JPS59168900A - アイロン - Google Patents

アイロン

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JPS59168900A
JPS59168900A JP4355183A JP4355183A JPS59168900A JP S59168900 A JPS59168900 A JP S59168900A JP 4355183 A JP4355183 A JP 4355183A JP 4355183 A JP4355183 A JP 4355183A JP S59168900 A JPS59168900 A JP S59168900A
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JP
Japan
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base
heat storage
storage material
heat
chamber
Prior art date
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Application number
JP4355183A
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English (en)
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JPS6349520B2 (ja
Inventor
秀隆 藪内
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は衣類の仕上げ等に用いられるアイロンに関する
ものである。
従来例の構成とその問題点 近年、石油危機以来の省エネルギ一対策として、太陽熱
や廃熱利用の研究が活発に行なわれ、まだそのエネルギ
ーを有効に活用するために新しい蓄熱技術の開発が進め
られている。特に蓄熱材としては、従来の金属類や鉱物
類の比熱によって定まる顕熱を利用した蓄熱材に代わっ
て、物質の相変化に伴なう潜熱を利用した蓄熱材が注目
を浴びつつある。
さて、最近ではこういった蓄熱材を応用して、スチーム
発生時の水滴下による気化室の急激な温度低下を抑制し
て、ベース下面からの水滴の噴出を防止したスチームア
イロンや使用時に本体から電源を切離してコードレス化
を図ったアイロンの開発が行なわれている。
従来のこの種のアイロンを第1図に示す。アルミダイキ
ャスト製のベース1の上面には蓄熱材2を収容するだめ
の収納室3と気化室4が形成されており、加熱用のヒー
タ5がベース1に埋設され゛ている。タンク6にはスチ
ーム発生用の水7が貯水されており、スチームボタン8
の操作により作動軸9が上下動して、給水孔10を開閉
させ、気化室4へ水が滴下される。気化室4で発生した
スチームは気化室4と連通した噴出穴11からベース1
の下面へ噴出する。蓄熱材2に例えば融解潜熱を利用す
る融点150’Cの蓄熱物質を用いると、ヒータ6に電
源が投入されベース1が1506Cまで加熱されると蓄
熱材2は融解しはじめる。蓄熱材2が十分加熱され完全
に融解した状態において、スチームボタン8を操作して
タンク6内の水を給水孔10から気化室4内に滴下する
と気化室4は冷却され温度低下を起こす。しかし、気化
室4が160’C以下になると蓄熱材2は凝固を開始し
、その凝固による潜熱によって気化室4の温度低下は抑
制され、給水孔10から滴下される水は完全に気化され
るというものである。
しかしながら従来の構造においては、蓄熱材2とベース
1との熱伝達の悪さによる問題が生じていた。すなわち
、蓄熱材2と収納室3との接触部分に存在する熱抵抗に
よるものと、蓄熱材2そのものの熱伝導度によるもので
あり、例えば、第1図においてヒータ5によってベース
1が150’C捷で加熱されたとしても、蓄熱材2と収
納室3の接触部の熱抵抗によって蓄熱材2はすぐには1
50°Cに達せず融解を始めない。才た、時間が経過し
蓄熱材2の収納室3との接触部分が融解を始めたとして
も、蓄熱材2の伝導度はベース1に使用されるアルミニ
ウム等の伝導度より小さいために、蓄熱材2の内部は寸
だ融解を始めていない。従って、蓄熱材2を完全に融解
するためには、ベース1が150’Cに達してからかな
り時間を要するとともに、ベース1の温度を150’C
よりかなり高温才で加熱しなければならないという問題
が壱つだ。
さらにまた、放熱時においても同様に、蓄熱材2が完全
に融解した状態において、気化室4が水の滴下で冷却さ
れ160’Cになっても、蓄熱材2ゝとベース1と熱伝
達の問題により、蓄熱材2は凝固を開始せず、蓄熱材2
が凝固を始めるまでに気化室4は150°Cよりかなり
温度低下を起としてしまうという問題もあった。
このように従来の構成では、蓄熱材とベースとの熱伝達
の問題から、蓄熱材が加熱するまでに時間待ちを強いら
れるとともに、ベース1や気化室4の温度低下を抑制す
るという所定の性能を十分に得ることが難しいという欠
点を有していた。
発明の目・的 本発明は上記欠点に鑑み、蓄熱材とベースとの熱伝達を
向上させ、蓄熱材の加熱時間を短縮し、しかもベースや
気化室等の温度低下を抑制するという所定の性能を十分
に発揮したアイロンを提供するものである。
発明の構成 この目的を達成するために、本発明のアイロンは、ベー
スに形成した収納室の内部にベースと熱的に関連づけて
突出部材を設け、との収能室内に蓄熱材を収容しており
、この突出部材によって蓄熱材とベースとの熱的な接触
面積を大きくして接触部分の熱抵抗を減少させると同時
に、蓄熱材の内部に接触することにより蓄熱材内部とベ
ースとの熱的な平均距離を小さくし、蓄熱材とベースと
のトータル灼熱伝導度を向上させて、蓄熱材の加熱時間
の短縮とベースや気化室等の温度低下の十分な抑制効果
を図るものである。
実施例の説明 以下、本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。
第2図、第3図は本発明の第1の実施例におけるアイロ
ンを示すものである。図において、1はベース、4は気
化室、5はヒータ、6はタンク、7は水、8はスチーム
ボタン、9は作動軸、10は給水孔で、以上は第1図の
構成と同じものである。収納室3の底部の全面には、ベ
ース1と一体に成形されたアルミダイキャスト製の突起
よりなる突出部材12が複数個設けられており、その突
出部材12をおおうように蓄熱材2が収容されている。
このような構成で、蓄熱材2に例えば従来例と同様に融
点150’Cの蓄熱物質を用いたとすると、ヒータ5に
電源が投入されベース1が1so”C4で加熱されると
、ベース1と一体に成形され熱伝導度の良い突出部材1
2も同時に150’Cになる。
蓄熱材2は収納室3の内面及び突出部材12の両方と広
い面積で接触しており、しかも蓄熱材2は突出部材12
と内部で接触しているので、短時間で150°Cまで加
熱され融解を始める。蓄熱材2が完全に融解した状態に
おいて、スチームボタン8を操作してタンク6内の水を
給水孔1oから気化室4内に滴下すると、気化室4は冷
却され温度低下を起こす。ここで、気化室4が150°
C以下になると収納室3の内面及び突出部材12も同時
に150’C以下になり、これらと広い面積でしかも内
部で接触している蓄熱材2も短時間で150通して瞬時
に気化室4に伝達し、気化室4のそれ以上の温度低下を
抑制し、給水孔10かも滴下される水は完全に気化され
、噴出穴11から水滴が噴出されるととはなくなる。
以上のように本実施例によれば、収納室3の内面にベー
ス1と一体に成形した熱伝導の良い突出部材12を設け
ることにより、蓄熱材2とベース1との熱伝達全スムー
ズに行なわせ、その温度差を極力小さくして、蓄熱材2
の加熱時間の短縮とベース1や気化室4の温度低下の十
分な抑制効果を図ることができる。
次に、本発明の第2の実施例について図面を参照しなが
ら説明する。
第4図は本発明の第2の実施例におけるアイロンの収納
室付近の断面図を示すものである。第4図において、1
3はアルミニウムや銅等を連続発泡のスポンジ状に成形
した発泡金属′よりなる突出部材で、収納室3の内部に
配置され、ベース1のダイキャスト成形時にその側面及
び底面はベース1中に鋳込まれており、ベース1と熱的
に結合している。そして、この収納室3内の発泡金属よ
りなる突出部材13内部の発泡空間部に蓄熱材2が充填
されている。
以上のように構成されたアイロンの蓄熱材収納室では、
突出部材13の三次元的に伸びた金属繊維が蓄熱材2と
ベース1との熱的な接触面積全人きくし、接触部の熱抵
抗を減少させ、しかも第1の実施例における突出部材以
上に均一に蓄熱材2全体にわたってベース1との熱伝達
を行なわせることができる。
なお、本発明の実施例における蓄熱材は、従来からアイ
ロンに使用されているものでもよいが、ここではペンタ
エリスリトールを用いている。
発明の効果 以上のように本発明は、ベースに形成した蓄熱材を収容
する収納室の内部にベースと熱的に関連づけた突出部材
を設けることにより、蓄熱材とベースとの熱的な接触面
積を大きくして熱抵抗を減少させ、蓄熱材の内部と接触
して蓄熱材内部とベースとの熱的な距離を短縮させて蓄
熱材とベースとのトータル灼熱伝導度を向上することに
より、蓄熱材の加熱時間を短縮し、ベースや気化室等の
温度低下を十分に抑制する性能を発揮するアイロンを提
供することができ、その実用的効果は犬なるものである
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のアイロンの一部切欠断面図、第2図は本
発明の第1の実施例におけるアイロンの一部切欠断面図
、第3図は同要部断面図、第4図は本発明の第2の実施
例におけるアイロンの要部断面図である。 1・・・・・・ベース、2・・・・・・蓄熱材、3・・
・・・・収納室、4・・・・・・気化室、12.13・
・・・・・突出部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)ベースに形成した収納室の内面に、ベースと熱的
    に関連づけて突出部材を設け、この収納室内に、放熱に
    よってベースの温度低下を抑制する蓄熱材を収容したア
    イロン。 (匂 突出部材はベースと一体の突起により構成した特
    許請求の範囲第1項記載のアイロン。 (3)突出部材は発泡金属より構成した特許請求の範囲
    第1項記載のアイロン。 (4)発泡金属より構成した突出部材は、ベースの鋳造
    時にその側面及び底面をベースに鋳込んだ特許請求の範
    囲第3項記載のアイロン。
JP4355183A 1983-03-16 1983-03-16 アイロン Granted JPS59168900A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4355183A JPS59168900A (ja) 1983-03-16 1983-03-16 アイロン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4355183A JPS59168900A (ja) 1983-03-16 1983-03-16 アイロン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59168900A true JPS59168900A (ja) 1984-09-22
JPS6349520B2 JPS6349520B2 (ja) 1988-10-04

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ID=12666885

Family Applications (1)

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JP4355183A Granted JPS59168900A (ja) 1983-03-16 1983-03-16 アイロン

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Publication number Publication date
JPS6349520B2 (ja) 1988-10-04

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