JPS591691Y2 - 濾過式除じん装置の分離および流路の規制装置 - Google Patents

濾過式除じん装置の分離および流路の規制装置

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Publication number
JPS591691Y2
JPS591691Y2 JP1976068073U JP6807376U JPS591691Y2 JP S591691 Y2 JPS591691 Y2 JP S591691Y2 JP 1976068073 U JP1976068073 U JP 1976068073U JP 6807376 U JP6807376 U JP 6807376U JP S591691 Y2 JPS591691 Y2 JP S591691Y2
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JP
Japan
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chamber
flow path
dust
side chamber
dust removal
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Expired
Application number
JP1976068073U
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English (en)
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JPS52157582U (ja
Inventor
有恒 森山
Original Assignee
三興空気装置株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、濾過式除しん装置における粉じんの払い落し
装置に関するものである。
従来これら濾過式除しん装置においては、収じん室自体
に含しん空気が送り込まれ、もしくは吸引されて進入し
、分離して落下しようとする粉じんをふたたび舞い上げ
ながら濾過材表面に到達するのが通例である。
また濾過材表面に付着した粉じんをはくすさせ、払い落
す場合、とくに空気の噴流で逆洗し、濾過材間もしくは
濾過材表面を洗い落す場合、ただ収じん室に向かってま
ともに空気流を吹きつける構造のものが通例であり、そ
の空気流の逃げ道がないままにふたたび微細粉じんの大
部分が含しん気流側に持ち込まれ、有効除しん効率の低
下をもたらす。
とくに合しん率の小である含しん気流、5μ以下の微小
粒子を主体とする粒径分布の粉じん、薬品などで専用価
値が大であり、歩留りが重視されるもの、もしくは不純
物の混入を極度に忌避するものなどにおいて、これら上
記の傾向は極めて大である。
本考案は上記欠点を除去し、歩留り収率を向上し、かつ
払い落しのため有効な噴流空気量を極力節減することを
目的とする。
すなわち主膜しん室を多孔通気性の濾過材で区隔し、こ
れと別個に回動する盲板のダンパを設け、とくに除しん
濾過材の表面の払い落しのための空気の噴流流路が狭く
形成されることを特長とするものである。
したがって払い落しのために噴流された空気が払い落し
た粉じんを搬送して収じん室に至り、それら粉じんの浮
遊速度以上のものを分離落下させ、排気を区隔瀘過材を
通過して含しん気流の導入側室へと通気するものである
次に本考案の装置を図面について説明する。
第1図において集じんフードで吸引された含しん気流は
、吸引ダクト1および濾過式除しん装置本体2の入口側
に設けられた導入ダクト3を通じて、導入側室4へ導入
される。
導入側室4内に設けられた流路規制ダンパ5は、濾過除
しん操作時には図の鎖線位置に回動されており、含しん
気流が濾過材6の表面へと逐次拡大されていく流路を形
成する。
図の濾過材6は通気性材質板を多層状に重ねたものにつ
いての実施例を示しており、含しん気流が濾過材6の第
一表面板に衝突し、流路が曲げられ、あるいは付着粉じ
ん層による濾過効用によって、多層状の濾過材6を通過
する間に粉じんが除去され、清浄気流となって排出側室
7へと流れ、排出ダクト8を通じて排気ダクト9に連通
ずる排気ファンへと吸引放出される。
この場合濾過材6の下方に設けられた払い落しダンパ1
0は、図の鎖線位置に回動されており、濾過材6の多層
状流路と主膜しん室11とはこの部でしゃ断され、主膜
しん室11の上部には多孔通気性の濾過材で横取された
分離区隔板12が図の実線位置に載置されているが、そ
の上部は上記流路規制ダンパ5の鎖線位置で閉鎖されて
おり、主膜しん室11は密閉室を形成している。
すなわちこの濾過除しん操作時に、粉じんの取り出しダ
ンパ13を開扉して、主膜しん室内からの粉じんの取り
出しを、濾過除しん操作になんら支障をおよぼすことな
く、自由に行なうことができる。
バッチ切替えもしくは断続的濾過除しん操作において、
濾過材6に付着した粉じんの払い落しに際しては、先ず
流路規制ダンパ5および払い落しダンパ10をそれぞれ
に回動して、図の実線位置に設定する。
すなわち第1図は、この払い落し時の各ダンパ位置を示
したものである。
払い落し操作としては、払い落し気流の送気ダクト14
に連通する排気ファン吐き出し側からの一部環流もしく
は別途に設けられた送気ファンからの送気を、流路規制
ダンパ5と濾過材6の第一表面板間、もしくはそれぞれ
の多層状の濾過材6間に噴流するごとく多孔もしくはス
リット状に開口された噴流開口15から、噴流させる。
これら多層状に噴流された気流は、それぞれの濾過材6
の表面に付着した粉じんを払い落し、主膜しん室11内
へ搬送する。
主膜しん室11内へ到達した高濃度の含しん気流から慣
性5重力によって分離された粉じんは、主膜しん室11
内にたい積取じんされ、排気のみが分離区隔板12を通
気して導入側室4へ環流される。
この場合払い落しのための噴流空気量は、狭あい流路を
流れて作用するので少量かつ短時間の流出で十分その払
い落し効用を達成できる。
すなわち導入側室4へ環流される少量の排気は、導入ダ
クト3を含めたスペースで一時収納することが可能であ
る。
また他のバッチの含しん気流側へ合流させてもよい。
なお分離区隔板12の上面に滞留、付着などした粉じん
の脱落は、適宜これを下方へ回動して行なえるものとす
る。
第2図の濾過式除しん装置の実施例は、前置除しん装置
を設けない場合、あるいは比較約合しん量の多い含しん
気流が導入される場合、流路規制ダンパ5の形状を、第
一次的な銅膜しん室16を形成するごとくしたものであ
る。
この場合図の実線で示す払い落し操作時には、銅膜しん
室閉鎖ダンパ17を先ず開路して、この銅膜しん室16
上にたい積取じんされた粉じんを主膜しん室11内へ落
下させる操作を加わえることが必要である。
以下の構成、操作の要件は第1図の実施例と同様である
以上これらの実施例に示す本考案装置によれば、最も付
着粉じん層が多い濾過材6の第一表面板上の払い落しの
ための噴流気流の流路が、流路規制ダンパ5によって狭
あい流路を形成しているので、噴流空気量は極めて少量
で有効に作用し、導入側室4の全体を擾乱する懸念は皆
無である。
また粉じんを払い落し、搬送する噴流気流は、主膜しん
室11にて粉じんを分離落下させ、排気のみが分離区隔
板12を通過して、一方向的流路によって整然と環流で
きるものである。
すなわちすべての乱流渦巻き流れを解消して、粉じんの
再循環にともなう除しん濾過効率の低下を防止し、かつ
歩留り上の有用粉じんの収率向上を図かり得るものであ
る。
なお図の実施例は、多層状の濾過材6で構成された除し
ん装置例について示したものであるが、本考案による流
路規制ダンパ5あるいは分離区隔板12による流路構成
は、他の一般的濾過式除しん装置においても、その効用
が発揮されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の実施例の縦断側面図、第2図は同
様に流路規制ダンパ5部に銅膜しん室16を形成させた
異なった実施例の縦断側面図である。 2・・・・・・濾過式除しん装置本体、4・・・・・・
導入側室、5・・・・・・流路規制ダンパ、6・・・・
・・濾過材、7・・・・・・排出側室、10・・・・・
・払い落しダンパ、11・・・・・・主膜しん室、12
・・・・・・分離区隔板、15・・・・・・噴流開口、
6・・・・・・細膜しん室、17・・・・・・細膜しん
室閉鎖ダンパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 導入側室4と、上方に噴流開口15をもった濾過材6を
    挾んで排出側室7を含しん気流の流れ方向に連設し前記
    導入側室4の下方に濾過材質で構成された分離区隔板1
    2を挾んで主膜しん室11を設け、前記導入側室4の内
    部に濾過材6の下端付近を支点とした回動可能な流路規
    制ダンパ5を設けて、除しん作業中は前記分離区隔板1
    2の上面を覆って導入側室4と主膜しん室11とを隔離
    し、粉じん払い落しの際は濾過材6との間に狭あいな噴
    気流流路を形成するように回動させ、また濾過材6の下
    面後方を支点とする払い落しダンパ10を濾過材6の下
    面ならびに噴気流流路を閉止し、または開放するように
    回動可能に設け、除しん作業中の主膜しん室11は導入
    側板4および排出側室7から遮断密閉されるように構成
    したことを特長とする濾過式除しん装置の分離および流
    路の規制装置。
JP1976068073U 1976-05-26 1976-05-26 濾過式除じん装置の分離および流路の規制装置 Expired JPS591691Y2 (ja)

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JP1976068073U JPS591691Y2 (ja) 1976-05-26 1976-05-26 濾過式除じん装置の分離および流路の規制装置

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JPS52157582U JPS52157582U (ja) 1977-11-30
JPS591691Y2 true JPS591691Y2 (ja) 1984-01-18

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3166391A (en) * 1960-04-11 1965-01-19 Ltg Lufttechnische Gmbh Filter cleaning device for air exhaust systems and the like
US3423906A (en) * 1968-01-26 1969-01-28 Means & Co F W Apparatus for removing particles from air

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3166391A (en) * 1960-04-11 1965-01-19 Ltg Lufttechnische Gmbh Filter cleaning device for air exhaust systems and the like
US3423906A (en) * 1968-01-26 1969-01-28 Means & Co F W Apparatus for removing particles from air

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JPS52157582U (ja) 1977-11-30

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