JPS59150072A - 高温熱処理用モリブデン治具の製造方法 - Google Patents
高温熱処理用モリブデン治具の製造方法Info
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- JPS59150072A JPS59150072A JP1978183A JP1978183A JPS59150072A JP S59150072 A JPS59150072 A JP S59150072A JP 1978183 A JP1978183 A JP 1978183A JP 1978183 A JP1978183 A JP 1978183A JP S59150072 A JPS59150072 A JP S59150072A
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- temperature
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- jig
- temp
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は高温強度に優れた高温熱処理用モリブデン治
具の製造方法に関する。
具の製造方法に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点J
一般に高温熱処理用モリブデン治具には、再結晶温度か
萬<、再結晶後の温度が高い八β、Si、にの一種又は
二種以上が含まれたドープモリブデン材料が使用されて
いる。
萬<、再結晶後の温度が高い八β、Si、にの一種又は
二種以上が含まれたドープモリブデン材料が使用されて
いる。
このド−プモリブデン材料かりなる高温熱処理用モリブ
デン冶具の製造方法は、従来第1図に示した方法、すな
わち焼結インゴットに熱間加工ケ施こすことによってモ
リブデン板を得る。その後加工のままの板あるいは再結
晶温度以下、通常は800℃〜1200°Cでの歪取9
焼鈍τ施こした板に二次成形加工を施こして高温熱処理
用モリブテン冶具とし、使用に供している。
デン冶具の製造方法は、従来第1図に示した方法、すな
わち焼結インゴットに熱間加工ケ施こすことによってモ
リブデン板を得る。その後加工のままの板あるいは再結
晶温度以下、通常は800℃〜1200°Cでの歪取9
焼鈍τ施こした板に二次成形加工を施こして高温熱処理
用モリブテン冶具とし、使用に供している。
しかし、上記の従来の加工法で得られたモリブデン材料
で製造された高温熱処理用冶具は、その使用温度がモリ
ブデン材料の再結晶温に以下の場合には使用中の熱疲労
やりIJ−プ現象によって変形することがないが、その
使用温度がモリブデン材料の再結晶温度以上の場合には
使用中の熱疲労やクリープ現象によって犬きく変形し、
特に寸法8朋τ必要とする高温構造部材に使用する場合
に問題が多い。
で製造された高温熱処理用冶具は、その使用温度がモリ
ブデン材料の再結晶温に以下の場合には使用中の熱疲労
やりIJ−プ現象によって変形することがないが、その
使用温度がモリブデン材料の再結晶温度以上の場合には
使用中の熱疲労やクリープ現象によって犬きく変形し、
特に寸法8朋τ必要とする高温構造部材に使用する場合
に問題が多い。
/ことえば、酸化物や炭化物などの化合物忙1800℃
以上の温度で焼結する自動化ラインで使用される焼結ボ
ートや焼結品積載板など高温熱処理用モリブデン冶具で
は、モリブデン材料の変形が大きくなると焼結部品の転
落が起ったり、極端な場合には隣り同志のモリブデン板
が接触してし壕い焼結品積載板 なくなシ、使用に耐えられなくなってしまう。
以上の温度で焼結する自動化ラインで使用される焼結ボ
ートや焼結品積載板など高温熱処理用モリブデン冶具で
は、モリブデン材料の変形が大きくなると焼結部品の転
落が起ったり、極端な場合には隣り同志のモリブデン板
が接触してし壕い焼結品積載板 なくなシ、使用に耐えられなくなってしまう。
本発明は以上の点を考慮してなさtたもので、従来の製
造方法による欠点を解消す仝7ヒめの高温強度に優れた
高温熱処理用モリブデンボートの製造方法葡提供するこ
と?目的とする。
造方法による欠点を解消す仝7ヒめの高温強度に優れた
高温熱処理用モリブデンボートの製造方法葡提供するこ
と?目的とする。
本発明に係る高温熱処理用モリブデンボートの製造方法
はA/、Si、にの一種又は二種以上を重量%でo、o
o s〜0.15%含んだドープモリブデン材料電具
備した高温熱処理用モリブデン冶具金製造する工程にお
いて、トータル加工率で85%以上の減面加工する第一
の工程と、第一の工程による加工のまま、あるいは第一
の工程後に再結晶温度以下の温度でひずみ取シ焼鈍を行
なった後、熱処理用ボートに成形加工する第二の工程と
、成形加工後に再結晶温度より100°C高い温度から
2200°Cまでの温度範囲にて加熱処理を行なう第三
の工程とを施すことを特徴としている。
はA/、Si、にの一種又は二種以上を重量%でo、o
o s〜0.15%含んだドープモリブデン材料電具
備した高温熱処理用モリブデン冶具金製造する工程にお
いて、トータル加工率で85%以上の減面加工する第一
の工程と、第一の工程による加工のまま、あるいは第一
の工程後に再結晶温度以下の温度でひずみ取シ焼鈍を行
なった後、熱処理用ボートに成形加工する第二の工程と
、成形加工後に再結晶温度より100°C高い温度から
2200°Cまでの温度範囲にて加熱処理を行なう第三
の工程とを施すことを特徴としている。
本発明に係る高温熱処理用モリブデン冶具の製造方法を
第2図に従って説明する。
第2図に従って説明する。
本発明に係るドープモリブデン全構成材料とする高温熱
処理用モリブデン冶具の製造方法はAz、Si、にの一
種又は二種以上が重量%で0.005〜0.15%、望
ましくは合計量が0.01〜−0.1%で、かつ二種以
上の場合には、それぞれが合計量の172あるいは1/
3童含1れたドーラ°モリブデン焼結体會鍛造、圧延な
どの熱間加工により加工率85%以上、望ましくは加工
率95%以上までの加工紫施こし、所定の板厚のモリブ
デン板とする。第一の工程と、第一の工程による加工の
まま、あるいは第一の工程後に再結晶温度以下の温度で
ひずみ取シ焼鈍會行なった後、熱処理用ボートに成形加
工する第二の工程と、その後、限足し7ζ温度範囲で加
熱処理勿行なう第三の工程ケ施こすことによって高温熱
処理用冶具の構成材料であるモリブデン板の再結晶粒2
細長く太きく成長させることによって、商温下の使用で
も変形あるいは割れの少ない高温熱処理用モリブデン冶
具が得られること領究明してなさねたものである。
処理用モリブデン冶具の製造方法はAz、Si、にの一
種又は二種以上が重量%で0.005〜0.15%、望
ましくは合計量が0.01〜−0.1%で、かつ二種以
上の場合には、それぞれが合計量の172あるいは1/
3童含1れたドーラ°モリブデン焼結体會鍛造、圧延な
どの熱間加工により加工率85%以上、望ましくは加工
率95%以上までの加工紫施こし、所定の板厚のモリブ
デン板とする。第一の工程と、第一の工程による加工の
まま、あるいは第一の工程後に再結晶温度以下の温度で
ひずみ取シ焼鈍會行なった後、熱処理用ボートに成形加
工する第二の工程と、その後、限足し7ζ温度範囲で加
熱処理勿行なう第三の工程ケ施こすことによって高温熱
処理用冶具の構成材料であるモリブデン板の再結晶粒2
細長く太きく成長させることによって、商温下の使用で
も変形あるいは割れの少ない高温熱処理用モリブデン冶
具が得られること領究明してなさねたものである。
ここで、本発明に係る高温熱処理用冶具の構成材料であ
るドープモリブデン材料の&A成範囲について説明する
と、AJ、Si、には加工後の加熱処理によυ整列した
微小ドープ孔゛と生成させ、この微小ドープ孔の効果に
よって再結晶粒を細長く大きく成長させるに必要な組成
範囲となる。この量が少なすぎると、その効果が小さく
、第二工程後の加熱処理によっても再結晶粒が亀甲状の
等軸結晶粒となυ、一方、量が多すぎると上述の微小ド
ープ孔で必要以上に大きく、かつ多量に生成させる/ζ
め、局部的に再結晶粒が亀甲状の等軸結晶粒となること
や、ドープ孔の集合および異常成長の起ることによる欠
陥穴の生魚することとなるため、高温下で使用する尚温
熱処理用モリブデン冶具として使用した場合、粒界すベ
クに伴なう異常変形や粒界割れおよび欠陥大音起点とす
る粒内割れt容易にさせる。したがって、この組成範囲
で使用するのが、打着しい。
るドープモリブデン材料の&A成範囲について説明する
と、AJ、Si、には加工後の加熱処理によυ整列した
微小ドープ孔゛と生成させ、この微小ドープ孔の効果に
よって再結晶粒を細長く大きく成長させるに必要な組成
範囲となる。この量が少なすぎると、その効果が小さく
、第二工程後の加熱処理によっても再結晶粒が亀甲状の
等軸結晶粒となυ、一方、量が多すぎると上述の微小ド
ープ孔で必要以上に大きく、かつ多量に生成させる/ζ
め、局部的に再結晶粒が亀甲状の等軸結晶粒となること
や、ドープ孔の集合および異常成長の起ることによる欠
陥穴の生魚することとなるため、高温下で使用する尚温
熱処理用モリブデン冶具として使用した場合、粒界すベ
クに伴なう異常変形や粒界割れおよび欠陥大音起点とす
る粒内割れt容易にさせる。したがって、この組成範囲
で使用するのが、打着しい。
次に、本発明に係る高温熱処理用ボートの構成材料であ
るドープモリブデン板の限定した加工率について説明す
ると、85%以上の加工率は加工後の加熱処理によって
再結晶粒を細長く大きく成長させるに必要な加工率範囲
である。加工率が少なすぎると、充分に加工繊維組織の
発達?行なわせることができず、加工後の限定した温度
範囲での加熱処理によっても再結晶粒が亀甲状の等軸結
晶粒となるため、高温下で使用する高温熱処理用モリブ
デン冶具として使用した場合、粒界すべりに伴なう異常
変形や粒界割れ盆容易にさせる。
るドープモリブデン板の限定した加工率について説明す
ると、85%以上の加工率は加工後の加熱処理によって
再結晶粒を細長く大きく成長させるに必要な加工率範囲
である。加工率が少なすぎると、充分に加工繊維組織の
発達?行なわせることができず、加工後の限定した温度
範囲での加熱処理によっても再結晶粒が亀甲状の等軸結
晶粒となるため、高温下で使用する高温熱処理用モリブ
デン冶具として使用した場合、粒界すべりに伴なう異常
変形や粒界割れ盆容易にさせる。
したがって、この範囲が好1しく、加工率が95%以上
であると更に好ましい。
であると更に好ましい。
ただし、加工率100%の場合はあり得ないので加工率
100%は含壕ない。
100%は含壕ない。
さらに、第三工程の加熱処理温度か、囲について説明す
ると、第二工程r経た後の第三工程の加熱処理は、85
%以上の加工率瞥で熱間加工を施こし、充分に加工繊維
組織を発達させた高温熱処理用モリブテン冶具の構成材
料であるドープモリブテン板の再結晶粒を細長く、犬さ
くジグザグに結合した状態にするための加熱処理温度で
、高温下で優2′1.1こ熱疲労強度やクリープ強度ケ
兼備させるに必要な温度範囲となる。この加熱処理温度
が低すぎると、衿結晶粒の成長を光分に行なわせること
ができないため、高温下で使用中に不安定な結晶粒成長
が起し、熱ダ労強度やクリープ強度のバラツキに生じさ
せ、一方、温度が高ずさ゛ると、細長く、大きくジグザ
グに成長した再結晶粒が過大に成長し、等軸結晶粒と同
様になるとともに、前述の微小ドープ孔の異常成長や集
合が起り、大きな欠陥穴となるため、高温下で使用する
高温熱処理用モリブデン冶具として使用し/ζ場合、粒
界すべりに伴なう異常変形や粒界割れを容易にさセ/こ
り、欠陥大業起点とする粒内割れτ容易にさせる。した
がって、この温度範囲で使用すると良い。
ると、第二工程r経た後の第三工程の加熱処理は、85
%以上の加工率瞥で熱間加工を施こし、充分に加工繊維
組織を発達させた高温熱処理用モリブテン冶具の構成材
料であるドープモリブテン板の再結晶粒を細長く、犬さ
くジグザグに結合した状態にするための加熱処理温度で
、高温下で優2′1.1こ熱疲労強度やクリープ強度ケ
兼備させるに必要な温度範囲となる。この加熱処理温度
が低すぎると、衿結晶粒の成長を光分に行なわせること
ができないため、高温下で使用中に不安定な結晶粒成長
が起し、熱ダ労強度やクリープ強度のバラツキに生じさ
せ、一方、温度が高ずさ゛ると、細長く、大きくジグザ
グに成長した再結晶粒が過大に成長し、等軸結晶粒と同
様になるとともに、前述の微小ドープ孔の異常成長や集
合が起り、大きな欠陥穴となるため、高温下で使用する
高温熱処理用モリブデン冶具として使用し/ζ場合、粒
界すべりに伴なう異常変形や粒界割れを容易にさセ/こ
り、欠陥大業起点とする粒内割れτ容易にさせる。した
がって、この温度範囲で使用すると良い。
ここで、第1の工程の前に、加工率で45%以上の減面
加工を行ない再結晶温度エリ200°C〜800°C高
い温度で加熱処理し、再結晶粒全均一に生成させる工程
(以下、予備工程と称す)?設けた耶由について説明す
る。
加工を行ない再結晶温度エリ200°C〜800°C高
い温度で加熱処理し、再結晶粒全均一に生成させる工程
(以下、予備工程と称す)?設けた耶由について説明す
る。
第1乃至第3の工程の目的は、長大結晶2形成させるこ
とである。それに対して、予備工程の目的は、再結晶粒
ヶ均一に生成させることである。つ1す、第1及び第2
の工程の加工は部分ごとに、被加工材に異なる歪?与え
、その馬具なる大きさの長大結晶τ形成させやすく、高
温強度にバラツキの有るモリブデン材が製造される場合
があっ1こ。そこで、第1の工程の前に第1の工程?設
けることにより、長大再結晶粒を比較的均一に生成させ
やすく、バラツキが少ないドープモリブテン材を提供す
る。予備工程\の加熱温度に関して、その温度が低すき
ると効果が少なく、一方、温度が高すきると、再結晶粒
が粗大になってしまうので、再結晶温度より200 ’
C〜soo’cの温度範囲が好ましい。し1こがって、
第1の工程の前に予備工程針設けることにより、本発明
の目的r、より一層有効に達成できる。
とである。それに対して、予備工程の目的は、再結晶粒
ヶ均一に生成させることである。つ1す、第1及び第2
の工程の加工は部分ごとに、被加工材に異なる歪?与え
、その馬具なる大きさの長大結晶τ形成させやすく、高
温強度にバラツキの有るモリブデン材が製造される場合
があっ1こ。そこで、第1の工程の前に第1の工程?設
けることにより、長大再結晶粒を比較的均一に生成させ
やすく、バラツキが少ないドープモリブテン材を提供す
る。予備工程\の加熱温度に関して、その温度が低すき
ると効果が少なく、一方、温度が高すきると、再結晶粒
が粗大になってしまうので、再結晶温度より200 ’
C〜soo’cの温度範囲が好ましい。し1こがって、
第1の工程の前に予備工程針設けることにより、本発明
の目的r、より一層有効に達成できる。
以上説明し/こように本発明によ汎ば、高温熱処理用モ
リブデン冶具の構成材料であるドープモリブデン材料τ
、限定した加工率で熱間加工し、加工のままあるいは再
結晶温度以下でのひずみ取焼鈍を行なった後、高温熱処
理用冶具に成形、その後限定し7こ熱処理温度範囲での
加熱処理を施こすことにより、ドープモリブデン材料の
熱疲労強度およびりIJ−プ強度を高めることが出来る
。
リブデン冶具の構成材料であるドープモリブデン材料τ
、限定した加工率で熱間加工し、加工のままあるいは再
結晶温度以下でのひずみ取焼鈍を行なった後、高温熱処
理用冶具に成形、その後限定し7こ熱処理温度範囲での
加熱処理を施こすことにより、ドープモリブデン材料の
熱疲労強度およびりIJ−プ強度を高めることが出来る
。
このため高温下で使用される高温熱処理用モリブデン冶
具の破壊寿命を大幅に伸ばし、かつ長時間安定状態で使
用でき、セラミック焼成炉や高温熱処理炉などの運転効
率と信頼性を大幅に向上できる効果がある。
具の破壊寿命を大幅に伸ばし、かつ長時間安定状態で使
用でき、セラミック焼成炉や高温熱処理炉などの運転効
率と信頼性を大幅に向上できる効果がある。
さらに、本発明に係る高温熱処理用モリブデン冶具を使
用することによって、希少金属を有効に活用できること
となり、工業上類る有用である。
用することによって、希少金属を有効に活用できること
となり、工業上類る有用である。
本発明の高温熱処理用モリブテン冶具の製造方法は、A
/?203.8iへ、に20をそれぞれ重量%で0.0
15%混合した平均粒径4μのドープモリブデン粉末を
2 ton/cI/1の圧力でプレス成形した後、水累
炉中で1830’OX 9Hrの条件で焼結し、焼結体
とした。
/?203.8iへ、に20をそれぞれ重量%で0.0
15%混合した平均粒径4μのドープモリブデン粉末を
2 ton/cI/1の圧力でプレス成形した後、水累
炉中で1830’OX 9Hrの条件で焼結し、焼結体
とした。
この焼結体を1100’O〜1400°Cの温度範囲で
熱間鍛造と、その後300°C〜1100℃の温度範囲
で熱間圧延により、加工率が82%、86%、98%に
なるように加工率を調整して板厚が2期のドープモリブ
デン板を得た。
熱間鍛造と、その後300°C〜1100℃の温度範囲
で熱間圧延により、加工率が82%、86%、98%に
なるように加工率を調整して板厚が2期のドープモリブ
デン板を得た。
次に、上記加工率の板厚2uのドープモリブデン板から
100 #AX 100 +11Jの角形素材を各々2
枚切り出し、角形板素材のドープモリブデン材料の再結
晶温度(1650°C)より600’0低い1050°
Cでのひずみ取り焼鈍を施こした。
100 #AX 100 +11Jの角形素材を各々2
枚切り出し、角形板素材のドープモリブデン材料の再結
晶温度(1650°C)より600’0低い1050°
Cでのひずみ取り焼鈍を施こした。
その後、上記角形板素材の4隅で、端部から5延の位置
に直径3朋の穴加工を施こしグヒ。
に直径3朋の穴加工を施こしグヒ。
次に穴加工後の角形板素材に2000°Ox2時間の加
熱処理を施こした後、加工率が同じ角形板(2)2枚を
4隅でモリブデン支持棒(3)℃支持、第3図に示す高
温熱処理用モリブデン冶具(1)に組立てたつ この第3図に示した高温熱処理用モリブデン冶具(1)
の角形板(2)の中央部にN量1即のW円板(4)を載
せたまま、1800°Cのル気流中に10Hr投入と室
温IHr放置との加熱、冷却サイクルを10回繰返し、
2回ごとの角形板(2)の4隅に対する反り量(M、、
M2)を測定、(1’vL +Mρ/2を平均反り量N
)とした。
熱処理を施こした後、加工率が同じ角形板(2)2枚を
4隅でモリブデン支持棒(3)℃支持、第3図に示す高
温熱処理用モリブデン冶具(1)に組立てたつ この第3図に示した高温熱処理用モリブデン冶具(1)
の角形板(2)の中央部にN量1即のW円板(4)を載
せたまま、1800°Cのル気流中に10Hr投入と室
温IHr放置との加熱、冷却サイクルを10回繰返し、
2回ごとの角形板(2)の4隅に対する反り量(M、、
M2)を測定、(1’vL +Mρ/2を平均反り量N
)とした。
この結果を第4図に示す。
第4図より明らかなように、本発明に係る閤温熱処理用
モリブデン冶具の製造方法によって得られた加工率が8
6%、98%の本発明例6.7の高温熱処理用モリブデ
ン冶具は、比較例5に示した加工率8昂のドープモリブ
デン板より得た高温熱処理用モリブテンボートに比較し
て平均反り量がてれぞれ約”/3.5 および約17
8と大巾に少なく、優れた耐熱板力性や耐クリープ性な
ど優れた高温強度を持つことが確認できた。
モリブデン冶具の製造方法によって得られた加工率が8
6%、98%の本発明例6.7の高温熱処理用モリブデ
ン冶具は、比較例5に示した加工率8昂のドープモリブ
デン板より得た高温熱処理用モリブテンボートに比較し
て平均反り量がてれぞれ約”/3.5 および約17
8と大巾に少なく、優れた耐熱板力性や耐クリープ性な
ど優れた高温強度を持つことが確認できた。
これらの結果は、本発明に係る高温熱処理用モリブデン
ボートの製造方法において、加工率で85%以上の鍛造
又は圧延加工し、加工後に再結晶温度以下でのひずみ取
焼鈍を行なった後、高温熱処理用ボートrぐ成形、その
後再結晶温度よりも100℃高い温度から2200°C
までの温度範囲にて加熱処理しンζことにより再結晶粒
が細長く大きくジグザグに結合した状態になったためで
あり、さらに、再結晶温度よりも充分高い温度での加熱
処理を行なうことにより本発明のモリブデン板の高温下
での使用中の金属組織の女定度が増し罠lてめとである
。
ボートの製造方法において、加工率で85%以上の鍛造
又は圧延加工し、加工後に再結晶温度以下でのひずみ取
焼鈍を行なった後、高温熱処理用ボートrぐ成形、その
後再結晶温度よりも100℃高い温度から2200°C
までの温度範囲にて加熱処理しンζことにより再結晶粒
が細長く大きくジグザグに結合した状態になったためで
あり、さらに、再結晶温度よりも充分高い温度での加熱
処理を行なうことにより本発明のモリブデン板の高温下
での使用中の金属組織の女定度が増し罠lてめとである
。
第1図は従来の高温熱処理用モリブテン冶具の製造方法
を説明する加工工程図、 第2図は本発明の高温熱処理用モリブデン冶具の製造方
法を説明する加工工程図、 第3図は高温熱処理用モリブデン冶具の概略図、 第4図は加熱、冷却試験後の反り量の測定結果で必る。 1は高温熱処理用モリブデン冶具、 2はモリブデン製角形板、 5は加工率82%の比較例のデータ、 6は加工率86%の不発明のデータ、 7は加工率98%の本発明のデータである。 第1図 第2図 第3回 第4 口 琲辺り枚 (回) 手続補正用く自発) 1、事件の表示 特願昭58−19781号 2、発明の名称 高温熱処理用モリブデン治具の製造方法3、補正をする
者 事件との関係 特許出願人 (307) 東京芝浦電気株式会社 4、代理人 ・100 東京都千代田区内幸町l−1−6 (1)明細書全文 (2)図面 6、補正の内容 (1)明細書全文を別紙のとおり訂正する。 (2)図面のうち第4図を別紙のとおり訂正する。 明 細 書 1、発明の名称 高温熱処理用モリブデン治具の製造方法2、特許請求の
範囲 L’AI、Si、にの一種又は二種1ス上が含まれたド
ープモリブデン材料を具備する高温熱処理用モリブデン
治具を製造する工程において、トータル加工率で85%
以上の減面加工する第一の工程と、第一の工程による加
工のまま、あるいは第一の工程後に再結晶温度以下の温
度でひずみ取り焼鈍を行なった後、熱処理用治具に成形
加工する第二の工程と、成形加工後に再結晶温度より1
00℃高い温度から2200℃までの温度範囲にて加熱
処理を行なう第三の工程とを持つことを特徴とする高温
熱処理用モリブデン治具の製造方法。 2、加工率は95%以上である特許請求の範囲第1項に
記載の高温熱処理用モリブデン治具の製造方法。 3、第一の工程の前に、加工率で45%以上の減面加工
を行ない、再結晶湿度より200℃〜800℃高い湿度
で加熱処理をし、再結晶粒を均一に生成させる工程を有
する特許請求の範囲第1項乃至第2項に記載の高温熱処
理用モリブデン治具の製造方法。 4、加工率は95%以上である特許請求の範囲第3項に
記載の高温熱処理用モリブデン治具の製造方法。 3、発明の詳細な説明 [発明の技術分野] この発明は高温強度に優れた高温熱処理用モリブデン冶
具の製造方法に関する。 [発明の技術的背景とその問題点] 一段に高温熱処理用モリブデン冶具には。 再結晶温度が高く、再結晶後の温度が高いAI 、Si
、にの一種又は二種以上が含まれたドープモリブデン
材料が使用されている。 このドープモリブデン材料からなる高温熱処理用モリブ
デン治具の製造方法は、従来第1図に示した方法、すな
わち焼結インゴットに熱間加工を施こすことによってモ
リブデン板を得る。その後加工のままの板あるい(よ再
結晶温度1ス下9通常は800℃〜1200℃での歪取
り焼鈍を施こした板に二次成形加工を施こして高温熱処
理用モリブデン治具とし、使用に供している。 しかし、上記の従来の加工法で得られ、たモリブデン材
料で製造された高温熱処理用冶具は、その使用温度がモ
リブデン材料の再結晶温度以上の場合には使用中の熱疲
労やクリープ現象によって変形することがないが、その
使用温度がモリブデン材料の再結晶温度以上の場合には
使用中の熱疲労やクリープ現象によって大きく変形し、
特に寸法精度を必要とする高温構造部材に使用する場合
に問題が多い。 たとえば、酸化物や炭化物などの化合物を1800℃以
上の温度で焼結する自動化ラインで使用される焼結ボー
トや焼結晶v4載板など高温熱処理用モリブデン治具で
は、モリブデン材料の変形が太き(なると焼結部品の転
落が起ったり、極端な場合には隣り同志のモリブデン板
が接触してしまい焼結部品を積載できなくなり、使用に
耐えられなくなってしまう。 [発明の目的] 本発明は以上の点を考慮してなされたもので、従来の製
造方法による欠点を解消するための高温強度に優れた高
温熱処理用モリブデンボートの製造方法を提供すること
を目的とする。 [発明の概要コ 本発明に係る高温熱処理用モリブデンボートの製造方法
はAI 、Si 、にの一種又は二種以上を重量%で0
,005〜0.75%含んだドープモリブデン材料を具
備する高温熱処理用モリブデン治具を製造する工程にお
いて、トータル加工率で85%以上の減面加工する第一
の工程と、第一の工程による加工のまま、あるいは第一
の工程後に再結晶温度以下の温度でひずみ取り焼鈍を行
なった後、熱処理用ボートに成形加工をする第二の工程
と、成形加工後に再結晶温度より100℃高い湿度から
2200℃までの温度範囲にて加熱処理を行なう第三の
工程とを施すことを特徴としている。 本発明に係る高温熱処理用モリブデン治具の製造方法を
第2図に従って説明する。 本発明に係るドープモリブデンを構成月利とする高温熱
処理用モリブデン治具の製造方法はAI 、Si 、に
の一種又は二種以上が重量%で o、oos〜0.75
%、望ましくは合計量が0.01〜0.6%で、かつ二
種以上の場合には、それぞれが合計量の1/2あるいは
1/3量含まれたドープモリブデン焼結体を鍛造。 圧延などの熱間加工により加工率85%以上。 望ましくは加工率95%以上までの加工を施こし、所定
の板厚のモリブデン板とする。第一の工程と、第一の工
程による加工のまま、あるいは第一の工8後に再結晶温
度以下の温度でひずみ取り焼鈍を行なった後、熱処理用
ボートに成形加工する第二の工程と、その後。 限定した温度範囲で加熱処理を行なう第三の工程を施こ
すことによって高温熱処理用治具の構成材料であるモリ
ブデン板の再結晶粒を細長(大きく(再結晶粒の幅に対
する長さは5以上、好ましくは15以上、更に好ましく
は25以上である)成長させることによって。 高温下の使用でも変形あるいは割れの少ない高温熱処理
用モリブデン治具が得られることを究明してなされたも
のである。 ここで2本発明に係る高温熱処理用冶具の構成材料であ
るドープモリブデン材料の組成範囲について説明すると
、AI 、Si 、には加工後の加熱処理により整列し
た微小ドープ孔を生成させ、この微小ドープ孔の効果に
よって再結晶粒を細長く大きく成長させるに必要な組成
範囲となる。この量が少なすぎると。 その効果が小さく、第二工程後の加熱処理によっても再
結晶粒が亀甲状の等軸結晶粒となり、一方、量が多すぎ
ると上述の微小ドープ孔を必要以上に大きく、かつ多量
に生成させるため1局部的に再結晶粒が亀甲状の等軸結
晶粒となることや、ドープ孔の集合および異常成長の起
ることによる欠陥穴の生成することとなるため、高温下
で使用する高温熱処理用モリブデン治具として使用した
場合1粒界すべりに伴なう異常変形や粒界割れおよび欠
陥穴を起点とする粒内割れを容易にさせる。 したがって、この組成範囲で使用するのが。 好ましい。 次に9本発明に係る高湿熱処理用ボートの構成材料であ
るドープモリブデン板の限定した加工率について説明す
ると、85%以上の加工率は加工後の加熱処理によって
再結晶粒を細長く大きく成長させるに必要な加工率範囲
である。加工率が少なすぎると、充分に加工繊維組織の
発達を行なわせることができず。 加工後の限定した温度範囲での加熱処理によっても再結
晶粒が亀甲状の等軸結晶粒となるため、高温下で使用す
る高温熱処理用モリブデン治具として使用した場合9粒
界すべりに伴なう異常変形や粒界割れを容易にさせる。 したがって、この範囲が好ましく、加工率が95%以上
であると更に好ましい。 ただし、加工率100%の場合はあり得ないので加工率
100%は含まない。 さらに、第三工程の加熱処理温度範囲について説明する
と、第二工程を経た後の第三工程の加熱処理は、85%
以上の加工率まで熱間加工を施こし、充分に加工繊維組
織を発達させた高温熱処理用モリブデン冶具の構成材料
であるドープモリブデン板の再結晶粒を細長く、大きく
ジグザグに結合した状態にするための加熱処理温度で、
高温下で優れた熱疲労強度やクリープ強度を兼備させる
に必要な温度範囲となる。この加熱処理温度が低すぎる
と、再結晶粒の成長を充分に行なわせることができない
ため、高温下で使用中に不安定な結晶粒成長が起り、熱
疲労強度やクリープ強度のバラツキを生じさせ、一方、
温度が高ずきると、細長く、大きくジグザグに成長した
再結晶粒が過大に成長し2等軸結晶粒と同様になるとと
もに、前述の微小ドープ孔の異常成長や集合が起り、大
きな欠陥穴となるため。 高温下で使用する高温熱処理用モリブデン治具として使
用した場合1粒界すべりに伴なう異常変形や粒界割れを
音場にさせたり、欠陥穴を起点とする粒内割れを容易に
させる。したがって、この温度範囲で使用すると良い。 ここで、第1の工程の前に、加工率で45%以上の減面
加工を行ない再結晶温度より 200℃〜800℃高い
温度で加熱処理し、再結晶粒を均一に生成させる工程(
以下、予備工程と称す)を設けた理由について説明する
。 第1乃至第3の工程の目的は、長大結晶を形成させるこ
とである。それに対して、予備工程の目的は、再植晶粒
を均一に生成させることである。つまり、第1及び第2
の工程の加工は部分ごとに、被加工材に異なる歪を与え
、その馬具なる大きさの長大結晶を形成させやすく、高
温強度にバラツキの有るモリブデン材が製造される場合
があった。そこで。 第1の工程の前に予備工程を設けることにより、長大再
結晶粒を比較的均一に生成させやす(、バラツキが少な
いドープモリブデン材を提供する。予備工程の加熱温度
に関して。 その湿度が低すぎると効果が少なく、一方。 温度が高すぎると、再結晶粒が世人になってしまうので
、再結晶温度より200℃〜800℃の温度範囲が好ま
しい。したがって、第1の工程の前に予備工程を設ける
ことにより2本発明の目的を、より一層有効に達成でき
る。 [発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、高温熱処理用モリ
ブデン治具の構成材料であるドープモリブデン材料を、
限定した加工率で熱間加工し、加工のままあるいは再結
晶温度以下でのひずみ取り焼鈍を行なった後、高温熱処
理用冶具に成形、その後限定()た熱処理温度範囲での
加熱処理を施こすことにより、ドープモリブデン材料の
熱疲労強度およびクリープ強度を高めることが出来る。 このため高温下で使用される高温熱処理用モリブデン治
具の破壊寿命を大幅に伸ばし。 かつ長時間安定状態で使用でき、セラミック焼成炉や高
温熱処理炉などの運転効率と信頼性を大幅に向上できる
効果がある。 さらに1本発明に係る高温熱処3’l用モリブデン治具
を使用することによって、希少金属を有効に活用できる
こととなり、工業上類る有用である。 [発明の実施例] 本発明の高温熱処理用モリブデン治具の製造方法は、△
I2O3、S! 02 、に20をそれぞれ重量%で
0,015%混合した平均粒径4μのドープモリブデン
粉末を2ton/C(g2の圧力でプレス成形した後、
水素炉中で1830℃X9l−1rの条件で焼結し、焼
結体とした。 この焼結体を1100℃〜1400℃の温度範囲で熱間
鍛造と、その後300℃〜1100℃の温度範囲で熱間
圧延により、加工率が82%、86%。 98%になるように加工率を調整して板厚が2mmのド
ープモリブデン板を得た。 次に、上記加工率の板厚21III11のドープモリブ
デン板から100mm x 100 mmの角形素材を
各々2枚切り出し、角形板素材のドープモリブデン材料
の再結晶温度(1650℃)より600℃低い1050
℃でのひずみ取り焼鈍を施こした。 その後、上記角形板素材の4隅で、端部から5n+mの
位置に直径3mmの穴加工を施こした。 次に穴加工後の角形板素材に2000℃X 2時間の加
熱処理を施こした後、加−■率が同じ角形板(2)2枚
を4隅でモリブデン支持棒(3)で支持、第3図に示す
高温熱処理用モリブデン治具(1)に組立てた。 この第3図に示した高温熱処理用モリブデン治具(1)
の角形板(2)の中央部に重量1 kgのW円板(4)
を載せたまま、 1800℃のH2気流中に10Hr投
入と室温1Hr放置との加熱、冷却サイクルを10回繰
返し、2回ごとの角形板(2)の4隅に対する反り量(
Ml 、M2 )を測定: (Ml +M2 ) /
2を平均反り量(M)とした。 この結果を第4図に示す。 第4図より明らかなように2本発明に係る高温熱処理用
モリブデン治具の製造方法によって得られた加工率が8
C%、98%の本発萌例6.7の高温熱処理用モリブデ
ン治具は、比較例5に示した加工率82%のドープモリ
ブデン板より得た高温熱処理用モリブデンボートに比較
して平均反り量がそれぞれ約1/3,5および約 1/
8と犬[1]に少なく、優れた耐熱疲労性や耐クリープ
性など優れた高温強度を持つことが確認できた。 次に前記の実施例で示した焼結インゴットを1ioo’
c〜1400℃の温度範囲で加工率が70%まで熱間鍛
造した後、再結晶湿度より 350℃高い2000℃×
1時間の再結晶粒均一化処理を行なった(予備工程)。 続いて再結晶粒均一化処理を施こしたモリブデン合金素
材を1100℃〜1400℃の温度範囲で鍛造と、その
後300°C〜1100℃の温度範囲で圧延により、冷
間加工率が98%の板厚2.0mmのモリブデン合金板
を得た。 上記モリブデン合金板から100 mmx 100 m
mの角形板素材を2枚切り出し、その後、角形板素材の
4隅で端部から5vnの位置に直径3mmの穴加工を施
こした。次に穴加工後の角形板素材に2000℃×2時
間の加熱処理を施こした後、第3図に示す高温熱処理用
モリブデン治具(1)に組立てた。 この第3図に示した高温熱処理用モリブデン治具(1)
の角形板(2)の中央部に重量1kgのW円板(4)を
載せたまま、 1800℃の1」2気流中に101−1
r投人と空温1l−1r放置との加熱冷却サイクルを1
0回繰返し、2回ごとの角形板(2)の4隅に対する反
り量(M+。 M2)を測定、(M+ 、M2 >/ ?を平均反り量
(M)とした。 この結果を第4図中に本発明例8として示す。 これらの結果は9本発明に係る高温熱処理用モリブデン
ボートの製造方法において、加工率で85%以上の鍛造
又は圧延加工し、加工後に再結晶湿度以下でのひずみ取
り焼鈍を行なった後、高温熱処理用ボー1〜に成形、そ
の後再結晶温度よりも 100℃高い温度から2200
℃までの温度範囲にて加熱処理したことにより再結晶粒
が細長く大ぎくジグザグに結合した状態になったためで
あり、さらに、再結晶温度よりも充分高い温度での加熱
処理を行なうことにより本発明のモリブデン板の高温下
での使用中の金属組織の安定度が増したためとである。 なお9本発明は、加工率が最も重要な事項であり1本発
明の製造方法により80%以上の加工を施こされ、その
後の加熱処理温度が本発明の加熱処理温度範囲より低い
が、その後の使用温度が二次再結晶温度より100℃以
上高い場合には、実質的に本発明のモリブデン材の製造
方法によって製造されたモリブデン材と同様の特性を保
持できる。 このため1本発明の製造方法によって製造されたモリブ
デン材が二次再結晶温度より100℃以上高い温度で使
用される場合には9本発明の一部である加熱処理温度範
囲より低い温度で加熱処理を施こした(たとえばひずみ
取り焼鈍)モリブデン材をも本発明に含むものである。 4、図面の簡単な説明 第1図は従来の高温熱処理用モリブデン治具の製造方法
を説明する加エエ稈図。 第2図は本発明の高温熱処理用モリブデン冶具の製造方
法を説明する加エエ稈図。 第3図は高温熱処理用モリブデン治具の概略図。 第4図は加熱、冷却試験後の反り量の測定結果である。 1は高温熱処理用モリブデン治具 2はモリブデン製角形板 5は加工率82%の比較例のデータ 6は加工率86%の本発明のデータ 7は加工率98%の本発明のデータ 8は再結晶粒均一化処理後に加工率98%を施こした本
発明のデータである。
を説明する加工工程図、 第2図は本発明の高温熱処理用モリブデン冶具の製造方
法を説明する加工工程図、 第3図は高温熱処理用モリブデン冶具の概略図、 第4図は加熱、冷却試験後の反り量の測定結果で必る。 1は高温熱処理用モリブデン冶具、 2はモリブデン製角形板、 5は加工率82%の比較例のデータ、 6は加工率86%の不発明のデータ、 7は加工率98%の本発明のデータである。 第1図 第2図 第3回 第4 口 琲辺り枚 (回) 手続補正用く自発) 1、事件の表示 特願昭58−19781号 2、発明の名称 高温熱処理用モリブデン治具の製造方法3、補正をする
者 事件との関係 特許出願人 (307) 東京芝浦電気株式会社 4、代理人 ・100 東京都千代田区内幸町l−1−6 (1)明細書全文 (2)図面 6、補正の内容 (1)明細書全文を別紙のとおり訂正する。 (2)図面のうち第4図を別紙のとおり訂正する。 明 細 書 1、発明の名称 高温熱処理用モリブデン治具の製造方法2、特許請求の
範囲 L’AI、Si、にの一種又は二種1ス上が含まれたド
ープモリブデン材料を具備する高温熱処理用モリブデン
治具を製造する工程において、トータル加工率で85%
以上の減面加工する第一の工程と、第一の工程による加
工のまま、あるいは第一の工程後に再結晶温度以下の温
度でひずみ取り焼鈍を行なった後、熱処理用治具に成形
加工する第二の工程と、成形加工後に再結晶温度より1
00℃高い温度から2200℃までの温度範囲にて加熱
処理を行なう第三の工程とを持つことを特徴とする高温
熱処理用モリブデン治具の製造方法。 2、加工率は95%以上である特許請求の範囲第1項に
記載の高温熱処理用モリブデン治具の製造方法。 3、第一の工程の前に、加工率で45%以上の減面加工
を行ない、再結晶湿度より200℃〜800℃高い湿度
で加熱処理をし、再結晶粒を均一に生成させる工程を有
する特許請求の範囲第1項乃至第2項に記載の高温熱処
理用モリブデン治具の製造方法。 4、加工率は95%以上である特許請求の範囲第3項に
記載の高温熱処理用モリブデン治具の製造方法。 3、発明の詳細な説明 [発明の技術分野] この発明は高温強度に優れた高温熱処理用モリブデン冶
具の製造方法に関する。 [発明の技術的背景とその問題点] 一段に高温熱処理用モリブデン冶具には。 再結晶温度が高く、再結晶後の温度が高いAI 、Si
、にの一種又は二種以上が含まれたドープモリブデン
材料が使用されている。 このドープモリブデン材料からなる高温熱処理用モリブ
デン治具の製造方法は、従来第1図に示した方法、すな
わち焼結インゴットに熱間加工を施こすことによってモ
リブデン板を得る。その後加工のままの板あるい(よ再
結晶温度1ス下9通常は800℃〜1200℃での歪取
り焼鈍を施こした板に二次成形加工を施こして高温熱処
理用モリブデン治具とし、使用に供している。 しかし、上記の従来の加工法で得られ、たモリブデン材
料で製造された高温熱処理用冶具は、その使用温度がモ
リブデン材料の再結晶温度以上の場合には使用中の熱疲
労やクリープ現象によって変形することがないが、その
使用温度がモリブデン材料の再結晶温度以上の場合には
使用中の熱疲労やクリープ現象によって大きく変形し、
特に寸法精度を必要とする高温構造部材に使用する場合
に問題が多い。 たとえば、酸化物や炭化物などの化合物を1800℃以
上の温度で焼結する自動化ラインで使用される焼結ボー
トや焼結晶v4載板など高温熱処理用モリブデン治具で
は、モリブデン材料の変形が太き(なると焼結部品の転
落が起ったり、極端な場合には隣り同志のモリブデン板
が接触してしまい焼結部品を積載できなくなり、使用に
耐えられなくなってしまう。 [発明の目的] 本発明は以上の点を考慮してなされたもので、従来の製
造方法による欠点を解消するための高温強度に優れた高
温熱処理用モリブデンボートの製造方法を提供すること
を目的とする。 [発明の概要コ 本発明に係る高温熱処理用モリブデンボートの製造方法
はAI 、Si 、にの一種又は二種以上を重量%で0
,005〜0.75%含んだドープモリブデン材料を具
備する高温熱処理用モリブデン治具を製造する工程にお
いて、トータル加工率で85%以上の減面加工する第一
の工程と、第一の工程による加工のまま、あるいは第一
の工程後に再結晶温度以下の温度でひずみ取り焼鈍を行
なった後、熱処理用ボートに成形加工をする第二の工程
と、成形加工後に再結晶温度より100℃高い湿度から
2200℃までの温度範囲にて加熱処理を行なう第三の
工程とを施すことを特徴としている。 本発明に係る高温熱処理用モリブデン治具の製造方法を
第2図に従って説明する。 本発明に係るドープモリブデンを構成月利とする高温熱
処理用モリブデン治具の製造方法はAI 、Si 、に
の一種又は二種以上が重量%で o、oos〜0.75
%、望ましくは合計量が0.01〜0.6%で、かつ二
種以上の場合には、それぞれが合計量の1/2あるいは
1/3量含まれたドープモリブデン焼結体を鍛造。 圧延などの熱間加工により加工率85%以上。 望ましくは加工率95%以上までの加工を施こし、所定
の板厚のモリブデン板とする。第一の工程と、第一の工
程による加工のまま、あるいは第一の工8後に再結晶温
度以下の温度でひずみ取り焼鈍を行なった後、熱処理用
ボートに成形加工する第二の工程と、その後。 限定した温度範囲で加熱処理を行なう第三の工程を施こ
すことによって高温熱処理用治具の構成材料であるモリ
ブデン板の再結晶粒を細長(大きく(再結晶粒の幅に対
する長さは5以上、好ましくは15以上、更に好ましく
は25以上である)成長させることによって。 高温下の使用でも変形あるいは割れの少ない高温熱処理
用モリブデン治具が得られることを究明してなされたも
のである。 ここで2本発明に係る高温熱処理用冶具の構成材料であ
るドープモリブデン材料の組成範囲について説明すると
、AI 、Si 、には加工後の加熱処理により整列し
た微小ドープ孔を生成させ、この微小ドープ孔の効果に
よって再結晶粒を細長く大きく成長させるに必要な組成
範囲となる。この量が少なすぎると。 その効果が小さく、第二工程後の加熱処理によっても再
結晶粒が亀甲状の等軸結晶粒となり、一方、量が多すぎ
ると上述の微小ドープ孔を必要以上に大きく、かつ多量
に生成させるため1局部的に再結晶粒が亀甲状の等軸結
晶粒となることや、ドープ孔の集合および異常成長の起
ることによる欠陥穴の生成することとなるため、高温下
で使用する高温熱処理用モリブデン治具として使用した
場合1粒界すべりに伴なう異常変形や粒界割れおよび欠
陥穴を起点とする粒内割れを容易にさせる。 したがって、この組成範囲で使用するのが。 好ましい。 次に9本発明に係る高湿熱処理用ボートの構成材料であ
るドープモリブデン板の限定した加工率について説明す
ると、85%以上の加工率は加工後の加熱処理によって
再結晶粒を細長く大きく成長させるに必要な加工率範囲
である。加工率が少なすぎると、充分に加工繊維組織の
発達を行なわせることができず。 加工後の限定した温度範囲での加熱処理によっても再結
晶粒が亀甲状の等軸結晶粒となるため、高温下で使用す
る高温熱処理用モリブデン治具として使用した場合9粒
界すべりに伴なう異常変形や粒界割れを容易にさせる。 したがって、この範囲が好ましく、加工率が95%以上
であると更に好ましい。 ただし、加工率100%の場合はあり得ないので加工率
100%は含まない。 さらに、第三工程の加熱処理温度範囲について説明する
と、第二工程を経た後の第三工程の加熱処理は、85%
以上の加工率まで熱間加工を施こし、充分に加工繊維組
織を発達させた高温熱処理用モリブデン冶具の構成材料
であるドープモリブデン板の再結晶粒を細長く、大きく
ジグザグに結合した状態にするための加熱処理温度で、
高温下で優れた熱疲労強度やクリープ強度を兼備させる
に必要な温度範囲となる。この加熱処理温度が低すぎる
と、再結晶粒の成長を充分に行なわせることができない
ため、高温下で使用中に不安定な結晶粒成長が起り、熱
疲労強度やクリープ強度のバラツキを生じさせ、一方、
温度が高ずきると、細長く、大きくジグザグに成長した
再結晶粒が過大に成長し2等軸結晶粒と同様になるとと
もに、前述の微小ドープ孔の異常成長や集合が起り、大
きな欠陥穴となるため。 高温下で使用する高温熱処理用モリブデン治具として使
用した場合1粒界すべりに伴なう異常変形や粒界割れを
音場にさせたり、欠陥穴を起点とする粒内割れを容易に
させる。したがって、この温度範囲で使用すると良い。 ここで、第1の工程の前に、加工率で45%以上の減面
加工を行ない再結晶温度より 200℃〜800℃高い
温度で加熱処理し、再結晶粒を均一に生成させる工程(
以下、予備工程と称す)を設けた理由について説明する
。 第1乃至第3の工程の目的は、長大結晶を形成させるこ
とである。それに対して、予備工程の目的は、再植晶粒
を均一に生成させることである。つまり、第1及び第2
の工程の加工は部分ごとに、被加工材に異なる歪を与え
、その馬具なる大きさの長大結晶を形成させやすく、高
温強度にバラツキの有るモリブデン材が製造される場合
があった。そこで。 第1の工程の前に予備工程を設けることにより、長大再
結晶粒を比較的均一に生成させやす(、バラツキが少な
いドープモリブデン材を提供する。予備工程の加熱温度
に関して。 その湿度が低すぎると効果が少なく、一方。 温度が高すぎると、再結晶粒が世人になってしまうので
、再結晶温度より200℃〜800℃の温度範囲が好ま
しい。したがって、第1の工程の前に予備工程を設ける
ことにより2本発明の目的を、より一層有効に達成でき
る。 [発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、高温熱処理用モリ
ブデン治具の構成材料であるドープモリブデン材料を、
限定した加工率で熱間加工し、加工のままあるいは再結
晶温度以下でのひずみ取り焼鈍を行なった後、高温熱処
理用冶具に成形、その後限定()た熱処理温度範囲での
加熱処理を施こすことにより、ドープモリブデン材料の
熱疲労強度およびクリープ強度を高めることが出来る。 このため高温下で使用される高温熱処理用モリブデン治
具の破壊寿命を大幅に伸ばし。 かつ長時間安定状態で使用でき、セラミック焼成炉や高
温熱処理炉などの運転効率と信頼性を大幅に向上できる
効果がある。 さらに1本発明に係る高温熱処3’l用モリブデン治具
を使用することによって、希少金属を有効に活用できる
こととなり、工業上類る有用である。 [発明の実施例] 本発明の高温熱処理用モリブデン治具の製造方法は、△
I2O3、S! 02 、に20をそれぞれ重量%で
0,015%混合した平均粒径4μのドープモリブデン
粉末を2ton/C(g2の圧力でプレス成形した後、
水素炉中で1830℃X9l−1rの条件で焼結し、焼
結体とした。 この焼結体を1100℃〜1400℃の温度範囲で熱間
鍛造と、その後300℃〜1100℃の温度範囲で熱間
圧延により、加工率が82%、86%。 98%になるように加工率を調整して板厚が2mmのド
ープモリブデン板を得た。 次に、上記加工率の板厚21III11のドープモリブ
デン板から100mm x 100 mmの角形素材を
各々2枚切り出し、角形板素材のドープモリブデン材料
の再結晶温度(1650℃)より600℃低い1050
℃でのひずみ取り焼鈍を施こした。 その後、上記角形板素材の4隅で、端部から5n+mの
位置に直径3mmの穴加工を施こした。 次に穴加工後の角形板素材に2000℃X 2時間の加
熱処理を施こした後、加−■率が同じ角形板(2)2枚
を4隅でモリブデン支持棒(3)で支持、第3図に示す
高温熱処理用モリブデン治具(1)に組立てた。 この第3図に示した高温熱処理用モリブデン治具(1)
の角形板(2)の中央部に重量1 kgのW円板(4)
を載せたまま、 1800℃のH2気流中に10Hr投
入と室温1Hr放置との加熱、冷却サイクルを10回繰
返し、2回ごとの角形板(2)の4隅に対する反り量(
Ml 、M2 )を測定: (Ml +M2 ) /
2を平均反り量(M)とした。 この結果を第4図に示す。 第4図より明らかなように2本発明に係る高温熱処理用
モリブデン治具の製造方法によって得られた加工率が8
C%、98%の本発萌例6.7の高温熱処理用モリブデ
ン治具は、比較例5に示した加工率82%のドープモリ
ブデン板より得た高温熱処理用モリブデンボートに比較
して平均反り量がそれぞれ約1/3,5および約 1/
8と犬[1]に少なく、優れた耐熱疲労性や耐クリープ
性など優れた高温強度を持つことが確認できた。 次に前記の実施例で示した焼結インゴットを1ioo’
c〜1400℃の温度範囲で加工率が70%まで熱間鍛
造した後、再結晶湿度より 350℃高い2000℃×
1時間の再結晶粒均一化処理を行なった(予備工程)。 続いて再結晶粒均一化処理を施こしたモリブデン合金素
材を1100℃〜1400℃の温度範囲で鍛造と、その
後300°C〜1100℃の温度範囲で圧延により、冷
間加工率が98%の板厚2.0mmのモリブデン合金板
を得た。 上記モリブデン合金板から100 mmx 100 m
mの角形板素材を2枚切り出し、その後、角形板素材の
4隅で端部から5vnの位置に直径3mmの穴加工を施
こした。次に穴加工後の角形板素材に2000℃×2時
間の加熱処理を施こした後、第3図に示す高温熱処理用
モリブデン治具(1)に組立てた。 この第3図に示した高温熱処理用モリブデン治具(1)
の角形板(2)の中央部に重量1kgのW円板(4)を
載せたまま、 1800℃の1」2気流中に101−1
r投人と空温1l−1r放置との加熱冷却サイクルを1
0回繰返し、2回ごとの角形板(2)の4隅に対する反
り量(M+。 M2)を測定、(M+ 、M2 >/ ?を平均反り量
(M)とした。 この結果を第4図中に本発明例8として示す。 これらの結果は9本発明に係る高温熱処理用モリブデン
ボートの製造方法において、加工率で85%以上の鍛造
又は圧延加工し、加工後に再結晶湿度以下でのひずみ取
り焼鈍を行なった後、高温熱処理用ボー1〜に成形、そ
の後再結晶温度よりも 100℃高い温度から2200
℃までの温度範囲にて加熱処理したことにより再結晶粒
が細長く大ぎくジグザグに結合した状態になったためで
あり、さらに、再結晶温度よりも充分高い温度での加熱
処理を行なうことにより本発明のモリブデン板の高温下
での使用中の金属組織の安定度が増したためとである。 なお9本発明は、加工率が最も重要な事項であり1本発
明の製造方法により80%以上の加工を施こされ、その
後の加熱処理温度が本発明の加熱処理温度範囲より低い
が、その後の使用温度が二次再結晶温度より100℃以
上高い場合には、実質的に本発明のモリブデン材の製造
方法によって製造されたモリブデン材と同様の特性を保
持できる。 このため1本発明の製造方法によって製造されたモリブ
デン材が二次再結晶温度より100℃以上高い温度で使
用される場合には9本発明の一部である加熱処理温度範
囲より低い温度で加熱処理を施こした(たとえばひずみ
取り焼鈍)モリブデン材をも本発明に含むものである。 4、図面の簡単な説明 第1図は従来の高温熱処理用モリブデン治具の製造方法
を説明する加エエ稈図。 第2図は本発明の高温熱処理用モリブデン冶具の製造方
法を説明する加エエ稈図。 第3図は高温熱処理用モリブデン治具の概略図。 第4図は加熱、冷却試験後の反り量の測定結果である。 1は高温熱処理用モリブデン治具 2はモリブデン製角形板 5は加工率82%の比較例のデータ 6は加工率86%の本発明のデータ 7は加工率98%の本発明のデータ 8は再結晶粒均一化処理後に加工率98%を施こした本
発明のデータである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 A/、Si、にの一種又は二種以上が含まれた
ドープモリブデン材料を具備する高温熱処理用モリブデ
ン冶具r製造する工程において、トータル加工率で85
%以上の減面加工する第一の工程と、第一の工程による
加工のまま、あるいは第一の工程後に再結晶温度以下の
温度でひずみ取り焼鈍金行なった後、熱処理用冶具に成
形加工する第二の工程と、成形加工後に再結晶温度より
100℃高い温度から2200°Cまでの温度範囲にて
加熱処理を行なう第三の工程と2持つこと全特徴とする
高温強度に優れた高温熱処理用モリブデン冶具の製造方
法。 2、 加工率は95%以上である特許請求の範囲第1項
に記載の高温熱処理用モリブデン冶具の製造方法。 3、 第一の工程の前に、加工率で45%以上の減面加
工を行7jい、再結晶温度より200℃〜800℃高い
温度で加熱処理をし、再結晶粒を均一に生成させる工程
を有する特許請求の範囲第1項乃至第2項に記載の高温
熱処理用モリブデン治具の製造方法。 4、 加工率は95%以上である特許請求の範囲第3項
に記載の高温熱処理用モリブテン治具の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978183A JPS59150072A (ja) | 1983-02-10 | 1983-02-10 | 高温熱処理用モリブデン治具の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978183A JPS59150072A (ja) | 1983-02-10 | 1983-02-10 | 高温熱処理用モリブデン治具の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59150072A true JPS59150072A (ja) | 1984-08-28 |
JPS6321747B2 JPS6321747B2 (ja) | 1988-05-09 |
Family
ID=12008864
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978183A Granted JPS59150072A (ja) | 1983-02-10 | 1983-02-10 | 高温熱処理用モリブデン治具の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59150072A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61501714A (ja) * | 1984-02-29 | 1986-08-14 | メタルウエルク プランゼ− ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 耐熱性モリブデン合金 |
CN104178717A (zh) * | 2014-09-12 | 2014-12-03 | 攀钢集团成都钢钒有限公司 | 一种钛合金油管的热处理方法 |
-
1983
- 1983-02-10 JP JP1978183A patent/JPS59150072A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61501714A (ja) * | 1984-02-29 | 1986-08-14 | メタルウエルク プランゼ− ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 耐熱性モリブデン合金 |
CN104178717A (zh) * | 2014-09-12 | 2014-12-03 | 攀钢集团成都钢钒有限公司 | 一种钛合金油管的热处理方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6321747B2 (ja) | 1988-05-09 |
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