JPS5916343Y2 - カプセル車両 - Google Patents

カプセル車両

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JPS5916343Y2
JPS5916343Y2 JP10175780U JP10175780U JPS5916343Y2 JP S5916343 Y2 JPS5916343 Y2 JP S5916343Y2 JP 10175780 U JP10175780 U JP 10175780U JP 10175780 U JP10175780 U JP 10175780U JP S5916343 Y2 JPS5916343 Y2 JP S5916343Y2
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JP
Japan
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bottom cover
piece
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free end
capsule vehicle
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JP10175780U
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JPS5725829U (ja
Inventor
弘 樋渡
脩 諏訪
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株式会社新潟鐵工所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、カプセル輸送におけるカプセル車両に関する
ものである。
周知の如く、カプセル輸送では、パイプライン中にカプ
セル車両を空気圧で走行させて貨物を運搬し、荷卸する
際にはカプセル車両を一旦荷卸装置内で停止させている
このカプセル輸送の効率を向上させるためには、荷卸操
作時であってもカプセル車両を走行させておくことが望
ましい。
しかしながら、従来のカプセル車両にあっては、荷卸時
に積荷収容部を反転させてその投入排出口がら粉体等の
積荷を排出するようになっているため、カプセル車両を
走行させつつ荷卸することはできない。
また、底蓋を開てい荷卸しするように構成されたカプセ
ル車両もあるが、この場合にも底蓋の開閉機構が複雑で
、カプセル車両を走行させつつ荷卸することはできない
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、走行させつつ荷卸を行なうことができる
カプセル車両を提供することである。
以下本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図はカプセル車両全体の側面を示し、カプセル車両
本体1には、底部に積荷を排出するための開口部2a、
2b、2Cをその走行方向に沿って配設してなる積荷収
容部3が固定されている。
これら開口部2a、2b、2Cには、それを開閉するた
めの底蓋片4a、4b、4Cの基端部か゛それぞれピン
5a、5b、5Cを介して回動自在に取り付けられてい
る。
カプセル車両本体1の前板部6側(第1図左側)に位置
する底蓋片4aを除く各底蓋片4b、4Cの基端部には
略45°の傾斜角度をもって斜め上方に延びる第1突起
7b、7Cがそれぞれ突設され、またカプセル車両本体
1の後板部8側(第1図右側)に位置する底蓋片4Cを
除く各底蓋片4a、4bの自由端部には略45°の傾斜
角度をもって斜め上方に延びる第2突起9a、9bがそ
れぞれ突設され、さらに底蓋片4Cの自由端部と対向す
る後板部8の内面位置には底蓋支持装置10が装備され
ている。
そして、底蓋片4aの自由端部の第2突起9aが底蓋片
4bの基端部の第1突起7bに当接して底蓋片4aが略
水平状態に保持され、また底蓋片4bの自由端部の第2
突起9bが底蓋片4Cの基端部の第1突起7Cに当接し
て底蓋片4bが略水平状態に保持され、また底蓋片4C
の自由端部が底蓋支持装置10の支持片11の上にのせ
られて底蓋片4Cが略水平状態に保持されており、底蓋
支持装置10の支持片11が底蓋片4Cの自由端部から
外れると、底蓋片4Cがピン5Cを支点として下方に回
動し、底蓋片4Cの回動にともなって底蓋片4b、4a
の順でそれぞれピン5b、5aを支点として下方に回動
する。
なお、第1図中12は前記カプセル車両本体1の前後端
に設けた車輪であり、また図中13は前記カプセル車両
本体1の前後端部の底面に設けた底金具である。
前記底蓋支持装置10を第2図〜第4図を参照して詳細
に説明すると、ボックス状の枠体14の下部前後板14
a、14b間には、前述の支持片11が2本底蓋片4C
の自由端部に対して水平に進退し得るように互いに平行
でかつ水平状態に装備されている。
支持片11は先端傾斜面11 aを有しており、その先
端部上面には段部15を介して水平支持部16が一体に
形成されており、この水平支持部16が枠体14の下部
前板14aから突出して底蓋片4Cの自由端部を支持す
るようになされている。
また、支持片11の中間部には上下方向に延びる孔17
が形成され、この孔17内には支持片11の軸線と直交
するピン18を介してローラ19が回転自在に設けられ
ている。
さらに、支持片11の後端面には該支持片11の軸線方
向に延びる凹部20が形成されており、この凹部20の
底面とこれと対向する枠体14の後板14 bに設けた
カバ一部材14Cの底面との間には平面支持部16を前
記底蓋片4Cの自由端部側に進出するように付勢するコ
イルスプリング21が設けられている。
また、枠体14の上板14dの前半部には一対の軸受片
22.22が立設されていて、これら一対の軸受片22
.22により、前記支持片11の平面支持部16をコイ
ルスプリング21の弾撥力に抗して前記底蓋片4Cの自
由端部から後退させる解除部材23が揺動可能に支持さ
れている。
この解除部材23は、一対の軸受片22.22により前
記支持片11と直角でかつ枠体14の上板14dと平行
な状態で回動可能に支持された主軸24と、この主軸2
4の両端部にそれぞれ上端部が固定され下端部が枠体1
4の上板14dに形成したスリン) 25.25を貫通
して下方に延びて支持片11.11の孔17.17内に
臨む一対の垂直片26.26と、主軸24の中間部にそ
れぞれ基端部が固定され先端部が後方に延びる一対の水
平片27.27とから構成され、いわゆるベルクランク
構造にされている。
また、枠体14の上板14dの略中央部には該上板14
dを貫通して上下方向に延びる筒状のガイド部材28が
設けられていて、このガイド部材28内には前記解除部
材23を揺動操作する操作部材29がカプセル車両本体
1の走行方向と直角な方向、図の場合は上下方向に移動
可能に嵌挿されている。
操作部材29の上端部は、前記一対の水平片27、27
の間に位置している。
そして、この上端部には斜め−L方に延びる連結片30
.30が設けられていて、これら連結片30.30の上
端部と前記水平片27、27の先端部との間にはそれら
を連結するリンク片31か゛設けられている。
このリンク片31により操作部材2つと前記解除部材2
3とが連結されて、操作部材29の上下動により解除部
材23がその主軸24を支点として揺動することになる
(第2図想像線参照)。
また、操作部材29の中間部には鍔部32が形成されて
いて、この鍔部32とガイド部材28の中空部33の上
面との間には復元用スプ)ング34が設けられている。
さらに、操作部材29の下端部は前記枠体14の底部か
ら突出していて、そして、この下端部にはピン35を介
してローラ36が回転可能に設けられており、外部から
の押圧力はこのローラ36を介して操作部材29に伝え
られ、これにより操作部材29は上方に移動し、また押
圧力が解除されると、操作部材29は復元用スプリング
34の弾撥力により鍔部32の下面がガイド部材28の
中空部33の下面に当接するまで下方に移動する。
なお、第2図中38は前記枠体14の下部前板14aの
前面に設けたストッパー片で、前記支持片11、11が
コイルスプリング21の弾撥力を受けて枠体14から抜
は出るのを阻止している。
次に上記構成のカプセル車両の底蓋の開閉操作を説明す
る。
まず、底蓋片4a、4b、4Cの開放操作について第5
図を参照して説明すると、例えば、カプセル車両が空気
圧によりパイプライン40中を走行して荷卸部41の入
口部にくると、搬送台車42a、42bに支持されてシ
ュート(図示せず)の上方を走行し、そしてシュートの
略真上位置までくると、カプセル車両本体1の後端部側
を支持する搬送台車42 bに設けた押圧部材45がカ
プセル車両の移動通路の下方に設置されているドグ46
上に乗・り上がり、底蓋支持装置10のローラ36と上
方向の押圧力を作用する。
すると、第2図に示すように、操作部材29が復元用ス
プリング34の弾撥力に抗して上方に移動する。
操作部材29が上方に移動すると、この動きはリンク片
31を介して解除部材23の水平片27.27に伝達さ
れ、該水平片27.27の先端部が上方に持ち上げられ
、この結果、解除部材23が主軸24を支点として第2
図に示す矢印a方向に揺動する。
この揺動にともなって、解除部材23の垂直片26の下
端部がローラ19を後方に押圧する。
これにより、支持片11゜11がコイルスプリング21
の弾撥力に抗して底蓋片4Cの自由端部から後退する方
向に移動する、すると、支持片11,11の水平支持部
16が枠体14内に後退して底蓋片4Cの自由端部から
外れ、底蓋片4Cは積荷及びその自重によりピン5Cを
支点として下方に回動する。
底蓋片4Cか゛下方に回動して垂下状態となると、底蓋
片4b、底蓋片4aの順でそれぞれ下方に回動して垂下
状態となる。
これにより、積荷収容部3の底部の開口部2a、2b、
2Cか全て開かれて、粉体等の積荷か全てシュー1〜に
落下することになる。
なお、押圧部材45はドグ46上に乗り上がってローラ
36を上方に押圧した後直ちにドグ46からおりるため
、操作部材2つは復元用スプリング34の弾撥力により
鍔部32の下面がガイド部材28の中空部33の下面に
当接するまで下方に移動して復帰することになる。
また、解除部材23も、操作部材29の下方向の移動に
ともない主軸24を支点として第2図に示す矢印aと反
対方向に揺動し、垂直片26の下端部がローラ19から
離れ、この結果、支持片11、11もコイルスプリング
21の弾撥力により復帰して水平支持部16が枠体14
の下部前板14aの前面から突出する。
次に、底蓋片4a、4b、4Cを閉じる操作について第
6図イ9口を参照して説明すると、上述のようにして積
荷を荷卸した後のカプセル車両は、停止することなく、
搬送台車42a、42bに支持されて底蓋片4a、4b
、4Cが垂下した状態でシュート上を通過し、底蓋閉じ
装置47まで運ばれてくる。
そして、底蓋閉じ装置47の入口部において、まず、底
蓋片4aが固定ローラ部材48により上方に持ち上げら
れ、次いで、移動ローラ部材49のローラ50 aによ
り略水平になるまで持ち上げられる。
続いて、底蓋片4b、底蓋片4Cも同様に固定ローラ部
材48により上方に持ち上げられ、次いで移動ローラ部
材49のローラ50b、50Cにより略水平になるまで
持ち上げられる。
すると、底蓋片4aの自由端部の第2突起9aが底蓋片
4bの基端部の第1突起7bに当接して底蓋片4aは略
水平に支持され、また底蓋片4bの自由端部の第2突起
9bが底蓋片4Cの基端部の第1突起7Cに当接して底
蓋片4bは略水平に支持される。
底蓋片4Cはローラ50 Cにより略水平状態まで持ち
上げられる過程でその自由端部がその傾斜面4eを介し
て支持片11.11の先端傾斜面11aを押圧して、該
支持片11.11をコイルスプリング21の弾撥力に抗
して一旦後退させる。
そして、底蓋片4Cが略水平になると、その自由端部は
支持片11.11の先端傾斜面11 aから外れるため
、支持片11.11はコイルスプリング21の弾撥力に
より前進する。
これにより、支持片11.11の水平支持部16が底蓋
片4Cの自由端部を支持することになる。
これにより、積荷収容部3の底部の開口部2a、2b、
2Cが底蓋片4a、4b、4Cにより全て閉しられる。
なお、底蓋片4Cの自由端部を支持片11.11が支持
する際、支持片11.11は一旦後退した後前進するが
孔17を太き目に形威しであるため、孔17を介して解
除部材23の垂直片26には何んら力か゛作用しない。
なお、上記実施例によれば、底蓋を3個の底蓋片4a、
4b、4Cに分割した場合を示したがこれに限定される
ものではなく、分割しなくてもよい。
以上説明したように本考案によれば、カプセル車両を走
行させつつ底蓋の開閉操作を行なうことができるので、
荷卸に際し、カプセル車両を停止させなくても済み、こ
のためカプセル輸送の効率を向上させることが可能とな
る。
また、底蓋支持装置は、カプセル車両の走行方向と直交
する方向の外部押圧力を作用させるだけで底蓋の自由端
部の支持を解除することができるので、底蓋開放装置の
構造も非常に簡単なものですみ、また故障も起りにくい
等の利点を有している。
その上、支持片は水平に移動して底蓋片の自由端部の下
に水平支持部を突出させ、底蓋片の自由端部を係止して
積荷の荷重を底蓋片の自由端部を介して水平支持部に垂
直に受ける構成となっているため、支持片が回動自在に
されたもの(実開昭55−180627号)と違って(
この方式のものであると、積荷の荷重がその支持片を後
退方向に回動させるように作用する)、積荷の荷重によ
って支持片が後退されるようなことがなく支持片による
底蓋片の固定が確実になされる。
また、操作部材は、前記のようにカプセル車両の走行方
向と直交する方向に動かされて支持片を動かす構成とき
れているため、パイプライン中に何らかの事情によって
例えば石灰石等の1〜2個の積荷がこぼれたような場合
であってもその積荷によって操作部材がカプセル車両の
走行に起因して押されることがなく、したがってトラブ
ルを最低限度に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は一部切
欠して示した側面図、第2図は底蓋支持装置の一部切欠
した側面図、第3図は同平面図、第4図は底蓋支持装置
の操作部材の側面図、第5図は底蓋の開放操作を説明す
る説明図、第6図イ。 口は底蓋の閉じ操作を説明する説明図である。 1・・・・・・カプセル車両本体、3・・・・・・積荷
収容部、4a、 4b、 4C−−・・−底蓋片、
5a、 5b、 5C・・・・・・ピン、10・・
・・・・底蓋支持装置、11・・・・・・支持片、21
・・・・・・コイルスプリング、23・・・・・・解除
部材、26・・・・・・垂直片、27・・・・・・水平
片、29・・・・・・操作部材、31・・・・・・リン
ク片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前後の段部に車輪12を備えたカプセル車両本体1の積
    荷収容部3の底部に、底蓋片4Cがピン5Cで上下に回
    動自在に取り付けられ、カプセル車両本体1には上記底
    蓋片4cの自由端部をほぼ水平状態に支持する底蓋支持
    装置10が設けられたカプセル車両において、上記底蓋
    支持装置10は、水平に移動自在に設けられ底蓋片4C
    の自由端部の下に水平支持部16を突出させて上記自由
    端部を係止する支持片11と、この支持片11を底蓋片
    4Cの自由端部側に付勢する弾性部材21と、カプセル
    車両本体1の走行方向とほは゛直角な方向に移動自在に
    設けられた操作部材29と、主軸24で回動自在に設け
    られ、操作部材29の移動を一端27に受けて主軸24
    を支点に回動し他端26に係合された上記支持片11を
    弾性部材21の弾力に抗して移動させて支持片11の係
    止を解除させるベルクランク構造の解除部材23とから
    なることを特徴とするカプセル車両。
JP10175780U 1980-07-18 1980-07-18 カプセル車両 Expired JPS5916343Y2 (ja)

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JPS5725829U JPS5725829U (ja) 1982-02-10
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