JPS5915062B2 - 紙容器に口栓を取付ける装置 - Google Patents

紙容器に口栓を取付ける装置

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JPS5915062B2
JPS5915062B2 JP54109988A JP10998879A JPS5915062B2 JP S5915062 B2 JPS5915062 B2 JP S5915062B2 JP 54109988 A JP54109988 A JP 54109988A JP 10998879 A JP10998879 A JP 10998879A JP S5915062 B2 JPS5915062 B2 JP S5915062B2
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spout
paper container
transfer
heating
plug
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JP54109988A
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惣一 越柴
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Shibuya Corp
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Shibuya Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は1紙容器に対し内容物注出用の口栓な取付ける
方法およびその装置に関する。
紙容器は牛乳、ジュース類を初め最近では清酒類にも用
いられる等、その用途を拡大しているが。
これら紙容器から内容物を注出する際には紙容器の接着
部位を剥離しあるいは切断する必要があるため開封作業
が甚だ困難かつ煩雑で注出作業も容易とは言い難く、ま
た開封後の密封性を維持することは殆んど不可能である
ため衛生、保存性の上からも改良の余地があった。
本発明は、このような紙容器のマイナス面を除去するた
め1紙容器に口栓を取付けることに想到し、かつ紙容器
の表面には通常防水等を目的として熱可塑性樹脂被膜が
施されることに着目して。
この熱可塑性樹脂被膜に対し合成樹脂製の口栓を取付け
る装置を提供するものであって1表面に熱可塑性樹脂被
膜を施した紙容器の口栓接着予定位置を加熱する紙容器
加熱装置と、この紙容器加熱装置に隣接して設けられ口
栓供給部から合成樹脂製口栓を取り出し上記加熱後の紙
容器の上部に移送する口栓移送装置と、この口栓移送装
置による口栓の移送経路に配設され口栓の接着端面を加
熱する口栓加熱装置と、上記口栓の移送経路の終端位置
に設けられ紙容器の上部に移送された上記加熱後の口栓
と上記加熱された紙容器の口栓接着予定位置とを押圧す
る抑圧装置とを備えたことを特徴としている。
紙容器に施される熱可塑性樹脂被膜は、その樹脂の種類
を問うものではないが、現在普通にはポリエチレン系の
樹脂が用いられており、この他ポリプロピレン、変性ポ
リエステル、ワックス等ヲ用いることができる。
また口栓を製造すべき合成樹脂は1紙容器の熱可塑性樹
脂被膜に対する接着性の良好な樹脂1例えばポリエチレ
ン系、その他ポリプロピレン、変性ポリエステル等を用
いることができる。
なお両者間に接着剤を介在させてもよい。
以下1図示実施列に基づいて本発明を説明する。
第1図は本発明に係る口栓取付装置の全体の平面図で、
1は紙容器Pの供給コンベア、2は排出コンヘアで1両
コンベアの間には紙容器の加熱ステージ3と口栓接着ス
テージ4とが設けられている。
5は加熱ステージ3から口栓接着ステージ4へ紙容器P
を押し出す第一移載シリンダ装置、6は口栓接着ステー
ジ4から排出コンベア2へ紙容器Pを押し出す第二移載
シリンダ装置であって。
紙容器Pはこれらの各装置によって矢印方向に順次移送
される。
しかして7は口栓をその供給部8から口栓接着ステージ
4に移送する口栓移送装置で、固定軸9を中心に回転す
る口栓移送アーム10とこのアームに拡縮自在に支持し
た口栓把持爪11とを備え。
口栓移送アーム10内端のスリーブに一体に設けた歯車
12は、第一、第ニジリンダ装置13.14によって進
退勤するラック15と噛み合っている。
16は口栓移送アーム10の移送工程中に設けた口栓加
熱装置、17は口栓接着ステージ4上で口栓移送装置7
から受取った口栓を紙容器に押圧する抑圧装置であり、
さらに加熱ステージ3上には図示の便宜上第1図での図
示を省略した紙容器加熱装置が設けられている。
以下これらの各装置の詳細を説明する。
第2図、第3図は加熱ステージ3上の紙容器加熱装置1
8を示すもので、供給コンベア1側部に立てた支柱19
にシリンダ装置20を支持し、このシリンダ装置20の
ピストンロッド21に加熱体22を接続している。
加熱体22はヒータ23とその先端の熱板24とからな
っており、そのピストンロッド21に対する傾斜角度は
傾斜角調節ねじ25によりピン26を中心として調節可
能となっている。
熱板24の平面形状は口栓の接着端面形状と対応してお
り、この熱板24がシリンダ装置20により紙容器Pの
口栓接着予定位置に接近し、または接したとき1紙容器
P表面の熱可塑性樹脂が熱板形状に応じ軟化しみたは溶
融する。
なおこの紙容器加熱装置18の直前の供給コンベア1上
には第1図、第3図に示すように予熱装置2γを設置し
て紙容器移送中に口栓接着予定位置を熱し、加熱体22
の容量を低減させることができる。
この予熱装置27は例えば電気ヒータ、ガスバーナ等に
よって構成すればよい。
口栓移送装置7の移送アーム10は、第4図に示すよう
に固定軸9から斜め上方に延びており。
このアーム上にはラック30を進退勤させるシリンダ装
置31が設けられている。
ラック30は第5図に示すよ5に一対の“口栓把持爪1
1と一体に設けたピニオン32とそれぞれ噛み合い、こ
れの進退勤によって口栓把持爪11がピン33を中心に
拡縮する。
口栓の供給部8は、上記移送アーム10と同一の傾斜角
度を有する口栓シュート35からなるもので1ロ栓シユ
ート35は口栓40の接着大径部41を覆うガイドプレ
ート36とこれの下端に設けられ口栓40の排出方向を
横方向に規制する排出規制プレート37とを備えている
この口栓40の排出位置は移送アーム10の把持爪11
の位置と合致する。
次に口栓加熱装置16は、上記口栓移送アーム10の把
持爪11に把持された口栓40の接着大径部41端面を
熱するもので、移送アーム10の移送工程中に設けられ
ている。
この口栓加熱装置16の構造は、第6図、第7図に示す
よ5に、前記紙容器加熱装置18と類似しており、固定
された支持アーム42にシリンダ装置43を支持し。
このシリンダ装置43のピストンロッドにヒータ44と
熱板45とからなる加熱体46を接続している。
勿論この熱板45は口栓40の接着大径部41と正対す
るように角度設定がされている。
なお1ロ栓移送アーム10はこの口栓加熱装置16によ
る口栓加熱中は停止する必要がある。
口栓移送装置7のラック15を第一、第二のシリンダ装
置13.14によって進退勤させるように構成したのは
このためであり、第一シリンダ装置13の作動によって
口栓移送アーム10はこの口栓加熱装置16の位置迄回
動し、第ニジリンダ装置14の作動によってこれがさら
に口栓接着ステージ4迄回動する。
口栓接着ステージ4上には、第8図、第9図に示すよう
に口栓の押圧装置17が設けられている。
この抑圧装置1γは固定軸9上にブラケット50゜51
を介して固定した抑圧シリンダ装置52に。
把持爪53の支持体54を接続してこの支持体54がブ
ラケット51に沿って進退勤するようになすとともに1
把持爪53の連結腕55には支持体54上に固定した拡
縮シリンダ装置56のピストンロッドを接続したもので
1両把持爪53はこれらに一体に設けられたピニオン5
γを介して噛み合っているため、拡縮シリンダ装置56
の作動によってピン58を中心に拡縮する。
なお上記支持体54の進退勤の方向は1紙容器Pの口栓
接着予定位置と直交する方向であり1把持爪53部分の
角度の微調整は、傾斜角調節ねじ59によるピン60を
中心とする回転によって可能となっている。
したがって上記構成に係る本装置は、供給コンベア1に
よって移送されろ紙容器Pの口栓接着予定部分近傍がま
ず予熱装置27によって熱せられ、次いでこれが加熱ス
テージ3に至ると1紙容器加熱装置18のシリンダ装置
20によシ加熱体22が口栓接着予定位置に接近しまた
は接してそこの熱可塑性樹脂被膜を軟化または溶融させ
、さらに。
このように加熱された紙容器Pは第一移載シリンダ装置
5によって口栓接着ステージ4に送られる。
他方、この間に口栓移送装置7の移送アーム10は口栓
供給部8の口栓シュート35部分に位置し1把持爪11
はシリンダ装置31によるラック30の進退動によりピ
ニオン32を介して拡縮し1ロ栓シユート35上の口栓
40を把持する。
口栓40を把持した移送アーム10は第一シリンダ装置
13の作動によりラック15.歯車12を介します口栓
加熱装置16部分に至ってここに停止し、その停止中に
シリンダ装置43が作動して加熱体46を口栓40の接
着大径部41端面に接近または当接させ、ここを加熱し
て軟化させる。
そしてこのように加熱された口栓40は、この加熱工程
に続く口栓移送装置7の第ニジリンダ装置14の作動に
より口栓接着ステージ4に至り、抑圧装置17の直下に
位置することとなる。
押圧装置17はまず拡縮シリンダ装置56によシ把持爪
53を縮ませて口栓40を上側から把持する。
すると口栓移送アーム10はそのシリンダ装置31によ
り把持爪11を開いて上記把持爪58に把持された口栓
40を開放し1次いで第一。
第ニジリンダ装置13.14により口栓供給部8に復帰
する。
抑圧装置17の抑圧シリンダ装置52はこの後作動して
把持爪53の支持体54とともに口栓40を口栓接着ス
テージ4側に押し出し、上記工程にまり口栓接着ステー
ジ4上に移送された紙容器Pに口栓40を押し付ける。
紙容器Pの口栓接着予定位置および口栓40の接着大径
部41端面は、上記工程によりともに加熱され溶融また
は軟化しているため1両者はこの押付工程によって瞬時
に接着され1口栓を接着した紙容器Pは第二移載シリン
ダ装置6により排出コンベア2に送られる。
本発明に用いる口栓40の構造は1紙容器Pへの接着状
態では完全に紙容器を密封でき、可動部分の抑圧または
引出作業によって液通路を形成できるものであれば如何
なるものでもよ(、可動部分への進退により密封と密封
解除を行なうことができる構造のものであればよシ好ま
しい。
この開封作業を容易にするため紙容器Pに予め注出用の
孔を穿け、あるいは注出用の孔を弱いフィルムで覆う等
の手段を講することができる。
なお上記実施例では2口栓移送装置1に把持された口栓
を一旦押圧装置17に受渡すように構成しているが、こ
の受渡しは必ずしも必要ではない。
例えば移送アーム10と歯車12の全体を固定軸9に対
し上下動可能とすれば、移送アーム10に把持したまま
口栓を紙容器に押圧することが可能であり、またこの抑
圧動作は相対的なもので足りるから1紙容器を口栓に対
し浮上押圧することもできる。
さらに、上記実施例では、加熱ステージ3および口栓接
着ステージ4を固定部分に形成したが、これらを紙容器
Pの移送コンベアと同期して移動する一定の区間として
形成することも可能である。
すなわち紙容器Pの移動速度と同期して移動する紙容器
加熱装置1口栓移送装置およσ口栓押圧装置を用いれば
1回転式充填機などと同じよりに、容器移送中に上記一
連の作業を行な5ことができる。
また上記実施例における加熱装置はいずれも加熱体によ
るものであるが1紙容器に施す樹脂被膜および口栓を形
成する合成樹脂の性質によっては、高周波加熱や超音波
加熱を用いることもできる。
以上のように本発明によれば1紙容器に対し容易かつ確
実に口栓を取付けろことができ、したがって紙容器の利
便性を一層向上させて利用範囲の拡大を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る容器に口栓を取付ける装置の全体
の平面図、第2図は紙容器加熱装置の正面図、第3図は
第2図の側面図、第4図は口栓移送装置および口栓供給
部の側面図、第5図は第4図のV矢視図、第6図は口栓
加熱装置の平面図。 第1図は第6図の■矢視図、第8図は口栓抑圧装置の正
面図、第9図は第8図の■矢視図である。 P・・・・・・紙容器、7・・・・・上栓移送装置、8
・・・・・・口栓供給部、16・・・・・口栓加熱装置
、17・・・・・・口栓押圧装置、18・・・・・・紙
容器加熱装置、40・・・・・上栓。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 表面に熱可塑性樹脂被膜を施した紙容器の口栓接着
    予定位置を加熱する紙容器加熱装置と、この紙容器加熱
    装置に隣接して設けられ口栓供給部から合成樹脂製口栓
    を取り出し上記加熱後の紙容器の上物に移送する口栓移
    送装置と、この口栓移送装置による口栓の移送経路に配
    設され口栓の接着端面を加熱する口栓加熱装置と、上記
    口栓の移送経路の終端位置に設けられ紙容器の上部に移
    送された上記加熱後の口栓と上記加熱された紙容器の口
    栓接着予定位置とを押圧する抑圧装置とを備えてなる紙
    容器に口栓を取付ける装置。
JP54109988A 1979-08-29 1979-08-29 紙容器に口栓を取付ける装置 Expired JPS5915062B2 (ja)

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JPS5633945A JPS5633945A (en) 1981-04-04
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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4507168A (en) * 1981-02-27 1985-03-26 Shibuya Kogyo Co., Ltd. Method for mounting a faucet on a paper container and apparatus therefor
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JPS5628977B2 (ja) * 1975-08-19 1981-07-06

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