JPS59163416A - ポリイミド繊維の製造法 - Google Patents
ポリイミド繊維の製造法Info
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- JPS59163416A JPS59163416A JP3464283A JP3464283A JPS59163416A JP S59163416 A JPS59163416 A JP S59163416A JP 3464283 A JP3464283 A JP 3464283A JP 3464283 A JP3464283 A JP 3464283A JP S59163416 A JPS59163416 A JP S59163416A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は耐熱性の極めてすぐれたポリ(4,4’−オキ
シジフェニレンピロノリトイミド)繊維の改良された製
造法に関するものである。このポリ(4,4’−オキシ
ジフェニレンピロノリトイミド)繊維およびその製造法
はすでに公知である。たとえば、特公昭42−2936
には4,4′−ジアミノジフェニルエーテルと無水ピロ
メリト酸からなるポリアミド酸の溶液を乾式紡糸し、つ
いで加熱によジイミド化させることを特徴とする当該繊
維の製造法が示されている。同特許公報はポリアミド酸
l( 溶液の紡糸法として他勾湿式紡糸法があるが、湿式紡糸
によって得られる当該ポリイミド繊維は乾を Aには無水酢酸8凝固浴とする湿式紡糸の結果が示され
ているか、それによれは熱処理後の強度は3、6 g/
d、ループ強度0.7 g/dである。また、比較実1
験例Bは水系凝固浴を用いる紡糸例であシ。
シジフェニレンピロノリトイミド)繊維の改良された製
造法に関するものである。このポリ(4,4’−オキシ
ジフェニレンピロノリトイミド)繊維およびその製造法
はすでに公知である。たとえば、特公昭42−2936
には4,4′−ジアミノジフェニルエーテルと無水ピロ
メリト酸からなるポリアミド酸の溶液を乾式紡糸し、つ
いで加熱によジイミド化させることを特徴とする当該繊
維の製造法が示されている。同特許公報はポリアミド酸
l( 溶液の紡糸法として他勾湿式紡糸法があるが、湿式紡糸
によって得られる当該ポリイミド繊維は乾を Aには無水酢酸8凝固浴とする湿式紡糸の結果が示され
ているか、それによれは熱処理後の強度は3、6 g/
d、ループ強度0.7 g/dである。また、比較実1
験例Bは水系凝固浴を用いる紡糸例であシ。
熱環化糸の強度は1.54/d、iたループ強度は0、
2 g/dであp、系中にボイドが多いと記載されてい
る。これに対して、乾式紡糸法による繊維は強度ろロg
/d以上、ループ強度1g/a以上であると乾式紡糸法
の優位性を主張している。同特許公報の比較例によれば
、上述のように水系凝固浴を用いる湿式紡糸の結果が特
に悪いが9本発明者らは水系湿式紡糸によっても、高性
能の当該繊維を得る方法がありうるのではないかと鋭意
検討した結果1本発明に到達した。
2 g/dであp、系中にボイドが多いと記載されてい
る。これに対して、乾式紡糸法による繊維は強度ろロg
/d以上、ループ強度1g/a以上であると乾式紡糸法
の優位性を主張している。同特許公報の比較例によれば
、上述のように水系凝固浴を用いる湿式紡糸の結果が特
に悪いが9本発明者らは水系湿式紡糸によっても、高性
能の当該繊維を得る方法がありうるのではないかと鋭意
検討した結果1本発明に到達した。
本発明は、4.4’−シア、ミノ/フェニルエーテルと
無水ピロメリト酸からなるポリアミド酸のアミド系溶媒
溶液に、アミド酸単位に対し約0.05〜050当量の
脂肪族二塩基酸無水物を加えてアミド酸の一部をイミド
基に環化させ、得られた部分環化ポリアミド酸の溶液を
水系凝固浴中に湿式紡糸し、さらに化学環化剤あるいは
加熱によって残りのアミド酸をイミド化させることを特
徴とするポリ(4,4’−オキ/ジフェニレンピロメリ
トイミド)繊維の製造法である。
無水ピロメリト酸からなるポリアミド酸のアミド系溶媒
溶液に、アミド酸単位に対し約0.05〜050当量の
脂肪族二塩基酸無水物を加えてアミド酸の一部をイミド
基に環化させ、得られた部分環化ポリアミド酸の溶液を
水系凝固浴中に湿式紡糸し、さらに化学環化剤あるいは
加熱によって残りのアミド酸をイミド化させることを特
徴とするポリ(4,4’−オキ/ジフェニレンピロメリ
トイミド)繊維の製造法である。
すなわち1本発明はアミド酸の一部を脂肪族二塩基酸無
水物を用いて環化させた溶液を紡糸原液に用いる点に特
徴があり、これによって水系凝固浴中に紡糸しても極め
て透明性のよい、ボイドの少ない凝固糸条が得られるの
である。そのため。
水物を用いて環化させた溶液を紡糸原液に用いる点に特
徴があり、これによって水系凝固浴中に紡糸しても極め
て透明性のよい、ボイドの少ない凝固糸条が得られるの
である。そのため。
それを化学環化剤あるいは加熱によって残りのアミド酸
を環化させて得られるポリイミド繊維の性能は強度4.
0 g/d以上、ループ強度2.、Og/d以上と乾式
紡糸による当該ポリイミド繊維に優るとも劣らないほど
すぐれている。
を環化させて得られるポリイミド繊維の性能は強度4.
0 g/d以上、ループ強度2.、Og/d以上と乾式
紡糸による当該ポリイミド繊維に優るとも劣らないほど
すぐれている。
成型する前のポリアミド酸の溶液に化学環化剤を添加す
る例としてU、S、P、 3,410,826があるが
。
る例としてU、S、P、 3,410,826があるが
。
本発明はつぎの点で異なっている。すなわち、このU、
s、p、は環化が起らないような温度条件下で化学環化
剤を加え、同条件下に溶液を保存し、フィルムなどの形
状に成型後、環化が起こる温度に上げてゲル化させてい
るが2本発明では部分的ではあるが溶液中で実質的に環
化を完了させている。
s、p、は環化が起らないような温度条件下で化学環化
剤を加え、同条件下に溶液を保存し、フィルムなどの形
状に成型後、環化が起こる温度に上げてゲル化させてい
るが2本発明では部分的ではあるが溶液中で実質的に環
化を完了させている。
したがって、環化後も溶液状であり曳糸性がある。
これに対して既述U、S、P、では成型後、溶液のまま
ゲル化させるからもはや形状を変えることができない。
ゲル化させるからもはや形状を変えることができない。
捷た。既述U、S、P、では化学環化剤をアミド酸単位
に対し当量以上に使っているが1本発明ではアミド酸単
位の一部に相当する量しか加えない点も違っている。さ
らに、既述U、S、P、では水系凝固浴を使って湿式成
型する余地はありえないし、もちろんその記載もない。
に対し当量以上に使っているが1本発明ではアミド酸単
位の一部に相当する量しか加えない点も違っている。さ
らに、既述U、S、P、では水系凝固浴を使って湿式成
型する余地はありえないし、もちろんその記載もない。
以下7本発明をさらに詳細に説明する。本発明で用いる
ポリアミド酸はアミド系溶媒中、4.4’−ジアミノジ
フェニルエーテルと無水ピロメリト酸を反応させる。公
知の重合法で容易に得られる。
ポリアミド酸はアミド系溶媒中、4.4’−ジアミノジ
フェニルエーテルと無水ピロメリト酸を反応させる。公
知の重合法で容易に得られる。
ここでいうアミド系溶媒は、N−メチルピロリドン(N
MP)、1寸、N−ジメチルアセトアミド。
MP)、1寸、N−ジメチルアセトアミド。
N、N−ジメチルホルムアミドなどである。得られたポ
リアミド酸の溶液に、アミド酸単位に対し約0.05〜
050当量の脂肪族二塩基酸無水物を加えてアミド酸の
一部を化学的に環化させる。脂肪族二塩基酸無水物の添
加量が約005当量以下では、その溶液を湿式紡糸して
得られる繊維の性能向上の効果が小さく、また、約0.
50当量以上ではポリマ1容液が弾性を帯びて曳糸性が
悪くなったつ、はなはだしい場合にはゲル化してしまう
。脂肪族二塩基酸無水物としては、無水酢酸、無水プロ
ピオン酸などがある。この化学環化にはピリジン、6−
メチルビリレン、3,5−ルチジン、キノリンなどの有
機塩基を触媒として用いてもよい。
リアミド酸の溶液に、アミド酸単位に対し約0.05〜
050当量の脂肪族二塩基酸無水物を加えてアミド酸の
一部を化学的に環化させる。脂肪族二塩基酸無水物の添
加量が約005当量以下では、その溶液を湿式紡糸して
得られる繊維の性能向上の効果が小さく、また、約0.
50当量以上ではポリマ1容液が弾性を帯びて曳糸性が
悪くなったつ、はなはだしい場合にはゲル化してしまう
。脂肪族二塩基酸無水物としては、無水酢酸、無水プロ
ピオン酸などがある。この化学環化にはピリジン、6−
メチルビリレン、3,5−ルチジン、キノリンなどの有
機塩基を触媒として用いてもよい。
その添加量は特に限定されない。この部分環化の反応温
度は15〜50℃がよく、また反応時間は1〜6時間で
ある。
度は15〜50℃がよく、また反応時間は1〜6時間で
ある。
このアミド酸の一部をイミド基に環化させたポリマ溶液
をついで水系凝固浴中に湿式紡糸する。
をついで水系凝固浴中に湿式紡糸する。
凝固浴としては水1重合溶媒の水溶液あるいは無機塩の
水溶液のいずれでもよいが9重合溶媒の回収の容易でか
らみて、同じ溶媒の水溶液がもつとも望ましい。凝固浴
温は0〜50℃がよい。凝固糸条は引続いて延伸しても
よい。この延伸は水洗を兼ねて水中で行なってもよいし
、まだ空気中で延伸してもかまわない。延伸温度は20
〜90℃が好適であり、また倍率は12〜3.0である
。未延伸あるいは延伸した凝固糸条は、残りのアミド酸
をどういう方法で環化させるかによって次の工程が違っ
てくる。はじめに化学環化について説明すると、この場
合は凝固糸条を乾燥させずに化学環化剤で処理し、残り
のアミド酸をイミド化させる。この時に用いる環化剤お
よび触媒は上記の溶液中での部分環化に使用する薬品と
同じでよい。
水溶液のいずれでもよいが9重合溶媒の回収の容易でか
らみて、同じ溶媒の水溶液がもつとも望ましい。凝固浴
温は0〜50℃がよい。凝固糸条は引続いて延伸しても
よい。この延伸は水洗を兼ねて水中で行なってもよいし
、まだ空気中で延伸してもかまわない。延伸温度は20
〜90℃が好適であり、また倍率は12〜3.0である
。未延伸あるいは延伸した凝固糸条は、残りのアミド酸
をどういう方法で環化させるかによって次の工程が違っ
てくる。はじめに化学環化について説明すると、この場
合は凝固糸条を乾燥させずに化学環化剤で処理し、残り
のアミド酸をイミド化させる。この時に用いる環化剤お
よび触媒は上記の溶液中での部分環化に使用する薬品と
同じでよい。
また、化学環化剤としてカーポジイミドを使用すること
もできる。この化学環化時に他の有機溶剤を希釈剤とし
て用いてもよい。かかる希釈剤としてはジオキサン、テ
トラヒドロフラン、ベンゼン。
もできる。この化学環化時に他の有機溶剤を希釈剤とし
て用いてもよい。かかる希釈剤としてはジオキサン、テ
トラヒドロフラン、ベンゼン。
クロロホルム、四塩化炭素、アセトニトリル、酢酸エチ
ルなどがある。なお、凝固糸条を化学環化させる前に、
活性水素をもだない、水とまざる有機溶剤で洗って糸条
中の水を抽出除去してもよい。
ルなどがある。なお、凝固糸条を化学環化させる前に、
活性水素をもだない、水とまざる有機溶剤で洗って糸条
中の水を抽出除去してもよい。
かかる溶剤よしてジオキサン、テトラヒドロフランなど
が適し2ている。化学環化の処理条件は温度15〜50
℃、丑た。処理時間は10分から1日あるいはそれ以上
である。
が適し2ている。化学環化の処理条件は温度15〜50
℃、丑た。処理時間は10分から1日あるいはそれ以上
である。
□゛化学環化させた糸条はつぎに乾燥するが、その前に
環化剤を除くべく有機溶剤で洗ってもよい。
環化剤を除くべく有機溶剤で洗ってもよい。
かかる洗浄剤としては上記の希釈剤が適している。
化学環化烙せた。あるいは化学環化させない凝固糸条は
つぎに乾燥する。乾燥は熱風乾燥、真空乾燥あるいは加
熱ドラムなどを用いる連続式乾燥のいずれを採用しても
よい。
つぎに乾燥する。乾燥は熱風乾燥、真空乾燥あるいは加
熱ドラムなどを用いる連続式乾燥のいずれを採用しても
よい。
乾燥した糸条は最後に熱延伸もしくは熱処理に供する。
化学環化させていない糸条はこの工程で□残シのアミド
酸がイミド基に熱環化する。この熱処理はボビンに巻い
たまま、あるいはかせにしてバッチ式で行なってもよく
、丑た熱板もしくは加熱筒を使って糸条を走行させなが
ら行なってもよい。後者の場合には同時に延伸すること
もできる。
酸がイミド基に熱環化する。この熱処理はボビンに巻い
たまま、あるいはかせにしてバッチ式で行なってもよく
、丑た熱板もしくは加熱筒を使って糸条を走行させなが
ら行なってもよい。後者の場合には同時に延伸すること
もできる。
捷だ、熱延伸もしくは熱処理の雰囲気は空気あるいは窒
素などの不活性ガスである。また、熱延伸もしくは熱処
理は段階的に温度を上げて実施してもよい。温度は最終
的に400℃以上が好ま−しい。
素などの不活性ガスである。また、熱延伸もしくは熱処
理は段階的に温度を上げて実施してもよい。温度は最終
的に400℃以上が好ま−しい。
以上1本発明の方法について説明したが、糸条の環化法
としては化学環化の方が熱環化よりも繊維性能の点では
すぐれている。
としては化学環化の方が熱環化よりも繊維性能の点では
すぐれている。
本発明の方法で得5れるポリイミド繊維は強度4、0
g/c1以上、ループ強度2.0 g/d以上の引張特
性をもっている。ま−た、耐熱性は抜群であシ、耐炎性
2寸法安定性、耐薬品性も極めて高い。したがって、多
くの用途に有用であシ、たとえば、高温電気絶縁用、保
護衣、カーテン、フィルターなどに用いることができる
。
g/c1以上、ループ強度2.0 g/d以上の引張特
性をもっている。ま−た、耐熱性は抜群であシ、耐炎性
2寸法安定性、耐薬品性も極めて高い。したがって、多
くの用途に有用であシ、たとえば、高温電気絶縁用、保
護衣、カーテン、フィルターなどに用いることができる
。
以下の実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
例中の固有粘度はポリマo5g7溶媒10om、gの割
合になるよう、ポリマ溶液をNMPで希釈して。
合になるよう、ポリマ溶液をNMPで希釈して。
25℃で測定したものである。
また、引張特性は東洋測器■製テンンロンを用い、ヤー
ンについて測定した。試技4.0+n+n、引張速度1
0 mm/minである。
ンについて測定した。試技4.0+n+n、引張速度1
0 mm/minである。
実施例
脱水したNMp220m、/中で4,4′−ジアミノジ
フェニルエーテル14.42gと無水ピロメリト酸15
.78gを反応させ、固有粘度256のボッアミド酸の
溶液を得た(ポリマ濃度121%)。
フェニルエーテル14.42gと無水ピロメリト酸15
.78gを反応させ、固有粘度256のボッアミド酸の
溶液を得た(ポリマ濃度121%)。
この溶液101.7gをとり、氷水で冷却し、かくはん
下に無水酢酸1.50g、ピリジン1.16g(いずれ
もアミド酸単位の0.25当量)およびNMP5mI!
からなる混合物をろ0分で滴下し、ついで22℃で5時
間反応を続けた。得られた部分環化ポリアミド酸溶液は
ポリマ濃度112%2固有粘度248゜溶液粘度1,9
90 Po1Se (25℃)であった。この溶液から
湿式法でフィルムをつく幻、室温で真空乾燥して赤外吸
収スペクトルをとったところ。
下に無水酢酸1.50g、ピリジン1.16g(いずれ
もアミド酸単位の0.25当量)およびNMP5mI!
からなる混合物をろ0分で滴下し、ついで22℃で5時
間反応を続けた。得られた部分環化ポリアミド酸溶液は
ポリマ濃度112%2固有粘度248゜溶液粘度1,9
90 Po1Se (25℃)であった。この溶液から
湿式法でフィルムをつく幻、室温で真空乾燥して赤外吸
収スペクトルをとったところ。
1.780cJn−’および725 cm−’のイミド
基の吸収があり、明らかに部分環化が起こっていること
が確められた。
基の吸収があり、明らかに部分環化が起こっていること
が確められた。
この溶液を008コφ、20ホールの口金を用いてN
M P /水(容量比25/75)からなる19℃の凝
固浴中に紡糸しく紡糸速度11.0 m/min )
。
M P /水(容量比25/75)からなる19℃の凝
固浴中に紡糸しく紡糸速度11.0 m/min )
。
ついで24℃の水中で15倍に延伸した。この凝固糸条
はほぼ完全に透明であった。
はほぼ完全に透明であった。
との糸条を流水中で10分間水洗し、ついで室温で4Q
分風乾後、90℃で真空乾燥した。この糸を窒素をゆる
く通じたガラス製円筒管を用い。
分風乾後、90℃で真空乾燥した。この糸を窒素をゆる
く通じたガラス製円筒管を用い。
300℃で12倍に、ついで400℃で1.07倍に延
伸し、最後に500℃で緊張熱処理した(接触時間は各
6秒)。得られた熱環化糸の糸質は繊度33デニール、
強度5.0 g/d、伸度55%、ヤング率112 g
、/d であった。また、ループ強度は25g/dであ
った。
伸し、最後に500℃で緊張熱処理した(接触時間は各
6秒)。得られた熱環化糸の糸質は繊度33デニール、
強度5.0 g/d、伸度55%、ヤング率112 g
、/d であった。また、ループ強度は25g/dであ
った。
一方、上記の水中で15倍に延伸した糸条を無水酢酸/
ピッジン(容量比70/30)に室温で−夜浸漬し、残
りのアミド酸を化学環化させた。
ピッジン(容量比70/30)に室温で−夜浸漬し、残
りのアミド酸を化学環化させた。
この化学環化糸を室温で2時間、ついで90℃で6時間
真空乾燥したあと、上述のガラス製円筒管を用い550
℃で18倍に延伸した。得られた熱延伸糸の糸質は繊度
22デニール、強度7.6 B/d 。
真空乾燥したあと、上述のガラス製円筒管を用い550
℃で18倍に延伸した。得られた熱延伸糸の糸質は繊度
22デニール、強度7.6 B/d 。
伸度70%、ヤング率97 g/d、また、ループ強&
5.6g/dであった。この糸の強度およびループ強度
は縦連の特公昭42−2936に記載されている乾式紡
糸法の実施例のどのテークよりもすぐれている。
5.6g/dであった。この糸の強度およびループ強度
は縦連の特公昭42−2936に記載されている乾式紡
糸法の実施例のどのテークよりもすぐれている。
特許出願人 東 し 株 式 会 社手 続 補
正 書 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 昭和58年特許願第346424 2、発明の名称 ポリイミド繊維の製造法 3、補正をする者 事件との関係 特 許 出 願 人5、補正により
増加する発明の数 なし6、補正の対象 明細書中「特許請求の範囲」、「発明の詳細な説明」の
欄7、補正の内容 (51ミi、 2.3 ゛・\ 明細書中 く1)本願の特許請求の範囲を別紙の通り補正する。
正 書 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 昭和58年特許願第346424 2、発明の名称 ポリイミド繊維の製造法 3、補正をする者 事件との関係 特 許 出 願 人5、補正により
増加する発明の数 なし6、補正の対象 明細書中「特許請求の範囲」、「発明の詳細な説明」の
欄7、補正の内容 (51ミi、 2.3 ゛・\ 明細書中 く1)本願の特許請求の範囲を別紙の通り補正する。
(2)本願明細書第3頁第7行及び第14〜15行、第
5頁第9行及び10〜11行、第15〜16行の「脂肪
族二塩MW!水物Jをそれぞれ「脂肪族カルボン酸無水
物」と補正する。
5頁第9行及び10〜11行、第15〜16行の「脂肪
族二塩MW!水物Jをそれぞれ「脂肪族カルボン酸無水
物」と補正する。
別紙
特許請求の範囲
Claims (1)
- 4.4′−ジアミノジフェニルニーテルト無水ピロメリ
ト酸からなるポリアミド酸のアミド系溶媒溶液に、アミ
ド酸単位に対し約0.05〜0.50当量の脂肪族二塩
基酸無′水物を加えてアミド酸の一部をイミド基に環化
きせ、得られた部分環化ポリアミド酸の溶液を水系凝固
浴中に湿式紡糸し、さらに化学環化剤あるいは加熱によ
って残りのアミド酸をイミド化させることを特徴とする
ポリ (4,4’ −オキシジフェニレンピロノリトイ
ミド)繊維の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3464283A JPS59163416A (ja) | 1983-03-04 | 1983-03-04 | ポリイミド繊維の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3464283A JPS59163416A (ja) | 1983-03-04 | 1983-03-04 | ポリイミド繊維の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59163416A true JPS59163416A (ja) | 1984-09-14 |
Family
ID=12420081
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3464283A Pending JPS59163416A (ja) | 1983-03-04 | 1983-03-04 | ポリイミド繊維の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59163416A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6257916A (ja) * | 1985-09-09 | 1987-03-13 | Toray Ind Inc | コポリイミド繊維 |
US5716567A (en) * | 1994-08-01 | 1998-02-10 | Tamara Kurmangazievna Musina | Process for producing polyimide fiber |
RU2734729C1 (ru) * | 2019-07-10 | 2020-10-22 | Общество с ограниченной ответственностью "ЛИРСОТ" | Изоляционная оболочка |
-
1983
- 1983-03-04 JP JP3464283A patent/JPS59163416A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6257916A (ja) * | 1985-09-09 | 1987-03-13 | Toray Ind Inc | コポリイミド繊維 |
US5716567A (en) * | 1994-08-01 | 1998-02-10 | Tamara Kurmangazievna Musina | Process for producing polyimide fiber |
RU2734729C1 (ru) * | 2019-07-10 | 2020-10-22 | Общество с ограниченной ответственностью "ЛИРСОТ" | Изоляционная оболочка |
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