JPS5915156Y2 - テレビ共聴用埋込ユニツト用ケ−ス - Google Patents
テレビ共聴用埋込ユニツト用ケ−スInfo
- Publication number
- JPS5915156Y2 JPS5915156Y2 JP1979064867U JP6486779U JPS5915156Y2 JP S5915156 Y2 JPS5915156 Y2 JP S5915156Y2 JP 1979064867 U JP1979064867 U JP 1979064867U JP 6486779 U JP6486779 U JP 6486779U JP S5915156 Y2 JPS5915156 Y2 JP S5915156Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- main body
- case
- bottom plate
- side plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Details Of Television Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はテレビ共聴機器の一つで室内の壁などに埋込設
置され、テレビの接続端子として用いるテレビ共聴用埋
込ユニットのケースの改良に関する。
置され、テレビの接続端子として用いるテレビ共聴用埋
込ユニットのケースの改良に関する。
本考案のテレビ共聴用埋込ユニットのケースは、台形状
に折り曲げた平板より成り夫々その頂面及び斜面に設け
た水平方向に外方に延びた後直角に内方に折り曲がる凸
部を有し、その長手方向の両端部が下方に垂立するよう
折り曲げられた蓋と、底板とその両側より垂立する台形
状の側板とより成り夫々その側板の頂面、及び斜面に前
記蓋の凸部の水平部分が嵌合する凹部を有し、前記底板
に蓋の全長と略同間隔の位置において切起片を底板より
上方に垂立するように設けたことを特徴とする。
に折り曲げた平板より成り夫々その頂面及び斜面に設け
た水平方向に外方に延びた後直角に内方に折り曲がる凸
部を有し、その長手方向の両端部が下方に垂立するよう
折り曲げられた蓋と、底板とその両側より垂立する台形
状の側板とより成り夫々その側板の頂面、及び斜面に前
記蓋の凸部の水平部分が嵌合する凹部を有し、前記底板
に蓋の全長と略同間隔の位置において切起片を底板より
上方に垂立するように設けたことを特徴とする。
以下図面によって従来及び本考案ケースの実施例を説明
する。
する。
従来のこの種のユニット用ケースは、例えば第1図の如
く台形状をなしており、本体1とこれに係合する蓋2か
らなり、台形状に折り曲げられた蓋のイ〜ハ各面に水平
方向に外方に延びた後直角に内方に折り曲がるコの字形
の凸部3〜5.3′〜5′が設けられ、本体1の側面板
には蓋2の前記凸部の水平部分が嵌合する凹部が設けら
れており、夫々互に嵌合するようになっている。
く台形状をなしており、本体1とこれに係合する蓋2か
らなり、台形状に折り曲げられた蓋のイ〜ハ各面に水平
方向に外方に延びた後直角に内方に折り曲がるコの字形
の凸部3〜5.3′〜5′が設けられ、本体1の側面板
には蓋2の前記凸部の水平部分が嵌合する凹部が設けら
れており、夫々互に嵌合するようになっている。
しかしこれだけでは本体1と蓋2との係合が弱く、特に
蓋2の台形状の曲げ寸法にバラツキがある場合など蓋2
の固定ができない等のため、第1図の本体1の底板と蓋
2の接する部分a、a’部を固定する必要があり、その
固定手段として従来はハンダ付け、溶接、はめ込みかし
め等の方法が取られていた。
蓋2の台形状の曲げ寸法にバラツキがある場合など蓋2
の固定ができない等のため、第1図の本体1の底板と蓋
2の接する部分a、a’部を固定する必要があり、その
固定手段として従来はハンダ付け、溶接、はめ込みかし
め等の方法が取られていた。
しかも何れの方法も作業に手間がかかり原価高の原因と
なっていた。
なっていた。
即ちハンダ付けの場合はハンダを付けるのに手間と技巧
を必要とし、溶接の場合は専用の装置と技巧を必要とし
、はめ込みかしめの場合も専用のかしめ治具が必要であ
り、かつかしめ部のメッキがはがれ易い欠点があった。
を必要とし、溶接の場合は専用の装置と技巧を必要とし
、はめ込みかしめの場合も専用のかしめ治具が必要であ
り、かつかしめ部のメッキがはがれ易い欠点があった。
本考案の目的はこのような欠点を取り除き構造が簡単で
、蓋の組込みが容易であるが、通常の力では取り外すこ
とのできないテレビ共聴用埋込ユニット用ケースを提供
することにある。
、蓋の組込みが容易であるが、通常の力では取り外すこ
とのできないテレビ共聴用埋込ユニット用ケースを提供
することにある。
本考案においては第2図aに示すように従来のユニット
用ケースの蓋2の両端部11.11’の形状を変え、即
ち下方に垂立するよう折り曲げ、第2図bに示すように
蓋2を本体1に組込んだときこの両端曲げ部に係合する
位置で切起片6,6′を本体1の底部に直角に垂立して
設け、蓋2を本体1に組込んだときその拡がりを防止せ
しめると共に蓋2が本体1から外れないようにする。
用ケースの蓋2の両端部11.11’の形状を変え、即
ち下方に垂立するよう折り曲げ、第2図bに示すように
蓋2を本体1に組込んだときこの両端曲げ部に係合する
位置で切起片6,6′を本体1の底部に直角に垂立して
設け、蓋2を本体1に組込んだときその拡がりを防止せ
しめると共に蓋2が本体1から外れないようにする。
尚7は本体1に設けた、これを壁などへ取り付けるため
の取付孔、8〜10.8’〜10’は蓋2の凸部3〜5
,3′〜5′の水平部分に係合するよう本体1の側板に
設けられた夫々蓋2の厚みより若干深い角形の凹部で゛
ある。
の取付孔、8〜10.8’〜10’は蓋2の凸部3〜5
,3′〜5′の水平部分に係合するよう本体1の側板に
設けられた夫々蓋2の厚みより若干深い角形の凹部で゛
ある。
蓋2の幅は本体1の側板の内間隔と、蓋2の凸部3〜5
,3′〜5′の幅は本体1の凹部8〜10.8’〜10
’の幅と、又蓋2の凸部の3と3′、4と4′、5と5
′の内側間隔は本体側板間の外側間隔と夫々嵌合するよ
うにその寸法を決める。
,3′〜5′の幅は本体1の凹部8〜10.8’〜10
’の幅と、又蓋2の凸部の3と3′、4と4′、5と5
′の内側間隔は本体側板間の外側間隔と夫々嵌合するよ
うにその寸法を決める。
また本体1に設けられた切起片6,6′の内側間隔とほ
ぼ同寸法に蓋2の全長を定め、蓋2の厚さを通常の押力
である程度歪むような値、例えばQ、5mm位に定める
。
ぼ同寸法に蓋2の全長を定め、蓋2の厚さを通常の押力
である程度歪むような値、例えばQ、5mm位に定める
。
このような構成にすると本体1に蓋2を当て、ある程度
(通常)の力で押すと蓋2は弾性変形の範囲内で台形状
が膨らむが如く歪みパチンと云う感じで本体1に組込ま
れ嵌合し、固定される。
(通常)の力で押すと蓋2は弾性変形の範囲内で台形状
が膨らむが如く歪みパチンと云う感じで本体1に組込ま
れ嵌合し、固定される。
一旦はめられた蓋2は通常の素手による力では外すこと
ができない。
ができない。
その理由は次に説明する。これまでの説明からもわかる
ように明らかに両度、左右方向には取り外すことができ
ない。
ように明らかに両度、左右方向には取り外すことができ
ない。
即ち前後方向には蓋2が本体1の側板の内側に入ってお
り、蓋に設けられたコの字形凸部が本体側板の外側を挾
み込んでいるため何なる方法を用いても取り外すことが
できないし、左右方向には本体1と蓋2の六個所の嵌合
部および本体1に設けられた切起片6,6′の引っ掛か
り作用によりやはり取り外すことができない。
り、蓋に設けられたコの字形凸部が本体側板の外側を挾
み込んでいるため何なる方法を用いても取り外すことが
できないし、左右方向には本体1と蓋2の六個所の嵌合
部および本体1に設けられた切起片6,6′の引っ掛か
り作用によりやはり取り外すことができない。
又第3図に示すような上方向(C矢印)とB点を中心(
これ以外の点では明らかに問題とならない)とした回転
方向(D矢印)についても同様に取り外すことができな
い。
これ以外の点では明らかに問題とならない)とした回転
方向(D矢印)についても同様に取り外すことができな
い。
まず上方向に対しては、嵌合部す、b’の引っ掛かり作
用により取り外すことができない。
用により取り外すことができない。
b、b’部の引っ掛かりが外れるためには蓋の曲げ部d
。
。
d′が伸びる必要があるが、これは切起片6,6′の作
用、つまりC,C’部はしつくり入っているので妨げら
れる。
用、つまりC,C’部はしつくり入っているので妨げら
れる。
故に蓋が外れるためには蓋のす、b’近くが蓋を押し込
んだときと同じように歪ませる必要があるが、これには
押し込んだときとは逆に相当大きな力が必要となる。
んだときと同じように歪ませる必要があるが、これには
押し込んだときとは逆に相当大きな力が必要となる。
次にB(又はBつ点を中心とした回転方向については、
前述の上方向の場合以上にb(又はbつの引っ掛かり作
用が大きくなり通常の素子による力では蓋を外すことが
できない。
前述の上方向の場合以上にb(又はbつの引っ掛かり作
用が大きくなり通常の素子による力では蓋を外すことが
できない。
しがしながらどうしても蓋を外す必:要が生じた場合は
ケース本体の底面と蓋の接する所(c、c’部の近く)
にマイナス形ドライバー等を差し込みねじると蓋を外す
ことができる。
ケース本体の底面と蓋の接する所(c、c’部の近く)
にマイナス形ドライバー等を差し込みねじると蓋を外す
ことができる。
このような構成のユニット用ケースとすることにより、
本体1と蓋2はこれを互に組込むと完全に固定されるか
ら、例えばハンダ付は及びがしめのような接合手段を必
要とせず、手間が省は蓋を組込むときの作業性が極めて
良くなるばかりでなく、従来品に見られたような接合部
のメッキはがれ等による腐蝕の必要もなくなるなどその
利益は極めて大きい。
本体1と蓋2はこれを互に組込むと完全に固定されるか
ら、例えばハンダ付は及びがしめのような接合手段を必
要とせず、手間が省は蓋を組込むときの作業性が極めて
良くなるばかりでなく、従来品に見られたような接合部
のメッキはがれ等による腐蝕の必要もなくなるなどその
利益は極めて大きい。
第1図は従来のテレビ共聴用埋込ユニット用ケースの一
例を示す斜視図、第2図aは本考案のテレビ共聴用埋込
ユニット用ケースの蓋の斜視図、第2図すは本体の斜視
図、第3図は本体と蓋の結合状態を示す正面図である。 1・・・・・;本体、2・・・・・・蓋、3〜5,3′
〜5′・・・・・・蓋の凸部、6.6′・・・・・・切
起片、7・・・・・・取付孔、8〜10.8’〜10′
・・・・・・本体の凹部、11.11’・・・・・・蓋
の両端部。
例を示す斜視図、第2図aは本考案のテレビ共聴用埋込
ユニット用ケースの蓋の斜視図、第2図すは本体の斜視
図、第3図は本体と蓋の結合状態を示す正面図である。 1・・・・・;本体、2・・・・・・蓋、3〜5,3′
〜5′・・・・・・蓋の凸部、6.6′・・・・・・切
起片、7・・・・・・取付孔、8〜10.8’〜10′
・・・・・・本体の凹部、11.11’・・・・・・蓋
の両端部。
Claims (1)
- 台形状に折り曲げた平板より成り夫々その頂面及び斜面
に設けた水平方向に外方に延びた後直角に内方に折り曲
がる凸部を有し、その長手方向の両端部が下方に垂直す
るよう折り曲げられた蓋と、底板とその両側より垂直す
る台形状の側板とより威り夫々その側板の頂面及び斜面
に前記蓋の凸部の水平部分が嵌合する凹部を有し、前記
底板に蓋の全長と略同間隔の位置において切起片を底板
より上方に垂立するように設けたことを特徴とするテレ
ビ共聴用埋込ユニット用ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979064867U JPS5915156Y2 (ja) | 1979-05-17 | 1979-05-17 | テレビ共聴用埋込ユニツト用ケ−ス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979064867U JPS5915156Y2 (ja) | 1979-05-17 | 1979-05-17 | テレビ共聴用埋込ユニツト用ケ−ス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55165546U JPS55165546U (ja) | 1980-11-28 |
JPS5915156Y2 true JPS5915156Y2 (ja) | 1984-05-04 |
Family
ID=29298878
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979064867U Expired JPS5915156Y2 (ja) | 1979-05-17 | 1979-05-17 | テレビ共聴用埋込ユニツト用ケ−ス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5915156Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-05-17 JP JP1979064867U patent/JPS5915156Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55165546U (ja) | 1980-11-28 |
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