JPS5915413A - 1,3―ブタジエンの重合方法 - Google Patents
1,3―ブタジエンの重合方法Info
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- JPS5915413A JPS5915413A JP12506182A JP12506182A JPS5915413A JP S5915413 A JPS5915413 A JP S5915413A JP 12506182 A JP12506182 A JP 12506182A JP 12506182 A JP12506182 A JP 12506182A JP S5915413 A JPS5915413 A JP S5915413A
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- butadiene
- phosphite
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- Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は二硫化炭素を含有する1、2重合触媒を用い
た1、3ブタジエンの重合を停止する方法に関する。
た1、3ブタジエンの重合を停止する方法に関する。
コバルト化合物および有機アルミニウム化合物から得ら
れるシス1.4重合触媒を用いた1、3−ブタジェンの
重合を停止する方法としては、メタノール、エタノール
などのアルコール、塩酸、硫酸1などの無機酸、モノエ
タノールアミンやアンモニアあるいは塩化水素などの重
合停止剤を用いる重合停止法が公知である。
れるシス1.4重合触媒を用いた1、3−ブタジェンの
重合を停止する方法としては、メタノール、エタノール
などのアルコール、塩酸、硫酸1などの無機酸、モノエ
タノールアミンやアンモニアあるいは塩化水素などの重
合停止剤を用いる重合停止法が公知である。
しかし、二硫化炭素金言有する1、2市合触媒を用いて
1.3−ブタジェンを重合した後、前記の東合停止剤を
用いて1.3−ブタジェンの重合を停止すると、これら
の重合停止剤によって1,2重合触媒が複雑に分解して
エチルメルカプタン、硫化水素や高沸点硫化物などの硫
化物が多量副生し、これら副生した硫化物がポリマー中
に混入してポリマーの悪臭化の原因となり、また重合停
止後に重合溶媒を精製して循環使用する際に重合系内に
これら硫化物が蓄積し1.2重合触媒の重合活性が低下
するという問題点を有している。
1.3−ブタジェンを重合した後、前記の東合停止剤を
用いて1.3−ブタジェンの重合を停止すると、これら
の重合停止剤によって1,2重合触媒が複雑に分解して
エチルメルカプタン、硫化水素や高沸点硫化物などの硫
化物が多量副生し、これら副生した硫化物がポリマー中
に混入してポリマーの悪臭化の原因となり、また重合停
止後に重合溶媒を精製して循環使用する際に重合系内に
これら硫化物が蓄積し1.2重合触媒の重合活性が低下
するという問題点を有している。
コノ発明者らは、前述の欠点を有しない1.3−ブタジ
ェンの重合停止法について鋭意@究した結果、この発明
の方法において使用する特定の化合物を重合停止剤とし
て用いることによって、この発明を完成した。
ェンの重合停止法について鋭意@究した結果、この発明
の方法において使用する特定の化合物を重合停止剤とし
て用いることによって、この発明を完成した。
すなわち、この発明は9重合溶媒中で二硫化炭素を含有
する1、2重合触媒を用いて1.3−ブタジェンを重合
して得られた重合反応混合物に亜リン酸エステルを添加
して、1.2M合触媒と亜リン酸エステルと全接触させ
ることを特徴とする重合停止法に関するものである。
する1、2重合触媒を用いて1.3−ブタジェンを重合
して得られた重合反応混合物に亜リン酸エステルを添加
して、1.2M合触媒と亜リン酸エステルと全接触させ
ることを特徴とする重合停止法に関するものである。
この発明の方法によれば9重合停止剤の使用量が減少し
、しかも硫化物の副生を抑制することができるのである
。
、しかも硫化物の副生を抑制することができるのである
。
この発明の方法においては二硫化炭素を含有する1、2
重合触媒が1,3〜ブタジエンの重合触媒として使用さ
れる。
重合触媒が1,3〜ブタジエンの重合触媒として使用さ
れる。
このような1.2重合触媒としては1例えば、使用する
重合溶媒に可溶なコバルト化合物、一般式Al 11(
3で示される有機アルミニウム化合物および二硫化炭素
から得られる触媒が使用される。
重合溶媒に可溶なコバルト化合物、一般式Al 11(
3で示される有機アルミニウム化合物および二硫化炭素
から得られる触媒が使用される。
@記の重合溶媒に可溶なコバ及1化合物としてハ、コバ
ル) (II)アセチルアセトナ−ト、コバルト(11
0アセチルアセトナートなどのコバルトのβ−ジケトン
錯体、コバルトアセト酢酸エチルニス7 ル錯体のよう
なコバルトのβ−ケト酸エステル錯体。
ル) (II)アセチルアセトナ−ト、コバルト(11
0アセチルアセトナートなどのコバルトのβ−ジケトン
錯体、コバルトアセト酢酸エチルニス7 ル錯体のよう
なコバルトのβ−ケト酸エステル錯体。
コバルトオクトエート、コバルトナフテネ−1・。
コバルトベンゾエートなどの炭素数6以」二の41機カ
ルボン酸のコバルト塩、塩化コバルトピリジン錯体、塩
化コバルトエチルアルコール錯体などのハOりy 化”
ハル) 8体、 ト”Jスアリルコバルト。
ルボン酸のコバルト塩、塩化コバルトピリジン錯体、塩
化コバルトエチルアルコール錯体などのハOりy 化”
ハル) 8体、 ト”Jスアリルコバルト。
C1,:s−ブタジェン)(1−(2−メチル−3−ブ
テニル)−π−アリル〕コバルトなどを挙げることがで
きる。
テニル)−π−アリル〕コバルトなどを挙げることがで
きる。
前記の一般式AQ R3で表わされる有機アルミニウム
化合物としては、トリエチルアルミニウム、トリメチル
アルミニウム、トリインブチルアルミニウム、とすn−
ヘキシルアルミニウムなどを挙げることができる。前記
の有機アルミニウム化合物は、その一部を後述の有機ア
ルミニウムノ\ライドで置換してもよい。
化合物としては、トリエチルアルミニウム、トリメチル
アルミニウム、トリインブチルアルミニウム、とすn−
ヘキシルアルミニウムなどを挙げることができる。前記
の有機アルミニウム化合物は、その一部を後述の有機ア
ルミニウムノ\ライドで置換してもよい。
前記の重合溶媒に可溶なコバルト化合物、一般式 AQ
R3で示される有機アルミニウム化合物および二硫化
炭素から得られる1、2重合触媒の使用量は、触媒各成
分の種類および組合せ、並びに重合条件によって相違す
るが9通常1.3−ブタジェン1モル当り、コバルト化
合物が0.005ミリモル以上1%に0.01〜5ミリ
モル、有機アルミニウム化合物が0.1ミ!Jモル以上
、特に0.5〜50ミリモル、二硫化炭素がo、oo1
ミlJモル以上、特に0.01〜10ミリモルであるこ
とが好ましい。
R3で示される有機アルミニウム化合物および二硫化
炭素から得られる1、2重合触媒の使用量は、触媒各成
分の種類および組合せ、並びに重合条件によって相違す
るが9通常1.3−ブタジェン1モル当り、コバルト化
合物が0.005ミリモル以上1%に0.01〜5ミリ
モル、有機アルミニウム化合物が0.1ミ!Jモル以上
、特に0.5〜50ミリモル、二硫化炭素がo、oo1
ミlJモル以上、特に0.01〜10ミリモルであるこ
とが好ましい。
前記の1.2重合触媒を用いる1、2小会の重合温度は
、−20〜80°C1特に5〜50”(lが好捷しく9
重合圧力は常圧または加圧のいず)]、でもよく。
、−20〜80°C1特に5〜50”(lが好捷しく9
重合圧力は常圧または加圧のいず)]、でもよく。
重合時間は10分〜10時間の範囲が好ましい。
また、この発明の方法において使用さJしる二硫化炭素
を含有する1、2重合触媒として、重合溶媒に可溶なコ
バルト化合物、有機アルミニラムノ・ライド、有機リチ
ウム化合物および二硫化炭素から得られる触媒が挙げら
れる。
を含有する1、2重合触媒として、重合溶媒に可溶なコ
バルト化合物、有機アルミニラムノ・ライド、有機リチ
ウム化合物および二硫化炭素から得られる触媒が挙げら
れる。
前記の有機アルミニラムノ・ライドは、一般式AQRn
Xr3−n (Rはアルキル基、アリール基またttJ
、/クロアルキル基であり、Xはハロゲン原子−であり
。
Xr3−n (Rはアルキル基、アリール基またttJ
、/クロアルキル基であり、Xはハロゲン原子−であり
。
nは1〜2の数字である。)で表わさhる有機アルミニ
ウム化合物であり1例えば、ジエチルアルミニウムモノ
クロライド、ジエチルアルミニウムモノブロマイド、ジ
インブチルアルミニウムモノクロライド、エチルアルミ
ニウムセスキクロライド、エチルアルミニウムジクロラ
イドなどのアルキルアルミニウムハライドなどが挙げら
ノLる。
ウム化合物であり1例えば、ジエチルアルミニウムモノ
クロライド、ジエチルアルミニウムモノブロマイド、ジ
インブチルアルミニウムモノクロライド、エチルアルミ
ニウムセスキクロライド、エチルアルミニウムジクロラ
イドなどのアルキルアルミニウムハライドなどが挙げら
ノLる。
前記の有機リチウム化合物は、アルギルリチウム化合物
、アリールリチウム化合物、アルキレンジリチウム化合
物、あるいはアリレンジリチウム化合物であり9例えば
、エチルリチウム、プロピルリチウム、n−ブチルリチ
ウム、 5ec−ブチルリチウム、 、 tert−ブ
チルリチウム、アミルリチウムなどのアルキルリチウム
化合物が挙げられる。
、アリールリチウム化合物、アルキレンジリチウム化合
物、あるいはアリレンジリチウム化合物であり9例えば
、エチルリチウム、プロピルリチウム、n−ブチルリチ
ウム、 5ec−ブチルリチウム、 、 tert−ブ
チルリチウム、アミルリチウムなどのアルキルリチウム
化合物が挙げられる。
前記の重合溶媒に可溶なコバルト化合物、有機アルミニ
ウムハライド、有機リチウム化合物および二硫化炭素か
ら得られる1、2重合触媒の使用量は、触媒各成分の種
類および組合せ、並びに重合条件によって相違するが1
通常重合に供される1゜3−ブタジェンに対して1重合
溶媒に可溶なコバルト化合物が0.0005〜0.1モ
ル%、有機アルミニウムハライドが0.01〜1モル%
、有機リチウム化合物が0.01〜1モル%、二硫化炭
素が0゜001〜101〜1モル%とが好ましい。また
。
ウムハライド、有機リチウム化合物および二硫化炭素か
ら得られる1、2重合触媒の使用量は、触媒各成分の種
類および組合せ、並びに重合条件によって相違するが1
通常重合に供される1゜3−ブタジェンに対して1重合
溶媒に可溶なコバルト化合物が0.0005〜0.1モ
ル%、有機アルミニウムハライドが0.01〜1モル%
、有機リチウム化合物が0.01〜1モル%、二硫化炭
素が0゜001〜101〜1モル%とが好ましい。また
。
有機アルミニウムハライドの量は可溶性コバルト化合物
1モルに対して10〜500モル、特に20〜200モ
ルが好ましく、有機リチウム化合物の量は可溶性コバル
ト化合物1モルに対して5〜200モル、特に10〜1
00モルが好ましく。
1モルに対して10〜500モル、特に20〜200モ
ルが好ましく、有機リチウム化合物の量は可溶性コバル
ト化合物1モルに対して5〜200モル、特に10〜1
00モルが好ましく。
二硫化炭素の量は可溶性コバルト化合物1モルに対して
0.1〜500モル、特に1〜500モルが好ましい。
0.1〜500モル、特に1〜500モルが好ましい。
また、有機アルミニウムハライドとして一般式AQ’R
1,5X□5で表わされる化合物1例えは、エチルアル
ミニウムセスキクロライドを用いる場合には。
1,5X□5で表わされる化合物1例えは、エチルアル
ミニウムセスキクロライドを用いる場合には。
有機リチウム化合物の量は有機アルミニウムハライド1
モルに対して0.5モル以上であることが好ましい。
モルに対して0.5モル以上であることが好ましい。
また、有機リチウム化合物の量は重合系中に存在する水
分の全量1モルに対して05モル以]−であることが好
ましい。
分の全量1モルに対して05モル以]−であることが好
ましい。
前記の1.2重合触媒を用いる1、2重合の重合温度は
、−10〜so′c、特に20〜60 ’C(7) t
a度が好ましく1重合圧力は常圧でもそれ以上でもよい
。
、−10〜so′c、特に20〜60 ’C(7) t
a度が好ましく1重合圧力は常圧でもそれ以上でもよい
。
この発明の方法において使用される二1随化炭素を含有
する1、2重合触媒としては、前述の2種類に限定され
ず、公知の]−12重合触媒1例えば、特公昭4’7−
19893号、特公昭53−39917号。
する1、2重合触媒としては、前述の2種類に限定され
ず、公知の]−12重合触媒1例えば、特公昭4’7−
19893号、特公昭53−39917号。
特公昭56−18005号1%公昭54−5436号、
特公昭56− ]、 8128号、特公昭56−181
29号、特公昭56−18130号、特開昭55−12
0611号の各公報に記載されているような二硫化炭素
およびコバルト化合物を含む触媒ならいずれも使用でき
る。
特公昭56− ]、 8128号、特公昭56−181
29号、特公昭56−18130号、特開昭55−12
0611号の各公報に記載されているような二硫化炭素
およびコバルト化合物を含む触媒ならいずれも使用でき
る。
この発明の方法において使用される重合溶媒としては、
芳香族炭化水素、脂肪族炭化水素、脂環族炭化水素、こ
れらのノ・ロゲン化物1例えば、ベンゼン、トルエン、
キシレン、ヘキサン、ヘクタン、フタン、ブテン、シク
ロヘキサン、シクロペンタン、塩化メチレン、l、2−
ジクロルエタンなどが挙けられる。
芳香族炭化水素、脂肪族炭化水素、脂環族炭化水素、こ
れらのノ・ロゲン化物1例えば、ベンゼン、トルエン、
キシレン、ヘキサン、ヘクタン、フタン、ブテン、シク
ロヘキサン、シクロペンタン、塩化メチレン、l、2−
ジクロルエタンなどが挙けられる。
この発明の方法において使用される重合溶媒は。
水分@量が3〜50 ppm程度丑で脱水して水分濃度
を調節したものが好ましい。
を調節したものが好ましい。
この発明の方法において1重合溶媒に含まれる1、3−
ブタジェンの一度は特に制限されないが。
ブタジェンの一度は特に制限されないが。
=一般的には重合溶媒に対して5〜50重量係重量塵が
好ましい。
好ましい。
この発明の方法において1重合溶媒中で二硫化炭素を含
有するコバルト系1.2重合触媒を用いて1.3−ブタ
ジェンを重合する態様には特に制限はなく1例えば、(
A)Ij合溶媒中で1.;5−ブタジェンを重合して1
.2−ポリブタジェンを生成させてもよく、あるいは(
B)シス−1,4ポリブタジエン、ポリインブレン、ス
チレン−ブタジェン共重合体などの沸騰n−ヘキサンに
可溶なジエン系(共)重合体の重合溶媒溶液中で1.3
−ブタジェン全1.2重合してもよく、または(C)@
合溶媒中でそh自体公知の方法(二よって1例えば、コ
バルト化合物および有機アルミニウム化合物から得られ
る7ス1゜4重合触媒を用いて1.3−ブタジエンヲ屯
合して得られるシス−1,4ポリブタジエンの1重合溶
媒溶液中で1.3〜ブタジエンヲ1,2重合してもよい
。
有するコバルト系1.2重合触媒を用いて1.3−ブタ
ジェンを重合する態様には特に制限はなく1例えば、(
A)Ij合溶媒中で1.;5−ブタジェンを重合して1
.2−ポリブタジェンを生成させてもよく、あるいは(
B)シス−1,4ポリブタジエン、ポリインブレン、ス
チレン−ブタジェン共重合体などの沸騰n−ヘキサンに
可溶なジエン系(共)重合体の重合溶媒溶液中で1.3
−ブタジェン全1.2重合してもよく、または(C)@
合溶媒中でそh自体公知の方法(二よって1例えば、コ
バルト化合物および有機アルミニウム化合物から得られ
る7ス1゜4重合触媒を用いて1.3−ブタジエンヲ屯
合して得られるシス−1,4ポリブタジエンの1重合溶
媒溶液中で1.3〜ブタジエンヲ1,2重合してもよい
。
(B)および(C)の場合にd:、最終的に得られるポ
リマーの沸騰n−ヘキサン不溶分は5〜30屯1.i、
%が好ましい。
リマーの沸騰n−ヘキサン不溶分は5〜30屯1.i、
%が好ましい。
この発明の方法においては、組合停止剤とし、て亜リン
酸エステルが使用される。前記亜リン酸エステルとして
は1例えば、トリメチルホスファイト、トリエチルホス
ファイト、トリイソプロビルホスファイト。トリn−デ
シルホスファイト、トリフェニルボスファイト、トリク
レジルホスファイ)、)!Jス(ノニルフェニル)ホス
ファイト。
酸エステルが使用される。前記亜リン酸エステルとして
は1例えば、トリメチルホスファイト、トリエチルホス
ファイト、トリイソプロビルホスファイト。トリn−デ
シルホスファイト、トリフェニルボスファイト、トリク
レジルホスファイ)、)!Jス(ノニルフェニル)ホス
ファイト。
トリス(グロビルフェニル)ホスファイ)、)!Jス(
メチルフェニル)ホスファイトなどが挙げられる。特に
9重合停止剤として一般式 P(0−QfR) (ただし、Rはアルキル基テする
。)で示されるトリス(アルキルフェニル)ホスファイ
トが好適に使用される。
メチルフェニル)ホスファイトなどが挙げられる。特に
9重合停止剤として一般式 P(0−QfR) (ただし、Rはアルキル基テする
。)で示されるトリス(アルキルフェニル)ホスファイ
トが好適に使用される。
この発明の方法においては1重合溶媒中で1.2重合触
媒を用いて1.3−ブタジェンを重合して得られた重合
反応混合物に前記の亜リン酸エステルを添加して、l、
2重合触媒と亜リン酸エステルとを接触させて1.3−
ブタジェンの重合を停止させる。
媒を用いて1.3−ブタジェンを重合して得られた重合
反応混合物に前記の亜リン酸エステルを添加して、l、
2重合触媒と亜リン酸エステルとを接触させて1.3−
ブタジェンの重合を停止させる。
この発明の方法においては重合停止剤として亜リン酸エ
ステルを用いることが必要であり、亜リン酸エステル以
外の化合物を重合停止剤として84いると、1.3−ブ
タジェンの重合を停止する/こめに比較的多量の重合停
止剤を使用する必要があり。
ステルを用いることが必要であり、亜リン酸エステル以
外の化合物を重合停止剤として84いると、1.3−ブ
タジェンの重合を停止する/こめに比較的多量の重合停
止剤を使用する必要があり。
オた1、2重合触媒が重合停止剤によって複雑に分解し
て種々の硫化物が多量副生し、得らiするポリマーの品
質が低ドする。
て種々の硫化物が多量副生し、得らiするポリマーの品
質が低ドする。
前記の亜リン酸エステルは単独で使用してもよいが、水
やメタノール、エタノールなどの低級アルコールと併用
してもよい。特に、1.3−ブタジェンを重合して得ら
れた重合反応混合物に亜リン酸エステルを添加し、1.
Z重合触媒、J:亜リン酸エステルとを接触させた後、
さらに水あるいは低級アルコールを添加して処理するの
が好ましい。
やメタノール、エタノールなどの低級アルコールと併用
してもよい。特に、1.3−ブタジェンを重合して得ら
れた重合反応混合物に亜リン酸エステルを添加し、1.
Z重合触媒、J:亜リン酸エステルとを接触させた後、
さらに水あるいは低級アルコールを添加して処理するの
が好ましい。
前記の亜リン酸エステルの使用肝は91.2Φ合触媒各
成分の種類および組合すによって相違するが、一般には
用いた1、2重合触媒の一成分である重合溶媒に可溶な
コバルト化合物1モルに対して1モル以上、特に1〜2
0モルが好ましい。+Ilj リン酸エステルと、水ま
たは低級アルコールと紮イノ1用する場合には、有機ア
ルミニウム化合物1モルに対して亜リン酸エステルが0
.2モル以上、水または低級アルコールが1モル以上が
好ましい。
成分の種類および組合すによって相違するが、一般には
用いた1、2重合触媒の一成分である重合溶媒に可溶な
コバルト化合物1モルに対して1モル以上、特に1〜2
0モルが好ましい。+Ilj リン酸エステルと、水ま
たは低級アルコールと紮イノ1用する場合には、有機ア
ルミニウム化合物1モルに対して亜リン酸エステルが0
.2モル以上、水または低級アルコールが1モル以上が
好ましい。
前記の亜リン酸エステルを用いて1.3−ブタジェンの
重合を停止する際の温度は一10〜80℃。
重合を停止する際の温度は一10〜80℃。
特に5〜60℃が好ましく、1.2重合触媒と亜リン酸
エステルとを接触させる時間(平均滞留時間)は0.1
〜60分間が好ましい。1.2重合触媒と重合停止剤と
を接触させる方法は、バッチ式でもよく、連続式でもよ
く11例えば1重合反応終了後。
エステルとを接触させる時間(平均滞留時間)は0.1
〜60分間が好ましい。1.2重合触媒と重合停止剤と
を接触させる方法は、バッチ式でもよく、連続式でもよ
く11例えば1重合反応終了後。
攪拌機を備えfc M合反応器C重合偕)中の重合反応
混合物に重合停止剤を添加し、混合物を攪拌混合して1
.2重合触媒と亜リン酸エステルとを接触させてもよく
、あるいは攪拌機を備えた混合槽(ショートストップ槽
)に重合反応混合物を導入し。
混合物に重合停止剤を添加し、混合物を攪拌混合して1
.2重合触媒と亜リン酸エステルとを接触させてもよく
、あるいは攪拌機を備えた混合槽(ショートストップ槽
)に重合反応混合物を導入し。
この重合反応混合物に重合停止剤を添加し、混合物を攪
拌混合して1.2重合触媒と亜リン酸エステルとを接触
させてもよい。連続式で重合全停止する場合には、2つ
の直列のショートストップ槽を用い、第1の槽では亜リ
ン酸エステルを添加し。
拌混合して1.2重合触媒と亜リン酸エステルとを接触
させてもよい。連続式で重合全停止する場合には、2つ
の直列のショートストップ槽を用い、第1の槽では亜リ
ン酸エステルを添加し。
第2の槽では水または低級アルコールを除却して処理す
るのが好ましい。この場合、第1の槽において1.2重
合触媒と亜リン酸エステルとを接触させる時間(平均滞
留時間)は0.1〜60分間、特に0.5〜60分間が
好ましく、温度Fi5〜60°(:か好ましく、第2の
槽において重合反応混合物を水または低級アルコールに
よって処理する時間(平均滞留時間)は0.1〜60分
間、特に0.5〜60分間が好ましく、温度は5〜60
Cが好ましい。
るのが好ましい。この場合、第1の槽において1.2重
合触媒と亜リン酸エステルとを接触させる時間(平均滞
留時間)は0.1〜60分間、特に0.5〜60分間が
好ましく、温度Fi5〜60°(:か好ましく、第2の
槽において重合反応混合物を水または低級アルコールに
よって処理する時間(平均滞留時間)は0.1〜60分
間、特に0.5〜60分間が好ましく、温度は5〜60
Cが好ましい。
前記の方法によって1.3−ブタジェンの重合を停止し
た後、それ自体公知の方法1例え幻:@合反応混合物に
メタノールなどの沈殿剤を加えるか。
た後、それ自体公知の方法1例え幻:@合反応混合物に
メタノールなどの沈殿剤を加えるか。
あるいはフラッシュ(水蒸気を吹きこむかあるいは吹き
こまずして溶媒を蒸発除去する)し固形分である重合体
を析出させ1分離乾燥してジエンゴムを得ることができ
る。
こまずして溶媒を蒸発除去する)し固形分である重合体
を析出させ1分離乾燥してジエンゴムを得ることができ
る。
前記のジエンゴムは、融点が160〜215 ’C+好
ましくは180〜215℃の1.2ポリブタジエン、あ
るいは好ましくは沸騰n−ヘキサン不溶分を5〜30重
量多含有するジエン系重合体である。
ましくは180〜215℃の1.2ポリブタジエン、あ
るいは好ましくは沸騰n−ヘキサン不溶分を5〜30重
量多含有するジエン系重合体である。
この沸騰n−ヘキサン不溶分の融点は、好ましくは18
0〜215 ”Cである。1.2ポリブタジエンおよび
沸騰n−ヘキサン不溶分の1.2構造含有率は、好まし
、くけ80%以上である。前記のジエンゴムには老化防
止剤を配合することが好ましい。
0〜215 ”Cである。1.2ポリブタジエンおよび
沸騰n−ヘキサン不溶分の1.2構造含有率は、好まし
、くけ80%以上である。前記のジエンゴムには老化防
止剤を配合することが好ましい。
重合反応混合物から固形分であるジエンゴムを分離した
残部の、未反応の1.3−ブタジェンと重合溶媒と二硫
化炭素とを含有する混合物(通常回収溶剤といわれる)
から、水洗(アルカリ水洗浄)、蒸留等によって1.3
−ブタジェンと重合溶媒と二硫化炭素とを回収し、循環
して使用できる。
残部の、未反応の1.3−ブタジェンと重合溶媒と二硫
化炭素とを含有する混合物(通常回収溶剤といわれる)
から、水洗(アルカリ水洗浄)、蒸留等によって1.3
−ブタジェンと重合溶媒と二硫化炭素とを回収し、循環
して使用できる。
以下、実施例および比較例を示す。以下の記載において
部は重量部を示す。
部は重量部を示す。
以下の各側において9重合反応混合物中の二硫化炭素、
エチルメルカプタン、硫化水素の谷含有量は、クロモソ
ルブ102を充填した炎光光度検出器をもつガスクロマ
トグラフィを用いて求めたものである。
エチルメルカプタン、硫化水素の谷含有量は、クロモソ
ルブ102を充填した炎光光度検出器をもつガスクロマ
トグラフィを用いて求めたものである。
実施例1
空気を窒素で置換し、温度計、撹拌棒、窒素ガス導入管
および重合液抜き取り装置を備えた内容積2tのセパラ
ブルフラスコ中に、乾燥した」、3ブタジエン852を
脱水ベンゼン800 meに溶解した1、3−ブタジェ
ンのベンゼン溶液(水分l、0ミリモル含有)を入れ、
液温を40°Cに保ちなから、この1.3−ブタジェン
のベンゼン溶液にトリエチルアルミニウム3.5ミリモ
ル、コバルトアセチルアセトナ−)(11I)0.04
3ミリモル、二硫化炭素0.13ミlJモルを順次加え
、溶液を攪拌混合して1.3−ブタジェンを1.2重合
した。20秒間爪合しl’を後、 )リス′(ノニル
フェニル)ボスファイ)(TNP)0.3ミリモルをベ
ンゼン107neに溶解した溶液を加え、溶液を40℃
で3分間撹拌混合して重合を停止した。この溶液を攪拌
しながら所定時間が経過する毎に5.0mlの溶液を抜
き取り。
および重合液抜き取り装置を備えた内容積2tのセパラ
ブルフラスコ中に、乾燥した」、3ブタジエン852を
脱水ベンゼン800 meに溶解した1、3−ブタジェ
ンのベンゼン溶液(水分l、0ミリモル含有)を入れ、
液温を40°Cに保ちなから、この1.3−ブタジェン
のベンゼン溶液にトリエチルアルミニウム3.5ミリモ
ル、コバルトアセチルアセトナ−)(11I)0.04
3ミリモル、二硫化炭素0.13ミlJモルを順次加え
、溶液を攪拌混合して1.3−ブタジェンを1.2重合
した。20秒間爪合しl’を後、 )リス′(ノニル
フェニル)ボスファイ)(TNP)0.3ミリモルをベ
ンゼン107neに溶解した溶液を加え、溶液を40℃
で3分間撹拌混合して重合を停止した。この溶液を攪拌
しながら所定時間が経過する毎に5.0mlの溶液を抜
き取り。
メタノール50 me中に投入してポリマーを分離回収
後、真空乾燥して1.2−ポリブタジェンを?4)た。
後、真空乾燥して1.2−ポリブタジェンを?4)た。
結果ヶまとめて第1表に示す。
比較例1
トリス(ノニルフェニル)ホスファイトラベンゼンに溶
解した溶液を加えなかった11ハは、実施例1と同様に
実施した。結果をまとめて第1表に示す。
解した溶液を加えなかった11ハは、実施例1と同様に
実施した。結果をまとめて第1表に示す。
a): ポリマー 融点〔1純差動熱量計(DSC)
による吸熱曲線のピーク温 度で示す。) : 20−6°C 〔η〕〔固有粘度、135℃。
による吸熱曲線のピーク温 度で示す。) : 20−6°C 〔η〕〔固有粘度、135℃。
テトラリン中〕:2.1
b): ポリマー 融点:206℃
〔v) : 2−3
実施例2〜4
内容積500−の三角フラスコに、テフロンコーティン
グしたスターラーピースを入れ、三方コックを取り付け
、窒素置換した。このフラスコに10重量%の1.3−
ブタジェンを含むベンゼンの溶液220 mlを加え、
液温を40℃に保ちながら。
グしたスターラーピースを入れ、三方コックを取り付け
、窒素置換した。このフラスコに10重量%の1.3−
ブタジェンを含むベンゼンの溶液220 mlを加え、
液温を40℃に保ちながら。
この1.3−ブタジェンのベンゼン溶液に水を溶液lt
当り36■の割合(以下同じ)で添加し均一に混合した
後、さらに二硫化炭素を0.075 ミ’7モル/l、
ジエチルアルミニウムモノクロライド 。
当り36■の割合(以下同じ)で添加し均一に混合した
後、さらに二硫化炭素を0.075 ミ’7モル/l、
ジエチルアルミニウムモノクロライド 。
を0.53vμ、ジラウリルチオジグロピオネート(T
PL)を0.135 t/l、 1.5−シクロオク
タジエン(COD)を1.502μ、トリエチルアルミ
ニウムを0.50 W/l、 :jバルトオクトエ−ト
ヲ0.05ミリモル/lの割合で順次添加し、25Cで
10秒間溶液を攪拌混合して1.3−ブタジェンを重合
した。ついで1重合反応混合液に第2表に示す種類の化
合物(脱水ベンゼン溶液として添加)を重合停止剤とし
て添加し、さらに混合液を30分間攪拌混合した後、混
合液を大量のメタノール中に投入しポリマーを分離回収
後、真空乾燥して、1.2−ポリブタジェンを得た。結
果をまとめて第2表に示す。
PL)を0.135 t/l、 1.5−シクロオク
タジエン(COD)を1.502μ、トリエチルアルミ
ニウムを0.50 W/l、 :jバルトオクトエ−ト
ヲ0.05ミリモル/lの割合で順次添加し、25Cで
10秒間溶液を攪拌混合して1.3−ブタジェンを重合
した。ついで1重合反応混合液に第2表に示す種類の化
合物(脱水ベンゼン溶液として添加)を重合停止剤とし
て添加し、さらに混合液を30分間攪拌混合した後、混
合液を大量のメタノール中に投入しポリマーを分離回収
後、真空乾燥して、1.2−ポリブタジェンを得た。結
果をまとめて第2表に示す。
比較例2〜4
重合停止剤として第2表に示す種類の化合物(脱水ベン
ゼン溶液として添加)を添加した池は。
ゼン溶液として添加)を添加した池は。
実施例2と同様に実施した。結果をまとめて第2表に示
す。
す。
以上の結果は、二硫化炭素を含有する1、2重合触媒に
よる1、3−ブタジェンの重合を停止するために、亜リ
ン酸エステルが優れた効果を有していることを示す。
よる1、3−ブタジェンの重合を停止するために、亜リ
ン酸エステルが優れた効果を有していることを示す。
実施例5〜8
空気を窒素で置換し、温度計、撹拌棒、窒素ガス導入管
および重合液抜き取り装置を備えた内容積2tのセパラ
ブルフラスコ中に乾燥した1、3−ブタジェン852を
脱水ベンゼン860m1+に溶解した1、3−ブタジェ
ンの溶液(水分2ミリモル含有)を入れ、液温を40℃
に保ちなから二硫化炭素0.300ミリモルを加えた。
および重合液抜き取り装置を備えた内容積2tのセパラ
ブルフラスコ中に乾燥した1、3−ブタジェン852を
脱水ベンゼン860m1+に溶解した1、3−ブタジェ
ンの溶液(水分2ミリモル含有)を入れ、液温を40℃
に保ちなから二硫化炭素0.300ミリモルを加えた。
この溶液にジエチルアルミニウムモノクロライド4.4
ミリモル、C0D14ミリモル、TPLo、24ミリモ
ル、コバルトオクトエート0.014ミリモルを順次添
加し。
ミリモル、C0D14ミリモル、TPLo、24ミリモ
ル、コバルトオクトエート0.014ミリモルを順次添
加し。
40℃で30分間溶液を攪拌混合して1.3−ブタジェ
ンをンス重合した。その後直ちにトリエチルアルミニウ
ム5,3ミリモル、コバルトオクトエ−)0.02ミリ
モルを添加し、40℃で30分間溶液を攪拌混合して1
.3−ブタジェンを1.2重合した。重合後1重合液5
.0−を抜き取(ハ抜き取った重合液に重合停止剤とし
て第3表に示し/こ化合物をベンゼン5mlに溶解した
溶液を加え、溶液を約10℃に冷却し5分間混合して重
合を停止し。
ンをンス重合した。その後直ちにトリエチルアルミニウ
ム5,3ミリモル、コバルトオクトエ−)0.02ミリ
モルを添加し、40℃で30分間溶液を攪拌混合して1
.3−ブタジェンを1.2重合した。重合後1重合液5
.0−を抜き取(ハ抜き取った重合液に重合停止剤とし
て第3表に示し/こ化合物をベンゼン5mlに溶解した
溶液を加え、溶液を約10℃に冷却し5分間混合して重
合を停止し。
さらにメタノール0.5ml!を加えて混合し2重合停
止した重合反応混合液を得た。この混合液を乾燥ベンゼ
ンで5倍に希釈して9重合液中の硫化物を分析した。寸
だ1重合反応混合液rメタノール5〇−中に投入してポ
リマーを分離回収後、真空乾燥して補強ポリブタジェン
ゴムを得た。結果をまとめて第3表に示す。
止した重合反応混合液を得た。この混合液を乾燥ベンゼ
ンで5倍に希釈して9重合液中の硫化物を分析した。寸
だ1重合反応混合液rメタノール5〇−中に投入してポ
リマーを分離回収後、真空乾燥して補強ポリブタジェン
ゴムを得た。結果をまとめて第3表に示す。
比較例5
重合停止剤として第3表に示す種類と喰の化合物(脱水
ベンゼン溶液として添加)を添加し/ξIIハは、実施
例5と同様に実施した。結果をまとめて第3表に示す。
ベンゼン溶液として添加)を添加し/ξIIハは、実施
例5と同様に実施した。結果をまとめて第3表に示す。
第 3 表
実施例5〜8で得られた補強ポリブタジエンゴムハ、沸
騰n−ヘキサン不溶分が12〜13.5重量%テアリ、
沸騰n−ヘキサン不溶分の還元粘度(η8P/c )
(135℃、テトラリン溶液)がいずれも3.4であり
、1.2構造含有率が92〜95%であり、沸騰n−ヘ
キサン可溶分の固有粘度〔η〕(30”C,)ルエン溶
液)がいずれも2.3であつた。また、ポリマーの正合
収率はいずれも50〜55%であった。
騰n−ヘキサン不溶分が12〜13.5重量%テアリ、
沸騰n−ヘキサン不溶分の還元粘度(η8P/c )
(135℃、テトラリン溶液)がいずれも3.4であり
、1.2構造含有率が92〜95%であり、沸騰n−ヘ
キサン可溶分の固有粘度〔η〕(30”C,)ルエン溶
液)がいずれも2.3であつた。また、ポリマーの正合
収率はいずれも50〜55%であった。
実施例9
空気を窒素で置換し、温度計、撹拌棒、窒素ガス導入管
を備えた内容樟2tのセパラブルフラスコ中に、乾燥し
た1、3−ブタジェン852を脱水ベンゼン860−に
溶解した1、3−ブタジェンのベンゼン溶液(水分1.
0ミJモル含有)を入れ。
を備えた内容樟2tのセパラブルフラスコ中に、乾燥し
た1、3−ブタジェン852を脱水ベンゼン860−に
溶解した1、3−ブタジェンのベンゼン溶液(水分1.
0ミJモル含有)を入れ。
液温を40℃に保ちながら、この1.3−ブタジェンの
ベンゼン溶液にC0D4.6ミリモル、ジエチルアルミ
ニウムモノクロライド4.0ミリモルおよびコバルトオ
クトエ−)0.043ミリモルを(f2 拌しながら順
次添加した後、引き続き攪拌しながら40°Cで10分
間1.3−ブタジェンをシスーコ、4重合した。ポリマ
ーはシス−1,4構造含有率が96%以上であり、固有
粘度(η)(30’(、、、トルエン)が2.4であっ
た。シス−1,4重合後、直ちにn〜ブチルリチウム2
.0ミリモルおよび二硫化炭素0.40ミリモルを添加
した後、撹拌しながら40℃で8分間1.3−ブタジェ
ンf:l、2屯合し/こ。
ベンゼン溶液にC0D4.6ミリモル、ジエチルアルミ
ニウムモノクロライド4.0ミリモルおよびコバルトオ
クトエ−)0.043ミリモルを(f2 拌しながら順
次添加した後、引き続き攪拌しながら40°Cで10分
間1.3−ブタジェンをシスーコ、4重合した。ポリマ
ーはシス−1,4構造含有率が96%以上であり、固有
粘度(η)(30’(、、、トルエン)が2.4であっ
た。シス−1,4重合後、直ちにn〜ブチルリチウム2
.0ミリモルおよび二硫化炭素0.40ミリモルを添加
した後、撹拌しながら40℃で8分間1.3−ブタジェ
ンf:l、2屯合し/こ。
この系にトリス(ノニルフ)ニル)ホスファイト0.2
ミIJモルを含む乾燥ベンゼン溶液10 mlを加え3
分間攪拌を続けた後、BHTo、5fを含むメタノール
10m1を加えた。この混合液を乾燥ベンゼンで5倍に
希釈して1重合液中の硫化物を分析した。また、混合液
を大量のメタノール中に投入してポリマーを分離回収後
、真空乾燥して補強ポリブタジェンゴムを得た。結果を
まとめて第4表に示す。
ミIJモルを含む乾燥ベンゼン溶液10 mlを加え3
分間攪拌を続けた後、BHTo、5fを含むメタノール
10m1を加えた。この混合液を乾燥ベンゼンで5倍に
希釈して1重合液中の硫化物を分析した。また、混合液
を大量のメタノール中に投入してポリマーを分離回収後
、真空乾燥して補強ポリブタジェンゴムを得た。結果を
まとめて第4表に示す。
比較例6
トリス(ノニルフェニル)ホスファイトラ添加しなかっ
た曲は実施例9と同様に実施した。結果をまとめて第4
表に示す。
た曲は実施例9と同様に実施した。結果をまとめて第4
表に示す。
第4表
特許出願人 宇部興産株式会社
Claims (4)
- (1) 重合溶媒中で二硫化炭素を含有する1、2重
合触媒を用いて1.3−ブタジェンを重合して得られた
重合反応混合物に亜リン酸エステルを添加して、1.2
重合触媒と亜リン酸エステルとを接触させることを特徴
とする重合停止法。 - (2) 1.3−ブタジェンを重合して得られた重合
反応混合物が、沸騰n−ヘキサンに可溶なジエン系重合
体の重合溶媒溶液中で二硫化炭素を含有する1、2重合
触媒を用いて1.3−ブタジェンを重合して得られたも
のである特許請求の範囲第1項記載の方法。 - (3)?[n−ヘキサンに可溶なジエン系重合体の重合
溶媒溶液が重合溶媒中でコバルト化合物および有機アル
ミニウム化合物から得られるシス−1,4重合触媒を用
いて1.3−ブタジェンを重合して得られたものである
特許請求の範囲第2項記載の方法。 - (4)亜リン酸エステルが一般式 (ただし、Rはアルキル基である。)で示されるトリス
(アルキルフェニル)ホスファイトである特許請求の範
囲第1項ないし第3項記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12506182A JPS5915413A (ja) | 1982-07-20 | 1982-07-20 | 1,3―ブタジエンの重合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12506182A JPS5915413A (ja) | 1982-07-20 | 1982-07-20 | 1,3―ブタジエンの重合方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5915413A true JPS5915413A (ja) | 1984-01-26 |
JPH0435481B2 JPH0435481B2 (ja) | 1992-06-11 |
Family
ID=14900845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12506182A Granted JPS5915413A (ja) | 1982-07-20 | 1982-07-20 | 1,3―ブタジエンの重合方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5915413A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100308616B1 (ko) * | 1999-03-31 | 2001-09-24 | 박찬구 | 변색에 강한 반응정지제를 이용한 음이온 중합체의 제조방법 |
WO2007135946A1 (ja) * | 2006-05-22 | 2007-11-29 | Ube Industries, Ltd. | ポリブタジエンの製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5091688A (ja) * | 1973-12-17 | 1975-07-22 | ||
JPS5367791A (en) * | 1976-11-30 | 1978-06-16 | Denki Kagaku Kogyo Kk | Termination of polymerization |
-
1982
- 1982-07-20 JP JP12506182A patent/JPS5915413A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5091688A (ja) * | 1973-12-17 | 1975-07-22 | ||
JPS5367791A (en) * | 1976-11-30 | 1978-06-16 | Denki Kagaku Kogyo Kk | Termination of polymerization |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100308616B1 (ko) * | 1999-03-31 | 2001-09-24 | 박찬구 | 변색에 강한 반응정지제를 이용한 음이온 중합체의 제조방법 |
WO2007135946A1 (ja) * | 2006-05-22 | 2007-11-29 | Ube Industries, Ltd. | ポリブタジエンの製造方法 |
US7868103B2 (en) | 2006-05-22 | 2011-01-11 | Ube Industries, Ltd. | Method for producing polybutadiene |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0435481B2 (ja) | 1992-06-11 |
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