JPS59156825A - 自動車の推進アセンブリ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、自動車の横に設けられた動力駆動ユニットの
手段によって、自動車の２つの軸の車輪を駆動する自動
車の推進アセンブリに関するものである。

２つの軸が駆動軸であることは加速する場合に自動車の
利用できる装着物を容易にし、ユニットの横の位置は全
体のサイズを縦に小さくし、これは自動車のハウジング
をできるだけ軽便にする。

動力駆動ユニットは一般に横の出力シャフトを通して車
輪を駆動する軸の部分に設けられるが、ユニットの縦の
出力シャフトは縦の伝達シャフト及び少なくとも接続ジ
ヨイントを通して、車輪を駆動する他の軸の部分に設け
られたベベルギアを有する差動装置に接続される。そし
て、このユニット及び差動装置は少なくとも３つの弾力
性の曲げ易いブロックによって自動車の構造体にそれぞ
わ固着され、また弾力性の曲げ易いブロックはその位置
でそれらを保持し、特に異なった入力及び出力シャフト
に加えられるトルクに対して、反動により傾かないよう
にする。

また推進アセンブリは良く知られており、動力駆動ユニ
ットは前軸に縦に置かれ、駆動軸である後軸の開に設け
られた差動装置に固く接続されている。このアセンブリ
の堅さは自動車の構造体に固着する多数のブロックで軽
減され、ユニットの出力シャツ１−と差動装置の間にジ
ヨイントを接続しないようにする。

更に、２つの軸の間、好ましくは後軸の近傍の位置では
、ユニットの重い重量が自動車の重心を横切る垂直軸の
周りに比較的低い慣性を有し、従って自動車は容易にハ
ンドルが切れ、自動車の方向を容易に変更することがで
きるので、２つの軸の間、好ましくは後軸の近傍の位置
に動力駆動ユニットが設けられるように配置することは
、自動車の道路走行運転のために利点があることが知ら
れている。従って、この装置は″スポーツ性を持つ自動
車に有効に使用される。

本発明の目的は、２つの駆動軸と横の動力駆動ユニット
を持つ自動車の推進アセンブリを提供することにあり、
この自動車の推進アセンブリは前述の単純性の利点と他
の推進装置に予め存在する良い道路走行性とを組合せて
おり、一方では、自動車の構造体にユニットを固着する
ための少量の弾力性の曲げ易いブロックを有し、ユニッ
トと差動装置の間に接続ジヨイントを持たず、他方では
、自動車の重心を横切る垂直軸の周りに低い慣性を持つ
ことである。

本発明は、動カニニットが２つの車軸の間の自動車の縦
の対称面の各側部に設けられ、２つの縦の伝達シャフト
がその対称面の近傍に設けられ、２つの車軸の車輪の間
にそれぞれ設けられたベベルギアを持つ２つの差動装置
の１つに動力駆動ユニットを相互接続し、動力駆動ユニ
ットの中央部が２つの縦のシャフトの１つをそれぞれ囲
むほぼ管状のケースによって２つの差動装置のハウジジ
ングに固く接続され、形成された精確な十字状アセンブ
リがその枝の端部の近傍に設けられた４つの弾力性の曲
げ易いブロックによって自動車の構造体に固着される推
進アセンブリを提供することである。

本発明の有利な特徴によれば、少なくとも弾力性の曲げ
易いブロックの１つ、即ちできるだけ十字状アセンブリ
の縦の枝に共に動作するブロックの１つは縦方向に低い
柔軟性を持ち、少なくとも弾力性の曲げ易いブロックの
１つ、即ちできるだけ十字状アセンブリの横の枝に共に
動作するプロッりの１つは横方向に低い柔軟性を持ち、
少なくとも弾力性の曲げ易いブロックの１つは推進アセ
ンブリ及び／・または構造体に対して調整できる方法で
固着され、動力駆動ユニットは後軸の近傍に設けられ、
その車軸に対応する縦のシャフトを囲むケースはギアボ
ックスのハウジング及びユニットの中央部を持つ単一の
部分で作られ、ベベルギアを有する中央部は縦のシャフ
トにギアボックスの出力軸を接続し、制限スリップ差動
装置は２つの伝達シャフトの間に介在され、またユニッ
トの中央部に固着されたケースに設けられている。

本発明による推進アセンブリの実施例は図面を参照して
この後に記載される。１ 第１図は、自動車の前輪１．２及び後軸３．４を駆動す
る推進アセンブリを示している。各対の車軸、即ち前輪
または後輪は、ここでは自動車の構造体に接続される方
法には関係がない車軸を示しており、好ましくは、この
接続が各車軸に独立した手段である方法（図示せず）で
達成される。

この推進アセンブリは、主に動力６を持つ動力駆動ユニ
ット５、クラッチ及びギアボックス７を持っている。こ
のユニットは自動車の走行方向に対して横に設けられ、
動力とクラッチは好ましくは自動車に対称な縦面の１方
の側部に設けられており、ギアボックスは他方の側部に
設けられている。

このユニット５は２つの軸の間で前輪よりも後軸により
密接して設けられ、その中央部８はほぼ管状の２つのケ
ース９．１０で固く接続され、２つの差動装置１１．１
２のそれぞれ１つはベベルギアトランスミッションを有
し、車軸を駆動する車軸の１つの部分に設けられている
。

ケース９．１０は縦の伝達シャフト１３．１４を囲み、
これらの伝達シャフト１３．１４はそれぞれ差動装置の
１つの入力軸１５に連結され、中央部８に入れられた一
対のベベルギア１６を通してギアボックスの２次軸で駆
動される。

前部のケース９は比較的長く、その前後端はそれぞれネ
ジ１７．１８で前部差動装置のハウジング１工及びユニ
ットの中央部８にそれぞれ固着されている。

後部ケース１０は比較的短く、その後端のみがネジ１９
によって前部の差動装置ｔ１２のハウジングに固着され
るが、その前端は中央部８及びギアボックスのメインハ
ウジング２０に接続されている。従って、ケース１０、
ユニットの中央部８及びハウジング２０は１つの部分に
作られている。ケース１ｏは１セツトの遊星ギアを介し
て、縦のシャフト＋３：　１４に接続する普通のタイプ
の制限されたスリップ２１を持っ差動ギアを入れるよう
に十分に広く、また縦シヤフト１３．１４の１つど差動
装置１２の入力シャフトの間に摩擦を生じる。

ユニット５、ケース９．１０及び差動装置１１．１２の
ハウジングは前述したように互いに固く固着され、それ
らはほぼ十字形を持つ固いアセンブリを形成する。この
アセンブリを柔軟な方法で自動車の構造体に接続するた
めに、４つの弾力性の曲げ易いブロックが設けられる。

即ち、中間のブロック２３．２４は縦のシャフト１３．
１４．１５の軸を含む縦面の近傍に設けられ、２つの差
動装置１１．１２の１つのハウジングでそれぞれ支持さ
れ、２つの横のブロック２５．２６はこの縦面の各側部
に、その面から印を付けた距離に設けられ、そしてそれ
ぞれ動力６とギアボックス７で支持される。

各ブロックは弾性重合体の弾力性の曲げ易いスリーブに
よって構成され、そのスリーブにおいて、フォーク形状
に固着されたピンが調整しうるように自動車の構造体に
それ自体で固着されたブラケットに挿入される。スリー
ブ２６は支持体２７によって支持され、この支持体２７
はネジ２Ｂでギアボックスのウジング２０に固着され、
このネジ２８は支持体に形成された開孔２９を通して伸
び、ギアボックス上の支持体の位置の調整をする。

全てのスリーブの軸は水平である。従って、このスリー
ブは、ユニット５に主に加わる静的及び動的垂直力に関
係するので、良い抵抗を持つように垂直方向に圧縮応力
を受ける。

スリーブ２３．２４は自動車の横方向に平行な軸を持つ
。従って、縦方向に圧縮応力を受け、この方向には低い
柔軟性を持っている。その結果、これらのスリーブは差
動装置１１１２のハウジングから自動車の構造体に、自
動車の加速及び減速による推進アセンブリの慣性による
スラストを正確に、動的に伝達する。

スリーブ２６の軸は縦に設けられる。従って、このスリ
ーブは自動車の横方向の圧縮応力を受゛け、その結果、
この方向に低い柔軟性を持つので、自動車が曲がって走
行されたとき、推進アセンブリに及ぼされる主に円心力
による横のスラストを構造体に正確に伝達することがで
きる。

構造体に推進アセンブリを固着するＡつの固定点のみを
必要とし、接続される伝達ジヨイントはユニット５と差
動装置１１．１２の間に使用されないので、この推進ア
センブリは、コンパクトで、比較的簡単に得られた。更
に、その推進アセンブリの容量の主な部分は自動車の重
心にできるだけ密着して設けられ、２つの車軸は駆動軸
であるので、自動車は４つの車輪上の、特に加速上の負
荷の良い配分による最適条件の固守ばかりでなく、自動
車の重心を横切る垂直軸の周りの慣性から、即ち自動車
の良いハンドル操作性、つまりステアリング力の鋭敏な
応答性から利点を受ける。従って、そのような装置はス
ポーツ性を持つ自動車に適切である。

ここに記載した装置において、中間の弾力性の曲げ易い
ブロック２３．２４は差動装置１１．１２の上に設けら
れる。

変更例として、弾力性の曲げ易いブロックはそれらの差
動装置の下に設けられる。有利な装置は同じであるが、
逆になる２つの差動装置を使用するので、その出力シャ
フトの回転方向は同じである。このケースの場合、２つ
のブロックは対応する差動装置より上であり、他は下で
ある。

また、変更例として、２つのブロック２３．２４の１つ
のみが推進アセンブリの慣性によるスラストの主な部分
を構造体に伝達するように、縦方向に低い柔軟性を持っ
ている。同様に、構造体［；動力を接続するブロック２
５は、対応する方向に構造体上の推進アセンブリによっ
て及ぼされるスラストに特に関係するように、横または
縦の方向に低い柔軟性を持っている。

【図面の簡単な説明】

第１図は推進アセンブリの簡単な斜視図であり、第２図
は第１図の線２−２に沿って取られた推進アセンブリの
一部の軸方向の断面図である。 １．２・・・前軸、３．４・・・後輪、５・・・動力駆
動ユニッ１〜．６・・・動力、７・・・ギアホックス、
８・・・中央部、９．１０・・・ケース、１１．１２・
・・差動装置、１３．１４・・・伝達シャフト、１５・
・・入力シャフト、１６・・・ベベルギア、１７．１８
．１９・・・ネジ、２０・・・メインハウジング、２１
・・・制限されたスリップ、２３．２４・・・中間ブロ
ック、２５．２６・・・横ブロック、２７・・・支持体
、２８・・・ネジ、２９・・・開孔。

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. （１）２つの駆動軸を持つ前軸と２つの駆動軸を持つ後
   軸との間に対称な縦の面の側部で自動車の縦に対して横
   に設けられた動力駆動ユニットと、２つの車軸の車輪の
   間にそれぞれ設けられたベベルギアトランスミッション
   を持つ２つの差動装置の一つに動力駆動ユニットをそれ
   ぞ九接続する対称な面の近傍に置かれた２つの縦の伝達
   シャフトとを有し、前記動力駆動ユニットの中心部は前
   記２つの縦のシャフトの１つを囲むほぼ管状のケースに
   よって前記２つの差動装置のハウジングに精確に接続さ
   れ、該接続された精確な十字形状アセンブリは該十字形
   状の枝の端部の近傍に設けられた４つの弾力性の曲げ易
   いブロックによって、自動車の構造体に固定される自動
   車の推進アセンブリ。
2. （２）前記４つのブロックは２つの差動装置ハウジング
   、動力及びギアボックスの上にそれぞれ設けられること
   を特徴とする特許請求の範囲第１項記載の自動車の推進
   アセノブ１ハ
3. （３）少なくとも弾力性の曲げ易いブロックの１つ、即
   ちできるだけ前記十字形状の縦の枝と共に動作するブロ
   ックの１つのみが縦に低し１柔軟性を持っていることを
   特徴とする特許請求の範囲第１項記載の自動車の推進ア
   センブリ。
4. （４）少なくとも弾力性の曲げ易いブロックの１つ、即
   ちできるだけ前記十字形状の横の枝と共に動作するブロ
   ックの１つのみが横に低い柔軟性を持っていることを特
   徴とする特許請求の範囲第１項から第３項のいずれか１
   項記載の自動車の推進アセンブリ。
5. （５）少なくとも弾力性の曲げ易いブロックの１つは前
   記推進アセンブリに対して及び／または前記自動車の構
   造体に対して調整しうるように固定されることを特徴と
   する特許請求の範囲第１項から第４項のいずれか１項記
   載の自動車の推進アセンブリ。
6. （６）前記動力駆動ユニットは前記後軸の近傍に設けら
   れ、前記後軸に対応する縦のシャフトを囲むケースは前
   記ギアボックスのハウジング及び前記ユニットの中央部
   で１つの部分に作られ、前記中央部は２つの縦のシャフ
   トに対してギアボックスの出力シャフトに接続されるベ
   ベルギアを有することを特徴とする特許請求の範囲第１
   項から第５項のいずれか１項記載の自動車の推進アセン
   ブリ。
7. （７）２つの伝達シャフトの間に設けられた制限スリッ
   プ差動装置は前記ユニットの中央部に接読されたケース
   に設けられることを特徴とする特許請求の範囲第１項記
   載の自動車の推進アセンブリ。