JPS59159462A - 非接触形直線運動減速機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は例えば工作機械の機台送りをする直線運動減
速機において、磁束の吸引力により非接触に力を伝達し
、減速する装置に関するものである。

従来この種の装置として第１図に示すものがあった。図
において（１）は駆動軸、（２）は駆動軸（１）　（！
：かみ合っている小歯車、（３Ｈ−を大歯車（２）と連
結−する小歯ＩＥ　、（４）は小歯車（３）とかみ合っ
ている従前軸である。

次に動作について説明する。直線運動している駆動軸（
１）によって大歯車（２）、および大歯車（２）に結合
している小歯車（３）が回転すると小歯車（３）とかみ
合っている従動軸（４）が直線運動を行なう。この時駆
動軸（１）の速度（■りと従前軸（４）の速度（ｖ２）
の比は大歯車（２）の直径（Ｄ　Ｉ　）と小歯車（３）
の直径（１）２）の此に寺しい。すなわちＶｌ／Ｖ２＝
ｆ）ｌ／Ｄ２となり、従ｍ１Ｍ　（４）の速度はＶｚ＝
−ＶｉＸＤ２／　Ｄ＋となり、Ｄ　ｌ　＞Ｄ２なので、
駆動軸（１）の速度（Ｖ２）より減速されて直線運動を
行なう。

従来の直線運動減速機は以上のように構成さｉｔている
ので、駆引ψＪ軸と大歯車及び従動軸と小歯車との接触
部において歯のかみ合いの不具合により騒音、振動が発
生したり、怠業な負荷変動が生じた場合歯が損傷する危
険性があった。

この発明は上記のような従来のものの欠点を除去するた
めになされたもので、モータの駆動軸に収りつけられた
磁石、複数の第１の磁性材を非磁性材による第１の支持
体に、上記磁石の移動方向に第１の間隔で収り付けられ
、上記磁石上所定の間隔をおいて固定した固定軸、複数
の第２の磁性ｔ（を第２の支持体に、上記第１の間隔吉
異なる第２の間隔で収り付け、上記固定軸上所定の間隔
をおいて上記磁石の反対側に配置し、上記磁石の移動方
向にＩｊｒ！１ｔＩＩな駆動軸を備えるこ吉により、騒
音や振動がなく、急激な負荷変動に対しても損傷するこ
とがない非接触形部線運動減速機を提供することを目的
としている。

以下、この発明の一実施例を図について説明する。

第２図において、（２１）けモータ、（２２）はモータ
（２１）によって直線運動を行なう駆動軸、（２３）は
駆動軸（２２）に取付けられた磁石で例えば永久磁石、
（２４）は例えば鉄等で構成された第１の磁性材、（２
５）は例えばアルミや銅などの非磁性材で構成さｔまた
第１の支持体、（２６）は第１の磁性材（２４）、Ｌ：
第１の支持体（２５）が交互にしかも第１の間隔Ｉ）Ａ
で例えば接着して構成した固定軸、（２７）　ｆｆ　１
ｌＡｌえば鉄等で構成された第２の磁性材、（２８）は
第２の支持体、（２９）は第２の磁性材（２７）と弔２
の支持１ｇ（ｚｓ）が交互にしかも第２の間隔ＰＢで例
えば接着している従前軸である。第２の間隔ｐＨは第１
の間隔ｐＡのし′２より大きく、ＰＢより小さい範囲で
ある。（３０）は従動軸（２９）を支えている軸受であ
り、従動軸（２９）は永久磁石（２３）の＄動方向に可
動に支えられでいる。

次にこの発明の動作を第３図について説明する。

永久磁石（２３）がａ点にあるものとする。この時、第
２の磁性材（２７）はＫＩＪｌの磁性材（２４）に対し
て最小磁気抵抗位置、すなわち実線で描かれた位１μに
ある。次にモータの駆動軸（２２）の直線運動と共に永
久磁石（２３）が第１の間隔ＰＡ＠れた次の第１の磁性
材（２４）の位置、すなわちｂ点に達した時、従動軸（
２９）は再び最小磁気抵抗位置に移動しようとする。こ
の時、第２の間隔ＰＢが第１の間隔ＦＡの１／２〜１倍
に構成されでいるため、従動軸（２９）は、■）Ａ−Ｉ
′Ｂだけ永久磁石（２３）の移動方向と同一方向に移動
して、最小磁気抵抗位置となる。従って駆動軸（２２）
の速度をｖ】、従動軸（２８）の速度をＶｚとすると、
Ｖｚ−＝Ｖ１Ｘ　　　　＝Ｖ＋（１−”Ｂ）となり、永
久磁石（２３）ＰＡ−ＰＲ ＰＡ　　　　　　　　　　ＰＡ の直線ｉｌ！！薊に従がって、従動軸（２８）は減速さ
れた直線運！ＩＥＩＪを行なう。このように、この発明
では、磁気１吸引力を利用することにより駆動軸（２２
）、固定軸（２６）、従前軸（２９）が接触することな
く減速されるため、騒音や振動がおこらず、急激な負荷
に対しても無理な運動をしようとしないため、機械的破
損がなくなる。

なお、上記実施例では永久磁石（２３）を設けたものを
示したが、永久磁石の代用として電磁石を設けてもよい
。

また、上記、実施例では、固定軸（２６）として、磁性
？４　（２４）と支持体（２５）を接着したが、支持体
（２５）に磁性Ｈ（２４）をはめ込んで構成してもよい
。同様に従動＠　（２９）は、磁性材（２７）と支持体
（２８）とを接着したが、はめ込んで構成したり、同一
材質で一体化【７て構成してもよい。また、第１の磁性
材、第２の磁性材は、鉄に限らず他のものでもよい。

さらに第１の支持体（２５）は非磁性材なら何でもよく
、第２の支持体（２８）は、磁性材でも非磁性材でもよ
い。

以上のように、この発明によれば、モータの駆動軸に収
り付けられた磁石、複数の第１の磁性材を非磁性Ｈによ
る第１の支持体に、上記磁石の移動方向に第１の間隔で
収り付けられ、上記磁石と所定の間隔をおいて固定した
固定軸、複数の第２の磁性材を第２の支持体に、上記第
１の間隔と異なる第２の間隔をおいて上記磁石の反対側
に配置し、上記磁石の移動方向に可動なりｅＪ軸を倫え
るように構成したので、騒音や振動がなく、急激な負荷
変動忙対しても損傷することのないものが得られる効果
がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の直線運動減速機を示す断面図、第２図は
この発明の一実施例による非接触形部線運動減速機を示
す断面図、第３図はこの発明の動作を示す説明図である
。 図においで、（２１）は七−夕、（２２）は駆動軸、（
２３）は永久磁石、（２４）は第１の磁性材、（２５）
は第１の支持体、（２６）　Ｉｉ、固定軸、（２７）は
第２の磁性相゛、（２８）は第２の支持体、（２９）　
Ｎ従動輪である。 なお、図中、同−符＋！ｒは同一、又は相当部分を示す
。 代理人葛野　信〜 第１図 第２図 第３図 特許庁長官殿 １．事ｆ１の表示　　　特願昭５８−８５１４８号２、
発明の名称　　　非接触形部線運動減速機（３，補正を
する者 事件との関係　特許出願人 住　所　　　　東京都千代田区丸の内二丁目２番３号名
　称　　（６０１）三菱電機株式会社代表者片由仁八部 ４、代理人 住　所　　　　　東京都千代ＦＢＩ区丸の内二丁１目１
２番；３壮三菱電機株式会社内 ５、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 訂正する。 以上

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）モータの駆動軸に収りつけられた磁石、複数の第
   １の磁性相を非磁性材による第１の支持体に、上記磁石
   の移動方向に第１の間隔で収り付けられ、上記磁石と所
   定の間隔をおいて固定した固定軸、複数の第２の磁性材
   を第２の支持体に、上記第１の間隔と異なる第２の間隔
   で収り何け、上記固定軸と所定の間隔をおいて上記磁石
   の反対側に配置し、上記磁石の移動方向に可動な可動軸
   を備えた非接鉄形直線運動減速機。
2. （２）第２の間隔を第１の間隔の１／２より大きくし、
   第１の間隔より小さくしたことを特徴とする特許請求の
   範囲第１項記載の非接鉄形直線運動減速機。