JPS5914970B2 - コアレスモ−タのロ−タコイルの製法 - Google Patents

コアレスモ−タのロ−タコイルの製法

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Publication number
JPS5914970B2
JPS5914970B2 JP12662178A JP12662178A JPS5914970B2 JP S5914970 B2 JPS5914970 B2 JP S5914970B2 JP 12662178 A JP12662178 A JP 12662178A JP 12662178 A JP12662178 A JP 12662178A JP S5914970 B2 JPS5914970 B2 JP S5914970B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
synthetic resin
coil
resin adhesive
pallet
rotor coil
Prior art date
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Expired
Application number
JP12662178A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5553158A (en
Inventor
展輝 前川
茂樹 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Publication of JPS5553158A publication Critical patent/JPS5553158A/ja
Publication of JPS5914970B2 publication Critical patent/JPS5914970B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
  • Dc Machiner (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコアレスモータのロータコイルの製法に関し、
芯材1外周に加熱にて接着効果のでる合成樹脂接着パレ
ット2を巻いてこの合成樹脂接着パレット2外周に線材
3を巻回したのちこの線材3の外周にさらに加熱にて接
着効果のでる合成樹脂接着パレット2を巻き付け、芯材
1を抜いたのち合成樹脂接着パレット2,2を加熱して
コイルに成形することを特徴とするコアレスモータのロ
ータコイルの製法に係るものである。
従来のコアレスモータのロータコイルは例えば実開昭5
2−1781号公報にて提供されているように、芯材1
に線材3を巻いて(第1図aに示す)この線材3を押し
つぶして板状にしく第1図すに示す)、これを円筒状に
成形してロータコイルが形成されているもので、このよ
うにロータコイルは線材1を巻いて形成しただけのもの
であるので、レアショート等絶縁に関して問題が多く、
またロータコイル回転時の振れによるステータとの接触
を原因とするコイル短絡が生じるおそれもあった。
本発明は上記の点に鑑みて成されたものであって、レア
ショート等の発生を防止でき、しかもロータコイル回転
時の振れによるステータとの接触を原因とするコイル短
絡を防止できるロータコイルを簡単に製造できるコアレ
スモータのロータコイルの製法を提供することを目的と
するものである。
以下本発明を実施例により詳述する。
先ず第2図のように芯材1の外周に合成樹脂接着パレッ
ト2を巻いて、さらにこの合成樹脂接着パレット2の外
周に熱融着ポリウレタン被覆電線のような線材3を実用
上必要な程度の密度で巻回し、この巻回した線材3の外
周側にさらに合成樹脂接着パレット2を巻く。
合成樹脂接着パレット2は常温では固体で熱をかけるこ
とにより融けて接着効果が生じる低重合の合成樹脂材で
形成してあり、常温では通常のプラスチックと同様の特
性を有するものである。
次に第3図のように上記2層の合成樹脂接着パレット2
,2と線材3より成るコイル素材4より芯材1を抜き、
筒状コイル素材4の角部を軸方向にずらせて板状となる
よう第4図のように押しつぶし、この押しつぶして板状
にしたコイル素材4を第5図のように円筒状にして加熱
を行なう。
10は必要に応じて設けたタップである。加熱を行なう
と合成樹脂接着パレット2,2が溶融して接着力が生じ
、線材3は合成樹脂接着パレット2,2で内外周両側を
覆われて合成樹脂接着パレット2に接着されると共に相
接している線材3間にも合成樹脂接着パレット2が及ん
で線材3のレアショートを防止する。
コイル素材4を第4図のように押しつぶしたときに線材
3は内外二重となって第6図のようにロータコイルA(
こは内周部コイル11と外周部コイル12とが形成され
るが、この内周部コイル11と外周部コイル12との間
にも合成樹脂接着パレット2が介在されてレアショート
を防止する。
このように線材3の内外両側を合成樹脂接着パレット2
,2の絶縁層で覆われたロータコイルAが形成され、こ
のロータコイルAは第7図のようにコアレ、スモークに
組込んで使用に供す。
第7図中5はステータ、6は出力軸、7はヨーク、8は
刷子、9は軸受である。
しかして本発明により製造したロータコイルAを用いた
コアレスモーフにあっては、ロータコイルAの回転時の
振れによるロータコイルAとステータ5との間に接触が
生じてもロータコイルAは合成樹脂パレット2の絶縁層
で覆われているので、コイル短絡の発生を防止できるも
のであり、また加熱溶融時に合成樹脂接着パレット2が
相接している線材3間のすき間番こ入り込んで線材3間
の絶縁を行なうと共に内周部コイル11と外周部12と
の間にも合成樹脂接着パレット2が介在するので、印加
電圧を高くしても絶縁が確保できるものである。
尚、上記実施例ではコイル素材4を円筒状にした後に加
熱したが、心材1を抜いた第3図の状態のとき、または
コイル素材4を平板状に押しつぶした第4図の状態のと
きOこ加熱を行なうようにしてもよい。
またコイル素材4を板状をと押しつぶした際の内周部コ
イル11と外周部コイル12との間にこのコイル素材4
の合成樹脂接着パレット2以外の加熱硬化した合成樹脂
接着パレット2を挿入介在させてもよい。
第9図は本発明の他の実施例の一工程を示すもので、芯
材1に巻く合成樹脂接着パレット2に層間バリア13を
平行ζご突設したもので、この層間バリア13は3条以
上突設する。
このものでは層間バリア13,13間に線材3を巻くも
のであり、ロータコイルAこと成形すると第10図のよ
うに線材1は層間バリア13で絶縁される。
【図面の簡単な説明】
第1図aybは従来例の斜視図と正面図、第2図乃至第
5図は本発明の工程を示す斜視図、第6図は第5図の一
部切欠拡大断面図、第1図は同上により製造したロータ
コイルを用いたコアレスモーフの断面図、第8図は第7
図の一部切欠断面図、第9図は本発明の他の実施例の一
工程を示す一部切欠斜視図、第10図は同上より製造し
たロータコイルの一部切欠拡大断面図である。 1は芯材、2は合成樹脂接着パレット、3は線材である

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 芯材外周に加熱にて接着効果のでる合成樹脂接着パ
    レットを巻いてこの合成樹脂接着パレット外周に線材を
    巻回したのちこの線材の外周にさらに加熱にて接着効果
    のでる合成樹脂接着パレットを巻き付け、芯材を抜いた
    のち合成樹脂接着パレットを加熱してコイルに成形する
    ことを特徴とするコアレスモータのロータコイルの製法
JP12662178A 1978-10-14 1978-10-14 コアレスモ−タのロ−タコイルの製法 Expired JPS5914970B2 (ja)

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JP12662178A JPS5914970B2 (ja) 1978-10-14 1978-10-14 コアレスモ−タのロ−タコイルの製法

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Publication Number Publication Date
JPS5553158A JPS5553158A (en) 1980-04-18
JPS5914970B2 true JPS5914970B2 (ja) 1984-04-06

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ID=14939721

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12662178A Expired JPS5914970B2 (ja) 1978-10-14 1978-10-14 コアレスモ−タのロ−タコイルの製法

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JPS63182279U (ja) * 1987-05-18 1988-11-24
JPH0422065Y2 (ja) * 1985-07-15 1992-05-20
JPH0521661Y2 (ja) * 1985-07-15 1993-06-03
JPH0531269Y2 (ja) * 1988-10-18 1993-08-11

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