JPS59167585A - α−体トコフェロ−ル類の選択的分離濃縮方法 - Google Patents

α−体トコフェロ−ル類の選択的分離濃縮方法

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JPS59167585A
JPS59167585A JP4203083A JP4203083A JPS59167585A JP S59167585 A JPS59167585 A JP S59167585A JP 4203083 A JP4203083 A JP 4203083A JP 4203083 A JP4203083 A JP 4203083A JP S59167585 A JPS59167585 A JP S59167585A
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JP
Japan
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distillate
tocopherols
methyl ester
vegetable oil
solvent
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JP4203083A
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JPS6033833B2 (ja
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Masakazu Yamaoka
正和 山岡
Akio Kato
加藤 秋男
Akio Tanaka
章夫 田中
Hiroshi Nakajima
洋 中島
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
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Agency of Industrial Science and Technology
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、植物油の脱酸留出物又は脱臭留出物から、そ
の中に含まれているトコフェロールmk分離濃縮する方
法に関するものである。
植物油の脱酸留出物又は脱臭留出物は、従来から、天然
トコフェロール類の工業的生産原料として利用されてい
るか、米ぬか油のようにトコフェロール含i11の少い
脱臭留出物は原料としては不向きであるとされていた。
しかしなから、最近では、急務となっている。
本発明は、トコフェロール含量の少い米ぬか油等の十直
物油の脱lv留出物又は脱臭留出物からでも、リフフェ
ロール類、殊にα一体のトコフェロール類を効率よく分
離7ノ夷縮する方法を提供するものである。
本発明においては、植物油の脱酸留出物又は脱臭留出物
を先ずメチルエステル化処理して、それら留出物中に含
寸れる脂肪re、 2メチルエステル1ヒする。この場
合のメチルエステル仕始3−!I!は、3rj4常の方
法に従い、1・肢性触媒の存在下、メタノールを用いて
反応処理すればよい。この場合、削記貿出物は、メチル
エステル化処理に先立ち、あらかじめ窒素気流下、アル
カリの存在下で完全にケン化処理し、留出′I勿中に含
’1 tするグリセリド分を脂II)5酸に転換してお
くのが望ましい。
次に、このメチルエステル化生成物・翔:、蒸留処理し
、その中に含まれる脂肪酸メチルエステルを留去する。
脂肪酸メチルエステルは、その沸点か対応する脂肪酸よ
りも低められているため、この蒸留処理により容易に分
離され、脂肪酸分を含量ない蒸留残渣が得られる。
この脂肪酸分を含まない蒸留残渣は、次いて有票溶剤に
より抽出処理する。蒸留残渣中に含寸れるトコフェロー
ル類は有機溶剤により抽出分離され、一方、蒸留残渣中
に含まれるステロール及び炭化水素等の非溶解性のもの
は抽出されずに残留する。この場合の抽出溶剤としては
、アセトン、メタノール及びエタノール等の極性有機溶
剤が用いられる。また、この抽出処理においては、抽出
分と非抽出分の分離を完全に行うために、抽出処理後、
抽出処理生成物を、低温、通常、−10℃以下、好寸し
くは一]0°C〜−20°Cに静置するのがよい。
前記抽出生成物は、抽出物層と非抽出物層とに分別した
後、抽出物層を吸着剤処理に付す。この場合、吸着剤処
理は、通常、カラム方式で行われ、その吸着剤処理溶剤
としては、通常、非極性溶剤が使用される。従って、吸
着剤処理において、このような非極性溶剤を用いる場合
、前記抽出物は、その溶剤置換を行うことが必要であり
、この溶剤置換を行う(Cは、抽出物を蒸留処理して、
有(幾溶媒の大部分を留去した後、蒸留残渣を非4’1
1.性蕗剤可溶解すればよい。非極性溶剤としては、例
えは、ヘキサノ、石油エーテル等が挙げられる。−また
、吸着剤としては、ケイ酸等の多孔性物質が用いられる
。吸着処理後、有機溶剤により、吸宥物を脱着処理する
が、この場合の脱着溶剤としては、前記非極性有・成溶
剤を用いることかできる。この脱着処理により、炭化水
素類を主体とした溶出区分と、α一体トコフエロールを
主体とした溶出区分及び非α−トコフェロール類 分をそ、ltぞれ得ることかできる1、次に本発明を実
施例によりさらに詳細に説明する。
実施例1 塩酸で中和(〜だ。水洗脱水後、メタノール中塩噌を触
媒と1〜て50℃窒素気流中でメチルエステル化した。
メチルエステル化物を2 mml−1gて減圧蒸留し、
160°C付近で脂肪酸メチルエステル等を留出させた
。蒸留残渣を4倍量のアセトンに浴かして一20℃で1
晩静1べし、アセトン町溶部を得た。
アセトンを賦圧除去後、ヘキサノ溶液とし、ケイ1ツカ
ラム(100〜200メソンユ)全通した。ヘキサノを
溶出液として流すと、前半にカロチンを含む炭化水素か
溶出され、次にα−l・コフエロール及びα−トコトリ
エノール トコフェロール類は、ひきつづいて溶出液にメタノール
を用いて溶出された。
各工程における1−コフエロール類のイ農度及び回収率
(は表−2に示された曲りである。
表  −2 実施例 パーム油脱臭留出物(けん化価202、ヨウ素価55)
を4fflt e−メタノールで1時間メチルエステル
化した後、過剰の酸を湯洗いし7て除去し、ひきつつい
て乾燥、脱溶媒する。次に、このものを2 mm1−1
.9で減圧蒸留して140°C以下の留分を除いた残渣
をアセトンで低温(3°C)分別した旬液をヘキサン溶
液とし、ケイ酸ツノラム(]00〜200メツンユ)を
通したイ麦、ヘキサンで溶出すると、はじめに炭化水素
類か浴出さg、次にα体トコフェロール炉か溶出された
。得らILだα体トコフェロールづ11画分からメタノ
ール抽出によりα体トコフェロール類の炭縮物が得られ
た。非α体トコフェロール類(は、α体につついてメタ
ノールによりケイ酸カラムから溶出された。
各工程におけるトコフェロール類の濃度と回収率は表−
3に示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1,)  植物油の脱酸留出物又(は脱臭留出′吻を
    メチルエステル化処理して、該留出物中に含量れる脂肪
    酸をメチルエステルとした殻、該脂肪酸メチルエステル
    を留去して得ら7’Lる蒸留残渣を、有機溶剤により抽
    出処理し、得ら/ltた抽出物を吸着剤により吸庸処胛
    した後、吸着物を脱着させることを特徴とするトコフェ
    ロール類の分離濃縮法。 (2)植物油の脱酸留出物又は脱臭留出物をメチルエス
    テル化処理して、該留出物中に含ま第1る脂肪rlIを
    をメチルエステルとしだ後:該脂肪酸メチルエステルを
    留去して得られる蒸留残壱を、その1ま又は有・威溶剤
    に溶11罫し、低温において固形物を分離し、イ]Iら
    れた旬7.液部を吸着剤により吸漸処理した後、Q(F
    −極性有機溶剤を溶出液として用いて脱着処理し、炭化
    水素類、α一体トコフエロール類及び非α一体トコフエ
    ロール類に分別することを%徴とするトコフェロール類
    の分離濃縮法。
JP4203083A 1983-03-14 1983-03-14 α−体トコフェロ−ル類の選択的分離濃縮方法 Expired JPS6033833B2 (ja)

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JPS59167585A true JPS59167585A (ja) 1984-09-21
JPS6033833B2 JPS6033833B2 (ja) 1985-08-05

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6193178A (ja) * 1984-10-12 1986-05-12 Agency Of Ind Science & Technol トコトリエノ−ル類の分離方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6193178A (ja) * 1984-10-12 1986-05-12 Agency Of Ind Science & Technol トコトリエノ−ル類の分離方法

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JPS6033833B2 (ja) 1985-08-05

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