JPS59160565A - 静電塗装機の廃液洗浄装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、霧化頭に高電圧を加え、その霧化頭から帯電
塗料を自動車のボディ等の被塗装物に吹きつけて塗装す
るようにした靜を塗装機において、Ｉｌ化頼から吐出さ
れる廃液を洗浄排泄処理するための静電塗装機の廃液洗
浄装置に関するものである。

（従来技術） 従来の静電塗装機の廃液洗浄装置を図面に基づいて説明
する。

第１図において、１は静電塗装機であって。

この静電塗装機１は、生産ラインにおいて順送シされて
くる自動車の車体を順次塗装するもので、２／′ｉその
塗料吹きつけ用の霧化頭、３は霧化頭２を回転駆動する
ためのモータ、４は霧化頭２に高圧をか叶るための直流
電源でるる。

この静電塗装機ｌには、塗料供給導管５を介して色替装
置６が設けられている。この色替装置６は、異った色ご
との塗料供給弁７．８．９．１０゜１１．１２とマニホ
ルド１３と洗浄液供給弁１４（ここでは、洗浄液として
シンナーが用いられている。）とエア供給弁１５とを有
し、マニホルド１３と洗浄液供給弁１４とエア供給弁１
５とは、ｍ１洗浄機１６を構成してｈる。

１７はシュラウド、　１８はエゼクタ、１９は廃液通路
としての廃液ホース、２０は廃液槽であシ１色替時には
、霧化頭２がシュラウド１７におおわれ第１洗浄機１６
の洗浄液供給弁１４とエア供給弁１５とが交互に開弁さ
れて、シンカとエアとが交互に吐出され、マニホルド１
３と塗料供給４管５と霧化頭２とからなる塗料供給経路
内の残存塗料が洗浄されるようになっている。ここで霧
化頭２から排出される廃液は、エゼクタ１８によシ吸引
されて、廃液槽２０内に排泄されるようになっている。

尚、１７Ａはシュラウド１７の排出口、　１８Ａけエゼ
クタ１８の吸引口である。

ところが、洗浄終了後、塗料供給経路内が空の状態であ
ると塗料供給経路の長さが異なるため霧化頭２から塗料
が吐出される時刻と後続車の到着時刻とにずれを生じ、
タイミングが合わなくなって、後続車にスケ、色ムラ、
または、タレなどの塗装欠陥を生ずるという問題がある
。

その解決策として、塗料供給弁７〜１２の開弁タイミン
グの調整が考えられるが、各塗装機及び塗色ごとに調整
が必要なことや各塗料にょシ吐出量が異なること等の原
因でその調整は極めて困難なものとなる。

このような理由によシ、従来から、塗料供給経路の洗浄
後、ただちに、塗料供給弁を所定時間制いて、後続車の
到着前に塗料供給経路に塗料をあらかじめ満たしておく
方法、すなわちＵ寸吹きｊを行っている。この寸吹き時
に霧化頭２から排出される塗料は廃液としてエゼクタ１
８により吸引される。

しかしながら、特に、導電性があるＭ含（メタリック塗
料を寸吹きした場合寸吹き後のエゼク月８の吸引によっ
て廃液ホース１６内にＭ含量が付着した状態になってい
る。この状態で塗装開始信号等によシシュラウド１７が
後退しメタリック塗装を開始するために霧化頭２にマイ
ナス９０ボルトの高電圧が印加されると、霧化頭２と導
通状態にあるシュラウド１７も高電圧が印加される。

ところが、シュラウド１７及び廃液ホース１９の内面は
Ｍの付着によシ、アースと導通状態となっているため、
電流リークが生じ静電塗装ができなくなるつ （発明９目的） 本発明は、上記従来技術の有する問題に鑑み、メタリッ
ク塗料の廃液ホースへのＭ含料付着による漏電発侠を防
止することができ、かつ、各塗装機及び塗色ごとの塗装
開始タイミングの調整を必要とせず、色、替時に排出さ
れる洗浄廃液を短時間に回収し、かつ、廃液ホース内を
きれいに洗浄することを特徴とした静電塗装機の廃液洗
浄装置を提供することを目的とする。

（問題点を解法するための手段） この目的達成のため、本発明にあっては、廃液通路を洗
浄する廃液洗浄機を設け１寸吹き時にエゼクタによシ吸
引される塗料を洗浄液でうすめるようにしたことを特徴
とする。

（実施例〉 以下に１本発明に係る一実施例を図面に基づいて説明す
る。尚、ここでは、従来技術と同一構成要素については
同−信号を付して、その説明は省略する。

第２図において、２１は廃液洗浄機としての第２洗浄機
であって、この第２洗浄機２１は、洗浄液供給ホース２
２を介してシュラウド１７の排出口１７Ａの近傍に接続
されている。

この第２洗浄機２１は、洗浄液供給弁２３とエア供給弁
２４とマニホルド２５とを有している。マニホルド２５
には、洗浄液供給ホース２２の一端が接続され、この洗
浄液供給ホース２２の他端には、シュラウド１７内にて
吐出ノズル２６が取シ付けられている。これによシ、洗
浄液供給弁２３とエア供給弁２４とが開弁されたときに
は、図示しない洗浄液供給装置及びエア供給装置からの
シンカ及びエアはそれぞれ、各装置から導出された供給
路２７．２８を介してマニホルド２５１洗浄液供給ホー
ス２２を通って、吐出ノズル２６からシュラウｔ−１７
の排出口１７Ａの近傍に吐出されるようになっている。

吐出ノズル２６の先端部は、シュラウド１７の排出口１
７Ａと対向して開口しておシ、４にエアを、その勢いを
極力落すことなく廃液ホース１９に導くようになされ、
洗浄効果を高めるよりになっている。

尚、２９〜３４は、図示しない塗料供給装置から導出さ
れて、塗料供給弁７〜１２にそれぞれ接続された供給路
、　３５　、３６は１図示しない洗浄液供給装置及びエ
ア供給装置から導出されて、洗浄液供給弁１４とエア供
給弁１５とにそれぞれ接続はれた供給路を示している。

次に、第３図のタイムチャートを参１１ハしつつ作用を
説明することとする。

ここでは、塗料供給弁７〜１２のそれぞれの塗料の色を
ａ色〜ｆ色とする。

第３図において、Ａは塗料供給弁７の開成、Ｂは塗料供
給弁８の開成、Ｃは第１洗浄機１６のエア供給弁１４の
ｋｉｄ　ｒｙｌ、Ｄは第１洗浄機１６の洗浄液供給弁１
５の開成、Ｅはエゼクタ１８の作動、１．１ｔｉ第２洗
浄俵２１の洗浄液供給弁２３の開成、Ｇは第２洗浄機２
１のエア供給弁２４の開成、Ｔは時間の流れ、　Ｔ□−
Ｔ、は時刻をそれぞれ表わしている。

いま、時刻Ｔｏ−’ｒｌｌ！Ｉ　において塗料供給弁７
が開成されて、ａ色の塗装が行なわれている。このとき
、ｂ色〜ｆ色の塗料供給弁８〜１２、洗浄液供給弁１４
　、２３、エア供給弁１５　、２４は閉成され。

エゼクタ１８はオフされているつ ａ色の塗装が終了されると、まず霧化頭２がシュラウド
１７内に収められて、第１洗浄機１６のエア供給弁１５
が時刻Ｔ２にて開弁され、マニホルド１３、塗料供給導
管５、霧化頭２からなる塗料供給経路の洗浄が開始され
るつすると、エア供給弁１５と塗料供給弁１４とが交互
に開弁されて洗浄が行なわれる。

このとき、エゼクタ１８は、洗浄開始と同時にオンされ
ておシ、洗浄時に霧化頭２から排出される廃液はエゼク
タ１８によシ吸引排泄処理されている。

この洗浄は時刻Ｔ３にて終了され１時刻Ｔ４よシｂ色の
塗料供給弁８が開弁されて寸吹きが開始される。洗浄が
終了されて、寸吹きが開始されるまでのＴ３からＴ、ま
での時間は、洗浄終了後にシュラウド１７内に残ってい
る廃液が完全にエゼクタ１８によシ吸引されてしまうよ
うにとられている本のである５） 寸吹きが開始されると同時に、第２洗浄機２１の洗浄液
供給弁２３が開弁され、吐出ノズル２６からシンカが吐
出される。これにより１寸吹き時に霧化頭２から排出さ
れる塗料はシンカと混合され、その粘性特にメタリック
塗料濃度が低められてエゼクタ１８によシ吸引されるか
ら、廃液ホース１９の内部にメタリック塗料が付着する
ことを極力防止できることとなる。

そして１時刻Ｔ６にてシンカの供給が終了されると、直
ちに、エア供給弁２４が開かれて、吐出ノズル２６から
シュラウド１７の排出口１７Ａに向って勢いよくエアが
吹きつけられて１時刻Ｔ７にてその洗浄は終了される１
、と同時に、エゼクタ１８もオフされろう 次に、時刻Ｔ５にて一旦閉成されたｂ色の塗料供給弁８
が改めて時刻Ｔ８にて開弁されて、時刻Ｔ９までその塗
装が行なわれる。

尚、第２洗浄機２１を塗料供給経路の洗浄時に使用すれ
ば、廃液ホース１９の内部の塗料付着の防止にさらに効
果がある。

（発明の効果） 以上、実施例につき説明したようＫ、本発明によれば１
寸吹き時にエゼクタによシ吸引される塗料を洗浄液でう
すめるようにしたので、廃液通路に塗料が付着すること
を極力防止できることとなり、メタリック塗料付着によ
る漏電発生を防止することができるという効果を奏する
とともに、各異なる色の塗料及び塗装機ごとに調整を行
う必要はなく、簡単な方法でスケ、色ムラ、タレ等を防
止することができるという効果を奏する。これにより、
静電塗装機の塗装の良好化を図ることができろう

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来の静電塗装機の廃液洗浄装置を示すシス
テムの系統図。 第２図は１本発明に係る静電塗装機の廃液洗浄装置を示
すシステムの系統図。 第３図は１本発明装置の作用を示すタイムチャート図。 １　・・・静電塗装機 ２−・・霧化頭 １７　・・・シュラウド １７Ａ・・・排出　口 １８・−・エゼクタ １９　・・・廃液ホース（廃液通路） ２１　・−・第２洗浄機（廃液洗浄機）特許出願人　ト
ヨタ自動車株式会社 才１　図 才２ＷＪ 才３　図 ［゛−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）霧化頭をおおうように設けられ、かつ、排出口を
   有するシュラウドと、 該シュラウド内の廃液を吸引排泄処理するエゼクタと、 前記シュラウドと該エゼクタとを連結し、廃液を該シュ
   ラウドふらエゼクタへ導く絶縁材料よシなる廃液通路と
   、 該シュラウド内及び廃液通路に洗浄液を供給して該廃液
   通路を洗浄する廃液洗浄機と。 からなる静電塗装機の廃液洗浄装置。