JPH11114297A - コードレスアイロン - Google Patents
コードレスアイロンInfo
- Publication number
- JPH11114297A JPH11114297A JP27776597A JP27776597A JPH11114297A JP H11114297 A JPH11114297 A JP H11114297A JP 27776597 A JP27776597 A JP 27776597A JP 27776597 A JP27776597 A JP 27776597A JP H11114297 A JPH11114297 A JP H11114297A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat storage
- heater
- base
- cordless iron
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】アイロンかけの適温時間をより効果的に延ばす
ことができるコードレスアイロンを提供する。 【解決手段】コードレスアイロンは、アイロン本体1の
ベース部30にアイロンかけの対象物に当てるベース3
1と、このベース31を加熱するヒータ32と、このヒ
ータ32による熱を潜熱として蓄熱する蓄熱体とを備え
る。この蓄熱体は、相変化を利用した潜熱蓄熱材34
と、これを入れる蓄熱槽33と、蓄熱槽33内の圧力を
一定に保つ圧力調整弁32とを備える。蓄熱体は、ベー
ス31のかけ面BPとの間の距離がかけ面BPとヒータ
32との間の距離よりも大きく又は等しくなる条件でベ
ース31内に配置した。
ことができるコードレスアイロンを提供する。 【解決手段】コードレスアイロンは、アイロン本体1の
ベース部30にアイロンかけの対象物に当てるベース3
1と、このベース31を加熱するヒータ32と、このヒ
ータ32による熱を潜熱として蓄熱する蓄熱体とを備え
る。この蓄熱体は、相変化を利用した潜熱蓄熱材34
と、これを入れる蓄熱槽33と、蓄熱槽33内の圧力を
一定に保つ圧力調整弁32とを備える。蓄熱体は、ベー
ス31のかけ面BPとの間の距離がかけ面BPとヒータ
32との間の距離よりも大きく又は等しくなる条件でベ
ース31内に配置した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コードレスアイ
ロンにかかり、とくにベース側の蓄熱構造の工夫に関す
る。
ロンにかかり、とくにベース側の蓄熱構造の工夫に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に衣類などのアイロンかけは、アイ
ロンをかけたり、置いたりといった作業を繰り返し行う
ものであり、アイロンを動かすときに接続コードがじゃ
まとなる場合も多い。このため、近年ではコードを気に
しないで手軽にアイロンかけをおこなえるコードレスア
イロンが普及しつつある。
ロンをかけたり、置いたりといった作業を繰り返し行う
ものであり、アイロンを動かすときに接続コードがじゃ
まとなる場合も多い。このため、近年ではコードを気に
しないで手軽にアイロンかけをおこなえるコードレスア
イロンが普及しつつある。
【0003】コードレスアイロンは、熱伝導性に優れた
ベース及びこれを加熱するヒータを有する本体と、これ
が置かれる置き台(スタンド)とを備え、本体を置き台
に置いている間にヒータを通電してそのジュール熱でベ
ース全体を加熱しておき、そのあとに本体を置き台から
外し、ベース底面(かけ面)を衣類にあててコードレス
でアイロンかけを行うものである(例えば、特開平8−
141294号公報参照)。
ベース及びこれを加熱するヒータを有する本体と、これ
が置かれる置き台(スタンド)とを備え、本体を置き台
に置いている間にヒータを通電してそのジュール熱でベ
ース全体を加熱しておき、そのあとに本体を置き台から
外し、ベース底面(かけ面)を衣類にあててコードレス
でアイロンかけを行うものである(例えば、特開平8−
141294号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来のコードレスアイロンは、アイロンかけの熱源と
してベース内に蓄熱された顕熱のみを利用するものであ
るため、仮にベース自体の構造や材質面などの改善を行
ったとしても、コードレスでアイロンをかける際の適温
時間におのずと制約があった。あともう少し長ければと
いったニーズを満足させることができず、必ずしも使い
勝手がよいものでなかった。
た従来のコードレスアイロンは、アイロンかけの熱源と
してベース内に蓄熱された顕熱のみを利用するものであ
るため、仮にベース自体の構造や材質面などの改善を行
ったとしても、コードレスでアイロンをかける際の適温
時間におのずと制約があった。あともう少し長ければと
いったニーズを満足させることができず、必ずしも使い
勝手がよいものでなかった。
【0005】この発明は、このような従来の問題を改善
するもので、アイロンかけの適温時間をより効果的に延
ばすことができるコードレスアイロンを提供すること
を、目的とする。
するもので、アイロンかけの適温時間をより効果的に延
ばすことができるコードレスアイロンを提供すること
を、目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明にかかるコードレスアイロンは、アイロン
かけの対象物に当てるベースと、このベースを加熱する
ヒータと、このヒータによる熱を潜熱として蓄熱する蓄
熱体とを備え、この蓄熱体をベースに熱的に接続したこ
とを特徴とする。この発明によれば、蓄熱体の潜熱を利
用できる分、アイロンかけの適温時間を延長させること
ができる。
め、この発明にかかるコードレスアイロンは、アイロン
かけの対象物に当てるベースと、このベースを加熱する
ヒータと、このヒータによる熱を潜熱として蓄熱する蓄
熱体とを備え、この蓄熱体をベースに熱的に接続したこ
とを特徴とする。この発明によれば、蓄熱体の潜熱を利
用できる分、アイロンかけの適温時間を延長させること
ができる。
【0007】前記蓄熱体は、好ましくは相変化を利用し
た潜熱蓄熱材と、この潜熱蓄熱材を入れる蓄熱槽と備え
ている。潜熱蓄熱材の例としては、酢酸ナトリウム、ポ
リエチレングリコール、およびパラフィンなどを挙げる
ことできる。
た潜熱蓄熱材と、この潜熱蓄熱材を入れる蓄熱槽と備え
ている。潜熱蓄熱材の例としては、酢酸ナトリウム、ポ
リエチレングリコール、およびパラフィンなどを挙げる
ことできる。
【0008】この発明で好ましくは、ベース内にヒータ
と蓄熱体とを配置するものとする。特に好ましくは、蓄
熱体とベースのかけ面との間の距離がかけ面とヒータと
の間の距離よりも大きく又は等しくなる条件で蓄熱体を
配置する。この配置によれば、ベースの顕熱、蓄熱体の
潜熱の順に放熱させることができ、蓄熱体のエネルギー
の保持時間をさらに延ばし、上記の適温時間延長の効果
をより一層高めることができるためである。
と蓄熱体とを配置するものとする。特に好ましくは、蓄
熱体とベースのかけ面との間の距離がかけ面とヒータと
の間の距離よりも大きく又は等しくなる条件で蓄熱体を
配置する。この配置によれば、ベースの顕熱、蓄熱体の
潜熱の順に放熱させることができ、蓄熱体のエネルギー
の保持時間をさらに延ばし、上記の適温時間延長の効果
をより一層高めることができるためである。
【0009】別の態様としては、蓄熱体のヒータ側の対
向面にヒータ径の幅よりも大きい溝部を設け、この溝部
の少なくとも一部にヒータを嵌め込んでもよい。この場
合には、ヒータからの熱をより一層効果的に受け入れる
ことができる。
向面にヒータ径の幅よりも大きい溝部を設け、この溝部
の少なくとも一部にヒータを嵌め込んでもよい。この場
合には、ヒータからの熱をより一層効果的に受け入れる
ことができる。
【0010】蓄熱体は、好ましくは蓄熱槽内の圧力を一
定に保つダイアフラム弁などの圧力調整弁を備えてい
る。この圧力調整弁を用いれば、たとえばヒータ加熱時
に槽内の圧力増加で溶融状態にある潜熱蓄熱材が槽外に
流出するといった事態をほとんど回避できる。
定に保つダイアフラム弁などの圧力調整弁を備えてい
る。この圧力調整弁を用いれば、たとえばヒータ加熱時
に槽内の圧力増加で溶融状態にある潜熱蓄熱材が槽外に
流出するといった事態をほとんど回避できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明にかかるコードレ
スアイロンの実施形態を図面を参照して説明する。
スアイロンの実施形態を図面を参照して説明する。
【0012】図1に示すコードレスアイロンは、アイロ
ンかけをコードレスで行うためのアイロン本体1と、こ
の本体1を斜め方向に傾けて取り外し自在に支持する置
き台2とを備える。置き台2には、図示しない電源コー
ドが収納可能に取り付けられる。
ンかけをコードレスで行うためのアイロン本体1と、こ
の本体1を斜め方向に傾けて取り外し自在に支持する置
き台2とを備える。置き台2には、図示しない電源コー
ドが収納可能に取り付けられる。
【0013】アイロン本体1は、使用者が手で握る取っ
手部(ハンドル)10、スチーム用の水を貯える水タン
ク部20、および衣類などのアイロンかけ対象物に直接
あてるベース部30を備える。
手部(ハンドル)10、スチーム用の水を貯える水タン
ク部20、および衣類などのアイロンかけ対象物に直接
あてるベース部30を備える。
【0014】ベース部30は、図2に示すようにベース
かけ面BPを有する熱伝導性に優れたベース31及びこ
れを加熱するヒータ32のほか、ベース31内に熱伝導
性に優れた蓄熱槽33を配置し、この蓄熱槽33内にポ
リエチレングリコール、パラフィン、酢酸ナトリウムな
どの固体、液体に変化する際に蓄熱、放熱する相変化を
利用する潜熱蓄熱材34を貯えたものである。蓄熱槽3
3には、その内部の気圧を一定に保つダイアフラム弁な
どの圧力調整弁35が取り付けられている。この圧力調
整弁35の取り付け位置は、たとえば図2中の上面側に
設定される。
かけ面BPを有する熱伝導性に優れたベース31及びこ
れを加熱するヒータ32のほか、ベース31内に熱伝導
性に優れた蓄熱槽33を配置し、この蓄熱槽33内にポ
リエチレングリコール、パラフィン、酢酸ナトリウムな
どの固体、液体に変化する際に蓄熱、放熱する相変化を
利用する潜熱蓄熱材34を貯えたものである。蓄熱槽3
3には、その内部の気圧を一定に保つダイアフラム弁な
どの圧力調整弁35が取り付けられている。この圧力調
整弁35の取り付け位置は、たとえば図2中の上面側に
設定される。
【0015】上記の蓄熱槽33、潜熱蓄熱材34、およ
び圧力調整弁35がこの発明の蓄熱体を構成する要素で
ある。これらの要素で構成された蓄熱体を配置する位置
は、図3に示すようにベースかけ面BPからみた場合に
ベース31内のかけ面BPに略平行な仮想面内に例えば
ジグザグ状(波線状)に配置したヒータ32の位置と実
質的に同一またはこれよりも遠い位置(図中ではヒータ
32の上側位置)、たとえばベースかけ面BPとヒータ
32との間の距離をH1とし、ベースかけ面BPと蓄熱
槽33との間をH2とすれば、H2≧H1の条件を満た
す範囲内で決まる。なお、ヒータ32の配置はジグザグ
状に限定されるものではなく、この発明ではいずれの形
態であっても構わない。
び圧力調整弁35がこの発明の蓄熱体を構成する要素で
ある。これらの要素で構成された蓄熱体を配置する位置
は、図3に示すようにベースかけ面BPからみた場合に
ベース31内のかけ面BPに略平行な仮想面内に例えば
ジグザグ状(波線状)に配置したヒータ32の位置と実
質的に同一またはこれよりも遠い位置(図中ではヒータ
32の上側位置)、たとえばベースかけ面BPとヒータ
32との間の距離をH1とし、ベースかけ面BPと蓄熱
槽33との間をH2とすれば、H2≧H1の条件を満た
す範囲内で決まる。なお、ヒータ32の配置はジグザグ
状に限定されるものではなく、この発明ではいずれの形
態であっても構わない。
【0016】ここで、この実施形態の全体の作用を説明
する。
する。
【0017】まず、アイロンかけに際し、アイロン本体
1を置き台2に置くことにより、置き台2を介してヒー
タ32が通電され、その発熱によりベース31全体が加
熱される。このベース加熱に際し、ヒータ32からの熱
により蓄熱槽33内の潜熱蓄熱材34が例えば固体から
液体の状態に相変化し、これに伴って発生する熱が潜熱
として蓄熱される。このとき、蓄熱槽33内の圧力が圧
力調整弁35により一定に保たれるため、たとえば槽3
3内の圧力増加により溶融状態の潜熱蓄熱材34が外部
に流出するといった事態も回避される。
1を置き台2に置くことにより、置き台2を介してヒー
タ32が通電され、その発熱によりベース31全体が加
熱される。このベース加熱に際し、ヒータ32からの熱
により蓄熱槽33内の潜熱蓄熱材34が例えば固体から
液体の状態に相変化し、これに伴って発生する熱が潜熱
として蓄熱される。このとき、蓄熱槽33内の圧力が圧
力調整弁35により一定に保たれるため、たとえば槽3
3内の圧力増加により溶融状態の潜熱蓄熱材34が外部
に流出するといった事態も回避される。
【0018】ベース加熱後にアイロン本体1を置き台2
から外し、ベースかけ面BPを衣類に直接あてながらベ
ース31に蓄熱された顕熱および潜熱蓄熱材34の潜熱
を利用してアイロンかけが行われる。このアイロンかけ
の適温時間は、ベース31の顕熱に加え、潜熱蓄熱材3
4の潜熱を利用できるため、その分、適温時間が延び、
たとえば従来の1.5〜2倍の3〜4分程に延長でき
る。この時間延長の効果は、潜熱蓄熱材34を配置する
位置を上記のように設定することにより、より一層高め
ることができる。なぜなら、ベース31の顕熱のあとで
蓄熱材34の潜熱を放熱させることにより、潜熱蓄熱材
35のエネルギー保持時間を保たせることができるため
である。
から外し、ベースかけ面BPを衣類に直接あてながらベ
ース31に蓄熱された顕熱および潜熱蓄熱材34の潜熱
を利用してアイロンかけが行われる。このアイロンかけ
の適温時間は、ベース31の顕熱に加え、潜熱蓄熱材3
4の潜熱を利用できるため、その分、適温時間が延び、
たとえば従来の1.5〜2倍の3〜4分程に延長でき
る。この時間延長の効果は、潜熱蓄熱材34を配置する
位置を上記のように設定することにより、より一層高め
ることができる。なぜなら、ベース31の顕熱のあとで
蓄熱材34の潜熱を放熱させることにより、潜熱蓄熱材
35のエネルギー保持時間を保たせることができるため
である。
【0019】したがってこの実施形態によれば、潜熱蓄
熱材をベース内に組み込む構成を構築したため、従来の
ベースに蓄熱された顕熱のほか、蓄熱材の潜熱を利用で
きる分、アイロンかけの適温時間を従来例よりも大幅に
延長でき、この面における使い勝手をよくすることがで
きる。
熱材をベース内に組み込む構成を構築したため、従来の
ベースに蓄熱された顕熱のほか、蓄熱材の潜熱を利用で
きる分、アイロンかけの適温時間を従来例よりも大幅に
延長でき、この面における使い勝手をよくすることがで
きる。
【0020】なおこの実施形態では、図3に示すように
ヒータをジグザグ状に配置してあるが、この発明はこれ
に限定されるものではなく、ヒータの配置や形状などに
ついては、従来例と同様にベース全体を加熱できる構造
であれば、いずれの態様であっても構わない。
ヒータをジグザグ状に配置してあるが、この発明はこれ
に限定されるものではなく、ヒータの配置や形状などに
ついては、従来例と同様にベース全体を加熱できる構造
であれば、いずれの態様であっても構わない。
【0021】またこの実施形態では蓄熱槽のヒータ側対
向面の形状については図2及び図3で示すようにフラッ
ト状としてあるが、この発明は必ずしもこれに限定され
るものではなく、必要であればヒータからの熱伝達効率
などを考慮に入れて様々な形状に変形して実施できる。
この一例を図4に示す。
向面の形状については図2及び図3で示すようにフラッ
ト状としてあるが、この発明は必ずしもこれに限定され
るものではなく、必要であればヒータからの熱伝達効率
などを考慮に入れて様々な形状に変形して実施できる。
この一例を図4に示す。
【0022】図4に示すコードレスアイロンでは、潜熱
蓄熱材34を入れた蓄熱槽33のヒータ32側対向面に
ヒータ径よりも大きい幅を有する溝部36を形成し、こ
の溝部36の少なくとも一部にヒータ32を嵌め込んだ
ものである。このように蓄熱槽33のヒータ32側の対
向面の面積を大きくすれば、この面を介してヒータ32
からの熱をより一層効果的に受け入れることができ、上
記の効果をより一層高めることができる。
蓄熱材34を入れた蓄熱槽33のヒータ32側対向面に
ヒータ径よりも大きい幅を有する溝部36を形成し、こ
の溝部36の少なくとも一部にヒータ32を嵌め込んだ
ものである。このように蓄熱槽33のヒータ32側の対
向面の面積を大きくすれば、この面を介してヒータ32
からの熱をより一層効果的に受け入れることができ、上
記の効果をより一層高めることができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ヒータによる熱を潜熱として蓄熱する蓄熱体、好ま
しくは相変化を利用した潜熱蓄熱材およびこれを入れる
蓄熱槽を備え、この蓄熱体をベースに熱的に接続したた
め、このような蓄熱体の潜熱を利用できる分、アイロン
かけの適温時間を従来例よりも大幅に延長させることが
できる。
ば、ヒータによる熱を潜熱として蓄熱する蓄熱体、好ま
しくは相変化を利用した潜熱蓄熱材およびこれを入れる
蓄熱槽を備え、この蓄熱体をベースに熱的に接続したた
め、このような蓄熱体の潜熱を利用できる分、アイロン
かけの適温時間を従来例よりも大幅に延長させることが
できる。
【0024】この効果は、ベース内に蓄熱体を配置し、
特に蓄熱体とベースのかけ面との間の距離がかけ面とヒ
ータとの間の距離よりも大きく又は等しくなる条件で蓄
熱体を配置すれば、より一層発揮させることができる。
特に蓄熱体とベースのかけ面との間の距離がかけ面とヒ
ータとの間の距離よりも大きく又は等しくなる条件で蓄
熱体を配置すれば、より一層発揮させることができる。
【図1】この発明にかかるコードレスアイロンの全体を
示す概略側面図。
示す概略側面図。
【図2】アイロン本体のベース部の要部を説明する概略
部分断面図。
部分断面図。
【図3】図2中のA−A線に沿った概略横断面図。
【図4】変形例のコードレスアイロンの要部を説明する
概略横断面図。
概略横断面図。
1 アイロン本体 2 置き台 10 取っ手部 20 水タンク 30 ベース部 31 ベース 32 ヒータ 33 蓄熱槽 34 潜熱蓄熱材 35 圧力調整弁 36 溝部
Claims (8)
- 【請求項1】 アイロンかけの対象物に当てるベース
と、このベースを加熱するヒ−タと、このヒータによる
熱を潜熱として蓄熱する蓄熱体とを備え、この蓄熱体を
前記ベースに熱的に接続したことを特徴とするコードレ
スアイロン。 - 【請求項2】 請求項1記載の発明において、前記蓄熱
体は、相変化を利用した潜熱蓄熱材と、この潜熱蓄熱材
を入れる蓄熱槽とを備えたことを特徴とするコードレス
アイロン。 - 【請求項3】 請求項2記載の発明において、前記ベー
ス内に前記ヒータと蓄熱体とを配置したことを特徴とす
るコードレスアイロン。 - 【請求項4】 請求項3記載の発明において、前記蓄熱
体と前記ベースのかけ面との間の距離が当該かけ面と前
記ヒータとの間の距離よりも大きく又は等しくなる条件
で前記蓄熱体を配置したことを特徴とするコードレスア
イロン。 - 【請求項5】 請求項3記載の発明において、前記蓄熱
体の前記ヒータ側の対向面に当該ヒータ径の幅よりも大
きい溝部を設け、この溝部の少なくとも一部に前記ヒー
タを嵌め込んだことを特徴とするコードレスアイロン。 - 【請求項6】 請求項2記載の発明において、前記蓄熱
体は、前記蓄熱槽内の圧力を一定に保つ圧力調整弁を備
えたことを特徴とするコードレスアイロン。 - 【請求項7】 請求項6記載の発明において、前記圧力
調節弁はダイアフラム弁であることを特徴とするコード
レスアイロン。 - 【請求項8】 請求項2記載の発明において、前記潜熱
蓄熱材は酢酸ナトリウム、ポリエチレングリコール、お
よびパラフィンのいずれか1種であることを特徴とする
コードレスアイロン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27776597A JPH11114297A (ja) | 1997-10-09 | 1997-10-09 | コードレスアイロン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27776597A JPH11114297A (ja) | 1997-10-09 | 1997-10-09 | コードレスアイロン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11114297A true JPH11114297A (ja) | 1999-04-27 |
Family
ID=17588029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27776597A Pending JPH11114297A (ja) | 1997-10-09 | 1997-10-09 | コードレスアイロン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11114297A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108049141A (zh) * | 2018-02-09 | 2018-05-18 | 尤红平 | 无尾延时保温电熨斗 |
-
1997
- 1997-10-09 JP JP27776597A patent/JPH11114297A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108049141A (zh) * | 2018-02-09 | 2018-05-18 | 尤红平 | 无尾延时保温电熨斗 |
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