JPS59173062A - 保健食品とその製造法 - Google Patents

保健食品とその製造法

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JPS59173062A
JPS59173062A JP58046525A JP4652583A JPS59173062A JP S59173062 A JPS59173062 A JP S59173062A JP 58046525 A JP58046525 A JP 58046525A JP 4652583 A JP4652583 A JP 4652583A JP S59173062 A JPS59173062 A JP S59173062A
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JP
Japan
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dietary fiber
powder
dried
health food
isomerized
Prior art date
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Pending
Application number
JP58046525A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihiko Shino
篠 圀彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RIBOSEREN KK
Original Assignee
RIBOSEREN KK
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Publication date
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  • Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は食物線維あるいはそれと野菜、果物(もしくは
それらのエキス)と異性化乳糖とからなる保健食品の製
造法に関する。
従来の食物線維の保健食品あるいは健康食品は、肥満の
予防ならびに改善を目的としたものがあまりにも多い。
本発明者は、食物線維のもつ糞更の増量と腸の通過時間
の短縮という作用を強調し、それの欧米型成人病の予防
と改善のための利用について、さl 1 ) らに腸内の有用細菌の増殖因子の利用についてあわせて
研究した結果、本発明を達成したのである。
本発明は、食物線維と腸内ビフィズス菌増殖因子(ビフ
ィズス因子)を含有する保健食品の製造法を提供するこ
とを目的とする。
本発明の他の目的は、食物線維の中で栄養学的な効果が
期待し得る水溶性(水とゾルをつくる)で粘度が高く、
しかも分子量の大である多糖体と異性化乳糖液の主成分
であり、顕著なる腸内ビフィズス菌増殖効果を示すラク
ッロースあるいはそれと人参、リンゴ、バナナ、イナゴ
豆に含まれているビフィズス因子であるパンテティン誘
導体とからなる保健食品を提供するととである。
本発明は、食物線維の乾燥粉末あるいはそれと野菜や果
物の乾燥粉末の混合物に異性化乳糖液を適量、好寸しく
け容量で30乃至50%になるように加えて捏和し、そ
の後乾燥して粉末化するか、従来法の顆粒を含む造型加
工を施して造型し、乾燥することを特徴とする保健食品
の製造法である。
本発明にて得られた製品は、そのまま食用に供(2) され得るものであるO 本発明において、食物線維とは゛人間の消化酵素では加
水分解できない植物中の澱粉を除いた多糖類とリグニン
2のことである0植物性の多糖類には多くの種類があり
、植物性食品の細胞壁に存在する難消化性の非水溶性多
糖類と柔組織の細胞膜、細胞膜間層あるいは細胞質内に
存在する難消化性の粘度の高い水溶性の多糖類に大別さ
れる0食物線維の摂取により糞便の増量と排便促進をき
たすととは事実であり、その栄養学的効果は、′(1)
血清ならびに肝臓のコレステロールの低下作用、(2)
食後血糖上昇抑制作用、(3)血圧降下作用、(4)肥
満防止作用、(5)腸内細菌の産生する発癌物質や有害
物質の吸着々らびに稀釈・排泄促進作用などである。と
ころが生体に対する食物線維の短期間での観察では、小
麦のフスマ、トウモロコシの外皮あるいは日本人の日常
食品であるゴボウ、大根、タケノコ、モヤシそしてバガ
ス、セルロースナトの食物線維にはそのような効果はみ
られない。やはり短期間での食物線維の上記の効果はペ
クチン、(3) グルコマンナン、グアガムなどのような粘度の高い、水
溶性の、分子量の大きなものに限られる。
そしてFAO/WHOによる食物線維の使用基準による
と、ペクチン、寒天、グアガム、ローカストビーンガム
は無制限ということで全く人体に悪い影響はないとされ
ている。しかしながら食物線維には腸内菌叢を改善する
ような作用はないため、食物線維だけで欧米型成人病克
服を期待することは困難である。
腸内細菌には、われわれの健康に役立つ有用細菌(ビフ
ィズス菌など)と、病気をおこしたり老化を促進したり
するような有害物質を産生ずる有害細菌とがあり、誤っ
た食べ方をしたり年をとってくると有害菌が優勢となり
、有用細菌の増殖を抑制してしまう。そのようなことを
パックグランドとして、大手乳業会社を中心としてビフ
ィズス菌製品の開発は発展しつつある現実である○しか
しながら、ビフィズス菌製品の摂取によるビフィズス菌
の腸内定着の信憑性が学問的に疑われている現在、パン
テティン誘導体ならびにラクッロー(4) スなどのビフィズス因子の価値は大きい。
乳幼児の下痢症の1つとして、古くから欧米特にヨーロ
ッパでは人参、リンゴ、バナナ、イナゴ豆などが使用さ
れており、特殊な妙味ある効果を発揮することが経験的
に認められている。その有効成分は5種類のパンテティ
ン類縁物質であることが学問的に証明されている。それ
は、4−ホスホパンテティン−8−スルホン酸(主活性
物質)、4′−ホスホパンテティン、パンテティン、ホ
スホパンテチンそしてパンテチンである。
一方、ビフィズス因子の1つであるラクツロースは、乳
糖がガラクトースとグルコースよシ構成されているのに
対し、ガラクトースと果糖からなる二糖類で、それを主
成分とする混合糖液のことを一般に異性化乳糖液と呼ん
でおり、未だに粉末化されておらずあまり普及されてい
ない。市販されている異性化乳糖液の一般的な組成は、
ラクツロース50%以上、水分31±2チであり、残り
は乳糖、ガラクトースとその他の糖類である。
しかしながら、ビフィズス菌にも長所ばかりで(5) はなく、欠点もまた存在する。それは有害菌と同様に有
用菌である腸球菌ならびにビフィズス菌の中には強力な
発癌物質であるニトロソアミンやその原料となる二級ア
ミンのような有害物質を産生することである。したがっ
て、腸内のビフィズス菌を優勢にして、腸内細菌が産生
する発癌物質や有害物質の濃度を稀釈し、迅速に排泄す
ることが欧米型の癌や成人病の予防と改善のために望ま
しいのであり、そのためには食物線維とビフィズス因子
の組み合せが必要なのである。
日本はもともと胃癌王国であり、大腸癌は少いというの
が常識であったが、最近では日本人の胃癌は減っている
のに対し、欧米型の癌である大腸癌は増加の傾向を示し
ている。国立ガンセンターの推計によれば、1990年
代には胃癌と大腸癌の発生は同じになり、それ以後は逆
転して2000年には大腸癌が胃癌の約2倍になるとい
うことである。その予防と改善のためには欧米型食事の
特徴である高蛋白高脂質を改善することは必須であるが
、食物線維の摂取が重要であることも事実であり、それ
に加えて腸内菌叢の意義もまた大きい。したがって食物
線維とビフィズス因子を含む保健食品を作ることははな
はだ社会のニーズと合致するものである0 本発明者は、そのような保健食品を種々検討肱食物線維
とビフィズス因子を含む野菜、果物(もしくはそれらの
エキス)とラクツロースを含む糖液などを主原料にして
、その粉末化ならびに顆粒化をはじめとするさまざまの
造形化に成功した0特にペクチン、グアガム、グルコマ
ンナンのような粘度の高い多糖体は、異性化乳糖液と捏
和させてその粘度を減少させてその後の粉末化あるいは
造形化を容易に行いうるととに成功した。一旦、粉末化
あるいは造形化された製品は、吸湿性が弱く、保健食品
として長期間その価値を持続せしめることができうるも
のである。
食物線維と異性化乳糖液を原料として使用する場合には
、食物線維に直接に異性化乳糖液を加えて捏和し、その
後乾燥粉末あるいは造型機にて目的にかなった造型を行
い、乾燥して製品とする。
(7) 但し複数の食物線維を使用する場合にはそれらをあらか
じめ混合しておく0 食物線維とビフィズス因子を含む野菜や果物と異性化乳
糖液の三者を原料として使用する場合には、あらかじめ
前二者を混合踵しかる後に異性化乳糖液を適量加えて捏
和し、その後乾燥粉末あるいは造型機にて目的にかなっ
た造型を行い、乾燥して製品とする0 また、食物線維と野菜や果物からのビフィズス因子エキ
スと異性化乳糖液の王者を原料とする場合には、あらか
じめビフィズス因子エキスを異性化乳糖液に加えて攪拌
し、その液を食物線維に加えて捏和し、その後乾燥粉末
あるいは造型機にて目的にかなった造型を行い、乾燥し
て製品とするOここでいうビフィズス因子エキスとは、
ビフィズス因子を含む野菜、果物など(単数もしくは複
数)から、数倍以上の水あるいはアルコールもしくは含
水アルコールなどの溶剤により、氷点以上の温度にて抽
出したもの、もしくはそれらの抽出液の濃縮したものあ
るいは濃縮乾固したものをいう0(8) 次に本発明の実施態様を記載する。
1、ペクチン粉末IKgに異性化乳糖液100ccを加
えて捏和し、顆粒製造機にかけて生の顆粒とし、さらに
丸薬製造機(マルメライザー)にて米粒状に造型し、6
0°Cの通風乾燥機にて乾燥し、約IKgの製品を得た
2、 ペクチン粉末800gとグアガム粉末200gを
捏和機に入れて混合し、さらに異性化乳糖液1tを徐々
に加えながら捏和し、できた褐色のペーストをフィルム
・ドライヤーにて乾燥し、それを粉砕機にて粉砕し、6
0メツシュ程度の粉末1.7Kgを得た。
3、ペクチン粉末7Kg、アルギン酸粉末800g、グ
ルコマンナン200g、IJンゴ粉末IKg、人参粉末
500g、バナナ粉末5’OOgを捏和機に入れよく混
合して、しかる後攪拌しながら異性化乳糖液3tを徐々
に加えて褐色のケークを作る。
それを顆粒製造機にかけて生の顆粒とし、乾燥して薄い
褐色の顆粒11.5Kgを得た。
特許出願人  株式会社 リボセレン (9)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 食物線維とビフィズス因子とを含有することを特徴
    とする保健食品。 2 食物線維の乾燥粉末あるいはそれと野菜、果物など
    の乾燥粉末の混合物に異性化乳糖液を加えて捏和し、そ
    のまま乾燥・粉末化もしくは造型化せしめることを特徴
    とする保健食品の製造法。
JP58046525A 1983-03-19 1983-03-19 保健食品とその製造法 Pending JPS59173062A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6363366A (ja) * 1986-09-03 1988-03-19 Iwatani & Co 整腸増進健康食品
US4859488A (en) * 1987-09-15 1989-08-22 Kabushiki Kaisha Yakult Honsha Liquid food for curing constipation: polydextrose and oligosaccharide

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4921785A (ja) * 1972-06-22 1974-02-26
JPS5123573A (en) * 1974-08-22 1976-02-25 Ichiro Yamanaka Goseijushishiitono seizoho
JPS58152462A (ja) * 1982-03-05 1983-09-10 Eisai Co Ltd リンゴパルプ含有組成物

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