JPH1136405A - 自動便器洗浄装置 - Google Patents

自動便器洗浄装置

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JPH1136405A
JPH1136405A JP19241497A JP19241497A JPH1136405A JP H1136405 A JPH1136405 A JP H1136405A JP 19241497 A JP19241497 A JP 19241497A JP 19241497 A JP19241497 A JP 19241497A JP H1136405 A JPH1136405 A JP H1136405A
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JP
Japan
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pulling
amount
unit
control unit
automatic toilet
Prior art date
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Pending
Application number
JP19241497A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Noguchi
剛 野口
Naotoshi Inoue
直稔 井上
Tetsuya Abe
哲弥 阿部
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Showa Denko Materials Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Chemical Co Ltd filed Critical Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication of JPH1136405A publication Critical patent/JPH1136405A/ja
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 既設の水洗用タンク7をそのまま使用するこ
とが可能であり、且つ、大小便の排水に見合った水量を
選択的に排出可能な自動便器洗浄装置を提供する。 【解決手段】 排水用弁体8を引上げ水洗用タンク7内
の水を排水するための引上げ部11と、該引上げ部11
に引上げ部11を動作させる信号及び電源を供給する制
御部14と、前記水洗用タンク7に係止され前記引上げ
部11を水洗用タンク7内に固定する固定台13と、か
らなる自動便器洗浄装置において、前記制御部14が排
水用弁体8の引上げ量を任意に選択可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、既設の水洗用タン
クを利用した自動便器洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来使用されていた自動便器洗浄装置
を、図2を用いて説明すると、自動便器洗浄装置は、既
設の水洗用タンク7から排水用レバー6及び該レバー6
と一体になっている継手9を取外し、前記継手9のみを
排水用レバー6と同一形状の引上げ部19に交換したも
のであり、前記継手9をリモコン21等により動作させ
るものである。
【0003】前記引上げ部19は、図3に示すように、
内部にモータ17及び減速機16を内蔵し、表面に受光
部18を有する構造となっており、図2に示すように、
使用者がリモコン21により指示を与えると、モータ1
7が回転し、同時に継手9に接続された玉鎖4を介して
排水用弁体8を持ち上げ、水洗用タンク7内の水を配水
管5を介して便器に排出している。尚、この時のモータ
17の回転方向は、継手9を図2に示すA方向へ動かす
ように回転させる。
【0004】その後、引上げ部19を、継手9が図2に
示すB方向へ動くように回転させると、排水用弁体8
は、水洗用タンク7内の水が完全に排出されるために、
浮力を失って自重により下がり、配水管5に蓋をする。
また、ボールタップ装置2は、接続される浮玉3により
弁の開閉を行ない、水洗用タンク7内の水位を一定に保
つようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た自動便器洗浄装置は、大便を排出するための大水量を
確保するために、排水用弁体8を完全に持ち上げて、水
洗用タンク7内の水を配水管5から完全に排水するモー
ドしかなく、小便を排出する為に必要な少水量を選択し
て排出させることができないという課題がある。
【0006】本発明では、前記課題に鑑み成されたもの
であり、既設の水洗用タンク7をそのまま使用すること
が可能であり、且つ、大小便の排水に見合った水量を選
択的に排出可能な自動便器洗浄装置を提供することを目
的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1に示すよ
うに、排水用弁体8を引上げ水洗用タンク7内の水を排
水するための引上げ部11と、該引上げ部11に引上げ
部11を動作させる信号及び電源を供給する制御部14
と、前記水洗用タンク7に係止され前記引上げ部11を
水洗用タンク7内に固定する固定台13と、からなる自
動便器洗浄装置において、前記制御部14が排水用弁体
8の引上げ量を任意に選択可能であることを特徴として
いる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明においては、制御部14か
らの信号により引上げ部11が排水用弁体8を引き上げ
る量を任意に設定可能としている。具体的には、少なく
とも水洗用タンク7に蓄えられた水を大量に排水させる
だけ排水用弁体8を引き上げる引上げ量と、該引上げ量
よりも少ない引上げ量の2種類を使用者が選択可能なも
のである。
【0009】更に、前記少ない引上げ量を使用者が選択
した場合には、排水用弁体8を引き上げた状態で所定時
間保持することが好ましく、これは、少ない引上げ量の
場合には、排水する水の流れにより排水用弁体8が閉じ
ようとするのを阻止し、少量の水を徐々に排水させるた
めに行なう。
【0010】引上げ量の決定又は同じ引上げ量を保持す
る時間は、制御部14に内蔵した設定手段にて行なわれ
るものであり、具体的には、可変ボリューム等を使用す
ることにより、使用者又は設置者が任意に設定可能とし
ている。
【0011】本発明にて使用される引上げ部11は、排
水用弁体8を引き上げることが可能であれば特に限定さ
れるものではないが、製造コストを考えると、図4に示
すように、モータ17、減速機16及びワイヤ10を有
するプーリ15を直列に接続する構造のものが好まし
い。排水用弁体8の引上げ又は引き下しは、モータ17
を回転させることによりワイヤ10の巻き上げ、巻き伸
ばしにより行なう。
【0012】本発明に使用される固定台13は、引上げ
部11を水洗用タンク7内に設置可能であれば特に限定
されるものではないが、図6に示すように、板の一部を
段違いにし、固定ねじ25にて固定することにより、幅
を自由に変更可能としたものや、図5に示すようよう
に、ゴム又はスポンジ等の軟らかく水洗用タンク7内壁
を傷つけない部材22を両端に有し、ねじ山23を両端
に切ってある固定台24等を適宜使用することができ
る。
【0013】
【実施例】本発明の実施例を図1を用いて説明すると、
水洗用タンク7の長さに合わせ、先に説明した図6に示
す固定台13の長さ調整を行ない、固定台13を水洗用
タンクに係止する。引上げ部11は、固定台13に固定
し、内蔵されるワイヤ10を玉鎖4に接続する。引上げ
部11に動作指令及び電源供給を行なう制御部14は、
水洗用タンク7の側壁に固定し、制御部14及び引上げ
部11をケーブル12にて接続する。尚、該ケーブル1
2は、通常水洗用タンク7の左右に設けられたボールタ
ップ装置2を取り付けるための孔のうち使用していない
方の孔を通して設置する。
【0014】次に、本発明の自動便器洗浄装置の動作説
明を行なうと、リモコン21のスイッチを使用者が押す
ことにより、大便用洗浄指令を制御部14に伝達する
と、受光部18は、リモコン21からの信号を受けて、
引上げ部11に作動の為の信号を出力する。信号を受け
た引上げ部11は、排水用弁体8が完全に浮上すること
ができるだけの量、ワイヤ10をモータ17(図4参
照)を回転させることにより巻き上げ、約5cm程玉鎖
4を介して排水用弁体8を持ち上げる。水洗用タンク7
内の水は、排水用弁体8を持ち上げると同時に排水管5
に流れ込み、便器に排出される。その後、引上げ部11
は、プーリ15(図4参照)の回転数検知又は回転角度
検知により、ワイヤ10を元の長さにまで巻き戻し、排
水用弁体8を自重により所定位置に戻す。
【0015】リモコン21のスイッチを使用者が押すこ
とにより、小便用洗浄指令を制御部14に伝達すると、
引上げ部11は、大便用洗浄指令の際よりも短い時間モ
ータ17を回転させ、ワイヤ10を約1.5cm引上
げ、この状態を約10秒間保持する。該保持は、本実施
例においてはモータに取付けブレーキにより行なってい
るが、駆動側からの回転影響を受けないウォームギヤと
ウォームホイールの組み合わせにより行なっても、モー
タ17が回転しない程度の低電圧を供給することにより
おこなっても良い。
【0016】保持時間中は、排水用弁体8を少しだけ浮
かせた状態となっているために、排水用弁体8と配水管
5の間に生じた隙間から、少量づつの水を排出すること
になり、該保持時間が終了すると、引上げ部11は、プ
ーリ15によりワイヤ10を元の長さにまで巻き戻し、
排水用弁体8を水圧により配水管5に密着させ小便用洗
浄指令を終了する。
【0017】小便用洗浄指令の際の、引上げ量及び保持
時間は、制御部14に設けられた可変ボリューム141
及び142にて構成される電気的な設定手段により、任
意に変更可能としているが、これは、機械的な設定によ
るものであっても良い。
【0018】また、本発明の自動便器洗浄装置は、人体
局部の洗浄を行なう人体局部洗浄装置の着座スイッチと
連動させることにより、使用者が便座に座った際に所定
時間だけ、便器に水を流し、乾いた便器に大便が付着す
る現象を阻止するプレ洗浄装置としても使用が可能とな
っている。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、簡単な構成で大便用及
び小便用の2種類の便器洗浄が可能となり、従来の大便
用しかなかった自動便器洗浄装置に比較し、大幅な節水
を行なえる。また、便器洗浄に必要なワイヤの引上げ量
及び保持時間を可変できる設定手段を設けたことによ
り、便器の種類が違っても設置現場にて自在に調整可能
となる。更に、排水用レバー及び玉鎖に関しては、既設
の状態から変化させていないた為に、従来同様に、排水
用レバーを手動にて動かすことによっても、便器洗浄を
行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例になる自動便器洗浄装置を示す
断面図である。
【図2】従来の自動便器洗浄装置を示す断面図である。
【図3】従来の自動便器洗浄装置に用いられた引上げ部
を示す図面であり、(a)は側面の断面図を示し、
(b)は正面の透視図を示す。
【図4】本発明の実施例に用いられる引上げ部を示す断
面図である。
【図5】本発明の実施例に用いられる固定具の図面であ
り、(a)は正面図を示し、(b)は側面図を示す。
【図6】本発明の実施例に用いられる固定具の図面であ
り、(a)は平面図を示し、(b)は側面図を示す。
【符号の説明】
1.蓋 2.ボールタップ装置 3.浮玉 4.玉鎖
5.配水管 6.排水用レバー 7.水洗用タンク
8.排水用弁体 9.継手 10.ワイヤ 11.引上
げ部 12.ケーブル 13.固定台 14.制御部
15.プーリ 16.減速機 17.モータ 18.受
光部 19.引上げ部 20.乾電池 21.リモコン
22.部材 23.ねじ山 24.固定台 25.固
定ねじ 141.可変ボリューム 142.可変ボリュ
ーム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排水用弁体を引上げ水洗用タンク内の水
    を排水するための引上げ部と、該引上げ部に引上げ部を
    動作させる信号及び電源を供給する制御部と、前記水洗
    用タンクに係止され前記引上げ部を水洗用タンク内に固
    定する固定台と、からなる自動便器洗浄装置において、
    前記制御部が排水用弁体の引上げ量を任意に選択可能で
    あることを特徴とする自動便器洗浄装置。
  2. 【請求項2】 制御部が、水洗用タンクに蓄えられた水
    を、排水させるだけ排水用弁体を引き上げる引上げ量
    と、該引上げ量よりも少ない引上げ量との2種類の引上
    げ量を任意に選択可能であることを特徴とする請求項1
    に記載の自動便器洗浄装置。
  3. 【請求項3】 制御部が、水洗用タンクに蓄えられた水
    を、排水させるだけ排水用弁体を引き上げる引上げ量よ
    りも少ない引上げ量を使用者が選択した際には、該少な
    い引上げ量のまま所定時間引上げ部を保持するようにし
    たことを特徴とする請求項1又は2に記載の自動便器洗
    浄装置。
  4. 【請求項4】 制御部が、引上げ量又は同じ引上げ量を
    所定時間保持する時間を設定することができる設定手段
    を有していることを特徴とする請求項1、2又は3に記
    載の自動便器洗浄装置。
JP19241497A 1997-07-17 1997-07-17 自動便器洗浄装置 Pending JPH1136405A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005012659A1 (ja) * 2003-05-02 2005-02-10 Toto Ltd. 便器洗浄システム
JP2005201046A (ja) * 2005-03-10 2005-07-28 Toto Ltd ロータンクのレバー装置
JP4729799B2 (ja) * 2000-09-27 2011-07-20 Toto株式会社 便器洗浄装置
JP2019127727A (ja) * 2018-01-24 2019-08-01 Toto株式会社 便器洗浄装置

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