JPS5916459Y2 - スライド型サツシの戸車装置 - Google Patents

スライド型サツシの戸車装置

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JPS5916459Y2
JPS5916459Y2 JP12233781U JP12233781U JPS5916459Y2 JP S5916459 Y2 JPS5916459 Y2 JP S5916459Y2 JP 12233781 U JP12233781 U JP 12233781U JP 12233781 U JP12233781 U JP 12233781U JP S5916459 Y2 JPS5916459 Y2 JP S5916459Y2
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JP
Japan
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door roller
shoji
casing
slide member
quick
Prior art date
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Expired
Application number
JP12233781U
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JPS5829764U (ja
Inventor
茂 青山
Original Assignee
昭和鋼機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本案の引速障子、及び片引障子等のような下車によるス
ライド型サツシの戸車装置の改良に係るものである。
従来この種の戸゛車装置においては、開口部下枠上にレ
ールが立上り、その上に障子框に装着された溝車を走行
させ、障子を安定した状態で開閉させるようになってい
る。
しかしながらこの場合レールが立上っているため塵埃や
砂埃がレールの内側に滞溜し易く、シかもこのレールが
邪魔になって清掃が困難であり、また降雨時に雨水がレ
ールの内側に滞溜するので、サツシの水蜜性を阻害する
原因となっている。
本案はこのような欠陥を除去するとともに、戸車の高さ
の調節の可能な戸車装置を提供するために提案されたも
のであって、障子掴取付部片1より垂設された速成部片
2の前後部片に夫々傾斜溝孔3が穿設され、側部片には
戸車高さ調節用水平螺子4の螺挿された障子取付ケーシ
ングAと、同ケーシングAの速成部片2内に上下左右方
向に可摺動的に嵌装され、且つ前後壁に前記傾斜溝孔3
と反対向きでその水平長さ15が前記溝孔3の水平長さ
13より小なる傾斜溝孔5が夫々穿設され、且つ外側面
が前記水平螺子4の受圧面に形成された速成部片6の下
端に戸車転勤傾斜面aを有する開口部下枠より垂設され
た外れ止め枠すの背面に位置する外れ止め片7を有する
スライド部材Bと、同スライド部材Bにおける速成部片
6内に上下、左右に可摺動的に嵌装され、中央部に戸車
8の軸架された門型枠状の戸車ケーシングCとからなり
、同戸車ケーシングCの戸車8を挾む両側に嵌挿された
ピン9の前後両端を、前記ケーシングA及びスライド部
材Bの各傾斜溝孔3,5に可摺動的に嵌挿してなること
を特徴とするスライド型サツシの戸車装置に係るもので
ある。
図中10は障子取付ケーシングAにおける障子掴取付部
片1に穿設された取付孔、11は戸車ケーシングCの中
央に穿設された戸車8の車軸12取付用透孔、13は同
戸車ケーシングCに穿設されたピン9の取付孔である。
第13図はサツシ下枠Xと障子下框yと戸車8との3者
の標準的関係を示すものであり、戸車高さを調整する必
要の生じた場合、戸車8のみ調製して戸車高さを上げた
場合、第14図に示すように外れ止め片7が下枠Xの外
れ止め枠すに衝突して問題となる。
また戸車ケーシングCを第3図において戸車高さ調節螺
子を調節することによって戸車高さを調整できるが、こ
の場合戸車を調整した調整長さより大きくスライド部材
Bに附設された外れ止め片7が移動し、外れ止め枠すに
対する引掛りがわるくなり、障子脱落の危険が生じてく
る。
(第16図参照) 本案はこのような欠点を除去し、第13図に示す如き標
準状態における前記外れ止め片7の水平剖と外れ止め枠
すとのクリアランスtと同寸法で、下框yと開口部下枠
Xとのクリアランス寸法TをT′の如く大きくとること
のできるようにしたものである。
本案においては前記したように、障子取付ケーシングA
の管状部片2内に、スライド部材Bが上下、左右方向に
可摺動的に嵌装され、同スライド部材Bに上下、左右方
向に可摺動的に嵌装された戸車ケーシングCにおける戸
車8を挾む両側に嵌挿されたピン9の前後両端が、夫々
前記ケーシングAの管状部片2及びスライド部材Bの各
前後壁に設けられた傾斜方向が互いに相反する傾斜溝孔
3.5に亙って可摺動的に嵌挿されているので、第3図
に示すように戸車高さを最大にセットするため、戸車高
さ調節用水平螺子4を最大限に伸長すると、スライド部
材Bにおける管状部片6の外側面が同螺子4に押圧され
同部材Bの傾斜溝孔5の下限位置に嵌挿されたピン9が
傾斜溝孔3に沿って摺動し、前記ケーシングA内の左側
壁に衝接するまで左方に且つ下方に移動する。
この状態で障子を持上げて戸車8に対する障子荷重を除
去すると、前記ピン9及び前記各傾斜案内溝3,5を案
内として戸車ケーシングCはスライド部材Bの左側壁方
向へ移動しながら戸車8、戸車ケーシングC及びスライ
ド部材Bの自重で下降するとともに、同スライド部材B
はピン9が傾斜溝孔3の下端及び傾斜溝孔5の上端に位
置するまで下降し、スライド部材Bの外れ止め片7が前
記ケーシングAの下端より大きく突出することとなる。
(第4図参照)従って障子を開口部下枠Xの傾斜面a上
に懸吊し、戸車8に障子荷重の負荷されない状態で外れ
止め枠す側に移動せしめると、前記外れ止め片7は外れ
止め枠すの下部を潜通する。
従ってこの状態で障子を前記傾斜面a上に吊下ろすと戸
車装置は第3図の状態に復帰し、戸車8が前記傾斜面a
上を転動するとともに、外れ止め片7が外れ止め枠すの
背面に嵌入し、障子の脱離が防止される。
また前とは逆の操作によって障子を簡単に下部開口枠よ
り外すことができる。
また第5図は、前記戸車高さ調節用水平螺子4を前記ケ
ーシングAより退入せしめ、スライド部材Bを同ケーシ
ングAの右側壁に衝接せしめて戸車高さを最小限にセッ
トした場合を示し、この状態で戸車8に対する障子荷重
を除去すると、先ずスライド部材Bが前記ケーシングA
の左側壁に衝接するまで移動し、(第6図参照)次いで
スライド部材Bが自重によって第7図に示すように下降
し、外れ止め片7が前記ケーシングAの下端より大きく
突出することとなり、前記したように本案の戸車装置を
備えた障子の開口部下降に対する脱着が容易に行なわれ
る。
而してこの状態で障子を開口部枠に取付けたのち障子を
吊降ろして戸車8に障子荷重を再び加えると、第8図に
示すように水平調節螺子4に衝接するまでスライド部材
Bが移動したのち、第5図の状態にまで同スライド部材
B及び戸車ケーシングCが移動するものである。
このように本案に係る戸車装置を具えた障子は、その戸
車8が開口部下枠に設けた戸車転勤傾斜面aに沿って転
動するが、この際前記外れ止め片7が同傾斜面aより垂
設された外れ止め枠すの背面に位置するように障子をセ
ットしうるので、同障子は開口部下枠より脱離すること
なく、円滑に走行しうるものである。
また本案によればこのように戸車8は開口部下枠より立
上げられたレール上に架乗することなく、開口部下枠の
戸車転勤傾斜面a上を直接走行するので、従来のように
レール内側に塵芥、砂埃等が滞溜し易く、シかもこのレ
ールが邪魔になって清掃が困難になるような惧れがなく
、降雨時にも雨水は前記傾斜面aに沿って流下し、レー
ル内側に溜留してサツシの水密性を阻害するようなこと
はない。
而して本案の最も特徴とする点は、前記したように本案
の戸車装置を装着した障子を開口部枠にセットしたのち
も、戸車高さを自由に調節しうる点にある。
即ち本案においては前記したように、障子取付ケーシン
グAに設けられた傾斜溝孔3の水平長さ13が、スライ
ド部材Bの傾斜溝孔5の水平長さ15より大になるよう
に形成されているので、戸車8を最大にセットした第3
図に示した状態において、両傾斜溝孔3,5の水平長さ
の差D”131sに対応する傾斜溝孔3の高さHの範囲
、即ち、第3図に示す状態と第5図に示す状態の範囲内
で、障子を開口部下枠にセットしたままの状態で自由に
戸車高さを調整でき、しかもこの際前記傾斜面a上に一
定の関係位置に保持された戸車8、戸車ケーシングC及
びスライド部材Bに対してこれと相対的に障子下框が上
下するだけであって、外れ止め片7の水平部の外れ止め
枠すに対するクリヤランスtは常に一定に保持され、障
子の滑走、外れ止め機能に支障を生じることがない。
なお前記外れ止め片7は第11図に示すように、水平部
片上に外れ止め枠す上を摺動するローラ14を装着して
もよく、或いはまた第12図に示すように、水平部片7
bの先端縁より垂直部片7Cを曲成して外れ止め部片7
の強度、剛性を増大せしめ、障子の外れ止め機能を向上
せしめるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案に係るスライド型サツシの戸車装置の分解
斜面図、第2図はその斜面図、第3図及び第4図は夫々
戸車高さを最大にセットして障子荷重が戸車に加った状
態前に同障子荷重が除去された状態を示す正面図、第5
図は戸車高さを最小にセットして障子荷重が戸車に加っ
た状態を示す正面図、第6図及び第7図は障子荷重が除
去された場合の各部材の移動過程を示す正面図、第8図
は再び障子荷重が加った場合の部材の移動過程を示す正
面図、第9図及び第10図は本案の装置の各実施例を示
す側面図、第11図及び第12図はスライド部材の各実
施例を示す斜面図、第13図乃至第16図は障子の戸車
と開口部下枠との位置関係を示す側面図である。 A・・・・・・障子取付ケーシング、B・・・・・・ス
ライド部材、C・・・・・・戸車ケーシング、1・・・
・・・障子框取付部片、2・・・・・・速成部片、3・
・・・・・傾斜溝孔、4・・・・・・戸車高さ調節用水
平螺子、5・・・・・・傾斜溝孔、6・・・・・・速成
部片、7・・・・・・外れ止め片、8・・・・・・戸車
、9・・・・・・ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 障子掴取付部片1より垂設された速成部片2の前後部片
    に夫々傾斜溝孔3が穿設され、側部片には戸車高さ調節
    用水平螺子4の螺挿された障子取付ケーシングAと、同
    ケーシングAの速成部片2内に上下左右方向に可摺動的
    に嵌装され、且つ前後壁に前記傾斜溝孔3と反対向きで
    その水平長さ15が前記溝孔3の水平長さ13より小な
    る傾斜溝7L5が夫々穿設され且つ外側面が前記螺子4
    の受圧面に形成された速成部片6の下端に戸車転勤傾斜
    面aを有する開口部下枠より垂設された外れ止め枠すの
    背面に位置する外れ止め片7を有するスライド部材Bと
    、同スライド部材Bにおける速成部片6内に上下、左右
    に可摺動的に嵌装され、中央部に戸車8の軸架された門
    型枠状の戸車ケーシングCとからなり、同戸車ケーシン
    グCの戸車8を挾む両側に嵌挿されたピン9の前後両端
    を、前記ケーシングA及びスライド部材Bの各傾斜溝孔
    3.5に可摺動的に嵌挿してなることを特徴とするスラ
    イド型サツシの戸車装置。
JP12233781U 1981-08-20 1981-08-20 スライド型サツシの戸車装置 Expired JPS5916459Y2 (ja)

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JPS5829764U JPS5829764U (ja) 1983-02-26
JPS5916459Y2 true JPS5916459Y2 (ja) 1984-05-15

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