JPS591495Y2 - 果実袋 - Google Patents
果実袋Info
- Publication number
- JPS591495Y2 JPS591495Y2 JP17338681U JP17338681U JPS591495Y2 JP S591495 Y2 JPS591495 Y2 JP S591495Y2 JP 17338681 U JP17338681 U JP 17338681U JP 17338681 U JP17338681 U JP 17338681U JP S591495 Y2 JPS591495 Y2 JP S591495Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- fruit
- clasp
- piece
- clasp piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Protection Of Plants (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は梨、葡萄、林檎等の果実類の栽培において果実
の病害虫防除のために突掛を行う際に使用する止金片を
具備した果実袋に関するものである。
の病害虫防除のために突掛を行う際に使用する止金片を
具備した果実袋に関するものである。
従来のこの種果実装は、第6図に示す止金片イの近傍両
側に袋の口部から止金片イと平行に切り込み口を縦設し
た実開昭52−50951号公報の果実袋、第7図に示
す袋体ハの重合貼着部に折返線に平行な止金片イを挟持
し、かつ折返線に平行な切り込み口を設けて重合貼着部
の上端部を袋体ハから遊離させた実公昭51−1715
7号公報の果実袋、第8図に示す袋体ハの口部−側近傍
に、口縁側から適宜長さの切り込み口を上記−側とはパ
平行に入れて、−側部に止金片イを止着した舌片を形成
した実開昭52−79339号公報の果実袋、第9図に
示す貼り合わせ部を袋口から上方に延長して突出部を形
成し、この突出部の上方から貼り合わせ部に亙って止金
片イを内装し、この側方に切り込み口を設けた実公昭4
9−12046号公報の果実袋等がある。
側に袋の口部から止金片イと平行に切り込み口を縦設し
た実開昭52−50951号公報の果実袋、第7図に示
す袋体ハの重合貼着部に折返線に平行な止金片イを挟持
し、かつ折返線に平行な切り込み口を設けて重合貼着部
の上端部を袋体ハから遊離させた実公昭51−1715
7号公報の果実袋、第8図に示す袋体ハの口部−側近傍
に、口縁側から適宜長さの切り込み口を上記−側とはパ
平行に入れて、−側部に止金片イを止着した舌片を形成
した実開昭52−79339号公報の果実袋、第9図に
示す貼り合わせ部を袋口から上方に延長して突出部を形
成し、この突出部の上方から貼り合わせ部に亙って止金
片イを内装し、この側方に切り込み口を設けた実公昭4
9−12046号公報の果実袋等がある。
上述の如き止金片イを突出した果実袋又は止金片イの側
方に切り込み口を設けた果実袋は袋の口部をや・緊迫し
て止めることが出来るが、果実袋の形状が肩上り状態と
なり果実を袋の中央に位置することができず、又止金片
イの残った下端部が果実に接触して果実を傷付は易い欠
点があった。
方に切り込み口を設けた果実袋は袋の口部をや・緊迫し
て止めることが出来るが、果実袋の形状が肩上り状態と
なり果実を袋の中央に位置することができず、又止金片
イの残った下端部が果実に接触して果実を傷付は易い欠
点があった。
又、第10図に示す袋体ハの止金片イの内側糊着部に対
し、口縁との間に僅かに接触部を隔て、止金片イと平行
に切り込み口を形成した実公昭48−26663号公報
の果実袋、第11図に示す重合貼着部の上端部に折返線
に平行な止金片イを挟持し、折返線に平行な切り込み口
を設けるとともに横方向切り込み口を設けてなる実開昭
49−83252号公報の果実袋の如き止金接着部が上
端を残して下部を切り離した果実袋は、止金片イがあま
りにも上部に偏位し、袋体ハの口部の最上部を固定する
形になって締めにくく、袋の口を窄めた際に止金片イが
口部から離脱し易いという欠点か゛あった。
し、口縁との間に僅かに接触部を隔て、止金片イと平行
に切り込み口を形成した実公昭48−26663号公報
の果実袋、第11図に示す重合貼着部の上端部に折返線
に平行な止金片イを挟持し、折返線に平行な切り込み口
を設けるとともに横方向切り込み口を設けてなる実開昭
49−83252号公報の果実袋の如き止金接着部が上
端を残して下部を切り離した果実袋は、止金片イがあま
りにも上部に偏位し、袋体ハの口部の最上部を固定する
形になって締めにくく、袋の口を窄めた際に止金片イが
口部から離脱し易いという欠点か゛あった。
更に、第12図に示す袋体ハの開口部のふちに止金片イ
の一部又は全部を接着した実開昭 53−5447号公報の果実袋の如き横止金人袋は、突
掛は時において袋口を窄める際に止金片イの両端が手指
につかえてしまい作業能率を著しく阻害し、手指を傷付
は易いという欠点があった。
の一部又は全部を接着した実開昭 53−5447号公報の果実袋の如き横止金人袋は、突
掛は時において袋口を窄める際に止金片イの両端が手指
につかえてしまい作業能率を著しく阻害し、手指を傷付
は易いという欠点があった。
なお、従来周知の縦止金人袋は突掛は能率は非常にすぐ
れているが、被袋した際に袋の止金封入側がどうしても
持ち上り、そのため袋の形状が眉上り状態となり、果実
を袋の中央に位置することが出来ない。
れているが、被袋した際に袋の止金封入側がどうしても
持ち上り、そのため袋の形状が眉上り状態となり、果実
を袋の中央に位置することが出来ない。
又、止金片を果実の果軸に充分巻き付けることができな
いため袋の口部を果軸に密着させることが出来なかった
。
いため袋の口部を果軸に密着させることが出来なかった
。
そのために、雨水や散布農薬、病害虫の侵入の恐れがあ
る場合もあった。
る場合もあった。
又、止金片イの残った下端部が果実の肥大とともに果実
に接触し果実を損傷する欠点もある。
に接触し果実を損傷する欠点もある。
本考案は上記欠点を一掃し得る果実袋を安価に提供する
ことを目的とするものにして、突掛は時においてワンタ
ッチ操作により止金部を袋の口部に対して平行に為し得
るようにしたことを特徴とするものである。
ことを目的とするものにして、突掛は時においてワンタ
ッチ操作により止金部を袋の口部に対して平行に為し得
るようにしたことを特徴とするものである。
次に本考案の構成および作用を図面の実施例により説明
する。
する。
袋体1の内側適当箇所において止金片3を袋体開口部に
向けて縦方向に封入し、止金片3の周囲における左右両
側に上下一対の切り込み5又はミシン目(図示せず)を
止金片3と平行に縦設してその止金片3の左右両側中央
に接続部4を形威し、止金片3周囲における袋体1の底
部方向下側に止金片3と直角方向に切り込み6又はミシ
ン目(図示せず)を横設してなるものである。
向けて縦方向に封入し、止金片3の周囲における左右両
側に上下一対の切り込み5又はミシン目(図示せず)を
止金片3と平行に縦設してその止金片3の左右両側中央
に接続部4を形威し、止金片3周囲における袋体1の底
部方向下側に止金片3と直角方向に切り込み6又はミシ
ン目(図示せず)を横設してなるものである。
なお、双方の切り込み5,6は第1図のように接続して
設けてもよいが、突掛は時に手指で容易に切れる程度に
第2図のように切り残し部を設けてもよい。
設けてもよいが、突掛は時に手指で容易に切れる程度に
第2図のように切り残し部を設けてもよい。
而して、第3図第4図第5図に示すように果実に被袋し
た袋の袋口8を窄め、かつ止金片3周囲の袋を止金片3
寄りに縮め、その後止金片3の両側の上下一対の切り込
み5又はミシン目により形成された中央接続部4を中心
に止金部7を廻動して、袋体開口部に対して水平状態と
なし、止金部7の両端を果軸に完全に巻着せしめるもの
である。
た袋の袋口8を窄め、かつ止金片3周囲の袋を止金片3
寄りに縮め、その後止金片3の両側の上下一対の切り込
み5又はミシン目により形成された中央接続部4を中心
に止金部7を廻動して、袋体開口部に対して水平状態と
なし、止金部7の両端を果軸に完全に巻着せしめるもの
である。
なお、ミシン目の場合はこれを切り離してから止金部8
を水平状態にすることは勿論である。
を水平状態にすることは勿論である。
本考案は上記の如き構成を有するから次の効果を発揮す
るものである。
るものである。
1 止金片S“の左右側方中央には止金部7と袋体1の
接続部4が設けであるので、突掛は時には袋口8の上端
よりや・下った所を緊迫に巻着することが出来るから袋
の密封が確実なものになる。
接続部4が設けであるので、突掛は時には袋口8の上端
よりや・下った所を緊迫に巻着することが出来るから袋
の密封が確実なものになる。
2 止金部7の両端が切りはなされ、止金片3が果梗に
対して真横に倒されるので両端を使って完全に緊迫に果
梗に巻き付けることができる。
対して真横に倒されるので両端を使って完全に緊迫に果
梗に巻き付けることができる。
袋の形状が眉上り状態になることはなく、果実を袋体1
の中心に容易に位置させることができる。
の中心に容易に位置させることができる。
又、止金片3の下端で果実を傷つけることはない。
3 袋体1の縦方向に止金片3が封入されであるので突
掛けの際に袋口8をすぼめる時にも手指につかえず、ど
の形態の止金入袋よりも作業能率が良好である。
掛けの際に袋口8をすぼめる時にも手指につかえず、ど
の形態の止金入袋よりも作業能率が良好である。
又、止金片3には製紙が貼りつけであるので止金片3の
金属部に直接手指が触れることなく1日数千枚の突掛は
作業をしても手指を傷つけない。
金属部に直接手指が触れることなく1日数千枚の突掛は
作業をしても手指を傷つけない。
図面は本考案の実施例であり、第1図第2図は正面図、
第3図第4図第5図は作用状態図、第6図〜第12図は
従来の果実袋である。 1・・・袋体、3・・・止金片、4・・・接続部、5,
6・・・切り込み。
第3図第4図第5図は作用状態図、第6図〜第12図は
従来の果実袋である。 1・・・袋体、3・・・止金片、4・・・接続部、5,
6・・・切り込み。
Claims (1)
- 袋体の内側適当箇所において止金片を開口部に向って縦
方向に封入し、この止金片の周囲における左右両側に上
下一対の切り込み又はミシン目を止金片と平行に縦設し
てその両側中央にそれぞれ接続部を形成し、止金片の周
囲における袋体の底部方向下側に切り込み又はミシン目
を横設し、前記の縦設した左右切り込み又はミシン目の
下端と横設した切り込み又はミシン目の両端を連結又は
容易に切り離せる程度に配置せしめて、前記接続部を中
心として袋体開口部と平行状態に止金片を廻動出来るよ
うになしたことを特徴とする果実袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17338681U JPS591495Y2 (ja) | 1981-11-20 | 1981-11-20 | 果実袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17338681U JPS591495Y2 (ja) | 1981-11-20 | 1981-11-20 | 果実袋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57158343U JPS57158343U (ja) | 1982-10-05 |
JPS591495Y2 true JPS591495Y2 (ja) | 1984-01-17 |
Family
ID=29965247
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17338681U Expired JPS591495Y2 (ja) | 1981-11-20 | 1981-11-20 | 果実袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS591495Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-11-20 JP JP17338681U patent/JPS591495Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57158343U (ja) | 1982-10-05 |
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