JPS59167531A - β−フエニルエチルイソアミルエ−テルの製造法 - Google Patents

β−フエニルエチルイソアミルエ−テルの製造法

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Publication number
JPS59167531A
JPS59167531A JP4001083A JP4001083A JPS59167531A JP S59167531 A JPS59167531 A JP S59167531A JP 4001083 A JP4001083 A JP 4001083A JP 4001083 A JP4001083 A JP 4001083A JP S59167531 A JPS59167531 A JP S59167531A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reaction
beta
formula
monochlorostyrene
alpha
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4001083A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanobu Tsuyuki
露木 孝信
Masamichi Nishitani
西谷 正道
Akira Saito
彰 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyotama Koryo Co Ltd
Original Assignee
Toyotama Koryo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyotama Koryo Co Ltd filed Critical Toyotama Koryo Co Ltd
Priority to JP4001083A priority Critical patent/JPS59167531A/ja
Publication of JPS59167531A publication Critical patent/JPS59167531A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明ばβ−フェニルエチルイソアミルエーテルの製造
法VC−関する。
β−フェニルエチルイソアミルニーテルハ近年フローラ
ル系香料として石けん、洗剤、芳香剤に多量に用いられ
ている。
従来、このβ−フェニルエチルイソアミルニーデルは次
のような方法で製造されていた。
1fflllチ、第1の製造法は、イソアミルアルコー
ルとβ−フェニルエチルアルコール、!ffull存在
下で脱水縮合させて得るものであシ、第2の製造法は、
インアミルクロライドわるいはブロマイドとβ−フェニ
ルエチルアルコールトヲアルカル水溶准中相聞移動触媒
の存在下で縮合反応させて得るものであった。
しかしながら上記第1の製造法においては、目的のβ−
フェニルエチルイソアミルエーテル以外ニジイソアミル
エーテル、ジ−β−フェニルエチルエーテルが必ず生成
し、そのため反応効率が怒く、また上記第2の製造法に
おいては、出発物質であるインアミルクロライドあるい
はブロマイドが部側であり、かつ多量にアルカリW液が
でる等、従来のいずれの製造法も満足すべきものではな
かった。
そこで本発明者は、安価な出発物質を用いて高収率でし
かも製造工程において多量のアルカリ廃液を出さない経
済的にも環境衛生上においても有利なβ−フェニルエチ
ルインアミルエーテルの製造法を見出すととを目的とし
て種々検討した結果、α又ハβ−モノクロルスチレン、
あるいはα、β−ジクロルエチルベンゼンと過剰量のイ
ンアミルアルコールとを苛性アルカリの存在下で、′反
応生成水を共沸により糸外に留去しっつ縮合反応させて
ビニルニーデル中間体を生成し、その後上記中間体を還
元してβ−フェニルエチルイソアミルエーテルを得るこ
とを見出シフ、本発明を児成したものである。
本発明は反応式で示すと+1)、+2)式の通りとなる
・・・・・・(lン ここで(1)式はα又はβ−モノクロルスチレンを出発
物質とした場合であり、(2)式はα、β−ジクロルエ
チルベンゼンを出発物質とした場合である。
本発明は、先ずα又はβ−七ノクO/L−スチレンある
いはα、β−ジクロルエチルベンゼンと過剰量のイソア
ミルアルコールとを苛性アルカリの存在下で、反応生成
水を共沸により系外に留去しつつ縮合反応させてビニル
エーテル中間体を生成する。
この反応において、インアミルアルコールは反応試剤で
あるばかシでなく反応系の浴媒でもあるので、反応当量
を遥かに越えた過剰量が加えられる。
苛性アルカリは上記反応における脱ハロゲン化水素試剤
及び縮合剤として用いられるものであり、北記反応にお
いては脱ハロゲン化水素と縮合が同時に行われる。苛性
アルカリとしては水酸化ナトリウムあるいは水酸化カリ
ウムが用いられるが、この両名は塩基強度が相違するの
で次の様な異々る反応傾向がある。
1.111ち、水酸化ナトリウムは水酸化カリウムに比
べて反応時間は冬少長く、副生重合物の量が少なく、収
率が多少高い等の傾向を有する。
しかしながら、十6ピ反応傾向の相違は寅操業上左程影
響するものではなく、水酸化ナトリウムあるいは水眠化
カリウムの両者を使用し7得るイ)のである。
この反応は反応生成水の存在下では、水酸化ナトリウム
を用いた場合、全く反応が進行しないか、あるいは水(
9)化カリウムを用いた場合副生物の量が多くなるので
、反応生成水を共沸により留去しながら反応するl+z
 要がある。この反応はインアミルアルコールと水の共
沸温度(130〜145℃)下で行われ、反応生成水の
留去により反応時間が知縮される。
また、この反応は、反応時間を長くするとフェニルアセ
トアルデヒドジイソアミルアセタールが多くなるので反
応生成水の笛出が終ったら直ちに反応を停止すると良く
、ビニルエーテル中間体への転化率は95%以上と高い
水準を維持することができる。
矢に、上記反応で得たビニルエーテル中間体を還元して
目的物であるβ−フェニルエチルイノアミルエーテルを
得るものである。
この還元反応は、通常の接触還元反応である。
本発明によれば、β−フェニルエチルイソアミルエーテ
ルは上記の反応にて製造さnるものであるから、次の様
な特徴を有するものである。
部ち、本発明は、α又はβ−モノクロルスチレン、ある
いはα、β−ジクロルエチルベンゼンを100係近く反
応せしめることができ収率が高いこと、反応系は非水系
であり、かつ苛性アルカリは中和される(反応式(1)
及び(2)参照)のでアルカリ廃液が出ないので環境衛
生上有利でe>にと、水酸化ナトリウム(あるいは水酸
化カリウム)、α又はβ−モノクロルスチレン、及びα
、β−ジクロルエチルベンゼン等のような安価な原材料
を用いるものであるから紅隣的にも有利である。
尚、α、β−ジクロルエチルベンゼンは安1曲なスチレ
ンと塩素により簡単に、しかも安価に製造することがで
さるはかりでなく、ジクロルエチルベンゼン合成時に副
生ずるβ−モノクロルスチレンも分離することなく本発
明の反応に使用できるので一層有利である。
以下、実施例を述べる。
実施例1; 先ず、11皿径フラスコにβ−モノクロルスチレン10
49(0,75モル)、水酸化ナトリウム72 P (
1,5X’1.2モル)、イソアミルアルコール216
5’(2,45モル)を仕込み、13’0〜1457℃
に加熱攪拌し、共沸により反応水を系外に貿去しつつ反
応を進行させた。もはや反応水が生成しなくなったら加
熱攪拌を停止し、水を加えて生成食塩を溶解した。しか
る後、水層と油層を分離し、水層はイソアミルアルコー
ル50ノで洗浄して水層へ溶出したビニルエーテル中間
体を抽出した。
次に上dピ抽出分と油層とを@ぜ、このものを史に水洗
し中和した後、過剰俤゛のインアミルアルコールを蒸留
によシ回収する。蒸留残渣は更に精留した。
史に、上記精留4分はクネーニッケル触媒の存在下、3
0 K4/ctd 、 120℃の条件で接触還元し、
その後触媒を濾過しだ。この濾過液を更に精留してβ−
フェニルエチルインアミルエーテル97りを得た。
このものは理論収率が68.2%で、ガスクロマトグラ
フィ(GC)純度が99.7%であった。
向、出発物置β−モノクロルスチレンに替えて、α−モ
ノクロルスチレンを用いた実施例をも試み/ζが、上記
と同様な結果であった。
実施例2; 11t+21径フラスコにジクロルエチルベンゼン17
5V(1モル)、水N化ナトリウム132ノ(1,IX
3モル)、イソアミルアルコール293fI(3,3モ
ル)を仕込み、以後実施例Jと同様な方法で行った。
その結果、β−フェニルエチルイソアミルアルコール1
15グを得た。
このものは理論収率が64.1 %で、ガスクロマトグ
ラフィー(GC)純度が99.4%であった。
特許出願人 豊玉香料株式台社 代理人弁理士 佐 藤 英 昭 23

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 α又けβ−モノクロルスチレン、あるいはα。 β−ジクロルエナルベンゼンと過剰量のインアミルアル
    コールとを苛性アルカリの存在下で、反応生成水を共沸
    により系外に留去しっつ縮合反応させてビニルエーテル
    中間体を生成し、その後上記中間体を還元することを特
    徴とするβ−フェニルエチルイソアミルエーテルの製造
    法。
JP4001083A 1983-03-12 1983-03-12 β−フエニルエチルイソアミルエ−テルの製造法 Pending JPS59167531A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4001083A JPS59167531A (ja) 1983-03-12 1983-03-12 β−フエニルエチルイソアミルエ−テルの製造法

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4001083A JPS59167531A (ja) 1983-03-12 1983-03-12 β−フエニルエチルイソアミルエ−テルの製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS59167531A true JPS59167531A (ja) 1984-09-21

Family

ID=12568932

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4001083A Pending JPS59167531A (ja) 1983-03-12 1983-03-12 β−フエニルエチルイソアミルエ−テルの製造法

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JP (1) JPS59167531A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021527720A (ja) * 2018-06-22 2021-10-14 フイルメニツヒ ソシエテ アノニムFirmenich Sa エノールエーテルプロ香料

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