JPS5916323A - セラミツク積層コンデンサ - Google Patents

セラミツク積層コンデンサ

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JPS5916323A
JPS5916323A JP57126502A JP12650282A JPS5916323A JP S5916323 A JPS5916323 A JP S5916323A JP 57126502 A JP57126502 A JP 57126502A JP 12650282 A JP12650282 A JP 12650282A JP S5916323 A JPS5916323 A JP S5916323A
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JP
Japan
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ceramic
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metal
electrode
electrodes
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JP57126502A
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行雄 坂部
西岡 吾朗
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はセラミック積層コンデンサに関し、特に、電
極材料の改良に関するものである。
セラミック積層コンデンサは、図面に示すように、典型
的には、複数個の内部電極1を含み、各内部電極1間に
はセラミニック2が介在し、内部電極1はいずれかの外
部電極5に導通した状態とされる。
このようなセラミック積層コンデンサを製造するには、
たとえば次のような方法が採用されるっすなわち、厚さ
50〜100μmのセラミックグリーンシートを、印刷
、ドクターブレード法、スプレー法などにより作成し、
このセラミックグリーンシートの上に内部電極1となる
金属粉末のペーストを印刷し、これらを複数枚積み重ね
て熱圧着し、一体化したものを自然雰囲気中1250〜
1400rで焼成して焼結体を作り、内部電極1と導通
する外部電極3を焼結体の端面に焼付けて込た。
この場合、内部電極1の材料としては、次のような条件
を満足する必要があった。
(リセラミックが焼結する温度以上の融点を有すること
■自然雰囲気中で13’001:前後の温度に加熱して
も、セラミックと接触して酸化したシ、セラミックと反
応を起こさないこと。
このような各条件を満足する内部11の材料としては、
パラジウム、白金、銀−パラジウムなどの貴金属があり
、これまでの多くのセラミック積層コンデンサにおいて
は、内部電極1としてこのような貴金属が使用されてい
た。
しかしながら、上述の貴金属は、内部電極1のための材
料として優れた特性を有しているが、反面、高価である
ため、セラミック積層コンデンサのコストに占める割合
が20〜50%rこも達し、コストアップの最大の原因
になっていた。
このような問題に対処するため、内部電極1の材料とし
て、安師な卑金属を用いる試みがなされるようになった
。たとえば、卑金属として、ニッケルを用いると、ニッ
ケルは300で以上の酸化性雰囲気で加熱すると酸化し
、セラミックと反応するため、電極を形成することがで
きなくなる。
このニッケルの酸化を防止するためには、中性または還
元性雰囲気中でセラミックを内部電極1とともに焼成す
るようにしなければならないが、最近では中性または還
元性雰囲気中で焼成しても還部成極をニッケルとするこ
とが可能となったっ卑金属を内部電極1として用いる他
の試みとして、次のようなものもあった。前述した試み
が問題を招いたのは、内部電極1となるべき金属粉末の
ペーストを印刷する工程の後で、セラミックの焼成を行
なう工程を実施したためである。したがって、セラミッ
クの焼成の後で、内部電極1を形成することができれば
、前述したような問題に遭遇しないことになる。そこで
、次の試みとして、前述の典型的な工程における「内部
電極1となる金属粉末のペーストを印刷する工程」の代
わりに、カーボン粉末のペーストを印刷する工程を実施
した。これによれば、セラミックの焼成後には、カーボ
ンが燃焼してしまい、内部電極1が形成されるべき部分
に隙間を残すことになる。そこで、アルミニウム、鉛、
錫などの金属の溶融したものをこの隙間に注入して、内
部電極1を形成することが行なわれていた。
ところが、内部電極として、ニッケル、鉄、コバルト、
鉛、アルミニウム、錫などの卑金属を用いる場合、たと
えば、銀または銀−パラジウムなどの銀を主体とする合
金による外部電凧3を形成しても、両者のなじみが悪く
、導通不良という問題が生じ、信頼性に欠ける点があっ
た。
それゆえに、この発明の主たる目的は、コストダウンが
図れ、かつ品質の向上が図れるセラミック積層コンデン
サを提供することである。
この発明を要約すれば、内部電極を卑金属から構成し、
外部電極を前記内部電極と同一または合金化した金属、
および該金属の上に形成された銀または銀を主体上する
合金からなることを特徴とするセラミック積層コンデン
サである。
以下、この発明を、種々の好ましい実施例に関連して説
明する。
再び図面を参照して、この発明の実施例では、内部電極
1を構成する材料として、ニッケル、鉄、コバルト、さ
らにまた、融点の比較的低い鉛、アルミニウム、錫、等
が用いられる。これらはいずれも安価な卑金属である。
内部電極1の材料の例として掲げられたニッケル、鉄、
コバルトなどを用いる湯合、これらの金属粉末のペース
トをセラミックグリーンシート上に印刷して、中性また
は還元性雰囲気中でセラミックをこれら金属ペーストと
ともに焼成するのは、従来例において述べたのと同様で
ある。ここで、従来において生じたセラミックの還元と
いう問題を避けるために、好ましくは、非頃元性誘電体
セラミック組成物が用いられる。このような非還元性誘
電体セラミック組成物としては、本願出願人によって既
に特許出願されている次のような組成物が例示される。
■組成式 %式%)) ) で表わされるチタン酸バリウム系誘電体セラミック組成
物において、m* x+ ’7が次の範囲にあることを
特徴とする非還元性誘電体セラミック組成物。
く   く 1.005  =  m  =  1.030.02 
 ’E  x  ≦ 0.22o<y≦0,20 ■組成式 %式% で表わされるチタン酸バリウム系誘電体セラミック組成
物において、mr”*yが次の範囲にあることを特徴と
する非還元性誘電体セラミック組成物。
toos  ”−m  ≦ 1.06 0.02:X  ≦ 0.22 〈     〈 0.05  =  y  =  0.35■組成式 %式%) ) で表わされるチタン酸バリウム系誘電体セラミック組成
物において、mr ” + 7 * zが次の範囲にあ
ることを特徴とする非還元性誘電体セラミック組成物。
1.005てm ≦ 1.05 0.02  <  X  ≦ 0.220.05   
  y     O,350,00< z= 0.20 ■(:aZrO,とMnO,とからなり、一般式%式% と表わしたとき、CaxZr0jのXが次に示す範囲に
あり、かつCaxZr0.  の1址100に対し、M
no2(−y)が次に示す重量比からなることを特徴と
する非還元性誘電体セラミック組成物。
0.85  <  x  <  1.300.05  
<  y  <  o、os(重量比)■(BaCa)
ZrO,とMnO2とからなり、一般式 %式% X、7が次に示す範囲にあり、カッ(BaXCaI−X
)yZrO,の重量100に対しM n O2(=z)
 カ次ニ示す重量比からなることを特徴とする非還元性
誘電体セラミック組成物。
0  < x < 0.20 0.85 < y< 0.30 o、oos<  z  <  o、os(重量比)これ
らの非還元性誘電体セラミック組成物■〜■は、中性ま
たは還元性雰囲気中で焼成しても絶縁抵抗の低重が起こ
らず、また、誘電屓失の増大も生じない。しだがって、
ニッケル、鉄、コバルトなどの卑金属を内部電極として
用い、これらの卑金属が酸化されまたはセラミックと反
応することを防止しながら、中性または還元性雰囲気中
で焼成することができる。
一方、比較的低い融点をもつものとして例示しだ鉛、ア
ルミニウム、錨のような卑金属は、従来技術において既
に述べた注入方式を用いることができ、これによれば、
上述の非還元性誘電体セラミック組成物に限らず、通常
の誘電体セラミック組成物を用いることができる。
この発明の実施料の外部°電極3としては、第1層目と
して内部電極1、たとえばニッケル、鉄、コバルト、鉛
、アルミニウム、錫などと同一の金属または合金化する
金属が用いられる。まだ外部′に極3の第2層目として
は、銀または、銀−パラジウム、銀−パラジウム−白金
などの銀を主体とする合金が用いられる。
第1層目の外部電極3として、銅またはニッケルを用い
る場合、これらの金属粉末のペーストを焼付けする方法
、蒸着法、スパッタ法、無電解メッキ法、溶射法、など
が用いられ得る。特に、銅の焼付けに関しては、用いら
れるガラスフリットとして、最近、優れた性質をもつも
のが提案されている。その−例は、ホウケイ酸亜鉛、ホ
ウケイ酸バリウムなどである。これらの組成のガラスフ
リツHCよれば、自然界囲気中での良好な銅の焼付けが
可a目となった。しだがって、この場合には、誘電体セ
ラミック材料としては、あえて非還元性誘電体セラミッ
ク組成物を用いることなく、通常の誘電体セラミック組
成物を用いて、問題なく銅の外部電極3を焼付けにより
形成することができる。なお、セラミック材料として、
前述したような非還元性誘電体セラミック組成物を用い
れば、ガラスフリットの組成または特性にとられれるこ
となく、第1層目の外部tli3の焼付けによる形成を
行なうことができるのはもちろんである。
内部電極1として注入方式を用いる場合、比較的低い融
点の材料を用いるため、第1層目の外部電極3を予め設
けておき、その後、内部電極1の金属を注入する方法が
適用される。
第1層目の外部電極6としてアルミニウムを用いる場合
には、上述した鋼またはニッケルの外部Kffi3の形
成方法のうち、無電解メッキ法が・商用することができ
ないだけで、他の方法は等しく適用することができる。
また、第1層目の外部電極3を形成するに当つCは、セ
ラミック1の焼成前にあらかじめ付与し、セラミック1
の焼成と同時に焼付けを行ってもよい。なお、このよう
な工程を採用する場合、上記したように内部電極1とし
て注入方式を用いるケースには好適なものとは云えな、
い。
次に第2層目の外部電極5を形成するに当っては、銀−
または銀−パラジウム、銀−パラジウム−白金などの銀
を主体とする合金を印刷、スプレーなどの方法で付与し
、空気中、または窒素などの中性雰囲気ガスにて熱処理
することによって形成される。
けトこの発明によれば、内部電極、外部電極とも安価な
金属が用いられているため、安価なセラミック積層コン
デンサを提供することができる。
セラミック積層コンデンサにおいて電極材料がコストに
占める割合が約半分にも達する現状を考慮すれば、この
コストダウンに対する効果は極めて大きいものであると
いうことができる。また、外部電極として、従来のよう
に、銀、銀−ノシラジウムを直接内部電極と接触するよ
うに形成する場合に比ベーC1外部電極と内部電極との
なじみが良好となり、外部電極の引張り強度が高くなり
、かつ、良好な導通を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、セラミック積層コンデンサの典型的な断面構造
を示す。 図において、1は内部′成極、2はセラミック、3は外
部電極である。 特許出願人 沫弐会社村田製作所 9C

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 +1)  互いにセラミックを介して積層された状、0
    で配置され静電g量を形成するための複数個の内部電極
    と、内部電極の所定のものに接続される静電容量取出の
    だめの1対の外部電極とを備えるセラミック積層コンデ
    ンサにおいて、 前記内部電極は卑金属からなり、 前記外部電極は、前記内部電極と同一または合金化した
    金属、および該金属の上に形成された銀または銀を主体
    とする合金からなることを特徴とする、セラミック積層
    コンデンサ。
JP57126502A 1982-07-19 1982-07-19 セラミツク積層コンデンサ Granted JPS5916323A (ja)

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