JPS5915024A - 袋の口部自動緊張装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は内部に粉状物、粒状物、塊状物等の物品を収容
したポリエチレシ、ポリプ０ピレシ等の合成樹脂製の開
口端をヒートシールするのに適した偏平状に自動的に緊
張、変形させて移送する装置に関するもの、である。

従来から、各種食料品、し好品その他の物品を自動定量
機によって一定量宛ポリづ０ピレシ等の袋内に充填した
のち該袋の開口端をヒートシールするには、作業員が袋
の開口部両端を張引して偏平状とし、この状態を人手に
より保持してシール機に送り込まねばならず、従って、
その作業に多大な労力と手間を要すると共に作業能率が
著しく低下するという問題点を有し、又、人手により袋
の開口部両端を緊張させるものであるから、シール状態
が不揃いになり、均一なシールが困難である等の欠点が
あった。

本発明はこのような欠点をなくするために物品を収納し
た樹脂製袋を搬送するコシベアの一側に沿って、袋の口
部を挾持する上下一対の挾持ベルトを配設し、これらの
挾持ベルト間を袋の口部受入側においては互いに離間さ
せると共に該離間部における上部挾持ベルトの上面に沿
って複数個の空気吸引口を有する吸引ボックスを配設し
、この空気吸引ボックスによる吸引力によって袋の口部
を挾持ベルトの挾、持面に正確に密接させるように構成
したことを特長とする袋の口部自動緊張装置を提供する
ものである。

本発明の実施例を図面について説明すると、（ｉ）はそ
の側面下部に沿ってベルトコシベア（２）を水平方向に
配設している機枠で、ベルトコシベア（２）は機枠（１
）と一体に設けられたフレーム（３）の前後端部に回転
自在に支承されている０−ル（４）（５）間に無端状に
掛は渡されてあり、一方のロール（４）を適宜の駆動機
構により回転させて循回移行させるようにしである〇 （６）　（７）は機枠（１）の側面において、ベルトコ
シベア（２）の載置面の一側端縁上方に沿って配設され
た上下一対のスチール製又はクラスファイバー製細巾帯
状挟持ベルトで、機枠（１）の側面前後端部に回転自在
に支承されたプーリ（８）　（９）間と（１０（１υ間
に夫々無端状に掛は渡されである。

これらのプーリーにおいて、前部の上下プ〜す（９）　
（Ｉ＋）間を互いに離間させて配設して上部のプーリ（
９）の下周部をベルトコンベア（２ンに載置される物品
を収納した袋（ａ）の口部（ｂ）よりも上方に位置させ
ると共に下部のプーリ（］Ｊ）の」二周部をベル１−コ
シベア（２）の載置面よりもや＼下方に位ｆｆｉさせで
ある。

（＋２）　０３）は前記前部づ一す（９）　（１１）に
近接して機枠（１）に回転自在に支承された上下一対の
中間づ−りで、その対向外周面間に小間隔θ→を設りる
と共に上下一対の挾持ベルト（６）　（７）の挾持ＴＩ
Ｊｉ間を前部の上下プーリ（９）　＜１３）からこの中
間プーリ（ロ）０３）に向がって漸次接近する方向に傾
斜させである。又、中間づ−リ（１２）（Ｊ８）　＆こ
おける上下挾持ベルトの対向挾持面間の位置は、ベルト
コシベア（２）に載置される袋（ａ）の口部（′ｂ）と
略々同一水平面上にしである。

（ロ））は袋口部の受入側である上下挾持ベルト（６）
（７）の離間部において、前部づ−リ（９）と中間プー
リ（ロ）間に掛は渡されている上部挾持ベルト（６）の
上面に沿って配設した吸引ボックスで、その下面にスリ
ット形状の細長い空気吸引口（＋（ｉλαγ）を２列に
して挾持ベルト（６）の長さ方向に適宜間隔毎に穿設し
である。これらの空気吸引口（ＩＱ）　＜１６）　−−
一０６）の列と空気吸引口αη◇η−一−αηの烈とは
夫々上部挟持ベルト（６）の両側から僅かに外側方に位
置した状態で並列してあり、両列間のボックス下面に近
接又は摺接しながら上部挾持ベルト（６）が走行するも
のである。′０８）は吸引ボックス０５）の前端側′部
にその後端を一体に連設した補助吸引小ボックスで、前
後方向に細長く且つ前端部下面を前記づ−リ（９）の曲
面に沿う円弧面に形成し、その下面に良さ方向に適宜間
隔に複数個の円形の吸引小孔に）を穿設しである。

これらの吸引小孔（ロ））の列は、前記外側の吸引口（
１７）の列よりも上部挾持ベルト（６）からや＼離間さ
せた位置で該挾持ベルト（６）に並行して設けられてあ
り、又、この吸引小孔θ９）を有する吸引ボックス０８
）は前記吸引ボックス０荀に連通させである。

（イ）は吸引ボックスに）の上面に連結、連通した取付
ボックス体で、機枠（１）に固定されてあり、その端部
下面に排気管Ｑυを接続しである。

（イ）は中間ローラー０２）　Ｃｌ５）の後方に接近し
て配設した袋の脱気ボックスで、その−側面に横長長方
形状の吸引ノズル（２３）を設けてあり、このノズル（
財）の前後両側壁に開口端から適宜深さのコ字状切欠部
（ハ）弼を形成してこの切欠部（ハ）（ハ）間のノズル
ρ１内に前記挾持ベルｌ−（６）　（７）を水平方向に
通過きせるようにしである。

（ハ）は脱気ボックス（イ）の下部に連結、連通した配
管で、機枠（１）の適所に配設した空気吸込ポジづ（図
示せず）の吸込口側に前述した吸引ボックスθ５）の排
気管０１）と共に連結しである。

（イ）に）は脱気ボックス（イ）の後方に配設した上下
一対のシール用ヒーターで、この間を前記袋（ａ）の口
部（′ｂ）が挾持ベル）　（６）　（７）で完全に挟持
された状態で通過中にヒートシールされるものである。

（イ）翰は脱気ボックス（イ）とヒータ（ハ）（イ）と
の間に配設した上下一対の圧接ローうで、このローラ部
分で袋（ａ）の口部（ｂ）を上下挾持ベルト（６）　（
７）により完全に圧接、挾持させてヒータ（イ）に）間
に送り込むものである。

（至）はフレーム（３）の−側上面に配設された袋（ａ
、）の底部受止ガイド板で、袋（ａ）の寸法に応じてそ
の位置を調節可能に構成されている。

物品を収納するポリエ、チレシ、ポリブＤピレシ等の合
成樹脂製袋（ａ入は両側部に折目（イ）（０）が設けら
れている偏平な方形状に形成されてなるものであり、こ
の袋（ａ）に食料品等の物品を一定量収納すると、袋（
ａ）は収納物品によって膨らんだ状態となる。・今、ベ
ルトコンベア（２）と上下挾持ベルト（６Ｈ７）とを同
一速度で循回移行させ、物品を収納した袋（ａ）をベル
トコンベア（２）の搬送始端上に、該裂れ）の底部をガ
イド板（ト）に摺接させて順次載置していくと、まず、
開口した袋口部（ｂ）の上側壁面０１）の最も高く彎曲
した中央部が上部挟持ベルト（６）の傾斜下面に当接し
て補助吸引車ボックスθ８）の小孔０９）に発生してい
る吸気作用により挾持ベルト（６）に密着すると共にそ
の密着した中央部から口部の縁に沿った前後側方部が前
後の小孔０９）（２））の吸引力によって上方に引き寄
せられる作用を受ける。

この状態からさらに袋（ａ）が搬送されて袋口部（′ｂ
）が吸引ボックス（ロ））に沿って移動していくと、上
下挾持ベル）　（６）　（７）の対向挾持面間が徐々に
狭まって袋口部Ｃｂ）の上下側壁面（＋Ｘ）仁）間が圧
縮され、口部（１））の両端折目（イ）（０）間を結ぶ
線上が上下挾持ベルト（６）（７）の・対向挾持面間の
中心線上に近ずくと共に、吸引ボックス０５）の吸引口
（１６）に順次吸着されて上部挾持ベルト（６）の下面
に密着した口部（ｂ）の中央部に対し、その口部の前後
方向の部分が口部（′ｂ）の中央部を吸着した吸引口（
１６）に隣接する前後の吸引口（１６）θ６）によって
吸引力を受けて上部挾持ベルト（６）に密着する。

この時、口部（′ｂ）の中央部に対し、前後方向側から
の吸引口θ６）α６）による吸引力は、袋口部（１））
の上側壁面（＋Ｘ）に対して垂直上刃に吸引する作用力
ではなく、斜め外方の吸引力として作用するので、口部
（′ｂ）の上側壁面０））が巾方向に緊張されながら皺
が寄ることなく偏平状となって上部挾持ベルト（６）の
下面に密着するものである。

この密着作用は中間づ一す（ロ）ノ０３）に達するまで
に瞬時に行われ、次いで中間プーリ（１２）θ３）間を
通過したのち脱気ボックス（イ）のノズル（転）を横切
りながら移行する。

この中間プーリＱ２）　（１３）から脱気ボックス（イ
）のノズル（イ）を移行する上下挾持ベルＩ−（６）　
（７）の挾持面間には微小間隔を有して・おり、袋（ａ
）の口部（ｂ）はこれらの挾持面で規制されながら僅か
に開口状態を保持している。

この状態で袋（ａ）の口部（′ｂ）が脱気ボックス（イ
）のノズル（至）を横行中に、ノズル翰を通じて袋（ａ
）内の空気が脱気される。

このように脱気ポ・νクス（ハ）からの吸引力によって
袋内が脱気、減圧されると、該袋（ａ）の両側壁面０１
）（＝）間が互いに接近する方向に塑性変形し、物品の
表面に沿って密着しながら圧縮して膨らみがなくなる。

次いで、脱気ボックス（イ）を通過すると、上下挾持ベ
ルト（６Ｈ７）により口部が密閉され、この状態で後方
に搬送されて上下一対のし−タ翰（イ）により挾持ベル
ト（６Ｈ７）を介して口部（′ｂ）が熱圧シールされる
ものである。

以上のように本発明は、内部に物品を収納した袋を搬送
する］シベアの一側縁に沿って、袋の口部を挾持してシ
ール機構側に送り込む上下一対の挾持ベルトを配設し、
これらの上下挾持ベルトの袋口受入側を互いに上下方向
に離間させ、該離間部における上部挾持ベルトの上面に
沿って複数個の空気吸引口を有する吸引ボックスを配設
し、これらの空気吸引口を上部挟持ベルトの外側方から
下方に臨ませて該挟持ベルトの長さ方向に順次配列した
ことを特徴とする袋の口部自動緊張装置に係るものであ
るから、袋の口部が上下挾持ベルトで完全に挾持される
前に、上下挾持ベルトの離間部における上部挾持ベルト
の上面側に配設した吸引ボックスによってまず袋口部の
開口中央部上面が吸着され、その後、袋の両端折目側に
向かって連続的に吸着されるので、袋の口部に皺が発生
することなく確実に該口部を密着さぜることかでき、し
かも上下挾持ベルトの対向面が徐々に近接していくので
、口部の上下壁面が徐々に接近して上下挾持ベルトが互
いに密接する状態になった時に袋の口部が正確に密閉さ
れてシールされるに適した偏平状となり、均一なシール
の連続自動化を可能にするものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すもので、第１図はその簡略
側面図、第２図は平面図、第３図は正面図、第４図は要
部の一部切欠側面図、第Ｓ図はその平面図、第３図は第
５図Ａ−Ａ線における断面図である。 （１）・・・＋１、（２）−−−ベルトコシベア、（６
Ｈ７）・・・上下挾持ベルト、（財）０３）・・・中間
づ−リ、（Ｊ５）・・・吸引ボックス、（１６）（１７
）・・・吸引口、（イ）・・・脱気ボックス、（ａ）・
・・袋、（１））・・・口部。 特許出願人　　出向井鉄工株式会社 代理人弁理士　　　中　尾　房　太　雌′”ｉ゛：パ ・弓

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ■　内部に物品を収納した袋を搬送するコシベアの一側
   縁に沿って、袋の口部を挾持してシール機構側に送り込
   む上下一対の挾持ベルトを配設し、これらの上下挾持ベ
   ルトの袋口受入側を互いに上下方向に離間させ、該離間
   部における上部挾持ベルトの上面に沿って複数個の空気
   吸引］」を有する吸引ボックスを配設し、これらの空気
   吸引口を上部挾持ベルトの外側方から下方に臨ませて該
   挾持ベルトの長さ方向に順次配列したことを特徴とする
   袋の口部自動緊張装置。