JPS59167834A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPS59167834A JPS59167834A JP58042703A JP4270383A JPS59167834A JP S59167834 A JPS59167834 A JP S59167834A JP 58042703 A JP58042703 A JP 58042703A JP 4270383 A JP4270383 A JP 4270383A JP S59167834 A JPS59167834 A JP S59167834A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ferromagnetic metal
- film layer
- thin film
- metal thin
- magnetic recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/62—Record carriers characterised by the selection of the material
- G11B5/73—Base layers, i.e. all non-magnetic layers lying under a lowermost magnetic recording layer, e.g. including any non-magnetic layer in between a first magnetic recording layer and either an underlying substrate or a soft magnetic underlayer
- G11B5/739—Magnetic recording media substrates
- G11B5/73923—Organic polymer substrates
- G11B5/73927—Polyester substrates, e.g. polyethylene terephthalate
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/62—Record carriers characterised by the selection of the material
- G11B5/73—Base layers, i.e. all non-magnetic layers lying under a lowermost magnetic recording layer, e.g. including any non-magnetic layer in between a first magnetic recording layer and either an underlying substrate or a soft magnetic underlayer
- G11B5/739—Magnetic recording media substrates
- G11B5/73923—Organic polymer substrates
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
- Thin Magnetic Films (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は少なくとも2以上の強磁性金属薄膜層を基体
上に積層形成した磁気記録媒体に関し、その目的とする
ところは磁気特性に優れかつ耐食性に優れた強磁性金属
薄膜型の磁気記録媒体を提供することにある。
上に積層形成した磁気記録媒体に関し、その目的とする
ところは磁気特性に優れかつ耐食性に優れた強磁性金属
薄膜型の磁気記録媒体を提供することにある。
強磁性金属薄膜層を記録層とする磁気記録媒体は、通常
、ポリエステルフィルムなどの基体上に強磁性材を真空
蒸着することによってつくられており、磁気特性に優れ
た前記の磁気記録媒体を製造する場合には、反応性ガス
または不活性ガス雰囲気中で真空蒸着することが行われ
ている。
、ポリエステルフィルムなどの基体上に強磁性材を真空
蒸着することによってつくられており、磁気特性に優れ
た前記の磁気記録媒体を製造する場合には、反応性ガス
または不活性ガス雰囲気中で真空蒸着することが行われ
ている。
ところが、この方法では反応性ガスまたは不活性ガスの
ガス圧を高くするに従い基体上に析出形成される強磁性
金属粒子の粒径が小さくなって磁気特性が向上する反面
、耐食性が次第に劣化するという難点がある。
ガス圧を高くするに従い基体上に析出形成される強磁性
金属粒子の粒径が小さくなって磁気特性が向上する反面
、耐食性が次第に劣化するという難点がある。
このため、従来強磁性金属薄膜層上に種々の物質を被着
したり、被膜を形成したりして耐食性の改善が図られて
いるが、未だ充分でなく、また強磁性金属薄膜層上に形
成した被膜等により磁気特性が減殺されて磁気特性を充
分に向上できない難点がある。
したり、被膜を形成したりして耐食性の改善が図られて
いるが、未だ充分でなく、また強磁性金属薄膜層上に形
成した被膜等により磁気特性が減殺されて磁気特性を充
分に向上できない難点がある。
この発明はかかる問題を克服するため種々検討を行った
結果なされたもので、反応性ガスまた圀不活性ガスの存
在下に真空蒸着を行って基体上に少なくとも2以上の強
磁性金属薄膜層を積層形成し、表面の強磁性金属薄膜層
と基体との間に、表面の強磁性゛金属薄膜層の強磁性金
属粒子の粒径より小さい粒径の強磁性金属粒子からなる
強磁性金属薄膜層を介在させることによって所期の目的
を達成したものである。
結果なされたもので、反応性ガスまた圀不活性ガスの存
在下に真空蒸着を行って基体上に少なくとも2以上の強
磁性金属薄膜層を積層形成し、表面の強磁性金属薄膜層
と基体との間に、表面の強磁性゛金属薄膜層の強磁性金
属粒子の粒径より小さい粒径の強磁性金属粒子からなる
強磁性金属薄膜層を介在させることによって所期の目的
を達成したものである。
この発明によれば、基体と表面の強磁性金属薄膜層との
間に、耐食性は劣るものの弗素に磁気特性に優れた粒径
の小さい強磁性金属粒子からなる強磁性金属薄膜層が介
在され、表面に、下層に介在される強磁性金属薄膜層よ
りは磁気特性に劣るものの耐食性に優れた比較的粒径の
大きい強磁性金属粒子からなる強磁性金属薄膜層が積層
形成されているため、表面の強磁性金属薄膜層によって
耐食性が改善されるとともに下層に介在される一段と磁
気特性に優れた強磁性金属薄膜層によって磁気特性も向
上される。
間に、耐食性は劣るものの弗素に磁気特性に優れた粒径
の小さい強磁性金属粒子からなる強磁性金属薄膜層が介
在され、表面に、下層に介在される強磁性金属薄膜層よ
りは磁気特性に劣るものの耐食性に優れた比較的粒径の
大きい強磁性金属粒子からなる強磁性金属薄膜層が積層
形成されているため、表面の強磁性金属薄膜層によって
耐食性が改善されるとともに下層に介在される一段と磁
気特性に優れた強磁性金属薄膜層によって磁気特性も向
上される。
この発明において、基体と表面の強磁性金属薄膜層との
間に介在させる強磁性金属薄膜層は、磁気特性を充分に
良好にするため粒径が極めて小さい50〜80人の強磁
性金属粒子からなるものであることが好ましく、このよ
うな強磁性金属粒子からなる強磁性金属薄11!iii
層は反応性ガスまたは不活性ガスの存在下で真空蒸着す
ることによって形成される。反応性ガスとしては酸素ガ
スおよび窒素ガスが、また不活性ガスとしてはアルゴン
ガスおよびヘリウムガスなどが好適なものとして使用さ
れ、これらのガスの存在下で真空蒸着を行うとこれら反
応性ガスまたは不活性ガスの作用により粒径の小さい強
磁性金属粒子が基体上に析出形成され、ガス圧が高くな
るに従って強磁性金属粒子の粒径が小さくなり、粒径が
小さくなるほど磁気特性が向上する。従って、基体上に
析出形成される強磁性金属粒子の粒径を50〜80人に
して磁気特性を向上させるばば、酸素ガスの場合そのガ
ス圧を5X10−5〜9X10−41〜−ルの範囲内と
なるようにするのが好ましく、同様に窒素ガスの場合は
3X10−4〜5X10−’)−ル、アルゴンガスの場
合は8X10”〜9X10−’トール、ヘリウムガスの
場合は3X10’〜lXl0−’ トールの範囲内とな
るようにするのが好ましい。特に酸素ガスが存在すると
基体上に析出形成される強磁性粒子の粒径が小さくなる
ばかりでなく粒子表面に酸化物が形成されて磁気特性が
向上されるため一段と磁気゛特性に優れた強磁性金属薄
膜層が形成される。
間に介在させる強磁性金属薄膜層は、磁気特性を充分に
良好にするため粒径が極めて小さい50〜80人の強磁
性金属粒子からなるものであることが好ましく、このよ
うな強磁性金属粒子からなる強磁性金属薄11!iii
層は反応性ガスまたは不活性ガスの存在下で真空蒸着す
ることによって形成される。反応性ガスとしては酸素ガ
スおよび窒素ガスが、また不活性ガスとしてはアルゴン
ガスおよびヘリウムガスなどが好適なものとして使用さ
れ、これらのガスの存在下で真空蒸着を行うとこれら反
応性ガスまたは不活性ガスの作用により粒径の小さい強
磁性金属粒子が基体上に析出形成され、ガス圧が高くな
るに従って強磁性金属粒子の粒径が小さくなり、粒径が
小さくなるほど磁気特性が向上する。従って、基体上に
析出形成される強磁性金属粒子の粒径を50〜80人に
して磁気特性を向上させるばば、酸素ガスの場合そのガ
ス圧を5X10−5〜9X10−41〜−ルの範囲内と
なるようにするのが好ましく、同様に窒素ガスの場合は
3X10−4〜5X10−’)−ル、アルゴンガスの場
合は8X10”〜9X10−’トール、ヘリウムガスの
場合は3X10’〜lXl0−’ トールの範囲内とな
るようにするのが好ましい。特に酸素ガスが存在すると
基体上に析出形成される強磁性粒子の粒径が小さくなる
ばかりでなく粒子表面に酸化物が形成されて磁気特性が
向上されるため一段と磁気゛特性に優れた強磁性金属薄
膜層が形成される。
また、この発明において表面に形成される強磁性金属薄
膜層は、耐食性を充分に良好にするため粒径が比較的大
きい100〜200人の強磁性金属粒子からなるもので
あることが好ましく、このような表面の強磁性金属薄膜
層は、前記の下層に介在させる強磁性金属薄膜層を形成
する方法と同じ方法で、反応性ガスまたは不活性ガスの
ガス圧のみを低くして形成される。この場合の反応性ガ
スのガス圧は、酸素ガスの場合3X10′6〜3×10
’l−−ル、窒素ガスの場合3X10−5〜2×10”
)−ル、アルゴンガスの場合2X10−5〜5X10’
″l−トール、ヘリウムガスの場合4X10−5〜8X
10′4トールの範囲内にするのが好ましく、これらの
反応性ガスまたは不活性ガスの存在下に真空蒸着を行う
と、粒径が100〜200人の強磁性金属粒子からなる
耐食性に優れた強磁性金属薄膜層が得られる。
膜層は、耐食性を充分に良好にするため粒径が比較的大
きい100〜200人の強磁性金属粒子からなるもので
あることが好ましく、このような表面の強磁性金属薄膜
層は、前記の下層に介在させる強磁性金属薄膜層を形成
する方法と同じ方法で、反応性ガスまたは不活性ガスの
ガス圧のみを低くして形成される。この場合の反応性ガ
スのガス圧は、酸素ガスの場合3X10′6〜3×10
’l−−ル、窒素ガスの場合3X10−5〜2×10”
)−ル、アルゴンガスの場合2X10−5〜5X10’
″l−トール、ヘリウムガスの場合4X10−5〜8X
10′4トールの範囲内にするのが好ましく、これらの
反応性ガスまたは不活性ガスの存在下に真空蒸着を行う
と、粒径が100〜200人の強磁性金属粒子からなる
耐食性に優れた強磁性金属薄膜層が得られる。
この発明の磁気記録媒体は、このような粒径が100〜
200人の強磁性金属粒子からなる耐食性に優れた表面
の強磁性金属薄膜層と基体との間に前記の粒径が50〜
80人の強磁性金属粒子からなる磁気特性に優れた強磁
性金属薄膜層を介在させたことを特徴とするもので、表
面の強磁性金属薄膜層と中間に介在させる強磁性金属薄
膜層とがこのような関係にあれば、必ずしも強磁性金属
薄膜層は2Nに限定されず、これら2層の強磁性金属薄
膜層および基体との間にさらに強磁性金属薄膜層を介在
させて多層構造にしてもよい。特に前記の中間に介在す
る粒径の小さな強磁性金属粒子からなる強磁性金属薄膜
層と基体との間↓こさらに前記の表面の強磁性金属薄膜
層と同じく粒径の比較的大きな強磁性金属粒子からなる
強磁性金属薄膜層を介在させて3層構造にすると、中間
に介在する粒径の小さな強磁性金属粒子からなる耐食性
は劣るが磁気特性に優れた強磁性金属薄膜層の基体側に
も表面の強磁性金属薄膜と同じ耐食性に優れた強磁性金
属薄膜層が形成されて基体側からの耐食性が改善される
ため一段と耐食性に優れた磁気記録媒体が得られる。
200人の強磁性金属粒子からなる耐食性に優れた表面
の強磁性金属薄膜層と基体との間に前記の粒径が50〜
80人の強磁性金属粒子からなる磁気特性に優れた強磁
性金属薄膜層を介在させたことを特徴とするもので、表
面の強磁性金属薄膜層と中間に介在させる強磁性金属薄
膜層とがこのような関係にあれば、必ずしも強磁性金属
薄膜層は2Nに限定されず、これら2層の強磁性金属薄
膜層および基体との間にさらに強磁性金属薄膜層を介在
させて多層構造にしてもよい。特に前記の中間に介在す
る粒径の小さな強磁性金属粒子からなる強磁性金属薄膜
層と基体との間↓こさらに前記の表面の強磁性金属薄膜
層と同じく粒径の比較的大きな強磁性金属粒子からなる
強磁性金属薄膜層を介在させて3層構造にすると、中間
に介在する粒径の小さな強磁性金属粒子からなる耐食性
は劣るが磁気特性に優れた強磁性金属薄膜層の基体側に
も表面の強磁性金属薄膜と同じ耐食性に優れた強磁性金
属薄膜層が形成されて基体側からの耐食性が改善される
ため一段と耐食性に優れた磁気記録媒体が得られる。
基体としては、ポリエステル、ポリイミド、ポリアミド
等一般に使用されている高分子成形物からなるプラスチ
ックフィルムおよび銅などの非磁性金属からなる金属フ
ィルムが使用され、また強磁性金属薄膜層を形成する強
磁性材としてはコバルト、ニッケル、鉄などの金属単体
の他、これらの合金あるいは酸化物、およびCo−P、
Co−N1−Pなど一般に真空蒸着に使用される強磁性
材がいずれも使用される。
等一般に使用されている高分子成形物からなるプラスチ
ックフィルムおよび銅などの非磁性金属からなる金属フ
ィルムが使用され、また強磁性金属薄膜層を形成する強
磁性材としてはコバルト、ニッケル、鉄などの金属単体
の他、これらの合金あるいは酸化物、およびCo−P、
Co−N1−Pなど一般に真空蒸着に使用される強磁性
材がいずれも使用される。
次に、この発明の実施例について説明する。
実施例1
第1図に示すように、真空槽l内の中央部に円筒状キャ
ン2と防着板3を配設し、下底にるっぽ4と熱電子源5
を配設するとともに円筒状キャン2の近傍にガス導入管
6を導入配設し、これに真空槽7を隣接させてこの真空
槽7内に真空槽1と同様に、円筒状キャン8、防着板9
、るっぽ10゜熱電子源11およびガス導入管12を配
設してなる真空蒸着装置を使用し、るっぽ4およびlo
内にコバルト−ニッケル合金(重量比81)13および
14をセットした。同時にポリエステルベースフィルム
15を真空槽1内の原反ロール16よりガイドローラ1
7を介して円筒状キャン2の周側面に沿って移動させ、
さらにガイドローラ18および真空槽7のガイドローラ
19を介して円筒状キャン8の周側面に沿って移動させ
、ガイドローラ20を介して巻き取りロール21に巻き
取るようにセットした。次いで排気系22および23で
真空槽1および7内を約5×10″Gトールまで真空槽
排気し、まず真空槽1内のるっぽ4にセットしたコバル
ト−ニッケル合金13を加熱蒸発させて入射角50度で
斜め入射蒸着を開始すると同時に、ガス導入管6から最
小入射角となる部分に酸素ガスをガス圧3X10−4ト
ールで吹きつけてポリエステルベースフィルム15上に
コバルト−ニッケル合金からなる第1の強磁性金属薄膜
層を形成した。続いて真空槽7内のるっぽ1oにセット
したコバルト−ニッケル14を加熱蒸発させて入射角5
0度で斜め入射蒸着を開始すると同時に、ガス導入管1
2から最小入射角となる部分に酸素ガスをガス圧t’x
1o−sトールで吹きつけ、ポリエステルベースフィル
ムエ5上に先に形成した第1の強磁性金属薄膜層上に第
2の強磁性金属薄膜層を形成して磁気記録媒体をつくっ
た。第1の強磁性金属薄膜層の強磁性金属粒子の粒径は
70人で、第2の強磁性金属薄膜層の強磁性金属粒子の
粒径は120人であった。
ン2と防着板3を配設し、下底にるっぽ4と熱電子源5
を配設するとともに円筒状キャン2の近傍にガス導入管
6を導入配設し、これに真空槽7を隣接させてこの真空
槽7内に真空槽1と同様に、円筒状キャン8、防着板9
、るっぽ10゜熱電子源11およびガス導入管12を配
設してなる真空蒸着装置を使用し、るっぽ4およびlo
内にコバルト−ニッケル合金(重量比81)13および
14をセットした。同時にポリエステルベースフィルム
15を真空槽1内の原反ロール16よりガイドローラ1
7を介して円筒状キャン2の周側面に沿って移動させ、
さらにガイドローラ18および真空槽7のガイドローラ
19を介して円筒状キャン8の周側面に沿って移動させ
、ガイドローラ20を介して巻き取りロール21に巻き
取るようにセットした。次いで排気系22および23で
真空槽1および7内を約5×10″Gトールまで真空槽
排気し、まず真空槽1内のるっぽ4にセットしたコバル
ト−ニッケル合金13を加熱蒸発させて入射角50度で
斜め入射蒸着を開始すると同時に、ガス導入管6から最
小入射角となる部分に酸素ガスをガス圧3X10−4ト
ールで吹きつけてポリエステルベースフィルム15上に
コバルト−ニッケル合金からなる第1の強磁性金属薄膜
層を形成した。続いて真空槽7内のるっぽ1oにセット
したコバルト−ニッケル14を加熱蒸発させて入射角5
0度で斜め入射蒸着を開始すると同時に、ガス導入管1
2から最小入射角となる部分に酸素ガスをガス圧t’x
1o−sトールで吹きつけ、ポリエステルベースフィル
ムエ5上に先に形成した第1の強磁性金属薄膜層上に第
2の強磁性金属薄膜層を形成して磁気記録媒体をつくっ
た。第1の強磁性金属薄膜層の強磁性金属粒子の粒径は
70人で、第2の強磁性金属薄膜層の強磁性金属粒子の
粒径は120人であった。
実施例2
実施例1で使用した真空蒸着装置の真空槽7にさらに真
空槽24を隣接し、この真空槽24内に真空槽7と同様
に、円筒状キャン25、防着板26、るつぼ27、熱電
子源28およびガス導入管29を配設した真空蒸着装置
を使用し、真空槽1および7で実施例1と同様にしてポ
リエステルベースフィルム15上に第1の強磁性金属薄
膜層および第2の強磁性金属薄膜層を積層形成した後、
このポリエステルベースフィルム15を、排気系30で
約5X10’)−ルにまで真空排気した真空槽24内の
ガイドローラ31を介して円筒状キャン250周側面に
沿って移動させ、ガイド、p−ラ32を介して巻き取り
ロール33に巻き取らせるとともに、真空槽24内のる
つば27にセントしたコバルト−ニッケル合金34を加
熱蒸発させて入射角50度で斜め入射蒸着を開始した。
空槽24を隣接し、この真空槽24内に真空槽7と同様
に、円筒状キャン25、防着板26、るつぼ27、熱電
子源28およびガス導入管29を配設した真空蒸着装置
を使用し、真空槽1および7で実施例1と同様にしてポ
リエステルベースフィルム15上に第1の強磁性金属薄
膜層および第2の強磁性金属薄膜層を積層形成した後、
このポリエステルベースフィルム15を、排気系30で
約5X10’)−ルにまで真空排気した真空槽24内の
ガイドローラ31を介して円筒状キャン250周側面に
沿って移動させ、ガイド、p−ラ32を介して巻き取り
ロール33に巻き取らせるとともに、真空槽24内のる
つば27にセントしたコバルト−ニッケル合金34を加
熱蒸発させて入射角50度で斜め入射蒸着を開始した。
このとき同時にガス導入管29から最小入射角となる部
分に酸素ガスをガス圧3XIO’トールで吹きつけ、ポ
リエステルベースフィルム15上に先に積層形成した第
1および第2の強磁性金属薄膜層上にさらに第3の強磁
性金属薄膜層を形成して磁気記録媒体をつくった。第3
の強磁性金属薄膜層の強磁性金属粒子の粒径は、第1の
強磁性金属薄膜層の強磁性金属粒子の粒径と同じ70人
であった。
分に酸素ガスをガス圧3XIO’トールで吹きつけ、ポ
リエステルベースフィルム15上に先に積層形成した第
1および第2の強磁性金属薄膜層上にさらに第3の強磁
性金属薄膜層を形成して磁気記録媒体をつくった。第3
の強磁性金属薄膜層の強磁性金属粒子の粒径は、第1の
強磁性金属薄膜層の強磁性金属粒子の粒径と同じ70人
であった。
実施例3
実施例1において、酸素ガスに代えてアルゴンガスを使
用し、真空槽1でガス導入管6より吹きつけるアルゴン
ガスのガス圧を2X10−’トールとし、真空槽7でガ
ス導入管12より吹きつけるアルゴンガスのガス圧を5
X10−5)−ルとした以外は実施例1と同様にして磁
気記録媒体をつくった。得られた磁気記録媒体の第1の
強磁性金属薄膜層の強磁性金属粒子の粒径は80八で第
2の強磁性金属薄膜層の強磁性金属粒子の粒径は150
人であった。
用し、真空槽1でガス導入管6より吹きつけるアルゴン
ガスのガス圧を2X10−’トールとし、真空槽7でガ
ス導入管12より吹きつけるアルゴンガスのガス圧を5
X10−5)−ルとした以外は実施例1と同様にして磁
気記録媒体をつくった。得られた磁気記録媒体の第1の
強磁性金属薄膜層の強磁性金属粒子の粒径は80八で第
2の強磁性金属薄膜層の強磁性金属粒子の粒径は150
人であった。
比較例1
実施例1おいて、第2の強磁性金属薄膜層の形成を省い
た以外は実施例1と同様にして磁気記録媒体をつくった
。
た以外は実施例1と同様にして磁気記録媒体をつくった
。
比較例2
実施例1おいて、第1の強磁性金属薄膜層の形成を省い
た以外は実施例1と同様にして磁気記録媒体をつくった
。
た以外は実施例1と同様にして磁気記録媒体をつくった
。
各実施例および各比較例で得られた磁気記録媒体につい
て保磁力および角型比を測定し、耐食性を試験した。耐
食性試験は、得られた磁気記録媒体を60℃、90%R
’Hの条件下に1週間放置して放置前と放置後の磁化量
を測定し、磁化量の劣下率を算定して行った。
て保磁力および角型比を測定し、耐食性を試験した。耐
食性試験は、得られた磁気記録媒体を60℃、90%R
’Hの条件下に1週間放置して放置前と放置後の磁化量
を測定し、磁化量の劣下率を算定して行った。
下表はその結果である。
上表から明らかなように、この発明で得られた磁気記録
媒体(実施例1〜3)は、いずれも比較例1で得られた
ものに比し磁化量の劣下率が小さく、また比較例2で得
られたものに比し保磁力および角型が高く、このことか
らこの発明で得られた磁気記録媒体は磁気特性および耐
食性に優れていることがわかる。
媒体(実施例1〜3)は、いずれも比較例1で得られた
ものに比し磁化量の劣下率が小さく、また比較例2で得
られたものに比し保磁力および角型が高く、このことか
らこの発明で得られた磁気記録媒体は磁気特性および耐
食性に優れていることがわかる。
第1図はこの発明の磁気記録媒体を製造するのに使用す
る真空蒸着装置の一実施例を示す概略断面ず、第2図は
同地の実施例を示す概略断面図である。
る真空蒸着装置の一実施例を示す概略断面ず、第2図は
同地の実施例を示す概略断面図である。
Claims (1)
- ■、基体上に少なくとも2以上の強磁性金属薄膜層を積
層してなる磁気記録媒体であって、表面の強磁性金属薄
膜層と基体との間に、表面の強磁性金属薄膜層の強磁性
金属粒子の粒径より小さい粒径の強磁性金属粒子からな
る強磁性金属薄膜層を介在させたことを特徴とする磁気
記録媒体
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58042703A JPS59167834A (ja) | 1983-03-14 | 1983-03-14 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58042703A JPS59167834A (ja) | 1983-03-14 | 1983-03-14 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59167834A true JPS59167834A (ja) | 1984-09-21 |
Family
ID=12643415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58042703A Pending JPS59167834A (ja) | 1983-03-14 | 1983-03-14 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59167834A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62120621A (ja) * | 1985-11-20 | 1987-06-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気記録媒体 |
JPS63201912A (ja) * | 1987-02-18 | 1988-08-22 | Hitachi Ltd | 垂直磁気記録媒体 |
-
1983
- 1983-03-14 JP JP58042703A patent/JPS59167834A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62120621A (ja) * | 1985-11-20 | 1987-06-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気記録媒体 |
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