JPS59158521A - 2重回折格子による位置合せ制御法 - Google Patents

2重回折格子による位置合せ制御法

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JPS59158521A
JPS59158521A JP58031278A JP3127883A JPS59158521A JP S59158521 A JPS59158521 A JP S59158521A JP 58031278 A JP58031278 A JP 58031278A JP 3127883 A JP3127883 A JP 3127883A JP S59158521 A JPS59158521 A JP S59158521A
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gap
mask
wafer
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diffracted light
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JP58031278A
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Atsunobu Une
宇根 篤「のぶ」
Hiroo Kinoshita
博雄 木下
Makoto Ishiro
猪城 真
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Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F9/00Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically
    • G03F9/70Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically for microlithography
    • G03F9/7003Alignment type or strategy, e.g. leveling, global alignment
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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    • G03F9/70Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically for microlithography
    • G03F9/7049Technique, e.g. interferometric

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、半導体ICやLSIを製造するための露光装
置やバタン評価装置に利用される位置合せ制御法に関す
るものである。
〔従来技術〕
従来半導(4,ICやLSIを製造するだめの紫外線露
光装置では、マスクとウエノ・にそれぞれ位置合せマー
クを作製し、それらのマークを顕微鏡等で拡大投影し、
マスク上のマークとウニノー上のマークとがぴり/こシ
一致するようにマスクもしくはウェハ′f:動かして位
置合せが行なわれてきた。
しかし、この方法では位置合せ精度は±0.2μm程度
であるために、X線露光装置用としてJ 、 Vo c
Sci、 Tecbnol、、Vol、 19.No・
4.P214,198]で紹介されているように2重回
折格子を用いた位置合ぜ法が開発された。
第1図(A)に、このような2重回折格子を用いて位置
合せする装置の一例を示す。図において、レーザ光源1
から発したコヒーレント光は、ミラー2で方向を変えら
れ、真空吸着ホルダ3によって保持されるマスク4の上
に作製されたマスクマーク5に入射、通過後、粗調ステ
ージ6の上の微調ステージ7の上に保持されるウエノ飄
8に作製されたウェハマーり9で反射され、再度マスク
マーク5を通過する。
”マスクマーク5、ウェハマーク9は回折格子バタンで
あυ、第1図(B)に示すように前者は透過形で、石英
ガラス等の透明基板もしくはSi、N、等の透明薄膜1
0の上にCrやTi等の不透明薄膜11により回折格子
バタンを形成したもの、後者は反射形でウェハ8の上に
無反射薄膜12によシ回折格子バタンを形成したもので
ある。
これらマスクマーク5およびウェハマーク9によシ回折
された光は、入射光に対してθ=m+−1(ηφ(77
L=O,±1.±2.・・・・・・)の方向でのみ強く
な)、それらはmの値によってm次の回折光と呼ばれて
いる。なお、λは光の波長、Pは回折格子のピッチであ
る。
そこで、これらの回折光のうち入射光に対して対称的な
方向に回折された同次数の回折光、例えば+1次回折光
と一1次回折光のみを光電変換器13.14で受け、各
回折光強度I+1+”−1を光電変換し、その減算強度
△I−I+ll−1の変化を検出することによって位置
合せを行なうことができる。すなわち、この減算強度△
工は、回折格子のピッチPを周期として同じ波形を繰返
し、2つの回折格子がびったシ一致しだとき(位置ずれ
量d=0)と、2つの回折格子の相対位置ずれ量dがP
/2のとき、マスクとウェハ間のギャップ2にか\わら
ず零になる。したがって、通常ΔIが零になるように微
調ステージ7を移動させて位置合せを行なっている。
ところか、この相対位置ずれ量dに対するΔ工の変化曲
線は、第2図に示すようにギャップ2が微小変動するこ
とによって大きく変化する。すなわち第2図は波長λ−
Q、6328μm、ピンチP=4μm。
入射角α−0°(回折格子に対して垂直入射)の場合に
ついて位置ずれ量dに対する減算強度△Iの変化を示し
たもので、同図囚がギャップZ −20,02μm、同
図(′B)がZ=20.05μ7xの場合を示す0した
がって、このような2重回折格子による位置合せ法にお
いて高精度の位置合せを行なうためには、その前提とし
てギャップ2を正確に設定することが必要でお見そのた
めに従来は第1図(ト)に示すようにマスク4の上に容
量形ギャップセンサ15を設けてギャップを測定してい
る。
しかしながらこのギャップセンサ15は、マスク4の上
にマスクマーク5の作製工程とは別工程で作製しなけれ
ばならず、しかも数mm程度の大きさをもつためにマス
クマーク5と同じ場所に作製することはできず、マスク
4の周辺に作製せざるを得ない。このためマスク4もし
くはウェハ8の平面度が悪い場合には、ギャップセンサ
15によシ正確にギャップを測定し設定しても、マスク
マーク5とウェハマーク9との間のギャップZは必ずし
も設定値範囲に入るとは限らないという欠点があった。
一方、位置合せとギャップの設定とを同時に制御するこ
とを目的として、2重焦点レンズによる方法が開発され
ている。これは、第3図(A)に示すように2重焦点レ
ンズ16の第1焦点をウェハ8の上に作製されたウェハ
マーク9′に、第2焦点をマスク4の上に作製されたマ
スクマーク5′に合せることによってマスク4とウェハ
8との間のギャップを設定するとともに、同図(B)に
示すようにウェハマーク9’−&マスクマーク5′で挾
ミ、マスクマーク5′の中心にウェハマーク9′がくる
ようにウェー・8とマスク4とを相対移動し位置合せす
るものである。
しかしながら、この方法ではギャップ設定のだめに2重
焦点レンズを用いており、レンズには1μm程度の焦点
深度があるために高精度のギャップ設定は行なえない欠
点がある。また、レンズ口径は無限に小さくすることは
でき、々いため、ステップ・アンド・レピート方式によ
って露光領域が小さくなると、露光領域から離れた位置
合せマークを利用せざるを得なくなる。このため、ウェ
ハ8の周辺まで露光することができず、露光可能領域が
小きいという欠爪があった。さらに、このような光学的
方法では位置合せ精度自体も±01μm程度であ夛、例
えは0.02μmというような超微細バタンを転写する
には問題があった。
〔発明の目的および構成〕
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであシ、
その目的は、両物体間のギャップの設定を容易かつ正確
に行なって高精度な位置合せを行なうことを可能にする
2重回折格子による位置合せ制御法を提供することにあ
る。
このような目的を達成するために、本発明は、回折光強
度信号から両物体間のギャップを検出し制御するもので
ある。すなわち、ギャップの制御を、位置合せ自体と同
様に回折光強度を利用して行なおうとするものである。
ここで回折光強度信号とは、展次の回折光強度自体の他
に、入射光に対して対称的な方向に回折された同次数の
回折光強度を加算もしくは減算処理した加算もしくは減
算強度、両物体を位置合せ方向に相対振動させたときに
生じる回折光の強度振幅、同じく両物体を位置合せ方向
に相対振動させたときに生じる加算もしくは減算強度振
幅を含む概念である。以下、実施例を用いて本発明の詳
細な説明する。
〔実施例〕
(使用する装置について) 第4図は、本発明の一実施例を示す位置合せ装置の構成
図であり、図においてレーザ光源1.マスクホルダ3.
マスク4.透過形回折格子からなるマスクマーク5.粗
調ステージ61微調ステージ7、ウェハ81反射形回折
格子からなるウェハマーク9.光電変換器13.14は
第1図と同様である。また、17,18.19は球面ミ
ラー。
20は入射角可変装置、21は信号処理制御部。
22は振動子である。
レーザ光源1から発したコヒーレント光は、入射角可変
装置20および球面ミラー17によって方向を変えられ
、入射角αにかかわらずマスク4の同一点に入射する。
マスク4に作製されたマスクマーク5に入射した光は、
ウェハ8に作製されたウェハマーク9で反射され、再度
マスクマーク5を通過する。これら両マークによって回
折された+1次、−1次の回折光をそれぞれ光電変換器
13.14で受け、電気信号に変換する。この+1次回
折光強度工+1’+  ’1次回折光強度I−1これら
を信号処理制御部21において加算した加算強度Σr−
r+1十I 1.同じく減算した減算強度△I=I+1
−11  または後述するようにマスク4とウェハ8と
を位置合せ方向に相対振動させたときの上記1千1+ニ
ー1  もしくはΣI、ΔIの強度振幅は、後述するよ
うにマスク4とウェハ8との間のギャップ2と一定の関
係を有するから、これら回折光強度信号からギャップ2
を検出することができる。したがって信号処理制御部2
1から上記検出結果に基いて、マスクホルダ3もしくは
微調ステージ7に組込まれた2軸微調機構を駆動するギ
ャップ制御信号を送出することによシ、マスクホルダ3
もしくは微調ステージ7を上下動してマスク4とウェハ
8との間のギャップ2を所定の値に制御する。なお、マ
スク4とウェハ8を位置合せ方向に相対振動させる場合
には、信号処理制御部21からの指令によって振動子2
2を動作させて行なう。
(回折光強度の理論計算について) 上記構成において、回折光強度工。は、第43回応用物
理学会学術講演会講演予稿集、P27゜1982年で紹
介されている次のような理論式(1)を用いて計算でき
る。
ここで、JCkは回折格子のフーリエ係数であυ、マス
ク、l−2のときウェハの回折格子を表わす。
また、rは回折格子のピッチPに対する回折格子の透明
部5aもしくは反射部91L(第1図(A)参照)の長
さの比であ)、本実施例ではとの比rは0.5であるも
のとする。
(ギーYツブ2の設定について) 第5図に、この(1)式を用いて、波長λ=0.632
8μm、ピンチP=4μm、入射角α=0°(垂直入射
)の場合について、マスク4とウェハ8の相対位置ずれ
量dをOから2μmiで変動させた際の、マスク4とウ
ェハ8との間のギャップ2に対する1次回折光強度■+
1(同図(A))と、+1次と一1次の回折光の加算強
度Σ■(同図(B))とを計算した結果を示す。
第5図において、(イ)、(ロ)、(ハ)、に)、(ホ
)はそれぞわ相対位置ずれ量dが0.0.5,1.0,
1.5.2μmの場合を示すが、それぞれλ’l、/p
2x= H(n;整数)の条件を満たすギャップ2.す
なわち本例ではZ ≠0 、25.3 、50.6 p
m、・=・4)近辺でi+1ΣIともに最大値と々る。
このII1.Σ工は、相対位置ずれ量dによって変化し
、d=oのときはλZ/P’=2k(kは整数)を満た
すギャップZで、d=P/2のときはλz/p2= 2
k −i−1を満たすギャップZで最大値となるので、
予め粗調によシギャップ2を±5μm2位置ずれ量dを
±111rn範囲程度に入れておけば、微調ステージ7
をII1もしくはΣ工が大きくなるように位置合せ方向
に移動しながらマスクホルダ3もしくは微調ステージ7
を上下動し、■+1.ΣIが最大になる点で停止すてこ
とに1)ギー’r7プ2をZ = 25.3 、50.
6 μm、 ・・に容易に設定できる。
また、第5図から明らかなように相対位置ずれidに無
関係、・(、λZ /P 2−n +2  (nは整数
)の条件を満たすギャップ2、本例ではZ=12.6゜
379μm、・・・の時、II1+ΣTはいずれも一定
値となる。したがって、相対位置ずれ量が0から2μm
の範囲で変動するようにマスク4とウェハ8とを位置合
せ方向に相対振動させると、第6図(A)(工+1の場
合)および(B)(Σ■の場合)に示すような強度振幅
曲線が得られる。強度振幅は、λZ/P”−1〕十−(
IIはギ数)の条件を満たすギャップ2で最小1λZ/
P2=n の条件を満たすギャップ2で最大となるので
、この点でギャップ設定が可能になる。ffr、わち、
予め粗調によってギャップ2を12.61tL754ら
37.9 μm +  もしくは25.:311から5
06μmの範囲に入れておけば、マスクホルダ3もしく
は微調ステージ7を上方向もしくは下方向へ移動し、強
度振幅が最小もしくは最大となった時に停止する簡単な
制御方法によって、ギャップ2を12.6 tt771
.37.9 pmもしくは25.3 μm、 50.6
μmの設定値に合わすことができる。以上、相対位置ず
れ景dの変動幅が0〜2μmの場合について述べたが、
変動幅は0〜2μm以上でも、同様の強度振幅曲線が得
られる。また、入射角αがQ (1,すなわち垂直入射
の場合について述べたが、入射角αが2PStnα/λ
−k(kは整数)を満たす条件のとき、すなわち本例の
場合α’;4.54°、9.10°、・・・・・・の角
度で斜め入射させた場合も、全く同様にギャンブ制御を
行なうことができる。
さらに第7図は、波長λ= 0.6328 sn、  
ピンチP=4μmの条件は第5図と同じで、入射角αを
2PSiflα/λ=”T(kは整数)を満足する値、
すなわち本例の場合α=2.27°とした場合について
、マスク4とウェハ8の相対位置ずれ量dをOから2μ
、mまで変動した際の、マスク4とウェハ8との間のギ
ャップ2に対する+1次と一1次の回折光の加算強度Σ
■を第5図(B)の場合と同様に(1)式を用いて計算
した結果を示す。
第7図−(おいて、(イ)、(ロ)詠→、に)、(ホ)
はそれぞれ第5図と同様に相対位置ずれ量dが0 、0
.5 、1=0 。
1.5 、2.0μmの場合を示すが、相対位置ずれ量
dに無関係にΣ工が零になるギャップ2が存在する。
λZ/P 2= 2 n +1 (nは整数)の条件を
満たすギャップZ、すなわち本例ではZ ’−= 25
.3 、75.91tm。
・・・のときにΣX=0が成立するので、予め粗調によ
ってギャップZを25.3μmから75.9μmの範囲
に入れておけば、マスクホルダ3もしくは微調ステージ
7を上方向もしくは下方向へ移動し、Σ工が零になる点
で停止するという簡単な制御方法によって、ギャップ2
を25.3μ扉もしくは75.9μmに設定できる。ま
た、IIは相対位置ずれ量dによって変化し、cl=o
のときλz/p”= 2 n(nは整数)を満たすギャ
ップ2で最大値となるので、予め粗調によシギャップを
±5μm1位置ずれ量dを±1μm範囲程度に入れてお
けば、微調ステージγをΣ工が大きくなるように位置合
せ方向に移動しながら、マスクホルダ3もしくは微調ス
テージ定できる。さらに、マスク4とウェハ8とを位置
合せ方向に相対振動させると、第6図(B)に示したと
同様に加算強度振幅曲線が得られるので、その最小とな
る点(λz/p” = 2 n + 1を満たす2)も
しくけ最大となる点(λz/p2=2nを満たすZ)に
おいて、ギャップ2の設定が行なえる。
まだ、第8図は第7図と同一条件で、+1次と一1次の
回折光の減算強度△Iの変化を(1)式を用いて計算し
た結果を示す。
第8図において、(イ)、(ロ)、(ハ)、(ロ)、(
ホ)はそれぞれ第7図と同様に相対位置ずれ量dカ50
,0.5゜1.0 、1.5 、2.0μmの場合を示
すが、この相対位置ずれ量dに無関係に△工が零になる
ギヤング2が存在し、λz/p2= n(nは整数)を
満足する条件のとき△I−〇が成立する。本例ではZ=
25.3゜50.6 、75.9μ已・・・・・・のと
きに△Iは零となるので、予め粗調によってギャップZ
を±5μm程度の範囲に入れておけば、マスクホルダ3
もしくは微調ステージ7を上方向もしくは下方向へ移動
し、Δ工が零になる点で停止する簡単な制御方法によっ
てギャップZを容易に設定できる。さ幼にマスク4とウ
ェハ8とを位置合せ方向に振動させると第6図に示し、
7たと同様の強度振幅(ただしこの場合は減算強度振幅
)曲線が得られるので、その零点(λZ/P2−.=n
を満たすZ)においてギャップ2を設定できる。
以上説明し7たギャップ制御法において、ギャップ設定
値を変えたい場合には、そのギャップ設定条件を満足す
るように波長λもしくはピッチPを変更すればよい。
(位置合せにつ員て) 一方、第9図は波長λ、ピンチP、入射角αともに第5
図と同一条件でギャップZを25.28μmから260
8μ〃Iまで変動させた際の、マスク4とウェハ8の相
対位置ずれ量dに対する+1次と一1次回折光の力ii
狼−強度ΣIの変化を(1)式によって計算した結果を
示す。
第9図において、(イ)、(ロ)、(ハ)、に)、(ホ
)はそれぞれギヤ7ブ2が25.28 、25.48 
、25.68 。
25.88 、26.081lrnt7)8合を示f−
M、イスtLモ1周期に1回の最小値もしくは最大値を
もつ単純な曲線となり、しかもギャップ2が25.28
μmがら26.08μmに変化しても曲線形状の変化は
小さい。
したがって、粗調によシー−<d<−(0<d<2 P)の範囲に位置合せしておけば、Σ工が小さくもしく
は大きくなるように微調ステージ7を位置合せ方向に移
動させ、最小点もしくは最大点にきたときに停止すると
いう簡単な制御方法によって位置合せが可能である。
第10図に、波長λ、ピンチP、入射角αの各条件を第
9図と同一にしてギャップ2を25.3μm25.6μ
m、25.9μm、と変動させた際の、マスク4とウェ
ハ8の相対位置ずれ量dに対する+1次と一1次回折光
の加算強度ΣIの変化を実験によυ求めた結果を示す。
縦軸は光電変換器13.14の出力の和をボルト単位で
示しである。レーザ光′″ノー算には、出力のドリフト
を避けるために安定化電源を用いた。
第10図において、(イ)、(ロ)、(/→、がそれぞ
れギャップZが25.3 p−、25,6ttm 、 
25.9 amの場合を示すが、図から明らかなように
ギャップ2の変動に対する曲線形状の変化はきわめて小
さく、かつ単純な曲線こなっておシ、計算によるシュミ
レーション結果(第9図)を裏付けている。したがって
、ΣI而面を利用することによシ、簡単な制御方法で高
精度の位置合せが可能である。
第11図は、第10図の21曲線の最小値部分を出力増
幅し、1.7H2のローパスフィルタを通した場合の信
号を示す。位置ずれ方向への微調ステージ7の移動速度
は0.8μm/寛である。図から、0.02μmの位置
合せに十分な感度を有しているととがわかる。
以上、入射角が0°の場合について述べたが、2 P 
sinα/λ= k (kは整数)を満たす角度で斜め
入射しても全く同一の曲線となシ、同様に制御可能であ
る。曲線の形状はλZ/P2=n(nは整数)、2 p
 sinα/λ=k(kは整数)を満たすギャップ2、
入射角αのとき最も単純になシ、しかもギャップ2の変
動に対する変化も最も小さくなるので、この条件下で最
も高精度の位置合せを単純な制御方法で行なうことがで
きる。
さらに第12図は、波長λ、ピッチPは第5図と同一条
件で、入射角αが2.27°の条件において、ギヤング
2を12.44μ77Lから12.84 p17L’J
で変動させた際のマスク4とウニ/・8の相対位置ずれ
量dに対する+1次と一1次回折光の減算強度△工の変
化を(1)式によって計算した結果を示す。
第12図において、(イ)、(ロ)、(ハ)、に)、(
ホ)はそれぞれギャップ2が12.44,12.54,
12.64゜12.74 、12.84μmの場合を示
すが、曲線はいずれもdが上と3pでΔI=00軸を横
切る単純4 な曲線となシ、ゼロクロス点での位置合せが可能になる
。したがって、△Iの正負判定を行ないながら△工が零
に近づくように微調ステージ1を移動させ、零点で停止
する簡単な制御方法によって位置合せが行なえる。また
、零点を横切る曲線は直線状で、かつ傾きが大きいので
高感度の位置合せが可能で1見 しかもギャップZの変
動による形状変化も小さいのでギャップ設定が容易であ
る。
曲線の形状はλz/P2=n十−(nは整数)、2pH
illα/λ=に十7(kは整数)を満たすギャップ2
、入射角αの〆き最も単純になシ、ギャップ変動に対す
る形状変化も最も小さくなるので、この条件で最も高精
度の位置合せが可能になる。
(まとめ) 以上ギヤングZの設定および位置合せについて述べたと
ころを総合すれば、ギャップ2がλZ/P”=n(nは
整数)、入射角αが2P灯α/λ=k(kけ整数)を満
足する条件では、第5図および第6図に示したように回
折光強度I+1もしくは加算強度Σ工またはこれらの強
度振幅が最大になる点でギャップZを設定でき、かつ、
第9図に示したように加算強度Σ■が最小もしくは最大
になる点で最も高精度の位置合せができるので、ギャッ
プ2の設定と位置合せとを同一の信号、すなわち回折光
強度信号によって同時に制御することが可能になる。す
なわち、例えばギャップ設定にI+1もしくけΣ■を用
い、位置合せにΣIの最大点を用いる場合には、ある相
対位置ずれ量dにおいてI+1もしくはΣ■が最大にな
るようにマスクホルダ3もしくは微調ステージTを上下
動し、次にΣ工が最大になるように微調ステージ7を位
置合せ方向に移動する。この上下動および位置合せ方向
への移動を交互に繰返して、I+1もしくはΣIが最大
になった時にギャップ設定および位置合せ制御を終了す
る。まだ、ギャップ設定にI+、もしくはΣIを用い、
位置合せにΣ工の最小点を用いる場合、またはギャップ
設定に1+1もしくはΣIの強度振幅を用い、位置合せ
にΣ工の最小もしくは最大点を用いる場合には、微調ス
テージ7を位置合せ方向に微動し、またはマスクホルダ
3を振動子22によって位置合せ方向に振動しつつ、r
+xもしくはΣ工またはこれらの強度振幅が最大になる
ようにギャップ2を設定後、マスクホルダ3の振動は停
止し、微調ステージ7を位置合せ方向に移動してΣ■が
最小もしくは最大になった点で停止して位置合せを行な
う。
これに対し、ギャップ2がλZ/P咥”T(”は整数)
、入射角αが2Ps1nα/λ=k(kは整数)を満足
する条件では、第6図に示したようにI+4もしくはΣ
Iの強度振幅が最小になる点でギャップを設定でき、か
つその状態で入射角αだけを、2Psinα/λ−に+
T(kは整数)を満足するように変更することによ)、
第12図に示したように減算強度ΔIが零になる点で最
も高精度の位置合せができるので、ギャップの設定1位
置合せを同時に制御することが可能になる。すなわち、
I+1もしくはΣIの強度振幅が最小に々るように、マ
スクホルダ3もしくは微調ステージ7を上下動し、最小
になった点で停止する。次に、入射角可変装置20によ
って入射角αを変更し、マスクホルダ3の振動を止めた
うえで、△■が零になるように微調ステージTを位置合
せ方向に移動し、零になった点で停止して位置合せを行
なう。
さらに、ギャップ2がλz/P2=2n+1 もしくけ
2n(nは整数)、入射角αが2PShlα/λ=に+
−L(kは整数)を満足する条件では、第8図に示した
ようにΣ■が零もしくは最大になる点でギャップを設定
でき、かつその状態で入射角αのみを2p=α/λ、=
k(kは整数)を満足するように変更することによシ、
第9図に示しだようにΣIが最小もしくは最大になる点
で最も高精度の位置合せができるので、ギャップの設定
および位置合せを同一信号によって制御することが可能
になる。すなわち、この場合は、Σ工が零になるように
、マスクホルダ3もしくは微調ステーク)上下動するか
、またはΣIが最大になるように、微調ステージ7を位
置合せ方向に移動しつつ、マスクホルダ3もしくは微調
ステージ7を上下動する。
次に入射角可変装置20によって入射角αを変更後、Σ
■が最小もしくは最大になるように微調ステージTを位
置合せ方向に移動する。このギヤツブ制御1泣置合せ制
御を交互に繰返して、それぞれΣ工が零もしくは最大、
ΣIが最小もしくは最大になった時にギャップ設定およ
び位置合せ制御を終了する。ギャップ設定に加算強度振
幅を使用する場合も、同様の方法によってギャップ設定
位置合せ制御を行なうことができる。
また、ギャップ2がλz/p2=n(nは整数)、入射
角αが2P8i11α/λ=に+−(kは整数)を満足
する条件では、第8図に示したように△Iが零になる点
でギャップ2を設定でき、かつその状態で入射角αのみ
を2psinα/λ=k(kは整数)を満足するよう−
・ζ変更することによシ、第9図に示したように加算強
度Σ工が最小もしくは最大になる点で最も高精度の位置
合せができるので、ギャップの設定および位置合せを同
時に制御することが可能になる。すなわち、この場合に
は、Δ工が零になるようにマスクホルダ3もしくは微調
ステージ7を上下動する。次に入射角可変装置20によ
って入射角αを変更後、ΣIが最小もしくは最大になる
ように微調ステージ7を位置合せ方向に移動する。この
ギヤツブ制御1泣置合せ制御を繰返して、それぞれ△I
が零、ΣIが最小もしくは最大になった時にギャップZ
の設定および位置合せ制御を終了する。ギャップ設定に
減算強度振幅を利用する場合も、同様の方法によってギ
ヤング設定および位置合せ制御を行なうことができる。
(その他の実施例) 以上の実施例では、1次回折光を利用した場合について
のみ説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、2次、3次あるいはよシ高次の回折光を利用しても
同様の効果を得ることができる。まだ、上述した実施例
ではマスク、ウエノ・にそれぞれ1つの回折格子マーク
を作製した場合についてのみ説明したが、例えば特開昭
53−22759において説明されているようにx、y
軸方向に直交する回折格子を1組としてマークを作製す
ると、XrY軸両軸向方向いて同時にギャップ設定およ
び位置合せ制御ができ、さらにもう1つのマークを別に
設けることによシマスク、ウェハ間の平行度をきわめて
高精度に制御できる。
また、レーザ光源から発するコヒーレント光の代りに準
単色光を用いても同様の効果が得られる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、回折光強度信号
を用いて両物体間の、ギャップを検出しこれを制御する
ようにしたことによシ、本来の位置合せ用のマークをそ
のままギャップ制御用に利用でき、しかも位置合せ用の
回折光強度信号を用いてギャップを設定できるため、容
量形ギャップセンサのようなギャップ検出用のセンサや
その他の検出機構を別に設ける必要がなく、装置構造を
簡単にできる。また、2重焦点レンズを用いる方法のよ
うに対物レンズを使用せず、露光バタンの最も近くに配
fAした位置合せマークを利用できるため、例えばマス
ク−やウェハの平面度が悪くても、マスク上の炭、光バ
タンとレジストを塗布したウェハとの間のギャップを正
確に設定でき、しかもその制御方法は容易であるという
利点を有する。このように本発明によれば、同一の信号
、すなわち回折光強度信号のみを利用して、ギャップを
正確に制御しながら位置合せが行なえるため、簡単な装
置構造でしかも高精度な位置合せが容易に行なえるとい
う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は従来の2重回折格子を用いた位置合せ装
置を示す構成図、同図(B)は位置合せマークを示す詳
細図、第2図(Nおよび(B)はそれぞれ相対位置ずれ
量に対する+1次と一1次回折光の減算強度△Iの変化
の一例を示す図、第3図(A)は従来の2重焦点レンズ
を用いたギヤツブおよび位置合せ同時検出法を示す図、
同図(B)は位置合せマークを示す詳細図、第4図は本
発明の一実施例を示す位置合せ装置の構成図、第5回置
および(B)はギャップに対する回折光強度I+1お工
び加算強度Σ■の変化の一例を示す図、第6図体)およ
び(B)はギャップに対するI+1およびΣIの強度振
幅の変化の一例を示す図、第7図は斜め入射時における
ギャップに対するΣ工の変化の一例を示す図、第8図は
斜め入射時におけるギャップに対する△Iの変化の一例
を示す図、第9図は相対位置ずれ紫に対するΣ工の変化
の一例を示す図、第10図は同じくΣ工の実験結果を示
す図、第11図は同じくΣ工の最小点付近の拡大図、第
12図は斜め入射時における相対位置ずれ量に対する△
1の変化の一例を示す図である。 1・・・・v−f光源、3・・・・マスクホルダ、4・
・・・マスク、5・・・・マスクマーク、5a・・・・
透明部、6・・・・粗調ステージ、7・・・・微調ステ
ージ、8・・・・ウェハ、9・・・・ウェハマーク、9
a・・・・反射部、13.14・・・・光電変換器、1
7,18.19・・・・球面ミラー、2o・・・・入射
角可変装置、21・・−・信号処理制御部、22・・・
・振動子。 特許用1.穎入   日本電信電話公社化 理 人  
 山  川  政  樹第1図 1       (A) (B) /−−m− 第2図 ■ 1、IPm 第3図 第4図 第5図 1(A) 第6図 (A)         強 夾 Σ1 (B) ”、”qツブZ (Pm) 第9図 イLz7 れ量d(lLm) 第10図 り 第11図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 第1の物体に設けた第1の回折格子と、第2の物体に設
    けた第2の回折格子とを一定のギャップをおいて重ね、
    これら第1および第2の回折格子にコヒーレント光もし
    くは準単色光を入射し、両回折格子によって生じた回折
    光の強度の変化によって第1の物体と第2の物体の相対
    変位を検出して位置合せする方法において、回折光強度
    信号から第1と第2の物体間のギャップを検出してこれ
    を所定の値に設定する過程を有することを特徴とする2
    重回折格子による位置合せ制御法。
JP58031278A 1983-02-26 1983-02-26 2重回折格子による位置合せ制御法 Pending JPS59158521A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61168226A (ja) * 1985-01-21 1986-07-29 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 回折格子による2物体の相対位置調整装置

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JPS5698829A (en) * 1980-01-10 1981-08-08 Toshiba Corp Gap setting device

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