JPS59166660A - 導電用高力耐熱アルミ合金の製造方法 - Google Patents
導電用高力耐熱アルミ合金の製造方法Info
- Publication number
- JPS59166660A JPS59166660A JP3873583A JP3873583A JPS59166660A JP S59166660 A JPS59166660 A JP S59166660A JP 3873583 A JP3873583 A JP 3873583A JP 3873583 A JP3873583 A JP 3873583A JP S59166660 A JPS59166660 A JP S59166660A
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- aluminum alloy
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（技術分野）
本発明は導電用高力耐熱アルミ合金の製造方法に関し、
特に強度、導電率、耐熱性、靭性に優れた導電用アルミ
合金の製造方法に関するものである。
特に強度、導電率、耐熱性、靭性に優れた導電用アルミ
合金の製造方法に関するものである。
（背景技術）
近年、例えは送電容量の増大、２回線運転時の事故時の
１回線運用による電力系統の信頼性向上のため、耐熱鋼
心アルミ合金撚線（以下、ＴＡＣ５Ｒと称す）が使用さ
れている。
１回線運用による電力系統の信頼性向上のため、耐熱鋼
心アルミ合金撚線（以下、ＴＡＣ５Ｒと称す）が使用さ
れている。
このようなＴＡＣ３Ｒをさらに架空地線や海峡横断等の
長径間の送電線（例、長径間耐熱鋼心アルミニウム撚線
（以下、ＫＴＡＣＳ Ｒと称す））に使用する場合には
、高力へ４合金の引張強さと耐熱アルミ合金の耐熱性を
併せ備えだ導電用高力耐熱アルミ合金線が必要である。
長径間の送電線（例、長径間耐熱鋼心アルミニウム撚線
（以下、ＫＴＡＣＳ Ｒと称す））に使用する場合には
、高力へ４合金の引張強さと耐熱アルミ合金の耐熱性を
併せ備えだ導電用高力耐熱アルミ合金線が必要である。
このようなアルミ合金線には、従来加工硬化型のアルミ
合金を冷間加工により強度を向上して用いていたか、製
造方法によっては所望の強度、伸び、導電率、耐熱性、
靭性のバランスを得るととかてきず、より安定した合金
組成、製造方法が望捷れていた。
合金を冷間加工により強度を向上して用いていたか、製
造方法によっては所望の強度、伸び、導電率、耐熱性、
靭性のバランスを得るととかてきず、より安定した合金
組成、製造方法が望捷れていた。
（発明の開示）
本発明は、上述の問題点を解決するため成されたもので
、強度、導電性、耐熱性、靭性の総合性能に優れた導電
用高力耐熱アルミ合金を製造する方法を提供せんとする
ものである。
、強度、導電性、耐熱性、靭性の総合性能に優れた導電
用高力耐熱アルミ合金を製造する方法を提供せんとする
ものである。
本発明は、Ｆｅ Ｏ，８〜１．５％、Ｚｒ Ｏ，０５〜
０．２％を含有し、残部ｐ、（ｌと通常の不純物から成
るアルミ合金を、鋳造後鋳塊を室温付近捷で冷却し、そ
の後再加熱し、４２０°Ｃ以上の加工開始温度で熱間加
工を施し、しかる後加工度６０９６以上の冷間加工を施
すことを特徴さする導電用高力耐熱アルミ合金の製造方
法である。一 本発明により製造される導電用高力耐熱アルミ合金は、
例えば耐熱高力ＡＣ５Ｒ，耐熱高力アルミ合金母線等に
使用される強度、而」熱性を兼ね備えた導電用高力アル
ミ合金製品である。
０．２％を含有し、残部ｐ、（ｌと通常の不純物から成
るアルミ合金を、鋳造後鋳塊を室温付近捷で冷却し、そ
の後再加熱し、４２０°Ｃ以上の加工開始温度で熱間加
工を施し、しかる後加工度６０９６以上の冷間加工を施
すことを特徴さする導電用高力耐熱アルミ合金の製造方
法である。一 本発明により製造される導電用高力耐熱アルミ合金は、
例えば耐熱高力ＡＣ５Ｒ，耐熱高力アルミ合金母線等に
使用される強度、而」熱性を兼ね備えた導電用高力アル
ミ合金製品である。
本発明において、アルミ合金中のＺｒはアルミ合金中に
固溶して耐熱性を向上するためてあり、Ｚｒ量を００５
〜０２％と規定したのは１．０．０５％未満では耐熱性
か悪く、強度も低く、０２％を越えると耐熱性が飽和し
、導電率か低下し、強度も飽和するからである。
固溶して耐熱性を向上するためてあり、Ｚｒ量を００５
〜０２％と規定したのは１．０．０５％未満では耐熱性
か悪く、強度も低く、０２％を越えると耐熱性が飽和し
、導電率か低下し、強度も飽和するからである。
又アルミ合金中のＦｅは、アルミ合金中に固溶する部分
とＡ／／３Ｆｅ、、Ａ４Ｆｅ として微細に析出する
部分か、強度、伸び、ｍｌ熱性を向上させるものてあと り、Ｆｅ量を０．８〜１＆％と規定したのは、０３％未
満でｉ４強度と伸びの向上に効果がなく、１．５％を越
えると耐食性が劣化し、強度、伸びの向上効果が飽和し
、導電率も低下するからである。Ｆｅは伸びの点から好
ましくは１．０〜１．２５９６が良い。
とＡ／／３Ｆｅ、、Ａ４Ｆｅ として微細に析出する
部分か、強度、伸び、ｍｌ熱性を向上させるものてあと り、Ｆｅ量を０．８〜１＆％と規定したのは、０３％未
満でｉ４強度と伸びの向上に効果がなく、１．５％を越
えると耐食性が劣化し、強度、伸びの向上効果が飽和し
、導電率も低下するからである。Ｆｅは伸びの点から好
ましくは１．０〜１．２５９６が良い。
アルミ合金中の他の不純物は、ＳｉＯ，０７％以下、Ｃ
ｕ Ｏ，００３％以下が靭性の点で好捷しく、Ｔｉ、Ｖ
、Ｍｎ等はＪＩＳＨ２１１０Ｘ電気層Ａβ地金の規制値
で良い。
ｕ Ｏ，００３％以下が靭性の点で好捷しく、Ｔｉ、Ｖ
、Ｍｎ等はＪＩＳＨ２１１０Ｘ電気層Ａβ地金の規制値
で良い。
又本発明において、鋳造後鋳塊を室温付近寸で冷却し、
その後再加熱するのは、添加したＦｅけ鋳造時に大部分
晶出するか、冷却、再加熱の過程で、晶出したＦｅ−Ａ
β化合物を合体させて、冷間加工後の靭性を向上させる
効果を与えるだめである。
その後再加熱するのは、添加したＦｅけ鋳造時に大部分
晶出するか、冷却、再加熱の過程で、晶出したＦｅ−Ａ
β化合物を合体させて、冷間加工後の靭性を向上させる
効果を与えるだめである。
又４２０°Ｃ以」二の加工開始温度で熱間加工ｆ：：施
すのは、熱間加工中に固溶するＦｅをＦｅ−Ａｌ化合物
の形で析出させることにより、強度、伸び、靭性を改良
するためてあり、４２０°Ｃ未満ては冷間加工後の靭性
か劣化し、導電率の低下が生し、好ましくは４８０℃が
強度、伸び、靭性の点て望ましい。
すのは、熱間加工中に固溶するＦｅをＦｅ−Ａｌ化合物
の形で析出させることにより、強度、伸び、靭性を改良
するためてあり、４２０°Ｃ未満ては冷間加工後の靭性
か劣化し、導電率の低下が生し、好ましくは４８０℃が
強度、伸び、靭性の点て望ましい。
又本発明において、熱間加工後加工度６０％以上の冷間
加工を施すのは、所望の強度を確保するためであり、加
工度６０％未満では所望の強度が得られない。
加工を施すのは、所望の強度を確保するためであり、加
工度６０％未満では所望の強度が得られない。
本発明は、上述のように構成することにより、導電用高
力耐熱アルミ合金製品として強度、伸び、導電率、耐熱
性、靭性の総合性能に優れた特性が得られる。
力耐熱アルミ合金製品として強度、伸び、導電率、耐熱
性、靭性の総合性能に優れた特性が得られる。
（実施例）
表Ｉに示す組成のＡｌ１合金を溶解し、ＤＣ鋳造により
鋳造し、本発明方法のものは、鋳塊を水冷することによ
り、約５０〜８０°Ｃに冷却した後、再加熱して表１に
示す圧延開始温度から熱間圧延を施し、９、５ ｉｎ
ｆの荒引線を作成した。
鋳造し、本発明方法のものは、鋳塊を水冷することによ
り、約５０〜８０°Ｃに冷却した後、再加熱して表１に
示す圧延開始温度から熱間圧延を施し、９、５ ｉｎ
ｆの荒引線を作成した。
比較の丸め、比較例の扁９ 、 ＡＩＯ、！、１２は連
続１１は本発明と同様に鋳塊冷却、再加熱を行なった。
続１１は本発明と同様に鋳塊冷却、再加熱を行なった。
これらの荒引線に表１に示す冷間加工度で伸線加工を施
して、アルミ合金線を作成した。
して、アルミ合金線を作成した。
得られたアルミ合金線の引張強さ、伸び、導電率、耐熱
性、屈曲値は表１に示す通りである。
性、屈曲値は表１に示す通りである。
面ｊ熱性は２３０°Ｃに１時間加熱後、室温に戻して引
張試験を行ない、加熱前の試料の引張強さに対する百分
率比で表わした。屈曲値は、屈曲半径全線径に等しくシ
、９０°曲げを１回とし、破断する捷での回数で表わし
だ。
張試験を行ない、加熱前の試料の引張強さに対する百分
率比で表わした。屈曲値は、屈曲半径全線径に等しくシ
、９０°曲げを１回とし、破断する捷での回数で表わし
だ。
表 １
表１より、本発明による扁１〜届８は、比較例に比べい
ずれも、引張強さ、伸び、導電率、耐熱性、屈曲値の総
合性能が優れていることか分る。
ずれも、引張強さ、伸び、導電率、耐熱性、屈曲値の総
合性能が優れていることか分る。
これに対し、比較例の篇９〜扁１２−５いずれかの特性
を満足しない。
を満足しない。
（発明の効果）
上述のように構成された本発明の導電用高力耐熱アルミ
合金の製造方法は次のような効果かある。
合金の製造方法は次のような効果かある。
アルミ合金がＦｅ０．８〜１．５％を含有するため、Ｆ
ｅのアルミ合金中に固溶する部分とＡｌａＦｅ 、 Ａ
３６Ｆｅとして微細に析出する部分が、強度、伸び、耐
熱性を向上させ、Ｚｒ０．０５〜０．２％ を含有する
ため、耐熱性を向上し、この合金を鋳造後鋳塊を室温付
近１て冷却し、その後再加熱するため、析出したＦｅ−
Ａβ化合物を合体させて靭性を向上させ、再加熱し、４
２０°Ｃ以上の加工側始畠度で熱間加工を施すため、冷
間加工後の靭性、導電率を向上させ、さらに加工度６０
％以」−の冷間加工を施すため、所望の強度全確保する
のて、導電用高力耐熱アルミ合金として強度、伸び、導
電率、耐熱性、靭性の総合性能に俊れたアルミ合金を製
造し得る。
ｅのアルミ合金中に固溶する部分とＡｌａＦｅ 、 Ａ
３６Ｆｅとして微細に析出する部分が、強度、伸び、耐
熱性を向上させ、Ｚｒ０．０５〜０．２％ を含有する
ため、耐熱性を向上し、この合金を鋳造後鋳塊を室温付
近１て冷却し、その後再加熱するため、析出したＦｅ−
Ａβ化合物を合体させて靭性を向上させ、再加熱し、４
２０°Ｃ以上の加工側始畠度で熱間加工を施すため、冷
間加工後の靭性、導電率を向上させ、さらに加工度６０
％以」−の冷間加工を施すため、所望の強度全確保する
のて、導電用高力耐熱アルミ合金として強度、伸び、導
電率、耐熱性、靭性の総合性能に俊れたアルミ合金を製
造し得る。
特に通常の６０％導電率耐熱アルミ合金に比へ、強度が
高いので、架空地線や長径間の送電線に使用すれば、そ
の効果は太きい。
高いので、架空地線や長径間の送電線に使用すれば、そ
の効果は太きい。
Claims (1)
- （］） Ｆｅ Ｏ，８〜１．５％、Ｚｒ００５〜０．
２％全含有し、残部Ａβと通常の不純物から成るアルミ
合金を、鋳造後鋳塊を室温付近捷で冷却し、その後再加
熱し、４２０°Ｃ以上の加工開始温度で熱間加工を施し
、しかる後加工度６０％以上の冷間加工を施すことを特
徴とする導電用高力耐熱アルミ合金の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3873583A JPS59166660A (ja) | 1983-03-08 | 1983-03-08 | 導電用高力耐熱アルミ合金の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3873583A JPS59166660A (ja) | 1983-03-08 | 1983-03-08 | 導電用高力耐熱アルミ合金の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59166660A true JPS59166660A (ja) | 1984-09-20 |
Family
ID=12533579
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3873583A Pending JPS59166660A (ja) | 1983-03-08 | 1983-03-08 | 導電用高力耐熱アルミ合金の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59166660A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004063290A (ja) * | 2002-07-30 | 2004-02-26 | Hitachi Cable Ltd | アルミニウム合金撚線導体ケーブル |
| JP2004060007A (ja) * | 2002-07-30 | 2004-02-26 | Hitachi Cable Ltd | アルミニウム合金編組線 |
-
1983
- 1983-03-08 JP JP3873583A patent/JPS59166660A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004063290A (ja) * | 2002-07-30 | 2004-02-26 | Hitachi Cable Ltd | アルミニウム合金撚線導体ケーブル |
| JP2004060007A (ja) * | 2002-07-30 | 2004-02-26 | Hitachi Cable Ltd | アルミニウム合金編組線 |
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