に設けた孔内に位置する
かあるいは孔からやや突出するようにして外部から軸部
6aの端部を直接または治具を介して押圧できるようにし
ておくのがよい。
[発明の効果] 本発明にあっては、叙述のように電動駆動装置により
レバーを回動して弁を開く便器水洗装置において、電動
駆動装置をステッピングモータで構成し、人が便座に座
るとステッピングモータによりレバーを回動して弁を途
中まで開放して一定時間経過後にレバーを初期位置まで
逆回転すると共に便座に座っていた人が便座から立ち上
がるとステッピングモータによりレバーを回動して弁を
完全に開放して一定時間経過後にレバーを初期位置まで
逆回動するための便座スイッチを設け、該便座スイッチ
とは別の独立したスイッチであって、操作されるとステ
ッピングモータによりレバーを駆動して弁を途中まで開
放して一定時間経過後にレバーを初期位置まで逆回転す
る操作スイッチを設けてあるので、大便をするために便
座に座ると、便座スイッチが作動して自動的にステッピ
ングモータによりレバーを回動して弁を途中まで開放し
て少水量によりプレ洗浄を行って便器に汚物が付きにく
いようにし(特に、洗い落とし式便器のような水洗便器
内に水を張っていないものにおいては少水量により使用
前にプレ洗浄して汚物が付きにくくなるようにする効果
は大きい)、用便を終わって便座から人が立ち上がる
と、便座スイッチが作動してステッピングモータにより
レバーを回動して弁を完全に開放して大流量の水を放出
して大便時の洗浄を行い、また、小便時には便座スイッ
チとは別の独立したスイッチを操作することで、ステッ
ピングモータによりレバーを駆動して弁を途中まで開放
して少水量を流して小便時の洗浄ができるものであり、
このように、大便時には便座スイッチにより自動的にス
テッピングモータによるレバーの回動角度を調整して少
流量のプレ洗浄、用便後の大流量洗浄が自動的に行わ
れ、また、小便時には別の独立したスイッチを操作する
ことで少流量の洗浄が行われるものであって、目的に応
じて水量を選択してて効果的な洗浄ができるものであ
り、更に、レバーを回動する電動駆動装置がステッピン
グモータであるため、レバーの回動角度を大流量を流す
全開状態と少流量を流す半開状態とを選択するようにす
るに当たり、従来のようにマイクロスイッチを設ける必
要がなく、マイクロスイッチを配置するスペースが必要
でなく、また、レバーの回動角度と回動方向のコントロ
ールが簡単で、特に、レバーの回動角度の調整もパルス
数の調整をするのみでよいので現場で簡単に調整できる
ものであり、また、人が便座に座るとステッピングモー
タによりレバーを正回転方向に回動して弁を途中まで開
放して一定時間経過後にレバーを初期位置まで逆回動す
ると共に便座に座っていた人が便座から立ち上がるとス
テッピングモータによりレバーを正回転方向に回動して
弁を完全に開放して一定時間経過後にレバーを初期位置
まで逆回動するための便座スイッチを設け、該便座スイ
ッチとは別の独立したスイッチであって、操作されると
ステッピングモータによりレバーを正回転方向に駆動し
て弁を途中まで開放して一定時間経過後にレバーを初期
位置まで逆回動する操作スイッチを設けるので、本洗浄
のために大流量流す場合も、プレ洗浄や小便時に少流量
流す場合も、いずれもレバーは正回転方向に回動し、閉
じる場合には、いずれも逆回転方向に回動して初期位置
に戻るものであって、このため、少流量の場合には正回
転方向において大流量流す場合の途中までレバーを回動
する構造となり、この結果、レバーを側壁から離れる方
向が正回転方向となるようにすることで、レバーをシス
ターンの側壁に近づけて配置しても何等支障がないとい
う利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の全体側面図、第2図(a)(b)
(c)は同上の弁の全開状態、大水量を放出している全
開状態及び少水量を放出している半開状態の説明図、第
3図は同上の電動駆動装置、減速装置及びレバー等の分
解斜視図、第4図は同上の蓋を外した状態の平面図、第
5図は同上の側断面図、第6図は大便時における便座ス
イッチ、ステッピングモータ及びレバーの動作説明図、
第7図は同上の小便時における操作スイッチ、ステッピ
ングモータ及びレバーの動作説明図、第8図は本発明の
電動駆動装置の制御を説明するためのブロック図であっ
て、1は水洗便器、2はシスターン、3は放出口、4は
弁、5は紐状体、6はレバー、7は電動駆動装置であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−170337(JP,A) 特開 昭59−10634(JP,A) 特開 平1−295630(JP,A) 特公 昭60−50936(JP,B2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水洗便器のシスターン内にあってシスター
    ン内の貯水を放出するため放出口を開閉する弁と、一端
    部が弁に接続された紐状体と、該紐状体の他端部が接続
    されて紐状体を引き上げるためのレバーと、レバーを回
    動するための電動駆動装置とにより構成された便器水洗
    装置において、電動駆動装置をステッピングモータで構
    成し、人が便座に座るとステッピングモータによりレバ
    ーを正回転方向に回動して弁を途中まで開放して一定時
    間経過後にレバーを初期位置まで逆回動すると共に便座
    に座っていた人が便座から立ち上がるとステッピングモ
    ータによりレバーを正回転方向に回動して弁を完全に開
    放して一定時間経過後にレバーを初期位置まで逆回動す
    るための便座スイッチを設け、該便座スイッチとは別の
    独立したスイッチであって、操作されるとステッピング
    モータによりレバーを正回転方向に駆動して弁を途中ま
    で開放して一定時間経過後にレバーを初期位置まで逆回
    動する操作スイッチを設けて成ることを特徴とする便器
    水洗装置。
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