JPS591720A - 金属芯を含有するポリエステル繊維の製造法 - Google Patents

金属芯を含有するポリエステル繊維の製造法

Info

Publication number
JPS591720A
JPS591720A JP10378182A JP10378182A JPS591720A JP S591720 A JPS591720 A JP S591720A JP 10378182 A JP10378182 A JP 10378182A JP 10378182 A JP10378182 A JP 10378182A JP S591720 A JPS591720 A JP S591720A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
yarn
sheath
metal
metal core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10378182A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Nagai
明彦 永井
Toshio Fujiwara
藤原 淑郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teijin Ltd filed Critical Teijin Ltd
Priority to JP10378182A priority Critical patent/JPS591720A/ja
Publication of JPS591720A publication Critical patent/JPS591720A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Multicomponent Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は鉛合金等の金属芯を含有するポリエステル複合
繊維の製造方法に関する。更に詳しくは、本発明は断続
した金属芯を含有するポリエステル複合繊維において断
続した金属芯部(以下中実部)間に存在する金属芯を含
有しない部分(以下中空部)が実質的に中空部に比べて
細化しておらず、且つ中空部の断面形状が中空円形状で
あるポリ。エステル複合繊維の製造方法に関する。
漁網、ロープ、消波網等に使用する線維七して比重の大
きい繊維が要求されている。この要求に応えるために合
成樹脂の溶融紡糸時に鉛合金のような比重の大きい金属
を同時に内封し、延伸成形後芯部に釜属が断続して封入
されている複合繊維が提案されている。しかしながらこ
のような方法で得られた断続金踊芯含有複合禮維は中央
部の長さと中空部の長さのオOで示すピッチが通常大き
くなり、又中実部の長さ及び中空部の長さが極めて不揃
いになる場合が多いため、中空部が細化し、偏平化する
傾向がある。
この結果、繊維外智が損われるのは勿論、編網時の撚糸
性が低下したり、撚り糸の径の変動が大になる等の問題
があった。
本発明者は、このような欠点を排除し、金属断続芯のピ
ッチが密であり、中実部の長さ、中空部の長さが均一で
あり、中空部が細化、1Jiil平化していない鉛合金
等の金属芯を含有した複合繊維を得るべく鋭意検δすし
た結果、本発明に到達したのである。
即ち、本発明は鉛合金等の高比重金属を芯。
エチレンテレフタレートを主たる構成単位とするポリエ
ステルを鞘とする芯鞘型複合未延伸糸の延伸に際して、
300℃匂上の過熱水蒸気を噴出スるスチームジェット
方式により延伸し、その際最大延伸倍率に0.90を乗
じた倍率以上で第1段延伸を行なう事を特徴とする金属
芯含有ポリエステル繊維の製造方法である。
更に本発明の詳細な説明する。
既に述べた如くポリエチレンテレフタレートを溶融紡糸
する際に、鉛合金等の高比重金属を連続して芯部に封入
させ、芯鞘型の複合未延伸糸を作成する事は知られてい
る所である。特に未延伸糸の仲径が0.5φ以上である
ようないわゆる剛毛糸については、溶融紡糸口金直下部
で水にて吐出糸条を冷却する事により、金属芯が均一に
連続して封入された芯鞘型の未延伸剛毛糸を容易に作成
できる。
しかしながら、通常の剛毛糸の延伸方法に準じて該未延
伸剛毛糸を例えば90℃の温水浴中で延伸すると金属芯
が均一[)!!!続して封入されていても、断続容量の
ピッチが粗で、又中実部の長さ、中空部の長さが不揃い
となり、しかも中空部が細化し偏平化した延伸糸となる
の常であった。この点、本発明で特定化したように、3
00℃以上の過熱水蒸気を噴出きせるスチームジェット
方式を用い、最大延伸倍率に0.90を乗じた倍率以上
で第1段延伸を行なうと刺入された金属芯は切断するも
のの、延伸に際して金属芯も充分に加熱されているため
、通常の温水延伸に比較して断続芯のピッチが密で且つ
中空部、中実部のそれぞれの長さが均一化されている延
伸糸が得られ、これにより中空部が細化したり、つぶれ
て偏平化する事が防止できるのである。
ここで、スチームジェットとして噴出きせる過熱水蒸気
の温度が300℃に達しないと、金属芯の加熱が不充分
となり、中空部は細化し偏平化した部分が発生しやすく
なる。
又、第1段延伸倍不についてはJ!大延伸倍率(延伸ロ
ールの速度を徐々如上昇させ、糸条が切断する延伸倍率
)に0.90を乗じた倍率以上。
好ましくは0.92を乗じた倍率以上で行なう必要があ
る。これは下の倍率では未延伸部の残存が認められ好ま
しくない。
本発明においては、延伸糸の熱安定性を向上させるため
、加熱ローラ、加熱フレート、或は加熱浴等を用いて第
2段以降の延伸全行なってもよいが、糸条自体金属芯を
含有しているため、5チ以内の伸長熱セットに留めるの
が工程調子からみて好ましい。
本発明で用いる金属としては特に限定はないが比重が大
きい事、柔軟性圧富む事、及び融点がポリエチレンテレ
フタレートと同程度以下である事等の条件を備えた鉛合
金が好ましく、就中硬鉛(融点約280℃)活字合金(
融点約250℃)が一般に用いられる。
又、本発明で言うポリエステルとけテレフタール酸成分
とエチレンクリコール成分とからなるポリエグ−レンテ
レフタレートを主たる対象とするが、テレフタール酸成
分の一部を通常10モル%N下を他の7力ルボン酸成分
で、更にはエチレングリコール成分の一部を通常10モ
ルチ以下を他のジオール成分て碩換したものでもよい。
勿論かかるポリエステルには必要に応じて改質剤、安定
剤、碓加剤等任意に含有せしめてもよい。
以上の如く、本発明によれば、スチームジェット方式に
より金属芯含有のポリエステルを延伸することにより、
均一な形状の製品を得ることができる。
以下、実施例により本発明を説明する。
なお、実施例中の各種の測定値は以下の方法による。
(i)  i限粘度: 35 ’Cのオルソクロロフェ
ノール溶媒溶液より求めた。
(ii)  ?=伸糸の比重:比重びん法による。
実施例1 鉛合金等の金妬吐出孔とポリエチレンテレフタレート吐
出孔とが同心円構造をなしている口金を用い、芯成分の
鉛合金として活字合金4fl14号を用い300℃で、
他方鞘成分のポリエステルとして極限粘度0.65のポ
リエチレンテレフタレ−1を用い295℃で溶融した。
この場合1」金の孔数は1個であり、鉛合金吐出孔の内
径は0.4観、外径rj:x、5..とし、ポリマー吐
出孔径は2.2閣とし、た。又、敞属吐出量は382/
分とし、ポリマー吐出稲は34v/分 表し、紡出糸は
口金下50crnで水中に導いた後120m/分の速度
で捲き取った。得られた未延伸モノフィラメントの芯部
の鉛合張は完全に連続していた。該未延伸糸について4
00℃の過熱水蒸気全糸条に45° の角度で噴射させ
て延伸を行い、そのときの最大延伸倍率として4.54
倍の値を求めた。ここで、スチームジェットの温度及び
延伸倍率を変化させ第1段延伸を行ない、次いで250
℃の非接触型の加熱浴で2%の緊張下に熱セットを行な
い200m/分の捲取速度で捲き取った場合の延伸糸の
物性を@1表に示す。
第1段延伸を90℃、12M長の温水浴で延伸した場合
についても第1表に0(せて示す。
実施例2 実施例1と同種の口金を用いて、芯成分の鉛合金として
硬鉛(アンチモン]0係含有)を290℃で鞘成分のポ
リエステルとして極限粘度0.71のポリエチレンテし
/ブタレートを用い300℃で溶融した。この場合、口
番の孔数は1個とし、又鉛合金吐出孔の内径は+1.3
mm、外径は0.6m+nとしポリマー吐出孔径は1.
2膿とした。又、午属吐出量け402/分、ポリマー吐
出量け322/分とし、紡出糸は口金下50mで水中に
導いた後、120nx/分で捲き取った。
得られた未延伸モノフィラメントの芯部の硬鉛は完全連
続していた。該未延伸糸について400℃の過熱水蒸気
を糸条に45℃の角度で噴射させて第1段延伸を4.0
5倍(最大延伸倍率4.40倍)行なった後、250℃
の非接触型の加熱浴で2係の緊張下に熱セットを行ない
200m/分の捲取速度で倦き取った。得られた延伸糸
の物性を第2表如示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鉛合金等の高比1R缶属を芯、エチレンテレフタ
    レートを主たる構成単位とするポリエステルを鞘とする
    芯鞘型複合未延伸糸の延伸に際して、30G・℃以上の
    過熱水蒸気を噴出するスチームジェット方式により延伸
    し、その際、最大延伸倍率に0.90を重じた倍率以上
    で第1段延伸を行なう事を特徴とする金属芯含有ポリエ
    ステル繊維の製造方法。
JP10378182A 1982-06-18 1982-06-18 金属芯を含有するポリエステル繊維の製造法 Pending JPS591720A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10378182A JPS591720A (ja) 1982-06-18 1982-06-18 金属芯を含有するポリエステル繊維の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10378182A JPS591720A (ja) 1982-06-18 1982-06-18 金属芯を含有するポリエステル繊維の製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS591720A true JPS591720A (ja) 1984-01-07

Family

ID=14362953

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10378182A Pending JPS591720A (ja) 1982-06-18 1982-06-18 金属芯を含有するポリエステル繊維の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS591720A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115522280A (zh) * 2022-09-05 2022-12-27 东华大学 一种利用熔融纺丝制备具有液态金属芯纤维的方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115522280A (zh) * 2022-09-05 2022-12-27 东华大学 一种利用熔融纺丝制备具有液态金属芯纤维的方法
CN115522280B (zh) * 2022-09-05 2024-02-20 东华大学 一种利用熔融纺丝制备具有液态金属芯纤维的方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003520303A (ja) 2成分繊維の高速紡糸方法
JPS591720A (ja) 金属芯を含有するポリエステル繊維の製造法
KR840001633B1 (ko) 중공 콘쥬게이트 필라멘트의 용융방사법
JPH06287809A (ja) 潜在捲縮性ポリエステル繊維の製造方法
JPS5837408B2 (ja) ポリエステル極細繊維の製造法
JPS5994613A (ja) ポリエステル混繊糸の製造方法
JP4481509B2 (ja) ポリエステル混繊糸の製造方法
JPS6353292B2 (ja)
JPS6122047B2 (ja)
JPS6088107A (ja) 太細混繊糸の製造方法
JPH09170128A (ja) 特殊断面を有するセルロースアセテートマルチフィラメント糸およびその製造方法
JP2691957B2 (ja) 水産資材用複合糸とその製法
JP2866190B2 (ja) 伸度差を有する混繊糸の製造方法
JP2585820B2 (ja) 漁網用ポリエステル繊維
JP2815501B2 (ja) 改良された紡糸口金
JP4598411B2 (ja) 細繊度ポリエステル混繊糸およびその製造方法
JPH10158932A (ja) ポリエステル極細繊維とその製造方法
JP2854093B2 (ja) 偏平繊維及びその製造方法
JP2501863B2 (ja) 複合モノフイラメントおよびその製造方法
JP2774857B2 (ja) 異収縮マルチフィラメント混繊糸及びその製造方法
JPS62156308A (ja) 合成繊維上に皺状の凹凸形状表面を付与する方法
JP2020147862A (ja) 高中空ポリエステル繊維の製造方法
JP2006144165A (ja) 自己捲縮性複合繊維及びその製造方法
JPS58191218A (ja) ポリブチレンテレフタレ−ト剛毛糸の製造法
JPH05222615A (ja) 芯鞘型ポリエステル複合繊維