JPS59166021A - イチゴ、トマト等の栽培促進用積層フイルム - Google Patents

イチゴ、トマト等の栽培促進用積層フイルム

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JPS59166021A
JPS59166021A JP3864183A JP3864183A JPS59166021A JP S59166021 A JPS59166021 A JP S59166021A JP 3864183 A JP3864183 A JP 3864183A JP 3864183 A JP3864183 A JP 3864183A JP S59166021 A JPS59166021 A JP S59166021A
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JP
Japan
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film
cultivation
microns
resin
tomatoes
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JP3864183A
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羽田 武栄
武平 河野
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HANEDA TAKESHIGE
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HANEDA TAKESHIGE
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 フィルムに関するものである。
発明者らは先に、特公昭54−33974において、5
00ミクロン以下の多数の微少空隙を有する失透性フィ
ルムを、果実の栽培時にその樹下に敷(ことによって、
果実の品質を高め得ることを実証し1こ。その後このフ
イルムをイチコ゛及びトマト等の園芸品にまで利用する
ことを試みたところ、いろいろな困難に遭遇した。その
第1は、この種のフィルムが可視光線の1部を含み、赤
外線に至るまでの長波長の光を適寸ことから、当該フィ
ルム下の地面において雑草が旺盛に繁殖し、しかも、そ
の除去が不1可能なことである。その第2は、第1と同
じ理由から地面の保温性において、なお、充分とはいえ
ないという点である。
発明者らは、多数の微少空隙欠有する失透性フイルムヶ
イチゴ及びトマト等の栽培促進に利用する場合におけろ
これらの欠点を解決すべ(、種々検討した結果、本発明
に到達し1こものである。即ち、本発明の特徴の第1は
、多数の微少空隙を有する失透性フィルムの素材として
、ポリプロピレン樹脂を用いること、並びにこの際に、
例えば、使用するポリプロピレンフィルムの微少空隙な
O。05ミクロン乃至0.5ミクロンの極めて限定され
た範囲におさめたフィルムを用いることである。その製
造は、繊維の場合と同じように成膜直後に予熱すること
によってフィルムの結晶化を一部進め、次いで、これを
延伸処理する。ま1こ、この極微少空隙ン再現性よ(当
該フィルムの全面に発生させる1こめの助剤として、当
該樹脂に予め、炭酸カルシウムあるいは酸化チタンなど
の無機系微粒子を、少量添加して成膜するという公知の
方法等も推奨される。これによって、0.5ミクロン以
下の短波長の光線の反射率をより一層高め、地下に透過
させないようにすることができる。
本発明の特徴の第2は、エメラルド緑又は、コバルトa
のような0.5ミクロン前後の波長)光を選択的に反射
する顔料を、0.1パーセント乃至5パーセントの範囲
内で予め混入して得たポリエチレン樹脂、ポリプロピレ
ン樹脂又は結晶性ポリブタヂエン樹脂、あるいは、これ
らの混合樹脂を用いて成膜した未延伸フィルムを用いる
ことである。当然のことなか・ら、これらの未延伸フィ
ルムは、いずれも、グリーン色を呈するわけであるが、
その光吸収特性は、O04ミ択的に反射する。このこと
はま1こ、高分子工学講座第10巻色材工学(高分子学
会編)167頁における記載等から推測されるところで
ある。このような性質を有する化学物質はこの他に種べ
存在するが、染料のような分子分散性の強いものは、こ
れらのオレフィン系樹脂との相溶性が悪く、成膜仮数週
間を経過すると系外に析出し始めるので、適当ではない
本発明の特徴の第3は、第1及び第2に挙げた2種類の
フィルムを積層′fろことである。この際の積層法とし
ては、両者をコロナ放電処理、あるいは、火焔処理等に
より酸化した後、エチレンイミン等の一般的な接着剤を
用いる方法、塩素化ポリプロピレン接着剤(商品名、バ
ードレン)等のオレフィン系樹脂用接着剤を用いる方法
、あるいは、当該グリーン色フィルムの成膜時に直接熱
接着する(通称イクストルージョンラミネーンヨン)等
の公知の方法によることができる。このようにして積層
されたフィルムは、0.6以下の波長の大部分な選択的
に反射」−るフィルムとなることは、容易に推定できる
。しかしILがら、予知できなかつ1この(・工、この
積層フィルムの除草効果を実際に調査し1こところ、黒
色フィルムと同程度の効果を示すことであった。この理
由としては、積層され1こ両フィルムの光の波長の反射
特性による相乗効果と云うよりも、次のような理由によ
るものであると考えられる。即ち、黒色フィルムを地面
に敷(・た場合には、このフィルムが全波長にわたって
太陽光線な略完全に吸収してしま5fこめに、雑草の根
の地面性が失われるのに対し11本発明のフィルムの場
合には、0.6ミクロン以上の波長の太陽光線を大部分
透過することから、その地面性がなお残存しているため
、発芽が遅れて(・ることによるものてあろ゛うと考え
られろ。実際に当該フィルムを除膜した後には、雑草は
一斉に発芽する。いずれの理由にせよ、実用性0)ある
除草効果を得ろことができる。ま1こ、この積層フィル
ムの保温性は、積層され1こことにより倍加されている
ことは云うまでもないが、なお、グリーン色フィルムの
赤外線遮蔽効果も無視できないところであろう。
従来イチビ栽培においてレマ、黒色の一般用農業フイル
ム(通称黒マルチ)を敷いて栽培を行なう方法が、一部
の地方で行なわれて(・る。即ち、イチビの苗を畑に定
植してから1ケ月程度経過した後除草を行ない、引続い
て黒色フィルムを当該地面にまんべんなく敷きつめ、除
草しつつ地下の保温を行ないながら栽培するとし・う方
法である。しかしながらこの方法は、使用するフィルム
が黒色であるために、保温効果並びに除草効果の点にお
いては充分とし・えようか、地面(Cおいて、太陽光線
の大部分を吸収してしまうために、太陽の照射時間の短
し・冬プエいし秋の栽培時、あるいは、遮蔽効果の大き
い〕−ウス栽培時においては紫外線不足を起し、イチコ
゛の実の赤化、即ち、熱化を遅らせるとも・う欠点力玉
ある。甚だしき場合は赤化に至らす、紫色で(]二まっ
てしずうものもある。例えば、新種の久留米31号等が
その例である。これらの反省から、最近に至り、グリー
ン色に着色されたフィルムがイチゴ栽培に使用され始め
ている。このフイルムレマ黒色フィルムにくらべて、一
部の太陽光線を反射することにより、イチゴの熱化を促
進していることは事実であるが、未だ充分とはいい難い
。しかも、その半面、除草効果が低下していることは否
めないところである。これに対して本発明によるフィル
ムをイチゴ栽培に用いる場合には、この積層フィルムの
特徴とする006ミクロン以下の波長の光を、選択的に
反射すること、並びに、その保温効果により、従来のフ
ィルムを使用した場合における開花より収穫までの37
.cいし4週間の期間を、実に1週間程度短縮すること
が可能となる。
また、トマト栽培における障害は、太陽光線の照射不足
、による玉われ現象である。本発明によるフィルムを、
イチゴ栽培と同様な方法により、トマト栽培1(使用し
た場合には、除草効果が充分であることは勿論、トマト
の実の玉われに近い収穫車を得ることができる。また、
本発明のフィルムの特性により、この種の反射フィルム
(通称反射マルチ9を地面に敷くことによって生ずる地
上温度の上昇は少なく、過熱による収穫率低下という難
点もみられない。また、この種の反射フィルムは、野菜
栽培時の防虫効果を目的として一部に賞月されているが
、不発゛明のフィルムもイチゴ並びにトマト栽培時に同
様の効果が期待される。、その理由としては、油虫など
の害虫が紫外線を嫌う特性を有することに起因するもの
と推定される。
次に、実施例により、本発明の積層フィルムの有用性を
説明する。
(実施例1) 40°Cから45’Cの範囲の温風下でポリプロピレン
樹脂の成膜を行ない、引続いて強制的な2軸延伸を行な
ってフィルムを作製し、次いでコロナ放電処理を行なっ
た。このフィルムは特有な真珠色を呈し、電子顕微鏡に
よる実測から、0.05ミクロンから0.1  ミクロ
ン程度の微少空隙が無数に存在することが確認された。
一方、低密度ポリエチレン樹脂200 Kgと1.5K
gのエメラルド緑顔料とをヂオクチルフタレー) 20
0 gを展着剤に用いて混合した。この樹脂なTダイ押
出機を用いて成膜し、引続いて、コロナ放電処理を行な
った。この両フィルムを市販のエチレンイミン接着剤に
て接着し、目的の積層フィルムを得た。この積層フィル
ムを、大分県宇佐市において宝交早生種のイチゴのハウ
ス栽培時に使用した。即ち、昭和57年11月中旬、定
植後のイチゴ畑にこの積層フィルムを、真珠色のフィル
ムが上になるように敷いた。同じ畑に、市販のグリーン
マルチを同時に敷いて比較を行なった。12月23日に
至り、本発明の積層フィルムを敷いたイチゴ畑の実は、
その略全゛阻が表面の全面にわたって赤化し、商品面値
の高いものが得られた。これに対してグリーンマルチを
使用したものは、12月30日に至りようやく実の赤化
が見られたが、そのうち、10パーセント近(は既に爬
食していた。観察の結果、これはグリーンマルチの除草
効果の不充分さ、並びに紫外線の反射不足によるものと
思われた。
(実施例2) ポリプロピレン樹脂200 Kgに600 gの酸化チ
タンの微粉末を配合し、実施例1と同様な成膜方法によ
りフィルムを作製した。それは兄事な真珠色を呈してい
た。このフィルムは、暗視野法による光学顕微鏡観察の
結果、実施例1の場合に(らべ、高分子物質の微細構造
特有の淡黄色〜暗黄濁がより一層均−に観察され、微少
空隙の均一性が推定された。一方、同じポリプロピレン
樹脂200Kgに対して、1.01(gのエメラルド緑
顔料を実施例1の方法に準じて配合し、この樹脂を成膜
して未延伸ポリプロピレンフィルムを得た。この両者の
フィルムを、トリクレンヲ溶剤とした塩素化ポリプロピ
レン接着剤にて、熱圧着により積層した。この積層フィ
ルムを熊本県へ代市において、ファースト系トマトのハ
ウス栽培にあたり使用した。即ち、昭和57年11月初
旬、定植後のトマト畑に、この積層フィルム並びに黒色
フィルムを敷いてその効果の比較ケ行なった。12月2
0日に至り、積層フィルムを敷いた畑のトマトはそのほ
とんどが一様に着色して、略100パーセントの収穫が
可能であった。これに対して、黒色フィルムを敷いた畑
のものは、12月30日に至ってようや(着色を見たが
、既にその20パ一セント以上に玉ゎれ現象がみられ、
出荷可能のものは全体の70パーセントにとどまった。
なお、除草効果においては、両者とも大きな差異は認め
られなかった。
特許出願人 羽 1)武 栄− 代理人弁理士 齋 藤 晴 男  ・ 手続補正書 札i!’l’ li’ l〜冗 若杉相夫  殿1、 
’Ii f′1力表小 11′?(’1158   ’l     ′l’+]
:’l”i+irl   第  3 8 6 4 1 
 シ3! 発明の名j”I’ イチゴ、トマト等の栽培促進用積層フィルム、)、袖]
1を−4−る名 ・I゛□ f’lとノ)閉1.賃   」′ノ誦出願I
(11″″t・;f  山梨県富士吉田市土吉田381
4番地[′武 l V、  4H,、、羽  1) 武  栄、1. 
 代    Jlll     ノk    〒10.
1自       発 に、   ?+!+  :l(−/) 句 ′5−明 
  細   書 1、発明の名称 イチゴ、トマト等の栽培促進用積層フィルム2、特許請
求の範囲 0.05〜0.5ミクロンの極微小空隙を全面に有する
失透性ポリプロピレンフィルムと、0.5ミ’/ロン前
後の波長の光を選択的に反射する、ポリエチレン、ポリ
プロピレン及び結晶性ポリブタジェンからなる群より選
ばれた少なくとも1種の樹脂からなるフィルムとを積層
してなることを特徴とするイチゴ、トマト等の栽培促進
用積層フィルム。
3、発明の詳細な説明 本発明は、イチゴ、トマト等の栽培時に、地面に敷いて
使用する栽培促進用積層フィルムに関する。
本発明者らは先に、500ミクロン以下の多数の微少空
隙を有する失透性フィルムを、果実の栽培時に、その樹
下に敷くことによって、果実の品質を高め得る果実の品
質改良方法を提案した(特公昭54−33974号)。
本発明者らはその後、この方法で用いられた失透性フィ
ルムを、イチゴ、トマト等の果菜類にまで利用すること
を試みたところ、次のような困難に遭遇した。
その第1は、この種フィルムを地面に敷いた時、可視光
線の一部を含み赤外線に至るまでの長波長の光を通すこ
とから、当該フィルム下の地面において、雑草がなお旺
盛に繁殖し、しかも、その除去が不可能なことである。
第2は第1と同じ理由から地面の保温性において、なお
十分とはいえないことである。
一方、従来イチゴ栽培において、黒色の一般用農業フィ
ルム(通称:黒マルチ)を敷いて栽培を行う方法が一部
の地方で行われている。しかしながら、この方法は使用
するフィルムが黒色であるために、保温効果並びに除草
効果においては十分といえるが、その一方、太陽光線の
第部分を吸収してしまうために、太陽の照射時間の短い
冬あるいは秋の栽培時、あるいは遮蔽効果の大きいハウ
ス栽培時においては紫外線不足を起こして、イチゴの実
の赤化、すなわち熱化を遅らせる結果となる。甚しき場
合は、赤化に至らず、腐敗化で止まってしまうものまで
ある。例えば新種の久留米31号などがその例である。
そこでこれらの反省から、最近に至り、グリーン色に着
色されたフィルムがイチゴ栽培に使用され始めている。
このフィルムは、黒色フィルムに比べて一部の太陽光線
を透過して地熱を上昇せしめることにより、イチゴの熱
化を促進していることは事実であるが、未だ十分とはい
い難い。また、この半面除草効果か低下していることは
避は難いところである。
本発明者らは、こうしたイチコ、1〜マド等栽培用の従
来のフィルムの欠点を克服するため鋭意検討を行った結
果、きわめて限定された微少空隙を全面に有する失透性
ポリプロピレンフィルムと、0.5ミクロン前後の波長
の光を選択的に反射する、ポリエチレン等のプラスチッ
クフィルムとの積層フィルムがその目的を満足しうるこ
とを見い出した。本発明はこの知見に基づきなされたも
のである。
即ち本発明は、0.05〜0.5ミクロンの極微小空隙
を全面に有する失透性ポリプロピレンフィルムと、0.
5ミクロン前後の波長の光を選択的に反射する、ポリエ
チレン、ポリプロピレン及び結晶性ポリブタジェンから
なる群より選ばれた少なくとも1種の樹脂からなるフィ
ルムとを積層してなることを特徴とするイチゴ、トマト
等の果菜類の栽培促進用積層フィルムを提供するもので
ある。
本発明の積層フィルムを構成する第1のフィルムは、多
数の微少空隙を有する失透性ポリプロピレンフィルムで
ある。このフィルムは本発明者らが英国特許第9525
49号に開示したと同様に、成膜直後に予熱することに
よってフィルムの結晶化を一部進め、次いでこれを延伸
処理して製造できる。なお、この場合、0.05〜0.
5ミクロンの微少空隙を再現性良く、当該フィルムの全
面に発生させるために、助剤とじて、樹脂中に予め炭酸
カルシウム、酸化チタンなどの無機系微粒子(粒度が0
.03〜0.3ミクロン程度)を少量添加しておきこれ
を成膜するという公知の方法を採用するのが好ましい。
このフィルムによって0.5 ミクロン以下の短波長の
光線の反射率をより一層高め、地下に透過させないよう
にすることができる。次に本発明の積層フィルムを構成
する第2のフィルムは、エメラルド緑又はコバルト緑の
ような0.5 ミクロン前後の波長の光を選択的に反射
させるよう、例えば、顔料を0.1〜5重量%の範囲で
混合したポリエチレン、ポリプロピレン、結晶性ポリブ
タジェン又はこれらの混合樹脂からなる未延伸フィルム
である。当然のことながら、この未延伸フィルムはグリ
ーン色を呈するわけであるが、その光吸収特性は0.4
 ミクロンから0.6 ミクロンの範囲の波長の光を選
択的に透過するくこのことば文献にも示されている。例
えば「高分子工学講座第10巻色材工学」 (高分子学
会編)第167ページ参照)。なお、上記顔料の他に種
々の化学物質を使用し得るが、染料は分子分散性が強く
、これらのオレフィン系樹脂との相溶性が悪く、成膜後
、数週間を経過すると系外に析出し始め好ましくない。
上記の第1のフィルムと第2のフィルムとの積層法には
特に制限はなく、それ自体公知の方法を適用できる。例
えばこのような方法としては、両者をコロナ放電処理あ
るいは火焔処理などにより酸化した後、エチレンイミン
などの一般的な接着剤を用いる方法、塩素化ポリプロピ
レン接着剤(商品名:ハードレン)などのオレフィン系
樹脂用接着剤を用いる方法、あるいは第2のフィルム(
グリーン色フィルム)の成膜時に直接、熱接着する方法
(通称:イタストルージョンラミネーション法)などが
ある。このようにして積層して得られたフィルムは、略
0゜5ミクロン以下の波長の大部分を選択的に反射し、
かつ優れた保温効果を有する。
この積層フィルムを、例えばイチゴ栽培において地面に
敷いて用いると、開花より収穫までの3ないし4週間の
期間を、実に1週間程度短縮することができる。また、
トマ(栽培における障害は太陽光線の照射不足による玉
割れ現象、及び、無完熟トマトの生成現象であるが、本
発明のフィルムを、イチゴ栽培と同様な方法によりトマ
ト栽培に使用した場合には、除草効果が十分であり (
黒色フィルムと同程度である)、トマトの実の玉割れ前
にそのほとんどが熱化して、100%近い収穫率を達成
することができる。
また、従来のこの種反射フィルム(通称:反射マルチ)
では、地面に敷くことによって地上温度が上昇するとい
う難点があったが、本発明のフィルムはその特性により
このような地上温度の上昇は小さく過熱による収穫率低
下という難点もみられない。さらに従来のこの種反射フ
ィルムは、野菜栽培時の防虫効果を目的として、一部に
賞月されているが、本発明のフィルムも油虫などの害虫
が嫌う多量の紫外線を反射するので、イチゴ並びにトマ
ト栽培時に同様の効果が期待される。
なお、本発明のフィルムが予想外に黒色フィルムと同程
度の除草効果を示す理由としては、次のことが考えられ
る。即ち、黒色フィルムを地面に敷いた場合には、この
フィルムが、全波長にわたって太陽光線を略完全に吸収
してしまうために、雑草の根の地間性が失われる。これ
に対し、本発明のフィルムの場合には、略0.5ミクロ
ン以上の波長の太陽光線をある程度透過することから、
その地間性がなお残存しているが、発芽が遅れているこ
とによるものと考えられる。実際に、本発明のフィルム
を除膜した後には、雑草は一斉に発芽する。また、本発
明のフィルムの保温効果が優れる理由としては、フィル
ムの積層により保温性が倍加されていることは言うまで
もないが、そればかりでなく、グリーン色フィルムが赤
外線遮蔽効果を発揮していることが考えられる。なお、
本発明においては、積層フィルムを構成する第1の失透
性フィルムとポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフ
ィルム、結晶性ポリブタジェンフィルム、または、これ
らの混合樹脂からなる透明な一般的な未延伸フィルム、
あるいは、これらの樹脂からなる一般的な織布を前述し
たような公知の方法によって積層して得た補強された積
層フィルム、あるいは、補強されたフィルム−織布積層
品を得て、これらを果樹あるいは果菜の下に敬慕するこ
とを妨げるものではない。このような方法によって、果
樹及び果菜の栽培の促進効果、果実の品質の向上並びに
増収などの目的を達することは、前述した発明者らの特
公昭54−33974号以上の効果を示すことは明らか
である。ここで果樹とは、リンゴ、桃、梨および柑橘類
であり、また果菜とは、イチゴ、トマト、ナス及びキュ
ウリ等である。
次に、実施例により、本発明の積層フィルムの有用性を
説明する。
(実施例1) 40°Cから45°Cの範囲の温風下でポリプロピレン
樹脂の成膜を行ない、引続いて強制的な2軸延伸を行っ
て厚さ35ミクロンのフィルムを作製し、次いでコロナ
放電処理を行なった。このフィルムは特有な真珠色を呈
し、電子顕微鏡による実測から、0.05ミクロンから
0.1 ミクロン程度の微少空隙が無数に存在すること
が確認された。一方、低密度ポリエチレン樹脂200k
gと1.5kgのエメラルド緑顔料とをジオクチルフタ
レ−)200gを展着剤に用いて混合した。この樹脂組
成物をTダイ押出機を用いて厚さ25ミクロンの黄緑色
の透明フィルムに成膜し、引続いて、コロナ放電処理を
行なった。この両フィルムを市販のエチレンイミン接着
剤にて接着し、目的の積層フィルムを得た。この積層フ
ィルムを、大分県宇佐市において宝交早生種のイチゴの
ハウス栽培時に使用した。即ち、昭和57年11月中旬
、定植後のイチゴ畑にこの積層フィルムを、真珠色のフ
ィルムが上になるように敷いた。同じ畑に、市販のグリ
ーンマルチを同時に敷いて比較を行った。12月23日
に至り、本発明の積層フィルムを敷いたイチゴ畑の実は
、その略全量が表面の全面にわたって赤化し、商品価値
の高いものが得られた。これに対してグリーンマルチを
使用したものは、12月30日に至り、ようやく実の赤
化が見られたが、そのうぢ、10パーセント近くは既に
腐食していた。観察の結果、これは、グリーンマルチの
除草効果の不十分さ、並びに、紫外線の反射不足による
ものと思われた。
(実施例2) ポリプロピレン樹脂200に+rに600gの酸化チタ
ンの微粉末を配合し、実施例1と同様な成膜方法により
厚さ25ミクロンのフィルムを作製した。それは兄事な
真珠色を呈していた。このフィルムは、暗視野法による
光学顕微鏡観察の結果、実施例1の場合に(らべ、高分
子物質の微細構造特有の淡黄色〜暗黄濁がより一層均−
に観察され、微少空隙の均一が推定された。また、Jo
urnal  of  Polymer  5cien
ce  Vol。
IB−139(1959年)に記載されたX線解析法に
より、この微少空隙は、実質的に大きさ0.5ミクロン
、以下の空洞が全面に亘って分布しているものであるこ
とが判明した。一方、同じポリプロピレン樹脂200k
gに対して、1.0 kgのエメラルド緑顔利を実施例
1の方法に準じて配合し、この樹脂を成膜して厚さ30
ミクロンの未延伸ポリプロピレンフィルムを得た。この
両者のフィルムを、トリクレンを溶剤とした塩素化ポリ
プロピレン接着剤にて、熱圧着により積層した。この積
層フィルムを熊本県へ代市において、ファースト系トマ
トのハウス栽培にあたり使用した。即ち、昭和57年1
0月初旬、定植後のトマト畑に、この178!フイルム
並びに黒色フィルムを敷いてその効果の比較を行った。
12月20日に至り、@層フィルムを敷いた畑のトマト
はそのほとんどが一様に着色して、略100パーセント
の収穫が可能であった。これに対して、黒色フィルムを
敷いた畑のものは、12月30日に至ってようやく着色
を見たが、既にその20パ一セント以上に玉われ現象が
みられ、出荷可能のものは全体の70パーセントにとど
まった。なお、除草効果においては、両者とも大きな差
異は認められなかった。
手続補正書 昭和59年6月8日 特許庁長官 若杉相去 殿 1、事件の表示 昭和58年特許願第38641号 2、発明の名称 イチゴ、トマト等の栽培促進用積層フィルム3、補正を
する者 事件との関係  特許出願人 住 所  山梨県富士吉田市上吉田3814番地氏 名
  羽  1) 武  栄 (名 称) 4、代理人 住 所  東京都中央区京橋1丁目14番5号土屋ビル
5階 添付別紙の通り 明   細   書 1、発明の名称 イチゴ、トマト等の栽培促進用積層フィルム2、特許請
求の範囲 (110,05〜0.5ミクロンの極微小空隙を全面に
有する失透性フィルムと、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン及び結晶性ポリブタジェンからなる群より選ばれた少
なくとも1種の樹脂からなるフィルムとを積層してなる
ことを特徴とするイチゴ、1・71・等の栽培促進用積
層フィルム。
3、発明の詳細な説明 本発明は、イチゴ、1〜マド等の栽培時に、地面に敷い
て使用する栽培促進用積層フィルムに関する。
本発明者らは先に、500 ミクロン以下の多数の微少
空隙を有する失透性フィルムを、果実の栽培時に、その
樹下に敷くことによって、果実の品質を高め得る果実の
品質改良方法を提案した(特公昭54−33974号)
。本発明者らはその後、この方法で用いられた失透性フ
ィルムを、イチゴ、トマト等の果菜類にまで利用するこ
とを試みたところ、次のような困難に遭遇した。
その第1は、この種フィルムを地面に敷いた時、可視光
線の一部を含み赤外線に至るまでの長波長の光を通ずこ
とから、当該フィルム下の地面において、雑草がなお旺
盛に繁殖し、しかも、その除去が不可能なことである。
第2は第1と同じ理由から地面の保温性において、なお
十分とはいえないことである。
一方、従来イチゴ栽培において、黒色の一般用農業フィ
ルム(通称:黒マルチ)を敷いて栽培を行う方法が一部
の地方で行われている。しかしながら、この方法は使用
するフィルムが黒色であるために、保温効果並びに除草
効果においては十分といえるが、その一方、太陽光線の
大部分を吸収してしまうために、太陽の照射時間の短い
冬あるいは秋の栽培時、あるいは遮蔽効果の大きいハウ
ス栽培時においては紫外線不足を起こして、イチゴの実
の赤化、すなわち熱化を遅らせる結果となる。甚しき場
合は、赤化に至らず、腐敗化で止まってしまうものまで
ある。例えば新種の久留米31号などがその例である。
そこでこれらの反省から、最近に至り、グリーン色に着
色されたフィルムがイチゴ裁培に使用され始めている。
このフィルムは、黒色フィルムに比べて一部の太陽光線
を透過して地熱を上昇せしめることにより、イチゴの熱
化を促進していることは事実であるが、未だ十分とはい
い難い。また、この半面除草効果が低下していることは
避は難いところである。
本発明者らは、こうしたイチゴ、トマト等栽培用の従来
のフィルムの欠点を克服するため鋭意検討を行った結果
、きわめて限定された微少空隙を全面に有する失透性フ
ィルム、殊に、失透性ポリプロピレンフィルムと、ポリ
エチレン等のプラスチックフィルムとの積層フィルムが
その目的を満足しうろことを見い出した。本発明はこの
知見に基づきなされたものである。
即ち本発明は、0.05〜0.5 ミクロンの極微小空
隙を全面に有する失透性ポリプロピレンフィルムと、ポ
リエチレン、ポリプロピレン及び結晶性ポリブタジェン
からなる群より選ばれた少なくとも1種の樹脂からなる
フィルムとを積層してなることを特徴とするイチゴ、ト
マト等の果菜類の栽培促進用積層フィルムを提供するも
のである。
本発明の積層フィルムを構成する第1のフィルムは、多
数の微少空隙を有する失透性ポリプロピレンフィルムで
ある。このフィルムは本発明者らが英国特許第9525
4.9号に開示したと同様に、成膜直後に予熱すること
によってフィルムの結晶化を一部進め、次いでこれを延
伸処理して製造できる。なお、この場合、0.05〜0
.5ミクロンの微少空隙を再現性良く、当該フィルムの
全面に発生させるために、助剤として、樹脂中に予め炭
酸カルシウム、酸化チタンなどの無機系微粒子(粒度が
0.03〜0.3ミクロン程度)を少量添加しておき、
これを成膜するという公知の方法を採用することが好ま
しい。このフィルムによって0.5ミクロン以下の短波
長の光線の反射率をより一層高め、地下に透過させない
ようにすることができる。次に本発明の積層フィルムを
構成する第2のフィルムは、ポリエチレン、ポリプロピ
レン及び結晶性ポリブタジェン、ないし、これらの混合
樹脂からなる透明フィルムである。例えば、エメラルド
緑又はコバルト緑のような0.5 ミクロン前後の波長
の光を選択的に反射させるよう、顔料を0.1〜5重量
%の範囲で混合したポリエチレン、ポリプロピレン、結
晶性ポリブタジェン又はこれらの混合樹脂からなる未延
伸フィルムを用いる。
当然のことながら、この未延伸フィルムはグリーン色を
呈するわけであるが、その光吸収特性は0.4 ミクロ
ンから0.6 ミクロンの範囲の波長の光を選択的に透
過する(このことば文献にも示されている。例えば「高
分子工学講座第10巻色材工学」 (高分子学会編)第
167ページ参照)。なお、上記顔料の他に種々の化学
物質を使用し得るが、染料は分子分散性が強く、これら
のオレフィン系樹脂との相溶性が悪く、成膜後、数週間
を経過すると系外に析出し始めるので好ましくない。
上記の第1のフィルムと第2のフィルムとの積層法には
特に制限はなく、それ自体公知の方法を適用できる。例
えばこのような方法としては、両者をコロナ放電処理あ
るいは火焔処理などにより酸化した後、エチレンイミン
などの一般的な接着剤を用いる方法、塩素化ポリプロピ
レン接着剤(商品名:ハードレン)などのオレフィン系
樹脂用接着剤を用いる方法、あるいは第2のフィルムの
成膜時に直接、熱接着する方法(通称:イタストルージ
ョンラミネーション法)などがある。
この’84Mフィルムの中グリーン顔料を添加したもの
を、例えばイチゴ栽培において地面に敷いて用いると、
開花より収穫までの3ないし4週間の期間を、実に1週
間程度短縮することができる。また、トマト栽培におけ
る障害は太陽光線の照射不足による玉割れ現象、及び、
無完熟トマトの生成現象であるが、このフィルムを、イ
チゴ栽培と同様な方法によりトマト栽培に使用した場合
には、除草効果が十分であり(黒色フィルムと同程度で
ある)、トマトの実の玉割れ前にそのほとんどが熱化し
て、100%近い収穫率を達成することができる。
また、従来のこの種反射フィルム(通称二反射マルチ)
では、地面に敷くことによって地上温度が上昇するとい
う難点があったが、本発明のフィルムはその特性により
このような地上温度の上昇は小さく、過熱による収穫率
低下という難点もみられない。さらに従来のこの種反射
フィルムは、野菜栽培時の防虫効果を目的として一部に
賞月されているが、本発明のフィルムも油虫などの害虫
が嫌う多量の紫外線を反射するので、イチゴ、トマト等
栽培時に同様の効果が期待される。
なお、本発明のフィルムが予想外に黒色フィルムと同程
度の除草効果を示す理由としては、次のことが考えられ
る。即ち、黒色フィルムを地面に敷いた場合には、この
フィルムが、全波長にわたって太陽光線を略完全に吸収
してしまうために、雑草の根の地間性が失われる。これ
に対し、本発明のフィルムの場合には、略0.5ミクロ
ン以上の波長の太陽光線をある程度透過することから、
その地間性がなお残存しているが、発芽が遅れているこ
とによるものと考えられる。実際に、本発明のフィルム
を除膜した後には、雑草は一斉に発芽する。また、本発
明のフィルムの保温効果が優れる理由としては、フィル
ムの積層により保温性が倍加されていることば言うまで
もないが、そればかりでなく、グリーン色フィルムが赤
外線遮蔽効果を発揮していることが考えられる。なお、
本発明においては、積層フィルムを構成する第1の失透
性フィルムとポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフ
ィルム、結晶性ポリブタジェンフィルム、または、これ
らの混合樹脂からなる透明な一般的な未延伸フィルム、
あるいは、これらの樹脂からなる一般的な織布を前述し
たような公知の方法によって積層して得た補強された積
層フィルム、あるいは、補強されたフィルム−織布積層
品を得て、これらを果樹あるいは果菜の下に敷草するこ
とを妨げるものではない。このような方法によって、果
樹及び果菜の栽培の促進効果、果実の品質の向上並びに
増収などの目的を達することは、前述した発明者らの特
公昭54−33974号以上の効果を示すことは明らか
である。ここで果樹とは、リンゴ、桃、梨および柑橘類
であり、また果菜とは、イチゴ、トマ;・、ナス等であ
る。
次に、実施例により、本発明の積層フィルムの有用性を
説明する。
40″Cから45°Cの範囲の温風下でポリプロピレン
樹脂の成膜を行ない、引続いて強制的な2軸延伸を行っ
て厚さ35ミクロンのフィルムを作製し、次いでコロナ
放電処理を行なった。このフィルムは特有な真珠色を呈
し、電子顕微鏡による実測から、0.05ミクロンから
0.1 ミクロン程度の微少空隙が無数に存在すること
が確認された。一方、低密度ポリエチレン樹脂200k
gと1.5kgのエメラルド緑顔料とをジオクチルフタ
レ−1−200gを展着剤に用いて混合した。この樹脂
組成物をTダイ押出機を用いて厚さ25ミクロンの黄緑
色の透明フィルムに成膜し、引続いて、コロナ放電処理
を行なった。この両フィルムを市販のエチレンイミン接
着剤にて接着し、目的の積層フィルムを得た。この積層
フィルムを、大分県宇佐市において宝交早生種のイチゴ
のハウス栽培時に使用した。即ち、昭和57年11月中
旬、定植後のイチゴ畑にこの積層フィルムを、真珠色の
フィルムが上になるように敷いた。同じ畑に、市販のグ
リーンマルチを同時に敷いて比較を行った。12月23
日に至り、本発明の積層フィルムを敷いたイチゴ畑の実
は、その略全量が表面の全面にわたって赤化し、商品価
値の高いものが得られた。これに対してグリーンマルチ
を使用したものは、12月30日に至り、ようやく実の
赤化が見られたが、そのうち、10パーセント近くは既
に腐食していた。観察の結果、これは、グリーンマルチ
の除草効果の不十分さ、並びに、紫外線の反射不足によ
るものと思われた。
(実施例2) ポリプロピレン樹脂200kgに600gの酸化チタン
の微粉末を配合し、実施例1と同様な成膜方法により厚
さ25ミクロンのフィルムを作製した。それは兄事な真
珠色を呈していた。このフィルムは、暗視野法による光
学顕微鏡観察の結果、実施例1の場合にくらべ、高分子
物質の微細構造時をの淡黄色〜暗黄濁がより一層均−に
観察され、微少空隙の均一が推定された。また、Jou
rnal  of  Polymer  5cienc
e  Vol。
且1°39  (1959年)に記載されたX線解析法
により、この微少空隙は、実質的に大きさ0.5ミクロ
ン以下の空洞が全面に亘って分布しているものであるこ
とが判明した。一方、同じポリプロピレン樹脂200k
gに対して、f、o k、gのエメラルド緑顔料を実施
例1の方法に準じて配合し、この樹脂を成膜して厚さ3
0ミクロンの未延伸ポリプロピレンフィルムを得た。こ
の両者のフィルムを、トリクレンを溶剤とした塩素化ポ
リプロピレン接着剤にて、熱圧着により積層した。
この積層フィルムを熊本県へ代市において、ファースト
系トマトのハウス栽培にあたり使用した。即ち、昭和5
7年10月初旬、定植後のトマト畑に、この積層フィル
ム並びに黒色フィルムを敷いてその効果の比較を行った
。12月20日に至り、積層フィルムを敷いた畑のトマ
トはそのほとんどが一様に着色して、略100パーセン
トの収穫が可能であった。これに対して、黒色フィルム
を敷いた畑のものは、12月30日に至ってようやく着
色を見たが、既にその20パ一セント以上に玉われ現象
がみられ、出荷可能のものは全体の70パーセントにと
どまった。なお、除草効果においては、両者とも大きな
差異は認められなかった。
117−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 0.05ミクロンから0.5ミクロンの範囲の極めて限
    定された極微少空隙を全面に有する失透性ポリプロピレ
    ンフィルムと、0.5ミクロン前後の波長の光を選択的
    に反射する顔料を混入し1こポリエチレン樹脂、ポリプ
    ロピレン樹脂又は結晶性ポリブタヂエン樹脂、あるいく
    1これらの混合樹脂からなるフィルムを積層してなろイ
    チコ゛、トマト等の栽培促進用積層フィルム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03155717A (ja) * 1989-11-14 1991-07-03 Sumika Color Kk 農業用緑色フィルム
JPH07132954A (ja) * 1993-03-22 1995-05-23 Plastics Inc 二重封止容器

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