JPS5916665Y2 - 湯沸器の能力切換装置 - Google Patents

湯沸器の能力切換装置

Info

Publication number
JPS5916665Y2
JPS5916665Y2 JP15163480U JP15163480U JPS5916665Y2 JP S5916665 Y2 JPS5916665 Y2 JP S5916665Y2 JP 15163480 U JP15163480 U JP 15163480U JP 15163480 U JP15163480 U JP 15163480U JP S5916665 Y2 JPS5916665 Y2 JP S5916665Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
sliding rod
valve
cam
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15163480U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5777654U (ja
Inventor
増美 長江
Original Assignee
リンナイ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by リンナイ株式会社 filed Critical リンナイ株式会社
Priority to JP15163480U priority Critical patent/JPS5916665Y2/ja
Publication of JPS5777654U publication Critical patent/JPS5777654U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5916665Y2 publication Critical patent/JPS5916665Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transmission Devices (AREA)
  • Control Of Combustion (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、熱交換器とバーナとを備える湯沸器に、バー
ナへのガス通路に介在させて能力切換弁を設け、該切換
弁によってバーナの燃焼量を切換えられるようにした湯
沸器の能力切換装置に関する。
従来この種装置として、能力切換弁の回動操作軸に連動
する水量調節弁を熱交換器への通水路に介在させ、熱交
換器への通水量をバーナの燃焼量に応じて可変するよう
にしたものは知られ、この場合水量調節弁は、コックや
ニードル弁等の回転型の弁に構成させて、第1図示の如
く能力切換弁aの回動操作軸すと水量調節弁Cの回転軸
dとを、各軸す、dに設けたクランクe、fと、中間の
リンクgとを介して互に連結させるを一般とするが、こ
れによればリンクgと各クランクe、fとの枢着部にお
けるがたによって水量調節弁の回転に誤差を生じ勝ちで
あり、更に枢着部があるため組立てが面倒で、又その分
解修理にも不便を来たす不都合を伴う。
本考案は、かかる不都合を無くした装置を提供すること
をその目的とするもので、熱交換器1とバーナ2とを備
える湯沸器3に、該バーナ2へのガス通路4に介在させ
て能力切換弁5と、該熱交換器1への通水路6に介在さ
せて該切換弁5の回動操作軸7に連動する水量調節弁8
とを設けるものにおいて、該調節弁8を、軸線方向に進
退自在の摺動杆9で開閉される直進型の弁に構成し、該
摺動杆9と該回動操作軸7との間に、断面コ字状の揺動
杆12をその中間両側に設けた切起片17,17の上端
切欠17 aで、固定枠10の受縁11に揺動自在に当
接支承させて設け、該揺動杆12をこれに連結するばね
13でその一端部において該摺動杆9と、その他端部に
おいて該回動操作軸7上のカム14とに各圧接させ、該
摺動杆9に該揺動杆12を介して該カム14の回転に連
動した進退作動が与えられるようにして成る。
図示のものでバーナ2は、第1乃至第3の3個のバーナ
2 a 、2 b 、2 Cから成るものとし、能力切
換弁5は、その回動操作軸7をその先端の操作摘み7a
により小、中、大の3位置に切換自在として、その小位
置では、第2図示の如く第1バーナ2aにのみガスが供
給され、小位置では、第3図示の如く第2バーナ2bに
連る第1弁5aが開かれて第1第2バーナ2a、2bに
ガスが供給され、大位置では、第4図示の如く第3バー
ナ2Cに連る第2弁5bも開かれて第1乃至第3バーナ
2a、2b、2Cにガスが供給されるようにした。
水量調節弁8は、熱交換器1への通水路6にオノフイス
15を介在させた主通路6aと並列の側路6bを形成し
て、該側路6bに介在させて設けるものとし、ここで該
弁8は、上面の摺動杆9により上方の開き側と下方の閉
じ側とに移動される直進型のシート弁に構成して、該摺
動杆9上のばね9aで常時開き側に付勢されるようにし
た。
揺動杆12は、第7図に明示する如く断面逆U字形のチ
ャンネル材で構成されるものとし、これを固定枠10に
穿設した透孔16にその中間部上面の切起片17が該透
孔16の上部の受縁11と、その一端が摺動杆9の上端
と、他端がカム14の下部とに各当接されるように挿通
し、更にこの当接方向に該揺動杆12が付勢されるよう
その上面の係止部18とこれに対向する固定枠10上の
係止部19との間にばね13を張設した。
カム14は、小径部14aと大径部14bとを備えて、
回動操作軸7の小位置と小位置では該小径部14aが、
又大位置では該大径部14bが下方に回動されるように
した。
図面で20は前記通水路6の上流端のダイヤフラム室を
示し2、該通水路6への通水作動によればその上面のダ
イヤフラム21に連るガス通路4内の水圧応動弁22が
開がれるようにし、又該ダイヤフラム室20から該通水
路6とは別に熱交換器1の下流のミキシング部23に連
るバイパス路24を導出して、これに温調コック25を
介在させ、該コック25によりバイパス路24がらの給
水量を調節して、ミキシング部23での湯水の混合割合
を変え、出湯温度の調節を行うようにした。
次いでその作動を説明するに、能力切換弁5の回動操作
軸7を小位置に切換えると、上記の如く第1バーナ2a
のみがガス送気されて燃焼し、又該軸7のカム14の小
径部14aが第5図示の如く下方に位置して、揺動杆1
2にばね13による図面で時計方向の揺動が与えられ、
水量調節弁8の摺動杆9がばね9aに抗して下方に押し
下げられ、該弁8が閉じて、オリフィス15を介在させ
た主通路6aを介して小流量の水が熱交換器1に通水さ
れ、これによれば比較小量の給湯を行うときに有利であ
る。
又、該回動操作軸7を小位置とすると、上記の如く第1
第2両バーナ2a、2bの燃焼が行われるが、該軸7上
のカム14は第5図の点線示の如く小径部14aが下方
に位置した状態に存するから小位置と同様水量調節弁8
は閉じられて、熱交換器1への通水量は小量となり、従
って高温の湯が熱交換器1から出湯され、ミキシング部
23でバイパス路24からの水を混合させて、多量の給
湯を行い得られる。
又、該回動操作軸7を大位置とすると、上記の如く第1
乃至第3の3個のバーナ2a、2b、2C(7)燃焼が
行われ、且つカム14の大径部14bが下方に回動して
これに伴い揺動杆12がばね13に抗して反時計方向に
揺動され、水量調節弁8の摺動杆9が上動して該弁8の
開弁が与えられ、主通路6aと側路6bとを介して多量
の水が熱交換器1に通水され、かくて熱交換器1からは
高温の湯が多量に出湯され、小位置よりも更に多量の給
湯が行い得られる。
この様に本考案によるときは、水量調節弁8を摺動杆9
の進退で開閉される直動型の弁に構成し、該摺動杆9と
能力切換弁5の回動操作軸7との間に、断面コ字状の揺
動杆12をその中間両側に設けた切起片17,17の上
端切欠17a、17aで固定枠10の受縁11に当接支
承させて設けたので、ガス弁より開弁に大きな操作力を
要する水量調節弁8を動作させるための揺動杆12をき
わめて簡単に且つ堅牢に作り得られ、しかも該揺動杆1
2は固定枠10の受縁に、その中間両側の切起片17a
17 aで当接するので、カムの回動によって揺動杆1
2とカムの接触位置が変化しても該揺動杆がその巾方向
に傾くことなく安定した状態に支承され、且つ操作軸7
上のカム14と摺動杆9とにばね13で該揺動杆12を
圧接させたので、カム14と摺動杆9との間に互にがた
なく連動されて、水量調節弁に能力切換弁の切換による
正確な開閉動作が与えられ、而も該揺動杆12は固定枠
10の受縁11に当接支承させるもので、枢着個所がな
く、その取付けが容易になると共に、分解も容易でメン
テメンス上有利である等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来式装置を説明する線図、第2図は本案装置
の一例の截断側面図、第3図及び第4図は能力切換弁の
作動を説明する截断側面図、第5図及び第6図は本案装
置の作動を説明する要部の正面図、第7図は要部の分解
状態の斜視図である。 1・・・・・・熱交換器、2・・・・・・バーナ、3・
・・・・・湯沸器、4・・・・・・ガス通路、5・・・
・・・能力切換弁、6・・・・・・通水路、7・・・・
・・回動操作軸、8・・・・・・水量調節弁、9・・・
・・・摺動杆、10・・・・・・固定枠、11・・・・
・・受縁、12・・・・・・揺動杆、13・・・・・・
ばね、14・・・・・・カム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱交換器1とバーナ2とを備える湯沸器3に該バーナ2
    へのガス通路4に介在させて能力切換弁5と、該熱交換
    器1への通水路6に介在させて、該切換弁5の回動操作
    軸7に連動する水量調節弁8とを設けるものに於いて、
    該調節弁8を軸線方向に進退自在の摺動杆9で開閉され
    る直進型の弁に構成し、該摺動杆9と該回動操作軸7と
    の間に、断面コ字状の揺動杆12を、その中間両側に設
    けた切起片17,17の上端の切欠17 aで回定枠1
    0の受縁11に当接支承させて設けて、該揺動杆12を
    これに連結するばね13でその一端部を前記摺動杆9と
    、その他端部を前記回動操作軸7上のカム14とに各圧
    接させ、該摺動杆9に該揺動杆12を介して該カム14
    の回転に連動した進退動作が与えられるようにしたこと
    を特徴とする湯沸器の能力切換装置。
JP15163480U 1980-10-25 1980-10-25 湯沸器の能力切換装置 Expired JPS5916665Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15163480U JPS5916665Y2 (ja) 1980-10-25 1980-10-25 湯沸器の能力切換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15163480U JPS5916665Y2 (ja) 1980-10-25 1980-10-25 湯沸器の能力切換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5777654U JPS5777654U (ja) 1982-05-13
JPS5916665Y2 true JPS5916665Y2 (ja) 1984-05-16

Family

ID=29510954

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15163480U Expired JPS5916665Y2 (ja) 1980-10-25 1980-10-25 湯沸器の能力切換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5916665Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5777654U (ja) 1982-05-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5916665Y2 (ja) 湯沸器の能力切換装置
US3869243A (en) Air/fuel ratio control means for dual fuel burners
JPH0524874Y2 (ja)
JP3050525B2 (ja) ガス量調節装置
US20050116054A1 (en) Automotive HVAC device
JPH0524873Y2 (ja)
JPH025245Y2 (ja)
JPH0616270Y2 (ja) ガスコック
JPS6311464Y2 (ja)
JPH0138460Y2 (ja)
JPS5827244Y2 (ja) ノウリヨクキリカエソウチ
JPS601254Y2 (ja) エンジンの吸気装置
JP3748048B2 (ja) ガスバルブ
JPH0217255Y2 (ja)
JPH0414684Y2 (ja)
JPS592441Y2 (ja) 湯沸器の湯温調節装置
KR900004522Y1 (ko) 가스레인지의 화력 조절 장치
JPS5855316Y2 (ja) 瞬間湯沸器における能力切換装置
JPS5918208Y2 (ja) 湯水混合栓
JPS60121146U (ja) 元止式瞬間ガス湯沸器
JPH11304245A (ja) 元止め式ガス湯沸器
JPS6234124Y2 (ja)
KR0152108B1 (ko) 가스급탕기
JPH0329659Y2 (ja)
JPS589286Y2 (ja) ガス流量制御装置