JPS59150033A - 刷子用摺動接点材料 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、（１イ接点点月料の改良に関する。

従来、摺動接点材料としては各種材料か用いられ７、と
りわけ刷子接点用の材料としては、Ａｕ６９〜７１車量
％、ｐｔ４〜６Ｍ量％、Ａｇ９〜１１重量％、　　Ｃｕ
　１３−１５ｍ１ｔ％、　Ｎ　ｉ　Ｏ，５−１，５重量
％より成る合金材料か広く用いられていた。

然し乍ら、この合金材料で製作した刷子接点では、整流
子との摺’ｆＦｊＪ時の耐摩耗性か劣り、摩耗粉か生し
易く、ノイズ発生の原因となっていた。

本発明は、斯かる欠点を解消すへくなされものであり、
前記合金材料をｌとしてこれに特定の元素を僅かに添加
させて、耐摩耗性を向上させた摺動接点材料を提供せん
とするものである。

本発明の摺動接点材料は、Ａ　ｕ　６９〜７１重量％。

ＰＬ４〜６市量％、重量　ｇ　９〜ｌｉ市量重量Ｃｕ１
３〜１５重量％、ＮｉＯ，５〜１．５重量％より成る合
金材料に、その組成比に変更を加えずに、Ｉｎを１〜１
０重量％とＴｅ、Ｔｉ、Ｌｉ、Ｍｇの少なくとも一種を
０．５〜３重量％添加して成るものである。

本発明の摺動接点材料Ｑこ於いて、へＬ１６９〜７１重
量％、Ｐｔ４〜６重量％、Ａｇ９〜１１重量％、　　Ｃ
ｕ１３〜１５重量％、Ｎｉ０．５〜１．５重量％より成
る合金材料に、その組成比に変更を加えずに、Ｉｎを１
〜１０重量％と”ｌ”ｅ、Ｔｉ、Ｉ−ｉ、Ｍｇの少なく
とも一種を０．５〜３重量％添加している理由は、前記
合金材料の耐摩耗性を向」二ずへ＜Ｉｎと′Ｉ″ｅ。

Ｔｉ、Ｌｉ、Ｍｇとの金属間化合物の分（）支によって
硬くする為で、０．５重蓋％未病ではその効果を十分発
揮てきＪ゛、Ｉｎが１０重量％あるいは１゛ｅ。

１・ｉ、Ｌ　ｉ、Ｍｇの少なくとも一種か３重量％を超
えると酸化物の発生量が多くなり、接触抵抗か高くなり
、その上不安定となるものである。

次に下記の左欄に示Ｊ−成分組成の本発明による摺動接
点材料と従来の摺動接点材料を用いて夫々線径０．７Ｉ
ＩＩｆｆｌの刷子線材を作り、これを各々長さ８ｍｍ４
こ切断し、２本並列させて一端を１陥ＩＱｍ＋＋、長さ
さ１３ｍｌ１！＋　厚さ０．２μの台材に溶接し、他端
Ｇこ２Ｒの円弧状の接触部を曲成して刷子接点を作った
。

そして夫々の刷子接点を円盤状の整流子Ｑこ接触させ、
整流子を正逆回転させて下記の試験条件Ｇこて摺動試験
を行い、摩耗量及び接触抵抗を測定した処、下記の表の
右欄に示すような結果を得た。

試験条件 電　　　　流　　：　　　０．６Ａ 電　　　　圧　　＝　　１２ｖ 負　　　荷　：　抵抗負荷 回転速度　　：　　１０００ｒ　ｐ　ｍ周　　　　速　
　：　　　　１３０〜１２０　ｍ　／　ｍｉｎ接触カニ
　　１００ｇ 試験時間　　：　　７時間 （３） 上記の表で明らかなように実施例１〜４の刷子接点は従
来例の刷子接点に比し摩耗量か著しく少なく、接触抵抗
か低く安定していることか判る。

これはひとえに実施例１〜４の刷子接点の刷子線材を構
成している本発明の摺動接点材料か、ＩｎとＴｅ、Ｔ　
ｉ、Ｌ　ｉ、Ｍｇとの金属間化合物の分散によって硬く
なり、耐摩耗性か向上するからに他ならない。

以上詳記した通り本発明による摺動接点材料によれば、
従来の摺動接点材料に比へ著しく耐摩耗性に優れ、摩耗
粉の発生量か極めて少なく、ノイスの発生が殆んと無く
、また従来の摺動接点材料による場合よりも低く安定し
た接触抵抗を有する刷子接点を得ることかできるという
効果かある。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 Ａ　ｕ　６’ｌＪ−７１重量％、Ｐｔ４〜６市量％、　
   Ａｇ９〜１１ｍｆｆ１％、Ｃｕ１３〜１５重量％、　　
   Ｎ　ｉ　Ｏ，５〜Ｌ５重量％より成る合金材料に、その
   組成比に変更を加えずにｉ　ｎを１〜１０重量％と１−
   ｅ、　ｉ’　ｉ、　　Ｌ　ｉ。 Ｍｇの少なくとも一種を０．５〜３市量重量加して成る
   摺動接点Ｈ料。