JPS59154432A - リ−ダ−プリンタ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は画像をスクリーン上に投影してこれを観察する
リーダー状態と、感光体上に投影してその複写像を得る
プリンター状態とに切換えられるリーダープリンターに
関するものである。

従来、この釉のリーダープリンターにおいては、マイク
ロフィルム等の画像をスクリーン上に投影するリーダー
光路と、その画像を感光体−ヒに投影するプリンター光
路を一部兼用することが行われており、リーダー状態と
プリンター状態とに切り換えるために、共通の光路上に
切り換え用ミラーを設け、このミラーを回転させて光路
に出し入れすることによって、両者の切り換えを行なう
方法があるが、切り換えのために特別にミラーを回転さ
せる等の駆動装置が必要となり％まだ切り換え時のミラ
ー位置精度を保つために特別に緩衝装置も必要となり、
構造が複雑で大型、高価なものになってしまう欠点があ
った。

また、コピー開始スイッチが押されてから、ミラーの回
転によりプリンター状態に切り換わってからコピーが開
始されるまで非常に時間がかかるという欠点があった。

このだめ一般には１１枚コピーを行なうことが多いリー
ダープリンターに於いてはコピ・−サイクルが長くなり
非常に不便であった。

本発明は上述の従来例の欠点を除去し、構造が極めて簡
単で、小型化でき、しかも１枚コピーの際でもコピーサ
イクルが従来よりも短かくすることができるリーダープ
リンターを提供するものである。

以下、本発明を図面に示した具体例により説明する１、
第１図は本発明を適用した複写機を示し、原稿たとえば
マイクロフィルム１は照明用ランプ２、球面反射鏡３及
び集光レンズ４からなる照明装置により照明される。マ
イクロフィルム１の１コマの画像全体は結像レンズ５及
び一定位置に置かれた固定ミラー（反射部材）６・７を
介してスクリーン８に同時に投影される。

１０・１１は矢印Ａ方向に回転する画像記録用感光ドラ
ム１２上にマイクロフィルム１の画像を露光走査する走
査ミラー（反射部材）で、両ミラー面は９０度の角度を
なしてい゛る。走査ミラー１０・１１は支持体１３に固
定支持されており、この支持体１３は駆動源に結合され
、走査ミラー１０・１１と一体に矢印Ｂ、　Ｂ’力方向
往復移動される。走査ミラー１ｏ・１１の移動速度は感
光ドラム１２の周速度のｉ−に選ばれる。走査ミラー１
０・１】はマイクロフィルムの１コマの画像全体のｌう
ちスリット状の一部分の領域を感光ドラム１２上に投影
する細長い形状をもち、支持体１３の移動により走査ミ
ラー１０・１１は感・光ドラム１２の回転速度と同期し
て、ミラー１０が結像レンズ５の光路を横切る方向（結
像レンズの光軸と直角方向）に移動し、これにより複写
すべき１コマの画像全体が順次走査され、細片状に感光
ドラムＪ−２上に露光される。

リーダ一時においては、走査ミラー１ｏ・１１は第１図
に示した位置に置かれる（以下、この位置を初期位置と
いう）。支持体１３には結像レンズ５の光路をさまたげ
ないように窓２ｏがおいておシ、走査ミラー１０が結像
レンズ５の光路の外の初期位置に位置しているときは、
ランプ２によって照明されたマイクロフィルム１の画像
は１／ンズ５を経て窓２０を通り、固定ミラー６・７を
介してスクリーン８」二に投影され、スクリーン上でこ
の画像を観察することができる。

支持体１３には、所定位ｆ行に被検知部材１５ａ・］、
　５　ｂ・１５ｃ・］、　５　ｄが配置されており、各
被検知部材は支持体１３の移動方向に並べて設けられ、
複写紙のサイズに対応する位置に設置されている。

また、被検知部材の移動径路に沿って走査（露光）開始
位置検知用フォートインタラプタ１６とリーダー位置検
知用フォトインタラプタ１７が配置され、被検知部材が
各フォトインタラプタの検知位置を通過するときフォト
インタラプタからパルス信号を出力する。

フォトインタラプタ１７が被検知部材１５ｄを検知して
いるときミラー１０・１１は初期位置にあシ（第１図の
状態）、このときフィルムの画像がスクリーン８上に投
影され、画像を閲読することができる。この実施例では
、３種類のサイズの複写紙を使用しているが、複写紙の
サイズが更に増える場合は被検知部材を増やし、この被
検知部材を支持体の所定位置に取り付ければよ込。

被検知部材１５ａはＡサイズの複写紙に対応した露光開
始位置に支持体（すなわぢミラー１０・１１）を位置決
めし、被検知部材１５ｂはＢサイズの複写紙に対応した
露光開始位置にミラー１０・１１を位置決めし、まだ被
検知部材１５ｃはＣサイズの複写紙に対応した露光開始
位置にミラー１０・１１を位置決めするだめのものであ
る。Ａ、Ｂ、　　Ｃサイズの複写紙は給紙方向の長さが
この順に順次長くなるサイズをもっているＯ 第４図は給紙カセットを示し、箱形の給紙カセット５３
内に複写紙が積み重ねて収容され、複写紙のサイズに対
応して複数の給紙カセットが用意される。選択された給
紙カセットのみが装置に装着され、このカセット内の複
写紙を転写部に送給するようにする。なお、各カセット
を同時に装置に装着し、選択したカセット内の複写紙を
送給するように構成してもよい。カセット５３には複写
紙のサイズに対応したコード信号発生用突起５４が設け
られ、カセットを装置に装着したときこの突起はマイク
ロスイッチからなる紙サイズ検知器５６により検知され
、紙サイズ検知器５６から紙サイズに対応したコード信
号を発生する。

第５図は上記装置の制御回路を示すもので、フォトイン
タラプタ１６・１７及び紙サイズ検知器５６の出力信号
はレベル変換回路６０・６１・６２に送られ、各レベル
変換回路６０・６１・６２の出力信号はＩ１０ポート６
３を介してＣＰＵ（中央演算処理部）６４に送られる。

ＣＰＵ６４はレベル変換回蕗５９・６０・６１・６２か
ら送られる信号に基づいてＩ１０ボート６３を介して複
写プロセス制御回路６５に制御信号を送り、この制御信
号によりプロセス制御回路６５を介して支持板１３及び
感光ドラム１２を駆動するモータＭ、正逆転クラッチｃ
１・Ｃ２％露光器、帯電器等の複写部の駆動が制御され
る。クラッチＣ１・Ｃ２はモータＭの駆動力を支持体１
３に伝達するもので、正転クラッチｃ１がオンになると
支持体１３が矢印Ｂ′方向に移動し、逆転クラッチＣ２
がオンになるを支持体１３が矢印Ｂ方向に移動する。

第１図は゛走査ミラー１ｏ・１１が初期位置に置かれて
いるリーダーモードを示し、このリーダーモードにおい
てスクリーン上の画像を観察し、コピーすべき画像をス
クリーンのプリント枠に位置決めした後、コピー開始ス
イッチをオンにすると、プリンターモードに変更され、
これによりモーターＭが、駆動すると共に正転クラッチ
Ｃ１がオンになり、支持体１３がＢ′方向に一定速度で
移動を始める。このときランプ２が一旦消える。支持体
１３のＢ′方向への移動にょｂミラー１０・１１が初期
位置から変移し、これにより結像レンズ５の光路は支持
体１３によって遮断され、走査ミラー１０が光路内に位
置する。

一方、ＣＰＵ６４には紙サイズ検知器５６から紙サイズ
に対応するコード信号が送られ、ＣＰｔＪ６４は計数部
の計数値がコード信号に対応した計数値になったとき露
光開始信号を出す。この実施例において、ＣＰＵ６４は
、Ａサイズの複写紙を使用した場合は計数部の計数値が
「１１になったとき露光開始信号を出力し、Ｂサイズの
複写紙を使用した場合は計数値が「２」になったとき露
光開始信号を出力し、Ｃサイズの複写紙を使用した場合
は計数値が１３」になったとき露光開始信号を出力する
。支持板１３がＢ′方向に移動すると、フォトインタラ
プタ１６が被検知部材１５ａ・１５ｂ・１５ｃを順次検
知し、これによりフォトインタラプタ１６から第６図に
示したパルス信号が発生する。このパルス信号はレベル
変換回路６０でレベル変換されて０Ｕ６４に送られ、Ｃ
ＰＵ６４の計数部で計数される。ＣＰＵ６４はパルス信
号の立上がり時に計数動作を行う。Ｃサイズの複写紙を
使用して複写する場合、第２図に示すようにミラー１０
・１１が複写すべき画像の先端を感光ドラム１２に露光
する露光開始位置に置かれたときフォトインタラプタ１
６が被検知部材１５ｃを検知する。しだがって、第２図
の状態になったとき計数部の計数値は「３」となり、こ
のとき露光開始信号を出力する。この信号によりランプ
２が点灯し、かつシャッターが開き、フィルム１の画像
が矢印方向に回転する感光ドラム１２上にスリット露光
され、第３図の状態でスリット露光が終了する。このと
きミラー１０・１１は露光終了位置にある。感光ドラム
１２の周囲には、図示しない公知の帯電器、現像器、転
写器、クリーナー等の像形成手段が配置され、電子写真
法による複写が行われる。画像の露光終了後、逆転クラ
ッチＣ２がオンになシ、ミラー１０・１１はＢ方向に移
動し、フォトインタラプタ１７が被検知部材１５ｄを検
知した時、逆転クラッチＣ２がオフになり、ミラー１０
．１１が第１図に示しだ位置に置かれリーダー状態に切
り換わる。

同一画像を多数枚複写する場合は、ミラ・−１０，１１
が露光開始位置と露光終了位置を必要な回数だけ往復移
動する。なお、ミラー１０の初期位置は支持体等が光路
を妨げない状態で露光開始位置にできるだけ近い位置に
設定し、これによりプリンター七・−ドに変更したとき
プリント開始１での時間を一層短縮することができる。

第７図は本発明の他の実施例を示し、第１図と同様のも
のは同一符号で示しである。第７図において、感光ドラ
ム１２は矢印Ａ′方向に一定速度で回転する。第７図は
リーダー状態にあり、この状態ではミラー１０・１１は
第７図の位置が初期位置となる。この状態からプリンタ
ーモードに変更するとミラー１０・１１が矢印Ｂ方向に
移動を開始し、このＢ方向への移動によりミラー１０が
光路を横断するときフィルム１の画像が感光ドラム１２
に露光走査され、露光が終了するとＢ′方向に移動し、
第７図の位置に復帰しリーダー状態となる。

上記実施例では、２つのミラ−１０・１１により原稿の
画像を感光ドラム１２上に露光走査しているが、３つ以
上のミラーにより原稿の画像を露光走査することもでき
る。

以上のように本発明によれば、リーダー状態からプリン
ト指令を与えたとき短時間で露光開始状態となり、１枚
目のコピーを短時間で得ることができ、次々と原稿を変
えてプリントを行なう場合には大きな時間短縮となる。

また、リーダー状態とプリンター状態に切り換えるだめ
の特別のミラーを設けたり、このミラーを回転駆動する
装置を必要とせず、装置の構造が極めて簡単となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すリーダープリンターの
構成図、第２図及び第３図は走査ミラーの走査状態を説
明する図、第４図は給紙カセットと紙サイズ検知器の斜
視図、第５図は制御回路のブロック図、第６図はフォト
インタジプタの出力信号波形図、第７図は本発明の他の
実施例を示す構成図である。 ６、７．１０．１１・・・・・・ミラー　１２・・・・
・・感光ドラム１５ａ、　１５ｂ、　１５ｃ、　１５ｄ
−・・被検知部材ｉ６．１７・・・・・・フォトインタ
ラプタ出願人　　キーヤノン株式会社 代理人　　丸　島　儀　−”ｙＬ、量 醜搾

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 画像をスクリーン上に投影するリーダー状態と、画像を
   感光体に投影するプリンター状態とに切換えられるリー
   ダープリンターにおいて、結像レンズの光路に出し入れ
   自在に移動する第１反射部材と、前記第１反射部材と同
   期して移動し、前記第１反射部材の反射光を感光体に向
   けて反射する第２反射部材を設け、前記第１反射部材は
   リーダ一時には結像レンズの光路外の所定位置に位置し
   、プリンタ一時にはこの所定位置から光、路を横断する
   第１の方向に移動した後、第１の方向と反対の第２の方
   向に移動し２、前記第１反射部材が第１の方向に移動す
   るとき画像を移動している感光体に露光するようにした
   ことを特徴とするリーダープリンター。