JPS5916248Y2 - 包装用箱 - Google Patents
包装用箱Info
- Publication number
- JPS5916248Y2 JPS5916248Y2 JP15726282U JP15726282U JPS5916248Y2 JP S5916248 Y2 JPS5916248 Y2 JP S5916248Y2 JP 15726282 U JP15726282 U JP 15726282U JP 15726282 U JP15726282 U JP 15726282U JP S5916248 Y2 JPS5916248 Y2 JP S5916248Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sides
- piece
- bottom part
- bent
- pieces
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cartons (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は展開及び組立自在な包装用箱に関する。
この種の包装用箱として、本出願人は先に実願昭52−
129482号で耐熱包装用箱を提案した。
129482号で耐熱包装用箱を提案した。
この耐熱包装用箱について説明すると、該耐熱包装用箱
は厚紙等で成形されたシート状芯材の内・外面に耐熱処
理され保温性を有する被覆材を夫々貼着して一体化した
三枚重ねのシート本体がら成るもので、展開した状態で
該シート本体を左右に折り返し線を設けて中央の主部と
左右の副部とに区画し、該主部の両側に折り返し線を設
けて中間の底面及びこの両側の主起立片とを形成すると
ともに、該副部の両側に折り返し線を設けて中間の覆片
及びこの両側の副起立片とを形成し、且っ該副部の端縁
部に夫々係着用の切込部を設けたものである。
は厚紙等で成形されたシート状芯材の内・外面に耐熱処
理され保温性を有する被覆材を夫々貼着して一体化した
三枚重ねのシート本体がら成るもので、展開した状態で
該シート本体を左右に折り返し線を設けて中央の主部と
左右の副部とに区画し、該主部の両側に折り返し線を設
けて中間の底面及びこの両側の主起立片とを形成すると
ともに、該副部の両側に折り返し線を設けて中間の覆片
及びこの両側の副起立片とを形成し、且っ該副部の端縁
部に夫々係着用の切込部を設けたものである。
更に組み立て方法を説明すると前記主起立片と副起立片
とを夫々が対向するように内方に起立させ、前記副起立
片が前記主起立片の内側に接する如く前記左右の折り返
し線を介して前記左右の副部を内方に折り曲げ、前記切
込部を夫々係着させることによって行なわれる。
とを夫々が対向するように内方に起立させ、前記副起立
片が前記主起立片の内側に接する如く前記左右の折り返
し線を介して前記左右の副部を内方に折り曲げ、前記切
込部を夫々係着させることによって行なわれる。
かくしてこの耐熱包装箱は立体的に構成される。
本考案の目的とする処は、この耐熱包装箱の形状に改良
を加え食物等の収納スペースの拡大を図り、更なる強度
を得ることができるようにするとともに収納された食物
を食べるとき直接の皿として機能する包装用箱を提供す
ることにある。
を加え食物等の収納スペースの拡大を図り、更なる強度
を得ることができるようにするとともに収納された食物
を食べるとき直接の皿として機能する包装用箱を提供す
ることにある。
以上の目的を遠戚するために本考案は前記耐熱包装箱に
適用し、底面部と左右の覆片部との間にくびれ部を設け
て食物等の収納スペースを拡大するとともに、主起立片
の左右に補助起立片を設けて組立て状態における主起立
片と副起立片との当接を強化し、主起立片が外方に型部
れするのを防止して堅固なる包装用箱を形成しようとす
るものである。
適用し、底面部と左右の覆片部との間にくびれ部を設け
て食物等の収納スペースを拡大するとともに、主起立片
の左右に補助起立片を設けて組立て状態における主起立
片と副起立片との当接を強化し、主起立片が外方に型部
れするのを防止して堅固なる包装用箱を形成しようとす
るものである。
以下に本考案の好適一実施例を添付図面に従って詳述す
る。
る。
第1図は本考案に係る包装箱を構成するシート本体1の
展開図を示している。
展開図を示している。
本体1は第1図に示す如く展開した状態で略々矩形状を
なし、中央の主部2と、この主部2を左右に分割した形
状と略々等しく夫々が対称形状の左副部3及び右副部4
と、主部2と左右の副部3゜4とを連結する左右のくび
れ部28.31とに区画されている。
なし、中央の主部2と、この主部2を左右に分割した形
状と略々等しく夫々が対称形状の左副部3及び右副部4
と、主部2と左右の副部3゜4とを連結する左右のくび
れ部28.31とに区画されている。
主部2の両側は中央に向かって湾曲した折り返し線5,
6が形成され、中間に底面部9を、この両側に一対の主
起立片7,8を形成する。
6が形成され、中間に底面部9を、この両側に一対の主
起立片7,8を形成する。
この底面部9の左右にはくびれ部28.31が設けられ
るがこれは当該くびれ部を形成する一対の平行な折り返
し線29.30及び32.33にて形成される。
るがこれは当該くびれ部を形成する一対の平行な折り返
し線29.30及び32.33にて形成される。
折り返し線5,6は上記くびれ部28.31の内側線3
0゜320端部に夫々つながる。
0゜320端部に夫々つながる。
なお主部2は紡錘形をした主起立片7,8と鼓形をした
中央の底面部9とに区画され、もって両側の主起立片7
,8は組立状態において夫々対向する側面を構成し、底
面部9は食物を受ける皿の役割を果たす。
中央の底面部9とに区画され、もって両側の主起立片7
,8は組立状態において夫々対向する側面を構成し、底
面部9は食物を受ける皿の役割を果たす。
更に前記主起立片7及び8の両端部には一辺が前記くび
れ部の幅と略同−の正方形状の補助起立片10.11及
び12.13が設けられ、この各補助起立片は組立状態
において、前記くびれ部28.31の両側部分に重なり
合い該くびれ部を補強する。
れ部の幅と略同−の正方形状の補助起立片10.11及
び12.13が設けられ、この各補助起立片は組立状態
において、前記くびれ部28.31の両側部分に重なり
合い該くびれ部を補強する。
左副部3の両側には一端が左くびれ部28の外側線29
の端部とつながる折り返し線14.15が形成され、該
副部3は両側の副起立片16.17と中央の覆片部18
とに区画される。
の端部とつながる折り返し線14.15が形成され、該
副部3は両側の副起立片16.17と中央の覆片部18
とに区画される。
右副部4は上記左副部3と対称形状に形成され、両側に
は一端が右くびれ部31の外側線33の端部とつながる
折り返し線21.22が形成され、該副部4は両側の副
起立片23.24と中央の覆片部25とに区画される。
は一端が右くびれ部31の外側線33の端部とつながる
折り返し線21.22が形成され、該副部4は両側の副
起立片23.24と中央の覆片部25とに区画される。
左右副部3,4の両側に位置する副起立片16゜17及
び23.24は、主部2の両側に位置する主起立片7,
8を半分に切断した形状に、中央の覆片部18、25は
主部2の底面部9を半分に切断し、且つ端縁部19.2
6を膨出せしめた形状に形成されている。
び23.24は、主部2の両側に位置する主起立片7,
8を半分に切断した形状に、中央の覆片部18、25は
主部2の底面部9を半分に切断し、且つ端縁部19.2
6を膨出せしめた形状に形成されている。
また該端縁部19.26の中央には組み立てる際に左右
の副部3,4を互いに係着するための切込部20.27
が設けられている。
の副部3,4を互いに係着するための切込部20.27
が設けられている。
この切込部20.27は夫々互いに反対方向に切込んだ
L字状となす。
L字状となす。
次にその組立て方法を述べる。
第4図及び第5図は組立て順序を示す斜視図を、第6図
は組立完了後の斜視図を夫々示している。
は組立完了後の斜視図を夫々示している。
底面部9の両端に設けられた主起立片7,8をそれぞれ
の折り返し線5,6を境にして夫々が対向する如く内方
に起立させ、各補助起立片10.11及び12.13を
内方に略直角に折り曲げ、左右のくびれ部28.31を
その内側線30.32を境にして夫々が対向する如く内
方に起立させる。
の折り返し線5,6を境にして夫々が対向する如く内方
に起立させ、各補助起立片10.11及び12.13を
内方に略直角に折り曲げ、左右のくびれ部28.31を
その内側線30.32を境にして夫々が対向する如く内
方に起立させる。
更に、左の覆片部18の両側に設けられた副起立片16
と17が、右の覆片部25の両側に設けられた副起立片
23と24が夫々対向する如く内方に折り曲げたのち、
左右の覆片部18.25を左右のくびれ部28.31に
設けた外側の折り返し線29.33に沿って内方に折り
曲げて、左右の端縁部19.26に設けられた係着用切
入部20.27を夫々係合させて第6図に示す如き状態
に粗組み立てることができる。
と17が、右の覆片部25の両側に設けられた副起立片
23と24が夫々対向する如く内方に折り曲げたのち、
左右の覆片部18.25を左右のくびれ部28.31に
設けた外側の折り返し線29.33に沿って内方に折り
曲げて、左右の端縁部19.26に設けられた係着用切
入部20.27を夫々係合させて第6図に示す如き状態
に粗組み立てることができる。
この場合の左右の副部3,4を主部2に対して内方に折
り曲げることにより、左右の覆片部18゜25の一方側
に設けられた副起立片16.23は、底面部9の一方側
に設けられた主起立片7の内面と接しながらこの主起立
片7の内側面と重ねられ、且つ左右の覆片部18.25
の他方側に設けられた副起立片17.24も同様にして
底面部9の他方側に設けられた主起立片8の内側面と接
しながらこの主起立片8の内側面に重ねられ、夫々は組
み立てた状態において二枚重ねで両側面を構成する。
り曲げることにより、左右の覆片部18゜25の一方側
に設けられた副起立片16.23は、底面部9の一方側
に設けられた主起立片7の内面と接しながらこの主起立
片7の内側面と重ねられ、且つ左右の覆片部18.25
の他方側に設けられた副起立片17.24も同様にして
底面部9の他方側に設けられた主起立片8の内側面と接
しながらこの主起立片8の内側面に重ねられ、夫々は組
み立てた状態において二枚重ねで両側面を構成する。
即ち、夫々の副起立片16.17及び23.24は対称
形状に形成されており、左右の副部3,4を主部2に対
して内方に折り曲げて組み立てた状態においては、夫々
の側に設けられた副起立片16と23及び17と24は
夫々当接され、主起立片7及び8とほぼ同一形状に形成
されることになり、夫々の副起立片16と23及び17
と24は夫々と対応する主起立片7及び8を補強する如
く、同一高さ、同一形状に夫々の内側面と重合されて二
枚重ねで両側面を構成する。
形状に形成されており、左右の副部3,4を主部2に対
して内方に折り曲げて組み立てた状態においては、夫々
の側に設けられた副起立片16と23及び17と24は
夫々当接され、主起立片7及び8とほぼ同一形状に形成
されることになり、夫々の副起立片16と23及び17
と24は夫々と対応する主起立片7及び8を補強する如
く、同一高さ、同一形状に夫々の内側面と重合されて二
枚重ねで両側面を構成する。
また、前述した如く、各補助起立片10.11.12゜
13はくびれ部28.31の両側部分に重なり合う。
13はくびれ部28.31の両側部分に重なり合う。
なお、図中符号34は包装時の包装用縁を示している。
以上で明らかな如く本考案によれば、くびれ部を設けて
食物を収納するスペースの拡大を図ることにより収納機
能が増大し、また側面をなす主起立片の左右に補助起立
片を一体的に設けたので、主起立片の起立状態は安定度
を増し、食物の落ちこぼれを生じない組立堅固なる包装
用箱として構或できる。
食物を収納するスペースの拡大を図ることにより収納機
能が増大し、また側面をなす主起立片の左右に補助起立
片を一体的に設けたので、主起立片の起立状態は安定度
を増し、食物の落ちこぼれを生じない組立堅固なる包装
用箱として構或できる。
又、中央で左右に展開できるため食物を他の別置に移す
ことなく直接皿としての機能をもたせることができる。
ことなく直接皿としての機能をもたせることができる。
更にまた、実施例の如く平面形状を中央を狭く湾曲せし
めて形成したため係着用切込部を相係着して包装した際
中央方向への弾性が付与されその係着が確実に保持され
る等実用的価値の高い包装用箱として提供できる。
めて形成したため係着用切込部を相係着して包装した際
中央方向への弾性が付与されその係着が確実に保持され
る等実用的価値の高い包装用箱として提供できる。
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は包装用箱を構
成するシート本体の展開図、第2図はシート本体の平面
図、第3図はシート本体の縦側面図、第4図及び第5図
は組み立て順序を示す斜視図、第6図は組み立て完了後
の斜視図である。 尚図面中、7,8は主起立片、9は底面部、10゜11
、12.13は補助起立片、18.25は覆片部、28
゜31はくびれ部である。
成するシート本体の展開図、第2図はシート本体の平面
図、第3図はシート本体の縦側面図、第4図及び第5図
は組み立て順序を示す斜視図、第6図は組み立て完了後
の斜視図である。 尚図面中、7,8は主起立片、9は底面部、10゜11
、12.13は補助起立片、18.25は覆片部、28
゜31はくびれ部である。
Claims (1)
- 略鼓形をなす底面部と、該底面部の平行な左右両辺を折
り返し線として互いに対向する如く折り曲げられる上記
辺を長辺とする長方形状の一対のくびれ部と、これらの
くびれ部の上辺を折り返し線として上記底面部と対向す
る如く折り曲げられ、各端縁部に形成された切込で相係
着する上記底面部を半分に分割した形状の一対の覆片部
と、上記底面部の内方へ湾曲する上下の辺を折り返し線
として互いに対向する如く折り曲げられる紡錘形をなす
一対の主起立片と、これらの主起立片の左右に設けられ
上記くびれ部の内側面に当接する如く折り曲げられる補
助起立片と、上記覆片部の夫々の上下に形成した折り返
し線を介して互いに対向して上記主起立片の内側面に当
接する如く折り曲げられ、且つ主起立片を半分に分割し
た形状に形成される副起立片とからなる包装用箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15726282U JPS5916248Y2 (ja) | 1982-10-18 | 1982-10-18 | 包装用箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15726282U JPS5916248Y2 (ja) | 1982-10-18 | 1982-10-18 | 包装用箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5870308U JPS5870308U (ja) | 1983-05-13 |
JPS5916248Y2 true JPS5916248Y2 (ja) | 1984-05-14 |
Family
ID=29949790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15726282U Expired JPS5916248Y2 (ja) | 1982-10-18 | 1982-10-18 | 包装用箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5916248Y2 (ja) |
-
1982
- 1982-10-18 JP JP15726282U patent/JPS5916248Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5870308U (ja) | 1983-05-13 |
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