JPS6242640B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6242640B2 JPS6242640B2 JP58046251A JP4625183A JPS6242640B2 JP S6242640 B2 JPS6242640 B2 JP S6242640B2 JP 58046251 A JP58046251 A JP 58046251A JP 4625183 A JP4625183 A JP 4625183A JP S6242640 B2 JPS6242640 B2 JP S6242640B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- pentaerythritol
- temperature
- steam
- iron
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 36
- WXZMFSXDPGVJKK-UHFFFAOYSA-N pentaerythritol Chemical compound OCC(CO)(CO)CO WXZMFSXDPGVJKK-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 21
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims description 18
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 9
- 238000005338 heat storage Methods 0.000 description 12
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 10
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 9
- 230000008016 vaporization Effects 0.000 description 9
- 238000009834 vaporization Methods 0.000 description 8
- 235000000396 iron Nutrition 0.000 description 6
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 6
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 6
- 230000004927 fusion Effects 0.000 description 5
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 5
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 5
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- UFWIBTONFRDIAS-UHFFFAOYSA-N Naphthalene Chemical compound C1=CC=CC2=CC=CC=C21 UFWIBTONFRDIAS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000010409 ironing Methods 0.000 description 4
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 4
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 4
- 239000011232 storage material Substances 0.000 description 4
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 3
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 3
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 3
- 229910020220 Pb—Sn Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 2
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 2
- 229910052500 inorganic mineral Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 2
- 239000011707 mineral Substances 0.000 description 2
- 235000010755 mineral Nutrition 0.000 description 2
- 239000004014 plasticizer Substances 0.000 description 2
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 2
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 2
- 239000011449 brick Substances 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 231100000252 nontoxic Toxicity 0.000 description 1
- 230000003000 nontoxic effect Effects 0.000 description 1
- 230000009965 odorless effect Effects 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
- 230000001172 regenerating effect Effects 0.000 description 1
- 230000004580 weight loss Effects 0.000 description 1
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Irons (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は衣類の仕上げ用などに用いられるアイ
ロンに関するものである。
ロンに関するものである。
従来例の構成とその問題点
近年においては、周知のとおり、アイロンのほ
とんどがヒータを内蔵して電気アイロンで占めら
れており、またその主流はスチーム発生機能をも
つスチームアイロンである。これは電源コードを
コンセントに差し込むだけで任意の設定温度に加
熱できるという手軽さと、スチーム機能の便利さ
によるものである。
とんどがヒータを内蔵して電気アイロンで占めら
れており、またその主流はスチーム発生機能をも
つスチームアイロンである。これは電源コードを
コンセントに差し込むだけで任意の設定温度に加
熱できるという手軽さと、スチーム機能の便利さ
によるものである。
しかしながら、この種の電気アイロンにおいて
も、電源コードによる操作上の欠点を訴える声が
出てきている。すなわち、衣類のしわを伸ばした
り、折目をつけたりする操作上、電源コードが邪
魔になるという欠点と、電源コンセントから離れ
た場所では使用できないという欠点である。しか
し従来の電気アイロンにおいては電源コードは不
可欠であり、本体より切離すことはできなかつ
た。
も、電源コードによる操作上の欠点を訴える声が
出てきている。すなわち、衣類のしわを伸ばした
り、折目をつけたりする操作上、電源コードが邪
魔になるという欠点と、電源コンセントから離れ
た場所では使用できないという欠点である。しか
し従来の電気アイロンにおいては電源コードは不
可欠であり、本体より切離すことはできなかつ
た。
ところで、操作時に電源コードを必要としない
アイロンとして、加熱時にだけヒータあるいは他
の何らかの加熱手段を用い、操作時は電源等から
切り離して、その予熱によつてアイロン掛けを行
なう、いわゆる蓄熱式アイロンが過去に提案され
てきた。しかし、そのいずれもが、蓄熱量が少な
いことから、放熱時間が短い、スチーム機能が十
分でない、という欠点を有し、普及するに至つて
いないのが現状である。
アイロンとして、加熱時にだけヒータあるいは他
の何らかの加熱手段を用い、操作時は電源等から
切り離して、その予熱によつてアイロン掛けを行
なう、いわゆる蓄熱式アイロンが過去に提案され
てきた。しかし、そのいずれもが、蓄熱量が少な
いことから、放熱時間が短い、スチーム機能が十
分でない、という欠点を有し、普及するに至つて
いないのが現状である。
従来の蓄熱式アイロンの多くは、鉄・アルミ等
の金属類もしくはレンガ・石等の鉱物類を蓄熱材
として用い、その比熱によつて定まる顕熱を利用
しており、1℃の温度変化に対し単位重量当り約
0.2cal/g・℃程度の蓄熱量である。これは水の
蓄熱量の約1/5に過ぎずアイロン用としてはかな
り小さかつた。
の金属類もしくはレンガ・石等の鉱物類を蓄熱材
として用い、その比熱によつて定まる顕熱を利用
しており、1℃の温度変化に対し単位重量当り約
0.2cal/g・℃程度の蓄熱量である。これは水の
蓄熱量の約1/5に過ぎずアイロン用としてはかな
り小さかつた。
また従来の蓄熱式のアイロンの一部には、Pb
−Sn系の低融点金属やナフタリンを蓄熱材とし
て用い、その相変化に伴なう融解熱や気化熱を利
用したものもあつた。当然、融解熱や気化熱を利
用すれば、顕熱だけを利用するよりも単位重量当
りの蓄熱量を大きくとれるが、蓄熱材が融解また
は気化するときの体積膨張あるいは蒸発による重
量目減りに対応した蓄熱材収納室の設計はかなり
難しいものであつた。さらに、前述のPb−Sn系
の低融点金属の場合、融解熱による蓄熱量は単位
重量当り10〜15cal/gであり、スチームを発生
させるには十分でなく、従来の電気アイロンの補
助的な使用法にとどまつている。また、ナフタリ
ンの場合は融点が約80℃と低いためアイロン用と
しては融解熱を十分利用できず適さないものであ
つた。
−Sn系の低融点金属やナフタリンを蓄熱材とし
て用い、その相変化に伴なう融解熱や気化熱を利
用したものもあつた。当然、融解熱や気化熱を利
用すれば、顕熱だけを利用するよりも単位重量当
りの蓄熱量を大きくとれるが、蓄熱材が融解また
は気化するときの体積膨張あるいは蒸発による重
量目減りに対応した蓄熱材収納室の設計はかなり
難しいものであつた。さらに、前述のPb−Sn系
の低融点金属の場合、融解熱による蓄熱量は単位
重量当り10〜15cal/gであり、スチームを発生
させるには十分でなく、従来の電気アイロンの補
助的な使用法にとどまつている。また、ナフタリ
ンの場合は融点が約80℃と低いためアイロン用と
しては融解熱を十分利用できず適さないものであ
つた。
発明の目的
本発明は上記従来技術に鑑みてなされたもの
で、操作時の電源コードを不要にして操作性を向
上させ、しかも従来の蓄熱式アイロンにはない長
時間放熱スチーム発生にも耐え得る放熱能力を持
つすぐれたアイロンを提供するものである。
で、操作時の電源コードを不要にして操作性を向
上させ、しかも従来の蓄熱式アイロンにはない長
時間放熱スチーム発生にも耐え得る放熱能力を持
つすぐれたアイロンを提供するものである。
発明の構成
この目的を達成するために本発明のアイロン
は、ベースに形成した収納室に樹脂原料あるいは
樹脂可塑材として使用されているペンタエリスリ
トール(Pentaerythritol)を収容したもので、ペ
ンタエリスリトールの放熱を利用してベースの温
度低下を抑制させるものであり、操作時の電源コ
ードが不要になるとともに、大きな転移潜熱を利
用すれば、長時間放熱とスチーム発生にも耐え得
る放熱能力を持たせたものである。
は、ベースに形成した収納室に樹脂原料あるいは
樹脂可塑材として使用されているペンタエリスリ
トール(Pentaerythritol)を収容したもので、ペ
ンタエリスリトールの放熱を利用してベースの温
度低下を抑制させるものであり、操作時の電源コ
ードが不要になるとともに、大きな転移潜熱を利
用すれば、長時間放熱とスチーム発生にも耐え得
る放熱能力を持たせたものである。
実施例の説明
以下本発明の一実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
図のように、ベース1の上面にはペンタエリス
リトール2を収容するための収納室3と、収納室
3の略中央に位置して気化室4が形成されてい
る。また、ペンタエリスリトール2を加熱するた
めのヒータ5がこのベース1に埋設されている。
タンク6にはスチーム発生用の水7が貯水されて
おり、スチームボタン8の操作により作動軸9が
上下動して給水孔10を開閉させ、気化室4への
水の滴下がなされる。気化室4で発生したスチー
ムは気化室4と連通した噴出穴11からベース1
の底面へ噴出する。また、温度調節ダイヤル12
は図中には示されていない温度調節器に接続して
おり、収納室3の温度を設定するのに用いる。ペ
ンタエリスリトール2の加熱時には電源プラグ1
3に電源コードを接続してヒータ5に電力を供給
するようになつている。
リトール2を収容するための収納室3と、収納室
3の略中央に位置して気化室4が形成されてい
る。また、ペンタエリスリトール2を加熱するた
めのヒータ5がこのベース1に埋設されている。
タンク6にはスチーム発生用の水7が貯水されて
おり、スチームボタン8の操作により作動軸9が
上下動して給水孔10を開閉させ、気化室4への
水の滴下がなされる。気化室4で発生したスチー
ムは気化室4と連通した噴出穴11からベース1
の底面へ噴出する。また、温度調節ダイヤル12
は図中には示されていない温度調節器に接続して
おり、収納室3の温度を設定するのに用いる。ペ
ンタエリスリトール2の加熱時には電源プラグ1
3に電源コードを接続してヒータ5に電力を供給
するようになつている。
次に作用について説明する。電源プラグ13に
電源コードを接続し、温度調節ダイヤル12をス
チーム目盛に合わせ電源を投入すると、ヒータ5
によりペンタエリスリトール2はその転移温度
188℃より若干高い約190℃まで加熱される。ペン
タエリスリトール2は融点の260℃以下では通常
白色の結晶または粉末で、転移温度以下と以上で
はその結晶構造が異なり、転移温度以上に加熱す
ることにより、結晶構造の変化として内部にエネ
ルギーを蓄えることができる。このとき蓄えるこ
とのできる単位重量当りのエネルギーは約
77cal/gでPb−Sn系の低融点金属の融解熱によ
る蓄熱量の5倍を超える大きさである。また転移
時の体積変化は融解や気化等の相変化時に較べる
とごくわずかであり、260℃以下では固体である
から蒸発による重量目減りの心配もない。
電源コードを接続し、温度調節ダイヤル12をス
チーム目盛に合わせ電源を投入すると、ヒータ5
によりペンタエリスリトール2はその転移温度
188℃より若干高い約190℃まで加熱される。ペン
タエリスリトール2は融点の260℃以下では通常
白色の結晶または粉末で、転移温度以下と以上で
はその結晶構造が異なり、転移温度以上に加熱す
ることにより、結晶構造の変化として内部にエネ
ルギーを蓄えることができる。このとき蓄えるこ
とのできる単位重量当りのエネルギーは約
77cal/gでPb−Sn系の低融点金属の融解熱によ
る蓄熱量の5倍を超える大きさである。また転移
時の体積変化は融解や気化等の相変化時に較べる
とごくわずかであり、260℃以下では固体である
から蒸発による重量目減りの心配もない。
さて、ペンタエリスリトール2が約190℃まで
加熱されると温度調節器によりその温度が保たれ
る。アイロン掛けを行なう時は、電源コードを電
源プラグ13から取りはずし、電源コードのない
状態で使用する。スチームを発生させるためにス
チームボタン8を操作して気化室4に水を滴下し
たり、アイロン掛けによつてベース1が冷やされ
るとペンタエリスリトール2は若干の過冷却を起
こし、170℃前後の温度になつたとき加熱時に蓄
えた転移によるエネルギーを放出しはじめ、ベー
ス1や気化室3のそれ以上の温度低下を抑制す
る。
加熱されると温度調節器によりその温度が保たれ
る。アイロン掛けを行なう時は、電源コードを電
源プラグ13から取りはずし、電源コードのない
状態で使用する。スチームを発生させるためにス
チームボタン8を操作して気化室4に水を滴下し
たり、アイロン掛けによつてベース1が冷やされ
るとペンタエリスリトール2は若干の過冷却を起
こし、170℃前後の温度になつたとき加熱時に蓄
えた転移によるエネルギーを放出しはじめ、ベー
ス1や気化室3のそれ以上の温度低下を抑制す
る。
また、温度調節ダイヤル12をスチーム目盛以
外に合わせた場合、例えば収納室3の温度が約
100℃に保たれるような場合は、当然ペンタエリ
スリトール2は転移温度まで達せず上記のような
転移によるエネルギーは蓄えられない。しかしペ
ンタエリスリトール2の比熱によつて定まる蓄熱
量は、1℃の温度変化に対し単位重量当り0.4〜
0.8cal/g・℃(温度によつて異なる)と大き
く、従来の金属類や鉱物類の蓄熱材の2〜4倍の
蓄熱能力をもち、しかもスチーム目盛以外ではス
チームの発生時のような大きな放熱量を必要とし
ないため実用上特に問題はない。
外に合わせた場合、例えば収納室3の温度が約
100℃に保たれるような場合は、当然ペンタエリ
スリトール2は転移温度まで達せず上記のような
転移によるエネルギーは蓄えられない。しかしペ
ンタエリスリトール2の比熱によつて定まる蓄熱
量は、1℃の温度変化に対し単位重量当り0.4〜
0.8cal/g・℃(温度によつて異なる)と大き
く、従来の金属類や鉱物類の蓄熱材の2〜4倍の
蓄熱能力をもち、しかもスチーム目盛以外ではス
チームの発生時のような大きな放熱量を必要とし
ないため実用上特に問題はない。
実験例によれば、約120gのペンタエリスリト
ール2により、1分間のスチーム連続使用(必要
熱量600W)が可能であり、スチームなしの連続
使用(必要熱量100W)の場合は5〜6分使用で
きるものである。第2図は、アルミベースの重量
600g+ペンタエリスリトール120gの実施例によ
るベース(図中a)と、アルミ重量700gのみで
作成したベース(図中b)とを通電加熱後、室温
中に放置したときのベース面中央の温度変化を比
較したものである。この図より明らかなように、
ほぼ同じ重量のベースでも本実施例のものは、ペ
ンタエリスリトールの放熱により温度低下がかな
り小さくなつていることがわかる。
ール2により、1分間のスチーム連続使用(必要
熱量600W)が可能であり、スチームなしの連続
使用(必要熱量100W)の場合は5〜6分使用で
きるものである。第2図は、アルミベースの重量
600g+ペンタエリスリトール120gの実施例によ
るベース(図中a)と、アルミ重量700gのみで
作成したベース(図中b)とを通電加熱後、室温
中に放置したときのベース面中央の温度変化を比
較したものである。この図より明らかなように、
ほぼ同じ重量のベースでも本実施例のものは、ペ
ンタエリスリトールの放熱により温度低下がかな
り小さくなつていることがわかる。
なお、本実施例ではペンタエリスリトール2の
加熱用にヒータ5を内蔵して通常のアイロンと略
同様な扱いができるようにしているが、加熱手段
として、例えばヒータを内蔵せずに外部の加熱板
上にアイロンを置いてペンタエリスリトールを加
熱しても全く同様の効果が得られることはいうま
でもない。
加熱用にヒータ5を内蔵して通常のアイロンと略
同様な扱いができるようにしているが、加熱手段
として、例えばヒータを内蔵せずに外部の加熱板
上にアイロンを置いてペンタエリスリトールを加
熱しても全く同様の効果が得られることはいうま
でもない。
以上述べてきたペンタエリスリトール2のアイ
ロン用材料としての特長をまとめると次のとおり
である。
ロン用材料としての特長をまとめると次のとおり
である。
(1) 転移によつて大きいエネルギーを内部に蓄え
ることができる。
ることができる。
(2) 転移によつて蓄えられたエネルギーが放出す
る温度がスチーム発生に適した温度である。
る温度がスチーム発生に適した温度である。
(3) 転移時の体積変化が小さく、固体であるため
蒸発による重量目盛りがなく、収納室の設計が
容易である。
蒸発による重量目盛りがなく、収納室の設計が
容易である。
(4) 比熱によつて定まる蓄熱量が大きい。
(5) 無毒、無臭で安全性にすぐれている。
(6) 吸湿性がなく、空気中で安定であり、長期使
用における劣化が小さい。
用における劣化が小さい。
(7) 樹脂原料あるいは樹脂可塑剤として工業的に
多く使用されているため、入手しやすく低価格
である。
多く使用されているため、入手しやすく低価格
である。
発明の効果
以上のように本発明は、ベースに形成した収納
室にペンタエリスリトールを収容してベースの温
度低下を抑制するため、アイロンの操作時の電源
コードを不要にして操作性を向上させ、電源コン
セントから離れた場所で使用を可能にするととも
に、従来にない長時間放熱とスチーム発生にも耐
え得る放熱能力を持つアイロンを提供することが
でき、その効果は大なるものである。
室にペンタエリスリトールを収容してベースの温
度低下を抑制するため、アイロンの操作時の電源
コードを不要にして操作性を向上させ、電源コン
セントから離れた場所で使用を可能にするととも
に、従来にない長時間放熱とスチーム発生にも耐
え得る放熱能力を持つアイロンを提供することが
でき、その効果は大なるものである。
第1図は本発明の一実施例におけるアイロンの
一部切欠断面図、第2図はベース面の温度変化を
比較して特性図である。 1……ベース、2……ペンタエリスリトール、
3……収納室、5……ヒータ、13……電源プラ
グ。
一部切欠断面図、第2図はベース面の温度変化を
比較して特性図である。 1……ベース、2……ペンタエリスリトール、
3……収納室、5……ヒータ、13……電源プラ
グ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ベースに形成した収納室に、ベースの温度低
下を抑制するペンタエリスリトールを設けたアイ
ロン。 2 ベースにはペンタエリスリトールの加熱手段
を備えた特許請求の範囲第1項記載のアイロン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4625183A JPS59171598A (ja) | 1983-03-18 | 1983-03-18 | アイロン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4625183A JPS59171598A (ja) | 1983-03-18 | 1983-03-18 | アイロン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59171598A JPS59171598A (ja) | 1984-09-28 |
JPS6242640B2 true JPS6242640B2 (ja) | 1987-09-09 |
Family
ID=12741943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4625183A Granted JPS59171598A (ja) | 1983-03-18 | 1983-03-18 | アイロン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59171598A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61213099A (ja) * | 1985-03-19 | 1986-09-22 | 松下電器産業株式会社 | アイロン |
DE3580349D1 (de) * | 1984-12-18 | 1990-12-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Heizgeraet mit waermespeicheranordnung. |
JPS61196999A (ja) * | 1985-02-27 | 1986-09-01 | 松下電器産業株式会社 | アイロン |
US7518123B2 (en) * | 2006-09-25 | 2009-04-14 | Philip Morris Usa Inc. | Heat capacitor for capillary aerosol generator |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59168900A (ja) * | 1983-03-16 | 1984-09-22 | 松下電器産業株式会社 | アイロン |
-
1983
- 1983-03-18 JP JP4625183A patent/JPS59171598A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59168900A (ja) * | 1983-03-16 | 1984-09-22 | 松下電器産業株式会社 | アイロン |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59171598A (ja) | 1984-09-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN205585516U (zh) | 寒冷地区使用的手机套 | |
JPS59177100A (ja) | スチ−ムアイロン装置 | |
JPS6242640B2 (ja) | ||
CN212557348U (zh) | 一种相变蓄热焊条保温桶 | |
GB2241051A (en) | An electric sauna heater with a steam generator | |
JPH11503057A (ja) | アイロンの構成及び/又はアイロンの底板に一体化することが多い蒸気室 | |
CN102942904B (zh) | 一种石蜡-毛毡相变复合储热材料及其储热装置 | |
CN105380518B (zh) | 一种带储热材料的真空电热壶 | |
CN108413797A (zh) | 肋片式相变蓄放热一体式换热器 | |
JPS6034500A (ja) | アイロン | |
CN108253832B (zh) | 小型便携式电蓄热设备 | |
JP3058147B2 (ja) | アイロン | |
CN207214223U (zh) | 一种可实现快速取暖的蓄热式电暖器 | |
JPS61257698A (ja) | スチームアイロン | |
RU2172910C1 (ru) | Теплозащитный элемент и теплозащитная одежда | |
CN213489693U (zh) | 一种新型储能暖手宝 | |
JPS6335725Y2 (ja) | ||
CN2149191Y (zh) | 高效电热暖手器 | |
CN207216447U (zh) | 一种用于电器设备的防过热装置及其电器设备 | |
JPS6349520B2 (ja) | ||
JPS6129178Y2 (ja) | ||
JPH11114297A (ja) | コードレスアイロン | |
JPS62179500A (ja) | 加熱装置 | |
JPH0547240B2 (ja) | ||
JP2000042299A (ja) | アイロン |