JPS6034500A - アイロン - Google Patents
アイロンInfo
- Publication number
- JPS6034500A JPS6034500A JP58143034A JP14303483A JPS6034500A JP S6034500 A JPS6034500 A JP S6034500A JP 58143034 A JP58143034 A JP 58143034A JP 14303483 A JP14303483 A JP 14303483A JP S6034500 A JPS6034500 A JP S6034500A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- heat storage
- storage material
- temperature
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Irons (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は蓄熱材を用いてベースの温度低下を抑制するよ
うにしたアイロンに関するものである。
うにしたアイロンに関するものである。
従来例の構成とその問題点
近年では、アイロンのベースに設けた収納室に蓄熱材を
収容し、気化室への水滴工時における気化室の温度低下
を抑制してベース面からの水滴の噴出を防止したシ、あ
るいはアイロン作業時に電源を切離して操作性を向上さ
せたアイロンが開発されている。
収容し、気化室への水滴工時における気化室の温度低下
を抑制してベース面からの水滴の噴出を防止したシ、あ
るいはアイロン作業時に電源を切離して操作性を向上さ
せたアイロンが開発されている。
しかしながら、この種のアイロンにおいては蓄熱材とベ
ースとの間の熱伝達に問題があるために、ベースが急激
に冷却されると蓄熱材に蓄えた熱量は即座にベースへ移
動せず、ベースが一時的に温度低下を起こしてしまうこ
とがあった。また、多量の蓄熱材を用いた場合、加熱さ
れたベースから蓄熱材内部への熱移動に時間を要し蓄熱
時間が長くなることがあった。
ースとの間の熱伝達に問題があるために、ベースが急激
に冷却されると蓄熱材に蓄えた熱量は即座にベースへ移
動せず、ベースが一時的に温度低下を起こしてしまうこ
とがあった。また、多量の蓄熱材を用いた場合、加熱さ
れたベースから蓄熱材内部への熱移動に時間を要し蓄熱
時間が長くなることがあった。
発明の目的
本発明は上記従来の問題点に注目してなされたもので、
蓄熱材とベースとの熱伝達を向上して、急激な冷却時に
もベースの温度低下抑制作用を十分に備え、短時間に蓄
熱材の蓄熱ができるアイロンを提供するものである。
蓄熱材とベースとの熱伝達を向上して、急激な冷却時に
もベースの温度低下抑制作用を十分に備え、短時間に蓄
熱材の蓄熱ができるアイロンを提供するものである。
発明の構成
この目的を達成するために本発明のアイロンは、ベース
に形成した収納室に、蓄熱量・蓄熱温度等の点でアイロ
ン用蓄熱物質として適しているペンタエリスリトー/l
/ (pentaerythri tol )と金属粉
との混合物を蓄熱材として収容している。ペンタエリス
リトールに金属粉を混合することによシ、蓄熱材として
の熱伝導度を大きくして蓄熱材内部全体の熱移動をスム
ーズにし、ベースの一時的な温度低下を防止するととも
に蓄熱材の蓄熱時間の短縮を図るものである。
に形成した収納室に、蓄熱量・蓄熱温度等の点でアイロ
ン用蓄熱物質として適しているペンタエリスリトー/l
/ (pentaerythri tol )と金属粉
との混合物を蓄熱材として収容している。ペンタエリス
リトールに金属粉を混合することによシ、蓄熱材として
の熱伝導度を大きくして蓄熱材内部全体の熱移動をスム
ーズにし、ベースの一時的な温度低下を防止するととも
に蓄熱材の蓄熱時間の短縮を図るものである。
実施例の説明
以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。
明する。
第1図のように、ベース1の上面にはペンタエリスリト
ールと金属粉とを混合した蓄熱材2を収容するための収
納室3と、収納室3の略中央に位置して気化室4が形成
されている。また、蓄熱材2トヘース1を加熱するため
のヒータ5がこのベース1に埋設されている。タンク6
にはスチーム発生用の水7が貯水されておシ、スチーム
ボタン8の操作により作動軸9が上下動して給水孔1o
を開閉させ、気化室4への水の滴下がなされる。気化室
4で発生したスチームは気化室4と連通した噴出穴11
からベース1の底面へ噴出する。また、温度調節器に接
続しておシ、収納室3の温度を電源コードの差込プラグ
を接続してヒータ6に電力を供給するようになっている
。
ールと金属粉とを混合した蓄熱材2を収容するための収
納室3と、収納室3の略中央に位置して気化室4が形成
されている。また、蓄熱材2トヘース1を加熱するため
のヒータ5がこのベース1に埋設されている。タンク6
にはスチーム発生用の水7が貯水されておシ、スチーム
ボタン8の操作により作動軸9が上下動して給水孔1o
を開閉させ、気化室4への水の滴下がなされる。気化室
4で発生したスチームは気化室4と連通した噴出穴11
からベース1の底面へ噴出する。また、温度調節器に接
続しておシ、収納室3の温度を電源コードの差込プラグ
を接続してヒータ6に電力を供給するようになっている
。
このような構成で、コンセント13に差込プラグを接続
し、温度調節ダイヤル12をスチーム目盛に合わせ電源
を投入すると、ヒータ5によシベース1は約190’C
の蓄熱温度まで加熱され、温度調節器によりその温度が
保たれる。このとき蓄熱材2も混合された金属粉によっ
て均一にベース1と略同じ温度まで加熱され、蓄熱物質
のペンタエリスリトールが結晶構造の変化として内部に
エネルギーを蓄える。
し、温度調節ダイヤル12をスチーム目盛に合わせ電源
を投入すると、ヒータ5によシベース1は約190’C
の蓄熱温度まで加熱され、温度調節器によりその温度が
保たれる。このとき蓄熱材2も混合された金属粉によっ
て均一にベース1と略同じ温度まで加熱され、蓄熱物質
のペンタエリスリトールが結晶構造の変化として内部に
エネルギーを蓄える。
さて、アイロン掛けを行なうときは、差込プラグをコン
セント13から取りはずし、電源コードのない状態で使
用する。スチームを発生させるためにスチームボタン8
を操作して気化室4に水を滴下したシ、アイロン掛けに
よってベース1が冷やされると蓄熱材2も金属粉によっ
て均一に冷やされ、蓄熱材2が170℃前後の放熱温度
になるとペンタエリスリトールは内部に蓄えたエネルギ
ーを放出しはじめる。このペンタエリスリトールからの
放熱は金属粉によって蓄熱材2全体に均一に伝わり、効
率良くベース1に伝導してベース1の温度低下を抑制す
る。
セント13から取りはずし、電源コードのない状態で使
用する。スチームを発生させるためにスチームボタン8
を操作して気化室4に水を滴下したシ、アイロン掛けに
よってベース1が冷やされると蓄熱材2も金属粉によっ
て均一に冷やされ、蓄熱材2が170℃前後の放熱温度
になるとペンタエリスリトールは内部に蓄えたエネルギ
ーを放出しはじめる。このペンタエリスリトールからの
放熱は金属粉によって蓄熱材2全体に均一に伝わり、効
率良くベース1に伝導してベース1の温度低下を抑制す
る。
第2図は、気化室4へ水を滴下したときのベース1の温
度変化を示したもので、(a)は本発明の実施例の蓄熱
材2を用いた場合、(b)は蓄熱材に金属粉を混合しな
かった場合を示している。このようにペンタエリスリト
ールに金属粉を混合することにより、ベース面の一時的
な温度低下は小さくなり、ベース1と蓄熱材2との熱伝
達が向上していることが分かる。
度変化を示したもので、(a)は本発明の実施例の蓄熱
材2を用いた場合、(b)は蓄熱材に金属粉を混合しな
かった場合を示している。このようにペンタエリスリト
ールに金属粉を混合することにより、ベース面の一時的
な温度低下は小さくなり、ベース1と蓄熱材2との熱伝
達が向上していることが分かる。
なお、ペンタエリスリトールに混合する金属粉としては
、銅系、アルミ系等の熱伝−率の大きい金属からなるも
のの方が効果が入きい。また、ベースが金属からなる場
合はその切削粉を金属粉として蓄熱材に混合すれば、コ
スト的にも有利であり、電蝕等の心配もない。また、ベ
ース1にヒータ5を埋設したスチームアイロンについて
説明したが、蓄熱材2を外部の熱源により加熱する単な
る蓄熱式のアイロンであっても蓄熱効果は発揮できるも
のである。
、銅系、アルミ系等の熱伝−率の大きい金属からなるも
のの方が効果が入きい。また、ベースが金属からなる場
合はその切削粉を金属粉として蓄熱材に混合すれば、コ
スト的にも有利であり、電蝕等の心配もない。また、ベ
ース1にヒータ5を埋設したスチームアイロンについて
説明したが、蓄熱材2を外部の熱源により加熱する単な
る蓄熱式のアイロンであっても蓄熱効果は発揮できるも
のである。
発明の効果
以上の説明から明らかなように本発明によれば、ベース
に形成した収納室に、蓄熱材としてペンタエリス・リト
ールと金属粉との混合物を収容することにより蓄熱材と
ベースとの熱伝達を向上し、ベースの温度低下抑制効果
を十分に発揮し、短時間に蓄熱ができるすぐれたアイロ
ンが提供できるものである。
に形成した収納室に、蓄熱材としてペンタエリス・リト
ールと金属粉との混合物を収容することにより蓄熱材と
ベースとの熱伝達を向上し、ベースの温度低下抑制効果
を十分に発揮し、短時間に蓄熱ができるすぐれたアイロ
ンが提供できるものである。
第1図は本発明の一実施例における一部切欠断面図、第
2図はベース面の温度変化を表わす特性図である。 1・・・・・・ベース、2・・・・・・蓄熱材、3・・
・・・・収納室、6・・・・・・ヒータ。
2図はベース面の温度変化を表わす特性図である。 1・・・・・・ベース、2・・・・・・蓄熱材、3・・
・・・・収納室、6・・・・・・ヒータ。
Claims (2)
- (1)ベースに形成した収納室に、ベースの温度低下を
抑制する蓄熱材を収容するとともに、この蓄熱材はペン
タエリスリトールと金属粉との混合物としたアイロン。 - (2)金属粉は、アルミ系または銅系の金属からなる特
許請求の範囲第1項記載のアイロン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58143034A JPS6034500A (ja) | 1983-08-03 | 1983-08-03 | アイロン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58143034A JPS6034500A (ja) | 1983-08-03 | 1983-08-03 | アイロン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6034500A true JPS6034500A (ja) | 1985-02-22 |
Family
ID=15329368
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58143034A Pending JPS6034500A (ja) | 1983-08-03 | 1983-08-03 | アイロン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6034500A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61163984A (ja) * | 1985-01-04 | 1986-07-24 | アメリカ合衆国 | 熱エネルギ−貯蔵用複合材料およびその製造方法 |
JPS61213099A (ja) * | 1985-03-19 | 1986-09-22 | 松下電器産業株式会社 | アイロン |
JPS61213100A (ja) * | 1985-03-19 | 1986-09-22 | 松下電器産業株式会社 | アイロン |
JPS62217590A (ja) * | 1986-03-19 | 1987-09-25 | 松下電器産業株式会社 | 加熱装置 |
JPS62237691A (ja) * | 1986-04-09 | 1987-10-17 | 松下電器産業株式会社 | 加熱装置 |
-
1983
- 1983-08-03 JP JP58143034A patent/JPS6034500A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61163984A (ja) * | 1985-01-04 | 1986-07-24 | アメリカ合衆国 | 熱エネルギ−貯蔵用複合材料およびその製造方法 |
JPS61213099A (ja) * | 1985-03-19 | 1986-09-22 | 松下電器産業株式会社 | アイロン |
JPS61213100A (ja) * | 1985-03-19 | 1986-09-22 | 松下電器産業株式会社 | アイロン |
JPH058040B2 (ja) * | 1985-03-19 | 1993-02-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | |
JPH058039B2 (ja) * | 1985-03-19 | 1993-02-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | |
JPS62217590A (ja) * | 1986-03-19 | 1987-09-25 | 松下電器産業株式会社 | 加熱装置 |
JPS62237691A (ja) * | 1986-04-09 | 1987-10-17 | 松下電器産業株式会社 | 加熱装置 |
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