JP3058147B2 - アイロン - Google Patents

アイロン

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JP3058147B2
JP3058147B2 JP10118356A JP11835698A JP3058147B2 JP 3058147 B2 JP3058147 B2 JP 3058147B2 JP 10118356 A JP10118356 A JP 10118356A JP 11835698 A JP11835698 A JP 11835698A JP 3058147 B2 JP3058147 B2 JP 3058147B2
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憲治 来田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭において
衣類等のしわのばしを行なうために使用されるアイロン
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のアイロンは、図15及び
図16に示す構成をしていた。
【0003】以下、図15を参照に説明する。まず、ア
イロン本体1は、気化室2を形成したベース3と、この
ベース3を加熱するヒータ4と、ベース3の上方に配置
した水を蓄える水タンク5と、この水タンク5内の水を
水路6に供給する通路の開閉を行う開閉装置7とを有し
ている。
【0004】開閉装置7は、水タンク5の上部に上下動
自在に形成したスチームボタン8と、このスチームボタ
ン8の操作により上下に移動しなおかつラッチ機構を有
する開閉桿9と、この開閉桿9とスチームボタン8を上
方に付勢するボタンバネ10を有している。また、開閉
桿9の下端は半球面形状をしており、水路6の上端と接
して水路6への水の経路を閉鎖することができる。水路
6は、気化室2の上方に設けてあり、水タンク5内の水
はこの水路6を経由して下端に設けられた滴下孔10よ
り気化室2内に滴下される。ベース3のかけ面には気化
室からのスチームが噴出するスチーム孔11が開けてあ
る。
【0005】またベース3の上方にはベース3の温度を
検知するためのサーミスタから成る温度検知センサー1
2が付設されており、この温度検知センサー12の温度
による抵抗値の変化が制御回路13に伝わることで、制
御回路13によってヒータ4の発熱量を制御し適温にコ
ントロールされている。
【0006】上記構成において動作を説明すると、まず
作業者が制御回路のスイッチを入れるとヒータ4に通電
が開始される。ヒータ4の発熱がベース3に熱伝導し同
時にベース3が加熱される。しばらくしてベース3が所
定温度に達したことを温度検知センサー12により検知
し制御回路13によりヒータ4の発熱は切れる。
【0007】これで使用可能となるが、作業者がアイロ
ン作業を始めたり、あるいは自然放置でもベース3より
放熱があるためにしばらくすると温度が低下する、温度
が低下すると温度検知センサー12が検知し、再びヒー
タ3に電力が入り発熱を開始する。この温度低下幅はあ
らかじめ所定温度に設定されており、10度前後が一般
的である。
【0008】次にスチームを使用する時の動作を説明す
る。上記同様に所定温度に達した後、まずスチームボタ
ン8をボタンバネ10の付勢力に抗して押圧操作してピ
ストン11を下降させラッチ機構を解除すると開閉桿9
が上昇し、水路6の通路は解放される。すると水タンク
5内の水はヘッドの差で水路6を通って滴下孔10より
気化室2内へ滴下する。この滴下した水はベース3から
熱を奪って気化しスチームとなってスチーム孔11より
噴出するものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような従来
の構造のものでは、コードレスアイロンであるがため
に、ベースの温度がすぐに下がってしまい衣類のしわが
伸びにくくなったり、あるいはスチームの持続時間が短
くなってしまう。したがって、たくさんの衣類を一度に
掛けるときや、一般にパワーショットと呼ばれる(図示
せず)スチームを大量に使った場合などはすぐにベース
の温度が低下してしまい、給電の時間手を止めなければ
ならず作業の効率が悪いといった問題を有していた。
【0010】一方、コードレスアイロンにおいて、スチ
ームの持続時間はベースの持つ蓄熱量で決まるものであ
る。すなわち蓄熱量はベースの比熱と重量と温度の3要
素によって決まるものであるが、これら3要素に比例し
て蓄熱量は高くなりスチームの持続時間は長くなる。
【0011】1つ目の比熱であるが、現在ベースの材料
としてアルミニウムが一般に使われているが、アルミに
代わるアルミより比熱の高い材料で実用性のある適当な
ものが無いのが現状である。
【0012】また2つ目の重量であるが、ベースの重量
を重くすることには限度がある。なぜなら作業者は手で
持ってアイロンがけの作業を行わなければならないの
で、これ以上重くすることはできず、現在一般のアイロ
ンは、ベースで約600g、アイロン全体で約1.1k
gであるが、使い勝手から見ても限度である。
【0013】さらに、温度を上げる方であるが、従来例
の構成では、アイロンのかけ面とベースとが一体で構成
されていたために衣類による適正な温度に合わせてベー
スの温度を設定してやらねばならず、ベースの温度はこ
れ以上上げることはできないものである。現在「高」の
設定では、約220度が上限である。また従来例で図1
6に示したように、ベース3の代わりに上ベース15と
下ベース16とが上下2枚接触している構成のものもあ
るが、温度が即座に熱伝導で伝わってしまうために一体
のものと効果は同じである。
【0014】そこで、本発明では、上記従来の課題を解
決するもので、ベースの蓄熱量を決める第3項目の温度
に着目してベースの蓄熱量を増加し、ベースのかけ面の
温度は従来と同じであるにもかかわらず、ベースの温度
が下がりにくく、スチームの持続時間を延ばすことので
きる使い勝手の良いアイロンを提供することを目的とし
ている。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明のアイロンにおい
ては、ヒータを内接して蓄熱を目的とする第一のベース
と、アイロンかけ面を有する第二のベースと、その間に
挟まれた熱抵抗層との3層より構成し、熱抵抗層は少な
くとも第一のベースより熱抵抗が大きくなる構成とする
ことにより、第一のベースはヒータによって加熱される
が、熱の供給側である第一のベースと、熱の受け手側か
つ放熱側である第二のベースの間に温度差が生じる。そ
して、この温度差の分だけ第一のベースの温度を上昇さ
せることができる。
【0016】すなわち第二のベースは、かけ面を有する
ために繊維に合わせた適温にする必要があり、一般的に
「高」で200℃、「中」で150℃、「低」で110
℃である。一方第一のベースは第二のベースより高温に
できるものであり、その分だけ全体の蓄熱量を増加させ
ることができる。一例として、第二のベースを「高」設
定で約200℃で保持した場合、第一のベースは約25
0℃になり、総計の蓄熱量は約40%増加させることが
できるものである。すなわち増加分だけベース全体の温
度低下をゆっくりに抑えられ、またはスチームの持続時
間を延ばすことができ、アイロンがけ作業のやりやすい
使い勝手の良いアイロンを提供するものである。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載した発明
は、ヒータと、このヒータを内設した第一のベースと、
アイロン掛け面を有する第二のベースと、前記第一のベ
ースと第二のベースの間に熱抵抗層を構成し、前記熱抵
抗層は、その熱抵抗が少なくとも第一のベースより大き
くなるように構成したため、第一のベースはヒータによ
って直接加熱されるが、第一のベースと第二のベースの
間に熱抵抗層が挟まれているために熱の供給側である第
一のベースと熱の受け手側である第二のベースの間に温
度的に平衡状態が成り立ち、ある一定の温度差が生じ
る。この第一のベースの温度上昇分だけ蓄熱量が増加す
ることになる。すなわち第二のベースは、かけ面を有す
るために繊維に合わせた適温に設定する必要があるが、
第一のベースは第二のベースよりも高温にできるもので
あり、アイロン全体の重量を増やすことなく蓄熱量を増
加させることができる。さらに、熱抵抗層は、その熱抵
抗が少なくとも第一のベースより大きくなるように構成
したものであり、これにより、第一のベースへの蓄熱作
用を高めることにより、給電回数を少なくすることので
きる使い勝手の良いアイロンを提供することが出来るも
のである。
【0018】その結果、一度に多くの衣類をアイロンが
けしても、ベース全体の温度低下をゆっくりに抑えるこ
とができるためにしわ伸ばしが確実におこなえ、かつア
イロンを途中で加熱するために一時給電する必要もなく
なり、アイロンがけ作業のやりやすい使い勝手の良いア
イロンを提供するものである。
【0019】本発明の請求項2記載の発明は、請求項1
記載の発明に加え、熱抵抗層を主に鉱物で構成したもの
であり、鉱物の剛性により、さらに生産性を考えると金
属を用いるより鉱物の方が熱抵抗の面でより安定など効
率がよいものである。
【0020】本発明の請求項3記載の発明は、熱抵抗層
を主に空気で構成したものであり、固体で第一のベース
や第二のベースに接触させていないため接触による不安
定な熱抵抗も発生せず、かつ空気の熱伝導係数は対流や
第一のベースからの輻射熱を加えてもアルミニウムなど
のどんな物質よりも熱伝導係数が小さく、優れた熱抵抗
体となるために薄い空気層で形成できるものである。さ
らにはコストも最もやすくできるため極めて実現性の高
いものである。
【0021】本発明の請求項4記載の発明は、請求項1
記載の発明に加え、離反する第一のベースまたは第二の
ベースの一部を延設して他のベースとを連結し、熱抵抗
層を構成したものであり、熱抵抗層を全面に第一のベー
スもしくは第二のベースと異質な材料で構成する方法で
はなく、熱抵抗を増すために一部で接触させるようにし
たものである。当然接触面積が全面ではなく一部で接触
することで熱抵抗は大きくなるもので同様の効果があ
る。つまり、接していない部分は略密閉された空気層等
で十分な距離をとることでほぼ断熱することになり、外
気の影響を完全に除去して、一部の直接接している部分
のみで熱伝導をすることができるもので、安定した状態
を実現できるものである。
【0022】本発明の請求項5記載の発明は、請求項4
記載の発明に加え、熱抵抗層は、離反する第一のベース
または第二のベースの少なくとも一方に複数の突起状の
ボスリブを設け、第一のベースと第二のベースとを前記
ボスリブを直接接触させることにより連結する構成とし
たものであり、全面と比べてリブで接触させるために面
積は何十分の一にでも減少させることができ、熱抵抗を
大きくすることができる。さらに隣り合うボスリブの間
隔をより狭く密にすることができ第二のベースに対して
より均一にしかも速く熱を伝導することが可能となるも
のである。
【0023】本発明の請求項6記載の発明は、請求項4
記載の発明に加えて、離反する第一のベースと第二のベ
ースの少なくとも一方にベースの外周に沿って外周リブ
を設けてそれぞれのベースをその外周リブを介して直接
接触させる構成としたものであり、温度低下が最も早い
第二のベースの外周部付近から熱の移動を行うことで、
より均一に熱を伝導することが可能となるものである。
【0024】本発明の請求項7記載の発明は、請求項4
記載の発明に加えて、離反する第一のベースまたは第二
のベースの少なくとも一方にスリット状のスリットリブ
を設け、それぞれのベースをスリットリブを介して接触
させ、それぞれのベースの間に前記スリットリブに囲ま
れた複数の層を設ける構成としたものであり、スリット
状のリブで熱を伝えるために第二のベースに対してより
均一に熱を伝導することが可能となるものである。
【0025】本発明の請求項8記載の発明は、請求項4
から7いずれか1項記載の発明に加えて、離反する第一
のベースと第二のベースとの間に断熱材の層を設ける構
成としたものであり、第一のベースからの熱放出がより
抑えられるため、第一のベースの蓄熱作用がより高まる
ものである。
【0026】本発明の請求項9記載の発明は、請求項4
から8いずれか1項記載の発明に加えて、離反する第一
のベースと第二のベースとの間に空気層を設ける構成と
したものであり、特に、スリットにより閉塞された1つ
1つの区画に略密閉状の空気層を小さく形成することも
できるため、中に空気を入れた場合、空気の対流を小さ
く抑えることができより断熱効果を増すことができるも
のである。
【0027】本発明の請求項10記載の発明は、請求項
3から9いずれか1項記載の発明に加えて、第一のベー
スと第二のベースとが連結する部分にシール材を介在さ
せて接合したものであり、第一のベースと第二のベース
との面接触による熱抵抗を極力抑える効果がある。さら
にシール材として、シリコン樹脂などを用いるとこれ自
体が安定した熱抵抗体となり、第一のベースの熱を安定
して少しずつ第二のベースへ伝えることができるもので
ある。
【0028】本発明の請求項11記載の発明は、請求項
1から10いずれか1項記載の発明に加えて、第一のベ
ースに気化室を形成したものであり、スチームアイロン
として作用させた場合でも蓄熱の効果により、より長時
間スチームを出し続けることができるものである。さら
に第一のベースに形成することでスチームの気化熱によ
る温度低下を極力抑えることができかつ掛け面を有する
第二のベースの温度低下を極力抑えることができるもの
である。
【0029】本発明の請求項12記載の発明は、請求項
1から15いずれか1項記載の発明に加え、第一のベー
スを断熱材で覆ったものであり、高温の熱の供給側であ
る第一のベースの熱の損失を防ぐもので、蓄熱効果をよ
り高めることが出来るものである。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
にしながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは
同一符号を付して説明を省略する。
【0031】(実施例1) 以下本発明の第1の実施例を図1から図7に基づいて説
明する。基本的構造は従来例と同様なので同一符号を付
し、説明は省略する。
【0032】まず、図1において、21は気化室2およ
びヒータ4を内設したアルミから成る第一のベースで、
22はこの第一のベース21の下方へ接する熱伝導作用
を有する熱抵抗層で、23は熱抵抗層22の下方へ接す
るアイロンかけ面を有するアルミから成る第二のベース
である。熱抵抗層22は、アルミからなる第二のベース
23より熱伝導率の低いしかも耐熱性のあるシリコンゴ
ムから成るものである。また24は第一のベースの気化
室2下方に開けられた第一のスチーム経路で、25はそ
の真下で熱抵抗層22に開けられた熱伝導スチーム経路
で、図2に熱抵抗層22を上から見た図を示す。図3に
示すように26はその真下で第二のベース23に開けら
れたスチーム孔である。
【0033】上記構成において動作を説明する。従来例
と同様に、まず作業者が制御回路13のスイッチを入れ
るとヒータ4に通電が開始される。ヒータ4の発熱が直
接第一のベース21が加熱される。しかし第一のベース
21に熱抵抗層22が接し、この熱抵抗層22に第二の
ベース23が接しているために、第一のベース21の熱
は熱抵抗層22を伝って第二のベース23も同時に加熱
される。しばらくして第一のベース21に接している温
度検知センサー12により第一のベースが所定温度に達
したことを検知し制御回路13によりヒータ4の発熱は
切れる。そして温度が低下するとまた温度検知センサー
12によりヒータ4の発熱が始まりある一定温度の幅で
温度調整が行われるものである。
【0034】ここで上記で述べた初めから温度調整が行
われるまで、「高」設定時の時間と温度の関係を図4に
示した。また比較のために同重量の重さのベースを使用
している従来例のアイロンの「高」設定時のグラフも図
5に示した。図2より分かるように直接ヒータ4で加熱
される第一のベースとアイロンかけ面より熱の放出を行
う第二のベースの間である一定の温度差が生じる。この
例の場合第一のベースは250度で温度調整され、第一
のベースは「高」設定の200度で温度調整されてい
る。これは間に熱伝導率の低い熱抵抗層22が挟まれて
いるために熱の供給側である第一のベースと熱の放出側
である第二のベースの間で一定の平衡状態が生じるため
である。この熱抵抗層としては、金属、樹脂、充填剤、
鉱物など第一のベースを形成する材質よりは熱抵抗の大
きいものでありさえすればよい。マイカなどの鉱物は、
すでに層状となっているので、その層のまま使用した
り、またその層を重ねることによって多層にすることに
より、より熱抵抗の大きい層を形成することもできる。
【0035】また一方図3から分かるように熱抵抗層2
2の無い従来のベースを持つアイロンの場合、ヒータ4
で加熱されるベースの温度とアイロンかけ面の温度はほ
ぼ同じとなり「高」設定の200度である。
【0036】すなわちアイロンかけ面の温度は200度
で繊維に対して適温であるにも関わらず、第一ベースの
温度をそれより高温にできるもので、図2の斜線部分の
熱量だけ従来より多く蓄熱することができるものであ
る。よっアイロン全体の重量を増やすことなく蓄熱量を
増加させることができる。その結果、一度に多くの衣類
をアイロンがけしても、ベース全体の温度低下をゆっく
りに抑えることができるためにしわ伸ばしが確実におこ
なえ、かつアイロンを途中で加熱するために一時給電す
る必要もなくなり、アイロンがけ作業のやりやすい使い
勝手の良いアイロンを提供するものである。
【0037】次にスチームについて説明すると、従来例
同様にスチームボタン8をボタンバネ10の付勢力に抗
して押圧操作してピストン11を下降させラッチ機構を
解除すると開閉桿9が上昇し、水路6の通路は解放され
る。すると水タンク5内の水はヘッドの差で水路6を通
って滴下孔10より気化室2内へ滴下する。この滴下し
た水はベース3から熱を奪って気化しスチームとなり、
第一のスチーム経路24から熱伝導スチーム経路25を
経てスチーム孔26より噴出するものである。
【0038】この時の温度低下のグラフを図4に示し
た。また比較のために従来のアイロンで同重量のベース
と同量のスチームを出した場合を図5に示した。前述の
通り蓄熱量が増加しているために、アイロンかけ面の温
度が低下しても高温の第一のベースが熱を補給してくれ
るために従来例に比べ温度傾きが緩やかであることが分
かる。すなわちより長くスチームを連続して使用するこ
とができたいへん使い勝手の良いアイロンを提供するも
のである。
【0039】また全体の重量の内で第一のベースの重量
の比率をより高くした方が蓄熱の効果が高いことは明ら
かである。また本実施例ではコードレスアイロンについ
て説明したがコード付きでも同様の効果があり、多くの
スチームを使用したときや一度に大物の衣類をアイロン
がけしたときなどに効果を発揮するものである。
【0040】さらに同重量のベースのアイロンで比較し
た場合で述べたが、蓄熱量が増加した分だけアイロンの
重量を軽くして従来と同等の蓄熱量にすることもでき
る。この場合アイロンが軽くなった分操作がたいへんや
りやすくなるといった効果もある。
【0041】(実施例2) 以下本発明の第2の実施例を図8および図9に基づいて
説明する。なお基本的構造は実施例1と同様なので同一
符号を付し、説明は省略する。
【0042】図8において、27は、気化室2およびヒ
ータ4を内設したアルミから成る第一のベースで、図9
はこの第一のベース27を下から見たものである。28
は第一のベース27の下面設けた外周リブである。この
外周リブ28と第二のベース23とが直接接している。
29は熱抵抗層で、この外周リブ28によって第一のベ
ース27下面と第二のベース23上面とで囲まれた略密
閉空気層と前記外周リブ28とで構成されている。また
30は第一のスチーム経路を囲むようにして形成された
スチームリブで気化室2で発生したスチームが第一のス
チーム経路24からスチーム孔26へ導くための経路を
形成している。
【0043】上記構成において動作を説明する。第1の
実施例と同様にヒータ4の発熱が直接第一のベース27
が加熱される。しかし第一のベース27の下面には第二
のベース23より熱伝導係数の低い空気層を形成する熱
抵抗層29が接しているために熱が伝わりにくく、わず
かに接している外周リブ28を伝って第二のベース23
に伝わる。以上の構成でかけ面を有する第二のベース2
3の温度より第一のベース27の温度を高く設定するこ
とができるもので、蓄熱量を増加させることができる。
その結果、一度に多くの衣類をアイロンがけしても、ベ
ース全体の温度低下をゆっくりに抑えることができるた
めにしわ伸ばしが確実におこなえ、かつアイロンを途中
で加熱するために一時給電する必要もなくなり、アイロ
ンがけ作業のやりやすい使い勝手の良いアイロンを提供
するものである。
【0044】さらに空気層は重量が無いため第一の実施
例で使用したシリコン材よりも安価でしかも第一のベー
スの重量をその分だけ増やすこともできより蓄熱量を増
すことができるものである。また外周リブの効果とし
て、第一に、熱抵抗層29の空気層を略密閉構造にでき
るため空気の漏れが無く熱伝導率も低く抑えられ、なお
かつ対流が抑制できるので熱伝導率を一定にすることが
でき安定した熱移動を実現することができる。 第二に
第二のベース23の温度低下は通常外周から起こるがこ
の外周リブ28により外周から熱が供給されることでア
イロンかけ面がより均一な温度分布にすることができ、
繊維が焦げたり、しわが伸びなかったりすることなく極
めて使い勝手の良いアイロンを提供できるものである。
【0045】(実施例3) 以下本発明の第3の実施例を図10および図11に基づ
いて説明する。なお基本的構造は実施例2と同様なので
同一符号を付し、説明は省略する。
【0046】図10において、31は、気化室2および
ヒータ4を内設したアルミから成る第一のベースで、図
11はこの第一のベース31を下から見たものである。
32は第一のベース27の下面全面に縦横に走る複数の
スリットリブである。このスリットリブ32と第二のベ
ース23とが直接接している。33は熱抵抗層で、この
スリットリブ32によって第一のベース31下面と第二
のベース23上面とで囲まれた複数の略密閉空気層とス
リットリブ32で構成されている。
【0047】上記構成において動作を説明する。第2の
実施例と同様に、かけ面を有する第二のベース23の温
度より第一のベース31の温度を高く設定することがで
きるもので、蓄熱量を増加させることができる。しかも
熱抵抗層33の空気層が複数の小さな略密閉構造を形成
しているためより対流が抑制できるので熱伝導率を一定
にすることができ安定した熱移動を実現することができ
る。さら縦横に走る複数のスリットリブの効果で第二の
ベース23の温度低下時には全面にわたり素早く熱の受
熱を行うことができるもので、素早い回復が可能となる
極めて使い勝手の良いアイロンを提供できるものであ
る。
【0048】(実施例4) 以下本発明の第4の実施例を図12及び図13に基づい
て説明する。なお基本的構造は実施例2と同様なので同
一符号を付し、説明は省略する。
【0049】図12において、34は、気化室2および
ヒータ4を内設したアルミから成る第一のベースで、図
13はこの第一のベース34を下から見たものである。
35は第一のベース33の下面に円上に複数突出したボ
スリブである。このボスリブ35と第二のベース23と
が直接接している。36は熱抵抗層で、このボスリブ3
5によって第一のベース33下面と第二のベース23上
面とで挟まれた空気層とこのボスリブ35で構成されい
る。
【0050】上記構成において動作を説明する。第2の
実施例と同様に、かけ面を有する第二のベース23の温
度より第一のベース34の温度を高く設定することがで
きるもので、蓄熱量を増加させることができる。しかも
複数の点で接触している効果で第二のベース23の温度
低下時には全面にわたり素早く均一に熱の受熱を行うこ
とができるもので、素早い回復が可能となる極めて使い
勝手の良いアイロンを提供できるものである。
【0051】(実施例5) 以下本発明の第5の実施例を図14に基づいて説明す
る。なお基本的構造は実施例1と同様なので同一符号を
付し、説明は省略する。
【0052】図14において、52は第一のベース21
を覆った断熱材で、発砲シリコンから成るものである。
効果として蓄熱材として作用する第一のベース21の熱
の損失を防ぐもので、蓄熱効果をより高めることが出来
るものである。
【0053】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載した発明は、ヒ
ータと、このヒータを内設した第一のベースと、アイロ
ン掛け面を有する第二のベースと、前記第一のベースと
第二のベースの間に熱抵抗層を構成し、前記熱抵抗層
は、その熱抵抗が少なくとも第一のベースより大きくな
るように構成したため、第一のベースはヒータによって
直接加熱されるが、第一のベースと第二のベースの間に
熱抵抗層が挟まれているために熱の供給側である第一の
ベースと熱の受け手側である第二のベースの間に温度的
に平衡状態が成り立ち、ある一定の温度差が生じる。こ
の第一のベースの温度上昇分だけ蓄熱量が増加すること
になる。すなわち第二のベースは、かけ面を有するため
に繊維に合わせた適温に設定する必要があるが、第一の
ベースは第二のベースよりも高温にできるものであり、
アイロン全体の重量を増やすことなく蓄熱量を増加させ
ることができる。さらに、熱抵抗層は、その熱抵抗が少
なくとも第一のベースより大きくなるように構成したも
のであり、これにより、第一のベースへの蓄熱作用を高
めることにより、給電回数を少なくすることのできる使
い勝手の良いアイロンを提供することが出来るものであ
る。
【0054】その結果、一度に多くの衣類をアイロンが
けしても、ベース全体の温度低下をゆっくりに抑えるこ
とができるためにしわ伸ばしが確実におこなえ、かつア
イロンを途中で加熱するために一時給電する必要もなく
なり、アイロンがけ作業のやりやすい使い勝手の良いア
イロンを提供するものである。
【0055】本発明の請求項2記載の発明は、請求項1
記載の発明に加え、熱抵抗層を主に鉱物で構成したもの
であり、鉱物の剛性により、さらに生産性を考えると金
属を用いるより鉱物の方が熱抵抗の面でより安定など効
率がよいものである。
【0056】本発明の請求項3記載の発明は、熱抵抗層
を主に空気で構成したものであり、固体で第一のベース
や第二のベースに接触させていないため接触による不安
定な熱抵抗も発生せず、かつ空気の熱伝導係数は対流や
第一のベースからの輻射熱を加えてもアルミニウムなど
のどんな物質よりも熱伝導係数が小さく、優れた熱抵抗
体となるために薄い空気層で形成できるものである。さ
らにはコストも最もやすくできるため極めて実現性の高
いものである。
【0057】本発明の請求項4記載の発明は、請求項1
記載の発明に加え、離反する第一のベースまたは第二の
ベースの一部を延設して他のベースとを連結し、熱抵抗
層を構成したものであり、熱抵抗層を全面に第一のベー
スもしくは第二のベースと異質な材料で構成する方法で
はなく、熱抵抗を増すために一部で接触させるようにし
たものである。当然接触面積が全面ではなく一部で接触
することで熱抵抗は大きくなるもので同様の効果があ
る。つまり、接していない部分は略密閉された空気層等
で十分な距離をとることでほぼ断熱することになり、外
気の影響を完全に除去して、一部の直接接している部分
のみで熱伝導をすることができるもので、安定した状態
を実現できるものである。
【0058】本発明の請求項5記載の発明は、請求項4
記載の発明に加え、熱抵抗層は、離反する第一のベース
または第二のベースの少なくとも一方に複数の突起状の
ボスリブを設け、第一のベースと第二のベースとを前記
ボスリブを直接接触させることにより連結する構成とし
たものであり、全面と比べてリブで接触させるために面
積は何十分の一にでも減少させることができ、熱抵抗を
大きくすることができる。さらに隣り合うボスリブの間
隔をより狭く密にすることができ第二のベースに対して
より均一にしかも速く熱を伝導することが可能となるも
のである。
【0059】本発明の請求項6記載の発明は、請求項4
記載の発明に加えて、離反する第一のベースと第二のベ
ースの少なくとも一方にベースの外周に沿って外周リブ
を設けてそれぞれのベースをその外周リブを介して直接
接触させる構成としたものであり、温度低下が最も早い
第二のベースの外周部付近から熱の移動を行うことで、
より均一に熱を伝導することが可能となるものである。
【0060】本発明の請求項7記載の発明は、請求項4
記載の発明に加えて、離反する第一のベースまたは第二
のベースの少なくとも一方にスリット状のスリットリブ
を設け、それぞれのベースをスリットリブを介して接触
させ、それぞれのベースの間に前記スリットリブに囲ま
れた複数の層を設ける構成としたものであり、スリット
状のリブで熱を伝えるために第二のベースに対してより
均一に熱を伝導することが可能となるものである。
【0061】本発明の請求項8記載の発明は、請求項4
から7いずれか1項記載の発明に加えて、離反する第一
のベースと第二のベースとの間に断熱材の層を設ける構
成としたものであり、第一のベースからの熱放出がより
抑えられるため、第一のベースの蓄熱作用がより高まる
ものである。
【0062】本発明の請求項9記載の発明は、請求項4
から8いずれか1項記載の発明に加えて、離反する第一
のベースと第二のベースとの間に空気層を設ける構成と
したものであり、特に、スリットにより閉塞された1つ
1つの区画に略密閉状の空気層を小さく形成することも
できるため、中に空気を入れた場合、空気の対流を小さ
く抑えることができより断熱効果を増すことができるも
のである。
【0063】本発明の請求項10記載の発明は、請求項
3から9いずれか1項記載の発明に加えて、第一のベー
スと第二のベースとが連結する部分にシール材を介在さ
せて接合したものであり、第一のベースと第二のベース
との面接触による熱抵抗を極力抑える効果がある。さら
にシール材として、シリコン樹脂などを用いるとこれ自
体が安定した熱抵抗体となり、第一のベースの熱を安定
して少しずつ第二のベースへ伝えることができるもので
ある。
【0064】本発明の請求項11記載の発明は、請求項
1から10いずれか1項記載の発明に加えて、第一のベ
ースに気化室を形成したものであり、スチームアイロン
として作用させた場合でも蓄熱の効果により、より長時
間スチームを出し続けることができるものである。さら
に第一のベースに形成することでスチームの気化熱によ
る温度低下を極力抑えることができかつ掛け面を有する
第二のベースの温度低下を極力抑えることができるもの
である。
【0065】本発明の請求項12記載の発明は、請求項
1から15いずれか1項記載の発明に加え、第一のベー
スを断熱材で覆ったものであり、高温の熱の供給側であ
る第一のベースの熱の損失を防ぐもので、蓄熱効果をよ
り高めることが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のアイロンの一部切欠し
た側面図
【図2】同熱抵抗層上面図
【図3】同第二のベースの下面図
【図4】同アイロンの加熱時の温度上昇を示す図
【図5】従来のアイロンの加熱時の温度上昇を示す図
【図6】同アイロンの使用時の温度低下を示す図
【図7】従来のアイロンの使用時の温度低下を示す図
【図8】本発明の第2の実施例のアイロンの一部切欠し
た側面図
【図9】同第一のベースの下面図
【図10】本発明の第3の実施例のアイロンの一部切欠
した側面図
【図11】同第一のベースの下面図
【図12】本発明の第4の実施例のアイロンの一部切欠
した側面図
【図13】同第一のベースの下面図
【図14】本発明の第5の実施例のアイロンの一部切欠
した側面図
【図15】従来のアイロンの一部切欠した側面図
【図16】他の従来のアイロンの一部切欠した側面図
【符号の説明】
2 気化室 4 ヒータ 5 水タンク 13 制御回路 21、27、31、34 第一のベース 22、29、33 熱抵抗層 23 第二のベース 28 外周リブ 32 スリットリブ 35 ボスリブ 52 断熱材
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−274300(JP,A) 特開 昭61−143100(JP,A) 特開 昭62−17982(JP,A) 特開 平7−299300(JP,A) 実開 平3−84099(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 75/38 D06F 75/08

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒータと、このヒータを内設した第一の
    ベースと、アイロン掛け面を有する第二のベースと、前
    記第一のベースと第二のベースの間に熱抵抗層を構成
    し、前記熱抵抗層は、その熱抵抗が少なくとも第一のベ
    ースより大きくなるように構成したアイロン。
  2. 【請求項2】 熱抵抗層を主に空気で構成した請求項1
    記載のアイロン。
  3. 【請求項3】 熱抵抗層を主に鉱物で構成した請求項1
    記載のアイロン。
  4. 【請求項4】 離反する第一のベースまたは第二のベー
    スの一部を延設して他のベースとを連結し、熱抵抗層を
    構成した請求項1記載のアイロン。
  5. 【請求項5】 熱抵抗層は、離反する第一のベースまた
    は第二のベースの少なくとも一方に複数の突起状のボス
    リブを設け、第一のベースと第二のベースとを前記ボス
    リブを直接接触させることにより連結する構成とした請
    求項4記載のアイロン。
  6. 【請求項6】 離反する第一のベースと第二のベースの
    少なくとも一方にベースの外周に沿って外周リブを設け
    てそれぞれのベースをその外周リブを介して直接接触さ
    せる構成とした請求項4記載のアイロン。
  7. 【請求項7】 離反する第一のベースまたは第二のベー
    スの少なくとも一方にスリット状のスリットリブを設
    け、それぞれのベースをスリットリブを介して接触さ
    せ、それぞれのベースの間に前記スリットリブに囲まれ
    た複数の層を設ける構成とした請求項4記載のアイロ
    ン。
  8. 【請求項8】 離反する第一のベースと第二のベースと
    の間に断熱材の層を設ける構成とした請求項4から7い
    ずれか1項記載のアイロン。
  9. 【請求項9】 離反する第一のベースと第二のベースと
    の間に空気層を設ける構成とした請求項4から7いずれ
    か1項記載のアイロン。
  10. 【請求項10】 第一のベースと第二のベースとが連結
    する部分にシール材を介在させて接合した請求項4から
    請求項9いずれか1項記載のアイロン。
  11. 【請求項11】 第一のベースに気化室を形成した請求
    項4から10いずれか1項記載のアイロン。
  12. 【請求項12】 第一のベースを断熱材で覆った請求項
    4から請求項11いずれか1項記載のアイロン。
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