JP3989033B2 - 可撓的に湾曲する容器壁の開口のための覆いを作る方法 - Google Patents

可撓的に湾曲する容器壁の開口のための覆いを作る方法 Download PDF

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Description

【0001】
本発明は可撓的に湾曲する容器壁の開口のための覆いを作る方法であって、プルタブ(Abdeckstreifen)を前記開口上およびそれに隣接する容器壁の区域上にあてがい(anlegen)、さらに容器壁の表面と結合させることにより開口をその縁に沿って密封する方法に関する。
【0002】
本発明はさらに可撓的に湾曲する容器壁の開口のためのプルタブを含む覆いを作るための装置であって、プルタブを前記開口の上部およびそれを越えて容器壁の表面にあてがう装置およびプルタブを容器壁の表面と結合させる装置を具備した装置に関する。
【0003】
本発明はさらに可撓的に湾曲する容器壁の開口のためのプルタブを備えた覆いであって、このプルタブは前記開口およびそれに隣接する容器壁の区域を覆い、また開口の縁方向に延びる密封継目により容器壁の表面と結合される覆いに関する。
【0004】
DE4031472 A1には、内容物の充填前に取り付けられたプルタブが充填後に容器の開口を密封的に閉じる容器が説明されている。この場合には、まずプルタブが開口に隣接した箇所において容器壁に局所的に固定される。この局所的な固定は、開口がその後の充填のために覆われない状態を保つように行われる。内容物の充填後にプルタブは開口上にあてがわれ、さらに開口に隣接する容器壁の表面に結合される。
【0005】
使用された材料の種類に応じて、容器壁はプルタブがあてがわれる際に曲がる傾向を有する。そのため、開口を閉じる際に問題が生じる恐れがある。
【0006】
本発明の目的は、可撓的に湾曲する容器壁において開口をプルタブにより精確に閉じることにある。
【0007】
この目的は、方法においては、プルタブが可撓的に湾曲する容器壁に対して湾曲方向に追随させられる(nachfuehren)ことにより達成される。
【0008】
この目的は、装置においては、プルタブをあてがう装置および、または結合させる装置が可撓的に湾曲する容器壁に対して湾曲方向に追随可能であることにより達成される。
【0009】
この目的は、覆いにおいては、プルタブの外周縁の開口側に隣接した部分区域および、または開口縁の保護カバーを含む部分区域が密封継目の輪郭線(Verlauf)を含まないことにより達成される。
【0010】
本発明は、プルタブによって容器壁の開口を確実かつ精確に閉じることを可能にする。
【0011】
本発明は、プルタブを装着すべき可撓性材料からなるあらゆる容器壁に適用することができる。その場合にプルタブを既に完成した容器壁に装着するか、あるいはこれから製造すべき容器に装着するかは重要なことではない。容器がひとつの壁からなるか、あるいは複数の壁から構成されるかも問題とはならない。同様に、容器の形状も本発明の適用に対して重要ではない。
【0012】
本発明は、プルタブを具備すべき壁が厚紙からなる容器における適用に特に適している。但し、プルタブの装着時に湾曲するプラスチックなどの他の材料も使用可能である。
【0013】
本発明に基づく装置では、プルタブをあてがう装置および、または容器壁と結合させる装置はプルタブに作用する(sich anlegen)。これらの装置は、この作用により惹起された容器壁の湾曲運動に追随する。したがって、該装置はそれらが実施する作業工程中は常にプルタブと堅く接触している。プルタブは、湾曲により変化した容器壁の形状に適合する。
【0014】
有利なのは、プルタブをあてがう装置および、または容器壁と結合させる装置が容器壁に押し付け可能な作用面(Anlegeflaeche)を有しており、また該作用面の外側形状が湾曲する容器壁の形状に適合していることである。この作用面は、大きな面積を以てプルタブに対して作用する。プルタブは、この作用面の圧力により湾曲した容器壁の形状に適合する。プルタブは、この作用面の外側形状のゆえに大きな面積を以て容器壁の表面を被覆する。
【0015】
有利なのは、プルタブをあてがう装置の作用面が球状ローラの外周面により形成されることである。このローラは、容器壁の表面に沿って延びる方向成分を以てあてがうべきプルタブ上を走行できる。これにより、プルタブが容器壁の表面に密着するため、以後の結合に対する有利な前提条件を整えることが達成できる。その際に、球状ローラをプルタブの全長にわたって動かす必要はない。
【0016】
有利な実施態様において、結合装置の作用面は凸状に湾曲している。この凸状湾曲は、あてがう装置および結合装置の押し付け時に生じる容器壁の凹状湾曲に有利に照応する。
【0017】
有利な実施態様において、結合装置の作用面はヒートシール(Heisssiegeln )のために加熱可能であり、またプルタブよりも小さな面積を以て形成される。この措置により、結合装置の精確な案内に対する要求が軽減される。結合装置が湾曲する容器壁への追随時に横にずれた場合でも、それはプルタブを越えて容器壁の表面区域に到達することはない。それにより、容器壁の表面が結合装置の高温のために損傷することが防止される。
【0018】
この際に有利なのは、結合装置の作用面が開口縁を囲む保護カバーの輪郭線に合致した凹所を有することである。この措置により、保護カバーがプルタブに固着することが防止される。そのような固着は、プルタブの後の引き千切りの際に保護カバーを損耗させる恐れがある。
【0019】
より詳しい長所および特徴は、以下の図にしたがって説明される実施態様から明らかとなる。
【0020】
図1および図2に示された容器1は、円筒状スリーブとして形成された側壁2と2つの前面壁からなる。前面壁は側壁2の前端の開口を閉じるが、ここで一方の前面壁は容器1の底面4として、また他方の前面壁はふた3として形成されている。
【0021】
ふた3は開口6を有するが、それは排出口として、かつ充填口としても使用される。充填された状態では、開口6はプルタブ8および密封継目13を含む覆い7により密封されている。図2に鎖線で示された密封継目13は、プルタブ8とふた3を結合する。その際に、プルタブ8はふた3の壁9の外側表面10に載る。
【0022】
壁9からプルタブ8を引き千切ることにより、容器1の内部5を開放することができる。
【0023】
図2からみてとれるように開口6は保護カバー12を備えているが、このカバーは切断縁24(図3(a)も参照)に沿って延びており、またその断面はほぼリベット形状を示す。保護カバー12は、開口6に隣接する壁9の区域11(図2参照)を少し越えて延びている。密封継目13は開口6の外周方向に延びるが、開口6の切断縁24からは離れている(図2および図3(d)も参照)。
【0024】
開口6に向かってプルタブ8の外周縁14に隣接する部分区域15は、密封継目13の輪郭線を含まない(図2参照)。同様に、保護カバー12を含む部分区域16も密封継目13の輪郭線を含まない。プルタブ8の端にはつかみ片28が形成されるが、必要に応じてそれをつかんで壁9から引き千切ることにより開口6を開くことができる。
【0025】
図3(a)ないし(d)からみてとれるように、プルタブ8はいくつかの作業工程により壁9に装着される。
【0026】
壁9は、厚紙からなる担持層21と内側保護層23および外側保護層22を含む。これらの保護層22,23はプラスチックからなるが、その場合に保護層22はヒートシール可能な材料好ましくはポリエチレンから製造される。内側保護層23は容器1における壁9の内側表面20を、また外側保護層22は外側表面10を形成する。
【0027】
プルタブ8は金属箔からなるが、それは容器1の内部5に面した側にプラスチック層を有する。図面には示されていないこのプラスチック層は、壁9の外側表面10とのヒートシール結合をなす機能を果たす。金属箔の代わりに、プルタブ8に求められる特性を有する他の適切な材料例えば厚紙の単層と単一または複数のプラスチック層を有する複合材料を使用することもできるであろう。
【0028】
プルタブ8は容器1に内容物を充填する前に、その第1区分26が点状シール箇所25により壁9の外側表面10に接着される(図3(a)参照)。この際にプルタブ8の接着されない第2区分27が直立位置27’を占めるため、開口6は閉じられていない状態となる。充填材料はプルタブ8のこの位置27’において、開口6から容器1の内部5へ注入できる。
【0029】
充填後に、プルタブ8は図3(b)に示された作業工程において開口6上にあてがわれる。この際に、第2区分27は図3(b)に示された位置27”へ折り曲げられる。
【0030】
図3(c)に示された次の作業工程では、プルタブ8が加圧により壁9の表面10に当てられる。その際に第2区分27の全長が壁9の表面10に押し当てられるのではなく、その一部だけである。したがって、プルタブ8の反り上がり区分29が残る。ここで、第2区分27は位置27’’’を占める。
【0031】
上記の縦区域に対するプルタブ8の加圧は、プルタブ8と壁9との後の結合を可能にするために十分である。第1区分26から始まる縦区域において、プルタブ8が平らにされる。特に、第1区分26と第2区分27との間に存在する曲げ縁が十分に矯正される。
【0032】
図3(d)に示された次の作業工程では、プルタブ8はヒートシールにより壁9の外側保護層22と結合される。このヒートシールでは、前記のように密封継目13は開口6の外周に沿って開口から離れて形成される。この際には既に言及したように、部分区域16と部分区域15は密封継目13の輪郭線を含まない。
【0033】
続いて次の作業工程が行われるが、そこでは再度のヒートシールと殊にプルタブ8の平坦化が実施される。この作業工程について、ここでは固有の図面は作成されていない。
【0034】
図4に示された容器1の充填および密閉を行う機械30は無菌室40を備えたハウジングを有するが、この室には容器1にプルタブ8を装着するための種々の装置がある。これらの装置とは、プルタブ8をあてがう装置50、プルタブ8を壁9に結合する装置70、およびプルタブ8の平坦化も行う別の結合装置90である。これらの装置50,70,90は、以下に詳しく説明される。無菌室40内には、特に殺菌および充填を行う他の装置がある。これらの装置については、ここで詳しくは説明されない。
【0035】
充填すべき容器1は、搬送装置31により矢印方向Aに無菌室40へ供給される。無菌室40に到達する前に容器1は装置33に入るが、そこでプルタブ8はそれぞれ既述の点状シール箇所25により各容器1に接着される。
【0036】
容器1は以下にさらに説明される充填および密閉作業後に、搬送装置32により無菌室40から矢印方向Bへ搬出される。
【0037】
無菌室40には回転台41が設置されているが、この台は容器1に対する受入れ装置42を具備しており、また矢印Cの方向に回転する。ここで容器1は一連の作業ステーションに到達するが、そこでは容器1の充填および密閉を行うための個別の作業工程が実施される。図4には、作業ステーション45ないし49だけが示されている。
【0038】
充填すべき容器1は上記の装置33を通過した後に矢印Aの方向に無菌室40へ送り込まれ、そこで回転台41へ渡される。次に容器1は受入れ装置42に供給され、そこで把持される。
【0039】
回転台41の回転により、容器1はまず作業ステーション45に到達するが、これは詳しくは説明されていないプルタブ8を直立させる装置を含む。この作業ステーション45においてプルタブ8が立てられ、第2区分27は図3(a)に示された位置27’を占める。
【0040】
容器1は回転台41の回転によりここでは説明されないいくつかの作業ステーションに到達し、そこで殺菌され、また内容物が充填される。
【0041】
充填後に容器は最終的に作業ステーション46に到達するが、これはプルタブを折り曲げる装置を含む。この折曲げ装置は基本的には固定式の図示されていないレールからなり、容器1は回転台41の回転運動中にこのレールの横を通過する。レールを通過する際にプルタブ8はレールに当たり、レールにより折り曲げられる。これにより、第2区分27は図3(b)に示された位置27”を占める。
【0042】
次の作業ステーション47には、既に述べたプルタブ8をあてがう装置50が設置されている。以下に詳しく説明されるこの装置50ではプルタブ8が壁9に押し当てられ、プルタブ8の第2区分27は図3(c)に示された位置27’’’を占める。
【0043】
次の作業ステーション48には既に述べた装置70が設置されるが、そこでプルタブ8はヒートシールにより壁9と結合される。これにより、第2区分27は図3(d)に示された位置27’’’’を占める。
【0044】
次の作業ステーション49には既に述べた結合装置90が配置されているが、そこでプルタブ8は平らにされ、かつ再度ヒートシールされる。
【0045】
前記のあてがう装置50は、以下に図5に基づいて説明される。この装置は、図5では3つの異なった位置50’,50”,50’’’において示されている。プルタブ8のあてがいは、その外周面61が作用面として機能する球状ローラ52により行われる。このローラ52は装置50に配置されており、以下にさらに説明される。
【0046】
装置50は、ローラ52を支持する旋回レバー51とこのレバー51と協同作業をなすカウンターホルダ57とを有する。
【0047】
旋回レバー51は、縦端を以て装置50のホルダ55において旋回軸54のまわりに旋回可能に支持されている。旋回レバー51の他の縦端では、球状ローラ52が旋回軸53のまわりに回転可能に支持されている。
【0048】
カウンターホルダ57は、受入れシリンダー59内で案内されるばね付きボルト58を含む。このばね付きボルト58は押しばね60により、旋回レバー51に当接した位置に常に保持される。
【0049】
装置50は全体として、すなわち旋回レバー51とカウンターホルダ57を含んで矢印Dの方向へ移動できる。ばね付きボルト58は押しばね60の力に抗して、矢印Eの方向へ移動できる。旋回レバー51は、旋回軸54のまわりに矢印Fの方向へ旋回できる。
【0050】
図5の右側図に示された第1作業工程では、装置50は位置50’を占める。押しばね60はばね付きボルト58を前進位置58’で保持するため、旋回レバー51は位置51’を占める。装置50に対して第1作業工程において回転台41の当該回転により容器1を有する受入れ装置42が前進し、装置50自体は移動しない。球状ローラ52は、容器1を把持している受入れ装置42のやや上側の位置52’にある。
【0051】
図5の中央図に示された次の作業工程では、装置50は矢印Dの方向へ位置50”に動かされる。これによりローラ52は位置52”に到達するが、そこでローラはふた3の壁9の表面10に当たる。中央図では、左側図と同様に簡略表示の理由から容器1は示されず、受入れ装置42の空いた内部空間43だけが図示されている。
【0052】
図5の左側図に示された第3作業工程では、装置50はさらに矢印Dの方向へ位置50’’’に動かされる。壁9の表面10およびプルタブ8に対して当たるローラ52は、軽く湾曲した矢印Gの方向へプルタブ8上を転がる。この際に、旋回レバー51は矢印Fの方向へ位置51”に旋回される。ばね付きボルト58が及ぼす力のために、壁9の方向へ絶えずローラ52はプルタブ8に押し当てられる。
【0053】
位置51”への旋回レバー51の旋回運動の際に、ばね付きボルト58は位置58”へ移動する。これにより、ローラ52は左側図に示された位置52’’’に到達する。この位置52’’’は、ローラ52が旋回レバー51の運動の終了時に占める最終位置の直前である。ローラ52の最終位置において、プルタブ8は図3(c)に示された形状を有する。
【0054】
ローラ52が壁9に加えた圧力によって、壁は容器1の内部5の方向へ湾曲する。壁9のこの凹状湾曲は、ローラ52の外周面61の球形状と矢印Gの方向へのローラ52の軽度の湾曲した運動により補償される。この際の半径は、図5の軽く湾曲した矢印Gに沿った旋回運動をなすローラ52の母線に関連した球体に照応する。
【0055】
旋回レバー51に対するばね付きボルト58の常時の圧力のため、ローラ52はふた3の壁9の曲げ運動に自動的に追随する。付加的に、ローラ52の球形状により曲げ運動から生じたふた3の凹状湾曲への適合が得られる。
【0056】
図6には、上記の結合装置70が詳しく示されている。装置70に対して、回転台41の当該回転により容器1を有する受入れ装置42が前進する。
【0057】
装置70は、シーリングポンチ81をその内室72に収納したハウジング71を含む。このシーリングポンチ81の前端82は、容器1に対する受入れ装置42に面した開口から少し突き出ている。
【0058】
シーリングポンチ81はカラー85を備えており、それを以てシーリングポンチは環状に形成されて内側に突き出たハウジング71のウェブ74により支持されている。カラー85には4つの外側に突き出たブラケットがあるが、これらも前記ポンチの支持する一方付加的にねじれ防止部材として機能する。非稼働位置においては、シーリングポンチ81は外周方向に配置された3つのばね付きボルト86により突き出たウェブ74に当接する前記位置に絶えず保持される。
【0059】
ばね付きボルト86は、シーリングポンチ81の前端82に面したその端に円錐状先端を有する。この円錐状先端を以て、ばね付きボルト86はカラー85に設置された中空円錐状の穴88で保持される。ばね付きボルト86の他端は、ハウジング71の中空部75に突き出ている。これらのばね付きボルトは、それぞれのばね87の力に抗して図6に示された位置から少し内部に移動できる。
【0060】
シーリングポンチ81は加熱インサート84を備えており、それによりシーリングポンチ81の前端82はヒートシールを可能にするために加熱できる。
【0061】
図6からみてとれるように、前端82は全方向に凸状好ましくは球状に湾曲した作用面83を有する。
【0062】
図7からみてとれるように、作用面83は外周方向に延びる溝状の凹所89を有する。この凹所の輪郭線は、保護カバー12の輪郭線に少なくともほぼ合致している(図2も参照)。作用面83は、その外形寸法に関してプルタブ8の外周縁14の輪郭よりもやや小さい。溝状凹所89の外側の作用面83の輪郭は、シーリングポンチ81により製作すべき密封継目13の輪郭線に少なくともほぼ合致している。
【0063】
プルタブ8を壁9と結合するために、作用面83は調節可能な加熱インサート84によりヒートシールできる温度まで加熱される。シーリングポンチ81を含む装置70は、矢印Hの方向へ動かされる。そこで該装置は、図6に示された位置を占める。
【0064】
シーリングポンチ81はその作用面83を以て壁9の表面10に到達し、それを容器1の内部5の方向へ湾曲させる。
【0065】
シーリングポンチ81は、ばね付きボルト86の機能によるそのばね可撓性装着のためにふた3の湾曲する壁9に自動的に追随する。その際に、シーリングポンチは振動的または揺動的運動を行う。
【0066】
プルタブ8は、凸状に湾曲した作用面83に適合する。作用面83のこの凸状湾曲形状は曲げにより生じる壁9の凹状湾曲に合致する。したがって、シーリングポンチ81はばね可撓性装着だけでなく、その形状によっても壁9の変化する形状に適合する。
【0067】
作用面83から生じる熱作用により、プルタブ8の内側のプラスチック層と壁9の外側の保護層22が互いに融合する(図3(a)も参照)。これにより、密封継目13が形成される。この際に密封継目13は、溝状凹所89の外側の作用面83の形状に合致した輪郭線を描く。そのため、部分区域15と保護カバー12を含む部分区域16は密封継目13の輪郭線を含まないことになる(図3(d)も参照)。
【0068】
図4に基づいて既に述べたように、同様に平坦化を行う結合装置90は製造工程の順序では結合装置70の後に配置されている。
【0069】
図7の装置70と同じ正面図で示された図8の装置90は、装置70と同じ構造を有する。すなわち、装置90も同様に加熱インサート94を備えたシーリングポンチ91を含む。装置90は前記の装置70と同様にハウジング内に収納され、また中空円錐状の穴98にはまり込んだばね付きボルトにより支持されている。
【0070】
装置70との本質的な違いは、シーリングポンチ91が凹所を持たないことにある。作用面93はもちろん作用面83と同様に凸状に湾曲しており、そのため湾曲する壁9の形状に適合している。装置90は、主にシールされたプルタブ8の平坦化および再シールに使用される。作用面93の温度は、条件に応じて調節することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、その前面壁に装着されたプルタブを備えた円筒状容器の縦断面図である。
【図2】 図2は図1の容器の平面図である。
【図3】 図3(a)−(d)は、図1および図2の容器の前面壁にプルタブを装着するための種々の作業工程の図である。
【図4】 図4は、プルタブを装着する装置を具備した容器への充填および容器の密閉を行う機械の図である。
【図5】 図5は、3段階の作業位置における容器の開口上にプルタブをあてがうための装置の図である。
【図6】 図6はプルタブを容器に結合する装置の縦断面図である。
【図7】 図7は、図6の結合装置の作用面を図6の矢印VIIの方向からみた拡大正面図である。
【図8】 図8は、結合装置の作用面の図7に類似した別の実施態様の図である。
【符号の説明】
1 容器
6 開口
8 プルタブ
9 壁
10 表面
41 回転台
42 受入れ装置
43 内部空間
70 結合装置
71 ハウジング
72 内部空間
74 ウェブ
75 穴
81 シーリングポンチ
82 前端
83 作用面
84 加熱インサート
85 カラー
86 ばね付きボルト
87 ばね
88 穴

Claims (7)

  1. 可撓的に湾曲する容器壁の開口のための覆いを作る方法であって、容器壁に対して押し付けられた凸状に湾曲した作用面によってプルタブを前記開口上およびそれに隣接する容器壁の区域上にあてがい、さらに容器壁の表面と結合させることにより開口をその縁に沿って密封する工程を含む方法において、前記作用面を容器壁に対して押し付けている間に前記容器壁は凹状に湾曲され、前記プルタブが容器壁の湾曲に従って追随させられること、及びプルタブの第1区分は開口が被覆されない状態となるように壁の表面と結合され、その後に第2区分が開口の上部およびそれを越えて壁の表面にあてがわれかつそれと密封的に結合されることを特徴とする方法。
  2. 容器壁の開口にその切断面を囲む保護カバーが設けられており、プルタブを容器壁の表面に結合する際に、プルタブの外周縁の保護カバーに隣接した部分区域を該結合から除外することを特徴とする請求項1記載の可撓的に湾曲する容器壁の開口のための覆いを作る方法。
  3. プルタブを容器壁の表面に結合する際に、プルタブの外周縁、およびプルタブの外周縁に隣接した区域を該結合から除外することを特徴とする請求項1または2記載の可撓的に湾曲する容器壁の開口のための覆いを作る方法。
  4. プルタブの第2区分は、壁の表面に沿って延びる方向成分を持つ加圧運動により壁にあてがわれることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の可撓的に湾曲する容器壁の開口のための覆いを作る方法。
  5. 可撓的に湾曲する容器壁の開口のためのプルタブを含む覆いを作るための装置であって、プルタブを前記開口の上部およびそれを越えて容器壁の表面にあてがう装置とプルタブを容器壁の表面と結合させる装置を具備した装置において、プルタブをあてがう装置(50)、および/または結合させる装置(70;90)が湾曲する容器壁(9)の湾曲方向に追随可能であり、プルタブをあてがう装置(50)、および/または容器壁と結合させる装置(70;90)が容器壁(9)に対して押し付け可能な凸状に湾曲した作用面(61;83;93)を有しており、また該作用面の形状が湾曲する容器壁(9)の形状に適合していること、及びプルタブをあてがう装置(50)の作用面は球状ローラ(52)の外周面(61)により形成され、このローラは容器壁(9)の表面(10)に沿って延びる方向成分(G)を以てあてがうべきプルタブ(8)上を走行できることを特徴とする装置。
  6. プルタブを結合させる装置(70;90)の作用面(83;93)はヒートシールするために加熱可能であり、またプルタブ(8)よりも小さな面積を以て形成されることを特徴とする請求項5記載の可撓的に湾曲する容器壁の開口のためのプルタブを含む覆いを作るための装置。
  7. プルタブを結合させる装置(70)の作用面(83)は、開口(6)の切断面(24)を囲む保護カバー(12)のうち、容器壁(9)の表面(10)の上に存在する部分区域の輪郭線に合致した凹所(89)を有することを特徴とする請求項6記載の可撓的に湾曲する容器壁の開口のためのプルタブを含む覆いを作るための装置。
JP34568795A 1995-02-03 1995-12-08 可撓的に湾曲する容器壁の開口のための覆いを作る方法 Expired - Lifetime JP3989033B2 (ja)

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